JP3275673B2 - 走行経路案内装置 - Google Patents

走行経路案内装置

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JP3275673B2 JP32012995A JP32012995A JP3275673B2 JP 3275673 B2 JP3275673 B2 JP 3275673B2 JP 32012995 A JP32012995 A JP 32012995A JP 32012995 A JP32012995 A JP 32012995A JP 3275673 B2 JP3275673 B2 JP 3275673B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車等において
現在位置から目的地間での走行経路を探索し、この走行
経路を案内する走行経路案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の走行経路案内装置は、概
略、外部から目的地を入力する操作手段と、自車位置を
検出するための自車位置データを得る自車位置データ抽
出手段と、地図データが記憶された記憶手段と、前記自
車位置データから自車位置を検出し、検出された自車位
置から目的地までの地図データを前記記憶手段から読み
出し、読み出された地図データから目的地までの経路を
探索し、自車位置及び探索された経路が記載された地図
の画像データを出力する演算手段と、この演算手段より
入力された地図を表示する表示手段によって構成されて
いた。
【0003】図12は、記憶手段であるCD−ROM7
に記憶されているデータのフォーマットであり、21は
ディスクラベル、22は描画パラメータ、23は図葉管
理情報、24は図葉であり、この図葉には背景データ、
文字データ、道路データなどが記憶されており、日本全
国の地形図を緯度、経度によって分割した単位地図毎の
データが記憶されている。図葉には広い地域を粗く記述
した図葉(レベル2)から狭い地域を詳細に記述した図
葉(レベル0)が設定されている。各図葉は同一の地域
を記述した地図表示レベルA,B,Cから構成されてい
る。地図表示レベルA,B,Cは、AよりB、BよりC
がより詳細に記述されている。
【0004】また各地図表示レベルA,B,Cは、地図
表示レベル管理情報と複数のユニットから構成される。
ユニットは各地図表示レベルの地域を複数に分割した分
割地域を記述したものであり、各ユニットはユニットヘ
ッダ、文字レイヤ、背景レイヤ、道路レイヤ、オプショ
ンレイヤなどから構成される。
【0005】図13は、経路探索により作成されるテー
ブルを示している。図13の(A)は、現在位置から目
的地までの案内経路のユニット別追尾データのテーブル
であり、図13の(B)は、経路追尾データのテーブル
であり、このテーブルには、選択された案内経路の各ユ
ニット内のノードの順番が経路順に書き込まれる。図6
の例では、ユニットのノード2のノード1→2→3→4
→5→6が書き込まれ、引き続き、ユニット1の1→2
→3→6→7→8が書き込まれる。
【0006】図13(C)は、誘導ポイントデータのテ
ーブルであり、選択された案内経路の交差点ノード(ユ
ニット2のノード4及びユニット1のノード3)の手前
700m、300m、100mの地点、例えば図6の場
合、ユニット2のノード1と2の間、ノード2と3の間
に、誘導ポイントA1,B1,C1及びA2,B2,C
2が設定され、液晶ディスプレイ8aに表示された案内
経路に沿って走行していく過程で、現在位置が誘導ポイ
ントA1,B1,C1,A2,B2,C2に達する毎
に、前記音声案内が行われる。
【0007】図14は、上記表示手段である液晶ディス
プレイ8Aにおける従来例の表示例を示している。図
中、太線32は経路探索手段により探索された案内経
路、33は自車の現在位置を示す自車マーク、34は液
晶ディスプレイ8Aの画面の右上に表示された交差点名
称を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
において、記憶手段が記憶する地図データは、平面的な
ものであり、従って経路探索によって選択された案内経
路も、液晶ディスプレイ上平面的に表示され、案内経路
の標高に関する情報が提供できないものであった。
【0009】本発明は、上記従来の欠点を除去すべく、
案内経路の標高差情報を提示できる走行経路案内装置を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の走行経路案内装置は、目的地までの経路を
探索する経路探索手段と、道路データに対応した標高差
情報に基づいて、探索された前記経路の前記標高差情報
を音声により案内する音声案内手段を具備し、前記経路
の標高差変化があらかじめ設定された標高差角の値より
大きい区間が所定量以上続く場合に、坂が続く旨を案内
する構成とした。この構成により、自車が標高差の大き
