JP3280109B2 - オートパンチングシステム - Google Patents
オートパンチングシステムInfo
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- JP3280109B2 JP3280109B2 JP02452593A JP2452593A JP3280109B2 JP 3280109 B2 JP3280109 B2 JP 3280109B2 JP 02452593 A JP02452593 A JP 02452593A JP 2452593 A JP2452593 A JP 2452593A JP 3280109 B2 JP3280109 B2 JP 3280109B2
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Description
像記録用及び印刷用の基準となるパンチ孔を穿設するた
めのオートパンチングシステムに関する。
成するための刷版は、感光性平版印刷版へ焼付け装置に
よって画像を焼付けて潜像を形成した後、この感光性平
版印刷版を現像処理して作成する。一般に、感光性平版
印刷版としては、厚さ約0.15〜0.3mmのアルミニ
ウムの矩形上の薄板を支持体として、この支持体の表面
に感光性被膜を形成したものが使用される。
版を所定の位置に位置決めすると共に、原稿フィルムを
感光性平版印刷版に対して位置合わせを行って、原稿フ
ィルムに記録された画像を焼付けるようになっている。
また、現像処理された感光性平版印刷版は、輪転機の版
胴へ巻き掛けるための版曲げが行われる。
性平版印刷版の所定の位置にパンチ孔を穿設し、このパ
ンチ孔を基準として原稿フィルムの位置及び感光性平版
印刷版を版曲げする位置を決める。このようにして、版
曲げまで行われた感光性平版印刷版は、輪転機の版胴に
巻き掛けて印刷を行う。
に応じて使用するサイズ(主に支持体の幅及び長さ)が
異なると共に、輪転機によっても使用するサイズが異な
る。このため、感光性平版印刷版に殖版用の基準孔及び
版掛け用の基準孔を穿設するパンチング作業は、主に印
刷版のサイズに応じて、作業員が手作業で1枚づつ正確
に位置決めして行っている。
平版印刷版は大版(例えば縦約1300mm、幅約130
0mm)で薄く柔らかいため、取扱いに細心の注意が必要
である。また、特に大量の印刷物を作成する印刷工場で
のパンチング作業は、多量の感光性平版印刷版の各々の
所定の位置に繰り返し正確にパンチ孔を穿設しなければ
ならず、作業員は単純な作業を繰り返し行わなければな
らない。このため、作業環境の改善を目的としたパンチ
ング作業の自動化の要求が高まっている。
版のサイズに応じた所定の位置にパンチ孔を穿設するた
めのオートパンチングシステムを提供することを目的と
する。
オートパンチングシステムは、感光性平版印刷版を積層
した複数台の印刷版載置台を位置決めして装填する印刷
版載置台装填部と、前記印刷版載置台装填部に装填され
る前記感光性平版印刷版の大きさを設定する版サイズ設
定手段と、前記印刷版載置台装填部に装填される前記感
光性平版印刷版の版種を設定する版種設定手段と、前記
版サイズ設定手段又は前記版サイズ設定手段と前記版種
設定手段の設定に基づいて選択した前記印刷版載置台か
ら前記感光性平版印刷版を枚葉して定盤上に載置する移
載手段と、前記定盤上に載置された前記感光性平版印刷
版をサイズに応じて位置決めして画像記録用及び印刷機
への装着用の基準とするパンチ孔を穿設するパンチ部
と、前記パンチ孔が穿設された前記感光性平版印刷版を
前記定盤上から排出する排出手段と、を有することを特
徴とする。
システムは、請求項1のオートパンチングシステムであ
って、少なくとも前記印刷版載置台装填部又は前記印刷
版載置台の一方に位置決め手段が設けられ、前記印刷版
載置台が前記印刷版載置台装填部へ装填されることによ
り印刷版載置台に搭載された前記感光性平版印刷版の位
置決めが行われることを特徴とする。
システムは、請求項1又は請求項2のオートパンチング
システムであって、前記移載手段が前記印刷版載置台上
の最表層の前記感光性平版印刷版を吸着する吸着手段
と、前記吸着手段を前記印刷版載置台の前記感光性平版
印刷版に対向する位置から前記定盤に対向する位置へ移
動させる移動移載手段と、前記移動移載手段から前記感
光性平版印刷版を受け取って前記定盤に載置する固定移
載手段と、を有することを特徴とする。
システムは、請求項1から請求項3の何れかのオートパ
ンチングシステムであって、前記印刷版載置台装填部の
前記感光性平版印刷版のサイズを検知する検知手段を備
え、前記検知手段の検知結果に応じて前記定盤上で前記
感光性平版印刷版の位置決めを行うことを特徴とする。
システムは、請求項1から請求項4の何れかのオートパ
ンチングシステムであって、前記移載手段が前記パンチ
部から穿孔済の前記感光性平版印刷版を受け取って前記
印刷版載置台装填部の前記印刷版載置台へ受け渡すこと
を特徴とする。
ステムでは、印刷版載置台装填部に複数の印刷版載置台
を装填することができる。これによって、複数種類のサ
イズの感光性平版印刷版を多量に装填することができ
る。移載手段は、これらの感光性平版印刷版を枚葉して
パンチ部の定盤に載置し、パンチ部では載置した感光性
平版印刷版をサイズに応じて位置決めして所定の位置に
パンチ孔を穿設する。これによって、サイズが異なると
共に多量の感光性平版印刷版の各々の所定の位置にパン
チ孔を穿設することができる。排出手段は、パンチ孔が
穿設された感光性平版印刷版をパンチ部から排出する。
感光性平版印刷版を排出する場合、次工程への搬送手段
に受け渡してもよく、また、順次ストックしてもよい。
また、印刷版載置台装填部に装填される印刷版載置台が
積層している感光性平版印刷版のサイズが版サイズ設定
手段によって設定され、版種が版種設定手段によって設
定されている。なお、感光性平版印刷版の種類として
は、例えばポジ型であるかネガ型であるかや、印刷処理
時に湿し水が不要な所謂水なし平版印刷版であるかなど
が設定される。 これにより、パンチ部に供給される感光
性平版印刷版の大きさ又は大きさと種類が明瞭となって
いるために、版の大きさや種類に応じた所定の位置にパ
ンチ孔を自動的に穿設することができる。
グシステムでは、位置決め手段が印刷版載置台装填部に
装填された印刷版載置台を位置決めするようになってい
る。感光性平版印刷版を印刷版載置台に対して位置決め
しておけば、印刷版載置台を印刷版載置台装填部に位置
決めして装填することにより、感光性平版印刷版が印刷
版載置台装填部に位置決めされる。
置台に積層されている感光性平版印刷版のサイズが判れ
ば、移載手段によってパンチ部の定盤上の一定位置に感
光性平版印刷版を載置することができ、また、この感光
性平版印刷版の定盤上での位置決めが容易となる。すな
わち、単に、感光性平版印刷版を定盤に載置しただけで
は、サイズの異なる感光性平版印刷版を各々定盤上の一
定の位置に位置決めするのが複雑となるが、予め、感光
性平版印刷版のサイズ及び載置位置が判っているため、
位置決めが簡単になる。
グシステムは、移載手段が感光性平版印刷版を吸着する
吸着手段、吸着手段を移動させる移動移載手段及び吸着
手段から感光性平版印刷版を受け取って定盤に載置する
固定移載手段とによって構成されている。
感光性平版印刷版を取り出して定盤に載置するため、各
手段の動作を簡単なものにできると共に、装置をコンパ
クトに構成することができる。例えば、吸着手段には、
印刷版載置台から感光性平版印刷版を枚葉する機能のみ
を持たせ、移動移載手段は、吸着手段を各々の印刷版載
置台及び固定移載手段に対向させるように移動し、固定
移載手段は、吸着手段から感光性平版印刷版を受け取っ
て定盤上の所定の位置に載置させるようにする。これら
の動作を一つの装置で構成しようとした場合、装置が複
雑となるが、各部を分割することによって簡単に構成す
ることができる。
送経路の変更も容易であり、狭いスペースに装置を設置
することができる。
グシステムでは、検知手段が印刷版載置台に搭載してい
