JP3280499B2 - 防災設備 - Google Patents

防災設備

Info

Publication number
JP3280499B2
JP3280499B2 JP30936193A JP30936193A JP3280499B2 JP 3280499 B2 JP3280499 B2 JP 3280499B2 JP 30936193 A JP30936193 A JP 30936193A JP 30936193 A JP30936193 A JP 30936193A JP 3280499 B2 JP3280499 B2 JP 3280499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
address
discriminating
terminal device
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30936193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07160979A (ja
Inventor
俊一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP30936193A priority Critical patent/JP3280499B2/ja
Priority to EP94118467A priority patent/EP0656611B1/en
Priority to DE69418977T priority patent/DE69418977T2/de
Priority to US08/348,975 priority patent/US5594417A/en
Priority to AU79122/94A priority patent/AU660130B1/en
Priority to CN94112846A priority patent/CN1040046C/zh
Publication of JPH07160979A publication Critical patent/JPH07160979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3280499B2 publication Critical patent/JP3280499B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防災設備に関し、特
に火災感知器、発信機、中継器(火災感知器や発信機等
の監視用中継器または地区音響装置、防火戸、防排煙機
器、消火装置等の制御用中継器)等の端末機器が接続さ
れる火災報知設備や消火設備等の防災設備に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来は、火災感知器、発信機、あるいは
火災感知器,地区音響装置,防排煙機器等の被制御機器
等が1種類または複数種類接続される中継器等の端末機
器が多数接続される火災報知設備等の防災装置では、各
端末機器個々に固有のアドレス(自己アドレス)の設定
や、各種判別値(例えば、火災判別用閾値、故障判別用
閾値、誤報,失報等に対する試験用閾値、蓄積時間、制
御用等のタイマ設定時間等)の設定の際には、端末機器
にいわゆるデイップスイッチを設けて行うか、あるい
は、製造段階でマスクROMやEPROMに記憶させる
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の防災設備は以上
のように、各端末機器個々に固有のアドレスの設定や、
各種判別値の設定の際には、デイップスイッチやマスク
ROM,EPROMを用いていたので、デイップスイッ
チを用いる場合には、端末機器の設置後に現場でアドレ
ス等を簡単に変更することができるが、その設定を16
進数で行うため、設定が面倒で設定ミスが起こり易く、
しかもいたずらによってその設定値が変更されたりある
いは振動等でその設定値が狂い易い等の問題点があっ
た。
【0004】また、ROM、EPROMを用いる場合に
は、振動等で設定した設定値が狂うことはないが、一旦
設定すると、設定変更ができなかったり、あるいは、記
憶内容の消去に紫外線消去器を必要とし、製造段階では
行えても、端末機器の設置現場では変更を行うことがで
きず、しかも、設定を間違えたり、設置後にアドレス等
を変更するときには、新しいアドレス等が書き込まれた
ROM等に変換しなければならず、その手配や交換の手
間が大変であると共に、場合によっては、ROM等のピ
ンを折損したり接触不良を生じさせたりする等の問題点
があった。
【0005】このような問題点を解決するために、先に
火災受信機から端末機器のアドレスを設定する方法が提
案されている。これは、新しいアドレスを設定しようと
する端末機器を呼び出し、その端末機器に新アドレスを
送出して設定するものである。この場合、火災受信機は
アドレス変更しようとする端末機器を現アドレスを用い
て呼び出し、呼び出し端末機器に新アドレスを書き込ま
せるが、新アドレスが他の端末機器に使用されていない
アドレスである場合は問題ないが、他の端末機器と同じ
アドレスである場合には、同じアドレスの端末機器が複
数存在することになり、その後のアドレス変更や、火災
監視に複数の端末機器が同時に応答してしまう虞れがあ
り、円滑で正確なアドレス設定等を行うことができない
等の問題点があった。
【0006】また、このような方法の場合は、アドレス
が設定されていない新しい端末機器にアドレス等を設定
しようとしても、その端末機器にはまだアドレスがない
ので、火災受信機は端末機器を呼び出すことができない
等の問題点があった。さらに、このような方法の場合
は、各端末機器に固有のアドレスを利用してアドレス等
の判別値を設定するので、通常の火災監視時のポーリン
グによって端末機器が誤ってアドレス等の設定動作を行
ってしまう等の問題点があった。
