JP3280800B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

Info

Publication number
JP3280800B2
JP3280800B2 JP15010794A JP15010794A JP3280800B2 JP 3280800 B2 JP3280800 B2 JP 3280800B2 JP 15010794 A JP15010794 A JP 15010794A JP 15010794 A JP15010794 A JP 15010794A JP 3280800 B2 JP3280800 B2 JP 3280800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanner unit
unit
laser scanner
process unit
guide shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15010794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0815937A (ja
Inventor
泰広 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15010794A priority Critical patent/JP3280800B2/ja
Publication of JPH0815937A publication Critical patent/JPH0815937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3280800B2 publication Critical patent/JP3280800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームを用いて露光を行う方式を
採用した電子写真装置としては次に述べる構成のものが
ある。すなわち、この電子写真装置は下部ケースおよび
この下部ケースに回動可能に設けられた上部ケースから
なる装置本体と、この装置本体の下部ケースに設けられ
ユニット本体に感光体ドラムおよび所定の機器を搭載し
たプロセスユニットと、装置本体の上部ケースに設けら
れプロセスユニットのユニット本体と着脱可能なユニッ
ト本体を有しこのユニット本体の内部にレーザビーム発
振装置を搭載しこのレーザ発振装置により発振されたレ
ーザビームを感光体ドラムに照射するレーザスキャナユ
ニットとを具備する。
【0003】さらに、電子写真装置本体の上部ケースと
レーザスキャナユニットのユニット本体のいずれか一方
に設けられ上部ケースの移動方向に沿う案内孔を有する
案内孔体と上部ケースおよびレーザスキャナユニットの
ユニット本体の他方に設けられ案内孔に移動自在に挿入
されてレーザスキャナユニットのユニット本体を上部ケ
ースに支持する案内軸と、プロセスユニットのユニット
本体とレーザスキャナユニットのユニット本体のいずれ
か一方に設けられた第1の位置決め体およびプロセスユ
ニットのユニット本体とレーザスキャナユニットのユニ
ット本体の他方に設けられレーザスキャナユニットがレ
ーザビームを感光体ドラムの所定位置に照射する定位置
にある時に第1の位置決め体と着脱可能に係合してレー
ザスキャナユニットをプロセスユニットに対して位置決
めする第2の位置決め体とを具備したものがある。
【0004】ここで、第1の位置決め体および第2の位
置決め体は、レーザスキャナユニットのレーザ発振装置
により発振されたレーザビームを感光体ドラムの所定位
置に正確に照射して画像を形成するために、レーザスキ
ャナユニットをプロセスユニットに対して定位置に位置
決めするためのものである。
【0005】また、プロセスユニットにおいて紙ジャム
が生じた場合の点検などの保守点検を行うために、レー
ザスキャナユニットとプロセスユニットを分離可能と
し、プロセスユニットを下部ケースに設けるとともに、
案内軸および案内孔体によりレーザスキャナユニットを
装置本体の回動可能な上部ケースに保持している。保守
点検を行う場合には、装置本体の上部ケースを上方に向
けて回動してレーザスキャナユニットを上部ケースとと
もに上方へ回動移動させ、下部ケースを開いてプロセス
ユニットを外部に露出させることにより作業を容易に行
うことができる。
【0006】ここで、レーザスキャナユニットの回動に
よりこれに設けた位置決め体が円弧軌跡を描きながら移
動するので、上部ケースをプロセスユニットに接近する
