JP3275795B2 - 車両用デフロスタ - Google Patents

車両用デフロスタ

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JP3275795B2 JP23656797A JP23656797A JP3275795B2 JP 3275795 B2 JP3275795 B2 JP 3275795B2 JP 23656797 A JP23656797 A JP 23656797A JP 23656797 A JP23656797 A JP 23656797A JP 3275795 B2 JP3275795 B2 JP 3275795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるデフ
ロスタ、とくに、そのダクトとノズルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用デフロスタは、実開平2−
16313号公報に例示されているように、車体側に固
定された複数のブラケットにインスツルメントパネルの
前縁部及びデフロスタノズルの上辺部が取り付けられて
いるため、デフロスタノズルの吹き出し口は、上記ブラ
ケットの部分を除くように車幅方向へ断続的に形成され
ることとなり、従って、フロントガラスに対しては、上
記吹き出し口からのデフロスト用エアが車幅方向へ部分
的に流出しない個所が生じることとなって、フロントガ
ラスのその部分ではくもり、露、霜等が除去しにくく、
フロントガラス全体の迅速な均一的デフロストが難しい
という不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両におけ
るフロントガラスのデフロストを車幅方向全体にわたっ
て迅速に行わせることが容易な装置を提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る車両用デフロスタは、フロントガラスに対して車幅方
向のほぼ全長にわたり連続的に開口したノズル部と、空
調装置及び上記ノズル部を連通するダクト部とを有し、
上記ダクト部に形成されたボス部または突起と、車体側
に形成された突起またはボス部とがそれぞれ嵌合して、
上記車体側に上記ダクト部が取り付けられている。
【0005】すなわち、空調装置及びノズル部を連通す
るダクト部に形成されたボス部または突起と、車体側に
形成された突起またはボス部とがそれぞれ嵌合して、車
体側にダクト部が取り付けられ、このとき、ノズル部が
フロントガラスに対して車幅方向のほぼ全長にわたり連
続的に開口しているので、ノズル部からフロントガラス
に向かって流出するデフロスト用エアは、フロントガラ
スにおける車幅方向のほぼ全長にわたって略均一に流れ
やすく、また、ボス部及び突起の嵌合によってダクト部
を車体側へ簡便に取り付けることが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。車両において、フロントガラス
1の下端が当てがわれたカウルトップ2にリンホース3
が固定され、リンホース3の上端には、車幅方向に間隔
をおいた3個所でそれぞれ車両後方に向かって突出する
ようにスタッドボルト4が固着されている。
【0007】また、空調装置10の頂部に取り付けられ
て車両前後方向に屈曲したデフロスタダクト11は、車
幅方向に間隔をおいた3個所でそれぞれ車両前方へ突出
した筒部12が形成された前部13と、車幅方向に間隔
をおいた3個所でそれぞれ車両前方へ突出した筒部14
が形成された後部15とから構成され、後部15の各筒
部14がそれぞれ前部13の各筒部12内へゆるみなく
嵌め込まれることにより、前部13及び後部15が組み
合わされて一体化されている。
【0008】デフロスタダクト11内におけるエアの流
れを阻害しないように、後部15の各筒部14は断面が
円形、楕円形等の滑らかな形状をしていると共に、相互
に嵌め合わされた各筒部12、14はそれぞれ2重構造
となったボス部16を構成し、また、各筒部12、14
の前端にはそれぞれ孔17が形成されていて、これらの
孔17にスタッドボルト4がそれぞれ嵌合することによ
り、デフロスタダクト11が上下車幅方向に位置決めさ
れてカウルトップ2に取り付けられ、このとき、孔17
の端縁とスタッドボルト4のねじ山との係合によって、
デフロスタダクト11がスタッドボルト4から外れにく
いので、デフロスタダクト11はスタッドボルト4を介
してカウルトップ2により安定的に支持されている。な
お、筒部12の底部12´は、孔17内へスタッドボル
ト4を嵌合させやすいように、内側へ向かって凹んでい
る。
【0009】さらに、デフロスタダクト前部13の上部
には、車幅方向へ間隔をおいた3個所でそれぞれ車両前
方へ突出するアーム18が設けられている一方、デフロ
スタダクト11の上端に設けられたデフロスタノズル部
19は、車幅方向に間隔をおいて適宜設けられた図示し
ない支柱等を除き、フロントガラス1に対して車幅方向
のほぼ全長にわたり途切れることなく連続的に開口して
いる。
【0010】他方、デフロスタダクト後部15の上端が
インスツルメントパネル20の凹部21内に嵌め込まれ
ていると共に、デフロスタダクト前部13のアーム18
を挿通するねじ22が、インスツルメントパネル20の
前端下面に、車幅方向へ間隔をおいた3個所でそれぞれ
形成された筒部23内へねじ込まれて、インスツルメン
トパネル20がデフロスタダクト11に取り付けられる
結果、インスツルメントパネル20はデフロスタダクト
11を介してカウルトップ2により支持されている。
【0011】また、デフロスタノズル部19に接続する
インスツルメントパネル20の開口部24も、車幅方向
に間隔をおいて適宜設けられた図示しない支柱等を除
き、フロントガラス1に向かって車幅方向のほぼ全長に
わたり連続的に開口している。
【0012】上記のように、デフロスタノズル部19及
びそれに接続されたインスツルメントパネル20の開口
部24が、フロントガラス1に対して車幅方向のほぼ全
長にわたり連続的に開口しているため、空調装置10か
らデフロスタダクト11を通って、デフロスタノズル部
19よりフロントガラス1の内面に吹きつけられるエア
は、フロントガラス1における車幅方向のほぼ全長にわ
たって略均一に流れ、従って、フロントガラス1のデフ
ロストを車幅方向全体にわたってむらなく迅速に行わせ
ることができるので、実用上非常に便利である。
【0013】また、デフロスタダクト前部13及びデフ
ロスタダクト後部15の各筒部12、14がそれぞれ相
互に嵌め合わされているため、2重構造となった各ボス
部16の剛性は比較的高く、しかも、車体側であるカウ
ルトップ2のリンホース3に固着されたスタッドボルト
4と各ボス部16の孔17とを単に嵌合させることによ
り、車体側に対するデフロスタダクト11の位置決め及
び取付けが可能となる。
【0014】従って、デフロスタダクト11をカウルト
ップ2に取り付ける作業、すなわち、デフロスタダクト
11を介してインスツルメントパネル20をカウルトッ
プ2に取り付ける作業がきわめて容易となる利点があ
り、さらに、車体側に対してインスツルメントパネル2
0を支持させるための特別な部品を適宜不要化して、イ
ンスツルメントパネル20の取付け構造を容易に簡略化
することができるので、インスツルメントパネル20の
装備に要するコストを簡単に低減させることができる大
きな長所がある。
【0015】なお、上記実施形態例では、車体側に固着
されたスタッドボルトとデフロスタダクトにおけるボス
部とを嵌合させているが、デフロスタダクトに固着され
たスタッドボルトと車体側に形成されたボス部とを嵌合
させて、デフロスタダクトを車体側に取り付けるように
しても、上記実施形態例と同等の作用効果を奏すること
ができ、また、デフロスタダクトに形成される筒部やア
ームはいずれも3個所に限定されることはなく、適宜の
個所に適宜数形成されてもよいのはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかる車両用デフロスタにおい
ては、ノズル部がフロントガラスに対して車幅方向のほ
ぼ全長にわたり連続的に開口していて、ノズル部からフ
ロントガラスに向かって流出するデフロスト用エアは、
フロントガラスにおける車幅方向のほぼ全長にわたって
略均一に流れるので、フロントガラスのデフロストを車
幅方向全体にわたって迅速に行わせることが容易になる
と共に、車体側及びダクト部に形成されたボス部と突起
が嵌合して、車体側にダクト部が取り付けられるため、
車体側に対するダクト部の取付けが非常に簡便となる実
用的長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部斜視図。
【図2】図1のII−II縦断面拡大図。
【符号の説明】
1 フロントガラス 2 カウルトップ 4 スタッドボルト 11 デフロスタダクト 16 ボス部 18 アーム 19 デフロスタノズル部 20 インスツルメントパネル 22 ねじ 23 筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−22055(JP,U) 実開 平3−1866(JP,U) 実開 平3−73213(JP,U) 実開 平7−117462(JP,U) 実開 昭58−149245(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 B60H 1/00 B60S 1/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントガラスに対して車幅方向のほぼ
    全長にわたり連続的に開口したノズル部と、空調装置及
    び上記ノズル部を連通するダクト部とを有し、上記ダク
    ト部に形成されたボス部または突起と、車体側に形成さ
    れた突起またはボス部とがそれぞれ嵌合して、上記車体
    側に上記ダクト部が取り付けられた車両用デフロスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ダクト部の上方
    を覆うインスツルメントパネルが上記ダクト部に支持さ
    れた車両用デフロスタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
    ダクト部は車両前後方向に分割された前部及び後部が組
    み合わされて一体化され、上記前部及び上記後部にそれ
    ぞれ形成された筒部が相互に嵌め合わされて上記ボス部
    が構成された車両用デフロスタ。
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