JP3282942B2 - 電子部品供給装置 - Google Patents
電子部品供給装置Info
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- JP3282942B2 JP3282942B2 JP06306995A JP6306995A JP3282942B2 JP 3282942 B2 JP3282942 B2 JP 3282942B2 JP 06306995 A JP06306995 A JP 06306995A JP 6306995 A JP6306995 A JP 6306995A JP 3282942 B2 JP3282942 B2 JP 3282942B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を基板の所定
位置に自動的に実装する装置において、電子部品を保持
しているテープをテープカッタで切断して電子部品を供
給する電子部品供給装置に関するものである。
位置に自動的に実装する装置において、電子部品を保持
しているテープをテープカッタで切断して電子部品を供
給する電子部品供給装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のアキシャル型電子部品挿入装置に
おける電子部品供給装置について、図４〜図６を参照し
ながら説明する。
おける電子部品供給装置について、図４〜図６を参照し
ながら説明する。
【０００３】図４において、電子部品２１はリード線を
有しており、そのリード線の両端部がテープ２２にて保
持されて多数の電子部品２１が所定ピッチで連結された
テープ状電子部品集合体（以下、電子部品連と称する）
２３が構成されている。２４は電子部品連を所定ピッチ
間隔毎に繰り出して電子部品２１を順次所定位置に供給
するように構成されている部品保持部である。部品保持
部２４は、電子部品２１の種類別に多数並列して配設さ
れるとともにその並列方向に沿うＭ方向に移動可能に構
成され、必要な電子部品２１を所定の供給位置に位置決
めできるように構成されている。
有しており、そのリード線の両端部がテープ２２にて保
持されて多数の電子部品２１が所定ピッチで連結された
テープ状電子部品集合体（以下、電子部品連と称する）
２３が構成されている。２４は電子部品連を所定ピッチ
間隔毎に繰り出して電子部品２１を順次所定位置に供給
するように構成されている部品保持部である。部品保持
部２４は、電子部品２１の種類別に多数並列して配設さ
れるとともにその並列方向に沿うＭ方向に移動可能に構
成され、必要な電子部品２１を所定の供給位置に位置決
めできるように構成されている。
【０００４】所定位置に供給された電子部品はテープカ
ッタ２５ａ、２５ｂによりテープ２２を切断して電子部
品２１を分離して供給するように構成されている。テー
プカッタ２５ａ、２５ｂは、モータ２６にて回転駆動さ
れるカム２７ａ、２７ｂにて駆動伝達部２８ａ、２８ｂ
を介して駆動される。駆動伝達部２８ａ、２８ｂは、第
１〜第３伝達部材２９ａ、２９ｂ〜３１ａ、３１ｂにて
構成されている。
ッタ２５ａ、２５ｂによりテープ２２を切断して電子部
品２１を分離して供給するように構成されている。テー
プカッタ２５ａ、２５ｂは、モータ２６にて回転駆動さ
れるカム２７ａ、２７ｂにて駆動伝達部２８ａ、２８ｂ
を介して駆動される。駆動伝達部２８ａ、２８ｂは、第
１〜第３伝達部材２９ａ、２９ｂ〜３１ａ、３１ｂにて
構成されている。
【０００５】モータ２６は、カム２７ａ、２７ｂを一定
速度で回転させる。カム２７ａ、２７ｂはテープカッタ
２５ａ、２５ｂを開閉動作させる為のタイミングを形ど
った形状をしている。第１伝達部材２９ａ、２９ｂは、
カム２７ａ、２７ｂの形状に沿って軸を支点に往復回転
動作を行なう。第２伝達部材３０ａ、３０ｂは、第１伝
達部材２９ａ、２９ｂの動作に連動し、垂直方向に往復
直線動作を行なう。第３伝達部材３１ａ、３１ｂは、第
２伝達部材３０ａ、３０ｂの直線動作に連動し、軸を支