る感光性平版印刷版のサイズを読取る。これによって、
印刷版載置台から必要なサイズの感光性平版印刷版を取
り出すことができる。
を適用することができ、印刷版載置台には、搭載した感
光性平版印刷版のサイズをバーコード化して所定の場所
に表示しておけばよい。また、検知手段はバーコードリ
ーダーに限らず、他の方法であってもよく、作業員が印
刷版載置台を印刷版装填部へ装填する際、スイッチ等を
感光性平版印刷版のサイズに応じて切り換えるものであ
ってもよい。さらに、検出手段とは別に、検出手段によ
って読み取られている感光性平版印刷版のサイズを表示
するようにしてもよい。
は、感光性平版印刷版を水平状態で積層するものであっ
てもよく、また、感光性平版印刷版を所定の角度で傾斜
させた状態で積層するものでもよい。感光性平版印刷版
が搭載された状態に合わせて吸着手段を設ければよい。
的に取り出して、パンチ孔を穿設するため、積層されて
いる感光性平版印刷版の間には、合紙が介在されていな
いことが好ましい。
グシステムは、印刷版載置台装填部に穿孔済の感光性平
版印刷版を搭載可能な印刷版載置台が装填される。
孔の感光性平版印刷版を取り出して、パンチ部へ搬送し
て受け渡す。また、移載手段は、穿孔処理の終了した感
光性平版印刷版を取り出して印刷版載置台装填部へ搬送
し、今度は穿孔済の感光性平版印刷版を搭載するための
印刷版載置台に、この穿孔済の感光性平版印刷版を搭載
させる。
供給する手段と、パンチ部から穿孔済の感光性平版印刷
版を取り出す手段とが同じものであり、感光性平版印刷
版の供給と排出の逆の作業を同一の手段で行い、穿孔済
の感光性平版印刷版を、再度、印刷版載置台装填部の印
刷版載置台に積層してストックし、必要に応じて次工程
へ搬送すればよい。
ートパンチング装置10が示されている。このオートパ
ンチング装置10は、輪転機に使用される印刷版を作成
する際、露光されていない感光性平版印刷版(以下「P
S版」と言う)12を、殖版機等で処理を行う際の基準
及び、現像処理したPS版12を輪転機の版胴へ巻き掛
けるための版曲げを行うための基準とするパンチ孔を穿
設するものである。オートパンチング装置10によって
パンチ孔が穿設されたPS版12は、殖版機等の焼付装
置によって原稿フィルム等に記録された画像に応じた露
光が施され、現像処理されることによって輪転機等に使
用される印刷版となる。
(例えば500〜1000枚)のPS版12を積層した
印刷版載置台(以下「スキッド」と言う)14を複数台
装填するスキッド装填部16が備えられている。また、
図2及び図3には、本実施例に適用されるスキッド14
が示されている。
22、支持板24が配設されている。背板22は、垂直
方向に対して傾斜(本実施例では約15°)されてお
り、背板22の下端部に直角に支持板24が連結されて
いる。これらの背板22及び支持板24は、柱30、支
持部材26、28によって傾斜状態が保持されている。
PS版12は、支持板24上に下端が支持された状態で
背板22に積層されるが、スキッド14の背板22の幅
方向の所定の位置に、PS版12が重ねられている。例
えば、PS版12の幅方向に沿った中心位置を背板22
の幅方向の中心位置に合わせる等の方法が可能である
が、これに限定するものではない。
に向けられており、背板22と最下層のPS版12との
間には、版面保護のための当て紙33が介在され、防湿
紙に包んで最上層にプラスチック又は木製(例えば厚さ
10〜30mmのベニヤ板等)の天板34を重ねて、図示
しないベルト等を横方向ないし縦方向に巻き掛けて梱包
される。スキッド14にPS版12を積層する際、PS
版12の間には合紙を介在させていない。
の脚部20が配置されており、これらの脚部20によっ
てスキッド14が床面等に保持される。また、このスキ
ッド14を移動させる場合、例えば、フォークリフトの
フォーク40を脚部20の間に挿入して持ち上げるよう
になっている。
6には、長尺のステージ42が設けられている。ステー
ジ42は、図示しないアンカーボルト等によって床面に
固定されており、幅方向の一端から略矩形状に切り欠か
れた装填口44が長手方向(図1矢印H方向)に沿って
複数形成されている。各々の装填口44には、前記スキ
ッド14が装填される(本実施例では、8台のスキッド
14が装填可能となっている)。
4は開口側が拡幅されてガイド面58が形成され、スキ
ッド14はガイド面58及びガイド面58に隣接する側
壁60とにより奥壁62の手前まで案内される。なお、
両側の側壁60の近傍には、ガイドローラ64が配設さ
れており、位置決めする際、スキッド14の脚部20に
接触して位置決めを容易にすると共にスキッド14が不
安定に傾斜しないようになっている。
62には、ストッパー66が配設されている。ストッパ
ー66には、奥壁62に沿って配置された緩衝板68緩
衝板68の中央部に連結したショックアブソーバー7
0、ショックアブソーバー70の両側に対で配置され各
々の先端が緩衝板68に連結されたガイドロッド72を
備えている。ガイドロッド72の中間部はスライド軸受
72Aに挿通されており、スライド軸受72A及びショ
ックアブソーバー70は、ステージ42のフレーム42
Aに固定されている。
がストッパー66の緩衝板68に当接すると、ショック
アブソーバー70によってスキッド14が奥壁62近傍
の所定の位置まで緩やかに案内されて停止される。
口側とにスキッド14の位置決めを行うためのボールキ
ャスター74、76が配設されている。図4及び図6に
示されるように、ボールキャスタ74、76は、ブラケ
ット78にスチールボール78Aが回転自在に収容され
ており、また、スチールボール78Aの外周部の一部が
ブラケット78から突出されている。
14には、これらのボールキャスタ74、76に対向す
るブロック80、82が基台18の下面に取り付けられ
ている。一方のブロック80には、下方が開口された略
円錐状の凹部80Aが形成され、スキッド14の幅方向
の一端側で縦方向の略中心部に配設されている。また、
他方のブロック82には、下方が開口され頂部の延長線
がブロック80の凹部の中心へ向けられており、スキッ
ド14の幅方向の他端側で縦方向の略中心部に配設され
ている。
これらのボールキャスタ74、76とブロック80、8
2とによって支持される。この際、ボールキャスタ74
のスチールボール78Aがブロック80の凹部80Aに
収容されると、スキッド14の重量によって、スチール
ボール78Aが凹部80Aの傾斜に沿って中心位置へ相
対移動するようになっている。また、ボールキャスタ7
6のスチールボール78Aはブロック82の三角溝82
Aの傾斜に沿って頂部82Bに対向する位置へ相対移動
される。これらのボールキャスタ74、76の相対移動
によって、スキッド14が装填口44の所定の位置に位
置決めされて支持され、スキッド14上にPS版12が
位置決めされているため、PS版12の装填口44に対
しての位置決めがなされる。
キッド14には、各々サイズの異なるPS版12が積層
されており、図2に示されるように、スキッド14の基
台18には、搭載しているPS版12のサイズを示すバ
ーコード36が貼付られている。また、図4に示される
ように、ステージ42には、バーコードリーダー38が
備えられており、スキッド14が装填口44に装填され
ると、バーコードリーダー38によって搭載している、
PS版12のサイズが判別される。
装填部16のステージ42の長手方向に沿ってレール1
00が配設されている。レール100には、断面形状が
略矩形状で内部が中空とされ、図示しないアンカーボル
ト等によって床面に固定された架台102を備えてい
る。この架台102には、幅方向の外方に架台102の
長手方向に沿って配設されたガイドレール104がレー
ルベース106の下面に取り付けられている。また、一
方のレールベース106の上面には、架台102の長手
方向に沿ってラックギヤ108が配設されている。
構成する移動移載装置110が配設されている。この移
動移載装置110の移動ベース102は、略矩形状平板
とされ、略中心部には、サーボモータ114が配設され
ている。このサーボモータ114の駆動軸114Aの先