方向に回動してレーザスキャナユニットを定位置に位置
させた時に、レーザスキャナユニットに設けた位置決め
体を変位させてプロセスユニットに設けた位置決め体に
組み合わせることが必要となる。
【0007】案内軸と案内孔体は、上部ケースをプロセ
スユニットに接近する方向に回動しる時に、レーザスキ
ャナユニットに設けた位置決め体をプロセスユニットに
設けた位置決め体に円滑に係合させようとするものであ
る。このため、案内孔体の案内孔は上部ケースの回動方
向(プロセスユニットに対して接近離間する方向)に沿
った長孔に形成し、且つ案内軸の直径より大きな幅をも
って形成している。
【0008】これにより案内孔体の案内孔と案内軸との
間のがた(余裕)が生じ、案内軸が案合孔体の案内孔の
内部において部ケースの回動方向および回動方向に沿っ
た方向に移動が可能となる。そして、上部ケースを閉じ
てレーザスキャナユニットに設けた位置決め体がプロセ
スユニットに設けた位置決め体に達した時に、案内軸す
なわちレーザスキャナユニットが案合孔体の案内孔の内
部を上部ケースの回動方向および回動方向に沿った方向
に移動して、レーザスキャナユニットに設けた位置決め
体がプロセスユニットに設けた位置決め体に円滑に係合
して、レーザスキャナユニットとプロセスユニット正確
な位置関係をもって組合せることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は案内孔
体において長孔に形成された案内孔は、上部ケースの回
動方向(プロセスユニットに対して接近離間する方向)
に沿う全長にわたり案内軸の直径より大きな幅をもって
形成されている。このため、案内孔の全長にわたる案内
軸との間に存在する「がた」により、上部ケースを閉じ
てレーザスキャナユニットをプロセスユニットに接近さ
せた時に、レーザスキャナユニットに設けた位置決め体
がプロセスユニットに設けた位置決め体に対して位置が
合わず両方の位置決め体が対向しないことがある。
【0010】この場合には、第1の位置決め体および第
2の位置決め体が円滑に係合して、レーザスキャナユニ
ットとプロセスユニット正確な位置関係をもって組合せ
ることができなくなるという問題がある。
【0011】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、レーザスキャナユニットとプロセスユニットとを容
易に正確な位置関係をもって組合せることができる電子
写真装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の電子写真装置は、プロセスユニット本体に感
光体ドラムおよび所定の機器を搭載した画像形成用プロ
セスユニットと、スキャナユニット本体を有しこのスキ
ャナユニット本体にレーザビーム発振装置を搭載しこの
レーザビーム発振装置により発振されたレーザビームを
前記感光体ドラムの所定位置に照射して画像を形成する
レーザスキャナユニットと、前記プロセスユニットに対
して接近離間する方向に移動可能に設けられ且つ前記ス
キャナユニット本体を前記プロセスユニットに対して接
近離間する方向に移動可能に支持する支持体と、前記支
持体と前記レーザスキャナユニットのスキャナユニット
本体のいずれか一方に設けられ前記支持体の移動方向に
沿う案内孔を有する案内孔体および前記支持体と前記レ
ーザスキャナユニットのスキャナユニット本体の他方に
設けられ前記案内孔に移動自在に挿入されて前記レーザ
スキャナユニットのスキャナユニット本体を前記支持体
に支持する案内軸と、前記レーザスキャナユニットのス
キャナユニット本体に設けられた第1の位置決め体およ
び前記プロセスユニットのプロセスユニット本体に設け
られ前記レーザスキャナユニットが前記レーザビームを
前記感光体ドラムの所定位置に照射する定位置にある時
に前記第1の位置決め体に着脱可能に組み合わさって前
記レーザスキャナユニットを前記プロセスユニットに対
して位置決めする第2の位置決め体とを具備し、前記案
内孔体の案内孔は、前記支持体が前記プロセスユニット
に対して接近する方向に移動して前記レーザスキャナユ
ニットが前記定位置にある時に前記案内軸が位置する第
1の部分と、前記支持体が前記プロセスユニットに対し
て離間する方向に移動して前記レーザスキャナユニット
が前記定位置から離れた位置にある時に前記案内軸が位
置する第2の部分とを有し、前記第1の部分は前記支持
体の移動方向およびこの方向に対して交差する方向への
前記案内軸の移動を可能とするものであり、前記第2の
部分は前記支持体の移動方向に対して交差する方向への
