JP3274371B2 - 振幅制御回路 - Google Patents

振幅制御回路

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JP3274371B2
JP3274371B2 JP28705096A JP28705096A JP3274371B2 JP 3274371 B2 JP3274371 B2 JP 3274371B2 JP 28705096 A JP28705096 A JP 28705096A JP 28705096 A JP28705096 A JP 28705096A JP 3274371 B2 JP3274371 B2 JP 3274371B2
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    • HELECTRICITY
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振幅制御回路に係
り、特に、カメラー体型ビデオレコーダ等において記録
する音声信号などの振幅を制御する振幅制御回路に関す
る。
【0002】
【従来技術】カメラ一体型ビデオレコーダは、カメラ部
及びレコーダ部が一体化された構成とされている。カメ
ラ一体型ビデオレコーダにおいて、カメラ部では、外部
からの映像情報及び音声情報を入力して、電気的な映像
信号及び音声信号に変換、処理する。また、ビデオレコ
ーダ部では、カメラ部で処理された映像信号及び音声信
号を記録媒体に記録されやすいように変調し、記録す
る。
【0003】このようなカメラ一体型レコーダで色々な
シーンを記録する場合、据置型VTRでテレビ放送を記
録する時と異なり、様々な画像処理を行いたいという要
求が多い。そこで、カメラ一体型レコーダでは、記録す
る際、記録する映像、音声信号を加工し、色々と趣向を
凝らした方が、その場の雰囲気を醸し出すことができる
ように各種処理手段が搭載されている。
【0004】例えば、画像信号を記録開始直前画面を真
っ暗にしておき、時間の経過とともに徐々に撮影してい
る状態の映像信号に戻すフェード動作がある。このフェ
ード動作は、音声信号にも同様施され、記録開始直前で
記録される音声信号は聞こえないほど小さくなり、徐々
に元の大きさにし、また、記録終了直前で記録されてい
る信号は、徐々に小さくなり、やがて記録動作が終了す
る。
【0005】一方、記録される音声信号は、マイクロフ
ォンで集音されるのが一般的である。このマイクロフォ
ンで集音される音は外界で発生する音であり、音の強弱
に対して制限がない。よって、記録する音声信号が最大
変調振幅を超えないように、振幅減衰回路が変調回路の
前段に設られていた。図4にカメラー体型ビデオレコー
ダのブロック構成図を示す。
【0006】カメラ一体型ビデオレコーダ1は、主に、
光学的画像を電気的画像信号に変換するとともに、周囲
の音声を電気信号に変換するカメラ部2、及び、カメラ
部2で電気信号に変換された画像、及び、音声信号を磁
気テープに記録するビデオレコーダ部3から構成され
る。また、カメラ部2は、映像信号を得るための光学系
2aと音声信号を得るための音声系2bから構成され
る。
【0007】光学系2aは、入射光を集光するレンズ4
とレンズ4で集光された光を電気信号に変換するCCD
(Charge Coupled Device )5、CCD5で電気信号に
変換された信号を映像信号に変換するカメラ信号処理回
路6から構成される。一方、音声系2bは音声を電気的
な音声信号に変換するマイクロフォン7、マイクロフォ
ン7で変換された音声信号を増幅するアンプ8から構成
される。
【0008】カメラ部2で得られた映像信号、及び、音
声信号は、それぞれビデオレコーダ部3に供給される。
ビデオレコーダ部3は、カメラ部2から供給される映像
信号に各種処理を行うと共に変調をかけるビデオ信号処
理回路9、カメラ部2から供給された音声信号にフェー
ド動作などの機能を実現する処理を行うフェード回路1
0、フェード回路10の出力音声信号の振幅を制限する
振幅制限回路11、振幅制限回路11の出力音声信号を
変調する変調回路12、ビデオ信号処理回路9で変調さ
れた映像信号と変調回路12で変調された音声信号とを
混合するミキサ13、ミキサ13で映像信号と音声信号
とを混合した信号を増幅するヘッドアンプ14、ヘッド
アンプ14で増幅された信号を磁気テープに記録する記
録系15から構成される。
【0009】記録系15は、図示しない回転ドラムに固
定された磁気ヘッド16が回転しつつ長手方向に走行す
る磁気テープ17に摺接し、記録を行う。次にカメラ一
体型ビデオレコーダ1の動作を説明する。カメラ部2に
あるレンズ4に入光した光は、CCD5に集光される。
CCD5では、レンズ4によりCCD5に映された映像
を電気信号に変換して出力する。
【0010】CCD5で変換された映像に応じた電気信
号は、カメラ信号処理回路6に供給される。カメラ信号
処理回路6では、CCD5から供給された電気信号から
映像信号に生成し、ビデオレコーダ部3に供給する。一
方、マイクロフォン7で集音された音声信号は、増幅回
路8で増幅され、ビデオレコーダ部3に供給される。
【0011】ビデオレコーダ部3では、カメラ部2のカ
メラ処理回路6から供給された映像信号がビデオ信号処
理回路9に供給され、入力された映像信号を変調する。
一方、カメラ部2のアンプ8からビデオレコーダ部3に
供給された音声信号は、フェード回路10に供給され
る。フェード回路10は、入力された音声信号に対して
フェード動作を行う。
【0012】音声信号は、フェード回路10を通って振
幅制限回路11に供給される。振幅制限回路11は、供
給された音声信号を過変調しないような振幅に制限す
る。このように処理された信号は、変調回路12に供給
され、変調回路12により変調された後、ミキサ13に
供給される。ミキサ13は、変調回路12から供給され
た変調音声信号をビデオ信号処理回路9から供給される
変調映像信号と混合してヘッドアンプ14に供給する。
ミキサ13で混合された変調映像信号と変調音声信号と
は、へッドアンプ16で増幅され、磁気へッド16に供
給され、磁気ヘッド16により、磁気テープ17に磁気
的に記録される。
【0013】上記構成のカメラ一体型ビデオレコーダ1
に音声系において、回路規模を縮小するためにフェード
回路10と振幅制限回路11と一体的にした振幅制限機
能付きのフェード回路が開発されている。図5に従来の
振幅制限機能付きのフェード回路の回路構成図を示す。
振幅制限機能付きフェード回路21は、その一部が記録
の開始及び終了に記録する音声信号を徐々に滅衰するフ
ェード回路の一部と共用されている。
【0014】振幅制限機能付きフェード回路21では、
入力された音声信号は抵抗R1を通り出力される。抵抗
R1を通った信号は抵抗R2と抵抗R3で分割され、ト
ランジスタQ1のぺースに供給される。トランジスタQ
1はNPNトランジスタからなり、ベースに供給される
音声信号の振幅が所定値以上となると飽和する。トラン
ジスタQ1が飽和する電圧は抵抗R2、R3によって設
定される。抵抗R2、R3は、変調回路12が過変調に
なる音声信号が入力されたときに、トランジスタQ1を
飽和するようなベース入力電圧になるように設定され
る。
【0015】過変調する信号が入力されたとき、トラン
ジスタQ1は飽和し、抵抗R4と抵抗R5に電流を流
す。抵抗R4、R5の接続点はトランジスタQ2のベー
スに接続されいる。このため、トランジスタQ2は、抵
抗R4、R5により発生される電圧に応じて飽和する。
トランジスタQ2が飽和すると、抵抗R6に電圧が加え
られ、トランジスタQ3が飽和され、音声信号を減衰さ
せていた。
【0016】また、フェードを掛ける時、トランジスタ
Q4のベースにローレベルの電圧が加えられ、トランジ
スタQ4は遮断状態になる。トランジスタQ4が遮断す
ると、抵抗R8とコンデンサC1の時定数でトランジス
タQ5のベースに掛かる電圧が徐々にトランジスタQ5
のエミッタ、及び、抵抗R6を通って増加する。このた
め、トランジスタQ5がオンし、トランジスタQ3のベ
ース電圧が増加する。トランジスタQ3のべースにかか
る電圧が増加し、トランジスタQ3が飽和し、出力信号
振幅は抵抗R1と抵抗R7で分割した振幅に制限され
る。
【0017】また、カメラ一体型8mmビデオレコーダ
は、一般にマイクロフォンから出力された信号を入力
し、その信号振幅を制限するためALC(Autom
atic Level Control)回路が内蔵
れた半導体チップが搭載されている。
【0018】次に、このような半導体チップについて説
明する。図6に従来の一例のブロック構成図を示す。
子T1、2には外部から音声信号が供給され、端子T
3には、操作キー21からコントローラ22を介して供
給される選択信号が供給される。コントローラ22から
供給される選択信号は内部に設定されたスイッチ回路2
3に供給される。スイッチ回路23は、端子T1、T2
と接続され、端子T3から供給された選択信号に応じて
端子T1又は端子T2を自動レベル制御(ALC;Auto
maticlevel control)回路24に接続する。
【0019】自動レベル制御回路24は、電圧制御増幅
回路(VCA;Voltage Control Amplifier )25、レ
ベル検出回路26、フィルタ27から構成される。電圧
制御増幅回路25の出力信号は、フェード回路28に供
給されると共に、レベル検出回路26に供給される。レ
ベル検出回路26は、電圧制御増幅回路25の出力信号
の信号振幅を検波し電圧制御増幅回路25の利得を制御
するための信号を入力する利得制御用端子にフィードバ
ックする。このとき、電圧制御増幅回路25の利得制御
用端子は外部端子T4に接続されており、この外部端子
T4にフィルタ27が接続されている。
【0020】このため、レベル検出回路26で検出され
たレベルが平滑され、電圧制御増幅回路25に供給さ
れ、電圧制御増幅回路25の利得が決まる。なお、この
とき、制御信号の時定数は端子T4に接続されるフィル
タ27の時定数で決まる。上記電圧制御増幅回路25、
レベル検出回路26、及び、フィルタ27によりALC
回路24が構成され、音声信号のレベルが制御される。
【0021】以上のようにしてレベル制御された音声信
号、すなわち、電圧制御増幅回路25の出力信号は、フ
ェード回路28に供給される。フェード回路28には、
外部端子T5にコントローラ22から供給されるフェー
ド制御信号が供給され、フェード回路28は、フェード
制御信号に応じて減衰率を制御し、出力される信号の信
号振幅を制御する。
【0022】例えば、操作キー21の操作によりカメラ
一体型ビデオレコーダ1が記録状態になる場合、コント
ローラ22がこれを認識して、外部端子T5に供給する
フェード制御信号をフェード回路28の出力音声信号の
振幅が一旦聞こえない程度になるように滅衰し、記録開
始直後徐々に大きくなり通常の振幅になるように制御す
る。また、記録停止状態になる場合、操作キー21の操
作により記録解除されると、コントローラ22は、通常
信号振幅で出力していた信号の振幅が徐々に滅衰してい
き聞えなくなるように制御する。
【0023】フェード回路28の出力信号は、端子T
ら出力し、端子T7に入力する。端子T7はエンファ
シス回路29に接続されおり、入力信号はエンファシス
回路29でノイズの影響を抵減するようにエンファシス
が掛けられ、端子T8から出力される。エンファシスを
掛けられ端子T8から出力された信号は、端子T9に供
給される。端子T9は振幅制限回路30に接続されてお
り、端子T9に供給された信号は、振幅制限回路30に
より復調時に最大周波数偏移量を超えないように波形を
クリップされた後、電圧制御発振回路(VCO;Voltag
e Control Oscillator)31に供給される。
【0024】電圧制御発振回路31は、図4の変調回路
12を構成しており、振幅制限回路30からの信号によ
り発振周波数を制御し、端子T10から出力する。ま
た、コントローラ22は、操作キー21からの操作に応
じて端子T3、T5等に制御信号を供給する。このよう
に、図6に示されるICでは、FM変調される音声信号
は、エンファシス回路に入力されるまで、ALC回路と
フェード回路の二つの振幅を制御する回路に入力されて
いた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のカメ
ラー体型ディジタルビデオレコーダで、図に示すように
回路規模を縮小するため、フェード回路と振幅減衰回路
とを共用しているものの場合、入力された音声信号が、
最大変調振幅を超えるとミュートされた様になり、記録
される音声信号振幅の強弱が、極端に変化して聞きずら
くなる欠点があった。
【0026】また、振幅の減衰の仕方が一様であるの
で、過変調させないように振幅制限をする際、不自然さ
を感じさせる欠点があった。また、フェードに掛かる時
間も一定である欠点があった。また、図6に示す回路で
は、ACL回路の後段には記録信号を減衰させるための
フェード回路がある。よって、信号振幅を制御する手段
が、二種類あることで、部品点数が増え回路が複雑にな
り、記録する信号劣化する欠点があった。
【0027】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、不自然さを与えない様に信号振幅を制御し、部品点
数を今までより削滅することができる振幅制御回路を提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、振幅制御回路を、利得を制御するための信
号が入力される制御端子が設けられ、該制御端子に供給
される制御信号に応じて利得が制御され、出力信号の振
幅を制御する電圧制御増幅回路と、前記電圧制御増幅回
路の出力端子と前記制御端子との間に接続され、前記電
圧制御増幅回路の出力端子から出力される出力信号の振
幅を検出し、該出力信号の振幅に応じて前記電圧制御増
幅回路の出力信号の振幅を一様にするように前記電圧制
御増幅回路を制御する制御信号を生成し、前記電圧制御
増幅回路の制御端子に供給する検出回路と、前記電圧制
御増幅回路の前記制御端子に接続され、前記電圧制御増
幅回路の前記制御端子に供給される制御信号を平滑化す
る平滑回路と、前記電圧制御増幅回路の前記制御端子に
接続されており、かつ、外部から第1又は第2の指示信
号が供給され、該第1の指示信号に応じて前記電圧制御
増幅回路の前記制御端子を前記電圧制御増幅回路の出力
信号レベルが最小となる電圧とした後、前記制御端子の
電圧を該出力信号レベルが最小の状態から最大となるま
で徐々に変化させ、前記検出回路により前記電圧制御増
幅回路を制御、該第2の指示信号に応じて前記電圧制
御増幅回路の前記制御端子を該出力信号レベルが最大の
状態から最小となるまで徐々に変化させる制御回路から
構成してなる
【0029】本発明によれば、電圧制御増幅回路、検出
回路、及び、平滑回路により、電圧制御増幅回路の出力
信号を検出回路により検出し、検出信号を平滑回路によ
り平滑化して電圧制御増幅回路の利得を制御する信号を
入力する制御端子に帰還することにより、電圧制御増幅
回路の利得が制御され、入力信号振幅に応じて略一定な
出力振幅が得られるように電圧制御増幅回路を制御で
き、これによりいわゆる振幅制御回路を構成できる。
【0030】また、第1の指示信号に応じて電圧制御増
幅回路の制御端子を電圧制御増幅回路の出力信号レベル
が最小となる電圧とした後、制御端子の電圧を出力信号
レベルが最小の状態から最大となるまで徐々に変化させ
た後、検出回路により電圧制御増幅回路によりALCを
かけることができ、記録動作開始時などに音声を徐々に
大きくでき、さらに、第2の指示信号に応じて電圧制御
増幅回路の制御端子を出力信号レベルが最大の状態から
最小となるまで徐々に変化させることにより、記録動作
停止時などに音声を徐々に小さくした後に記録を停止さ
せることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例の回路構
成図を示す。同図中、図4と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。本実施例ではカメラ一体
型ビデオレコーダ100に本発明の振幅制御回路を適用
した構成について説明する。
【0032】本実施例のカメラ一体型ビデオレコーダ1
00は、カメラ部2の構成は図2と同様で、ビデオレコ
ーダ部101の構成が図4のものとは相違する。また、
本実施例のビデオレコーダ部101は、ビデオ信号処理
回路9、変調回路12、ミキサ13、ヘッドアンプ1
4、記録系15の構成は図4と同一であり、図4のフェ
ード回路10、及び、振幅制限回路11に代えて振幅制
御回路102、振幅制御回路102を制御するコントロ
ーラ103、及び、操作部104を設けてなる。
【0033】振幅制御回路102は、音声信号を制御す
る電圧制御増幅回路(VCA;Voltage Control Amplif
ier )105、電圧制御増幅回路105の出力音声信号
レベルを検波し、振幅を検出し電圧制御増幅回路105
の利得を制御する信号が入力される制御端子aに供給す
るレベル検出回路106、電圧制御増幅回路105の制
御端子aに接続され、制御端子aに供給される信号を平
滑化するフィルタ107から構成される。
【0034】また、振幅制御回路102の電圧制御増幅
回路105の制御端子aには振幅制御回路102の外部
端子bを介してコントローラ103からフェード制御信
号が供給される。カメラ部2のマイクロフォン7で変換
され、アンプ8により増幅された供給された音声信号は
電圧制御増幅回路105に供給される。電圧制御増幅回
路105は、入力された音声信号を増幅して、変調回路
12に供給するとともに、レベル検出回路106に供給
する。
【0035】レベル検出回路106では、電圧制御増幅
回路102で増幅された音声信号の振幅を検出する。検
出された信号は、フィルタ107で平滑され、電圧制御
増幅回路105の利得を制御するための信号を入力する
制御端子aに入力する。上記電圧制御回路102、レベ
ル検出回路106、フィルタ107からなる閉ループの
振幅制御回路102は、自動レベル制御(ALC;Auto
matic Level Control )回路を構成している。
【0036】このALC回路を構成する振幅制御回路1
02は、入力信号の振幅を電圧制御増幅回路105の出
力をレベル検出回路106が検出し、平滑化して電圧制
御回路105の制御端子aに供給することにより、入力
信号の振幅に応じて電圧制御増幅回路105の利得を制
御し、出力信号振幅が略一様になるように増幅する。例
えば、入力信号振幅が大きいと電圧制御増幅回路105
の出力音声信号の振幅も大きくなるので、レベル検出回
路106がこれを検出し、電圧制御増幅回路105の制
御端子aに供給する制御信号レベルを利得が小さくなる
ように制御し、電圧制御増幅回路105の利得を下げる
ことにより、出力音声信号の振幅を小さくし出力音声信
号を一様にする。すなわち、振幅制限回路として動作す
ることになる。
【0037】また、電圧制御増幅回路105は出力音声
信号は変調回路12に供給されており、変調回路12に
より変調されてミキサ13に供給される。ミキサ13に
は、変調回路13からの変調音声信号の他、ビデオ信号
処理回路9から変調映像信号が供給されており、変調音
声信号、及び、変調映像信号を混合してヘッドアンプ1
4に供給する。
【0038】ミキサ13で混合された信号は、ヘッドア
ンプ14で増幅され、磁気ヘッド16に供給され、磁気
ヘッド16を用いて磁気テープ17に記録される。ここ
で、撮影者が操作部104を操作して、記録状態となる
と、コントローラ103がその情報を受け、フェード動
作を行う様にフェード制御信号を出力し、振幅制御回路
102に供給する。コントローラ103の出力フェード
制御信号は、振幅制御回路102の端子bに供給され
る。端子bは振幅制御回路102を構成する電圧制御増
幅回路105の制御端子a、レベル検出回路106、フ
ィルタ107の接続点に接続されており、コントローラ
103の出力フェード制御信号を直接、電圧制御増幅回
路105の制御端子aに供給する。
【0039】ここで、記録状態に移る時のフェード動作
においてコントローラ103は、フェード制御信号を電
圧制御増幅回路105の利得が一旦下がり出力信号振幅
がなくなる様に制御する。それから徐々に利得が上が
り、通常の利得になるように制御する。また、記録を解
除する時のフェード動作においてコントローラ103
は、フェード制御信号を電圧制御増幅回路105の利得
が徐々に下がって、聞こえなくなるよう制御する。記録
状態が解除され、コントローラ103からのフェード制
御信号が通常のレベルに戻ると、電圧制御増幅回路10
5はALCとして通常の動作をする。
【0040】図2に本発明の一実施例の記録開始時の動
作説明図を示す。図2(A)は操作部104の記録開始
指示動作のタイミング、図2(B)はコントローラ10
3から端子bに供給されるフェード制御信号のタイミン
グ、図2(C)は記録動作の状態、図2(D)は電圧制
御増幅回路105の出力音声信号の振幅の状態を示す。
【0041】時刻t0 で図2(A)に示すように操作部
104の記録開始ボタンが操作されると、時刻t1で図
2(B)に示すようにコントローラ103からのフェー
ド制御信号が最大レベルとされる。コントローラ103
からのフェード制御信号が最大レベルとされると図2
(D)に示すように電圧制御増幅回路105の出力音声
信号は最初レベル(「0」)とされる。
【0042】時刻t2 で記録系15が記録可能な状態と
されると、図2(B)に示すようにコントローラ103
からのフェード制御信号が最大レベルから徐々に低下す
る。コントローラ103からのフェード制御信号が最大
レベルから徐々に低下すると、図2(D)に示すように
電圧制御増幅回路105の利得が徐々に増加するので、
出力音声信号の振幅が徐々に上昇し、磁気テープ17に
記録される。
【0043】時刻t3 で図2(B)に示すようにコント
ローラ103からのフェード制御信号が最小レベルにな
ると、図2(D)に示すように電圧制御増幅回路105
の利得がレベル検出回路106からの制御信号に応じて
制御され、電圧制御増幅回路105はALC回路として
動作をはじめ、音声信号の振幅が過大な時には電圧制御
増幅回路105の利得が低下し、略一定に保持され、変
調回路12での過変調を防止する。
【0044】図3に本発明の一実施例の記録停止時の動
作説明図を示す。図3(A)は操作部104の記録停止
指示動作のタイミング、図3(B)はコントローラ10
3から端子bに供給されるフェード制御信号のタイミン
グ、図3(C)は記録動作の状態、図3(D)は電圧制
御増幅回路105の出力音声信号の振幅の状態を示す。
【0045】時刻t0 で図3(A)に示すように操作部
104の記録停止ボタンが操作されると、時刻t1で図
3(B)に示すようにコントローラ103からのフェー
ド制御信号が徐々に上昇される。コントローラ103か
らのフェード制御信号が徐々に上昇されると、図3
(D)に示すように電圧制御増幅回路105の出力音声
信号が徐々に低下される。
【0046】時刻t2 で図3(B)に示すようにコント
ローラ103からのフェード制御信号が最大レベルにな
ると、電圧制御増幅回路105の出力音声信号が最小レ
ベルになり、音声信号は「0」となり、磁気テープに記
録されなくなり、このとき、記録系15による磁気テー
プ17への信号の記録が停止される。時刻t3 で図3
(B)に示すようにコントローラ103からのフェード
制御信号が最小レベルになると、図2(D)に示すよう
に電圧制御増幅回路105の利得がレベル検出回路10
6からの制御信号に応じて制御され、電圧制御増幅回路
105はALC回路として動作をはじめ、音声信号の振
幅が過大な時には電圧制御増幅回路105の利得が低下
し、略一定に保持され、変調回路12での過変調を防止
する。
【0047】以上、本実施例によれば、違和感なく記録
する信号にALCを掛けられるばかりでなく、ALC回
路の利得を制御するための信号が入力される端子にフェ
ード用制御信号を接続し、フェード動作を行わせること
により、大幅に部品点数を削減することができる。ま
た、信号の劣化を招くことがない。なお、本実施例では
カメラ一体型ビデオレコーダの音声信号の過変調を防止
するための振幅制限機能、及び、フェード機能を実現す
るため回路として用いたが、これのような使用方法に限
ることはなく、振幅制限機能、及び、振幅制御機能を同
時に実現した場合に適用可能である。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、電圧制御
増幅回路、検出回路、及び、平滑回路により、電圧制御
増幅回路の出力信号を検出回路により検出し、検出信号
を平滑回路により平滑化して電圧制御増幅回路の利得を
制御するための信号が入力される制御端子に帰還するこ
とにより、電圧制御増幅回路の利得が制御され、入力信
号振幅に応じて略一定な出力振幅が得られるように電圧
制御増幅回路を制御でき、これによりいわゆる振幅制御
回路を構成でき、また、制御回路により電圧制御増幅回
路の制御端子を電圧制御増幅回路の出力が最小の状態か
ら最大となるまで徐々に変化させた後、検出回路により
電圧制御増幅回路によりALCをかけることができ、記
録動作開始時などに音声を徐々に大きくでき、また、電
圧制御増幅回路の制御端子を出力信号レベルが最大の状
態から最小となるまで徐々に変化させることにより、記
録動作停止時などに音声を徐々に小さくした後に記録を
停止させることができ、いわゆる、フェード効果を共通
の回路で構成できるため、簡単な回路構成で、違和感な
く出力信号にALCを掛けられるばかりでなく、制御端
子に所望の制御信号を供給でき、したがって、大幅に部
品点数を削減することができ、また、回路構成が簡単で
信号の経路を短縮できるため、信号の劣化を招くことが
ない等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】本発明の一実施例の記録開始時の動作説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の記録停止時の動作説明図で
ある。
【図4】カメラ一体型ビデオレコーダのブロック構成図
である。
【図5】従来のフェード機能付き振幅制限回路の回路構
成図である。
【図6】従来の音声処理用ICの一例の要部のブロック
構成図である。
【符号の説明】
100 カメラ一体型ビデオレコーダ 2 カメラ部 2a 光学系 2a 音声系 3 ビデオレコーダ部 4 レンズ 5 CCD 6 カメラ信号処理回路 7 マイクロフォン 8 アンプ 9 ビデオ信号処理回路 10 フェード回路 11 振幅制限回路 12 変調回路12 13 ミキサ 14 ヘッドアンプ 15 記録系 16 磁気ヘッド 17 磁気テープ 101 ビデオレコーダ部 102 振幅制御回路 103 コントローラ 104 操作部 105 電圧制御増幅回路 106 レベル検出回路 107 フィルタ a 制御端子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−119112(JP,A) 特開 平6−14302(JP,A) CXA1488R AFM Signal Processor for 8mm VCR(data sheet,So ny Corporation,1990) CXA2038R AFM Monaur al Signal Processo r for 8mm VCR(data sheet,Sony Corpor ation,1995) CXA1737R AFM Stereo Signal Processor for 8mm VCR(data s heet,Sony Corporat ion,1996) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/00 - 20/24 H03G 1/00 - 1/04 H03G 3/00 - 3/34 H03G 11/00 - 11/08 H04N 5/91 - 5/956

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得を制御するための信号が入力される
    制御端子が設けられ、該制御端子に供給される制御信号
    に応じて利得が制御され、出力信号の振幅を制御する電
    圧制御増幅回路と、 前記電圧制御増幅回路の出力端子と前記制御端子との間
    に接続され、前記電圧制御増幅回路の出力端子から出力
    される出力信号の振幅を検出し、該出力信号の振幅に応
    じて前記電圧制御増幅回路の出力信号の振幅を一様にす
    るように前記電圧制御増幅回路を制御する制御信号を生
    成し、前記電圧制御増幅回路の制御端子に供給する検出
    回路と、 前記電圧制御増幅回路の前記制御端子に接続され、前記
    電圧制御増幅回路の前記制御端子に供給される制御信号
    を平滑化する平滑回路と、 前記電圧制御増幅回路の前記制御端子に接続されてお
    り、かつ、外部から第1又は第2の指示信号が供給さ
    れ、該第1の指示信号に応じて前記電圧制御増幅回路の
    前記制御端子を前記電圧制御増幅回路の出力信号レベル
    が最小となる電圧とした後、前記制御端子の電圧を該出
    力信号レベルが最小の状態から最大となるまで徐々に変
    化させ、前記検出回路により前記電圧制御増幅回路を制
    、該第2の指示信号に応じて前記電圧制御増幅回路
    の前記制御端子を該出力信号レベルが最大の状態から最
    小となるまで徐々に変化させる制御回路とを有すること
    を特徴とする振幅制御回路。
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