JP3279416B2 - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- electrophotographic apparatus
- charging
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- Developing For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
いた複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真装
置に係り、特に定電流制御される接触式の帯電装置を用
いる電子写真装置に関する。
置を用いる電子写真装置が特開平4−161963号公
報や特開平4−186261号公報に開示されている。
た電子写真装置の感光体の劣化モードの1つに残留電位
の上昇があげられる。感光体が劣化してくると、除電工
程を通過したあとでもマイナス百数十Vとなる。この残
留電位は一定時間放置されると、0Vまで減衰する。こ
の状態で作像を開始すると、感光体1回転目の帯電前電
位は0Vであり、2回転目以降はマイナス百数十Vであ
り、帯電前電位が変動するために帯電電位も変動する。
光疲労を起こすために帯電の立ち上がりが悪くなる。従
って、感光体の1回転目と2回転目以降とでは、帯電電
位が1回転目の方が低くなってしまう。
電工程での機能は、感光体を設定電圧に均一に帯電する
ことにあるが、定電流制御方式は、感光体に対して一定
電荷を供給する方式であるために、上述の如く、感光体
の残留電位が上昇した場合あるいは感光体を設置または
交換した際に感光体が外光に当たった場合など帯電前電
位が変動すると、これに従って帯電電位も変動してしま
うという問題があった。
れたもので、その目的は、良好な画質を安定して得るこ
とができる電子写真装置を提供することにある。
め、第1の手段は、定電流制御される接触式の帯電装置
を用いる電子写真装置において、予め設定した帯電電位
の変動条件を検出する検出手段と、この検出手段が感光
体設置または感光体交換を検知したとき、感光体1回転
目は2回転目以降より多くの電流を流し、感光体表面電
位とのギャップが一定になるように現像バイアス電源の
出力を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段と同様な検出手段を備えた電
子写真装置において、検出手段が感光体のトータルコピ
ー枚数あるいはコピー後の放置時間が所定値を越えたこ
とを検知したとき、感光体1回転目は2回転目以降より
多くの電流を流し、感光体表面電位とのギャップが一定
になるように現像バイアス電源の出力を制御する制御手
段を備えていることを特徴とする。第3の手段は、第1
および第2の手段において、前記制御手段は前記変動条
件を検知したとき、帯電と除電がオン状態で感光体を1
回転以上駆動するイニシャライズ工程を実行させること
を特徴とする。
換して感光体が一時的に光疲労しても、感光体の1回転
目と2回転目以降とで現像バイアスを切り替えて、感光
体表面電位とのギャップを一定にする。
して残留電位が上昇しても、感光体の1回転目と2回転
目以降とで現像バイアスを切り替えて、感光体表面電位
とのギャップを一定にする。第3の手段においては、感
光体の設置や交換あるいは経年劣化して残留電位が上昇
しても、作像工程が感光体の2回転目以降から開始され
るので、帯電電位は一定となる。
する。
図である。図において、感光体1の周囲には、作像プロ
セス順に、帯電部(帯電ローラ)2、光書き込み部3、
現像部4、転写部5、クリーニング部6、除電部(光除
電部)7が配置されている。また、8はカット紙、9は
給紙ローラ、10はレジストローラ、11は定着部、1
2は排紙部である。
表面が一様に帯電され、感光体1の回転に伴って帯電部
位が移動し、光書き込み部3で露光され、潜像が形成さ
れる。この潜像は、回転によって現像部4に至り、トナ
ーによって現像される。このトナー像は、あるタイミン
グで同期をとって、給紙ローラ9、レジストローラ10
から送り込まれるカット紙8と転写部5で接触し、カッ
ト紙8上に転写される。転写されてトナーが付着してい
るカット紙8は、定着部11で定着され、排紙部12か
ら装置外部に排出され、ハードコピー化される。一方、
転写部通過後転写仕切れなかったトナーなどは、クリー
ニング部6で回収され、また除電部7で感光体表面電位
が略0Vにされ、この部位が再び帯電部2に戻る。これ
らの一連の動作を繰り返して連続的にハードコピーを形
成する。
感光体1には近接スイッチ21が当接しており、感光体
1を設置または交換すると、例えば、近接スイッチ21
がオフ状態からオン状態に必ず切り替わる。この信号が
プロッタ部のCPU22に取り込まれるようになってい
る。
である。図において、22はCPU、23は画像入力
部、24は画像処理部、25はメモリ、26は操作部、
27は記録部(プリンタエンジン)、28はページメモ
リ、29は外部のホストと通信する通信制御部であり、
これら各ユニットはシステムバス30で接続され、デー
タの授受を行うようになっている。
制御フローチャートである。この処理では、まず、近接
スイッチ21をモニタして(S1)、スイッチオンであ
れば(S2でY)、作像工程(S4)に入る前に必ずイ
ニシャライズ工程を行う制御にする(S3)。イニシャ
ライズ工程とは、帯電と除電がオン状態で感光体1を1
回転以上駆動する工程である。このイニシャライズ工程
を行うことで、作像工程は帯電電位が図12に示すよう
に感光体の2回転目以降から開始するので、帯電電位は
作像時には常に一定となる。近接スイッチ21がオフの
時は(S5)フローは終了する。
制御フローチャートである。この処理では、まず、近接
スイッチ21をモニタして(S11)、スイッチオンで
あれば(S12でY)、作像工程の感光体1回転目の帯
電に使用される電流値を図11のBにする(S13)。
2回転目以降は、電流値をAに切り替える(S14、S
15)。これによって感光体1上の帯電電位は、図12
のように一定になる。その後、作像工程が実行され(S
16)、近接スイッチ21のオフで(S17)フローは
終了する。
制御フローチャートである。この処理では、まず、近接
スイッチ21をモニタして(S21)、スイッチオンで
あれば(S22でY)、作像工程の感光体1回転目の現
像部4に印加されるバイアス電圧を図10の感光体1回
転目に帯電電位が低下する分だけ、通常の設定よりも低
いBとする(S23)。2回転目以降は、通常の設定A
に切り替える(S24、S25)。これによって、感光
体1上の帯電電位(地肌部電位)と現像バイアスとのギ