前記案内軸の移動を規制して前記レーザスャナユニット
のスキャナユニット本体に設けられた前記第1の位置決
め体を前記プロセスユニットのプロセスユニット本体に
設けられた前記第2の位置決め体に向けて案内するもの
であり、さらに前記レーザスャナユニットのスキャナユ
ニット本体に対して前記案内軸が前記案内孔の第2の部
分に移動する向きに力を加えるばねを備えたことを特徴
とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の電子
写真装置において、前記支持体は、前記レーザスャナユ
ニットのスキャナユニット本体を前記プロセスユニット
に対して接近離間する方向に移動可能に支持する支点体
を有していることを特徴とする。
【0014】
【作用】支持体がプロセスユニットから離間する方向に
移動した時に、案内軸が案内孔体に形成された案内孔の
第2の部分に位置する。このため、支持体がプロセスユ
ニットへ接近する方向に移動する時に、案内軸が支持体
の移動方向に対して交差する方向への移動を規制して前
記レーザスキャナユニットに設けられた前記位置決め体
を前記プロセスユニットに設けられた前記位置決め体に
対して案内する。これにより支持体をプロセスユニット
に接近する方向に移動しレーザスキャナユニットをプロ
セスユニットに接近した定位置に位置させた時に、レー
ザスキャナユニットに設けた位置決め体がプロセスユニ
ットに設けた位置決め体に対向する位置に達する。
【0015】その後、支持体をさらに移動させると、レ
ーザスキャナユニットに設けた位置決め体がプロセスユ
ニットに設けた位置決め体に挿入されるとともに、案内
軸が案内孔の第1の部分に移動する。このため、案内軸
が案合孔体の案内孔の第1の部分を上部ケースの回動方
向および回動方向に沿った方向に移動しこれに伴いレー
ザスキャナユニットおよびレーザスキャナユニットに設
けた位置決め体が支持体上部ケースの回動方向および回
動方向に沿った方向に移動して、レーザスキャナユニッ
トに設けた位置決め体がプロセスユニットに設けた位置
決め体に円滑に係合する。従って、レーザスキャナユニ
ットとプロセスユニット正確な位置関係をもって組合せ
ることができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0017】図1ないし図3は本発明にかかわる一実施
例を示し、図1および図2は電子写真装置の構成を示し
ている。図中1は装置本体であり、これは下部ケース3
とこの下部ケース3に水平な枢軸4により上下方向(後
述するようにプロセスユニットに対して接近離間する方
向)に回動可能に設けられた上部ケース2とで構成され
ている。この実施例では上部ケース2が支持体として用
いられる。
【0018】5は画像形成用のプロセスユニットであ
り、これはユニット本体(プロセスユニット本体)6に
感光体ドラム7と図示しない所定の機器を搭載して構成
されている。ユニット本体6は装置本体1の下部ケース
3に固定して設けられている。8はレーザスキャナユニ
ットで、これはプロセスユニット5のユニット本体6に
対して分離独立しているユニット本体(スキャナユニッ
ト本体)9を有し、このユニット本体9にはレーザビー
ム発振装置10、この装置10から発振されるレーザビ
ームを感光体ドラム7に向けて反射するミラー11が搭
載されている。
【0019】上部ケース2には例えば円錐形の支点体1
2aを有する支持体12が設けられている。レーザスキ
ャナユニット8のユニット本体9は上部ケース2の内側
に配置され、このユニット本体9の一端下面が支持体1
2の支点体12aにより上下方向回動可能に設けられて
いる。また、ユニット本体9には上部ケース2に設けら
れた圧縮コイルばね13により下側向きの力が加えられ
ている。
【0020】さらに、上部ケース2の先端の両側部には
夫々案内孔体14が設けられており、これら案内孔体1
4には夫々上部ケース2の回動方向(上下方向)に沿っ
た案内孔15が形成されている。レーザスキャナユニッ
ト8のユニット本体9の他端部の両側部には夫々水平な
案内軸16が突設されており、これら案内軸16は上部
ケース2に設けられた一対の案内孔体14の案内孔15
に移動自在に挿入されてユニット本体9を上部ケース2
に支持している。
【0021】案内孔体14の案内孔15は、上部ケース
2がプロセスユニット5に対して接近する方向に移動し
てレーザスキャナユニット8がレーザビームLを感光体
ドラム7の所定位置に照射する定位置にある時(図1の
状態)に案内軸16が位置する第1の部分15aと、こ
の第1の部分15aの下側(プロセスユニットに接近し
