JP3274606B2 - オイルストレーナの製造方法 - Google Patents

オイルストレーナの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルストレーナ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのオイルポンプの吸入
側には、オイルパン内に溜められた潤滑油を吸い上げる
際に異物の混入を防止するためのオイルストレーナが取
り付けられている。
【0003】図2は従来のオイルストレーナの製造方法
の一例を表わすものであり、プレート1をトリミングし
て平板状のストレーナ傘部2を成形し、該ストレーナ傘
部2を下縁部に環状のカシメ部3が形成された傘状に絞
り加工し、且つその頂部にパイプ接続用孔4を穿設し、
又、これと並行して、多数の孔5が穿設されたパンチン
グプレート6をトリミングして平板状のスクリーン部7
を成形し、該スクリーン部7を前記ストレーナ傘部2の
カシメ部3内に嵌め込んだ後、該カシメ部3を内側に折
り返すようにかしめると共に、前記パイプ接続用孔4
に、エンジンのオイルポンプ(図示せず)の吸入側のパ
イプ8を接続し、溶接等により固着するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来のオイルストレーナの製造方法では、製造工程
が多く手間がかかる一方、プレート1からストレーナ傘
部2をトリミングするための型と、該ストレーナ傘部2
を傘状に絞り加工し且つその頂部にパイプ接続用孔4を
穿設するための型と、パンチングプレート6からスクリ
ーン部7をトリミングするための型と、カシメ部3を内
側に折り返すようにかしめるための型といった四種類の
型が必要であると共に、ストレーナ傘部2とスクリーン
部7といった二種類の部品が必要となり、型や部品の品
質管理の面でも工数が多くなり、コストアップにつなが
るという欠点を有していた。
【0005】本発明は、斯かる実情に鑑み、製造工程を
簡略化し得、且つ型や部品の点数を減らして品質管理の
工数を削減し得、コストダウンを図り得るオイルストレ
ーナの製造方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンのオ
イルポンプの吸入側のパイプに接続されるストレーナ傘
部と、該ストレーナ傘部の下端開口部を覆うように取り
付けられ且つ多数の孔が穿設されたスクリーン部とを備
えたオイルストレーナの製造方法において、一枚のプレ
ートの所望の領域に多数の孔が穿設された部分パンチン
グプレートをトリミングして、周方向所要箇所に連結用
爪部が形成された平板状のストレーナ傘部と、該ストレ
ーナ傘部の連結用爪部に対応する周方向所要箇所に連結
用爪部が形成され且つ所望の連結用爪部を前記ストレー
ナ傘部と共有する平板状のスクリーン部とを成形し、前
記ストレーナ傘部を傘状に絞り加工し、且つその頂部に
パイプ接続用孔を穿設し、前記ストレーナ傘部とスクリ
ーン部とをつなぐ連結用爪部を曲げ加工し、スクリーン
部によってストレーナ傘部の下端開口部を覆うようにす
ると共に、ストレーナ傘部の各連結用爪部に対してスク
リーン部の各連結用爪部を重合せしめた後、前記ストレ
ーナ傘部の各連結用爪部とスクリーン部の各連結用爪部
とを接合することを特徴とするオイルストレーナの製造
方法にかかるものである。
【0007】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0008】即ち、前述の如く、オイルストレーナを製
造すると、従来に比べ製造工程が少なくて済み、手間が
かからなくなる一方、部分パンチングプレートからスト
レーナ傘部とスクリーン部をトリミングするための型
と、該ストレーナ傘部を傘状に絞り加工し且つその頂部
にパイプ接続用孔を穿設すると共にストレーナ傘部とス
クリーン部とをつなぐ連結用爪部を曲げ加工するための
型といった少なくとも二種類の型があればよくなり、し
かも、ストレーナ傘部とスクリーン部とを一体化した一
種類の部品のみで済み、従来に比べ、型や部品の点数の
低減が可能となり、型や部品の品質管理の面で工数が少
なくなり、コストダウンにつながる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0010】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図2と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、一枚のプレートの所望の領域に多数の孔5