い区間にさしかかることを事前に知ることができる。
【0011】また、上記目的を達成するため、本発明の
走行経路案内装置は、目的地までの経路を探索する経路
探索手段と、この経路探索手段で探索された前記経路に
おける標高差変化があらかじめ設定された標高差角の値
より大きくなる位置を求め、この位置の手前に誘導ポイ
ントを設定する誘導ポイント設定手段と、前記誘導ポイ
ントを通過する際に、前記標高差変化を音声で案内する
音声案内手段とを具備した。この構成により、自車が標
高差の大きいポイントに到達したことを音声案内により
知ることができる。
【0012】また、上記目的を達成するため、本発明の
走行経路案内装置は、目的地までの経路を探索する経路
探索手段と、この経路探索手段で探索された前記経路
で、最も標高の高い場所を求め、この場所の手前に誘導
ポイントを設定する誘導ポイント設定手段と、前記誘導
ポイントを通過する際に、前記最も標高の高い場所が近
い旨を音声で案内する音声案内手段とを具備した。この
構成により、自車が最も標高の高い地点に到達したこと
を音声案内により知ることができる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】そして更に、本発明は、上記表示手段に表
示される案内経路で、最も標高の高い場所と、その高度
を上記表示手段で表示するようにしたことを特徴とし、
或いは、上記表示手段に表示される案内経路で、最も標
高の高い場所を上記音声案内手段による音声案内によっ
て案内するようにしたことを特徴とする。
【0018】上記の構成により、経路探索手段によって
探索された経路上の標高差情報を音声や映像により提示
することにより、探索された経路の高度に関する情報を
ユーザーがまとめて把握することができることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下に本発明の実施の形態につい
て図1乃至図11を参照しながら説明する。図1は実施
の形態における走行経路案内装置の構成示すブロック図
である。
【0020】図1において、1は方位センサであり、こ
の方位センサ1は自動車の絶対走行方位を検出する地磁
気センサ及び自動車の相対走行方位を検出する光ジャイ
ロが使用される。2は車輪の回転数に応じたぱるすを発
生する距離センサ、3はブレーキスイッチやパーキング
スイッチなどのオン・オフ信号及び電源電圧監視用信号
などの各種センサ信号である。
【0021】4は方位センサ1や距離センサ2が発信す
る信号或いは各種センサ信号を処理するセンサ信号処理
部、5はGPS(Global Positioning System)レシーバ
であり、このGPSレシーバ5は複数の衛星から送信さ
れる電波を受信し演算することにより受信点の位置(緯
度、経度)を求めるものである。
【0022】6はCD−ROMドライブであり、このC
D−ROMドライブ6は、地図データが記憶されたCD
−ROM7から地図データを読み出すものである。
【0023】8は車室内に設置される表示・操作部であ
り、この表示・操作部8は、自車マーク、探索された経
路などが記載された地図を表示する液晶ディスプレイ8
A及びこの液晶ディスプレイ8Aの前面に設けられたタ
ッチパネル8Bとからなり、タッチパネル8Bには表示
地図の拡大・縮小などを指示するためのスイッチ、経路
探索を指示するスイッチ、液晶ディスプレイ8Aに表示
された地名の中から目的地を選択するスイッチなどが具
備している。
【0024】9は装置本体であり、この装置本体9はト
ランクルームなどに設置されている。
【0025】次に、装置本体9の構成について説明す
る。10は各種の演算を行うCPU(中央処理装置)、
11はCPU10が行う各種の演算のプログラムが記憶
されたメモリ(プログラムROM)、12は方位センサ
1、距離センサ2、GPSレシーバ5、CD−ROMド
ライブ6等からのデータやCPU10での演算結果等を
記憶するメモリ(D−RAM)、13は装置本体9への
電源供給が停止した際にも必要なデータを保持しておく
ためのバックアップ用メモリ(S−RAM)、14は液
晶ディスプレイ8Aに表示する文字、記号などのパター
ンが記憶されたメモリ(漢字・フォントROM)であ
る。
【0026】15は地図データや自車の現在位置データ
などに基づいて表示画像を形成するための画像プロセッ
サ(グラフィックゲートアレイ)、16はグラフィック
ゲートアレイ15から出力される地図データ、現在位置
データ及び漢字・フォントROM14から出力される地
名、道路などの漢字・フォントを合成して液晶ディスプ
レイ8Aに表示する画像を記憶するメモリ(V−RA
M)、17はV−RAM16の出力データを色信号に変
換するためのRGB変換回路であり、変換された色信号
がRGB変換回路17から液晶ディスプレイ8Aに出力
される。
【0027】18は通信インタフェース、19は音声プ
ロセッサであり、この音声プロセッサ19はCPU10
の指令に基づき所定の音声メッセージを作成するもので
