JP3275534B2 - エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板

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JP3275534B2 JP11322594A JP11322594A JP3275534B2 JP 3275534 B2 JP3275534 B2 JP 3275534B2 JP 11322594 A JP11322594 A JP 11322594A JP 11322594 A JP11322594 A JP 11322594A JP 3275534 B2 JP3275534 B2 JP 3275534B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、プリント配線
板に用いられるエポキシ樹脂組成物、この組成物を用い
たプリプレグ及びこのプリプレグを用いた積層板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板等に加工される積
層板は、例えば、ガラス布等の基材にエポキシ樹脂等の
樹脂ワニスを含浸して乾燥することよってプリプレグを
作製し、このプリプレグを所要枚数重ねるとともに、こ
の片面又は両面に必要に応じて銅箔等の金属箔を重ね、
これを加熱加圧することによって製造されたものが知ら
れている。このようなプリント配線板用のエポキシ樹脂
は、接着性、耐熱性及び潜在性の観点から硬化剤として
Dicy(ジシアンジアミド)を用いているが、このD
icyは、DMF(ジメチルホルムアミド)のような高
沸点の溶剤にしか溶解性がない。このため、硬化剤とし
てDicyを用い、溶剤としてDMF等の高沸点の溶剤
を使用したエポキシ樹脂ワニスを含浸して乾燥すること
よって作製したプリプレグには、DMF等の高沸点の溶
剤が残留し易い。すなわち、このプリプレグを用いて成
形された積層板は、耐熱性に劣るという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、耐熱
性に優れた積層板が得られるエポキシ樹脂組成物、この
エポキシ樹脂組成物を用いたプリプレグ及びこのプリプ
レグを用いた積層板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
エポキシ樹脂組成物は、エポキシ当量が450を越え、
かつ分子中にハロゲン原子を含むビスフェノール型エポ
キシ樹脂とジシアンジアミドとを含むエポキシ樹脂組成
物において、ジシアンジアミド、エポキシ当量が200
以下のビスフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ当量が
450以下でかつ分子中にハロゲン原子を含むエポキシ
樹脂、沸点が30〜130℃の溶剤及び硬化促進剤を含
有するマスターバッチを60〜120℃で10〜180
分間加熱してなるプレリアクト反応品と、エポキシ当量
が450を越え、かつ分子中にハロゲン原子を含むビス
フェノール型エポキシ樹脂及びノボラック型エポキシ樹
脂を含有する主材とを含むことを特徴とする。
【0005】本発明の請求項2に係るエポキシ樹脂組成
物は、エポキシ当量が450を越え、かつ分子中にハロ
ゲン原子を含むビスフェノール型エポキシ樹脂とジシア
ンジアミドとを含むエポキシ樹脂組成物において、ジシ
アンジアミド、エポキシ当量が200以下のビスフェノ
ール型エポキシ樹脂、エポキシ当量が450以下でかつ
分子中にハロゲン原子を含むエポキシ樹脂、ノボラック
型エポキシ樹脂、沸点が30〜130℃の溶剤及び硬化
促進剤を含有するマスターバッチを60〜120℃で1
0〜180分間加熱してなるプレリアクト反応品と、エ
ポキシ当量が450を越え、かつ分子中にハロゲン原子
を含むビスフェノール型エポキシ樹脂を含有する主材と
を含むことを特徴とする。
【0006】本発明の請求項3に係るプリプレグは、請
求項1又は請求項2に記載のエポキシ樹脂組成物を用い
ることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項4に係る積層板は、請求項
3記載のプリプレグを用いることを特徴とする。
【0008】以下、本発明を詳述する。本発明の請求項
1に係るエポキシ樹脂組成物は、硬化剤のDicy(ジ
シアンジアミド)、エポキシ当量が200以下のビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、エポキシ当量が450以下で
かつ分子中にハロゲン原子を含むエポキシ樹脂、例えば
臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、沸点が30〜
130℃の溶剤、例えばMC(メチルセロソルブ)及び
ジエチレングリコールモノメチルエーテル(メトキシプ
ロパノール)等並びにイミダゾール化合物等の硬化促進
剤等を含有するマスターバッチを例えば、60〜120
℃で10〜180分間加熱してプレリアクト反応品と
し、このプレリアクト反応品と、エポキシ当量が450