端部は、架台102側へ突設され、先端にピニオンギヤ
116が配設されており、架台102に沿って設けられ
た前記ラックギヤ108と噛み合うようになっている。
また、移動ベース112には、架台102の幅方向に沿
った両端部下面に断面形状が略コ字状の脚118が複数
対設けられている。これらの脚118の先端部は前記ガ
イドレール104の下方に延設され、ガイドレール10
4に摺動可能に係合されたスライダー120が取り付け
られている。
ガイドレール104との係合によって架台102に支持
され、サーボモータ114の駆動によるピニオンギヤ1
16とラックギヤ108との噛み合い位置の相対移動に
伴って架台102の長手方向に沿って移動するようにな
っている。
略台形状のフレーム122が形成されている。フレーム
122には、移動ベース112に垂直に立設された一対
の柱122Aを有しており、これらの柱122Aは、前
記スキッド装填部16に装填されたPS版12の感光面
と反対側の面に対応されて配置されている。これらの柱
122Aには、上下方向に沿ってガイドレール124が
配設され、これらの柱122Aの間には、軸方向の一端
がフレーム122の上部に設けられたブラケット126
に回転可能に支持されたボールネジ128が柱122A
に対して平行に配設されている。
下端部には、フレーム122の下部に取り付けられたサ
ーボモータ130の駆動軸130Aが連結されており、
ボールネジ128の中間部には、移動ブラケット132
が配置されている。この移動ブラケット132は、図示
しないナットがボールネジ132に螺合されて係合され
ている。
ガイドレール124に隣接して、矩形状に組まれた支持
ベース134が配設されている。この支持ベース134
の上部及び下部には、各々のガイドレール124に摺動
可能に係合されたスライダー136が取り付けられてい
る。また、支持ベース134の中央部には、前記ボール
ネジ128の中間部に設けられた移動ブラケット132
が連結されている。このため、サーボモータ130の駆
動によりボールネジ128に対して移動ブラケット13
2が相対移動し、この相対移動に伴って支持ベース13
4がガイドレール124に沿って上下動される。この支
持ベース134の上下動は、後述するPS版12を吸着
するためのPS版12のサイズに応じた所定の高さ、及
び、スキッド14に積層されているPS版12の枚数に
応じた高さに移動されるようになっている。
チ194が上下に配置されており、支持ベース134の
上限及び下限を検出するようになっている。通常、支持
ベース134は、上限位置に配置されている。
側には、長尺矩形状に組まれたフレーム138によって
構成されたアーム140が配設されている。アーム14
0は長手方向が前記架台102の幅方向に沿って配設さ
れており、アーム140の支持ベース134側には、ア
ーム140の長手方向に沿ってロッドレスシリンダ14
2が取り付けられている。このロッドレスシリンダ14
2の駆動によって移動する駆動ブロック142Aは、支
持ベース134に連結されている。また、アーム140
の上部及び下部には、長手方向に沿ってガイドレール1
44が取り付けられており、支持ベース134には、こ
れらのガイドレール144に摺動可能に係合されたスラ
イダー146が取り付けられ、アーム140が支持ベー
ス134に支持されている。このため、ロッドレスシリ
ンダ142の駆動によりアーム140がその長手方向に
沿って支持ベース134に対して相対移動される。
には、アーム140の長手方向に沿ってロッドレスシリ
ンダ148が取り付けられている。このロッドレスシリ
ンダ148の駆動ブロック148Aは、矩形状に組まれ
た支持フレーム150に連結されている。また、アーム
140には、ロッドレスシリンダ148の上方にスライ
ドレール152がアーム140の長手方向に沿って取り
付けられており、支持フレーム150には、スライドレ
ール152に摺動可能に係合されたスライダー154が
取り付けられている。これらによって、支持フレーム1
50がアーム140に支持されると共に、ロッドレスシ
リンダ148の駆動によりアーム140の長手方向に沿
って相対移動される。
には、駆動軸156Aが上下方向に沿って伸縮されるエ
アーシリンダ156が取り付けられている。このエアー
シリンダ156の駆動軸156Aの先端は、連結バー1
58の中間部に回動可能に連結されている。
と反対側には、略矩形状の吸盤支持フレーム160が配
設されている。吸盤支持フレーム160の下端部は、ブ
ラケット162を介して支持フレーム150の下部に回
動可能に連結されている。また、吸盤支持フレーム16
0の上部には、連結バー158の両端が一対のロッド1
64を介して連結されている。ロッド164と連結バー
158及びロッド164と吸盤支持フレーム160と
は、互いに回動可能とされている。このため、エアーシ
リンダ156の駆動によって、吸盤支持フレーム160
は、ブラケット162を中心に回動され、前記スキッド
14の背板22の傾斜に合わせたPS版12の支持位置
と、略垂直状態の通常位置とに配置可能とされている。
部に吸盤168が配設され、吸盤168の両側に吸盤1
70が配設されている。また、これらの吸盤168、1
70の外方には、各々2個づつの吸盤172が取り付け
られている。これらの吸盤168、170、172は、
ガイドロッド176の先端の吸盤支持部材174に取り
付けられている。これらのガイドロッド176は、中間
部が吸盤支持フレーム160に取り付けられたスライド
軸受178によって吸盤支持フレーム160に支持され
ている。また、吸盤支持フレーム160のガイドロッド
176の近傍には、エアーシリンダ180、182、1
84が配設されている。これらのエアーシリンダ18
0、182、184の駆動軸180A、182A、18
4Aの先端は、各々ガイドロッド176に連結されてお
り、エアーシリンダ180の駆動によって吸盤168
が、エアーシリンダ182の駆動によって吸盤170
が、エアーシリンダ184の駆動によって吸盤172が
それぞれ移動される。
は、エアーシリンダ186が配設され、エアーシリンダ
186の両側には、スライド軸受188に挿通されたガ
イドロッド190が備えられている。エアーシリンダ1
86の駆動軸186Aの先端及びガイドロッド190の
先端には、吸盤支持ブラケット192が連結されてい
る。この吸盤支持ブラケット192には、先端に吸盤1
94を備えた吸盤支持部材174が取り付けられている
(本実施例では、一例として6個の吸盤194が取り付
けられている)。これらの吸盤194は、エアーシリン
ダ186の駆動によって移動される。
94には、図示しない負圧供給手段から負圧が供給され
るようになっており、負圧が供給されるとPS版12の
非感光面を吸着するようになっている。この負圧供給手
段には、真空スイッチが設けられており、各吸盤16
8、170、172の負圧状態によってPS版12が吸
着されているか否かが検出される。
8、170、172、194は、PS版12を吸着する
際、エアーシリンダ180、182、184、186の
駆動軸180A、182A、184A、186Aを引き
伸ばした状態で行われる。この後、図10(B)に示さ
れるように、PS版12を吸着した後、各々の駆動軸1
80A、182A、184A、186Aの収容量(スト
ローク)が変えられる。これによって、PS版12は天
地方向の中央部が、山型形状に湾曲される。これによっ
て、最表層のPS版12と次のPS版12との間に隙間
が形成される。
170と吸盤172との間にエアーノズル196が配設
されている。このエアーノズル196ブラケット196
Aによって突設され、エアーノズル196の先端は、吸
盤170、172の間へ上方からエアーを吹きつけるよ
うに配置されている。前記最表層のPS版12と次のP
S版12との間に形成された隙間に、エアーノズル19
6からエアーが供給されることによって、これらのPS
版12の密着状態が解除される。これによって、図10
(C)に示されるように、最上層のPS版12のみがス
キッド14から持ち出される。なお、本実施例では、ス