点に往復回転動作を行なう。テープカッタ２５ａ、２５
ｂは、第３伝達部材３１ａ、３１ｂの回転動作に連動
し、ガイド部材３２ａ、３２ｂにて案内されて互いに逆
方向に往復水平直線動作を行ない、テープカッタ２５
ａ、２５ｂによりテープ２２が切断される。その切断行
程を図５に示す。
速度で回転させる。カム２７ａ、２７ｂはテープカッタ
２５ａ、２５ｂを開閉動作させる為のタイミングを形ど
った形状をしている。第１伝達部材２９ａ、２９ｂは、
カム２７ａ、２７ｂの形状に沿って軸を支点に往復回転
動作を行なう。第２伝達部材３０ａ、３０ｂは、第１伝
達部材２９ａ、２９ｂの動作に連動し、垂直方向に往復
直線動作を行なう。第３伝達部材３１ａ、３１ｂは、第
２伝達部材３０ａ、３０ｂの直線動作に連動し、軸を支
点に往復回転動作を行なう。テープカッタ２５ａ、２５
ｂは、第３伝達部材３１ａ、３１ｂの回転動作に連動
し、ガイド部材３２ａ、３２ｂにて案内されて互いに逆
方向に往復水平直線動作を行ない、テープカッタ２５
ａ、２５ｂによりテープ２２が切断される。その切断行
程を図５に示す。
【０００６】電子部品２１は、テープカッタ２５ａ、２
５ｂが離れているときに部品保持部２４のフィーダで所
定ピッチ繰り出され、図６（ａ）に示す移載部３３にて
保持された後、移載部３３に保持された後にテープカッ
タ２５ａ、２５ｂが閉じることで電子部品２１が電子部
品連２３より切り離される。
５ｂが離れているときに部品保持部２４のフィーダで所
定ピッチ繰り出され、図６（ａ）に示す移載部３３にて
保持された後、移載部３３に保持された後にテープカッ
タ２５ａ、２５ｂが閉じることで電子部品２１が電子部
品連２３より切り離される。
【０００７】移載部３３は、軸３４で回転し、図６
（ｂ）に示す方向を向き、さらに軸３５で回転して電子
部品２１を挿入部３６の所定位置に供給する。挿入部３
６は、移載部３３より電子部品２１を受け取り、電子部
品２１のリード線を所定長さに切断し、所定の形に折り
曲げ加工する。折り曲げ加工された電子部品２１のリー
ド線は挿入部３６により下部に位置するプリント基板３
７の挿入孔３８へ挿入される。挿入されたリード線は、
プリント基板３７の下側の固定部（図示せず）より折曲
され、電子部品２１が固定される。
（ｂ）に示す方向を向き、さらに軸３５で回転して電子
部品２１を挿入部３６の所定位置に供給する。挿入部３
６は、移載部３３より電子部品２１を受け取り、電子部
品２１のリード線を所定長さに切断し、所定の形に折り
曲げ加工する。折り曲げ加工された電子部品２１のリー
ド線は挿入部３６により下部に位置するプリント基板３
７の挿入孔３８へ挿入される。挿入されたリード線は、
プリント基板３７の下側の固定部（図示せず）より折曲
され、電子部品２１が固定される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子部品供給装置では、図５に示すように、テープ
カッタ２５ａ、２５ｂが水平直線動作するため、テープ
カッタ２５ａ、２５ｂが待機位置にある状態で、供給す
る電子部品２１の種類を変えるために部品保持装置２４
を移動させる際に（図５（ｃ）参照）、テープ２２の切
断位置とテープカッタ２５ａ、２５ｂの端面の間の距離
Ｂ（例えば、０．３ｍｍ程度、図５（ｂ）参照）の分だ
け電子部品連２３のテープ２２の先端部にテープカッタ
２５ａ、２５ｂが当接した状態で移動することになり、
そのため電子部品２１の位置を不安定にさせ、部品供給
の信頼性を低下させるという問題があった。
来の電子部品供給装置では、図５に示すように、テープ
カッタ２５ａ、２５ｂが水平直線動作するため、テープ
カッタ２５ａ、２５ｂが待機位置にある状態で、供給す
る電子部品２１の種類を変えるために部品保持装置２４
を移動させる際に（図５（ｃ）参照）、テープ２２の切
断位置とテープカッタ２５ａ、２５ｂの端面の間の距離
Ｂ（例えば、０．３ｍｍ程度、図５（ｂ）参照）の分だ
け電子部品連２３のテープ２２の先端部にテープカッタ