【0007】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、端末機器に対するアドレスの設定
や各種判別値の設定を容易かつ確実に行うことができる
操作性の優れた信頼性の高い防災設備を得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る防災設備
は、設定器が、各種の判別値を入力する入力手段と、こ
の入力手段からの各種の判別値を判別する判別手段と、
この判別手段で判別された判別値に共通アドレスを付加
して端末機器へ送出する送信手段とを備え、端末機器
が、設定器から送出されてくる情報を受信する受信手段
と、この受信手段の出力に基づいて共通アドレスを判別
し、この共通アドレスが受信されると受信手段の出力に
基づいて判別値を判別する判別手段と、この判別手段の
判別結果を共通アドレスと共に電気的に書き換え可能な
不揮発性記憶手段に記憶させる書き込み手段とを備えた
ものである。
【0009】また、設定器の判別手段は、入力手段から
の入力が設定であるか否かを判別する設定判別手段と、
入力手段からの入力が情報の返送を端末機器に要求する
か否かを判別する要求判別手段とを有するものである。
【0010】また、設定判別手段は、入力手段からの入
力がアドレスの設定であるか否かを判別するアドレス設
定判別手段と、入力手段からの入力が判別値の設定であ
るか否かを判別する判別値設定判別手段とからなり、要
求判別手段は入力手段からの入力がアドレスの返送を端
末機器に要求するか否かを判別するアドレス要求判別手
段と、入力手段からの入力が判別値の返送を端末機器に
要求するか否かを判別する判別値要求判別手段とからな
るものである。
【0011】また、設定器の判別手段は、端末機器から
返送された判別値と入力手段により入力された判別値が
一致するか否かを判別する判別値判別手段をさらに有す
るものである。
【0012】また、設定器は、端末機器からの情報を受
信して判別値判別手段に供給する受信手段と、判別値判
別手段の判別結果を表示する表示手段をさらに備えるも
のである。
【0013】また、端末機器の判別手段は、受信手段の
出力に基づき記憶手段を参照して共通アドレスが受信さ
れたか否かを判別する共通アドレス判別手段と、この共
通アドレス判別手段で共通アドレスの受信が判別される
と、受信手段の出力に基づき共通アドレスと共に設定命
令が受信されたか否かを判別する設定命令判別手段と、
共通アドレス判別手段で共通アドレスの受信が判別され
ると、受信手段の出力に基づき共通アドレスと共に判別
値要求命令が受信されたか否かを判別する要求命令判別
手段とを有するものである。
【0014】また、設定命令判別手段は、共通アドレス
判別手段で共通アドレスの受信が判別されると、受信し
た設定命令がアドレス設定命令であるか否かを判別する
アドレス設定命令判別手段と、共通アドレス判別手段で
共通アドレスが受信されると、受信した設定命令が判別
値設定命令であるか否かを判別する判別値設定命令判別
手段とからなるものである。
【0015】さらに、端末機器は、共通アドレスが受信
された後要求命令が受信されると、その要求命令に対応
した判別値を不揮発性記憶手段から読み出して設定器に
送出する送信手段をさらに備えるものである。
【0016】
【作用】この発明においては、設定器では、入力手段か
らの各種の判別値を判別して、その判別された判別値に
共通アドレスを付加して端末機器へ送出し、端末機器で
は、設定器から送出されてくる情報から共通アドレスを
判別し、この共通アドレスが受信されると判別値を判別
し、その判別結果を共通アドレスと共に電気的に書き換
え可能な不揮発性記憶手段に記憶させる。これにより、
端末機器に対するアドレスの設定や各種判別値の設定を
容易にしかも確実に行うことができ、またアドレスが設
定されていない新しい端末機器にアドレス等を設定する
際にも、設定器は端末機器を確実に呼び出すことがで
き、また、通常の火災監視時の火災受信機によるポーリ
ングによって端末機器が誤ってアドレス等の設定動作を
行うことがなく、アドレス等を含む判別値を確実に設定
できる。。
【0017】また、設定器の判別手段は、入力手段から
の入力が設定であるか否かを判別すると共に、入力手段
からの入力が情報の返送を端末機器に要求するか否かを
判別する。これにより、さらに、端末機器に対するアド
レスの設定や各種判別値の設定を容易にしかもより確実
に行うことができ、信頼性が向上する。
【0018】また、設定判別手段は、入力手段からの入
力がアドレスの設定であるか否かを判別すると共に、入
力手段からの入力が判別値の設定であるか否かを判別
し、要求判別手段は入力手段からの入力がアドレスの返
送を端末機器に要求するか否かを判別すると共に、入力
手段からの入力が判別値の返送を端末機器に要求するか
否かを判別する。これにより、端末機器の自己アドレ
ス、火災判別用閾値等の判別値が不明な場合には、設定
器から端末機器に対して共通アドレスと共に判別値の要
求命令を送出することができるので、容易にその判別値
を知ることができ、以て、判別値の確認を正確に行うこ
とができ、システムの誤認を防止でき、また、十分な確
認により、誤調整を防止できる。
【0019】また、設定器の判別手段は、端末機器から
返送された判別値と入力手段により入力された判別値が
一致するか否かを判別する。これにより、さらに、共通
アドレスによる各端末機器に対するアドレスの設定や各
種判別値の設定を容易にしかも確実に行うことができ
る。
【0020】また、設定器は、端末機器からの情報を受
信して判別値判別手段に供給し、その判別結果を表示す
る。これにより、端末機器のアドレスが不明でも端末機
器に設定されている設定データを読み出し、その内容を
知ることができ、共通アドレスによる各端末機器に対す
るアドレスの設定や各種判別値の設定を容易にしかも確
実に行うことができる。
【0021】また、端末機器の判別手段は、受信手段の
出力に基づき記憶手段を参照して共通アドレスが受信さ