キッド14に搭載されたPS版12のサイズに拘らず、
PS版12の上端から約40mmの位置に、吸盤168、
170、172が対向される。
盤支持フレーム160の下側の吸盤194は、エアーシ
リンダ186の駆動によって突出された状態で最表層の
PS版12を吸着するようになっている。最表層のPS
版12を吸着したのち、図11(B)及び図12に示さ
れるように、エアーシリンダ180、182、184と
共に、エアーシリンダ186を収縮させて最表層のPS
版12を持ち出すようになっている。
160には、上部に残量検出センサ198が備えられ、
下部の吸盤ブラケット192に版検出センサ200が備
えられている。残量検出センサ198は、スキッド14
の背板22の表面に向けられた2個の光電センサ(図示
省略)によって、背板22の表面とPS版12の最上層
との相対高さを検出してスキッド14上のPS版12の
残量を検出するものであり、版検出センサ200は、一
対のピンプローブ200Aによって電極が構成され、一
対のピンプローブ200AがPS版12の非感光面に接
触したか否かによってPS版12の有無を検出するよう
になっている。
0には、レール100と移動ベース112との間にスキ
ッド装填部16の装填口44に対応するリミットスイッ
チ202及び近接スイッチ204、206が設けられて
いる。リミットスイッチ202は、移動移載装置110
の移動ベース112が通過することによって接点が切り
換わるようになっており、これによって、移動移載装置
110のレール100上の位置が検出される。また、近
接スイッチ204、206は対で設けられ、リミットス
イッチ202側の近接スイッチ204が吸盤支持フレー
ム160をスキッド14の背板22に対向させる際の基
準位置を検出し、近接スイッチ206が吸盤支持フレー
ム106を背板22へ接近させる際の移動限界を検知す
るようになっている。
6の互いに隣接するスキッド14の間の所定の位置に停
止されると、ロッドレスシリンダ142、148の駆動
によって、吸盤支持フレーム160をスキッド14に積
層されたPS版12の最表層に対向させ、エアーシリン
ダ156の駆動によって、吸盤支持フレーム160をP
S版12の傾斜に沿って傾ける。この後、サーボモータ
114の駆動によって移動ベース112を移動させて吸
盤支持フレーム160を最上層のPS版12へ接近さ
せ、吸盤168、170、172、190によってPS
版12の裏面を吸着するようになっている。なお、吸盤
支持フレーム160をPS版12に接近させるとき、サ
ーボモータ130によって高さを調節するようになって
いる。
置110は、PS版12をレール100の一端側に配置
された固定移載装置210へ搬送するようになってい
る。
0は、レール100の長手方向(矢印H方向)の一端側
に配置されており、移動移載装置110の吸盤168、
170、172、194(図9参照)によって支持され
たPS版12に対向するようになっている。また、固定
移載装置210は、レール100の一端部に並設された
パンチ装置240にも対向されている。すなわち、レー
ル100による搬送路と、固定移載装置210からの搬
送路とが平行とされ、固定移載装置210は、これらの
搬送路の間でPS版12を受け渡す役目を有している。
なお、レール100による搬送方向とパンチ装置240
以降の搬送方向とは互いに反対方向とされている(18
0°ずれている)。
移載装置210には、フレーム本体211が複数の角材
によって組付けられて構成されている。フレーム本体2
11の前記移動移載装置110及び定盤242と対向す
る面は、高さ方向中間部に1本の梁212(図15参
照)が掛け渡されているのみで開口されている。
222がこの梁212の長手方向に全域に亘って配設さ
れている。ロッドレスシリンダ222の駆動ブロック2
22Aは、このロッドレスシリンダ222の上面に沿っ
て移動されるようになっている。
23の下端の一部から略直角に屈曲された取付部223
Aが固着されており、これによって、ブラケット223
は、駆動ブロック222と共に梁212に沿って移動さ
れる。
持フレーム216が取付けられている。支持フレーム2
16は、全体の形状が上端部が移動移載装置110及び
定盤242と離反する方向直角に屈曲された略L字型と
され、複数の角材で枠状に組付けられている。このた
め、支持フレーム216も前記駆動ブロック223Aと
共に梁212に沿って移動されることになる。
は、移動移載装置110と対向する位置及び定盤242
と対向する位置へ移動可能となる。
(図15の左側)は、角材が略コ字型に組付けられた延
設部216Aが固着されている。これにより、支持フレ
ーム216の下部の幅方向寸法が拡大されている。
216の下部の両角部には、蝶番224の一辺が固着さ
れている。この蝶番224の他辺には、吸盤支持フレー
ム218が固着されている。このため、吸盤支持フレー
ム218は、蝶番224の軸を中心に垂直状態から水平
状態までの間で図14の矢印R方向へ回動可能とされ
る。
央には、エアーシリンダ214の本体基部が回動可能に
取付けられている。このエアーシリンダ214の伸縮ロ
ッド214Aは、前記吸盤支持フレーム218の図15
の裏面側に回動可能に取付けられている。
14Aが引き込まれた状態では、吸盤支持フレーム21
8は垂直状態で保持され、ロッド214Aが伸長された
状態では、吸盤支持フレーム218は水平状態で保持さ
れることになる。吸盤支持フレーム218には、吸盤2
20が配置されている。これらの吸盤220は、支持フ
レーム216がロッドレスシリンダ222の駆動ロッド
222Aの駆動によって移動移載装置110側端部へ移
動され、この移動移載装置110と対向されている状態
で、移動移載装置110の吸盤168、170、17
2、194に支持されたPS版12を挟んで各々の吸盤
168、170、172、194に略対応されている
(図示省略)。
供給手段が接続されており、移動移載装置110に支持
されたPS版12が接近対向されると、負圧が供給され
てPS版12の感光面を吸着してPS版12を支持する
ようになっている。また、この負圧供給手段には、真空
スイッチが設けられており、吸盤220がPS版12を
吸着したことが検知されると、移動移載装置110の吸
盤168、170、172、194への負圧の供給が解
除されて、PS版12が固定移載装置210へ受け渡さ
れる。
は、この吸盤220とは別の、独立された配管によって
PS版12を吸着可能な予備吸盤225が取付けられて
いる。この予備吸盤225は、大サイズのPS版12を
吸着した状態でPS版12を水平状態とした場合に、P
S版12の垂れを防止する役目を有している。
10とパンチ装置240との間には、ベルトコンベア2
30が配置可能なスペースが設けられている。このベル
トコンベア230には、水平状態でPS版12を載置し
て、このPS版12をパンチ装置240へ送り込む数条
の無端ベルト232を備えている。ベルトコンベア23
0の中央部には、エアーシリンダ234の駆動軸234
Aが回動可能に連結されている。このベルトコンベア2
30は、エアーシリンダ234の駆動によって、パンチ
装置240側の端部を中心にPS版12を載置可能な水
平位置から、固定移載装置210側の端部が下方に移動
した退避位置との間を回動される。
ッドレスシリンダ222の駆動によってベルトコンベア
230に対応する位置に移動され、エアーシリンダ21
4の駆動によって略水平状態とされ、この後、エアーシ
リンダ234の駆動によって退避位置から回動されて水
平位置とされたベルトコンベア230上へ載置されて受
け渡される。これによって、PS版12とベルトコンベ
ア230とが干渉しないようになっている。
版12は、無端ベルト232の駆動によってパンチ装置
240の定盤242上へ送り込まれる。
0の定盤242は、平面形状が略L字状の固定定盤24
4と、この固定定盤244とによって平面形状が略矩形
状の定盤242を形成する移動定盤246とによって構
成されている。
の下方には、移動フレーム248が配置されている。移
動フレーム248には、サーボモータ250、このサー
ボモータ250の駆動によって回転するボールネジ25