を越え、かつ分子中にハロゲン原子を含むビスフェノー
ル型エポキシ樹脂、例えば、臭素化ビスフェノールA型
エポキシ樹脂及びノボラック型エポキシ樹脂を含む主材
とを混合して得られる。もちろん、主材の中にイミダゾ
ール化合物等の硬化促進剤等を含有していてもよい。こ
のように、プレリアクト反応品にすることにより、DM
F(ジメチルホルムアミド)のような高沸点の溶剤を用
いなくても硬化剤のDicyを完全に溶解することがで
きる。プレリアクト反応品にエポキシ当量が200以下
のビスフェノール型エポキシ樹脂を用いるのは、プレリ
アクト反応品及びエポキシ樹脂組成物のワニスの粘度を
低減するためであり、エポキシ当量が450以下でかつ
分子中にハロゲン原子を含むエポキシ樹脂、例えば臭素
化ビスフェノールA型エポキシ樹脂を用いるのは,難燃
性を付与するとともにプレリアクト反応品及びエポキシ
樹脂組成物のワニスの粘度を低減するためである。すな
わち、プレリアクト反応品のエポキシ樹脂としてエポキ
シ当量が200を越えるビスフェノール型エポキシ樹脂
やエポキシ当量が450を越え、かつ分子中にハロゲン
原子を含むエポキシ樹脂のみを用いるとプレリアクト反
応品の粘度が高くなり過ぎ、主材と混合する際に分散が
不均一になる。また、得られたエポキシ樹脂のワニスも
粘度が高くなり過ぎてガラス繊維基材等への含浸がし難
くなってしまう。
【0009】また、プレリアクト反応温度が60℃未満
の場合には、Dicyがエポキシ樹脂と反応しないた
め、Dicyがプレリアクト反応品及びエポキシ樹脂組
成物のワニスで析出する。このようにDicyが析出し
たエポキシ樹脂組成物を用いた積層板は、耐吸湿性及び
耐熱性等が悪くなる。
【0010】本発明の請求項2に係るエポキシ樹脂組成
物は、エポキシ樹脂組成物のワニスの粘度をさらに低く
することができる。すなわち、本発明の請求項2に係る
エポキシ樹脂組成物は、硬化剤のDicy(ジシアンジ
アミド)、エポキシ当量が200以下のビスフェノール
型エポキシ樹脂、エポキシ当量が450以下でかつ分子
中にハロゲン原子を含むエポキシ樹脂、例えば臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ
樹脂、沸点が30〜130℃の溶剤、例えばMC(メチ
ルセロソルブ)及びジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル(メトキシプロパノール)等並びにイミダゾール
化合物等の硬化促進剤等を含有するマスターバッチを例
えば、60〜120℃で10〜180分間加熱してプレ
リアクト反応品とし、このプレリアクト反応品と、エポ
キシ当量が450を越え、かつ分子中にハロゲン原子を
含むビスフェノール型エポキシ樹脂、例えば、臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂等を含む主材とを混合し
て得られる。もちろん、主材の中にイミダゾール化合物
等の硬化促進剤等を含有していてもよい。このように、
プレリアクト反応品にすることにより、DMF(ジメチ
ルホルムアミド)のような高沸点の溶剤を用いなくても
硬化剤のDicyを完全に溶解することができる。プレ
リアクト反応品にエポキシ当量が200以下のビスフェ
ノール型エポキシ樹脂を用いるのは、プレリアクト反応
品及びエポキシ樹脂組成物のワニスの粘度を低減するた
めであり、エポキシ当量が450以下でかつ分子中にハ
ロゲン原子を含むエポキシ樹脂、例えば臭素化ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂を用いるのは,難燃性を付与す
るとともにプレリアクト反応品及びエポキシ樹脂組成物
のワニスの粘度を低減するためである。すなわち、プレ
リアクト反応品のエポキシ樹脂としてエポキシ当量が2
00を越えるビスフェノール型エポキシ樹脂やエポキシ
当量が450を越え、かつ分子中にハロゲン原子を含む
エポキシ樹脂のみを用いるとプレリアクト反応品の粘度
が高くなり過ぎ、主材と混合する際に分散が不均一にな
る。また、得られたエポキシ樹脂のワニスも粘度が高く
なり過ぎてガラス繊維基材等への含浸がし難くなってし
まう。
【0011】また、プレリアクト反応温度が60℃未満
の場合には、Dicyがエポキシ樹脂と反応しないた
め、Dicyがプレリアクト反応品及びエポキシ樹脂組
成物のワニスで析出する。このようにDicyが析出し
たエポキシ樹脂組成物を用いた積層板は、耐吸湿性及び
耐熱性等が悪くなる。
【0012】本発明に用いられる上記で規定された以外
のエポキシ樹脂としては、積層板の樹脂として一般に使
用されている任意のものが使用でき、例えば、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ
樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールA型ノボラック型エポキシ樹
脂、2,6−キシレノールダイマーのグリシジルエーテ
ル化樹脂、ビスフェノールF型ノボラック型エポキシ樹