あり、音声プロセッサ19で作成された音声メッセージ
がスピーカ20より出力される。
【0028】図2はCD−ROM7に記憶されているデ
ータのフォーマットであり、21はディスクラベル、2
2は描画パラメータ、23は図葉管理情報、24は図葉
であり、この図葉には背景データ、文字データ、道路デ
ータなどが記憶されており、日本全国の地形図を緯度、
経度によって分割した単位地図毎のデータが記憶されて
いる。図葉には広い地域を粗く記述した図葉(レベル
2)から狭い地域を詳細に記述した図葉(レベル0)が
設定されている。各図葉は同一の地域を記述した地図表
示レベルA,B,Cから構成されている。地図表示レベ
ルA,B,Cは、AよりB、BよりCがより詳細に記述
されている。
【0029】また各地図表示レベルA,B,Cは、地図
表示レベル管理情報と複数のユニットから構成される。
ユニットは各地図表示レベルの地域を複数に分割した分
割地域を記述したものであり、各ユニットはユニットヘ
ッダ、文字レイヤ、背景レイヤ、道路レイヤ、オプショ
ンレイヤなどから構成されると共に、道路データ上の標
高差情報35を持っている。
【0030】文字レイヤには、地図に表示される地名、
道路名、施設名などが記録され、背景レイヤには道路、
施設などを描画するためのデータが記憶され、また道路
レイヤには、図3に示すように、交差点を含む道路を記
述する座標点(ノード)と線(リンク)に関するデー
タ、例えばノードのノード番号、緯度、経度、リンク番
号、リンク距離などが記憶されている。
【0031】すなわち、CD−ROM7に記憶された道
路データを示す図3に示すように、白丸印(○)はノー
ドを示し、ノード間の線はリンクを示している。また、
ノード番号4の黒丸印(●)は交差点ノードを示してい
るものである。なお、道路レイヤに記録されたデータは
地図表示には直接関与せず、マップマッチング等の道路
網情報として使用されるものである。
【0032】また、図2において、25は、経路探索デ
ータであり、この経路探索データ25は狭い地域を対象
とした階層0から広い階層nまで各階層毎に探索データ
が記録されている。各階層の探索データは、ノード接続
データ26、リンクコストデータ27、経路表示データ
28から構成される。
【0033】ノード接続データ26は、図3に示すよう
に、各ノードa〜g,x,yがどのノードと接続されて
いることを示すデータである。
【0034】またリンクコストデータ27は、図3に示
すように、各ノード間のリンクのリンクコストを示すも
のであり、例えば、ノードaとノードcとの間のリンク
のリンクコストは、「5」であり、ノードaとノードb
との間のリンクコストは、「20」であることを示して
いる。
【0035】上記リンクコストは、 リンクコスト=リンク距離/設定速度 から求められ、設定速度は例えば図4に示すように道路
種別と道路幅員に応じて設定されるものである。
【0036】経路表示データ32は経路探索により選択
された経路を表示地図上に表示するためのデータを記録
されているものである。
【0037】次に、経路探索の動作について説明する。
この経路探索は、図3に示すように、出発地(現在位置
ノード)xから目的地ノードyに至るすべての経路のリ
ンクコストを加算し、最もリンクコストが低い経路を選
択するものであり、図3の場合、リンクx→a→c→d
→f→gのリンクコスト合計(10+5+5+5+5+
5=35)が最も小さくなるため、リンクx→a→c→
d→f→gを結ぶ経路が選択されるものである。
【0038】経路探索動作は、まず出発地、目的地の位
置より最も近い出発ノード、目的ノードを選択する。
【0039】図3において、ノードxが出発ノードに選
択され、ノードyが目的ノードに選択されたことを示し
ている。
【0040】次に、出発ノードxを含む経路探索データ
を、CD−ROM7より読込み、出発地側の経路探索を
行う。この経路探索は、前述のとおり、リンクコストの
合計が最も低くなる経路を選択するものである。次に、
探索の結果、目的ノードに接続したか否かが判定され
る。
【0041】出発地から目的地までの距離が比較的近
く、CD−ROM7から読込まれたデータ内に、目的ノ
ードyが含まれている場合には、目的ノードに接続した
と判定されるが、出発地から目的地が遠い場合には、目
的ノードに接続したと判定されないため、目的ノードy
を含む経路探索データがCD−ROM7より読込み、目
的地側の経路探索を行う。この目的地側の経路探索によ
り選択された経路が、出発地側の探索経路に接続されな
い場合には、探索階層を1ランク上げる。
【0042】図5は、出発地と目的地との距離が遠い場
合の経路探索動作を分かりやすく示した図であり、出発
地側の経路探索で選択された経路が目的ノードに接続さ
れず、また目的地側の経路探索で選択された経路が出発
地側経路探索で探索された経路に接続されない場合に
は、階層1の経路探索データ33が読込まれ、出発ノー
ド34、目的ノード35が設定される。階層1における