2及びこのボールネジ252と平行に配置されたガイド
ロッド254とを備えている。移動定盤246の下面に
は、ボールネジ252に螺合されたナットを備えたブラ
ケット256、ガイドロッド254に摺動可能に挿通さ
れたスライダー258とが取り付けられており、サーボ
モータ250の駆動によって、移動定盤246が矢印H
方向へ移動される。
ーボモータ260、このサーボモータ260の駆動によ
って回転するボールネジ262及びこのボールネジ26
2と平行に配置されたガイドロッド264とが備えられ
ている。ボールネジ262及びガイドロッド264は、
前記移動フレーム248に設けられたボールネジ252
及びガイドロッド254と水平面に沿って互いに直交す
る方向へ向けられている。移動フレーム248の下面に
は、ボールネジ262に螺合されたナットを備えたブラ
ケット266、ガイドロッド264に摺動可能に挿通さ
れたスライダー268が取り付けられており、サーボモ
ータ260の駆動によって移動フレーム248と共に移
動定盤246が矢印E方向へ移動される。
定盤244と一体となる位置と固定定盤244から分離
した位置との間を矢印H方向ないし矢印E方向へに沿っ
て移動される。
242には、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて
回転するローラ270が前記ベルトコンベア230の近
傍に配置されており、ベルトコンベア230から送り込
まれたPS版12を定盤242上の奥方(搬送方向)へ
送り込むようになっている。
には、位置決めローラ272、274、276が設けら
れている。位置決めローラ272、274は、ベルトコ
ンベア230によるPS版12の搬送方向側の端部に、
この搬送幅方向に沿って一直線上に配置されている。位
置決めローラ276は、搬送幅方向の一端側に配置され
ており。これらの位置決めローラ272、274、27
6に、PS版12の外周端面が当接することによって、
PS版12の定盤242上での位置決めがなされる。な
お、位置決めローラ272、274、276は、PS版
12の位置決め完了を検出するための電極の役目も有し
ており、各々の位置決めローラ272、274、276
にPS版12の端面が接触したことが確認されることに
よって、定盤242でPS版12が位置決めされたこと
が確認される。
されたPS版12を位置決めローラ272、274へ向
けて押圧するプッシャー278、位置決めローラ276
へ向けて押圧するプッシャー280とが配置されてい
る。図17に示されるように、プッシャー278、28
0は、エアーシリンダ282(283)の駆動軸282
A(283A)の先端にローラ284(285)が配置
されている(図中の括弧内はプッシャー280を示
す)。また、エアーシリンダ282(283)は、エア
ーシリンダ286(287)の駆動軸286A(287
A)に連結されたL字状のブラケット288に取り付け
られている。
リンダ282(283)の駆動によってローラ284
(285)が移動定盤246に形成された長孔290
(291)から出没され、エアーシリンダ286(28
7)の駆動によって長孔290(291)の長軸方向に
沿って移動され、ローラ284(285)の外周面に接
触するPS版12を押圧するようになっている。なお、
移動定盤246及び固定定盤244上面には、吸引孔2
92が形成されており、図示しない負圧供給手段から供
給される負圧によって定盤242上に位置決めされたP
S版12を吸着保持するようになっている。
272、274の近傍には、2対のパンチャー294、
296が配設され、位置決めローラ276の近傍には、
パンチャー298が配設されている。これらの、パンチ
ャー294、296、298は、定盤242上に位置決
めされ各々の収容部300に挿入されたPS版12の端
部でPS版12のサイズに応じた位置に殖版用及び版曲
げ用のパンチ孔を穿設するようになっている。なお、位
置決めローラ276は、固定定盤244に穿設された長
孔302内を長軸方向に沿って移動されて、サイズの異
なるPS版12を所定の基準位置に配置するようになっ
ている。
6との間にパンチャー304及び位置決めローラ306
が出没可能に配置されている。この位置決めローラ30
6も、図示しないエアーシリンダ等の駆動手段によっ
て、前記位置決めローラ276と同一方向に沿って移動
される。
方には、排出装置310が設けられている。この排出装
置310は、定盤242の上方と、パンチ装置240に
隣接して設けられ、パンチ孔が穿設されたPS版12を
次工程へ搬送するためのパレット等の搬送手段の上方と
の間を移動するようになっている。図18に示されるよ
うに、パンチ装置240の図示しないフレームには、定
盤242の上方から前記パレットの上方に達する一対の
ガイドレール312が配置されている。また、一方のガ
イドレール312の近傍には、駆動方向がガイドレール
312と平行に配置されたロッドレスシリンダ314が
配置されている。
形上のベース316が掛け渡されており、このベース3
16は、ロッドレスシリンダ314の駆動ブロック31
4Aに連結されている。また、ベース316には、複数
のスライダー318が配置され、各々ガイドレール31
2に摺動可能に係合されており、スライダー318を介
してベース316が支持され、ロッドレスシリンダ31
4の駆動によってガイドレール312に沿って移動され
る。
Aが下方に突出されたエアーシリンダ320が配置され
ている。また、エアーシリンダ320の周囲には、軸方
向がエアーシリンダ320の駆動軸320Aと平行とさ
れた複数のガイドロッド322が、スライド軸受324
を介して摺動可能に配設されている。エアーシリンダ3
20の駆動軸320A及びガイドロッド322の先端に
は、ベース316の下方に配置された略矩形状の支持ベ
ース326連結されてている。エアーシリンダ320の
駆動によって支持ベース326が水平状態で上昇及び下
降される。
スライド軸受328が配設されており、各々のスライド
軸受328には、ガイドロッド330が摺動可能に挿通
されている。また、支持ベース326には、エアーシリ
ンダ332が配設されている。このエアーシリンダ33
2は駆動軸332Aは支持ベース326の下方へ突出さ
れており、先端は、略矩形状に組まれた吸盤支持フレー
ム334に連結されている。また、各々のガイドロッド
330の先端も吸盤支持フレーム334に連結されてい
る。吸盤支持ベース334は、エアーシリンダ332に
よって支持され、また、エアーシリンダ332の駆動に
よって水平状態で上昇及び下降される。
を備えた多数の吸盤支持部材174が取り付けられてお
り、これらの吸盤336は、図示しない負圧供給手段に
接続されており、負圧が供給されることによって定盤2
42上のPS版12を吸着するようになっている。
が定盤242の上方に位置した状態で、ベルトコンベア
340の近傍に配置されたローラ270に対向するロー
ラ338が取り付けられている。このローラ338は、
断面形状が略コ字状のローラ支持ブラケット340の先
端に回転可能に支持されている。このローラ支持ブラケ
ット340の中間部には、エアーシリンダ342の駆動
軸342Aが連結されている。エアーシリンダ342
は、ベース316に取り付けられたブラケット344に
配置されている。また、ブラケット344には、エアー
シリンダ342の両側にスライド軸受346が取り付け
られている。これらのスライド軸受346には、エアー
シリンダ342の駆動軸342Aと平行に配置されたガ
イドロッド348が摺動可能に挿通されており、ガイド
ロッド348の先端は、ローラ支持ブラケット340に
連結されている。
は、エアーシリンダ342の駆動によって下降されて前
記ローラ270と対向されるようになっており、これに
よって、ローラ270との間でPS版12を挟みローラ
270の駆動力でPS版12を定盤242上へ送り込む
ようになっている。
242上から排出する場合、移動定盤246がサーボモ
ータ250、260の駆動によって移動して、PS版1
2がパンチャー294、296、298の収容部300