２５ａ、２５ｂが当接した状態で移動することになり、
そのため電子部品２１の位置を不安定にさせ、部品供給
の信頼性を低下させるという問題があった。
【０００９】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、供給
する電子部品の種類を変えるために部品保持部が移動す
る際にテープの先端部とテープカッタが当接せず、電子
部品の供給位置を安定させ、部品供給の信頼性を向上で
きる電子部品供給装置を提供することを目的としてい
る。
する電子部品の種類を変えるために部品保持部が移動す
る際にテープの先端部とテープカッタが当接せず、電子
部品の供給位置を安定させ、部品供給の信頼性を向上で
きる電子部品供給装置を提供することを目的としてい
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品供給装
置は、テープにて電子部品を一定間隔で保持している電
子部品連を一定間隔毎に繰り出し可能に保持する部品保
持部と、複数の部品保持部が並列して搭載されるととも
にその並列方向に移動して任意の部品保持部を所定の供
給位置に対応位置させる可動台と、テープを一対のテー
プカッタにて切断して電子部品を分離するテープ切断部
とを備えた電子部品供給装置において、一対のテープカ
ッタの待機位置を切断位置より部品保持部における電子
部品連の繰り出し方向に後退させた位置に配設し、待機
位置のテープカッタと部品保持部との間に適当な間隔を
設けたことを特徴とする。
置は、テープにて電子部品を一定間隔で保持している電
子部品連を一定間隔毎に繰り出し可能に保持する部品保
持部と、複数の部品保持部が並列して搭載されるととも
にその並列方向に移動して任意の部品保持部を所定の供
給位置に対応位置させる可動台と、テープを一対のテー
プカッタにて切断して電子部品を分離するテープ切断部
とを備えた電子部品供給装置において、一対のテープカ
ッタの待機位置を切断位置より部品保持部における電子
部品連の繰り出し方向に後退させた位置に配設し、待機
位置のテープカッタと部品保持部との間に適当な間隔を
設けたことを特徴とする。
【００１１】好適には、テープカッタの待機位置と切断
位置の間の移動を斜行動作とし、そのテープカッタの移
動をガイドするガイド部材が設けられる。
位置の間の移動を斜行動作とし、そのテープカッタの移
動をガイドするガイド部材が設けられる。
【００１２】
【作用】本発明の電子部品供給装置によれば、供給する
電子部品の種類を変えるために部品保持部が移動する際
に、テープカッタと部品保持部との間に適当な間隔を設
けてテープの先端部がテープカッタに当接しないように
しているので、電子部品の供給位置が安定し、部品供給
の信頼性を向上できる。
電子部品の種類を変えるために部品保持部が移動する際
に、テープカッタと部品保持部との間に適当な間隔を設
けてテープの先端部がテープカッタに当接しないように
しているので、電子部品の供給位置が安定し、部品供給
の信頼性を向上できる。
【００１３】また、テープカッタを待機位置と切断位置
の間で斜行動作させるようにすると簡単な構成・機構に
て待機位置のテープカッタと部品保持部との間に適当な
間隔を設けることができ、さらにガイド部材にてテープ
カッタの移動をガイドするようにするとテープカッタの
移動経路が安定し、テープを安定的に切断することがで
きる。
の間で斜行動作させるようにすると簡単な構成・機構に
て待機位置のテープカッタと部品保持部との間に適当な
間隔を設けることができ、さらにガイド部材にてテープ
カッタの移動をガイドするようにするとテープカッタの
移動経路が安定し、テープを安定的に切断することがで
きる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の電子部品供給装置をアキシャ
ル型電子部品挿入装置に適用した一実施例について、図
１〜図３を参照して説明する。なお、分離供給された電
子部品を移載してプリント基板に挿入する移載部及び挿