脂、イソシアヌレート型エポキシ樹脂、ヒダントイン型
エポキシ樹脂、3官能型エポキシ樹脂や4官能型エポキ
シ樹脂等の多官能型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型
エポキシ樹脂、ジアミノフェニルエーテルのグリシジル
化エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、あるいはこれら
の臭素化等ハロゲン化された難燃性樹脂等がある。これ
らのエポキシ樹脂を単独で使用することもでき又は複数
の種類を併用することもできる。
【0013】また、本発明に用いる硬化剤としては、D
icy(ジシアンジアミド)等を使用する。
【0014】なお、硬化促進剤として、イミダゾール化
合物、3級アミン及び3フッ化ホウ素錯塩類等公知のも
のから選択して用いることができる。
【0015】このようにして、上記材料を配合、混合し
てエポキシ樹脂組成物を得る。このエポキシ樹脂組成物
は、上記溶剤を用いて固形分濃度50〜80重量%程度
の希釈率で使用するのが好ましい。
【0016】溶剤でワニス化されたエポキシ樹脂組成物
は、例えば、ガラスクロス、ガラスペーパー及びガラス
マット等のガラス繊維基材に含浸し、乾燥機中で120
〜180℃、3〜10分間程度乾燥することにより、半
硬化状態(Bステージ状態)のプリプレグを得る。
【0017】本発明によって得られるプリプレグを、1
40〜200℃、10〜50kg/cm2 の範囲で加熱
・加圧して積層板を得る。この場合の金属箔としては、
例えば銅、アルミニウム、ステンレス等が使用され、所
要枚数のプリプレグとともに積層成形することができ
る。また、多層板を製造する際には、エポキシ樹脂系材
料では、一般的に内層銅箔の表面を化学的に処理し酸化
銅として黒化処理をするので、成形時の温度は、150
〜180℃とするのが好ましい。
【0018】以上により、耐熱性に優れた積層板を得る
ことのできるエポキシ樹脂組成物、このエポキシ樹脂組
成物を用いたプリプレグ及びこのプリプレグを用いた積
層板を提供することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0020】実施例1及び実施例2並びに比較例1及び
比較例2の配合成分については、下記の物質を表1に示
したそれぞれの配合量で用いた。表1に示した数値は、
重量部を表す。
【0021】樹脂成分として、エポキシ当量185のビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(EP−827:油化シ
ェルエポキシ社製)と、エポキシ当量400の臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(YDB−400:東都
化成社製)と、エポキシ当量500の臭素化ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂(YDB−500:東都化成社
製)を沸点が80℃のMEK(メチルエチルケトン)で
希釈して樹脂分濃度80重量%にしたものと、エポキシ
当量225のクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(Y
DCN−220:東都化成社製)をMEKで希釈して樹
脂分濃度75重量%にしたものとを用いた。
【0022】そして、硬化剤として、Dicy(ジシア
ンジアミド)を用い、硬化促進剤として、2エチル4メ
チルイミダゾール(2E4MZ:四国化成社製)を使用
した。
【0023】さらに、溶剤として、沸点が124℃のM
C(メチルセロソルブ)と沸点が153℃のDMF(ジ
メチルホルムアミド)とを用いた。
【0024】実施例1及び実施例2並びに比較例1及び
比較例2については、上記の物質を表1に示したそれぞ
れの配合量で用いて、プレリアクト反応をするものにつ
いては、80℃で60分間プレリアクト反応を行い、次
いで、主材と混合して樹脂ワニスを得た。この樹脂ワニ
スをMIL規格仕様7628タイプのガラス布(762
8W:旭シェーベル社製)にレジンコンテント(樹脂含
有率)がプリプレグの全量に対して41重量%となるよ
うに含浸して乾燥機で乾燥し、硬化時間が170℃で1
00秒となるようにプリプレグを作製した。
【0025】次いで、実施例1及び実施例2並びに比較
例1及び比較例2で得たこれらのプリプレグを用い、そ
れぞれ8枚ずつ重ね、その両面に18μmの銅箔を配
し、さらにこの外側に金属プレートを配置して、温度1
30〜135℃の熱盤間に挿入して初期の加圧を10k
g/cm2 の低圧で行い、次いで2段目の加圧を30k
g/cm2 で熱盤温度を170℃に上昇させて加熱加圧
積層して厚み1.6mmの両面銅張積層板を得た。
【0026】
【表1】
【0027】実施例1及び実施例2並びに比較例1及び
比較例2で得た樹脂ワニスの状態を目視により観察し、
Dicyの析出の有無を調べた結果、いずれにもDic
yの析出がなかった。表1には、挙げていないが、実施
例1及び実施例2においてそれぞれの配合が同一であっ
て、70℃で120分間プレリアクト反応を行い、次い