から引き出され、吸盤336に吸着されて定盤242上
から持ち上げられる。このPS版12は、ロッドレスシ
リンダ314の駆動によって定盤242の上方から移動
され、パンチ装置240から排出される。
置10の作用を説明する。なお、本実施例では、スキッ
ド装填部16に装填されたスキッド14に、各々天地方
向寸法と幅方向寸法とが異なるPS版12が積層されて
いる。各々の装填口44にスキッド14を位置決めする
ことによって、スキッド装填部16にPS版12が位置
決めされる。スキッド装填部16の各々のサイズのPS
版12の所定の位置にパンチ孔を穿設することができ、
本実施例では、8種類のPS版12を処理可能となって
いる。
ッド装填部16に装填されたスキッド14の中から、こ
の指定されたサイズのPS版12が載置されているスキ
ッド14を検索し、この検索結果に基づいて移動移載装
置110がレール100に沿って移動を開始する。この
移動は、サーボモータ114の駆動軸114Aに取付け
られたピニオンギヤ116がレール100の架台102
に設けられたラックギヤ108と噛み合っているため、
サーボモータ114の駆動に応じて移動される。
トスイッチ202が移動移載装置110を検出すると、
サーボモータ114の駆動が停止され、移動移載装置1
10は所定のスキッド14の近傍に停止される。
ンダ142、148の駆動力によって長手方向に移動さ
せることにより、吸盤支持フレーム160に取付けられ
た吸盤168、170、172、194をスキッド14
上のPS版12に対応配置させることができる。
アーシリンダ156の駆動によって、垂直位置から15
°傾斜され、スキッド14上のPS版12と平行とされ
る。この状態で、吸盤支持フレーム160がPS版12
に接近する方向へ移動ベース112が移動される。この
とき、吸盤168、170、172、194は突出状態
となっており、吸盤168、170、172、194は
PS版12に接近し始め、最表層のPS版12と密着し
て吸着する。吸盤168、170、172、194によ
るPS版12の吸着後、吸盤168、170、172、
194を引込位置とすることにより、最表層のPS版1
2を持ち出すことができる。
示されるように、上側の吸盤168、172、174
は、ストロークが異なっているため、上記引込動作に応
じて、PS版12は、山型状に変形する。この山型状に
変形した一部に次層のPS版12との間の隙間が生じ、
この隙間にエアーを供給する。
PS版12との間にエアーが供給されて密着状態が解除
され、最表層のPS版12のみを容易に分離することが
できる。
2、194によって持ち出されると、傾斜された吸盤支
持フレーム160が元の位置(垂直状態)に戻されると
共に、支持ベース134を上昇させる。
42、148の駆動によって、PS版12がレール10
0上に配置される位置まで移動させる。
は、サーボモータ114の駆動力によってレール100
に沿って固定移載装置210方向へ移動される。
8、170、172、194の一部とそれぞれ対向配置
された吸盤220が設けられており、前記移動ベース1
12の移動によってPS版12の感光面と接触する。
220によってPS版12の感光面を吸着し、PS版1
2の裏面側を吸着していた移動移載装置110の吸盤1
68、170、172、194の吸着を解除する。これ
によって、PS版12は、移動移載装置110から固定
移載装置210へと受け渡すことができる。
0、172、194、220の吸着位置がPS版12の
表裏面でほぼ同一の位置(PS版12を挟持する位置)
とされているので、PS版12がこれらの吸盤の吸着力
によって変形する等の不具合はない。
予備吸盤224によってPS版12の下方を吸着する。
これにより、後述のPS版12の回転動作による水平状
態でのPS版12の垂れが防止される。
又は予備吸盤225)に吸着されたPS版12は、支持
フレーム216がロッドレスシリンダ222の駆動によ
って梁212の長手方向へ移動することによって、パン
チ装置340に対向される。
ベルトコンベア230は、退避位置となっている。
4Aを伸長させると、吸盤支持フレーム218が蝶番2
24を中心に略90°回転される。このため、PS版1
2は、略垂直状態から略水平状態とされる。この場合、
ベルトコンベア230がPS版12の移動軌跡上から退
避されているので(退避位置)、このPS版12とベル
トコンベア230との干渉はない。
PS版12は、定盤242の上流側で定盤242の高さ
位置とほぼ同一の高さ位置で保持されることになる。こ
こで、エアーシリンダ234の駆動軸234Aを伸長さ
せると、ベルトコンベア233が退避位置から支持位置
へ移行し、吸盤220によって吸着保持されているPS
版12の裏面側と対向される。
/又は予備吸盤225)による吸着を解除すると、PS
版12は、ベルトコンベア230上に載置される。PS
版12が載置されると、無端ベルト232が駆動され
て、PS版12は、定盤242方向へ搬送される。
動させ、エアシリンダ342の駆動軸342Aを伸長さ
せると、この駆動軸342Aの先端に取付けられたロー
ラ338と定盤242のベルトコンベア230側端部に
設けられたローラ270とによって、PS版12が挟持
される。従って、ローラ270を駆動させることによ
り、PS版12は、定盤242の所定位置へ送り込むこ
とができる。
向のパンチャー304は、定盤242上から引き込んで
おり、また、小サイズ用位置決めローラ306も定盤2
42上から引き込んでいる。また、プッシャー278、
280は共に引込み状態となっている。
42上に載置される場合には、このパンチャー304、
位置決めローラ306及びプッシャー278、280と
の干渉はない。
て定盤242上の所定位置に配置されると、エアーシリ
ンダ282、283の駆動により、プッシャー278、
280が定盤242上に突出される。この状態で、プッ
シャー278、280は、エアーシリンダ286、28
7の駆動によって、軸直角方向へ移動され、PS版12
を押圧する。このとき、PS版12の幅方向側位置決め
ローラ276は、PS版12のサイズに応じて、予め所
定の位置に移動されている。
278、280により押圧される辺と対向する辺が、位
置決めローラ272、274、276に当接される。こ
のとき、PS版12が全ての位置決めローラ272、2
74、276に接触されると、位置決めローラ272、
274、276が導通状態となり、PS版12の位置決
めが完了したことが確認される。
2の搬送方向先端にパンチャー294又は、パンチャー
296によって、パンチ孔が穿孔される。このパンチ孔
は、殖版装置による、焼付基準用とされると共に輪転機
へ装填するための版曲げ用基準用とされる。
定定盤244側の吸引が解除される。次に、サーボモー
タ250、260が駆動され、移動定盤246がXY方
向へ移動される。これにより、PS版12を、パンチャ
ー294、296、298の収容部300から引き出す
ことができる。ここで、排出装置310のエアーシリン
ダ332を駆動させ、吸盤支持フレーム334を下降さ
せ、吸盤336によってPS版12を吸着する。PS版
12の吸着後は、吸盤支持フレーム334は再び上昇
し、これによって、PS版12は、定盤242から持ち
出される。このとき、移動定盤246によってPS版1
2をパンチャー294、296、298の収容部300
から引き出しているので、PS版12の持ち出し動作中
にパンチャー294、296、298と干渉することは
ない。
2は、ロッドレスシリンダ314の駆動によって水平移
動され、次工程との受渡位置へと移動される。この受渡
位置では、排出装置310のガイドレール312が、P
S版12の幅方向両端部に沿って配設されているのみで
あるため、移動されたPS版12の下方が空間とされ
る。従って、エアーシリンダ320の駆動軸320Aを
最も伸長させ、かつ吸盤336による吸着を解除するこ
とにより、次工程への受け渡すためのスペース上へPS
版12を容易に送り出すことができる。
は、スキッド装填部16に装填されたスキッド14が搭
載しているPS版12のサイズを、バーコード36から