入部は図６を参照して説明した従来例と同じ構成であ
り、説明は省略する。
ル型電子部品挿入装置に適用した一実施例について、図
１〜図３を参照して説明する。なお、分離供給された電
子部品を移載してプリント基板に挿入する移載部及び挿
入部は図６を参照して説明した従来例と同じ構成であ
り、説明は省略する。
【００１５】図１、図２において、電子部品１はリード
線を有しており、そのリード線の両端部がテープ２にて
保持されて多数の電子部品１が所定ピッチで連結された
テープ状電子部品集合体（以下、電子部品連と称する）
３が構成されている。４は電子部品連３を保持した部品
保持部であり、そのフィーダによって電子部品連３を所
定ピッチ間隔毎に繰り出して電子部品１を順次所定位置
に供給するように構成されている。
線を有しており、そのリード線の両端部がテープ２にて
保持されて多数の電子部品１が所定ピッチで連結された
テープ状電子部品集合体（以下、電子部品連と称する）
３が構成されている。４は電子部品連３を保持した部品
保持部であり、そのフィーダによって電子部品連３を所
定ピッチ間隔毎に繰り出して電子部品１を順次所定位置
に供給するように構成されている。
【００１６】この部品保持部４は、図２に示すように、
電子部品１の種類別に多数可動台５上に並列して搭載さ
れている。可動台５は部品保持部４の並列方向にガイド
６にて移動自在に支持されるとともに送りねじ７に噛合
されており、送りねじ７は継手８を介してモータ９に接
続されている。従って、モータ９を駆動させ、送りねじ
７を回転させることにより、可動台５を所定量移動さ
せ、必要な電子部品１を所定の供給位置に対応させて位
置決めすることができる。
電子部品１の種類別に多数可動台５上に並列して搭載さ
れている。可動台５は部品保持部４の並列方向にガイド
６にて移動自在に支持されるとともに送りねじ７に噛合
されており、送りねじ７は継手８を介してモータ９に接
続されている。従って、モータ９を駆動させ、送りねじ
７を回転させることにより、可動台５を所定量移動さ
せ、必要な電子部品１を所定の供給位置に対応させて位
置決めすることができる。
【００１７】図１において、１０はテープ２を一対のテ
ープカッタ１１ａ、１１ｂにて切断して電子部品１を分
離するテープ切断部である。テープカッタ１１ａ、１１
ｂはモータ１２にて回転駆動されるカム１３ａ、１３ｂ
にて駆動伝達部１４ａ、１４ｂを介して駆動される。駆
動伝達部１４ａ、１４ｂは、それぞれ第１〜第３伝達部
材１５ａ、１５ｂ〜１７ａ、１７ｂにて構成されてい
る。テープカッタ１１ａ、１１ｂはガイド部材１８ａ、
１８ｂにて切断位置と待機位置と間で平面視で斜めに移
動するようにガイドされており、テープカッタ１１ａ、
１１ｂが切断位置からその待機位置に向けて移動するの
に伴って部品保持部４に対して電子部品連３の繰り出し
方向に後退し、待機位置でテープカッタ１１ａ、１１ｂ
と部品保持部４との間に適当な間隔が生じるように構成
されている。
ープカッタ１１ａ、１１ｂにて切断して電子部品１を分
離するテープ切断部である。テープカッタ１１ａ、１１
ｂはモータ１２にて回転駆動されるカム１３ａ、１３ｂ
にて駆動伝達部１４ａ、１４ｂを介して駆動される。駆
動伝達部１４ａ、１４ｂは、それぞれ第１〜第３伝達部
材１５ａ、１５ｂ〜１７ａ、１７ｂにて構成されてい
る。テープカッタ１１ａ、１１ｂはガイド部材１８ａ、
１８ｂにて切断位置と待機位置と間で平面視で斜めに移
動するようにガイドされており、テープカッタ１１ａ、
１１ｂが切断位置からその待機位置に向けて移動するの
に伴って部品保持部４に対して電子部品連３の繰り出し
方向に後退し、待機位置でテープカッタ１１ａ、１１ｂ
と部品保持部４との間に適当な間隔が生じるように構成
されている。
【００１８】以上の構成において、モータ１２は、カム
１３ａ、１３ｂを一定速度で回転させる。カム１３ａ、
１３ｂはテープカッタ１１ａ、１１ｂを開閉動作させる
為のタイミングを形どった形状をしている。第１伝達部
材１５ａ、１５ｂは、カム１３ａ、１３ｂの形状に沿っ