経路探索により実線で示す経路が探索されると、出発地
から目的地までの経路を構成し、探索された経路の表示
データを作成して、経路探索を終了するものである。
【0043】図6において、太い線は経路探索の結果選
択された案内経路を示しており、ユニット2のノード1
→2→3→4→5→6→ユニット1の1→2→3→6→
7→8の経路が選択された案内経路であることを示して
いる。
【0044】案内経路が選択されると、交差点ノード
(ユニット2のノード4及びユニット1のノード3)の
手前およそ700m、300m、100mに誘導ポイン
ト(案内ポイント)A1,B1,C1及びA2,B2、
C2が設定される。
【0045】自動車の走行にともなって、現在位置が誘
導ポイントAに到達すると、所定の音声案内、例えば、
「およそ700mで左方向です。」と音声で案内する。
同様に、誘導ポイントB,Cに到達すると、それぞれ
「およそ300mで左方向です。」、「およそ100m
で左方向です。」と、音声で案内を行う。
【0046】図7は、経路探索により作成されるテーブ
ルを示している。図7の(A)は、現在位置から目的地
までの案内経路のユニット別追尾データのテーブルであ
り、図6の例では、ユニット2,1がユニット別経路追
尾データテーブルに書き込まれる。
【0047】図7の(B)は、標高差追尾データのテー
ブルであり、このテーブルには、選択された案内経路の
各ユニット内のノードの順番が経路順に書き込まれる。
図6の例では、ユニットのノード2のノード1→2→3
→4→5→6が書き込まれ、引き続き、ユニット1の1
→2→3→6→7→8が書き込まれる。
【0048】図7(C)は、誘導ポイントデータのテー
ブルであり、選択された案内経路の交差点ノード(ユニ
ット2のノード4及びユニット1のノード3)の手前7
00m、300m、100mの地点、例えば図6の場
合、ユニット2のノード1と2の間、ノード2と3の間
に、誘導ポイントA1,B1,C1及びA2,B2,C
2が設定され、液晶ディスプレイ8aに表示された案内
経路に沿って走行していく過程で、現在位置が誘導ポイ
ントA1,B1,C1,A2,B2,C2に達する毎
に、前記音声案内が行われる。
【0049】図8は、本発明の実施の形態における経路
探索の処理フローを示している。まず、ステップS0
で、経路探索により、ユニット別経路追尾データテーブ
ル(図7(A))を作成する。
【0050】次に、ステップS1で、ユニット別経路追
尾データより、標高差追尾データテーブル(図7
(B))を作成し、ステップS2に進んで、標高差追尾
データテーブルより、誘導ポイントデータ(図7
(C))を作成する。図6に示す場合には、ユニット2
の交差点ノード3、ユニット1の交差点ノード3が検索
される。
【0051】次に、ステップS3で、標高差案内を行う
か否かの判定を行い、スピーカ20により、標高差情報
音声を案内を行わない場合、ステップS10で、標高差
情報表示を液晶ディスプレイ8Aにするかを判定し、標
高差情報表示を行う場合には、ステップS11におい
て、ステップS2作成した標高差追尾データを用い
て、図9に示す案内経路標高差表示を行い、処理を終了
する。
【0052】このように、この実施の形態では、経路探
索により得られた案内経路の標高差を液晶ディスプレイ
8A或いはスピーカ20により、ユーザーに表示できる
こととなる。
【0053】なお、図9において、33は自車マークを
示している。また、この実施の形態では、経路探索によ
り得られた案内経路における全ノードの標高差情報の中
で最も高度が高いノードを演算により求め、図9で、符
号36で示すように、最高高度の場所とその高度とを液
晶ディスプレイ8Aに表示しているものである。
【0054】図9で、右上の表示は、自車の現在位置に
おける高度を表示しているものである。
【0055】図8において、ステップS3で、標高差情
報音声案内を選択した場合、ステップS4の処理に移行
し、案内経路における角リンクの水平方向に対する標高
差角θa、θbを求める。
【0056】次に、ステップS5で、標高差角θa、θb
とあらかじめ設定しておいた一定値θx 、θyと比較
し、案内対象否かを判定する。この場合、標高差角θ
a、θbが一定回数以上、一定値θx、θyよりも大きい値
を算出した場合、案内対象との判定を行う。一定値θ
x、θyは、例えば、図11のような値を持ち、判定条件
に従い案内内容を決定する。
【0057】図10に示す場合、ユニット2の交差点ノ
ード3、ユニット1の交差点ノード3が案内対象ノード
として判定される。図7はユニット別の標高差情報テー
ブルを示している。
【0058】図8において、ステップS5で案内対象ノ
ードと判定されれば、ステップS6で、誘導ポイントデ
ータA,A′を作成する。ステップS6では、標高差追
尾データテーブル(図7(B))より、誘導ポイントデ
ータ(図7(C))を作成するものであり、図10に示
す場合は、ユニット2の交差点ノード3、ユニット1の