れたか否かを判別し、この共通アドレスの受信が判別さ
れると、設定命令が受信されたか否かを判別すると共
に、判別値要求命令が受信されたか否かを判別する。こ
れにより、さらに、端末機器に対するアドレスの設定や
各種判別値の設定を容易にしかもより確実に行うことが
でき、信頼性が向上する。
【0022】また、設定命令判別手段は、共通アドレス
の受信が判別されると、受信した設定命令がアドレス設
定命令であるか否かを判別すると共に、受信した設定命
令が判別値設定命令であるか否かを判別する。これによ
り、さらに、端末機器に対するアドレスの設定や各種判
別値の設定を容易にしかもより確実に行うことができ、
信頼性が向上する。
【0023】また、端末機器は、共通アドレスが受信さ
れた後要求命令が受信されると、その要求命令に対応し
た判別値を不揮発性記憶手段から読み出して設定器に送
出する。これにより、これにより、さらに、端末機器に
対するアドレスの設定や各種判別値の設定を容易にしか
もより確実に行うことができ、信頼性が向上する。
【0024】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、設定される端
末機器として例えば火災感知器に適用した場合を例に取
り、図について説明する。図1はこの発明の一実施例を
示すブロック図である。図において、1は端末機器とし
ての例えば火災感知器、2は後述する種々の演算処理等
を行う演算手段としてのマイクロプロセッサユニット
(以下、MPUという)、3および4はそれぞれMPU
2に接続されたデータバスおよびコントロールバスであ
る。
【0025】5はデータバス3およびコントロールバス
4を介してMPU2に接続された記憶手段としてのリー
ドオンリメモリ(以下、ROMという)であって、この
ROM5は後述する図3に示すようなフローチャートに
関連したプログラム等が予め格納されている記憶領域5
1と、各種定数が予め格納されている記憶領域52と、
各端末機器に共通の共通アドレスが予め格納されている
記憶領域53とを含む。6はデータバス3およびコント
ロールバス4を介してMPU2に接続され、設定アドレ
スである自己アドレス,設定判定値の一例としての火災
判定値が格納されている電気的に書き込み・消去が可能
な、つまり、書き換え可能な不揮発性記憶手段としての
EEPROMである。なお、このEEPROMの代わり
にバックアップ電源付きのRAM等を用いてもよい。
【0026】7はデータバス3およびコントロールバス
4を介してMPU2に接続された記憶手段としてのラン
ダムアクセスメモリ(以下、RAMという)であって、
このRAM7はMPU2が演算処理等を行う場合に使用
される作業領域71と、火災現象検出出力の最新の複数
回分(例えば、3秒毎に3回分)を更新記憶するための
記憶領域72と、送出データ(例えば、検出出力、自己
アドレス、火災判別用閾値、試験結果等)を記憶する記
憶領域73とを含む。
【0027】8はインタフェース(以下、IFという)
9、データバス3およびコントロールバス4を介してM
PU2に接続され、熱、煙、炎、ガス、あるいは臭い等
の火災現象を検出してその物理量を出力する火災検出部
であって、例えば熱式感知器の場合は、例えばサーミス
タのような感熱素子、A/D変換回路を備え、光電式や
減光式の煙感知器の場合は、発光制御回路、発光素子、
受光素子、増幅回路、サンプルホールド回路、A/D変
換回路等を備え、イオン化式煙感知器の場合は、外部イ
オン室、内部イオン室、FET、A/D変換回路等を備
え、炎式感知器の場合は、焦電素子または紫外線検出素
子等の検出素子、増幅回路、A/D変換回路等を備え、
ガス式や臭い式感知器の場合は、ガス検出素子または臭
い検出素子、A/D変換回路等を備える。
【0028】10はIF11、データバス3およびコン
トロールバス4を介してMPU2に接続され、後述の設
定器と情報の送受信を行うための図示せずも並直列変換
回路、送信回路、受信回路および直並列変換回路等から
なる送受信部であって、この送受信部10はまた火災受
信機等と接続されているときは、火災受信機等と情報の
送受信を行う。なお、このような火災感知器は、通常図
6に示すように、火災受信機40に対して複数個の火災
感知器11〜1nが接続されるようになされている。
【0029】20は設定器であって、この設定器20は
火災感知器,発信機,中継器等の火災報知設備や消火設
備等の防火設備の端末機器に、アドレスや各種判別値
(例えば、火災判別用閾値、故障判別用閾値、誤報,失
報等に対する試験用閾値、蓄積時間、制御用等のタイマ
設定時間等)の設定用データを、工場や設置現場で設定
するためのもので、これは専用機でも、あるいはパソコ
ンでもよい。21は後述する種々の演算処理等を行う演
算手段としてのMPU、22および23はそれぞれMP
U21に接続されたデータバスおよびコントロールバス
である。
【0030】24はデータバス22およびコントロール
バス23を介してMPU21に接続された記憶手段とし
てのROMであって、このROM24は後述する図4〜
図5に示すようなフローチャートに関連したプログラム
等が予め格納されている記憶領域241と、各種定数が
予め格納されている記憶領域242と、入力データ対送
出データ、入力データ・受信データ対表示データ等の対
照テーブルが予め格納されている記憶領域243とを含
む。
【0031】25はデータバス22およびコントロール
バス23を介してMPU21に接続された記憶手段とし
てのRAMであって、このRAM25はMPU21が演
算処理等を行う場合に使用される作業領域251と、入
力データ(例えば、入力アドレス、入力火災判別用閾値
等の判別値等)を一時的に記憶するための記憶領域25
2と、送出用データ(例えば、共通アドレス、アドレス
設定命令、火災閾値設定命令、設定アドレス、設定用火
災閾値等)を一時的に記憶するための記憶領域253
と、受信データ(例えば、設定(自己)アドレス等)を
一時的に記憶するための記憶領域254とを含む。