て軸１９ａ、１９ｂを支点に往復回転動作を行なう。
１３ａ、１３ｂを一定速度で回転させる。カム１３ａ、
１３ｂはテープカッタ１１ａ、１１ｂを開閉動作させる
為のタイミングを形どった形状をしている。第１伝達部
材１５ａ、１５ｂは、カム１３ａ、１３ｂの形状に沿っ
て軸１９ａ、１９ｂを支点に往復回転動作を行なう。
【００１９】第２伝達部材１６ａ、１６ｂは、第１伝達
部材１５ａ、１５ｂの動作に連動し、垂直方向に往復直
線動作を行なう。第３伝達部材１７ａ、１７ｂは、第２
伝達部材１６ａ、１６ｂの直線動作に連動し、軸２０
ａ、２０ｂを支点に往復回転動作を行なう。テープカッ
タ１１ａ、１１ｂは、第３伝達部材１７ａ、１７ｂの回
転動作に連動し、互いに逆方向に往復水平直線動作を行
ない、供給位置の電子部品１のテープ２を切断し、電子
部品１を分離・供給する。
部材１５ａ、１５ｂの動作に連動し、垂直方向に往復直
線動作を行なう。第３伝達部材１７ａ、１７ｂは、第２
伝達部材１６ａ、１６ｂの直線動作に連動し、軸２０
ａ、２０ｂを支点に往復回転動作を行なう。テープカッ
タ１１ａ、１１ｂは、第３伝達部材１７ａ、１７ｂの回
転動作に連動し、互いに逆方向に往復水平直線動作を行
ない、供給位置の電子部品１のテープ２を切断し、電子
部品１を分離・供給する。
【００２０】このテープカッタ１１ａ、１１ｂによるテ
ープ２の切断行程を図３に示す。図３（ａ）に示すよう
に、テープカッタ１１ａ、１１ｂが待機位置から切断位
置に移動することによってテープ２が切断され、供給位
置の電子部品１が電子部品連３から分離される。その
後、図３（ｂ）に示すように、テープカッタ１１ａ、１
１ｂが待機位置に向けて離間移動するが、その際テープ
カッタ１１ａ、１１ｂがガイド部材１８ａ、１８ｂにて
斜行するようにガイドされて切断位置から距離Ａ（例え
ば、０．５ｍｍ程度）だけ後退する。次に、図３（ｃ）
に示すように、供給する電子部品１の種類を変えるため
に可動台５にて部品保持部４を移動させるる際に、テー
プカッタ１１ａ、１１ｂと部品保持部４との間には適当
な間隔があり、テープ２の先端部がテープカッタ１１
ａ、１１ｂに当接して曲がるようなことがない。したが
って次に、図３（ｄ）に示すように、必要な電子部品１
を保持した部品保持部４から電子部品１が供給位置に繰
り出す際に、その電子部品１の供給位置は安定してい
る。次に、再び図３（ａ）に示すように、テープカッタ
１１ａ、１１ｂが待機位置から切断位置に移動すること
によって電子部品１が確実かつ適切に切断されて分離・
供給される。以上の動作を繰り返すことにより、信頼性
の高い部品供給が確保される。
ープ２の切断行程を図３に示す。図３（ａ）に示すよう
に、テープカッタ１１ａ、１１ｂが待機位置から切断位
置に移動することによってテープ２が切断され、供給位
置の電子部品１が電子部品連３から分離される。その
後、図３（ｂ）に示すように、テープカッタ１１ａ、１
１ｂが待機位置に向けて離間移動するが、その際テープ
カッタ１１ａ、１１ｂがガイド部材１８ａ、１８ｂにて
斜行するようにガイドされて切断位置から距離Ａ（例え
ば、０．５ｍｍ程度）だけ後退する。次に、図３（ｃ）
に示すように、供給する電子部品１の種類を変えるため
に可動台５にて部品保持部４を移動させるる際に、テー
プカッタ１１ａ、１１ｂと部品保持部４との間には適当
な間隔があり、テープ２の先端部がテープカッタ１１
ａ、１１ｂに当接して曲がるようなことがない。したが
って次に、図３（ｄ）に示すように、必要な電子部品１
を保持した部品保持部４から電子部品１が供給位置に繰
り出す際に、その電子部品１の供給位置は安定してい
る。次に、再び図３（ａ）に示すように、テープカッタ
１１ａ、１１ｂが待機位置から切断位置に移動すること
によって電子部品１が確実かつ適切に切断されて分離・
供給される。以上の動作を繰り返すことにより、信頼性
の高い部品供給が確保される。
【００２１】以上のように本実施例によれば、テープカ
ッタ１１ａ、１１ｂを切断位置と待機位置との間で斜行
