JP3276400B2 - 六角穴付き止めネジ自動供給装置 - Google Patents
六角穴付き止めネジ自動供給装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、六角穴付き止めネジを
適正方向にして次工程に供給したり、或いは貯蔵するこ
とができる六角穴付き止めネジ自動供給装置に関する。
適正方向にして次工程に供給したり、或いは貯蔵するこ
とができる六角穴付き止めネジ自動供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】六角穴付き止めネジを自動的に作業員に
供給する自動供給装置では、ホッパー内の多量の六角穴
付き止めネジを一定方向に統一して所定の状態に並べる
ものであるが、ホッパーより送り出された六角穴付き止
めネジを一定方向にした後には、その六角穴付き止めネ
ジを効率良く取り出すことができるように搬送する必要
がある。
供給する自動供給装置では、ホッパー内の多量の六角穴
付き止めネジを一定方向に統一して所定の状態に並べる
ものであるが、ホッパーより送り出された六角穴付き止
めネジを一定方向にした後には、その六角穴付き止めネ
ジを効率良く取り出すことができるように搬送する必要
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】多数の六角穴付き止め
ネジを入れたホッパーから六角穴付き止めネジを一定方
向に向けて確実に送り出すことができる手段は存在して
いるが、その供給された六角穴付き止めネジを次の工程
に、搬送する手段については、従来のものでは、送り出
された六角穴付き止めネジ同士が噛み合う等するため
に、六角穴付き止めネジを必ずしも確実に送り出すこと
ができないこともあった。
ネジを入れたホッパーから六角穴付き止めネジを一定方
向に向けて確実に送り出すことができる手段は存在して
いるが、その供給された六角穴付き止めネジを次の工程
に、搬送する手段については、従来のものでは、送り出
された六角穴付き止めネジ同士が噛み合う等するため
に、六角穴付き止めネジを必ずしも確実に送り出すこと
ができないこともあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく、鋭意，研究を重ねた結果、本発明を、
多数の六角穴付き止めねじを収納して上下方向が不整列
な状態で供給するホッパーから供給される六角穴付き止
めネジを、上下方向を整列させて供給する供給手段と、
該供給手段から六角穴付き止めネジを上方から取入れ可
能な外側を開口とし且つ円周上に所定間隔をおいて複数
設けられた搬送Ｕ字状部と，隣接する搬送Ｕ字状部間で
外方に突出するように形成され前記搬送Ｕ字状部側に傾
斜状押出面が形成された押出し突起により、水平状面上
を旋回して前記六角穴付き止めネジを円弧方向に移送し
て送り出す送出し手段と、該送出し手段により前記搬送
Ｕ字状部の移動経路に沿って円弧状に形成した送り溝条
と、該送り溝条に連続し、且つ前記移送手段により前記
六角穴付き止めネジを取り出す取出部とを備えてなる六
角穴付き止めネジ自動供給装置としたことにより、六角
穴付き止めネジを作業員の手元に良好な状態で移送で
き、且つ構造を極めて簡単にでき上記課題を解決したも
のである。
題を解決すべく、鋭意，研究を重ねた結果、本発明を、
多数の六角穴付き止めねじを収納して上下方向が不整列
な状態で供給するホッパーから供給される六角穴付き止
めネジを、上下方向を整列させて供給する供給手段と、
該供給手段から六角穴付き止めネジを上方から取入れ可
能な外側を開口とし且つ円周上に所定間隔をおいて複数
設けられた搬送Ｕ字状部と，隣接する搬送Ｕ字状部間で
外方に突出するように形成され前記搬送Ｕ字状部側に傾
斜状押出面が形成された押出し突起により、水平状面上
を旋回して前記六角穴付き止めネジを円弧方向に移送し
て送り出す送出し手段と、該送出し手段により前記搬送
Ｕ字状部の移動経路に沿って円弧状に形成した送り溝条
と、該送り溝条に連続し、且つ前記移送手段により前記
六角穴付き止めネジを取り出す取出部とを備えてなる六
角穴付き止めネジ自動供給装置としたことにより、六角