た側)に連続して上部ケース2がプロセスユニット5に
対して離間する方向に移動してレーザスキャナユニット
8が定位置から離れた位置にある時(図3の状態)に案
内軸16が位置する第2の部分15bとを有している。
【0022】そして、第1の部分15aは,上部ケース
2の回動方向およびこの方向に対して交差する方向への
案内軸16の移動を可能とするものであり、第2の部分
15bは,案内軸16が上部ケース2の回動方向に対し
て交差する方向への移動を規制してレーザスキャナユニ
ット8のユニット本体9に設けられた第1の位置決め体
17をプロセスユニット5のユニット本体6に設けられ
た第2の位置決め体18に対して案内するものである。
【0023】すなわち、案内孔15の第1の部分15a
は、上部ケース2の回動方向の長さおよびこの方向に対
して交差する方向の長さが夫々案内軸16の直径より大
きい矩形をなしている。第2の部分15bは,案内軸1
6が上部ケース2の回動方向に対して交差する方向に移
動することを規制し且つ上部ケース2の回動方向に移動
することが可能な大きさの幅と、レーザスキャナユニッ
ト8がレーザ照射を行う定位置に達した時に案内軸16
が第2の部分15bから外れて第1の部分15aに移動
できる大きさの深さを有する細い矩形状をなしている。
【0024】そして、第2の部分15bは、レーザスキ
ャナユニット8がレーザ照射を行う定位置に達した時
に、レーザスキャナユニット8のユニット本体9に設け
られた第1の位置決め体17をプロセスユニット5のユ
ニット本体6に設けられた第2の位置決め体18に対向
する位置に到達するように位置が設定されている。
【0025】さらに、レーザスキャナユニット8のユニ
ット本体9の先端部の下面に上部ケース2の幅方向に間
隔を存して一対の第1の位置決め体17が設けられ、プ
ロセスユニット5のユニット本体6の上部には一対の第
2の位置決め体18、18Aが第1の位置決め体17に
対向して設けられている。第1の位置決め体17と第2
の位置決め体18、18Aは、レーザスキャナユニット
8がレーザビームを感光体ドラム7の所定位置に照射す
る定位置にある時に相互に組み合わさってレーザスキャ
ナユニット8をプロセスユニット5に対して位置決めす
るものである。
【0026】この実施例では第1の位置決め体17は丸
い軸からなるもので、先端部(下端部)が先端に向かう
従い小径となるテーパ面17aをなし、第2の位置決め
体18、18Aは第1の位置決め体17が挿脱可能に挿
入係合される円形の孔をなしてユニット本体6に形成さ
れている。ただし、一方の第2の位置決め体18Aは上
部ケース2の幅方向に沿う長孔に形成されて第1の位置
決め体17の上部ケース2の幅方向の位置ずれを吸収す
るようになっている。
【0027】ここで、第1の位置決め体17の先端がテ
ーパ面17aをなすのは第1の位置決め体17が第2の
位置決め体18、18Aに挿入係合される時に、第1の
位置決め体17の案内面とするためである。
【0028】このように構成された電子写真装置は、通
常の使用状態では図1に示すように上部ケース2がプロ
セスユニット5に接近する方向に回動して下部ケース3
を閉じている。レーザスキャナユニット8はレーザビー
ムを感光体ドラム7の所定位置に照射する定位置に位置
し、第1の位置決め体17が第2の位置決め体18、1
8Aに挿入されて、プロセスユニット5に対してレーザ
スキャナユニット8を位置決めしている。この時、案内
軸16は案内孔体14の案内孔15における第1の部分
15aに位置している。すなわち、第1の位置決め体1
7が第2の位置決め体18、18Aに挿入された時に、
案内軸16が案内孔15の第1の部分15aに位置する
ように各部品の寸法、位置関係を設定する。
【0029】そして、プロセスユニット5において紙ジ
ャムが生じた場合の点検などの保守点検を行う場合に
は、図3に示すように上部ケース2を枢軸4を中心とし
て上側、すなわちプロセスユニット5から離れる方向に
回動させる。上部ケース2がプロセスユニット5から離
間する方向に回動した時に、レーザスキャナユニット8
のユニット本体9がばね13に押されて下向きに回動し
て案内軸16が案内孔体14の案内孔15の第1の部分
15aから第2の部分15bに移動する。上部ケース2
が上側に回動すると下部ケース3が開いてプロセスユニ
ット5が外部に露出するので保守点検作業を容易に行う
ことができる。この実施例では第2の部分15bが細い
矩形をなし、第2の部分15bにある案内軸16は第2
の部分15bの対向する壁に挟まれるために、上部ケー
ス2の回動方向に対して交差する方向に沿う力が案内軸