【0032】26はIF27,データバス22およびコ
ントロールバス23を介してMPU21に接続された例
えばキーボード等の入力部、28はIF29,データバ
ス22およびコントロールバス23を介してMPU21
に接続された例えば、液晶パネル,CRT,計数表示
管,または表示灯等からなる表示部である。
【0033】30はIF31、データバス22およびコ
ントロールバス23を介してMPU21に接続されると
共に、火災感知器1の送受信部10に接続され、火災感
知器1と情報の送受信を行うための図示せずも並直列変
換回路、送信回路、受信回路および直並列変換回路等か
らなる送受信部である。
【0034】図2はこの発明の機能ブロック図であっ
て、図2(a)は火災感知器1側、図2(b)は設定器
20側をそれぞれ示している。図において、FRは設定
器20から送信されてくる情報を受信する受信手段、F
Mは少なくとも複数の端末機器である火災感知器1に共
通のアドレスを記憶する記憶手段、FVMはアドレスや
各種判別値(例えば、火災判別用閾値、故障判別用閾
値、誤報,失報等に対する試験用閾値、蓄積時間、制御
用等のタイマ設定時間等)を記憶する電気的に書き換え
可能な不揮発性記憶手段である。
【0035】FDは受信手段FRを介して設定器20か
ら送信されてくる情報を判別する判別手段であって、共
通アドレス判別手段FDC、設定命令判別手段FDSお
よび要求命令判別手段FDRとからなる。共通アドレス
判別手段FDCは受信手段FRの出力に基づき記憶手段
FMを参照して共通アドレスが受信されたか否かを判別
する。設定命令判別手段FDSは共通アドレス判別手段
FDCで共通アドレスの受信が判別されると、受信手段
FRの出力に基づき共通アドレスと共に設定命令が受信
されたか否かを判別するもので、アドレス設定命令判別
手段FDSAと判別値設定命令判別手段FDSDとから
なる。
【0036】アドレス設定命令判別手段FDSAは共通
アドレス判別手段FDCで共通アドレスの受信が判別さ
れると、受信した設定命令がアドレス設定命令であるか
否かを判別し、判別値設定命令判別手段FDSDは共通
アドレス判別手段FDCで共通アドレスが受信される
と、受信した設定命令が判別値設定命令であるか否かを
判別する。要求命令判別手段FDRは共通アドレス判別
手段FDCで共通アドレスの受信が判別されると、受信
手段FRの出力に基づき共通アドレスと共に判別値要求
命令が受信されたか否かを判別する。
【0037】FWは書き込み手段であって、共通アドレ
スが受信された後アドレス設定命令が受信されると、受
信した設定アドレスを自己アドレスとして不揮発性記憶
手段FVMに記憶させ、設定判別値が受信されると、受
信した設定判別値を不揮発性記憶手段FVMに記憶させ
る。FTは共通アドレスが受信された後要求命令が受信
されると、その要求命令に対応した判別値を不揮発性記
憶手段FVMから読み出して設定器20に送出する送信
手段である。
【0038】SIは各種の判別値や要求する設定値等を
入力する入力手段、SRは火災感知器1から送信されて
くる情報を受信する受信手段、SDは入力手段SIから
の入力および受信手段SRの出力の内容を判別する判別
手段である。判別手段SDは入力手段SIからの入力が
アドレスや判別値の設定であるか否かを判別する設定判
別手段SDSと、入力手段SIからの入力がアドレスや
判別値の返送を火災感知器1に要求するか否かを判別す
る要求判別手段SDRと、火災感知器1から返送された
判別値と入力手段SIにより入力された判別値が一致す
るか否かを判別する判別値判別手段SDDを有する。
【0039】設定判別手段SDSは入力手段SIからの
入力がアドレスの設定であるか否かを判別するアドレス
設定判別手段SDSAと、入力手段SIからの入力が判
別値の設定であるか否かを判別する判別値設定判別手段
SDSDとからなり、要求判別手段SDRは入力手段S
Iからの入力がアドレスの返送を火災感知器1に要求す
るか否かを判別するアドレス要求判別手段SDRAと、
入力手段SIからの入力が判別値の返送を火災感知器1
に要求するか否かを判別する判別値要求判別手段SDR
Dとからなる。STは判別手段SDの出力に基づき記憶
手段SMを参照して共通アドレス、設定命令、設定値、
要求命令を火災感知器1へ送出する送信手段、SDPは
判別値判別手段SDDの判別結果を表示する表示手段で
ある。
【0040】なお、判別手段FDは火災感知器1のMP
U2(図1)に含まれ、記憶手段FMは火災感知器1の
ROM5(図1)に含まれ、不揮発性記憶手段FVMは
火災感知器1のEEPROM6(図1)に相当し、受信
手段FRと送信手段FTは火災感知器1の送受信部10
に相当し、書き込み手段FWはMPU2に含まれる。ま
た、入力手段SIは設定器20の入力部26に相当し、
判別手段SDは設定器20のMPU21(図1)に含ま
れ、記憶手段SMは設定器20のROM24(図1)に
相当し、受信手段SRと送信手段STは設定器20の送
受信部30に相当し、表示手段SDPは設定器20の表
示部28に相当する。
【0041】次に、図1に示したこの発明の一実施例の
動作について図3〜図6を参照して説明する。なお、以
下の説明において、サムチェックコードによる受信信号
のチェックは、説明の都合上省略されている。まず、火
災感知器1の動作を図3を参照しながら説明する。な
お、以下の動作説明における判定は全てMPU2で行わ
れる。ステップS1において、RAM7、IF9,11
等に対する初期設定を行い、ステップS2において、設
定器20あるいは火災受信機40からの受信信号がある
かどうかを判別し、なければ、受信信号があるまで待機
し、あれば、ステップS3において、受信信号が火災受
信機40からの呼び出し信号である自己アドレスかどう
かを判別し、自己アドレスであれば、ステップS4にお
いて、受信命令信号(例えば、種別返送命令、状態情報
返送命令、試験命令、試験結果返送命令等)を解読し、
ステップS5において、受信命令に従った処理、例え
ば、命令信号が状態情報返送命令であれば、検出出力