読み取っている。これによって、オートパンチング装置
10では、処理可能なPS版12のサイズ及び量が記憶
され、PS版12のサイズ及び処理量を設定することに
より、装填されているスキッド14を選択して、そこか
らPS版12を順次取り出して、パンチ装置240でP
S版12のサイズに応じた一定の位置にパンチ孔を穿設
している。このため、作業員が手作業によって1枚づつ
PS版12にパンチ孔を穿設する単純作業を繰り返す必
要はなくなるとともに、短時間で正確にPS版にサイズ
に応じた位置にパンチ孔を穿設することができる。
装置350を設けてもよい。この入力表示装置350
は、装填口44の番号を「スキッドNo.」とし、「版
サイズ」は、PS版12のサイズに応じた番号を予め設
定しておき、各々のスキッド14に搭載されたPS版1
2のサイズに応じた番号を表示356で表示するように
なっている。この表示番号は、ダウンスイッチ352及
びアップスイッチ354によって切り換えるようになっ
ている。
キッド装填部16にスキッド14を装填した際、ダウン
スイッチ352、アップスイッチ354によって、「ス
キッドNo.」の表示356を切り換えればよい。
12のサイズの表示及び検出は、これらに限定するもの
ではない。また、入力表示装置350には、スキッド1
4上のPS版12の残量が所定以下となった場合に告知
する警報等を設けてもよく、また、スキッド14に搭載
されたPS版12のサイズを自動検出する検出装置と併
用して、異なるサイズのPS版12を搭載したスキッド
14を装填した場合に警告等を発するようにしてもよ
い。
て説明する。なお、実施例2において、前記実施例1と
同一の部品には、同一の番号を付与してその説明を省略
している。
例2に係るオートパンチング装置11には、前記実施例
1と異なりパンチ装置240に排出装置310を備えて
おらず、パンチ孔が穿設されたPS版12は、固定移載
装置210へ戻されるようになっており、固定移載装置
210と移動移載装置110とが移載手段を構成してい
る。
装置110がスキッド装填部16からPS版12を枚葉
して固定移載装置210へ受け渡す。固定移載装置21
0は、移動移載装置110から受け取ったPS版12を
ベルトコンアベ230に載置してパンチ装置240の定
盤242上へ送り込む。パンチ装置240では、定盤2
42上に載置したPS版12をサイズに応じた位置にパ
ンチ孔を穿設する。
トコンアベ230の駆動によって、PS版12を固定移
載装置210から受け取った位置へ戻す。この状態で、
固定移載装置210は、吸盤恣意フレーム218の吸盤
220によってPS版12を吸着保持する(なお、必要
により吸盤220と予備吸盤225とにより吸着保持す
る)。
ム218は、エアーシリンダ214の駆動によって、水
平状態から垂直状態へ回動する。この際、ベルトコンア
ベア230はPS版12と干渉しないように回動退避す
る。
フレーム218は、移動移載装置110からPS版12
を受け取った位置へ移動する。この位置では、移動移載
装置110が待機しており、移動移載装置110の吸盤
支持フレーム160の吸盤168、170、172、1
90にPS版12が対向される。この状態で、移動移載
装置110の吸盤168、170、172、190がP
S版12を吸着すると固定移載装置210の吸盤220
への負圧の供給が解除され、固定移載装置210から移
動移載装置110へPS版12が受け渡される。
は、レール100に沿ってスキッド15に対向する位置
へ移動してアーム140を移動させて、PS版12を背
板22へ対向させる。この状態から、吸盤支持フレーム
160をスキッド15の背板22に沿って傾斜させると
共に背板22へ接近させる。この後、吸盤168、17
0、172、190への負圧の供給を解除することによ
り、パンチ孔の潜熱されたPS版12が、スキッド15
に載置され、これを繰り返すことによって、パンチ孔の
穿設されたPS版12が、スキッド15に積層される。
移載装置210によって、パンチ装置240へ未処理の
PS版12を供給すると共に、パンチ装置240によっ
て穿設処理されたPS版12を再度、固定移載装置21
0及び移動移載装置110をPS版12のパンチ装置2
40への供給とは反対に作動させて、パンチ装置240
から取り出してスキッド装填部16へ搬送する構成とす
ることもできる。これによって、スキッド14に搭載さ
れていた未処理のPS版12に殖版用及び版曲げ用の基
準となるパンチ孔を穿設して、スキッド15に積層する
ことができる。
グシステムの構成及び配置はこれに限定するものではな
い。例えば、スキッド装填部16に、未処理のPS版1
2を搭載したスキッド14と処理済のPS版12を搭載
するスキッド15とを装填するようにしたが、スキッド
14とスキッド15とを別々に装填するスキッド装填部
を設けてもよい。また、実施例2では、1台の移動移載
装置110によって、PS版12の供給及び搬出を行っ
たが、スキッド14からパンチ装置240へPS版12
を供給する移動移載装置110と、パンチ装置240か
ら、スキッド15へPS版12を搬送する移動移載装置
110とを別に設けてもよい。
い説明する。なお、実施例3においても、基本的な構成
は実施例1と同様としており、同一の部品には同一の符
号を付与してその説明を省略している。
設定パネル400を示している。この版サイズ設定パネ
ル400は実施例1及び実施例2の入力表示装置350
に相当するものであり、入力表示装置350の表示部3
56とダウンスイッチ352とアップスイッチ354に
よって装填口44に装填するスキッド14に搭載してい
るPS版12の版サイズを設定する版サイズ設定スイッ
チ402を構成すると共に、版種設定スイッチ404が
設けられている。
れかに選択可能な例えばディップスイッチを使用してお
り、PS版12が水なしPS版であることを表示する
「水なし」、ポジ型のPS版を表示する「PSポジ」、
ネガ型のPS版を表示する「PSネガ」の何れかに、装
填口44に装填するPS版12の種類を設定可能となっ
ている。
オートパンチング装置10の装填口44毎に装填される
PS版12のサイズ及び種類を設定しておくことができ
るようになっている。また、装填口44に装填したPS
版12の種類及びサイズが設定種とあっているか否か
を、スキッド14に記録されているバーコード36から
読み取って照合することができるようになっている。
装置10によって処理するPS版12の種類及び版サイ
ズが入力されると、該当するPS版12を搭載している
スキッド14が装填されている装填口44を選択して、
移動を開始し、所望のPS版12を固定移載装置210
等を経てパンチ装置240へ供給することができる。パ
ンチ装置240では、このようにして供給されたPS版
の版サイズに応じた所定の位置にパンチ孔を穿設して排
出する。
ートパンチング装置10の後流側の殖版機等から必要な
種類及びサイズが入力されたときに、自動的に該当する
PS版12を選択しパンチ孔を穿設してから供給するこ
とができる。
4に係るオペレーションパネル406が示されている。
このオペレーションパネル406には、版サイズ毎に選
択中ランプ408、待機中ランプ410及び選択スイッ
チ412が設けられている。
られており、スキッド装填部16の装填口44にPS版
12を搭載したスキッド14を装填すると、搭載してい
るPS版12の版サイズに該当する選択スイッチ412
の表示灯が点灯するようになっている。この選択スイッ
チ412は、表示灯が点灯しているときにのみ作動する
ようになっており、この選択スイッチ412を操作する
ことによって、移動移載装置110がスキッド装填部1
6から取り出してパンチ装置240へ供給するPS版1
2のサイズを設定することができる。
2の操作によって点灯し、この待機中ランプ410が点
灯した順に移動移載装置110が該当する版サイズのP
S版12を取り出してパンチ装置240へ供給する作業
を行う。また、選択中ランプ408は、移動移載装置1
10がスキッド14から取り出し作業中の版サイズのP
S版12を表示する。この選択中ランプ408は、実際
に移動移載装置110が処理している版サイズに対応す