穴付き止めネジを作業員の手元に良好な状態で移送で
き、且つ構造を極めて簡単にでき上記課題を解決したも
のである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、本発明の構成では、図８，図９に示すように、
ホッパー１２，六角穴付き止めネジＳを分離供給する供
給手段としての分離インデックスＣと、手元に供給する
送出し手段としての供給インデックスＡから構成され、
そのホッパー１２内に適宜の数量の六角穴付き止めネジ
Ｓ，Ｓ，…が入れられ、該ホッパー１２より分離インデ
ックスＣに設けられた受渡用穴９ａ，９ａ，…に一個ず
つの六角穴付き止めネジＳが送り込まれ、さらにその分
離インデックスＣが回転し、次工程の供給インデックス
Ａに六角穴付き止めネジＳを送り込み、該供給インデッ
クスＡが六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を作業員の手元
まで六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を送り出すものであ
る。
すると、本発明の構成では、図８，図９に示すように、
ホッパー１２，六角穴付き止めネジＳを分離供給する供
給手段としての分離インデックスＣと、手元に供給する
送出し手段としての供給インデックスＡから構成され、
そのホッパー１２内に適宜の数量の六角穴付き止めネジ
Ｓ，Ｓ，…が入れられ、該ホッパー１２より分離インデ
ックスＣに設けられた受渡用穴９ａ，９ａ，…に一個ず
つの六角穴付き止めネジＳが送り込まれ、さらにその分
離インデックスＣが回転し、次工程の供給インデックス
Ａに六角穴付き止めネジＳを送り込み、該供給インデッ
クスＡが六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を作業員の手元
まで六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を送り出すものであ
る。
【０００６】その供給インデックスＡは、図１乃至図３
に示すように、円板状の旋回体１の外周側面に略Ｕ字形
状の切欠きとして形成された複数の搬送Ｕ字状部１ａ，
１ａ，…が複数形成されており、さらに旋回体１の搬送
Ｕ字状部１ａの進行方向（旋回体１の旋回方向と同等方
向）より見て後方箇所には搬送Ｕ字状部１ａに隣接して
押出し突起２が形成され、該押出し突起２は、図２，図
３等に示すように、旋回体１に形成された搬送Ｕ字状部
１ａ，１ａ，…と同数の数が形成され、各搬送Ｕ字状部
１ａに近接して形成されるものであり、その押出し突起
２の形状は旋回体１の外周側面より外方に突出状となっ
ており、さらに、その押出し突起２の直近の搬送Ｕ字状
部１ａ側は、図２に示すように、傾斜状押出面２ａとし
て形成されており、該傾斜状押出面２ａが旋回体１の接
線方向に対して適宜の角度を有して形成されている。
に示すように、円板状の旋回体１の外周側面に略Ｕ字形
状の切欠きとして形成された複数の搬送Ｕ字状部１ａ，
１ａ，…が複数形成されており、さらに旋回体１の搬送
Ｕ字状部１ａの進行方向（旋回体１の旋回方向と同等方
向）より見て後方箇所には搬送Ｕ字状部１ａに隣接して
押出し突起２が形成され、該押出し突起２は、図２，図
３等に示すように、旋回体１に形成された搬送Ｕ字状部
１ａ，１ａ，…と同数の数が形成され、各搬送Ｕ字状部
１ａに近接して形成されるものであり、その押出し突起
２の形状は旋回体１の外周側面より外方に突出状となっ
ており、さらに、その押出し突起２の直近の搬送Ｕ字状
部１ａ側は、図２に示すように、傾斜状押出面２ａとし
て形成されており、該傾斜状押出面２ａが旋回体１の接
線方向に対して適宜の角度を有して形成されている。
【０００７】その旋回体１は、案内部３内にて旋回自在
に装着されており、該案内部３は図３に示すように、旋
回体１が適宜の余裕を持って内装可能になっており、案
内部３の外周箇所には送り溝条３ａが形成され、該送り
溝条３ａは、図２に示すように、旋回体１の搬送Ｕ字状
部１ａ，１ａ，…の通過箇所と一致し、且つ旋回体１と
分離インデックスＣとの六角穴付き止めネジＳの受渡箇
所から六角穴付き止めネジＳの外部への供給箇所の範囲