(火災現象の物理量信号、火災信号の有無等)を送出す
る等の処理を行った後、ステップS2に戻って上述の動
作を繰り返す。
【0042】ステップS3で自己アドレスでなければ、
ステップS6において、受信信号が設定器20からの共
通アドレスであるかどうかを判別し、共通アドレスでな
ければ、ステップS2に戻って上述の動作を繰り返し、
共通アドレスであれば、ステップS7において、アドレ
ス設定命令かどうかを判別し、アドレス設定命令であれ
ば、ステップS8に進んで、受信した設定アドレスを自
己アドレスとしてEEPROM6の所定の位置に更新記
憶する。
【0043】ステップS7でアドレス設定命令でないと
判別されたら、ステップS9おいて、判別値設定命令即
ちこの場合火災閾値(火災判別用閾値)設定命令かどう
かを判別し、火災閾値設定命令であれば、ステップS1
0に進んで、受信した設定火災閾値をEEPROM6の
所定の位置に更新記憶する。ステップS9で火災閾値設
定命令でないと判別されたら、ステップS11におい
て、判別値等の要求命令であるかどうかを判別し、要求
命令であれば、ステップS12において、EEPROM
6より要求された判別値等、例えば自己アドレスあるい
は火災閾値を読み出し、送受信部10を介して設定器1
へ送出し、要求命令でなければ、ステップS2に戻って
上述の動作を繰り返す。
【0044】次に、設定器20の動作を図4および図5
を参照しながら説明する。なお、以下の動作説明におけ
る判定は全てMPU21で行われる。ステップS21に
おいて、RAM25、IF27,29,31等に対する
初期設定を行い、ステップS22において、入力部26
より入力があるかどうかを判別し、なければ、入力があ
るまで待機し、あれば、ステップS23において、アド
レス設定かどうかを判別し、アドレス設定であれば、ス
テップS24に進んで、設定アドレスを入力部26より
読み込み、ステップS26において、設定アドレスに共
通アドレス、アドレス設定命令を付加し、送受信部30
を介して火災感知器1へ送出する。次いで、ステップS
27において、アドレス設定が確実に行われたか否かを
確認するため、共通アドレスにアドレス要求命令を付加
し、送受信部30を介して火災感知器1へ送出して、ス
テップS28へ進む。
【0045】一方、ステップS23でアドレス設定でな
いと判別されたら、ステップS29において、判別値即
ちこの場合火災閾値の設定かどうかを判別し、火災閾値
の設定であれば、ステップS30において、入力部26
から火災閾値を読み込み、ステップS31において、共
通アドレス、火災閾値設定命令、設定火災閾値を送受信
部30を介して火災感知器1へ送出する。次いで、ステ
ップS32において、共通アドレス、火災閾値を送受信
部30を介して火災感知器1へ送出して、ステップS2
8に進む。
【0046】そして、ステップS28において、火災感
知器1から受信信号(返送信号)があるかどうかを判別
し、あれば、ステップS33において、ステップS26
またはステップS31で送出した判別値である設定アド
レスまたは火災閾値と受信した判別値が一致するかどう
か、例えば、火災感知器1から設定(自己)アドレスの
返送があると、受信した自己アドレスがアドレス設定の
際に火災感知器1に送出した設定アドレスと一致してい
るかどうかを判別し、一致していれば、ステップS34
において、その結果を表示して設定が完了したことを表
示部28で表示する。この表示の際に、受信した返送デ
ータを表示部28へそのまま、あるいは、判読できる状
態に変換して表示するようにしてもよい。
【0047】また、ステップS26またはステップS3
3で送出した設定アドレスまたは火災閾値と受信した判
別値が一致してなければ、ステップS35において、設
定の異常を表示部28に表示し、同様に、ステップS2
8で所定時間内に火災感知器1から受信信号(返送信
号)がなければ、ステップS36において、端末機器の
1つである火災感知器1が異常であることを表示部28
に表示する。そして、ステップS34、S35およびS
36でいずれも表示動作が終了したら、ステップS22
に戻って上述の動作を繰り返す。
【0048】また、ステップS29で火災閾値の設定で
なければ、火災受信機1の設定(自己)アドレススを知
るためのテップS37に進んで、アドレス要求命令であ
るかどうかを判別し、アドレス要求命令であれば、ステ
ップS38において、共通アドレス、アドレス要求命令
を送受信部30を介して火災感知器1へ送出し、ステッ
プS39へ進む。一方、ステップS37でアドレス要求
命令でなければ、ステップS40に進んで、火災受信機
1の火災閾値を知るための火災閾値要求命令であるかど
うかを判別し、火災閾値要求命令であれば、ステップS
41において、共通アドレス、火災閾値要求命令を送受
信部30を介して火災感知器1へ送出し、ステップS3
9へ進む。
【0049】そして、ステップS39において、火災感
知器1からの受信信号(返送信号)があるかどうかを判
別し、あれば、ステップS42において、受信信号が判
別値であるかどうか、例えば、火災感知器1から設定ア
ドレス即ち自己アドレスを受信したかどうかを判別し、
受信したならば、ステップS43において、受信した判
別値例えば自己アドレスを表示部28で表示し、判別値
が受信されなければ、ステップS44において、当該判
別値は受信されないこと、すなわち要求した判別値、例
えば自己アドレスが火災受信機1に設定されていないお
とを表示部30で表示する。
【0050】そして、ステップS43およびS44でい
ずれも表示動作が終了したら、ステップS22に戻って
上述の動作を繰り返す。また、ステップS40で火災要
求命令がなければ、ステップS22に戻って上述の動作
を繰り返し、ステップS39で所定時間内に火災感知器
1からの受信信号がなければ、ステップS36に戻っ
て、上述と同様に火災感知器1が異常であることを表示
部28に表示する。
【0051】かくして、火災感知器1に判別値として新
しいアドレスや火災判別用閾値が設定されると、火災感