16に加わっても第2の部分15bから外れることがな
く確実に案内されるという利点がある。
【0030】そして、再び上部ケース2をプロセスユニ
ット5に接近する方向に回動すると、案内孔15の第2
の部分15bに位置する案内軸16が上部ケース2の回
動方向に対して交差する方向への移動を規制されて移動
される。これによりレーザスキャナユニット8が案内軸
16により案内されてプロセスユニット5に接近する方
向に回動され、ユニット本体9に設けられた第1の位置
決め体17がプロセスユニット5のユニット本体6に設
けられた第2の位置決め体18、18Aに向けて案内さ
れながらプロセスユニット5に接近する方向に移動され
る。
【0031】これにより上部ケース2が回動してレーザ
スキャナユニット8がプロセスユニット5に接近した定
位置に位置すると、レーザスキャナユニット8に設けた
第1の位置決め体17がプロセスユニット8に設けた第
2の位置決め体18、18Aに対向する。
【0032】その後、上部ケース2をさらに移動させる
と、第1の位置決め体17が第2の位置決め体18、1
8Aに挿入され、案内軸16が案内孔15の第1の部分
15aに位置する。このため、案内軸16が案内孔体1
4の案内孔15の内部を上部ケース2の回動方向および
この回動方向に沿った方向に移動して、第1の位置決め
体17および第2の位置決め体18、18Aが円滑に係
合する。この場合、第1の位置決め体17の先端部がテ
ーパ面17aとなっているので、このテーパ面17aが
孔である第2の位置決め体18、18Aの直角な縁に接
触して、第1の位置決め体17を第2の位置決め体1
8、18Aの内部に案内する。従って、レーザスキャナ
ユニット8の移動が停止してプロセスユニット5に対し
て正確な位置関係をもって組合せられる。この結果、レ
ーザスキャナユニット8のレーザビーム発振装置からか
ら発振されたレーザビームLは感光体ドラム7に所定位
置に照射される。
【0033】図5は従来の電子写真装置において上部ケ
ース2に設けられた案内孔体の案内孔の一例を示してい
る。図5において31は案内孔体31、32は案内孔体
31に形成された案内孔、33は案内孔32に挿入され
た案内軸である。
【0034】案内孔体31の案内孔32が上部ケース2
の回動方向の全体にわたりこの回動方向に沿った方向に
移動可能なように幅広に形成されている。このため、案
内孔32の全長にわたる案内軸33との間に存在する
「がた」により、上部ケース2を閉じてレーザスキャナ
ユニット8をプロセスユニット5に接近させた時に、レ
ーザスキャナユニット8に設けた位置決め体がプロセス
ユニット5に設けた位置決め体に対する位置がずれを生
じて両方の位置決め体が対向しないことがある。本発明
ではこの様な事態の発生を防止できる。
【0035】なお、案内孔体の案内孔の形状は実施例に
限定されずに、例えば図4(b)に示す案内孔体21の
案内孔22の形状であっても良い。この案内孔体21の
案内孔22は矩形の第1の部分22aとV字形傾斜面を
有する第2の部分22bを有するもので、これは前述の
実施例のような第2の部分の深さを考慮する必要がな
く、案内軸16が第2の部分22aから容易に外れるこ
とができる。
【0036】前述した実施例ではレーザスキャナユニッ
ト側に案内孔体を設け、プロセスユニット側に案内軸を
設けているが、この構成に限定されずレーザスキャナユ
ニット側に案内軸を設け、プロセスユニット側に案内孔
体を設けても良い。
【0037】実施例ではレーザスキャナユニット側の第
1の位置決め体をピン形とし、プロセスユニット側の第
2の位置決め体を孔形としているが、これに限定されず
に例えばレーザスキャナユニット側の第1の位置決め体
を孔形とし、プロセスユニット側の第2の位置決め体を
ピン形としてもよい。
【0038】前述した実施例では支持体として装置本体
の上部ケースを用いているが、これに限定されず装置本
体に枢支された部材、あるいは装置本体にスライド可能
に設けられた部材を用いても良い。
【0039】このように本発明は前述した実施例に限定
されず、種々変形して実施することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子写真装
置によれば、支持体がプロセスユニットから離間する方
向に移動した時に、案内軸が案内孔体に形成された案内
孔の第2の部分に位置するので、支持体がプロセスユニ
ットへ接近する方向に移動する時、案内軸が支持体の移
動方向に対して交差する方向への移動を規制して前記レ
ーザスキャナユニットに設けられた前記位置決め体を前
記プロセスユニットに設けられた前記位置決め体に対し
