JP3274054B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱臭効果を有する
光触媒層を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内ユニットは、いわゆる
壁掛け形と呼ばれるものが多用されていて、被空調室壁
面の高所に取付けるようになっている。この種の室内ユ
ニットは、そのユニット本体が前面パネルと後板から構
成されており、ここには室内に対して開口する吸込み部
と吹出し部が設けられるとともに、内部に室内熱交換器
と送風機とが配置される。
【0003】上記送風機は、ファンモータの回転軸に横
流ファンが嵌着されており、この送風作用で室内から吸
込み部を介して吸込んだ室内空気を室内熱交換器に導い
て熱交換をしたあと、吹出し部を介して再び室内に吹出
すようになっている。
【0004】したがって、上記室内ユニットは、空気吸
込み部と、エアーフィルタと、熱交換器と、後板と、横
流ファンおよび吹出し部などで構成される空気流通路構
成部材を備えている。
【0005】ところで、被空調室には種々の臭いが発生
し、あるいは外部から持ち込まれて発散し充満すること
が多い。普通、このような臭いは、扉部の開閉にともな
って外部に放散され、自然的に消滅する。
【0006】しかるに、扉部開閉の頻度が少なければ、
密閉度の高い近時の被空調室において、臭いの充満度も
高い状態で保持されてしまう。上記空気調和機が作用中
であれば、熱交換空気とともに臭いも室内に循環し、か
つその臭いが室内各部および室内ユニットの空気流通路
構成部材に染み込む。
【0007】そして今度は、室内各部および室内ユニッ
トの空気流通路構成部材が臭いの発生源となり、快適空
調が妨げられる。そのため、脱臭機能を備えた室内ユニ
ットが提供されるようになった。これは、活性炭など臭
いの吸着剤を添着した脱臭フィルタを成形し、たとえば
空気吸込み部などの空気流通路内に配置する。
【0008】上記脱臭フィルタの存在により、室内ユニ
ットの熱交換作用にともなって、極めて効果的な脱臭作
用が行われることになり、これまでの臭いの問題が一挙
に解決されるに至った。なお、脱臭機能のメンテナンス
としては、吸着機能を失効した脱臭フィルタを取付け部
位から取外し、代って未吸着の新品脱臭フィルタと交換
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、被空
調室内に臭いがこもることがなく、快適空調がなされる
ようになったが、臭いの吸着剤を用いての脱臭作用であ
るところから、その効果は飽和吸着量をもって限界とな
る。
【0010】すなわち、吸着剤が飽和吸着量に到達した
ならば、それ以上の脱臭効果を原則的には発揮しなくな
る。吸着剤が飽和吸着量に到達したことを具体的に報知
する手段は開発されていないから、新品の脱臭フィルタ
と交換する時期を誤ってしまいがちになる。また、その
脱臭有効期間自体、決して長いとは言えず、実際の使用
上は不十分なものであった。
【0011】さらに、空気流通路に上記脱臭フィルタを
配置するので、その分、空気流の妨げとなって圧力損失
が増大するとともに、室内ユニットの厚さが増すことと
なり、室内への突出感、および存在感が増大するなどの
不具合がある。
【0012】本発明は上記事情にもとづきなされたもの
であり、その目的とするところは、室内ユニットに脱臭
機能を備えることは勿論、その有効期間の大幅な延長を
得て、有効性の増大とメンテナンス性の向上を図った空
気調和機を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するた
め、本発明の空気調和機は、室内ユニットと、この室内
ユニットに備えられ空気流通路を構成する部材とを具備
し、一次粒子径50nm以下のアナターゼ型酸化チタン粒
子をシリコーン樹脂バインダ液に分散して形成されたス
ラリを、室内ユニット内部の空気流通路構成部材表面に
塗布して固形表層化させ、さらに酸化チタン半導体のバ
ンドキャップに近い波長の光を照射する光源からの光を
受けることによって励起する光触媒層を具備するととも
に、室内ユニット内部に、光源および光源からの光を光
触媒層へ導くための反射、導光機構を備えた。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】上述の課題を解決する手段を採用すること
により、光触媒層を室内ユニットの空気流通路構成部材
に形成するため、脱臭の再生効果を有し、長期間に亘り
その効果が維持される。
【0019】また、臭気成分が光触媒層で分解除去され
て無臭気成分となるため、メンテナンス性に優れる。従
来の脱臭フィルタ装着構造とは異なり、空気流の妨げと
なることがなく、既存の室内ユニットの空気流通路にそ
のまま脱臭機能を付与できて、圧力損失のごとき不具合
の発生がなく、加えて奥行きサイズの変更も不要であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1に示すように、空気調和機
の室内ユニットが構成される。空気調和機本体であるユ
ニット本体1は、前面パネル2と後板3とから構成され
る。前面パネル2の前面側にはグリル4が嵌め込まれ、
前部吸込み口2aが開口される。上面にはグリル5が嵌
め込まれ、上部吸込み口2bが開口される。
【0021】このようにして、前面グリル4に設けられ
る前部吸込み口2aおよび上面グリル5に設けられる上
部吸込み口2bとで空気吸込み部10が構成される。ユ
ニット本体1内には、各吸込口2a,2bに亘って対向
するよう緩やかな円弧状に曲成されるエアーフイルタ6
と、逆V字状に形成される熱交換器7とが配置される。
【0022】上記熱交換器7は、前部吸込み口2aに対
向する前側熱交換器7Aと、上部吸込み口2bに対向す
る後側熱交換器7Bとから構成される。特に、後側熱交
換器7Bの上面に沿って補助熱交換器8が配置されてい
て、上部吸込み口2bとの間に介在される。
【0023】この熱交換器7を構成する前側熱交換器7
A下端部は低い位置にあり、下部には前ドレンパン9A
が配置される一方、後側熱交換器7B下端部は高い位置
にあり、この下部には後ドレンパン9Bが配置される。
これら前,後ドレンパン9A,9Bは、上記後板3に一
体に設けられる。
【0024】逆V字状に形成される上記熱交換器7の内
部位置、すなわちこの前側熱交換器7Aと後側熱交換器
7Bとの間に配置され、これら熱交換器に覆われるよう
にして室内送風機11が配置される。
【0025】上記室内送風機11は、上記熱交換器7の
幅寸法と同一の軸方向寸法の横流ファン12と、この横
流ファン12の一側部に回転軸を介して連結されるファ
ンモータ(図示しない)とから構成される。
【0026】上記横流ファン12の吹出し側には、後板
3一部と前ドレンパン9Aとからなる送風路18が形成
されており、上記送風路18の手前側端部に沿って、吹
出し口20が開口される。上記前ドレンパン9Aは、こ
の吹出し口20の手前側端部に沿って設けられ、上記後
ドレンパン9Bは、上記送風路18の上部側に沿って設
けられることになる。
【0027】上記吹出し口20には、ここから吹出され
る熱交換空気の風向を設定するためのルーバ21が設け
られる。これら吹出し口20とルーバ21とで、熱交換
空気の吹出し部22が構成される。
【0028】そして、室内送風機11の作動によって、
被空調室空気が空気吸込み部10を介してユニット本体
1内に吸込まれ、エアーフィルタ6および熱交換器7を
通過し、吹出し部22から再び被空調室へ吹出されるよ
うになっている。
【0029】このように被空調室空気は、空気吸込み部
10、エアーフィルタ6、熱交換器7、後板3、横流フ
ァン12および吹出し部22に沿って順次吹出されると
ころから、これら部材で空気流通路Sを構成することと
なる。
【0030】そして、上記空気流通路Sの構成部材であ
る、空気吸込み部10と、エアーフィルタ6と、熱交換
器7と、後板3と、横流ファン12および空気吹出し部
22のうちの少なくとも一つの部材の表面に光触媒層n
が形成される。
【0031】ここでは、図2(A),(B)に拡大して
示すように、空気吸込み部10を構成する前面グリル4
に設けられる前部吸込み口2a周面および上面グリル5
に設けられる上部吸込み口2b周面に上記光触媒層nが
形成される。
【0032】上記光触媒層nは、一次粒子径50nm以下
のアナターゼ型酸化チタン粒子からなる。すなわち、光
触媒層nの成形工程を説明すれば、はじめに、一次粒子
径50nm以下のアナターゼ型酸化チタン粒子をシリコー
ン樹脂バインダ液に分散して、スラリを形成する。
【0033】そしてこのスラリを、空気流通路構成部材
である前面グリル4に設けられる前部吸込み口2a表面
および上面グリル5に設けられる上部吸込み口2b表面
に塗布する。
【0034】ついで、各グリル4,5を焼成することで
スラリが固形化し、前部吸込み口2a表面および上部吸
込み口2b表面に沿って表層化される。このようなグリ
ル4,5をユニット本体1の所定位置に組み込んで、冷
凍サイクル運転を行う。上述したように、被空調室空気
は空気吸込み部10を介してユニット本体1内に吸込ま
れ、熱交換されて吹出し部22から再び室内に吹出され
る。
【0035】その一方で、被空調室Rには照明灯Hが設
けられていて、ここから照射される光が室内ユニットY
に到達する。光は室内ユニットY表面である吸込み部1
0を照射するところから、この表面に形成される光触媒
層nに吸収される。光触媒層nでは、光を吸収して活性
化し励起される。
【0036】吸込み部10を介してユニット本体1内に
吸込まれる被空調室空気は、光触媒層nに接触する。励
起した光触媒層nは、空気に含まれる臭いの成分粒子、
あるいは空気に含まれる水蒸気や細かい油粒などを確実
に捕捉して分解する。
【0037】すなわち、臭気成分などは光触媒層nに接
触して酸化分解除去され、無臭気成分に換る。同時に、
臭気成分などとともに空気に含まれる有機汚染物質も酸
化分解除去される。
【0038】被空調室空気は吸込み部10を通過する際
に光触媒層nによって脱臭され、さらには殺菌がなされ
る。熱交換器7を介して吹出し部22から吹出される熱
交換空気は完全に脱臭・防菌・清浄化されたものとな
る。
【0039】このようにして、熱交換空気は光触媒層n
の触媒作用によって、高い衛生度を有した状態に変換さ
れ、被空調室R内へ吹出される。しかも、光触媒はそれ
自体が光を受けて励起、再生する特性があるので、長期
の使用に亘っても少しの劣化もなく、その作用効果は半
永久的に継続保持され、何らのメンテナンスも不要であ
る。
【0040】さらに、従来のフィルタ挿入方式とは異な
り、空気流の妨げとなる構造を追加せずにすみ、既存の
室内ユニットYの空気流通路S途中に脱臭機能を付与で
きるため、圧力損失の問題が生じることがなく、加えて
脱臭機構付与にともなう室内ユニットYの奥行きサイズ
を増大することもなく、コンパクトを保持できる。
【0041】以下は、実際に行った実験例である。すな
わち、前面パネル4の吸込み口2aを構成するグリルと
して、ステンレス製のパンチングメタル板(180mm×
540mm、開口率50%)で形成し、その表面に一次粒
子径10nmのアナターゼ型酸化チタンTiO2 粒子を分
散させたスラリ液を塗布し、そのあと焼き付けして膜厚
3〜4μm のTiO2 光触媒コーティング層を設けた。
【0042】このような前面パネル4を備えた室内ユニ
ットYを、濃度100ppm のイソプレンガスを注入し
た、容積0.7m3 の試験室内に設置する。そして、同
試験室に備えた200Wの蛍光灯を点灯し、かつその状
態で12時間継続して送風運転を行う。
【0043】時間が経過したら送風運転を一旦停止し
て、試験室内における第1回目のイソプレンガス残存率
を測定した。つぎに、試験室内に再び100ppm のイソ
プレンガスを注入し、上記蛍光灯は点灯したまま12時
間継続して送風運転を行い、そのあと第2回目のイソプ
レンガス残存率を測定した。
【0044】また、比較例として、同じ室内ユニットの
エアーフィルタと熱交換器との間に、粒径70〜200
メッシュの活性炭をハニカム状コアに添着した40mm×
200mm×5mmtのフィルタを介設したものについて
も、同様の条件下で測定した。
【0045】第1回目の脱臭実験におけるイソプレン残
存率(%)は、光触媒塗布品では61であるのに対し
て、活性炭品では59であり、光触媒塗布品および活性
炭品はともに、ほぼ同等の残存率であった。
【0046】ただし、第2回目の脱臭実験におけるイソ
プレン残存率(%)は、光触媒塗布品が60であるのに
対して、活性炭品では98であった。すなわち、光触媒
塗布品の残存率は第1回目とほとんど変わりがなく、同
等の脱臭効果を奏するのに対して、活性炭品ではイソプ
レンガスがほとんど吸着されない飽和吸着状態となって
いる。
【0047】このようにして実験結果によれば、光触媒
品が活性炭品よりも長期間に亘り、その効果発現を維持
できることが確認された。なお、上記光触媒層nは、上
述した空気吸込み部10以外に、空気流通路Sを構成す
る部材として、エアーフィルタ6、熱交換器7、後板
3、横流ファン12および吹出し部22の、少なくとも
一つの構成部材の表面に形成してもよい。
【0048】また、上記光触媒層nを形成する手段とし
て、空気流通路Sを構成する部材の成形時に、一次粒子
径50nm以下のアナターゼ型酸化チタン粒子を、部材素
材中に練りこみ固定化することであってもよい。
【0049】さらに、光触媒を励起するための光源とし
て、蛍光灯などの単なる照明灯ばかりでなく、光触媒を
より効率よく励起して活性分解作用を行わせる酸化チタ
ン半導体のバンドキャップ(基底状態から励起状態のエ
ネルギの値の差)に近い波長の光を照射する光源を用意
するとよい。
【0050】空気流通路Sを構成する部材として、特
に、横流ファン12など室内ユニットY内部に配置さ
れ、外部光源からの光が到達し難い部材に光触媒層nを
設けた場合は、この光触媒層nにより効果的に光を導く
ための反射、導光機構を室内ユニット内に備えることに
より、高い脱臭効果を得られる。
【0051】たとえば図3に示すように、熱交換器7お
よび横流ファン12の表面に光触媒層nを設けた場合
は、外部の照明灯の光が到達し難いので、ユニット本体
1内部の必要箇所に光源Ha,Hbを備える。
【0052】なお、ここでは2本の光源を備えたが、1
本の光源のみとし、反射機構を備えることによって他の
光源に代えることもできる。あるいは図4に示すよう
に、横流ファン12の表面に光触媒層nを設けた場合
は、空気通風路Sから外れた位置に光源Hcを配置し、
この投光部aに対向して導光機構である光ファイバ束F
を設ける。
【0053】すなわち、上記光ファイバ束Fは、その一
端部が光源Hcの投光部aに対向しており、かつ可能な
限り空気通風路Sの通風上の支障とならない位置を選択
し屈曲して延出される。その他端部は、横流ファン12
の軸方向に沿って所定間隔を存して対向する。
【0054】このように、光ファイバ束Fを用いて導光
機構を構成すれば、光源Hcの位置の選択自由度が増し
て設計上有利となり、しかも空気通風路Sの通風抵抗を
抑制できる。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、室
内ユニットに脱臭機能を備えることは勿論、その有効期
間の大幅な延長を得て、有効性の増大およびメンテナン
ス性の向上を図れ、快適居住空間の保持に極めて有効で
ある効果を奏する。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、空気調和機室内ユ
ニットの概略の縦断面図。
【図2】(A),(B)は、同実施の形態の、吸込み部
の拡大した縦断面図。
【図3】他の実施の形態を示す、空気調和機室内ユニッ
トの概略の縦断面図。
【図4】さらに他の実施の形態を示す、光源からの光を
光触媒層へ導くための導光機構の説明図。
【符号の説明】
Y…室内ユニット、S…空気流通路、10…空気吸込み
部、6…エアーフィルタ、7…熱交換器、3…後板、1
2…横流ファン、22…吹出し部、n…光触媒層、F…
光ファイバ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−133408(JP,A) 特開 平1−159033(JP,A) 特開 平7−171408(JP,A) 特開 平1−189321(JP,A) 特開 平1−218635(JP,A) 特開 昭62−255741(JP,A) 特開 昭63−80833(JP,A) 特開 平8−296992(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内ユニットと、この室内ユニットに備え
    られ空気流通路を構成する部材とを具備した空気調和機
    において、 一次粒子径50nm以下のアナターゼ型酸化チタン粒子を
    シリコーン樹脂バインダ液に分散して形成されたスラリ
    を、上記室内ユニット内部の上記空気流通路構成部材表
    面に塗布して固形表層化させ、さらに酸化チタン半導体
    のバンドキャップに近い波長の光を照射する光源からの
    光を受けることによって励起する光触媒層を具備すると
    ともに、 上記室内ユニット内部に、上記光源および上記光源から
    の光を光触媒層へ導くための反射、導光機構を備えたこ
    とを特徴とする空気調和機。
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