知器1を設定器20から取り外し、設置現場に搬入した
り、電路に再接続したりする。そして、例えば、図6に
示すように、火災受信機40に接続された火災感知器1
1〜1nは、受信したアドレスが自己アドレスに一致する
と、火災受信機40から呼び出されたものと判断し、受
信した命令信号を解読して必要な処理を行うと共に、火
災受信機40から要求されたデータを送出する。
【0052】このように、本実施例では、端末機器の1
つである例えば火災感知器のアドレス等を含む判別値を
設定する場合には、設定器で共通アドレスと共にアドレ
ス設定命令、設定アドレスを送出し、火災感知器では、
受信信号があると、火災受信機からの呼び出し信号であ
る自己アドレスか設定器からの共通アドレスかを判別
し、共通アドレスの場合には、アドレス設定命令と設定
アドレスを受信したときにその設定アドレスを記憶さ
せ、各火災感知器に固有のアドレスを利用して判別値を
設定するようにしたので、アドレスが設定されていない
新しい火災感知器にアドレス等を設定する際にも、火災
受信機は火災感知器を確実に呼び出すことができ、ま
た、通常の火災監視時のポーリングによって火災感知器
が誤ってアドレス等の設定動作を行うことがなく、アド
レス等を含む判別値を確実に設定できる。
【0053】また、設定器から火災感知器に対して共通
アドレスと共に設定アドレス要求命令を送出し、火災感
知器はEEPROMから要求された設定(自己)アドレ
スを読み出して返送するようにしているので、火災感知
器の自己アドレス、火災判別用閾値等の判別値が不明な
場合には、設定器から火災感知器に対して共通アドレス
と共に判別値の要求命令を送出することにより、容易に
その判別値を知ることができる。
【0054】なお、上記実施例では、EEPROMに設
定する判別値としてアドレス値、火災判別用閾値の場合
について、これに限定されることなく、その他の判別
値、例えば、故障判別用閾値、試験判別用用閾値、タイ
マ用設定時間(例えば制御用時間)、端末機器の種別
(例えば、熱式、光電式、減光式、イオン化式、炎式、
ガス式、臭い式、発信機、監視用中継器、制御用中継
器、特種、1種、2種、3種等)の場合にも同様に適用
できる。
【0055】また、上記実施例では、防災設備の端末機
器の一例として火災感知器の場合について説明したが、
これに限定されることなく、その他の端末機器例えば中
継器や発信機等でもよく、ここで、例えば端末機器が監
視用中継器の場合には、火災検出部8の代わりに、火災
感知器等から出力される火災信号あるいは火災信号の物
理量信号を受信する受信回路が設け、また、制御用中継
器の場合には、火災検出部8の代わりに、防火戸、防排
煙機器あるいは消化装置等の被制御機器に電源または制
御信号を出力すると共に、被制御機器の状態(例えば、
開状態、閉状態等)を監視する制御回路を設ければよ
く、さらに、端末機器が発信機の場合には、火災検出部
8の代わりに、押釦スイッチも設ければよく、いずれの
場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
【0056】また、上記実施例において、設定器が火災
感知器に送出する設定命令は、上記各種の判別値に個別
に対応する設定命令でも、また、各種の判別値に共通の
設定命令でもよい。さらに、設定器が火災感知器に送出
する返送命令は、上記各種の判別値に個別に対応する返
送命令でも、また、各種の判別値に共通の返送命令でも
よい。ここで、個別の返送命令の場合には、火災感知器
は返送命令に対応する個々のデータ(例えば、アドレ
ス、火災判別用閾値等)をEEPROMから読み出して
送出し、共通の返送命令の場合には、火災感知器はEE
PROMに記憶されている全てのデータを読み出して送
出する。
【0057】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、設定器
が、各種の判別値を入力する入力手段と、この入力手段
からの各種の判別値を判別する判別手段と、この判別手
段で判別された判別値に共通アドレスを付加して端末機
器へ送出する送信手段とを備え、端末機器が、設定器か
ら送出されてくる情報を受信する受信手段と、この受信
手段の出力に基づいて共通アドレスを判別し、この共通
アドレスが受信されると受信手段の出力に基づいて判別
値を判別する判別手段と、この判別手段の判別結果を共
通アドレスと共に電気的に書き換え可能な不揮発性記憶
手段に記憶させる書き込み手段とを備えたので、防災設
備の端末機器に対するアドレスの設定や各種判別値の設
定を容易にしかも確実に行うことができ、また、端末機
器に対するアドレスの設定や各種判別値の設定を容易に
しかも確実に行うことができ、また、アドレスが設定さ
れていない新しい端末機器に自己アドレス等を設定する
際にも、設定器は端末機器を確実に呼び出すことがで
き、また、通常の火災監視時の火災受信機等の受信部に
よるポーリングによって端末機器が誤ってアドレス等の
設定動作を行うことがなく、アドレス等を含む判別値を
確実に設定でき、操作性、信頼性が向上するという効果
がある。
【0058】また、設定器の判別手段は、入力手段から
の入力が設定であるか否かを判別する設定判別手段と、
入力手段からの入力が情報の返送を端末機器に要求する
か否かを判別する要求判別手段とを有するので、端末機
器に対するアドレスの設定や各種判別値の設定を容易に
しかもより確実に行うことができ、さらに、信頼性が向
上するという効果がある。
【0059】また、設定判別手段は、入力手段からの入
力がアドレスの設定であるか否かを判別するアドレス設
定判別手段と、入力手段からの入力が判別値の設定であ
るか否かを判別する判別値設定判別手段とからなり、要
求判別手段は入力手段からの入力がアドレスの返送を端
末機器に要求するか否かを判別するアドレス要求判別手
段と、入力手段からの入力が判別値の返送を端末機器に
要求するか否かを判別する判別値要求判別手段とからな
るので、端末機器の自己アドレス、火災判別用閾値等の