動作するようにガイド部材１８ａ、１８ｂにてガイドし
て待機位置のテープカッタ１１ａ、１１ｂと部品保持部
４との間に適当な間隔が設けられるようにしているの
で、供給する電子部品１の種類を変えるために部品保持
部４を移動させる際にテープ２の先端部がテープカッタ
１１ａ、１１ｂに当接して曲がる恐れがなく、電子部品
の供給位置が安定し、かつガイド部材１８ａ、１８ｂに
てテープカッタ１１ａ、１１ｂが直接ガイドされている
ので簡単な機構・構成にてテープカッタ１１ａ、１１ｂ
の切断動作を安定的にガイドでき、テープ２を安定的に
切断できて部品供給の信頼性を向上できる。
ッタ１１ａ、１１ｂを切断位置と待機位置との間で斜行
動作するようにガイド部材１８ａ、１８ｂにてガイドし
て待機位置のテープカッタ１１ａ、１１ｂと部品保持部
４との間に適当な間隔が設けられるようにしているの
で、供給する電子部品１の種類を変えるために部品保持
部４を移動させる際にテープ２の先端部がテープカッタ
１１ａ、１１ｂに当接して曲がる恐れがなく、電子部品
の供給位置が安定し、かつガイド部材１８ａ、１８ｂに
てテープカッタ１１ａ、１１ｂが直接ガイドされている
ので簡単な機構・構成にてテープカッタ１１ａ、１１ｂ
の切断動作を安定的にガイドでき、テープ２を安定的に
切断できて部品供給の信頼性を向上できる。
【００２２】なお、上記実施例ではガイド部材１８ａ、
１８ｂにてテープカッタ１１ａ、１１ｂを斜行するよう
にガイドした例を示したが、要は待機位置のテープカッ
タ１１ａ、１１ｂと部品保持部４との間に間隔を設けれ
ばよいので、テープカッタ１１ａ、１１ｂの移動経路や
移動機構は任意に変更して実施することができる。
１８ｂにてテープカッタ１１ａ、１１ｂを斜行するよう
にガイドした例を示したが、要は待機位置のテープカッ
タ１１ａ、１１ｂと部品保持部４との間に間隔を設けれ
ばよいので、テープカッタ１１ａ、１１ｂの移動経路や
移動機構は任意に変更して実施することができる。
【００２３】
【発明の効果】本発明の電子部品供給装置によれば、以
上の説明から明らかなように、待機位置のテープカッタ
と部品保持部との間に適当な間隔を設け、供給する電子
部品の種類を変えるために部品保持部が移動する際にテ
ープの先端部がテープカッタに当接しないようにしてい
るので、電子部品の供給位置が安定し、部品供給の信頼
性を向上できる。
上の説明から明らかなように、待機位置のテープカッタ
と部品保持部との間に適当な間隔を設け、供給する電子
部品の種類を変えるために部品保持部が移動する際にテ
ープの先端部がテープカッタに当接しないようにしてい
るので、電子部品の供給位置が安定し、部品供給の信頼
性を向上できる。
【００２４】また、テープカッタを待機位置と切断位置
の間で斜行動作させるようにすると簡単な構成・機構に
て待機位置のテープカッタと部品保持部との間に適当な
間隔を設けることができる。
の間で斜行動作させるようにすると簡単な構成・機構に
て待機位置のテープカッタと部品保持部との間に適当な
間隔を設けることができる。
【００２５】また、ガイド部材にてテープカッタの移動
をガイドするようにするとテープカッタの移動経路が安
定し、テープを安定的に切断することができる。
をガイドするようにするとテープカッタの移動経路が安
定し、テープを安定的に切断することができる。
【図１】本発明の電子部品供給装置の一実施例における
部品保持部とテープ切断部を示す斜視図である。
部品保持部とテープ切断部を示す斜視図である。
【図２】同実施例の電子部品の供給部の斜視図である。
【図３】同実施例の電子部品の供給動作の説明図であ
る。
る。
【図４】従来例の電子部品供給装置における部品保持部
とテープ切断部を示す斜視図である。
とテープ切断部を示す斜視図である。
【図５】同従来例の電子部品の供給動作の説明図であ
る。
る。
【図６】同従来例の電子部品挿入装置の概略構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