て案内する。このため、支持体を閉じてレーザスキャナ
ユニットをプロセスユニットに接近した定位置に位置さ
せた時に、レーザスキャナユニットに設けた位置決め体
がプロセスユニットに設けた位置決め体に対向する位置
に達する。
【0041】そして、支持体の移動に伴いレーザスキャ
ナユニットに設けた位置決め体がプロセスユニットに設
けた位置決め体に挿入されて、案内軸が案内孔の第1の
部分に移動するので、案内軸が案合孔体の案内孔の内部
を支持体の回動方向および回動方向に沿った方向に移動
し、レーザスキャナユニットに設けた位置決め体がプロ
セスユニットに設けた位置決め体に円滑に係合する。従
って、レーザスキャナユニットとプロセスユニット正確
な位置関係をもって組合せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる一実施例の電子写真装置の概
略的構成を示す正面図。
【図2】同実施例の電子写真装置の概略的構成を示す平
面図。
【図3】同実施例の電子写真装置の概略的構成を示す正
面図。
【図4】(a)は同実施例の電子写真装置における案内
孔体を拡大して示す図。(b)は案内孔体の他の例を示
す図。
【図5】従来の電子写真装置における案内孔体の例を示
す図。
【符号の説明】
1…装置本体、 2…上部ケース(支持
体)、5…プロセスユニット、 6…プロセスユニッ
ト本体、7…感光体ドラム、 8…レーザスキャ
ナユニット、9…スキャナユニット本体、11…支持
体、 13…ばね、14…案内孔体、
15…案内孔、15a…第1の部分、 15b
…第2の部分、16…案内軸、 17…第1
の位置決め体、18、18A…第2の位置決め体。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 B41J 2/44 B41J 29/00 - 29/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスユニット本体に感光体ドラムお
    よび所定の機器を搭載した画像形成用プロセスユニット
    と、 スキャナユニット本体を有しこのスキャナユニット本体
    にレーザビーム発振装置を搭載しこのレーザビーム発振
    装置により発振されたレーザビームを前記感光体ドラム
    の所定位置に照射して画像を形成するレーザスキャナユ
    ニットと、 前記プロセスユニットに対して接近離間する方向に移動
    可能に設けられ且つ前記スキャナユニット本体を前記プ
    ロセスユニットに対して接近離間する方向に移動可能に
    支持する支持体と、 前記支持体と前記レーザスキャナユニットのスキャナユ
    ニット本体のいずれか一方に設けられ前記支持体の移動
    方向に沿う案内孔を有する案内孔体および前記支持体と
    前記レーザスキャナユニットのスキャナユニット本体の
    他方に設けられ前記案内孔に移動自在に挿入されて前記
    レーザスキャナユニットのスキャナユニット本体を前記
    支持体に支持する案内軸と、 前記レーザスキャナユニットのスキャナユニット本体に
    設けられた第1の位置決め体および前記プロセスユニッ
    トのプロセスユニット本体に設けられ前記レーザスキャ
    ナユニットが前記レーザビームを前記感光体ドラムの所
    定位置に照射する定位置にある時に前記第1の位置決め
    体に着脱可能に組み合わさって前記レーザスキャナユニ
    ットを前記プロセスユニットに対して位置決めする第2
    の位置決め体とを具備し、 前記案内孔体の案内孔は、前記支持体が前記プロセスユ
    ニットに対して接近する方向に移動して前記レーザスキ
    ャナユニットが前記定位置にある時に前記案内軸が位置
    する第1の部分と、前記支持体が前記プロセスユニット
    に対して離間する方向に移動して前記レーザスキャナユ
    ニットが前記定位置から離れた位置にある時に前記案内
    軸が位置する第2の部分とを有し、 前記第1の部分は前記支持体の移動方向およびこの方向
    に対して交差する方向への前記案内軸の移動を可能とす
    るものであり、前記第2の部分は前記支持体の移動方向
    に対して交差する方向への前記案内軸の移動を規制して
    前記レーザスャナユニットのスキャナユニット本体に設
    けられた前記第1の位置決め体を前記プロセスユニット
    のプロセスユニット本体に設けられた前記第2の位置決
    め体に向けて案内するものであり、 さらに前記レーザスャナユニットのスキャナユニット本
    体に対して前記案内軸が前記案内孔の第2の部分に移動