で、主材と混合して得た樹脂ワニスでは、Dicyの析
出がなく、ワニスの粘度、プリプレグ及び積層板の揮発
分並びに積層板PCT耐熱性等の特性評価は、それぞ
れ、実施例1及び実施例2の特性評価と略同じ結果が得
られた。ただし、実施例1及び実施例2においてそれぞ
れの配合が同一であって、55℃で200分間プレリア
クト反応を行ったものや、プレリアクト反応を行わなか
ったものについては、Dicyの析出があり、積層板P
CT耐熱性は、比較例2と同程度の60分程度であっ
た。
【0028】また、これらの樹脂ワニスの25℃のとき
の粘度、プリプレグと積層板との揮発分及び積層板の1
21℃2気圧でのPCT耐熱性を測定し、その結果を表
1に示した。
【0029】なお、粘度はE型粘度計を用いて測定し、
揮発分は、160℃の乾燥機中で15分間加熱し減量分
を重量%で表し、PCT耐熱性は、積層板を121℃2
気圧で処理後、260℃の半田槽に20秒間浸漬し、積
層板のミーズリングやふくれの有無を目視により調べ
て、積層板にミーズリングやふくれが発生しない121
℃2気圧での処理時間を表1に示した。
【0030】以上の結果、実施例1及び実施例2は、比
較例1及び比較例2に比べて樹脂ワニスの25℃のとき
の粘度、プリプレグと積層板との揮発分が小さく、積層
板の121℃2気圧でのPCT耐熱性に優れていること
が確認できた。特に実施例2については、実施例1より
さらに優れていることが確認できた。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1及び請求項2に係るエ
ポキシ樹脂組成物は、上記のように構成されているの
で、本発明のエポキシ樹脂組成物によると、耐熱性に優
れた積層板が得られる。
【0032】本発明の請求項3に係るプリプレグは、上
記のように構成されているので、本発明のプリプレグに
よると、耐熱性に優れた積層板が得られる。
【0033】本発明の請求項4に係る積層板は、上記の
ように構成されているので、耐熱性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−74119(JP,A) 特開 昭61−118463(JP,A) 特開 平6−65356(JP,A) 特開 平5−140352(JP,A) 特開 平2−169658(JP,A) 特開 昭61−118464(JP,A) 特開 昭53−67800(JP,A) 特開 昭53−42242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 59/40 C08G 59/50 C08J 5/24 B32B 27/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ当量が450を越え、かつ分子
    中にハロゲン原子を含むビスフェノール型エポキシ樹脂
    とジシアンジアミドとを含むエポキシ樹脂組成物におい
    て、ジシアンジアミド、エポキシ当量が200以下のビ
    スフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ当量が450以
    下でかつ分子中にハロゲン原子を含むエポキシ樹脂、沸
    点が30〜130℃の溶剤及び硬化促進剤を含有するマ
    スターバッチを60〜120℃で10〜180分間加熱
    してなるプレリアクト反応品と、エポキシ当量が450
    を越え、かつ分子中にハロゲン原子を含むビスフェノー
    ル型エポキシ樹脂及びノボラック型エポキシ樹脂を含有
    する主材とを含むことを特徴とするエポキシ樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 エポキシ当量が450を越え、かつ分子
    中にハロゲン原子を含むビスフェノール型エポキシ樹脂
    とジシアンジアミドとを含むエポキシ樹脂組成物におい
    て、ジシアンジアミド、エポキシ当量が200以下のビ
    スフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ当量が450以
    下でかつ分子中にハロゲン原子を含むエポキシ樹脂、ノ
    ボラック型エポキシ樹脂、沸点が30〜130℃の溶剤
    及び硬化促進剤を含有するマスターバッチを60〜12
    0℃で10〜180分間加熱してなるプレリアクト反応
    品と、エポキシ当量が450を越え、かつ分子中にハロ
    ゲン原子を含むビスフェノール型エポキシ樹脂を含有す
    る主材とを含むことを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のエポキシ
    樹脂組成物を用いることを特徴とするプリプレグ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプリプレグを用いること
    を特徴とする積層板。
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