るランプのみが点灯し、この選択中ランプ408が点灯
しているときは、該当する版サイズの待機中ランプ41
0が消灯する。移動移載装置110の該当版サイズのP
S版12の処理が終了すると、この選択中ランプ408
は消灯し、他の版サイズに対応する待機中ランプ410
が消灯してその版サイズの選択中ランプ408が点灯し
て、オートパンチング装置10の次の処理が開始され
る。
0によって所定の版サイズのPS版12を順に取り出し
たとき、スキッド14にその版サイズのPS版12が無
くなった場合には消灯し、同時に版選択スイッチ412
の表示灯も消灯するようになっている。また、版選択ス
イッチ412は、オートパンチング装置10で処理する
版サイズを順に設定するが、待機中ランプ410が点灯
している版サイズの版選択スイッチ412を操作するこ
とによって、キャンセルも可能であると共に、移動移載
装置110で処理している版サイズに該当する選択中ラ
ンプ408が消灯して待機中ランプ410に切り換わ
り、版選択スイッチ412を操作した版サイズに該当す
る表示が待機中から選択中に移行する割り込み操作が可
能となっている。
は、実際にスキッド装填部16に装填されているPS版
12の版サイズを確認することができると共に、オート
パンチング装置10で処理中のPS版12の版サイズ及
びこれから処理するPS版12の版サイズを確認するこ
とができると共に、割り込み操作を行うことができるよ
うになっている。
オートパンチング装置10の後流側の例えば、複数の焼
付装置を備えた焼付システム等から所望のPS版12の
版サイズが入力されるものでもよい。このとき、必要な
PS版12の版サイズが入力されると、版選択スイッチ
412を操作したときと同様に該当する版サイズの待機
中ランプ410が点灯するようにし、また、待機中ラン
プ410が点灯している版サイズが再度入力されると、
該当版サイズの待機中ランプ410が消灯して選択中ラ
ンプ408が点灯して、移動移載装置110で割り込み
処理を開始するようにもできる。
ズ毎に表示を行うオペレーションパネル406について
説明したが、PS版12の種類(例えば「水なし」、
「ポジ型PS」、「ネガ型PS」等)を行うものであっ
てもよい。このとき、PS版12の選択は、版サイズ及
び版種毎に行うことになる。また、図23には、版サイ
ズに対応して選択中ランプ408、待機中ランプ410
及び版選択スイッチ412を設けたが、表示はこれらに
限定するものではない。例えば、オートパンチング装置
10の後流側の殖版機等の番号や型式等を明記して、そ
れらに対応するPS版12が装填されているいるか否か
が表示されるものであってもよく、表示方法を限定する
ものではない。
パンチングシステムは、大きさ又は種類と大きさが異な
る感光性平版印刷版であっても、連続してかつ多量に大
きさに応じた所定の位置に画像記録用及び印刷機への装
着用の基準となるパンチ孔を自動的に穿設することがで
きる。これによって、感光性平版印刷版にパンチ孔を穿
設するためのパンチング作業の省力化を効率良く達成す
ることができる優れた効果が得られる。
略斜視図である。
ある。
ある。
視図である。
視図である。
である。
の吸着を示す吸盤近傍の概略平面図であり、(A)は吸
着した直後、(B)は分離中、(C)は分離後を示す。
示す下部の吸盤近傍の概略平面図であり、(A)は吸着
直後、(B)は分離後を示す。
側面図である。
構成を示す概略斜視図である。
構成を示す概略側面図である。
ある。
ある。
る。
概略斜視図である。
構成を示す概略側面図である。
の概略配置図である。
の概略配置図である。
段) 210 固定移載装置(移載手段) 240 パンチ装置(パンチ部) 242 定盤
Claims (5)
- 【請求項1】 感光性平版印刷版を積層した複数台の印
刷版載置台を位置決めして装填する印刷版載置台装填部
と、前記印刷版載置台装填部に装填される前記感光性平版印
刷版の大きさを設定する版サイズ設定手段と、 前記印刷版載置台装填部に装填される前記感光性平版印
刷版の版種を設定する版種設定手段と、 前記版サイズ設定手段又は前記版サイズ設定手段と前記
版種設定手段の設定に基づいて選択した前記印刷版載置
台から 前記感光性平版印刷版を枚葉して定盤上に載置す
る移載手段と、 前記定盤上に載置された前記感光性平版印刷版をサイズ
に応じて位置決めして画像記録用及び印刷機への装着用
の基準とするパンチ孔を穿設するパンチ部と、 前記パンチ孔が穿設された前記感光性平版印刷版を前記
定盤上から排出する排出手段と、 を有することを特徴とするオートパンチングシステム。 - 【請求項2】 少なくとも前記印刷版載置台装填部又は
前記印刷版載置台の一方に位置決め手段が設けられ、前
記印刷版載置台が前記印刷版載置台装填部へ装填される
ことにより印刷版載置台に搭載された前記感光性平版印
刷版の位置決めが行われることを特徴とする請求項1の
オートパンチングシステム。 - 【請求項3】 前記移載手段が前記印刷版載置台上の最
表層の前記感光性平版印刷版を吸着する吸着手段と、前
記吸着手段を前記印刷版載置台の前記感光性平版印刷版
に対向する位置から前記定盤に対向する位置へ移動させ
る移動移載手段と、前記移動移載手段から前記感光性平
版印刷版を受け取って前記定盤に載置する固定移載手段
と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2の
オートパンチングシステム。 - 【請求項4】 前記印刷版載置台装填部の前記感光性平
版印刷版のサイズを検知する検知手段を備え、前記検知
手段の検知結果に応じて前記定盤上で前記感光性平版印
刷版の位置決めを行うことを特徴とする請求項1から請
求項3の何れかのオートパンチングシステム。 - 【請求項5】 前記移載手段が前記パンチ部から穿孔済
の前記感光性平版印刷版を受け取って前記印刷版載置台
装填部の前記印刷版載置台へ受け渡すことを特徴とする
請求項1から請求項4の何れかのオートパンチングシス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02452593A JP3280109B2 (ja) | 1992-03-04 | 1993-02-12 | オートパンチングシステム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-47357 | 1992-03-04 | ||
JP4735792 | 1992-03-04 | ||
JP02452593A JP3280109B2 (ja) | 1992-03-04 | 1993-02-12 | オートパンチングシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307266A JPH05307266A (ja) | 1993-11-19 |
JP3280109B2 true JP3280109B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=26362061
Family Applications (1)
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JP02452593A Expired - Fee Related JP3280109B2 (ja) | 1992-03-04 | 1993-02-12 | オートパンチングシステム |
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KR102702358B1 (ko) * | 2022-12-13 | 2024-09-04 | 에스엠피주식회사 | 기판용 식별코드 각인 장치 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP02452593A patent/JP3280109B2/ja not_active Expired - Fee Related
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