において形成され、搬送Ｕ字状部１ａ内に入っている六
角穴付き止めネジＳが、搬送Ｕ字状部１ａの移動ととも
に送り溝条３ａに沿って移動するものである。
に装着されており、該案内部３は図３に示すように、旋
回体１が適宜の余裕を持って内装可能になっており、案
内部３の外周箇所には送り溝条３ａが形成され、該送り
溝条３ａは、図２に示すように、旋回体１の搬送Ｕ字状
部１ａ，１ａ，…の通過箇所と一致し、且つ旋回体１と
分離インデックスＣとの六角穴付き止めネジＳの受渡箇
所から六角穴付き止めネジＳの外部への供給箇所の範囲
において形成され、搬送Ｕ字状部１ａ内に入っている六
角穴付き止めネジＳが、搬送Ｕ字状部１ａの移動ととも
に送り溝条３ａに沿って移動するものである。
【０００８】その送り溝条３ａの終端箇所には取出溝条
３ｂが形成され、該取出溝条３ｂより外方に取出部４が
形成され、旋回体１の搬送Ｕ字状部１ａによって送り溝
条３ａに沿って搬送された六角穴付き止めネジＳは、図
２に示すように、取出溝条３ｂを通過して取出部４に搬
送されるものであって、具体的には、旋回体１の搬送Ｕ
字状部１ａの移動（旋回体１の旋回方向と同等方向）と
ともに、搬送Ｕ字状部１ａ内の六角穴付き止めネジＳが
送り溝条３ａに沿って移動し、取出溝条３ｂ箇所に達す
ると、図４に示すように、六角穴付き止めネジＳが搬送
Ｕ字状部１ａから取出溝条３ｂに沿って離れ始め、同時
にその押出し突起２にて六角穴付き止めネジＳが取出部
４側に押し出される構成となっている。
３ｂが形成され、該取出溝条３ｂより外方に取出部４が
形成され、旋回体１の搬送Ｕ字状部１ａによって送り溝
条３ａに沿って搬送された六角穴付き止めネジＳは、図
２に示すように、取出溝条３ｂを通過して取出部４に搬
送されるものであって、具体的には、旋回体１の搬送Ｕ
字状部１ａの移動（旋回体１の旋回方向と同等方向）と
ともに、搬送Ｕ字状部１ａ内の六角穴付き止めネジＳが
送り溝条３ａに沿って移動し、取出溝条３ｂ箇所に達す
ると、図４に示すように、六角穴付き止めネジＳが搬送
Ｕ字状部１ａから取出溝条３ｂに沿って離れ始め、同時
にその押出し突起２にて六角穴付き止めネジＳが取出部
４側に押し出される構成となっている。
【０００９】その搬送Ｕ字状部１ａから取出溝条３ｂに
押し出された六角穴付き止めネジＳは、図５に示すよう
に、押出し突起２により取出溝条３ｂから取出部４に押
し出すものであって、ここで前記傾斜状押出面２ａが六
角穴付き止めネジＳの押し出し方向に対して傾斜状に当
接しつつ押し出すものであるため、六角穴付き止めネジ
Ｓは、取出溝条３ｂから取出部４に移動するときに極め
て滑らかに移動することができる。
押し出された六角穴付き止めネジＳは、図５に示すよう
に、押出し突起２により取出溝条３ｂから取出部４に押
し出すものであって、ここで前記傾斜状押出面２ａが六
角穴付き止めネジＳの押し出し方向に対して傾斜状に当
接しつつ押し出すものであるため、六角穴付き止めネジ
Ｓは、取出溝条３ｂから取出部４に移動するときに極め
て滑らかに移動することができる。
【００１０】その取出部４には光学センサーＬが取り付
けられることもあり、該実施例では、供給インデックス
Ａより押し出された六角穴付き止めネジＳがセンサーの
光路を遮断すると、所定時間後にモータＭにが停止し、
所定時間の間に供給インデックスＡは更に回転し、押出
し突起２が行き過ぎ、取出部４の六角穴付き止めネジＳ
に、次の六角穴付き止めネジＳが押しつけられている状
態から開放され、これにより引っ掛かることなく、六角
穴付き止めネジＳ，Ｓ，…の取り出しがより一層スムー
ズにできる。
けられることもあり、該実施例では、供給インデックス
Ａより押し出された六角穴付き止めネジＳがセンサーの
光路を遮断すると、所定時間後にモータＭにが停止し、
所定時間の間に供給インデックスＡは更に回転し、押出
し突起２が行き過ぎ、取出部４の六角穴付き止めネジＳ
に、次の六角穴付き止めネジＳが押しつけられている状
態から開放され、これにより引っ掛かることなく、六角
穴付き止めネジＳ，Ｓ，…の取り出しがより一層スムー
ズにできる。
【００１１】その取出部４箇所には、図６，図８に示す
ように、調節ガイド体Ｂが設けられており、着磁したド
ライバーＴにて手作業で六角穴付き止めネジＳを取り出
す場合、或いは自動ネジ締め装置等で真空吸着により六
角穴付き止めネジＳを取り出す場合等において、次位の
六角穴付き止めネジＳがいっしょに飛び出さないように
するため、上方より押さえるものである。
ように、調節ガイド体Ｂが設けられており、着磁したド
ライバーＴにて手作業で六角穴付き止めネジＳを取り出
す場合、或いは自動ネジ締め装置等で真空吸着により六
角穴付き止めネジＳを取り出す場合等において、次位の
六角穴付き止めネジＳがいっしょに飛び出さないように
するため、上方より押さえるものである。
【００１２】その調節ガイド体Ｂは、図６，図７に示す
ように、中央に取出貫通長孔５ａを形成した押えガイド
部５の一端より高さ調整部６が形成され、該高さ調整部
６がケース本体Ｈ側部に上下方向に移動且つ固定可能に
設けられ、その高さ調整部６の固定は、固定撮み７にて
行われ、具体的には高さ調整部６に形成した調節用貫通
長孔６ａに固定撮み７の外螺子部７ａが貫通し、ケース
本体Ｈの内螺子部に螺合し、固定撮み７にて高さ調整部
６をケース本体Ｈに締めつけて固定する。
ように、中央に取出貫通長孔５ａを形成した押えガイド
部５の一端より高さ調整部６が形成され、該高さ調整部
６がケース本体Ｈ側部に上下方向に移動且つ固定可能に
設けられ、その高さ調整部６の固定は、固定撮み７にて
行われ、具体的には高さ調整部６に形成した調節用貫通
長孔６ａに固定撮み７の外螺子部７ａが貫通し、ケース
本体Ｈの内螺子部に螺合し、固定撮み７にて高さ調整部
６をケース本体Ｈに締めつけて固定する。
【００１３】また、高さ調整部６の下端には高さ調節台
８が形成され、図７に示すように、該高さ調節台８に六
角穴付き止めネジＳを載置し、高さ調節台８下端を六角
穴付き止めネジＳに略当接状にして固定することで、押
えガイド部５と取出部４との間に六角穴付き止めネジＳ
の移動可能な最適スペースを設定できる。
８が形成され、図７に示すように、該高さ調節台８に六
角穴付き止めネジＳを載置し、高さ調節台８下端を六角
穴付き止めネジＳに略当接状にして固定することで、押
えガイド部５と取出部４との間に六角穴付き止めネジＳ
の移動可能な最適スペースを設定できる。
【００１４】その分離インデックスＣは、回転体９に六
角穴付き止めネジＳを取入可能な受渡用穴９ａが形成さ
れ、その受渡用穴９ａの個数と同じ摺動ピン１０が受渡
用穴９ａ内を摺動可能に設けられ、その摺動ピン１０
は、回転体９の中心箇所に併設されたカム１１により、
回転体９の回転にともなって受渡用穴９ａ内を往復し、
その摺動ピン１０の先端は六角穴付き止めネジＳの六角
穴Ｓｈに遊挿可能であり、ホッパー１２から六角穴付き
止めネジＳが受渡用穴９ａに入ると、摺動ピン１０が受
渡用穴９ａの開口箇所まで突出し、六角穴付き止めネジ
Ｓの六角穴Ｓｈに遊挿し、摺動ピン１０の先端が受渡用
穴９ａの開口まで突出しても六角穴付き止めネジＳが受
渡用穴９ａから放出されないようになっている。
角穴付き止めネジＳを取入可能な受渡用穴９ａが形成さ
れ、その受渡用穴９ａの個数と同じ摺動ピン１０が受渡
用穴９ａ内を摺動可能に設けられ、その摺動ピン１０
は、回転体９の中心箇所に併設されたカム１１により、
回転体９の回転にともなって受渡用穴９ａ内を往復し、
その摺動ピン１０の先端は六角穴付き止めネジＳの六角
穴Ｓｈに遊挿可能であり、ホッパー１２から六角穴付き
止めネジＳが受渡用穴９ａに入ると、摺動ピン１０が受
渡用穴９ａの開口箇所まで突出し、六角穴付き止めネジ
Ｓの六角穴Ｓｈに遊挿し、摺動ピン１０の先端が受渡用
穴９ａの開口まで突出しても六角穴付き止めネジＳが受
渡用穴９ａから放出されないようになっている。
【００１５】前記供給インデックスＡと分離インデック
スＣの回転体９は平歯車機構Ｇｓ及び傘歯車機構Ｇｂを
介してモーターＭにより一定関係を有して回転するもの
であって、ホッパー１２から回転する分離インデックス
Ｃの回転体９の受渡用穴９ａに一定の確率で六角穴付き
止めネジＳが入り込んでゆくようになっている。
スＣの回転体９は平歯車機構Ｇｓ及び傘歯車機構Ｇｂを
介してモーターＭにより一定関係を有して回転するもの
であって、ホッパー１２から回転する分離インデックス
Ｃの回転体９の受渡用穴９ａに一定の確率で六角穴付き
止めネジＳが入り込んでゆくようになっている。
【００１６】
【発明の効果】請求項１の発明においては、先ず第１に
確実に六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を装置から作業員
が取り出し易くなるように送り出すことができるし、第
２に構造を極めて簡単にできる等の効果を奏する。
確実に六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を装置から作業員
が取り出し易くなるように送り出すことができるし、第
２に構造を極めて簡単にできる等の効果を奏する。
【００１７】供給手段から前記六角穴付き止めネジＳ，
Ｓ，…を取入れ可能な外側を開口とし且つ円周上に所定
間隔をおいて複数設けられた搬送Ｕ字状部１ａと，隣接
する該搬送Ｕ字状部１ａ，１ａ間で外方に突出するよう
に形成され前記搬送Ｕ字状部１ａ側に傾斜状押出面２ａ
が形成された押出し突起２により、水平状面上を旋回し
て前記六角穴付き止めネジＳを円弧方向に移送して送り
出す送出し手段を設けたことにより、前記搬送Ｕ字状部
１ａより離れ始めた六角穴付き止めネジＳを取出部４に
確実に送り出すことができ、作業員の手元に効率良く六
角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を送り出すことができるも
のである。
Ｓ，…を取入れ可能な外側を開口とし且つ円周上に所定
間隔をおいて複数設けられた搬送Ｕ字状部１ａと，隣接
する該搬送Ｕ字状部１ａ，１ａ間で外方に突出するよう
に形成され前記搬送Ｕ字状部１ａ側に傾斜状押出面２ａ
が形成された押出し突起２により、水平状面上を旋回し
て前記六角穴付き止めネジＳを円弧方向に移送して送り
出す送出し手段を設けたことにより、前記搬送Ｕ字状部
１ａより離れ始めた六角穴付き止めネジＳを取出部４に
確実に送り出すことができ、作業員の手元に効率良く六
角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…を送り出すことができるも
のである。
【００１８】特に、前記送り溝条３ａに供給手段の外方
に向かう取出部４を連続的に形成し、前記搬送Ｕ字状部
１ａ側に傾斜状押出面２ａとにより、送り溝条３ａと取
出部４との間において六角穴付き止めネジＳを滑らかに
移送可能となるようにすることで、六角穴付き止めネジ
Ｓを取出部４に規則正しく押し出すことができ、作業員
の作業効率を向上させることができる。
に向かう取出部４を連続的に形成し、前記搬送Ｕ字状部
１ａ側に傾斜状押出面２ａとにより、送り溝条３ａと取
出部４との間において六角穴付き止めネジＳを滑らかに
移送可能となるようにすることで、六角穴付き止めネジ
Ｓを取出部４に規則正しく押し出すことができ、作業員
の作業効率を向上させることができる。
【００１９】次に、供給手段では、周囲に搬送Ｕ字状部
１ａを形成したもので、構成は極めて簡単であり、且つ
動作を確実にすることができ、ひいては故障を極めて少
なくすることができる等の利点もある。
１ａを形成したもので、構成は極めて簡単であり、且つ
動作を確実にすることができ、ひいては故障を極めて少
なくすることができる等の利点もある。
【００２０】請求項２の発明においては、より確実に六
角穴付き止めネジＳを取出部４に規則正しく押し出すこ
とができ、作業員の作業効率を向上させることができ
る。
角穴付き止めネジＳを取出部４に規則正しく押し出すこ
とができ、作業員の作業効率を向上させることができ
る。
【００２１】なお、搬送Ｕ字状部１ａに近接して光学セ
ンサーＬを設け、該光学センサーＬを六角穴付き止めネ
ジＳが通過した後、所定時間経過後に装置の動作が停止
する構成とすれば、搬送Ｕ字状部１ａより押出し突起２
を介して六角穴付き止めネジＳを取出部４に押し出し、
且つ取出部４箇所を通過して停止すると取出部４に並ん
だ六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…は互いに押圧すること
なく、螺子部同士がかじりあって取り出しにくくなるこ
とを防止することができる。
ンサーＬを設け、該光学センサーＬを六角穴付き止めネ
ジＳが通過した後、所定時間経過後に装置の動作が停止
する構成とすれば、搬送Ｕ字状部１ａより押出し突起２
を介して六角穴付き止めネジＳを取出部４に押し出し、
且つ取出部４箇所を通過して停止すると取出部４に並ん
だ六角穴付き止めネジＳ，Ｓ，…は互いに押圧すること
なく、螺子部同士がかじりあって取り出しにくくなるこ
とを防止することができる。
【００２２】
【図１】本発明の縦断平面図
【図２】供給インデックスの平面図
【図３】本発明の要部斜視図
【図４及び図５】旋回体の要部拡大図
【図６】供給インデックスと調節ガイド体の斜視図
【図７】供給インデックスと調節ガイド体との構成を示
す断面図
す断面図
【図８】本発明の全体を示す縦断側面図
【図９】本発明の全体を示す縦断正面図
Ｓ…六角穴付き止めネジ １ａ…搬送Ｕ字状部 １…旋回体 ２…押出し突起 ３ａ…送り溝条 ４…取出部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65G 47/84 B65G 47/08 B65G 47/86
Claims (2)
- 【請求項１】 多数の六角穴付き止めねじを収納して上
下方向が不整列な状態で供給するホッパーから供給され
る六角穴付き止めネジを、上下方向を整列させて供給す
る供給手段と、 該供給手段から六角穴付き止めネジを上方から取入れ可
能な外側を開口とし且つ円周上に所定間隔をおいて複数
設けられた搬送Ｕ字状部と，隣接する搬送Ｕ字状部間で
外方に突出するように形成され前記搬送Ｕ字状部側に傾
斜状押出面が形成された押出し突起により、水平状面上
を旋回して前記六角穴付き止めネジを円弧方向に移送し
て送り出す送出し手段と、 該送出し手段により前記搬送Ｕ字状部の移動経路に沿っ
て円弧状に形成した送り溝条と、 該送り溝条に連続し、且つ前記移送手段により前記六角
穴付き止めネジを取り出す取出部とを備えてなることを
特徴とした六角穴付き止めネジ自動供給装置。 - 【請求項２】 前記六角穴付き止めネジを搬送Ｕ字状部
に受け入れる送出し手段は、円板状の旋回体であって、
前記搬送Ｕ字状部は前記旋回体の外周側面に略Ｕ字形状
の切欠きとして形成され、前記押出し突起は前記旋回体
の外周側面より外方に突出状となっており、前記傾斜状
押出面は、前記押出し突起の直近の前記搬送Ｕ字状部側
に前記旋回体の接線方向に対して適宜の角度を有して形
成されてなることを特徴とする請求項１に記載の六角穴
付き止めネジ自動供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17771292A JP3276400B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 六角穴付き止めネジ自動供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17771292A JP3276400B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 六角穴付き止めネジ自動供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338786A JPH05338786A (ja) | 1993-12-21 |
| JP3276400B2 true JP3276400B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=16035795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17771292A Expired - Fee Related JP3276400B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 六角穴付き止めネジ自動供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3276400B2 (ja) |
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