JPH11224997A - 電子部品実装装置におけるパーツフィーダの装着構造 - Google Patents
電子部品実装装置におけるパーツフィーダの装着構造Info
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Abstract
除去して、パーツフィーダをテーブル上に正しく装着す
ることができる電子部品実装装置におけるパーツフィー
ダの装着構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 パーツフィーダの基台2の下面に滑動部
11を装着する。滑動部11の前部11aは傾斜状前面
11bを有するくさび形である。テーブル20の前部に
はストッパ27が設けられ、ストッパ27には排出口2
8が形成される。パーツフィーダは、滑動部11をテー
ブル20上を前方へスライドさせてテーブル20に装着
される。テーブル20上に散在する電子部品7aやその
破片7bは、滑動部11の傾斜状前面11bに押送され
て排出口28から排出される。
Description
におけるパーツフィーダの装着構造に関するものであ
る。
備えられた電子部品を移載ヘッドのノズルで真空吸着し
てピックアップし、基板に実装するようになっている。
パーツフィーダとしては、テープフィーダ、チューブフ
ィーダ、バルクフィーダなどがあるが、いずれも、供給
リール、チューブ、ケースなどの電子部品収納部に備え
られた電子部品をスプロケットや空気圧手段などの搬送
手段により基台の前部へ送り、移載ヘッドに供給するよ
うになっている。
り、テーブル上に狭ピッチで多数個並設される。またテ
ーブルは、固定テーブル装置上や移動テーブル装置上に
配設される。パーツフィーダががたつくと、移載ヘッド
のノズルによる電子部品のピックアップミスが発生する
ので、パーツフィーダはテーブル上にしっかり装着され
る。また保守管理のためにパーツフィーダはテーブルか
ら適宜取りはずさねばならないので、テーブルに着脱自
在に装着される。
パーツフィーダの電子部品のピックアップに失敗する
と、ピックアップに失敗した電子部品はテーブル上に落
下することがある。また電子部品にノズルの下端部が衝
突して電子部品が破壊されることもあり、この破壊によ
って生じた破片はテーブル上に落下しやすい。このよう
にして落下した電子部品やその破片は、テーブル上に散
在することとなる。電子部品としては、一辺の長さが1
mm以下の微小なものも多用されている。また電子部品
の破片にも微小なものが多い。
その破片に気づきにくいものであり、これらの電子部品
や破片上にパーツフィーダを装着したり、あるいはこれ
らの電子部品や破片がパーツフィーダとテーブルの間に
挟み込まれる場合がある。このようになると、パーツフ
ィーダはわずかに浮き上ったり位置ずれし、移載ヘッド
のノズルによる電子部品のピックアップミスを多発する
ことになる。
子部品やその破片を除去して、パーツフィーダをテーブ
ル上に正しく装着することができる電子部品実装装置に
おけるパーツフィーダの装着構造を提供することを目的
とする。
品収納部と電子部品収納部に備えられた電子部品を基台
の前部へ送る搬送手段を組み付けて成るパーツフィーダ
を、テーブルに装着して電子部品実装装置の移載ヘッド
に供給するようにした電子部品実装装置におけるパーツ
フィーダの装着構造であって、基台の底部にテーブル上
にスライド自在に載せられる滑動部を設け、またテーブ
ルの前部にこの滑動部の前面が押しつけられるストッパ
を設け、またこのストッパに排出口を形成し、パーツフ
ィーダをテーブル上に載せて前方へスライドさせてテー
ブル上に装着するときに、テーブル上に散在する電子部
品やその破片を滑動部の前面で押送して排出口から排出
するようにした。
ブル上を前方へスライドさせてパーツフィーダをテーブ
ル上に装着するときに、テーブル上に散在する電子部品
やその破片は滑動部の前面に押されてストッパの排出口
から排出される。したがって滑動部とテーブルの間に電
子部品やその破片が挟み込まれてパーツフィーダが浮き
上ったり位置ずれしたりするのを解消し、パーツフィー
ダをテーブル上に正しく装着することができる。
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電
子部品供給装置の側面図、図2は同テーブルの部分斜視
図、図3は同パーツフィーダとテーブルの部分断面図で
ある。
全体構造を説明する。パーツフィーダ1は、長板状の基
台2に、供給リール3、巻取りリール4、搬送手段5を
組み付けて構成されている。本例のパーツフィーダ1は
テープフィーダであり、搬送手段5はスプロケットなど
から成っている。
(以下、「テープ」という)6が巻回されている。テー
プ6は供給リール3から導出され、搬送手段5により図
1において左方へピッチ送りされる。テープ6の上面に
貼り付けられたカバーテープ6aは、ピッチ送りの途中
でテープ6から剥ぎ取られ、巻取りリール4に巻取られ
る。カバーテープ6aが剥ぎ取られたことにより、テー
プ6のポケット内の電子部品7は露呈する。移載ヘッド
8は露呈した電子部品7をノズル9で真空吸着してピッ
クアップし、基板に実装する。
着されている。滑動部11の前部11aは前方へ向って
下り勾配の傾斜状前面11bを有するくさび形部になっ
ている(図3も参照)。20はテーブルであって、移動
テーブル装置21に載せられている。テーブル20の下
面両側部にはスライダ22が装着されており、スライダ
22は移動テーブル装置21上のガイドレール23にス
ライド自在に嵌合している。テーブル20の下面にはナ
ット24が装着されており、ナット24には水平な送り
ねじ25が螺入している。
が回転すると、ナット24は送りねじ25に沿って移動
し、これによりテーブル20はガイドレール23に沿っ
て高速移動する。テーブル20がガイドレール23に沿
って移動することにより、所望品種の電子部品7を備え
たパーツフィーダ1は、移載ヘッド8による電子部品7
のピックアップ位置で停止し、そこで電子部品7のピッ
クアップが行われる。
着脱自在に装着する手段を説明する。図1において、パ
ーツフィーダ1には操作レバー12と、滑動部11の下
方へ突出するフック13が設けられている。操作レバー
12を矢印A方向へ揺動させると、フック13は矢印B
方向へ揺動し、テーブル20に開口された係合孔26の
後側内面に係脱する。またテーブル20の前部にはスト
ッパ27が設けられている(図2も参照)。ストッパ2
7の内面は傾斜状内面27aになっている。またストッ
パ27には排出口28が開口されている。図3におい