が穿設された部分パンチングプレート9をトリミングし
て、周方向所要箇所に連結用爪部10が形成された平板
状のストレーナ傘部2と、該ストレーナ傘部2の連結用
爪部10に対応する周方向所要箇所に連結用爪部10が
形成され且つ所望の連結用爪部10を前記ストレーナ傘
部2と共有する平板状のスクリーン部7とを成形し、前
記ストレーナ傘部2を傘状に絞り加工し、且つその頂部
にパイプ接続用孔4を穿設し、前記ストレーナ傘部2と
スクリーン部7とをつなぐ連結用爪部10を曲げ加工
し、スクリーン部7によってストレーナ傘部2の下端開
口部を覆うようにすると共に、ストレーナ傘部2の各連
結用爪部10に対してスクリーン部7の各連結用爪部1
0を重合せしめた後、前記ストレーナ傘部2の各連結用
爪部10とスクリーン部7の各連結用爪部10とをスポ
ット溶接等により接合し、この後、前記ストレーナ傘部
2のパイプ接続用孔4に、エンジンのオイルポンプ(図
示せず)の吸入側のパイプ8を接続し、溶接等により固
着する。
【0011】前述の如く、オイルストレーナを製造する
と、従来に比べ製造工程が少なくて済み、手間がかから
なくなる一方、部分パンチングプレート9からストレー
ナ傘部2とスクリーン部7をトリミングするための型
と、該ストレーナ傘部2を傘状に絞り加工し且つその頂
部にパイプ接続用孔4を穿設すると共にストレーナ傘部
2とスクリーン部7とをつなぐ連結用爪部10を曲げ加
工するための型といった二種類の型があればよくなり、
しかも、ストレーナ傘部2とスクリーン部7とを一体化
した一種類の部品のみで済み、従来に比べ、型数で50
%、部品数で50%の低減が可能となり、型や部品の品
質管理の面で工数が少なくなり、コストダウンにつなが
る。
【0012】尚、前記ストレーナ傘部2の各連結用爪部
10とスクリーン部7の各連結用爪部10とをスポット
溶接等により接合する代りに、ストレーナ傘部2とスク
リーン部7のうちいずれか一方の連結用爪部10を他方
より長くして折り返すようにかしめることも可能である
ことは言うまでもない。但し、この場合には、連結用爪
部10を折り返すようにしてかしめるための型も必要と
なるため、全部で三種類の型が必要となるが、従来の四
種類の型に比べれば、型数で25%の低減が可能とな
り、やはり改善につながる。
【0013】こうして、製造工程を簡略化し得、且つ型
や部品の点数を減らして品質管理の工数を削減し得、コ
ストダウンを図り得る。
【0014】尚、本発明のオイルストレーナの製造方法
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のオイルス
トレーナの製造方法によれば、製造工程を簡略化し得、
且つ型や部品の点数を減らして品質管理の工数を削減し
得、コストダウンを図り得るという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の工程図である。
【図2】従来例の工程図である。
【符号の説明】
2 ストレーナ傘部 4 パイプ接続用孔 5 孔 7 スクリーン部 8 パイプ 9 部分パンチングプレート 10 連結用爪部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのオイルポンプの吸入側のパイ
    プに接続されるストレーナ傘部と、該ストレーナ傘部の
    下端開口部を覆うように取り付けられ且つ多数の孔が穿
    設されたスクリーン部とを備えたオイルストレーナの製
    造方法において、 一枚のプレートの所望の領域に多数の孔が穿設された部
    分パンチングプレートをトリミングして、周方向所要箇
    所に連結用爪部が形成された平板状のストレーナ傘部
    と、該ストレーナ傘部の連結用爪部に対応する周方向所
    要箇所に連結用爪部が形成され且つ所望の連結用爪部を
    前記ストレーナ傘部と共有する平板状のスクリーン部と
    を成形し、 前記ストレーナ傘部を傘状に絞り加工し、且つその頂部
    にパイプ接続用孔を穿設し、前記ストレーナ傘部とスク
    リーン部とをつなぐ連結用爪部を曲げ加工し、スクリー
    ン部によってストレーナ傘部の下端開口部を覆うように
    すると共に、ストレーナ傘部の各連結用爪部に対してス
    クリーン部の各連結用爪部を重合せしめた後、 前記ストレーナ傘部の各連結用爪部とスクリーン部の各
    連結用爪部とを接合することを特徴とするオイルストレ
    ーナの製造方法。
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