交差点ノード3が検索される。
【0059】次に、ステップS7では、誘導ポイントデ
ータの作成が終了したかを判定し、終了しない場合に
は、ステップS4に戻り、誘導ポイントデータの作成が
終了したと判定されると、ステップS8で、ステップS
6で作成された誘導ポイントデータ(図7(C))を自
車位置が通過したか否かの判定を行い、自車位置が誘導
ポイントA,A′を通過したと判定した場合、ステップ
S9において、ステップS6で決定された案内内容をス
ピーカ20による音声で案内する。
【0060】ステップS8、S9の処理を繰り返した
後、ステップS12では、すべての誘導ポイントを通過
したか否かの判定を行い、全ての通過ポイントを通過す
ると、処理を終了する。
【0061】なお、図8のステップS6において、探索
経路の中で標高が最も高い地点を求め、この最高高度地
点の手前に誘導ポイントを設定し、自車の現在位置がこ
の誘導ポイントを通過した際に、最高高度地点が近い旨
をスピーカ20により音声で案内するようにしてもよ
い。
【0062】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成を有するた
め、案内経路の標高差情報を映像または音声で、提示す
ることができ、自車の現在位置近傍の高度及び高低差が
把握しやすくなり、安全運転に寄与するところ大なる利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態における走行経路案内
装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態のCD−ROMに記録された道路
データの構成図
【図3】同実施の形態の経路探索方法を説明するリンク
の構成図
【図4】同実施の形態におけるリンクコストを算出する
ためのメモリの構成図
【図5】同実施の形態における経路探索のための階層構
造を示す模式図
【図6】同実施の形態におけるテーブルを示す構成図
【図7】同実施の形態における経路探索により作成され
るテーブルを示す構成図
【図8】同実施の形態における地図表示処理のフロー図
【図9】同実施の形態における液晶ディスプレイによる
表示例の一例を示す表示図
【図10】同実施の形態における液晶ディスプレイによ
る表示例の一例を示す表示図
【図11】同実施の形態における音声案内のための標高
差角判定値と判定条件、案内内容を示す図
【図12】従来例におけるCD−ROMに記録された道
路データを示す構成図
【図13】従来例における経路探索により作成されるテ
ーブルを示す構成図
【図14】従来例における液晶ディスプレイによる表示
例の一例を示す表示図
【符号の説明】
1 方位センサ 2 距離センサ 3 その他のセンサからの出力信号 4 センサ信号処理部 5 GPSレシーバ 6 CD−ROMドライブ 7 CD−ROM 8 表示・操作部 8A 液晶ディスプレイ 8B 操作スイッチ 9 装置本体 10 CPU 11 プログラムROM 12 D−RAM 13 S−RAM 14 漢字フォントROM 15 画像プロセッサ 16 V−RAM 17 RGB変換回路 18 通信インターフェイス 19 音声プロセッサ 20 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G01C 21/36 G08G 1/0969 G09B 29/00 - 29/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的地までの経路を探索する経路探索手
    段と、道路データに対応した標高差情報に基づいて、探
    索された前記経路の前記標高差情報を音声により案内す
    る音声案内手段を具備し、前記経路の標高差変化があら
    かじめ設定された標高差角の値より大きい区間が所定量
    以上続く場合に、坂が続く旨を案内することを特徴とす
    る走行経路案内装置。
  2. 【請求項2】 目的地までの経路を探索する経路探索手
    段と、この経路探索手段で探索された前記経路における
    標高差変化があらかじめ設定された標高差角の値より大
    きくなる位置を求め、この位置の手前に誘導ポイントを
    設定する誘導ポイント設定手段と、前記誘導ポイントを
    通過する際に、前記標高差変化を音声で案内する音声案
    内手段とを具備したことを特徴とする走行経路案内装
    置。
  3. 【請求項3】 目的地までの経路を探索する経路探索手
    段と、この経路探索手段で探索された前記経路で、最も
    標高の高い場所を求め、この場所の手前に誘導ポイント
    を設定する誘導ポイント設定手段と、前記誘導ポイント
    を通過する際に、前記最も標高の高い場所が近い旨を音
    声で案内する音声案内手段とを具備したことを特徴とす
    る走行経路案内装置。
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