て、テーブル20上の電子部品7aやその破片7bが落
下しやすいように、排出口28は前方(図3において左
方)へ向って下り勾配となっている。図2において、2
9は位置決め用のリブであって、テーブル20の上面に
ピッチをおいて多数個突設されている。滑動部11は、
リブ29とリブ29の間に挿入して位置決めされる。
より成り、次に取り扱い動作について説明する。パーツ
フィーダ1は図1に示すようにテーブル20上にセット
される。そして移動テーブル装置21上をガイドレール
23に沿って移動しながら、所定のピックアップ位置で
停止し、移載ヘッド8に電子部品7を供給し、基板に対
する電子部品7の実装を行う。実装中には、ピックアッ
プミスされた電子部品7や、破壊された電子部品7の破
片がテーブル20上に落下する。図2および図3におい
て、7aはテーブル20上に落下した電子部品、7bは
破片である。
うな場合は、テープ6の交換が行われる。この交換は次
のようにして行われる。オペレータは操作レバー12を
揺動させてフック13の係合を解除し、パーツフィーダ
1をテーブル20から取りはずす。次に供給リール3を
交換し、再度パーツフィーダ1をテーブル20上に装着
する。この装着は、オペレータは移動テーブル装置21
の後方(図1において右方)に立ち、パーツフィーダ1
の後部を保持してパーツフィーダ1をテーブル20上を
前方(図2および図3の矢印C方向)へスライドさせて
押し込むことにより行われる。そして滑動部11の傾斜
状前面11bをストッパ27の傾斜状内面27aに押し
つけたうえで、操作レバー12を操作し、フック13を
係合孔26の後側内面に押しつける。以上によりパーツ
フィーダ1の着脱は終了する。
は、落下した電子部品7aやその破片7b、さらにはゴ
ミなどが散在するが、パーツフィーダ1をテーブル20
上に装着するために滑動部11をテーブル20上を矢印
C方向へスライドさせると、図3に示すようにテーブル
20上に散在する電子部品7aや破片7b等は、滑動部
11の傾斜状前面11bにより図3において左方へ押送
され(矢印C’)、排出口28から排出される(矢印
D)。したがってテーブル20上に散在する電子部品7
a等が、滑動部11とテーブル20やストッパ27の間
に挟み込まれることはない。なお上記形態は、パーツフ
ィーダとしてテープフィーダを例にとって説明したが、
本発明はバルクフィーダやチューブフィーダなど他のパ
ーツフィーダにも適用できる。
パーツフィーダをテーブルに装着するときには、テーブ
ル上に散在する電子部品やその破片を滑動部の前面より
押送してストッパの排出口から排出できるので、滑動部
とテーブルの間に電子部品やその破片が挟み込まれてパ
ーツフィーダが浮き上ったり位置ずれしたりするのを解
消し、パーツフィーダをテーブル上に正しく装着するこ
とができる。
面図
ーブルの部分斜視図
ーツフィーダとテーブルの部分断面図
Claims (1)
- 【請求項1】基台に電子部品収納部と電子部品収納部に
備えられた電子部品を基台の前部へ送る搬送手段を組み
付けて成るパーツフィーダを、テーブルに装着して電子
部品実装装置の移載ヘッドに供給するようにした電子部
品実装装置におけるパーツフィーダの装着構造であっ
て、 基台の底部にテーブル上にスライド自在に載せられる滑
動部を設け、またテーブルの前部にこの滑動部の前面が
押しつけられるストッパを設け、またこのストッパに排
出口を形成し、パーツフィーダをテーブル上に載せて前
方へスライドさせてテーブル上に装着するときに、テー
ブル上に散在する電子部品やその破片を滑動部の前面で
押送して排出口から排出するようにしたことを特徴とす
る電子部品実装装置におけるパーツフィーダの装着構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2575698A JP3596271B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 電子部品実装装置におけるパーツフィーダの装着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2575698A JP3596271B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 電子部品実装装置におけるパーツフィーダの装着構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11224997A true JPH11224997A (ja) | 1999-08-17 |
JP3596271B2 JP3596271B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=12174689
Family Applications (1)
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JP2575698A Expired - Fee Related JP3596271B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 電子部品実装装置におけるパーツフィーダの装着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006073824A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Ueno Seiki Kk | 半導体製造装置 |
JP2007335645A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Yamaha Motor Co Ltd | 部品供給装置の取付構造 |
JP2007335646A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Yamaha Motor Co Ltd | 部品供給装置 |
JP2020109797A (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | テープフィーダおよび部品実装装置 |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP2575698A patent/JP3596271B2/ja not_active Expired - Fee Related
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