１ 電子部品 ２ テープ ３ 電子部品連 ４ 部品保持部 ５ 可動台 １０ テープ切断部 １１ａ テープカッタ １１ｂ テープカッタ １８ａ ガイド部材 １８ｂ ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 洋美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−120599（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−116869（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−218691（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−218680（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−148898（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H05K 13/02
Claims (3)
- 【請求項１】 テープにて電子部品を一定間隔で保持し
ている電子部品連を一定間隔毎に繰り出し可能に保持す
る部品保持部と、複数の部品保持部が並列して搭載され
るとともにその並列方向に移動して任意の部品保持部を
所定の供給位置に対応位置させる可動台と、所定供給位
置でテープを一対のテープカッタにて切断して電子部品
を分離するテープ切断部とを備えた電子部品供給装置に
おいて、一対のテープカッタの待機位置を切断位置より
部品保持部における電子部品連の繰り出し方向に後退さ
せた位置に配設し、待機位置のテープカッタと部品保持
部との間に適当な間隔を設けたことを特徴とする電子部
品供給装置。 - 【請求項２】 テープカッタの待機位置と切断位置の間
の移動を斜行動作としたことを特徴とする請求項１記載
の電子部品供給装置。 - 【請求項３】 テープカッタの移動をガイドするガイド
部材を設けたことを特徴とする請求項２記載の電子部品
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06306995A JP3282942B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 電子部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06306995A JP3282942B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 電子部品供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08257844A JPH08257844A (ja) | 1996-10-08 |
| JP3282942B2 true JP3282942B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=13218698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06306995A Expired - Fee Related JP3282942B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 電子部品供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282942B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-03-22 JP JP06306995A patent/JP3282942B2/ja not_active Expired - Fee Related
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