ャップが一定に保たれるために地汚れのない良好な画像
が得られる。その後、作像工程が実行され(S26)、
近接スイッチ21のオフで(S27)フローは終了す
る。
制御フローチャートである。この処理では、まず、CP
U22の内部カウンタであるトータルコピー枚数カウン
タのトータル枚数がある閾値を超えていれば(S31、
32でY)、近接スイッチ21のオンの時に(S3
3)、イニシャライズ工程を実行する(S34)。この
イニシャライズ工程を行うことで、作像工程は帯電電位
が図10の感光体2回転目以降から開始するので、帯電
電位は作像時には常に一定となる。ステップS35、S
36はステップS26、S27と同じである。
制御フローチャートである。この処理では、まず、トー
タル枚数カウンタのトータル枚数がある閾値を超えてい
れば(S41、S42でY)、近接スイッチ21のオン
の時に(S43)、作像工程の感光体1回転目の帯電に
供給される電流値を図11のBにする(S44)。2回
転目以降は、電流値をAに切り替える(S45、S4
6)。これによって、感光体1上の帯電電位は図12の
ように一定になる。ステップS47、S48はステップ
S26、S27と同じである。
制御フローチャートである。この処理では、まず、ステ
ップS51〜S53で、ステップS41〜S43と同じ
処理を行い、作像工程の感光体1回転目の現像部4に印
加されるバイアス電圧を、図10の感光体1回転目に帯
電電位が低下する分だけ通常の設定よりも低いBとする
(S54)。2回転目以降は、通常の設定に切り替える
(S55、S56)。これによって、感光体1上の帯電
電位(地肌部電位)と現像バイアスとのギャップが一定
に保たれるために地汚れのない良好な画像が得られる。
ステップS57、S58はステップS26、S27と同
じである。
は、感光体1の経時劣化をトータルコピー枚数で判断し
ているが、コピー後の放置時間の度合いによって判断し
てもよい。
1回転目と2回転目以降とで現像バイアスを切り替え
て、感光体表面電位とのギャップを一定にするので、良
好な画質を安定して得ることができる。
時劣化して残留電位が上昇しても、感光体の1回転目と
2回転目以降とで現像バイアスを切り替えて、感光体表
面電位とのギャップを一定にするので、上記と同様の効
果を奏する。請求項3記載の発明によれば、感光体の設
置や交換あるいは経年劣化して残留電位が上昇しても、
作像工程が感光体の2回転目以降から開始されるので、
帯電電位は一定となる。
御フローチャートである。
御フローチャートである。
御フローチャートである。
御フローチャートである。
御フローチャートである。
御フローチャートである。
ある。
特性図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 定電流制御される接触式の帯電装置を用
いる電子写真装置において、 予め設定した帯電電位の変動条件を検出する検出手段
と、 この検出手段が感光体設置または感光体交換を検知した
とき、感光体1回転目は2回転目以降より多くの電流を
流し、感光体表面電位とのギャップが一定になるように
現像バイアス電源の出力を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項2】 定電流制御される接触式の帯電装置を用
いる電子写真装置において、 予め設定した帯電電位の変動条件を検出する検出手段
と、 この検出手段が感光体のトータルコピー枚数あるいはコ
ピー後の放置時間が所定値を越えたことを検知したと
き、感光体1回転目は2回転目以降より多くの電流を流
し、感光体表面電位とのギャップが一定になるように現
像バイアス電源の出力を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする 電子写真装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は前記変動条件を検知した
とき、帯電と除電がオン状態で感光体を1回転以上駆動
するイニシャライズ工程を実行させることを特徴とする
請求項1または2に記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32847993A JP3279416B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32847993A JP3279416B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電子写真装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001245483A Division JP2002108154A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07181766A JPH07181766A (ja) | 1995-07-21 |
JP3279416B2 true JP3279416B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=18210738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32847993A Expired - Lifetime JP3279416B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279416B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4539704B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2010-09-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP5770146B2 (ja) * | 2011-10-06 | 2015-08-26 | 株式会社東芝 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2016186623A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32847993A patent/JP3279416B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07181766A (ja) | 1995-07-21 |
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