    する向きに力を加えるばねを備えたことを特徴とする電
    子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記支持体は、前記レーザスキャナユニ
    ットのスキャナユニット本体を前記プロセスユニットに
    対して接近離間する方向に移動可能に支持する支点体を
    有していることを特徴とする請求項1に記載の電子写真
    装置。
JP15010794A 1994-06-30 1994-06-30 電子写真装置 Expired - Fee Related JP3280800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15010794A JP3280800B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15010794A JP3280800B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 電子写真装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0815937A JPH0815937A (ja) 1996-01-19
JP3280800B2 true JP3280800B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=15489656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15010794A Expired - Fee Related JP3280800B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3280800B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5683228B2 (ja) * 2009-12-11 2015-03-11 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP5016126B2 (ja) * 2011-07-04 2012-09-05 株式会社リコー 画像形成ユニット及び移動ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0815937A (ja) 1996-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3280800B2 (ja) 電子写真装置
KR0167768B1 (ko) 광자기디스크장치
US2668879A (en) Magnetic sound pickup recorder head and support therefor
JPH081367A (ja) レーザ加工装置
JPH07120693A (ja) 光ビーム走査装置
JP2008192920A (ja) ビーム照射装置、及び、ビーム照射方法
JP2785508B2 (ja) 磁気ヘッドの高さ調整方法
JP3710023B2 (ja) クラツキ型スリット装置
JP3385644B2 (ja) レーザープラズマx線源
JP4454065B2 (ja) レーザ加工装置
JPS61228433A (ja) 複写機の原稿情報検知装置
JP2000225603A (ja) 切断機の切断位置決め装置
JP2004327552A (ja) 立体回路パターンの形成方法、装置、及びこれらを用いて製造される立体回路板
JP2000513117A (ja) 光の除去方法及び装置
JPH0231278Y2 (ja)
EP0917003A1 (en) Method for fabricating screens and apparatus for carrying out the method
JP2755636B2 (ja) 画像形成装置
US5095320A (en) Focusing mechanism for linescan imaging
JPH0510451Y2 (ja)
JPS6338602Y2 (ja)
JPH06267827A (ja) Sr露光装置
JP2726113B2 (ja) テープの切断装置
JPH10337902A (ja) 記録装置
JPH01170959A (ja) 画像記録装置
JPH0331864A (ja) プロセスカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees