JP3276979B2 - ウェブ巻取り装置およびウェブ巻取り方法 - Google Patents

ウェブ巻取り装置およびウェブ巻取り方法

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JP3276979B2
JP3276979B2 JP12514992A JP12514992A JP3276979B2 JP 3276979 B2 JP3276979 B2 JP 3276979B2 JP 12514992 A JP12514992 A JP 12514992A JP 12514992 A JP12514992 A JP 12514992A JP 3276979 B2 JP3276979 B2 JP 3276979B2
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web
rolls
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film
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンドルにより回転
駆動されることによってフィルム材料の連続ウェブを巻
取るコアに前記ウェブを巻取らせることで円筒状の巻取
りロールを形成するために、ウェブに当接するレイオン
(lay−on)ロールの列を用い、該列は前記コアと
並列に配置された第1および第2のアイドリングロール
を具え、前記アイドリングロールのうちの第1ロール
が、前記コアの巻取りを通じて前記ウェブによって部分
的に囲まれるとともに、前記ウェブを前記第2ロールの
表面に対して押しつけるように前記第2ロールに対して
および前記フィルムが供給される巻取りロールの外側表
面に対して接線方向に配設されたウェブ巻取り装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種技術分野においては、非常に様々
な巻取り装置が知られており、そのような装置は、一般
に厚紙(カードボード)による円筒状のコアに巻取られ
たロールの形状でユーザに供給される紙、プラスチック
材料などのような材料の薄いウェブを巻取るために用い
られる。極く薄いウェブを取扱い、ここで材料がプラス
チックスのように一般に弾性がありかつ変形しうる材料
のフィルムないしフィルム状材料の形態である場合、順
次の層を規則的に巻取っていくことは非常に難しく、そ
の順次の層の外側の表面はフィルムに引張応力がかかっ
ているときのみ本当に平坦になっている。このようなフ
ィルムのロールを裸眼で検査すると、巻取り中に生じた
不規則部分が常に存在することがわかる。
【0003】さらにまた、処理のなされたあるプラスチ
ック材料を巻取って、薄くかつ引裂きに耐えるフィルム
を、直接に使用することができ、したがってプラスチッ
ク材料フィルムの製造ラインを離れた後に適切な幅にな
っているロールに形成する要望もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の一の
目的は、材料製造ラインの直後に用いられるフィルム材
料のストリップのための巻取り製造であって、規則的に
巻取られたフィルムロールを得ることができ、巻取り中
のロールの外側表面上にフィルムを規則的に巻取ってい
くことを達成するために、巻取り中のロールの直径の増
加に忠実に従う、制御された圧力のレイオンロール(l
ay−onrolls)を用いることによって、巻取り
動作を自動的に開始かつモニタできるようになし、およ
びレイオンロールの位置を付加的に調整して取り出すこ
とができる巻取り装置を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、非常に精度が高く、
丈夫であって、かつすべての構成部品の動作が完全に再
現できて信頼度の高いものであることを保証できる巻取
り装置を用いることで、保守のための停止時間を著しく
短くなして薄いフィルム材料のスリットロールを連続し
た製造プロセスで得ることができる装置を提供すること
にある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、製造速度を増
大させ、特に巻取り動作およびあるロールから他のロー
ルへの巻取りの取替え動作の速度を向上させ、それと同
時に製造の歩留りと品質を高めることにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、フィルムを切
断する手段と共働し、およびそのフィルムをレイオンロ
ールに先立って適切な幅になす1組の供給ロールと、切
断後に切断くずを除去する適当な手段を具えた巻取り装
置を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、巻取りの開始
およびあるフィルムロールから他のフィルムロールへの
交換が自動的に行われる装置を用いた巻取り方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、スピンドル
により回転駆動されることによってフィルム材料の連続
ウェブを巻取るコアに前記ウェブを巻取らせることで円
筒状の巻取りロールを形成するために、ウェブに当接す
るレイオンロールの列を用い、該列は前記コアと並列に
配置された第1および第2のアイドリングロールを具
え、前記アイドリングロールのうちの第1ロールが、前
記コアの巻取りを通じて前記ウェブによって部分的に囲
まれるとともに、前記ウェブを前記第2ロールの表面に
対して押しつけるように前記第2ロールに対しておよび
前記フィルムが供給される巻取りロールの外側表面に対
して接線方向に配設されたウェブ巻取り装置であって、
巻取り位置において、前記第1および第2ロールを、各
ロールの各端部に配置された個別の押圧手段により、前
記コア上に形成される前記巻取りロールの外側表面およ
び前記第1ロールにそれぞれ当接させ、前記個別の押圧
手段のそれぞれは回動アームを有し、該回動アームの一
端は取付けられたロールの回転を許容するベアリングを
支持し、前記回動アームの他端は案内表面に沿って移動
可能なキャリッジ上で回動し、前記第1および第2ロー
ルの各々の前記案内表面は平行であって、ロールの2つ
の前記キャリッジの移動を、該2つのキャリッジを結合
する機械的同期手段で同期させるようにしたことを特徴
とする。
【0010】一つの特徴によれば、前記押圧(urgi
ng)手段の各々は、対応した回動アームに作用し、前
記第1または第2のロールが、それぞれ前記巻取り(w
ound)ロールによる反動力か、前記第1のレイオン
(lay−on)ロールによる反動力を受けない場合
に、該回動アームを最大回動角度位置にまで偏位させる
ように設定されている。
【0011】他の特徴によれば、前記押圧手段は、空気
圧シリンダから構成されており、この空気圧シリンダは
内部で可動なピストンを有し、前記空気圧シリンダの他
端部は対応するキャリッジ上のロッド回動軸(rod
pivots)から隔たっている間、前記ピストンのロ
ッドは前記回動アームの伸展に従って回動する。
【0012】本発明のさらに他の特徴によれば、巻取り
の完了(thread up)、または巻取りの開始に
対応する位置において、前記第1のシリンダのキャリッ
ジは、前記円筒状のロールから引込んだ位置に移動する
ように設定されており、前記引込んだ位置では、前記第
1のレイオンロールはもはや第2のレイオンロールおよ
び前記円筒状のロールの外表面と接触しておらず、これ
により、前記第1と第2のレイオンロール間の通路が、
巻取ろうとするフィルムの先頭部分の導入を可能にする
ために、形成される。前記第2のレイオンロールのキャ
リッジは、それらの回動アームが前記押圧手段によって
最大限可能な回動位置に回動されている間、固定位置に
あるように設定されている。
【0013】他の特徴によれば、前記装置は、回転可能
なタレット(turret)手段の一つのアーム上にそ
れぞれ配置されているいくつかのコアを有しており、前
記第1および第2のレイオンロールのキャリッジは、そ
れらの案内表面(guiding surfaces)
に沿って、前記巻取り完了ロールから隔たった引込み位
置に移動し、前記タレットのアームを、前記巻取り完了
ロールまたはコアを搬送するために、回転可能にさせる
ように、設定されている。
【0014】フィルムのウェブを巻取る装置のさらに他
の特徴によれば、前記装置は、前記ウェブの進行方向に
関して前記第1および第2のレイオンロールより上流で
前記フィルムの連続ウェブに当接し、ウェブ送出および
スリットを行なうロールの列(train)を含む。前
記ウェブ送出およびスリットロールの列は、前記第2の
レイオンロールへの搬送を行なう第3のロール、フィル
ムの連続したウェブの張力を切断中に調整するための第
4のロール、および前記フィルムのウェブをその切断中
に安定させ、支持するための第5のロールとを有し、前
記第3,第4および第5のロールは、前記装置の生産ポ
ジションにおいて、一つが他のものの上にほぼ鉛直方向
に相互に間隔をおいて平行に設置され、巻取られるべき
前記フィルムのウェブは前記第2のレイオンロールに係
合するに先立って、前記ウェブが、前記ウェブ送出ロー
ルに対し部分的に、一つのロールから次のロールへと互
い違いの方向で係合するようにしている。前記第4およ
び第5ロール間で展張された前記フィルムのウェブに当
接する少なくとも1つのナイフ手段が設けられる。
【0015】さらに他の特徴によれば、第3,第4およ
び第5のロールの端部ベアリングは、各々、前記フィル
ムの巻取り完了ロールに対して横方向に配列された、ほ
ぼ水平な案内表面に沿って移動可能なキャリッジによっ
て搬送され、各ロールの2つのキャリッジは、機械的同
期手段によって同期されるとともに、少なくとも前記第
3および第4のロールに関して、それらが前記フィルム
の巻取り完了ロールへ前進する位置から引込んだ位置ま
で、移動可能に設定されている。
【0016】本発明のさらなる特徴によれば、巻取り完
了または巻取りの開始に対応する位置において、前記巻
取りロールを接近させるために前記第3および第5のロ
ールのキャリッジをそれらの案内表面に沿って移動可能
となし、十分な前進位置では、前記前進した第3および
第5ロールと前記第4のロールとの間に通路が形成され
て、巻取るべきフィルムの先頭部の導入を許容可能であ
る。
【0017】他の特徴によれば、5つの前記ロールは、
前記2つのレイオンロールと、ほぼ同じ長さの前記3つ
のウェブ送出ロールとから構成されており、前記5つの
ロールのキャリッジのための案内表面が、ほぼ前記ロー
ルの長さに対応した間隔をもって配置された2つの平行
な垂直プレートによって、支持されている。前記2つの
平行な垂直プレートは、前記ロールに平行に、前記第4
のロールと同一水平位置に、かつ前記フィルムの巻取り
完了ロールに対向する側に配置されたビームを支持(c
arry)し、前記中空のビーム(hollow be
am)は、その上部においてナイフ手段が搭載されてい
る可動キャリアを搬送する。前記キャリアの位置は、前
記ビームの軸に平行な方向と、それに垂直な方向と、の
両方向に調節することができる。前記ナイフ手段は、前
記第4と第5のロールとの間に展張されている前記フィ
ルムに、前記第5のロールの領域において、当接され
る。前記ビームは、前記ナイフ手段によって前記フィル
ムの連続したウェブからトリム(縁をカット)したスト
リップ(strip)を集めるために、少なくとも1つ
のチューブを搬送(carry)する。前記トリム収集
チューブは、前記ビームの下において、ほぼ水平に搬送
され、前記チューブは、前記トリムのための、前記第4
のロールの下に開口するマウスピース形の入口を持って
いる。前記チューブは、前記トリムを該チューブの中に
収納した後に細断(chopping)する細断手段を
有し得る。
【0018】さらに他の特徴によれば、それらの各案内
表面上の前記第1および第2のロールのキャリッジの特
定(extreme)位置は、前記各ロールの2つのキ
ャリッジを同期して移動させる駆動モータの制御用の電
気信号を発生するための手段と共働する停止手段の位置
を手動で移動することによって、調節することができ
る。また、それらの各案内表面上の前記第3,第4およ
び第5のロールのキャリッジの特定(extreme)
位置は、前記各ロールの2つのキャリッジを同期して移
動させる駆動モータの制御用の電気、または電子スイッ
チ手段と共働する停止手段の対応プレートの位置を手動
で移動することによって、調節することができる。前記
第1,第2の各ロール、またはさらに、第3,第4およ
び第5の各ロールの2つのキャリッジの機械的同期手段
は、前記同期手段に連結されている前記2つのキャリッ
ジの1つが他のキャリッジから独立して調節され得るよ
うに設定された機械的同期中断手段を有する。第1のロ
ールは、弾性材料によって被覆されており、一方、第2
のロールは、クロムめっき仕上げされた高硬質な固体の
ロールであり、前記第3,第4および第5のロールは、
黒色陽極酸化処理仕上げしたアルミニウムである。
【0019】本発明は、また、スピンドルにより回転駆
動されることによってフィルム材料の連続ウェブを巻取
るコアに前記ウェブを巻取らせることで円筒状の巻取り
ロールを形成するために、第1および第2のロールから
成るレイオンフィルム当接ロールの列を用い、前記第1
および第2のロールは、前記フィルムのウェブが前記第
1ロールの周りに部分的に巻かれた状態で、前記ウェブ
をそれぞれ前記巻取りロールの外側表面に対しておよび
前記第2ロールに対して押圧するウェブ巻取り方法であ
って、前記第1および第2のロールのエンドベアリング
のそれぞれを案内表面上を移動可能なキャリッジにより
搬送される回動アーム上に取り付け、各ロールの前記2
つのキャリッジの動きを同期させ、前記アームのそれぞ
れを各別の押圧手段により押圧して回動させ、それによ
って前記第2のロールを前記第1のロールに対して押圧
させ、前記巻取り動作に先だって前記コア上に前記ウェ
ブを導くために、前記第1のロールの2つのキャリッジ
をそれらの案内表面上で引込めて前記コアから離れさせ
ることで、前記第1と第2のロールとの間に通路を形成
させ、該通路を通って前記巻付けるべきフィルムのウェ
ブの端部を導き、巻付けの開始前に前記キャリッジをそ
れらの開始位置へ戻すことで、前記フィルムのウェブを
前記巻付け完了ロールおよび前記第1のロール上に対し
て押圧させることを特徴とする。幾つかのコアが回転
(revolving)タレットの1つのアーム上に配
置されて、前記タレットが回転する前に、前記第1およ
び第2のロールのキャリッジが、それらを前記フィルム
のロールから遠ざけ、コアまたは前記ターレットのフィ
ルム巻付け完了ロールが取り付けられたアームを自由に
通過させるために、それらの案内表面上で引込められ
る。
【0020】フィルムのウェブの巻付け方法の他の特徴
によれば、前記ウェブが交互方向に通過するウェブ送出
およびガイドロールの列が、前記レイオンフィルム当接
ロールより前記フィルムのウェブの進行方向上流側に設
けられ、交互に配列した2つの前記ウェブ送出およびガ
イドロールの少なくとも1つにおけるエンドベアリング
の各々は、各前記ロールの2つのキャリッジの他方と機
械的に同期して案内表面上を直動する可動キャリッジ上
に取り付けられ、当該ロールがそのキャリッジの動作に
よって前記案内表面上で変位することにより前記フィル
ムの巻取りロールに近接して、巻付けるべきウェブの先
頭部分を導くための通路を前記交互に配置されているロ
ール間で開放し、巻取り開始後には、前記キャリッジが
それらの開始位置に戻されることにより、前記フィルム
のウェブを前記送出およびガイドロールに当接させる。
【0021】本発明の他の主題、特徴および利点は、非
限定的な例示方法と、添付図面を参照して行なう以下の
本発明の多様な実施例の記述から、より明らかになるで
あろう。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0023】図1を参照するに、ポリエステルプラスチ
ック材料のフィルムのような、薄い、ないしは極端に薄
いフィルムのストリップを形成するのに適したフィルム
材2のストリップのための巻取装置全体の側面が示され
ている。この巻取装置は、本質的にはタレットアッセン
ブリ3と、フィルム2を供給し当接させ、それを適当な
幅に切断する種々のロールを支持するアッセンブリ4か
ら構成されることが解る。タレット3は、一般的にはボ
ール紙でできた中空のコア(empty core)6
を取付け可能な割出しアーム10,11および12のア
ッセンブリ9を搬送(carry)する。巻取りロール
5にフィルムを巻回すためコア6は不図示の駆動手段に
より駆動される適当なスピンドル(ここではスピンドル
13)の回転により回転駆動される。
【0024】アーム11は、そのスピンドル15上で中
空のコア6を搬送(carry)しており、アーム12
上のコアは巻取り中である。そして、アーム10はその
スピンドル14上の巻取り完了ロール5を搬送してお
り、ここでタレット3からの除去準備ができた状態とな
っている。この状態で、ロール5は巻取りの終了、スタ
ート中、進行中かにかかわらず“巻取り完了ロール”と
いう用語により参照される。
【0025】タレットアッセンブリ3は、基板に取付け
られたフレーム7をさらに具え、フレーム7に取付けら
れた支持軸9aの回りに規則的に配置されたアーム1
0,11,12のセット9を搬送する。アームのセット
9は軸9aの回りを回転可能であり、巻取り完了ロール
5をスピンドル13上の巻取り位置からスピンドル14
上の取外し位置まで回転させる。ロール5の移動の後、
新しいコア6をアーム10上に搭載可能である。3つの
アーム10,11,12を持つタレットの場合を考えれ
ば、アーム10は、軸91の回りを回転して、上部待機
位置に移動する。2つの直径方向の反対方向に存在する
アクティブアームを設けるか、もしくは3つより多いア
ームを備えたタレットアッセンブリ3を使用することも
可能なことは明らかである。
【0026】巻取装置は、また、自動ロール巻取り切替
えおよびフィルム切断に共働する円弧状エンベローパ
(enveloper)ロールアームシステム16を含
む。その動作についての詳細は以下に述べる。
【0027】フィルム2と当接し、送りを行う種々のロ
ールを支持するためのアッセンブリ4は、2つの平行な
垂直支柱すなわちプレート17および18によって支持
されている。それらは本質的には設計上同一であり、図
1には支柱17のみを示し、図2には双方を示してあ
る。両支柱は基板上に搭載され、不図示の交差部材によ
り、本質的には巻取られるフィルムの幅によって定めら
れる空間を維持するように規制されている。プレート1
7と18の上半部は、水平方向の直線状案内部材(リニ
アガイド)19,20,21,22,23により形成さ
れる案内面を支持(carry)する。これら案内部材
に沿って、各プレート17,18間の直線状案内部材中
を搬送されるキャリッジ19a〜23aおよび19b〜
23bまでの形態である対応キャリッジが、回転または
摺動可能である。
【0028】摺動キャリッジの各々にはフィルムストリ
ップ用の搬送ロールのためのエンドベアリング(end
bearing)手段が取付けられている。図1に示
すように、これら搬送ロールは2つの列(train)
ないしその機能が異なる部材で構成されていると考える
ことができる。デュアルトラッキング・レイオンロール
列(dual tracking lay−on ro
ll train)またはギア24は例えばその外部表
面を弾性体で覆った中空金属チューブで構成された第1
のアクチュアル・レイオンロール25を有している。こ
れは、生産状態において、図1に示すように最前方巻取
り位置でその表面約180°がフィルム2のストリップ
により巻回され、並行ライン(実際には狭いストリッ
プ)に沿って、巻取り開始でのロール5またはコア6の
外部表面に当接される。デュアルトラッキング・レイオ
ンロール列24はトラッキングのための第2ロール26
を含んでいる。これは第1のロール25に当接するもの
であり、耐摩耗のためおよびフィルム展張を最適化する
ために例えばその外部表面にクロムめっきを施したロー
ラで構成される。
【0029】ロール25および26はそれらに対応する
ベアリング上で回転するアイドル、すなわち非駆動のも
のである。図2において、これら2つのロールの端部2
5bおよび26bがどのようにエンドベアリングにジャ
ーナル結合されていることを、これらロールの一端部で
見ることができる。ロールのベアリング端部28aおよ
び30aは図3において見ることができる。ロール25
および26のエンドベアリングは、直線状案内部材上で
支持された摺動キャリアにより直接には支持(carr
y)されず、むしろ回動アーム27〜30を介して支持
される。これらアームはその一方の端部がロール用のベ
アリングを支持し(アーム27,28によりロール25
が支持され、アーム29,30によりロール26が支持
される)、その他端部が摺動キャリアの1つにピボット
結合されている(キャリア19aおよび19bがアーム
27および28用のものであり、キャリア20aおよび
20bがアーム29,30用のものである)。
【0030】ロール25および26の案内が正確に行わ
れることを確保するために、所定のロールの2つの摺動
キャリアは対応する2つの直線状案内部材(リニアガイ
ド)19および20に沿って移動可能とされ、2つの垂
直プレート17,18上で互い並行になるように配置さ
れる。アームを支持するこれら摺動キャリアは、直線状
案内部材に平行に延在するリードスクリュにより直線状
案内部材に沿って摺動しながら前進および後進する。そ
の回転がキャリアを前進または後進させる。
【0031】2つのローラ25および26の軸が互い
に、および、巻取りスピンドル(巻取りスピンドル5,
コア6およびそれらの支持アーム13,14,15)に
対しても常に平行を維持するようにするために、2つ所
定のシリンダの2つの摺動キャリアの変位は2つの摺動
キャリアに結合する同期手段により機械的に同期して行
われる。
【0032】たとえば、ロール25の摺動キャリア19
aおよび19bの同期手段は、2つの垂直プレート17
および18間にわたされ、かさ歯車ギアケース31aお
よび31b(図1および図2にはギアケース31aだけ
見える)に結合されギア手段等により摺動キャリア19
a(または他端の19b)を変位させる対応リードスク
リュ(ギアケース31に対しては32)に機械的に連結
される同期シャフト31によって構成される。リードス
クリュ32は、通常の摩擦の小さいボールスクリュで構
成されているが、リニアガイド19に正確に並行になる
よう配列されている。摺動キャリア20aについて、図
1はリニアガイド20に並行なリードスクリュ33に機
械的に連結されたギアケース33aを示している。
【0033】ロール25および26は、ロール5および
ロール25にそれぞれ当接するように、対応回動アーム
(pivoting arm)27,28および29,
30でバイアスされる。これはばねで形成できる駆動手
段からの力を加えることによって回動アームを時計方向
に回すことによって行われる。ローラ25および26の
負荷をほぼ一定にするために、図3に示す各アームの駆
動手段は、シリンダ内の両端位置を移動し外部に突出し
ているピストンロッド36,37と一体化したピストン
からなる空気アクチュエータ34または35で構成され
ている。図3に示す実施例において、各アクチュエータ
は、対応摺動キャリア(ここでは、摺動キャリア20
a)上のシリンダ体の一端において、たとえばアクチュ
エータ35の35aにおいて、回動する。ピストンロッ
ド36または37がフォーク状のアームおよびピボット
ピン(アクチュエータ35に対するアーム30の延長部
38上の37aにある)により回転する間支持する。こ
のことから、ピストンおよびピストンロッドは、アクチ
ュエータのシリンダ最下部にあるときにはある限られた
ストロークしかとりえないし、それで第1および/また
は第2のロールが対応する支持ロール(巻取り過程にお
けるロール5またはレイオンロール25)と接触しなく
なると、そのピストンに保持されて、接触することなく
停止位置に来ることがわかる。
【0034】フィルム搬送と切断の前後の展張のために
S字形の径路を備えた第2列のロール24aがデュアル
トラッキング・レイオンロールの前段に設けられる。こ
の第2列のロール24aは図1に示した巻取り位置にお
いて、実質的に一つのロールが他の1つのロールの上に
互いに間隔をおいて据えつけた3個のロールで構成され
ている。それらロールの各々の間におけるウェブのスパ
ン長は、そのスパン長がフィルム幅の1/4未満、好ま
しくは1/8のときが最良であることが見出された。そ
のロール列は第2のロール26への搬送を行う第3のロ
ール39を含んでいる。第3のロール39はフィルム2
が良好に付着するようにするために、たとえば、黒色陽
極酸化処理したアルミニウム(black anodi
zedaluminum)の平滑な表面を有している。
この第3のローラ39はそれぞれがリニアガイド21の
ような案内面の中をスライドする、スライドキャリア2
1aおよび21bのような、それぞれのキャリッジによ
って動かされる2つのエンドベアリングに遊びをもたし
て装着されている。フィルム2のストリップはこの第3
のシリンダ39の表面部分を第2のシリンダ26の表面
と同じ方向に通過する。
【0035】第3のロール39は、フィルム2の進行方
向に関して、第4のロール40によって先行される。第
4のロール40の役目はフィルムのトリム切断(tri
mslitting)に続くフィルムの展張とフィルム
の搬送を確実にすることである。この第4のロール40
はフィルムの引張荷重の測定にも使用される。すなわ
ち、第4のロール40のベアリングは、引張荷重制御モ
ジュールに信号を供給するために、ロード・セルのよう
な適当な引張荷重測定セルの各々の側に取付けられる。
ロール40は、リニアガイド22をスライドする各々の
摺動キャリア22aおよび22bに嵌合する上記ベアリ
ングに遊びを持たせて取付けられる。フィルム2のスト
リップはこの第4のロール40を、第3のロール39お
よび第2のロール26での通過方向とは逆方向に、また
第1のロールでの方向と同方向に通過する。
【0036】第4のロール40は第5のロール41に先
行される。第5のロールの役目はフィルムを展張して、
トリム切断に先立ちフィルムを安定させることである。
この第5のロールは、リニアガイド23をスライドする
各々の摺動キャリア23aおよび23bに嵌合する2つ
のエンドベアリングに遊びを持たせて取付けられる。フ
ィルム2のストリップは、フィルムを供給し、フィルム
5のロールに巻取る前にストリップ2を供給する5つの
ロールよりも大きな直径を有する供給ロール41aを離
れてからロール26とロール39と同じ方向にこの第5
のロール41の回りに巻付けられる。
【0037】以上の第2のS字形のロール列のロール3
9,40および41各々の2つの摺動キャリアは、第1
のロール列のデュアルトラッキング・ロール25および
26の摺動キャリアと同じように、並行なリニアガイド
内を同期して水平に動くことができる。この所定の一つ
のロールの2つの摺動キャリアに対する同期手段は、す
でにロール25について述べたように、垂直プレート1
7または18の各々に取付けられた2つのギアケースに
連結する同期シャフト(ロール39,40および41に
それぞれ対応する同期シャフト42,43および44を
参照)、および当該ギアケースを対応する摺動キャリア
に対する回転リードスクリュにより連結したもので構成
される。図1および図3に、垂直プレート17に搭載さ
れ、それぞれ同期シャフト42,43および44に対応
するギアケース42a,43aおよび44が示されてい
る。摺動キャリアのスタート位置を個々に調整できるよ
うにするために、第1の2つのロール25および26と
同様に、同期シャフト42ないし44は、たとえば、同
期シャフトの2つの部分を連結する二条ねじスリーブか
ら構成される同期中断手段を備えている。図1および図
3に、かかるスリーブ45,46,47および48を例
示する。それらのスリーブはそれぞれ同期シャフト4
1,42,43および44に設けられている。かかるス
リーブは同期シャフトの一方の単一部分とともに回転さ
せることができ、そしてロール摺動キャリアの一つの他
の摺動キャリアに対する変位を可能とすべく、シャフト
の他方の部分に対してくりかえしロックすることができ
る。そこで、スリーブが同期シャフト上にロックされた
後に、所定のロールの2つの摺動キャリアの同期動作を
確実にすることができる。
【0038】図1からわかるように、第4ロール40の
一方のベアリングを組み入れた摺動キャリア22aは、
巻取り完了ロール5を取付けたタレット3と向きあって
いて離れない。このような摺動キャリア22a(および
図示していない摺動キャリア22b)の逆転した配置は
次のようなことから生じた。すなわち、摺動キャリア2
2aは、他の摺動キャリアと異なり、主として調節のた
めにほんの少ししか移動しないということと、第4ロー
ル40の後方に、垂直プレート17と18との間を横断
するように配置した比較的大きい直径を有する中空ビー
ム49を収納するのに必要である結果とから生じた。こ
の中空ビーム49の目的の詳細は後述する。ロールの取
付け構成については、最後に次のことを述べる。上記の
ギアボックスに連結されたステッピングモータまたはデ
ュアルスピード空気圧モータを用いて、ロール摺動キャ
リアを移動させる。そして、ギアボックスにおいて、ロ
ールの移動後に、空気の供給を中断し、空気圧モータに
取付けたブレーキまたは不可逆伝達機構(irreve
rsible transmission syste
m)によって摺動キャリアを定位置に保つ。
【0039】中空ビーム49を用いて、一つまたは数個
のナイフまたは切断部材50を支える。これらのナイフ
または切断部材50はフィルム2を切断(slit)す
るために用いられる。図5と図6は、これらを示す背面
図および断面図であり、これらの図は縮尺が異なる。図
5から、中空ビーム49によって、二つの垂直プレート
17と18とが連結されていることがわかる。この中空
ビーム49によって、例えば、この二つの可動切断キャ
リッジ51と52とが搬送される。これらのキャリッジ
は、変位調節スクリュ54の回転によって、ビーム49
の上方部でローラ53上の転動により移動する。このス
クリュ54はビーム49に平行に設けられており、二つ
の組み合わせ部分からできている。そのうちの一つの部
分は、左にねじ山が切ってあり、他の部分は、右にねじ
山が切ってある。ギアボックス56を介して、スクリュ
54に機械的に作用する調節ハンドル55を手動で回転
させることによって、スクリュ54を回転させることが
できる。摺動キャリアのリードスクリュの場合と同様
に、カッティングキャリッジ51または52は、各々、
非同期スリーブ57を介して、調節のために、他と無関
係に移動させることができ、対応する各々のナイフは、
通常、進行するウェブの両側のトリム、すなわち耳切り
を行う。
【0040】図6において、上側スライディングガイド
58は、カッティングキャリッジ52によって運搬さ
れ、このガイド58上を、ナイフ摺動キャリア60をハ
ンドル59のような移動手段を用いて、ビーム49の長
手方向軸を横断するように動かして、関連するナイフ5
0の切断エッジ61を、第4シリンダ40と第5シリン
ダ41との間に展張させたフィルム2に当接させること
ができる。短ストロークの空気圧テーブルによって、ナ
イフ摺動キャリアを前進または後退させてナイフ50を
フィルム2に入れたり、フィルム2から引き離す。装置
の背後から、フィルム巻取機構がナイフホルダを充分離
間させて後退させることができるので、巻取機構を妨害
することなく、ロールを新しいものと取りかえることが
できる。
【0041】ナイフホルダ51または52の各々は、ビ
ーム部分49を囲む直立板(upright)62,6
3を介して切断されたフィルム2のストリップ65を捕
集する管64を搬送する(図1および図3参照)。ナイ
フ50のすぐ下流に切断されたストリップが形成され、
曲がった経路を通過し切断片(trim)捕集管64の
口66、すなわち第4のシリンダ40の下に開口した吸
入口に入るように、第4のロール40上を通過する。切
断片(trim)捕集管64は通常空気圧吸入を用いる
が、トリム(trim)65のストリップを即座に引出
すために捕集管64には切断ナイフ67が設置され、切
断ナイフ長手方向に作動して切断ストリップの引出し端
を切断し、切断ストリップは引出された所から即座に管
64に案内され、すべての切断片(trim)捕集管に
共通の切断器のファンを通り、貯蔵室と再生系統へ送ら
れる。これは図示されていない。
【0042】図3を参照するに、調整ストッパ(リニア
ガイド20上のストッパ68,69およびリニアガイド
20,21,22上のストッパ79,71,72)が鉛
直プレート17のリニアガイド上に固定され、各ロール
の2つの摺動キャリアの動きを決める駆動モータを停止
する電気および/または電子切換手段の接点と共働する
ようになっている。図3では、22a,22b、および
23a,23bの摺動キャリアの各ペアをリンクし同時
に駆動するための駆動軸を駆動する伝達機構が図示され
ている。このような機構を駆動する駆動モータ(図示せ
ず)は、例えば、実施例において43a,44aで示す
ようなギアボックスに設け(flange)られる。図
3は、また、第5ロール41に水平方向の移動を行わせ
る摺動キャリア23a,23bを駆動するモータにシャ
フトへ導く目的でストッパ72と共働するようになって
いる摺動キャリア23a上に取付けられた切換え手段を
示している。リニアガイド上ないしは鉛直プレート上の
ストッパ68〜72の位置を調整することで、各ロール
の摺動キャリアの自動停止位置を決定できる。
【0043】図1,図4および図7,図8を参照してフ
ィルム巻取装置の動作を説明してゆく。図1は、生産ポ
ジション、換言すれば巻取りポジションでの装置を示
す。図4は巻取りを開始する直前のポジションでの装置
を示し、図7と図8は、次のロールの巻取りへの自動切
換えが行われるポジションでの同じ装置をそれぞれ示
し、最終的に新しいコア上の巻取り自動再開始時点での
装置を示す。
【0044】始めに、巻取り(thread−up)動
作をも図示している図4を、通常の巻取り動作中の装置
を示す図1と比較しながら参照すると、第1ロール25
の摺動キャリア19a,19bはそれぞれの駆動モータ
で引出し位置へ送られる。引出し位置では第1ロール、
つまりレイオンロール25はもはや第2ロールすなわち
トラッキングロール26とは接触せず、またロールを巻
取るコア6の外面とも接触せず、タレット装置のアーム
11は図1に示す位置から回転する。広い通路76が第
1のロール25と第2のロール26との間で開かれ、第
2ロール26の摺動キャリア20a,20bは動かなく
なる。アクチュエータ35のピストンはその停止位置に
到達し、図4に示す位置で第2ロール26を停止させる
べく、ピボット運動をするアーム29,30の回転は停
止する。第3および第4ロール39および40のそれぞ
れのスライディングキャリア21a,21bおよび23
a,23bは、図4に示した位置に進み、また装置の上
方に延在する開いた通路76を作るために、それぞれの
駆動モータ(図は第5ロール用のモータ73を示す)に
より前進する。
【0045】剛性フィルムガイド78は、図4に図示す
るように鉛直方向に移動可能で、生産動作中は通常は引
込められ、その後図4に図示される位置へ引下げられ
る。この位置では、フィルムガイドの吐出し端は事前に
据え付けられたコア6の後部の外面に近く、第1のロー
ルの後退と第3および第5ロールの前進により形成され
た通路76によりフィルムガイドすなわち巻取り(th
read−up)チューブ78は障害なく通路を通過で
きる。コアへの接近ないしは一部巻取られたフィルムの
表面への接近は、フィルムガイドの下方への移動を停止
させる近接スイッチ手段で検知することが好ましい。フ
ィルムガイドは、このようにコアにかなり接近可能であ
る。装置は、今や実際の巻取り(thread−up)
を開始するポジションとなる。
【0046】フィルム2の引出し端(leader)7
7は、吹出し管69により巻取り(thread−u
p)フィルムガイド78中を送られて、もし必要なら静
電気を帯荷させることのできるコア6に捕捉される。引
出し端をコアに誘導する別の方法として、図示していな
いが、コアに近接するのに適した手段を使い水等の液体
の微細な液滴を空気の流れの中に導入する方法がある。
微細な液滴をフィルム2の表面に生成し、これがコア6
とフィルム2との間、すなわち2つのフィルム2の重な
った層の間である種の粘着剤として働く。
【0047】フィルム2の引出し端77がフィルムを巻
取るコア4に捕捉されると、剛性フィルムガイドすなわ
ち巻取り(thread−up)管78は後退し、大き
な直径をもつ供給ロール41a上に置かれ、第3および
第5のロール39,41は、それぞれのモータの駆動に
より、離れた後方位置へ後退する。一方、複数のフィル
ムの層ではなくフィルムのスタート層(startin
g layer)のみがコア6の回りに巻取られるの
で、第1のロール25がその前方位置、図1あるいは図
8によく示されるような通常の生産動作を行う位置に前
進し、図8に示すようにピボット運動を行うアーム27
〜30が低位置にくる。フィルムを切断あるいはその端
を切断する場合は、できればフィルム2のコア6の回り
への巻取りが始まった後、切断(slitting)ナ
イフ50を図6に示す位置へ前進させる。
【0048】ロール5の生産が始まり、切断を行う場合
には、トリム65が空気圧管64により引き離され、ナ
イフ67で切断された後、上記のように、共用シュレッ
ダファンへ送られる。フィルム2の移動速度は、2m/
秒から5m/秒にすることができる。概して、端部の切
断、とりわけ直線性の高い切断は、レイオンロール列2
4のデュアルトラッキング配置(dual track
ing arrangement)、およびフィルム2
が通過する第1ロールすなわちレイオンロール25への
180°以上の位置づけと共に行われ、フィルムストリ
ップは先行する層に、空気を含むことなく当接され、巻
取り完了ロール5が得られる。ここで横方向とびだし
(lateral runout)は目には見えない。
このようにして非常に規則性のあるロール5の巻取りが
得られるが、同じ結果を得るためにさらなる処理ステッ
プが必要とされた時(to date)に使われた装置
に比べて、これは重要な改良点である。
【0049】巻取り完了ロール5が所要の最大直径をも
つようになると、あらかじめタレットのアーム10に取
付けられた別のコア6による巻取りへの自動切換えが行
われるようになっている。これを行うために、レイオン
ロール25および26が、図7で示される位置へ大きく
後退し、フィルムは張力で一定に保持され、供給および
案内用の列24aのロール39および41もタレット9
を回転させるため後退する。すべてのロールが後退した
直後に、作業の完了したロール5(図7参照)をはずす
位置へと、そして空のロール6を巻取りを行う位置へと
運ぶためにタレット9が回転する。図7に示すように、
終了したロール5と後退位置にあるレイオン第2ロール
26との間に張られたフィルム2に空のコア6が押し当
てられる。レイオン第1ロール25はもはやフィルム2
のストリップとは接触していない。
【0050】フィルム2をコア6およびアーム16に運
ばれたエンベローパ(enveloper)ロール16
aにしっかりと当接させるために、図8に示す位置にレ
イオンロール25および26が前進する。アーム16の
自由端81にみえる側端が、アーチ状のアーム16によ
り、カム形状の駆動部材80の回転と図示されていない
手段による駆動部材の適宜な案内とによって、図8に示
した位置に前進する。フィルム2は空のコアの回りに3
00°以上の表面を覆うように当接され、コア6の表面
にしっかりと貼り付く。アーム16の自由端81に備え
られた横断ナイフ82はフィルム2のストリップを横断
し、巻取り完了ロール5の後端は、例えば手でこのロー
ル5上に巻取ることができ、ロール5は新しいコア6へ
巻取りが行われている間に取りはずされる。その後、エ
ンベローピング(enveloping)装置16は駆
動モータ80の回転で後退し、巻取り作業が新しいコア
6に対して継続される。
【0051】全部のロールの切換え作業中にフィルム2
が張力で効果的に保持され、一つのロールから別のロー
ルへの切換え作業時にナイフ50を引込む必要がないこ
とは明白である。このロールの切換え作業の期間は非常
に短い。この理由は、すべての装置要素の制御および動
きのシーケンスを定めるソフトウェア・プログラマブル
・ロジカル・コントローラの使用、すべての作業に使用
する構成部分が正しい位置に戻る前に作業を進ませない
ようにする多くのフェイルセーフ装置の使用にある。一
方フィルムの張力はいつも監視され調整される。
【0052】本発明は、以上述べた図示の実施例に限定
されないのは明白であり、当業者が考え得る多くの変形
例も、本発明の範囲に含まれるものである。従って、好
ましい直線状の端部をもつ巻取り完了フィルムのロール
を得るため2つの端部切断器(edge slitte
r)のみを使うかわりに、巻取り中に2つの切断ロール
(slit roll)を切断するために、少なくとも
別の中心シートトリム(center sheet t
rim)を使うようなことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の生産位置における、すなわちコア上にフ
ィルムを巻取り、ロールを形成するプロセスにおける本
発明の巻取装置を示す概略側面図である。
【図2】図1の装置部分の斜視図である。
【図3】図2と同様であるが、巻取装置の内部およびさ
らに端部に近い場所から見た、また、ローラ駆動および
案内機構をかなり詳細に見られるように少し異なる角度
から見た概略図である。
【図4】図1と同様であるが、巻取装置の縮尺を多少縮
小して初期スレッドアップ中の種々の部分の位置を示す
図である。
【図5】図1における巻取装置のフィルム切断すなわち
スリッティング構成を示す後面図である。
【図6】図1における巻取装置のフィルムスリッティン
グおよびトリムすなわちオフカットの除去手段を装置の
3つの上部搬送ロールに関したこれら手段の位置で示す
ために図5の部分を拡大して示す詳細側面図である。
【図7】図4と同様に、図1の巻取り装置にあって1つ
のロールの巻取り状態が完了し、装置の搬送ロールが引
込められてタレットを回転の許容して新しいコアへの巻
取りを可能にした搬送を示す概略側面図である。
【図8】ロールの巻取りを完全に終了し、新しいコアへ
の巻取りを開始する瞬間の図7の装置を示す図である。
【符号の説明】
1 巻取り装置 2 フィルム 3 タレットアッセンブリ 4 ロール支持アッセンブリ 5 巻取り完了ロール 6 コア 10,11,12 アーム 17,18 垂直プレート 19〜23 リニアガイド 19a〜23a,19b〜23b キャリッジ 24 デュアルトラッキング・レイオンロール列 25 レイオンロール(第1ロール) 26 ロール(第2ロール) 39〜41 ロール(第3〜第5ロール)
フロントページの続き (72)発明者 ネッケル ローランジェール ルクセンブルグ エル−3258 ベテンブ ルグ リュー エフ. メルテン 83 (72)発明者 ヴェール ファン デン ベーデン ルクセンブルグ エル−2152 ルクセン ブルグ リュー ファン デル メンテ ン 45 (56)参考文献 実開 平2−34545(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 19/22 B65H 18/26

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルにより回転駆動されることに
    よってフィルム材料の連続ウェブを巻取るコアに前記ウ
    ェブを巻取らせることで円筒状の巻取りロールを形成す
    るために、ウェブに当接するレイオンロールの列を用
    い、該列は前記コアと並列に配置された第1および第2
    のアイドリングロールを具え、前記アイドリングロール
    のうちの第1ロールが、前記コアの巻取りを通じて前記
    ウェブによって部分的に囲まれるとともに、前記ウェブ
    を前記第2ロールの表面に対して押しつけるように前記
    第2ロールに対しておよび前記フィルムが供給される巻
    取りロールの外側表面に対して接線方向に配設されたウ
    ェブ巻取り装置であって、 巻取り位置において、前記第1および第2ロールを、各
    ロールの各端部に配置された個別の押圧手段により、前
    記コア上に形成される前記巻取りロールの外側表面およ
    び前記第1ロールにそれぞれ当接させ、前記個別の押圧
    手段のそれぞれは回動アームを有し、該回動アームの一
    端は取付けられたロールの回転を許容するベアリングを
    支持し、前記回動アームの他端は案内表面に沿って移動
    可能なキャリッジ上で回動し、前記第1および第2ロー
    ルの各々の前記案内表面は平行であって、ロールの2つ
    の前記キャリッジの移動を、該2つのキャリッジを結合
    する機械的同期手段で同期させるようにしたことを特徴
    とするウェブ巻取り装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段の各々は対応した回動アー
    ムに作用し、前記第1または第2のロールが、それぞれ
    前記巻取りロールによる反動力か、前記第1のレイオン
    ロールによる反動力を受けていないときに、前記回動ア
    ームを最大回動角度位置にまで弾性的に偏位させるよう
    に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のウ
    ェブ巻取り装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は空気圧シリンダから構成
    され、該空気圧シリンダは内部に可動ピストンを有し、
    前記空気圧シリンダの端部が対応するキャリッジ上のロ
    ッド回動軸から隔たっている間、前記ピストンのロッド
    は前記回動アームの伸展に従って回動することを特徴と
    する請求項1に記載のウェブ巻取り装置。
  4. 【請求項4】 巻取りの完了または巻取りの開始に対応
    する位置において、前記第1のロールのキャリッジは、
    前記円筒状のロールから引込んだ位置に移動するように
    設定されており、当該引込んだ位置では前記第1のレイ
    オンロールが第2のレイオンロールおよび前記円筒状の
    ロールの外表面と接触していないようにすることによ
    り、前記第1および第2のレイオンロール間の通路が形
    成されて、巻取ろうとするフィルムの先頭部分の導入を
    可能とすることを特徴とする請求項1に記載のウェブ巻
    取り装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のレイオンロールのキャリッジ
    は、それらの回動アームが前記押圧手段によって最大限
    可能な回動位置に回動されている間、固定位置にあるよ
    うに設定されていることを特徴とする請求項4に記載の
    ウェブ巻取り装置。
  6. 【請求項6】 前記装置は回転可能なタレット手段の一
    つのアーム上にそれぞれ配置されているコアを複数含
    み、前記第1および第2のレイオンロールのキャリッジ
    は、それらの案内表面に沿って前記巻取りロールから隔
    たった引込み位置に移動し、前記タレットのアームの回
    転を許容して、前記巻取り完了ロールまたはコアを搬送
    可能にさせるように設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のウェブ巻取り装置。
  7. 【請求項7】 前記装置は、前記ウェブの進行方向に関
    して前記第1および第2のレイオンロールより上流で前
    記フィルムの連続ウェブに当接し、ウェブ送出およびス
    リットを行なうロールの列を含むことを特徴とする請求
    項1に記載のウェブ巻取り装置。
  8. 【請求項8】 前記ウェブ送出およびスリットロールの
    列は、前記第2のレイオンロールへの搬送を行なう第3
    のロールと、切断中に前記フィルムの連続ウェブの張力
    を調整するための第4のロールと、前記フィルムのウェ
    ブをその切断中に安定させて維持するための第5のロー
    ルとを有し、前記第3、第4および第5のロールは、前
    記装置の生産ポジションにおいて、一つが他のものの上
    にほぼ鉛直方向に相互に間隔をおいて平行に設置され、
    前記フィルムのウェブは、前記第2のレイオンロールに
    係合するに先立って、前記ウェブ送出ロールに対し部分
    的に、一つのロールから次のロールへと互い違いの方向
    で巻き付けられることを特徴とする請求項7に記載のウ
    ェブ巻取り装置。
  9. 【請求項9】 前記第4および第5ロール間で展張され
    た前記フィルムのウェブに当接する少なくとも1つのナ
    イフ手段が設けられることを特徴とする請求項8に記載
    のウェブ巻取り装置。
  10. 【請求項10】 第3、第4および第5のロールのエン
    ドベアリングは、前記フィルムの巻取りロールに対して
    横方向に配列された略水平な案内表面に沿って移動可能
    なキャリッジによってそれぞれ搬送され、各ロールの2
    つのキャリッジは、機械的同期手段によって同期される
    とともに、少なくとも前記第3および第4のロールに関
    して、それらが前記フィルムの巻取りロールへ前進する
    位置から引込んだ位置まで、移動可能に設定されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のウェブ巻取り装置。
  11. 【請求項11】 巻取り完了または巻取りの開始に対応
    する位置において、前記巻取りロールを接近させるため
    に前記第3および第5のロールのキャリッジをそれらの
    案内表面に沿って移動可能となし、十分な前進位置で
    は、前記前進した第3および第5ロールと前記第4のロ
    ールとの間に通路が形成されて、巻取るべきフィルムの
    先頭部の導入が許容されることを特徴とする請求項10
    に記載のウェブ巻取り装置。
  12. 【請求項12】 5つの前記ロールは、前記2つのレイ
    オンロールと、ほぼ同じ長さの前記3つのウェブ送出ロ
    ールとから構成されており、前記5つのロールのキャリ
    ッジのための案内表面が、ほぼ前記ロールの長さに対応
    した間隔をもって配置された2つの平行な垂直プレート
    によって支持されていることを特徴とする請求項10に
    記載のウェブ巻取り装置。
  13. 【請求項13】 前記2つの平行な垂直プレートは、前
    記ロールに平行かつ前記第4のロールと同一レベルで、
    前記フィルムの巻取りロールに対向する側に配置された
    ビームを支持し、中空の前記ビームは、その上部におい
    てナイフ手段が搭載されている可動キャリアを搬送し、
    該キャリアの位置を前記ビームの軸に平行な方向と、そ
    れに垂直な方向との両方向に調節可能となし、前記第4
    および第5のロール間に展張されている前記フィルム
    に、前記第5のロールの領域において前記ナイフ手段が
    当接するようにしたことを特徴とする請求項12に記載
    のウェブ巻取り装置。
  14. 【請求項14】 前記ビームは、前記ナイフ手段によっ
    て前記フィルムの連続ウェブからトリムされたストリッ
    プを集めるために設けられた少なくとも1つのチューブ
    を搬送することを特徴とする請求項13に記載のウェブ
    巻取り装置。
  15. 【請求項15】 前記トリム収集チューブは、前記ビー
    ムの下において略水平に搬送され、前記チューブは、前
    記トリムのために、前記第4のロールの下に開口するマ
    ウスピース形の入口を有することを特徴とする請求項1
    4に記載のウェブ巻取り装置。
  16. 【請求項16】 前記チューブは、前記トリムを該チュ
    ーブの中に収納した後に切断するための手段を含むこと
    を特徴とする請求項14に記載のウェブ巻取り装置。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2のロールの各案内
    表面上における前記第1および第2のロールのキャリッ
    ジの特定位置は、前記各ロールの2つのキャリッジを同
    期して移動させる駆動モータを制御する電気信号を発生
    するための手段と共働する停止手段の位置を移動するこ
    とによって手動で調節可能であることを特徴とする請求
    項1に記載のウェブ巻取り装置。
  18. 【請求項18】 前記第3、第4および第5のロールの
    各案内表面上における前記第3、第4および第5のロー
    ルのキャリッジの特定位置は、前記各ロールの2つのキ
    ャリッジを同期して移動させる駆動モータを制御する電
    気的または電子的スイッチ手段と共働する停止手段の対
    応プレート上で位置を移動することによって手動で調節
    可能であることを特徴とする請求項10に記載のウェブ
    巻取り装置。
  19. 【請求項19】 前記第1および第2の各ロールの2つ
    のキャリッジの機械的同期手段は機械的同期中断手段を
    含み、該機械的同期中断手段は、前記同期手段に連結さ
    れている前記2つのキャリッジのうちの1つのキャリッ
    ジの位置を、一方で同期が維持されている他のキャリッ
    ジから独立して調節可能であることを特徴とする請求項
    17に記載のウェブ巻取り装置。
  20. 【請求項20】 前記第3、第4および第5の各ロール
    の2つのキャリッジの機械的同期手段は機械的同期中断
    手段を含み、該機械的同期中断手段は、前記同期手段に
    連結されている前記2つのキャリッジのうちの1つのキ
    ャリッジの位置を、他から独立して調節可能であること
    を特徴とする請求項18に記載のウェブ巻取り装置。
  21. 【請求項21】 第1のロールは、弾性材料によって被
    覆されていることを特徴とする請求項1に記載のウェブ
    巻取り装置。
  22. 【請求項22】 第2のロールは、クロムめっき仕上げ
    されたロールであることを特徴とする請求項1に記載の
    ウェブ巻取り装置。
  23. 【請求項23】 前記第3,第4および第5のロール
    は、黒色陽極酸化処理仕上げしたアルミニウム製である
    ことを特徴とする請求項8に記載のウェブ巻取り装置。
  24. 【請求項24】 スピンドルにより回転駆動されること
    によってフィルム材料の連続ウェブを巻取るコアに前記
    ウェブを巻取らせることで円筒状の巻取りロールを形成
    するために、第1および第2のロールから成るレイオン
    フィルム当接ロールの列を用い、前記第1および第2の
    ロールは、前記フィルムのウェブが前記第1ロールの周
    りに部分的に巻かれた状態で、前記ウェブをそれぞれ前
    記巻取りロールの外側表面に対しておよび前記第2ロー
    ルに対して押圧するウェブ巻取り方法であって、 前記第1および第2のロールのエンドベアリングのそれ
    ぞれを案内表面上を移動可能なキャリッジにより搬送さ
    れる回動アーム上に取り付け、各ロールの前記2つのキ
    ャリッジの動きを同期させ、前記アームのそれぞれを各
    別の押圧手段により押圧して回動させ、それによって前
    記第2のロールを前記第1のロールに対して押圧させ、
    前記巻取り動作に先だって前記コア上に前記ウェブを導
    くために、前記第1のロールの2つのキャリッジをそれ
    らの案内表面上で引込めて前記コアから離れさせること
    で、前記第1と第2のロールとの間に通路を形成させ、
    該通路を通って前記巻付けるべきフィルムのウェブの端
    部を導き、巻付けの開始前に前記キャリッジをそれらの
    開始位置へ戻すことで、前記フィルムのウェブを前記巻
    付け完了ロールおよび前記第1のロール上に対して押圧
    させることを特徴とするウェブ巻取り方法。
  25. 【請求項25】 複数のコアの各々が回転タレットの1
    つのアーム上に配置されて、前記タレットが回転する前
    に前記第1および第2のロールのキャリッジがそれらの
    案内表面上で引込められることにより、それらを前記フ
    ィルムのロールから遠ざけて、コアまたは前記ターレッ
    トのフィルム巻取りロールが取り付けられたアームの自
    由通路を形成することを特徴とする請求項24に記載の
    ウェブ巻取り方法。
  26. 【請求項26】 前記ウェブが交互方向に通過するウェ
    ブ送出およびガイドロールの列が、前記レイオンフィル
    ム当接ロールより前記フィルムのウェブの進行方向上流
    側に設けられ、交互に配列した2つの前記ウェブ送出お
    よびガイドロールの少なくとも1つにおけるエンドベア
    リングの各々は、各前記ロールの2つのキャリッジの他
    方と機械的に同期して案内表面上を直動する可動キャリ
    ッジ上に取り付けられ、当該ロールがそのキャリッジの
    動作によって前記案内表面上で変位することにより前記
    フィルムの巻取りロールに近接して、巻付けるべきウェ
    ブの先頭部分を導くための通路を前記交互に配置されて
    いるロール間で開放し、巻取り開始後には、前記キャリ
    ッジがそれらの開始位置に戻されることにより、前記フ
    ィルムのウェブを前記送出およびガイドロールに当接さ
    せることを特徴とする請求項24に記載のウェブ巻取り
    方法。
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