判別値が不明な場合には、設定器から端末機器に対して
共通アドレスと共に判別値の要求命令を送出することが
できるので、容易にその判別値を知ることができ、以
て、判別値の確認を正確に行うことができ、システムの
誤認を防止でき、また、十分な確認により、誤調整を防
止できる、さらに、信頼性が向上するという効果があ
る。
【0060】また、設定器の判別手段は、端末機器から
返送された判別値と入力手段により入力された判別値が
一致するか否かを判別する判別値判別手段をさらに有す
るので、共通アドレスによる各端末機器に対するアドレ
スの設定や各種判別値の設定を容易にしかも確実に行う
ことができ、さらに、信頼性が向上するという効果があ
る。
【0061】また、設定器は、端末機器からの情報を受
信して判別値判別手段に供給する受信手段と、判別値判
別手段の判別結果を表示する表示手段をさらに備えるの
で、端末機器のアドレスが不明でも端末機器に設定され
ている設定データを読み出し、その内容を知ることがで
き、共通アドレスによる各端末機器に対するアドレスの
設定や各種判別値の設定を容易にしかも確実に行うこと
ができ、さらに、信頼性が向上するという効果がある。
【0062】また、端末機器の判別手段は、受信手段の
出力に基づき記憶手段を参照して共通アドレスが受信さ
れたか否かを判別する共通アドレス判別手段と、この共
通アドレス判別手段で共通アドレスの受信が判別される
と、受信手段の出力に基づき共通アドレスと共に設定命
令が受信されたか否かを判別する設定命令判別手段と、
共通アドレス判別手段で共通アドレスの受信が判別され
ると、受信手段の出力に基づき共通アドレスと共に判別
値要求命令が受信されたか否かを判別する要求命令判別
手段とを有するので、端末機器に対するアドレスの設定
や各種判別値の設定を容易にしかもより確実に行うこと
ができ、さらに、信頼性が向上するという効果がある。
【0063】また、設定命令判別手段は、共通アドレス
判別手段で共通アドレスの受信が判別されると、受信し
た設定命令がアドレス設定命令であるか否かを判別する
アドレス設定命令判別手段と、共通アドレス判別手段で
共通アドレスが受信されると、受信した設定命令が判別
値設定命令であるか否かを判別する判別値設定命令判別
手段とからなるので、端末機器に対するアドレスの設定
や各種判別値の設定を容易にしかもより確実に行うこと
ができ、さらに、信頼性が向上するという効果がある。
【0064】さらに、端末機器は、共通アドレスが受信
された後要求命令が受信されると、その要求命令に対応
した判別値を不揮発性記憶手段から読み出して設定器に
送出する送信手段をさらに備えるので、端末機器に対す
るアドレスの設定や各種判別値の設定を容易にしかもよ
り確実に行うことができ、さらに、信頼性が向上すると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る防災設備の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】この発明の機能ブロック図である。
【図3】図1の火災感知器の動作説明に供するためのフ
ローチャートである。
【図4】図1の設定器の動作説明に供するためのフロー
チャートである。
【図5】図1の設定器の動作説明に供するためのフロー
チャートである。
【図6】図1の端末機器の動作説明に供するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 火災感知器 2、21 マイクロプロセッサユニット(MPU) 5、24 リードオンリメモリ(ROM) 6 EEPROM 7、25 ランダムアクセスメモリ(RAM) 8 火災検出部 10、30 送受信部 20 設定器 28 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 - 31/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末機器と、この端末機器に対して各種
    の判別値を設定する設定器を有する防災設備において、 上記設定器は、 各種の判別値を入力する入力手段と、 この入力手段からの各種の判別値を判別する判別手段
    と、 この判別手段で判別された判別値に共通アドレスを付加
    して上記端末機器へ送出する送信手段とを備え、 上記端末機器は、 上記設定器から送出されてくる情報を受信する受信手段
    と、 この受信手段の出力に基づいて共通アドレスを判別し、
    該共通アドレスが受信されると上記受信手段の出力に基
    づいて上記判別値を判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果を上記共通アドレスと共に電気
    的に書き換え可能な不揮発性記憶手段に記憶させる書き
    込み手段とを備えたことを特徴とする防災設備。
  2. 【請求項2】 設定器の判別手段は、入力手段からの入
    力が設定であるか否かを判別する設定判別手段と、上記
    入力手段からの入力が情報の返送を上記端末機器に要求
    するか否かを判別する要求判別手段とを有する請求項1
    記載の防災設備。
  3. 【請求項3】 設定判別手段は、入力手段からの入力が
    アドレスの設定であるか否かを判別するアドレス設定判
    別手段と、上記入力手段からの入力が判別値の設定であ
    るか否かを判別する判別値設定判別手段とからなり、要
    求判別手段は上記入力手段からの入力がアドレスの返送
    を端末機器に要求するか否かを判別するアドレス要求判
    別手段と、上記入力手段からの入力が判別値の返送を上
    記端末機器に要求するか否かを判別する判別値要求判別
    手段とからなる請求項2記載の防災設備。
  4. 【請求項4】 設定器の判別手段は、端末機器から返送
    された判別値と入力手段により入力された判別値が一致
    するか否かを判別する判別値判別手段をさらに有する請
    求項1〜3のいずれかに記載の防災設備。
  5. 【請求項5】 設定器は、端末機器からの情報を受信し
    て判別値判別手段に供給する受信手段と、上記判別値判
    別手段の判別結果を表示する表示手段をさらに備える請
    求項4記載の防災設備。
  6. 【請求項6】 端末機器の判別手段は、受信手段の出力
    に基づき記憶手段を参照して共通アドレスが受信された
    か否かを判別する共通アドレス判別手段と、この共通ア
    ドレス判別手段で共通アドレスの受信が判別されると、
    上記受信手段の出力に基づき上記共通アドレスと共に設
    定命令が受信されたか否かを判別する設定命令判別手段
    と、上記共通アドレス判別手段で共通アドレスの受信が
    判別されると、上記受信手段の出力に基づき共通アドレ
    スと共に判別値要求命令が受信されたか否かを判別する
    要求命令判別手段とを有する請求項1記載の防災設備。
  7. 【請求項7】 設定命令判別手段は、共通アドレス判別
    手段で共通アドレスの受信が判別されると、受信した設
    定命令がアドレス設定命令であるか否かを判別するアド
    レス設定命令判別手段と、上記共通アドレス判別手段で
    共通アドレスが受信されると、受信した設定命令が判別
    値設定命令であるか否かを判別する判別値設定命令判別
    手段とからなる請求項6記載の防災設備。
  8. 【請求項8】 端末機器は、共通アドレスが受信された
    後要求命令が受信されると、その要求命令に対応した判
    別値を不揮発性記憶手段から読み出して設定器に送出す
    る送信手段をさらに備える請求項1、6または7記載の
    防災設備。
JP30936193A 1993-12-02 1993-12-09 防災設備 Expired - Fee Related JP3280499B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30936193A JP3280499B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 防災設備
EP94118467A EP0656611B1 (en) 1993-12-02 1994-11-24 Fire alarm system
DE69418977T DE69418977T2 (de) 1993-12-02 1994-11-24 Feueralarmsystem
US08/348,975 US5594417A (en) 1993-12-02 1994-11-28 Fire alarm system
AU79122/94A AU660130B1 (en) 1993-12-02 1994-11-30 Fire alarm system
CN94112846A CN1040046C (zh) 1993-12-02 1994-12-02 火灾报警系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30936193A JP3280499B2 (ja) 1993-12-09 1993-12-09 防災設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07160979A JPH07160979A (ja) 1995-06-23
JP3280499B2 true JP3280499B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=17992079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30936193A Expired - Fee Related JP3280499B2 (ja) 1993-12-02 1993-12-09 防災設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3280499B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07160979A (ja) 1995-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4996518A (en) Fire alarm system
US6693529B2 (en) Fire alarm system
JP3280499B2 (ja) 防災設備
EP0965966B1 (en) Fire alarm system
EP0656611B1 (en) Fire alarm system
JP3159584B2 (ja) 防災設備
JP3288833B2 (ja) 火災受信機
JP3210055B2 (ja) 火災報知設備
JP3318034B2 (ja) 火災受信機
JP2889067B2 (ja) 異常監視システム
KR20000051230A (ko) 화재 감시 및 관리장치
JP2002083385A (ja) 防災システム
JP2957749B2 (ja) 火災報知設備
JP3040835B2 (ja) 火災報知設備におけるrom書換装置
JP3410838B2 (ja) 火災報知設備
JPH10228593A (ja) 火災受信機
JP2957736B2 (ja) 火災報知設備
JP3040838B2 (ja) 火災報知設備
JP2000105881A (ja) 自動火災報知設備の防災受信機
JP3227221B2 (ja) 火災受信機
JP3152502B2 (ja) 火災報知設備
JP3040837B2 (ja) 火災報知設備
JPS6376642A (ja) 防災監視・制御設備
JP3430675B2 (ja) 防災端末器の自動登録機能を備えた火災受信機
JP2019200446A (ja) 火災報知設備

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees