JPH06102155B2 - 脱臭剤・脱臭剤の製造方法・脱臭方法・脱臭装置およびこの脱臭装置を備えた冷凍サイクル装置 - Google Patents

脱臭剤・脱臭剤の製造方法・脱臭方法・脱臭装置およびこの脱臭装置を備えた冷凍サイクル装置

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JPH06102155B2
JPH06102155B2 JP63047141A JP4714188A JPH06102155B2 JP H06102155 B2 JPH06102155 B2 JP H06102155B2 JP 63047141 A JP63047141 A JP 63047141A JP 4714188 A JP4714188 A JP 4714188A JP H06102155 B2 JPH06102155 B2 JP H06102155B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷蔵庫・空気調節器等の冷凍サイクル装置に
用いられる脱臭剤・脱臭方法・脱臭装置、または脱臭剤
の製造方法さらに、この脱臭装置を備えた冷凍サイクル
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、冷蔵庫・空気調節器等の冷凍サイクル装置の脱臭
剤としては、活性炭が用いられていた(例えば実開昭47
−22566号)。
また、TiO2等の光触媒を備え、この光触媒に紫外線を照
射して、空気中に含まれる悪臭成分を分解することによ
り脱臭をおこなう従来例も存在していた。
さらに、オゾン発生装置およびオゾン反応装置を備え、
発生するオゾンにより悪臭成分を分解して、脱臭をおこ
なう従来例も存在していた(例えば特開昭61−93381
号、実開昭61−205381号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記活性炭を用いた従来例では、濃度の
高い悪臭ガスが存在する場合には、活性炭の吸着能力が
飽和し、脱臭効果を短時間しか維持できないという課題
があった。
また、光触媒に紫外線が照射して脱臭をおこなう従来例
では、光触媒に紫外線を常時照射しなければならず、ま
た光触媒は紫外線照射手段の一方側にしか設けられてい
ないため、触媒反応効率が十分でなく、そのために脱臭
効率が低いという課題があった。
本発明は係る問題点を解決するために、脱臭効果を長時
間維持でき、かつ脱臭効率が高い脱臭剤・その製造方法
・脱臭方法・脱臭装置およびこの脱臭装置を備えた冷凍
サイクル装置を提供することをその目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る脱臭剤は、吸
着剤と光触媒との混合物を焼結してなることを特徴とす
るものである。また、これらにII a・III a・IV a・V a
・VI a・VIII・I b・II b・III b・IV b族の少なくとも
1種の元素を含有する第2成分が含まれてなることを特
徴とするものである。さらに、吸着剤と光触媒との混合
物は、多孔質吸着剤の表面に酸化チタンまたは酸化チタ
ンと特定の添加物との混合物を被覆してなることを特徴
とするものである。
さらに、上記目的を達成するために、本発明に係る脱臭
剤の製造方法は、上記脱臭剤の成分の混合物を焼結して
多孔状に形成することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る脱臭方
法は、上記脱臭剤に紫外線を照射することを特徴とする
ものである。
また、上記目的を達成する本発明に係る脱臭装置は、空
気循環経路に設けられた紫外線照射手段の周囲に、上記
脱臭剤が配置されたことを特徴とするものである。さら
に、紫外線照射手段が空気循環道に設けられてなり、か
つこの経路の上流側には上記脱臭剤が配置され、下流側
には吸着剤が配置されてなることを特徴とするものであ
る。
さらに、上記目的を達成する本発明に係る冷凍サイクル
装置は、上記脱臭装置を備えたことを特徴とするもので
ある。
上記本発明に係る脱臭剤において、吸着剤としては、活
性炭・アルミナ・シリカの少なくとも1種を用いること
ができる。また上記光触媒としては、TiO2・SnO2・ZnO
等のn型半導体の少なくとも1種を用いることができ
る。また、上記第2成分としては、Cu・Zn・La・Mo・V
・Sr・Ag・Ba・Ce・Sn・Fe・W・Pt・Pd・Mg・Alの少な
くとも1種を含有するものであることが望ましい。第2
成分として、は単体またはこれらの硝酸塩・酸化物・塩
化物・硫酸塩の化合物であってもよい。
上記本発明に係る脱臭剤に用いられる光触媒は、5〜50
重量%含有されることが望ましい。5重量%未満では、
悪臭成分の分解の効率が低下し、一方50重量%を超える
と総体的に吸着剤の量が減るために、吸着能力が低下す
る。
上記本発明に係る吸着剤に用いられる第2成分は、0.5
〜40重量%含有されることが望ましい。0.5重量%未満
では、悪臭成分を分解する効率が低下し、一方40重量%
を超えると、相対的に吸着剤および光触媒の量が低下す
るために、分解活性および吸着能力が低下するためであ
る。
本発明に係る脱臭剤の形状は、ハニカム状、板状、網
状、ペレット状の多孔状であることが望ましい。これ
は、多孔状にすることにより脱臭剤内を悪臭成分を含ん
だ空気を導入することができ、かつ多孔状とすることに
より悪臭成分と脱臭剤との接触面積を大きくすることが
できるからである。
上記本発明に係る脱臭剤の製造方法としては、上記本発
明に係る脱臭剤の成分の混合物を焼結するものであり、
焼結温度は500℃以下が望ましい。500℃以下の焼結で、
安定した光触媒活性が得られるからである。また、その
他の製法としては、光触媒または光触媒と第2成分の混
合物を吸着剤に担持させることによりおこなうこともで
きる。
上記吸着剤に用いられる光触媒の原料として、例えばTi
O2を例にとると、酸化チタン、含水酸化チタン、四塩化
チタン、硫酸チタン、有機チタン化合物等を用いること
ができる。
上記のような脱臭剤の調整法としては、通常使用される
沈澱法、混錬法、含浸法、蒸発乾固法等を使用すること
ができる。このような脱臭剤によって分解かつ吸着され
る悪臭成分は、硫黄化合物、有機化合物および窒素化合
物等である。
〔作用〕
上記本発明に係る吸着剤と光触媒とを含んでなる脱臭剤
によれば、悪臭成分ガスが、吸着剤に吸着され、紫外光
が照射され、つまり、バンドギャップ以上のエネルギー
光が光触媒に照射されることにより励起され、伝導帯に
電子(又はラジカル)が生じ、価電子体に正孔(又はラ
ジカル)が生ずる。この電子および正孔(又はラジカ
ル)が光触媒粒子内を拡散し、表面に達すると悪臭成分
との間で電子の授受があり、悪臭成分が分解される。こ
のような本発明に係る脱臭剤によれば、悪臭成分ガス
が、吸着剤に吸着され、悪臭成分を吸着剤に吸着した状
態で光触媒において、悪臭成分を分解しているために、
光触媒単独で悪臭成分を分解する場合に比べ、分解効率
が高くなるとともに、吸着効率を長時間維持できる結
果、脱臭効率が向上する。すなわち、紫外光が照射され
ると、その光エネルギーにより吸着剤中に吸着された悪
臭成分が蒸発して、光触媒内の細孔に至り、分解される
ものである。
このような脱臭剤にさらに前記第2成分を加えると、光
触媒の分解効率が向上し、この結果脱臭効率を長時間維
持することができる。
上記脱臭剤の形状を前記のごとく多孔状にすることによ
り、悪臭成分と脱臭剤との接触面積が大きくなり、脱臭
効率が向上する。
また上記脱臭剤に紫外線を照射することにより、悪臭成
分を高い分解効率のもので分解でき、その結果脱臭効果
の高い脱臭方法を提供できる。
また、上記脱臭剤の基本成分の混合物を焼結して多孔状
にする脱臭剤の製造方法によれば、脱臭剤と光触媒また
は光触媒と第2成分との混合物をコーティングした場合
は、光触媒等が吸着剤の表面にしか存在しないことによ
り、吸着剤に吸着された悪臭成分のうち光触媒等が存在
していない内部に吸着された悪臭成分は分解されずに残
存してしまうのに対して、悪臭成分をすべて分解するこ
とができる。
紫外線照射手段の周囲に上記脱臭剤を配置した脱臭装置
では、紫外光をすべて脱臭反応に利用することができる
ために脱臭効率が向上する。
また上流側に上記脱臭剤を配置し、下流側に吸着剤を配
置した脱臭装置によれば、悪臭成分の分解生成物、例え
ば、硫黄、アルコール等の比較的有害な物質が下流の吸
着層で吸着できる。
さらに、このような脱臭装置を備えた冷蔵庫・空気調節
器の冷凍サイクル装置は、装置内を循環する空気の脱臭
を確実におこなうことができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。
(実施例1) 次に示す実施例は、本発明に係る脱臭剤を作成し、この
脱臭剤の吸着能力を試験した結果について示したもので
ある。
実施例脱臭剤1 含水酸化チタン(TiO230%)100gに酸化第1錫19gを溶
かした水溶液を添加して、よく混合する。この混合ゾル
に蒸溜水を添加して希釈し、コーティング剤とする。こ
のコーティング剤を活性炭ハニカム担体(多孔質)(20
×45×90)に3〜5回の回数に分けてコーティングす
る。このコーティング後は150℃で乾燥する。乾燥後は3
00℃で2時間焼成して、脱臭剤1とした。この脱臭剤
は、活性炭担体に対し、TiO2が30重量%、SnO2が10重量
%含有されているものである。
実施例脱臭剤2 含水チタン100gに蒸溜水を添加して希釈し、コーティン
グ剤とする。このコーティング剤を活性炭ハニカム担体
に3〜5回に分けてコーティングする。このコーティン
グ後は150℃で乾燥する。乾燥後は300℃で2時間焼成し
て吸着剤2とした。この吸着剤は活性炭担体に対し、Ti
O2を30重量%含有している。
実施例脱臭剤3〜5 脱臭剤1の調整において、酸化錫の添加量を種々変えて
脱臭剤3〜5を調整した。それぞれの脱臭剤中の酸化錫
の含有量は次の通りである。
脱臭剤3 TiO2−SnO2(1重量%) 脱臭剤4 TiO2−SnO2(5重量%) 脱臭剤5 TiO2−SnO2(20重量%) 比較例脱臭剤1 上記脱臭剤2の調整法において、含水チタンをコーティ
ングしない活性炭ハニカム担体を比較例脱臭剤1とし
た。
実施例脱臭剤6〜20 酸化第1錫の代りに、それぞれ硝酸銅、硝酸ランタン、
モリブデン酸アンモニウム、硫酸亜鉛、塩化第2鉄、メ
タバナジン酸アンモニウム、硝酸ストロンチウム、硝酸
リン、塩化白金酸、硝酸マグネシウム、硝酸パラジウ
ム、硝酸アルミニウム、硝酸バリウム、硝酸セリウム、
パラタングステン酸アンモニウムを用いて実施例脱臭剤
6〜20を得た。
破過時間の測定 調整した上記脱臭剤を箱型ケースに設置し、箱型ケース
内に悪臭ガス成分があるジメチルサルファイド(500ppm
の模擬ガス)を流した。ハニカム状の上記脱臭剤に模擬
ガスを飽和吸着に達するまで流して劣化させた後、4Wの
キセノンランプで250nmの紫外光を照射させて、模擬ガ
スを分解、脱着させた後、再び模擬ガスを流して、ジメ
チルサルファイドの流出をガスクロマトグラフで分析し
た。
脱臭剤の能力は、光照射前後のジメチルサルファイドの
破過時間により求めた。したがって、破過時間が長く照
射前後の差の少ないほど分解活性が高いことになる。な
お、ここにおいて破過時間とは、横軸に時間をとり、縦
軸に悪臭成分ガスの吸着量(触媒1g当り)のグラフをと
った場合に、ある時間を境にして吸着量がプラトーにな
る場合の、その時間をいう。
破過時間の測定結果を次の第1表に示す。
このような第1表から判るように、脱臭剤1〜20は、比
較例脱臭剤1に比べて光照射後の分解が著しく、光照射
前の破過時間とほぼ同じとなった。このことから、本実
施例に係る脱臭剤は、分解活性が高く、脱臭能力が大き
いことが判る。しかも、脱臭能力が長時間維持できるも
のである。
また、上記第1表によれば、脱臭剤に光触媒単独にコー
ティングした場合(実施例脱臭剤2)に比べ、さらに第
2成分を添加した方が、脱臭効果が高いことがわかる。
(実施例2) この実施例では、脱臭剤の作成方法を終えて、作成され
た結果の吸着能力の試験をおこなった。
実施例脱臭剤21 被表面積1250m2/gの活性炭と含水TiO2ゾル(TiO230重量
%含有)を混合し、これに粘着剤であるPVA(ポリビニ
ルアルコール)を5重量%添加した。この混合物をハニ
カム状に成形した後、500℃で焼成し、実施例脱臭剤21
とした。最終のTiO2含有量は20重量%である。
この脱臭剤に悪臭の模擬ガス(ジメチルサルファイド50
0ppm)を流通させてガスを吸着させながら、出口ガスの
濃度を分析した。出口ガスの濃度が500ppmになる時間を
測定し、これを飽和時間Tとした。はじめにかかった時
間T0と、光照射して吸着ガスを分解後にもう一度模擬ガ
スを吸着させたときの時間T1を次の第2表に示す。T0
T1が同じであることから、はじめに吸着されたガスは光
照射することですべて分解され、T1ではT0と同じ量のガ
スが吸着されていることがわかる。なお、吸着量は2%
(対脱臭剤)であった。
比較例脱臭剤2 市販の活性炭ハニカムに含水TiO2ゾル(TiO230重量%を
含有)を含浸によりコーティングした。これを500℃で
焼成し比較例脱臭剤2とした。最終のTiO2含有量は20重
量%である。含有して上記実施例脱臭剤21と同じ重量だ
けこの脱臭剤を用いて、前記実施例脱臭剤21における操
作と同様の方法により飽和時間T0とT1を測定した。T0
場合の飽和吸着量は2%であった。さらにT1測定後に光
照射して吸着ガスを分解後、模擬ガスを吸着させT2を測
定した。T1、T2の場合の飽和吸着量は1.5%であった。T
0、T1、T2を次の第2表に示す。T0に比較して、T1、T2
が減少していることから、一度ガスを吸着させてこれを
分解した後は、吸着量が比較例脱臭剤2では減っている
ことが判る。またT1とT2が同じであることから、この脱
臭剤中には常に定量のガスが光照射では分解されずに残
存していることが判る。これは、活性炭ハニカムに光触
媒成分をコーティングすると、光触媒が存在しない活性
炭部分が生じるのに対して、前記実施例脱臭剤21では、
光触媒と吸着剤との混合物をハニカム状に成形している
ため、光触媒と吸着剤とが均一に接触して、吸着剤に吸
着された悪臭ガス成分を光触媒で確実に分解することが
できるためである。
実施例脱臭剤22 実施例脱臭剤21と同様に活性炭と含水TiO2ゾルを混合
し、これにPVAを添加した混合物のスラリーを、金網に
塗布して乾燥後、500℃で焼成し、板状脱臭剤とした。
実施例脱臭剤21と同じ重量だけこの脱臭剤を用いて、同
じ方法により、飽和時間T0・T1を測定した。このときの
飽和吸着量は2%であった。このT0・T1を第2表に示
す。第2表から判るように脱臭剤の形状が板状であって
も、実施例脱臭剤21のハニカム状の場合と同様の効果を
有する。
以上本実施例では脱臭剤の形状としてハニカム状または
板状について説明したが、その他ペレット状に構成する
こともできる。この場合はペレット状の脱臭剤の複数個
を、一定の容器につめて、この容器に悪臭ガスを導通す
ることによって脱臭をおこなうものである。
(実施例3) 本実施例では紫外線照射手段の周囲に上記脱臭剤を配置
してなる脱臭装置の一実施例について説明する。
第1図はその一実施例に係る脱臭装置の横断面構成図を
示したものである。
第1図において、箱型脱臭ケース1内には紫外線照射手
段としての紫外線ランプ2が設けられている。この紫外
線ランプ2は、外部からの空気導入経路の途中に設けら
れてなり、この紫外線ランプ2の上流側及び下流側すな
わち紫外線ランプ2の正面および背面には、上記脱臭剤
が配置された脱臭剤層3が設けられている。この脱臭剤
層3の下流側には、吸気ファン4が設けられている。
このように構成された脱臭装置では、吸気ファン4の回
転により、悪臭ガスを含んでなる空気Aが、脱臭剤層3
を通過して悪臭ガス成分が吸着され、紫外線ランプ2の
作用により、分解される。この結果脱臭された空気C
が、系外に供給されることになる。
上記本実施例によれば、紫外線ランプ2からの紫外光
を、その正面と背面に設けられた脱臭剤層で効率よく利
用することができるために、脱臭効率が向上するととも
に、脱臭層3を2重に設けていることから、悪臭成分を
確実に吸着、分解して脱臭効果を長時間にわたって維持
することができる。
(実施例4) 本実施例では、上記脱臭剤3の下流側に、吸着層20が設
けられた脱臭装置の一実施例について説明する。第2図
はその一実施例に係る脱臭装置の横断面構成図を示した
ものである。
第2図において、第1図と同一の部分については同一の
符号を付しその説明を省略する。第2図に示す脱臭装置
では、紫外線ランプ2の下流側に上記脱臭剤層3を設
け、さらにその下流に吸着層20が設けられている。本実
施例では、紫外線ランプ2の照射により、脱臭剤層3の
光触媒が励起されて悪臭成分が分解し、分解ガスBが生
成する。この分解ガスBは、下流側の吸着層20において
ほぼ完全に吸着され、確実に脱臭された空気Cとなる。
空気中に含まれる悪臭成分として、イオウ化合物、窒素
化合物、有機化合物等があるが、これらは前述のごとく
脱臭剤層3で分解される。この分解後のガスは悪臭でな
い半面、ときによっては有害な場合もある。そこで、下
流側に吸着層20を設けることにより、悪臭成分の分解生
成物をほぼ完全にここで吸着することができる。したが
って、完全に脱臭されることになる。
なお、紫外線ランプ2の照射は、間欠点燈と、連続点燈
と、あるいは外部より人為的に点燈するように構成する
こともできる。
次に上記第2図で説明した脱臭装置を用いて、脱臭性能
を調べた。この試験は、悪臭ガスの模擬ガス(ジメチル
サルファイド500ppm−N2)を用いた。第3図にその結果
を示す。
第3図に示すように、模擬ガスを空気脱臭装置に流通さ
せると、時間の経過に従い模擬ガス濃度は増加し、遂に
は飽和吸着に対して流出する。流出後のガスの分析は、
ガスクロマトグラフを用いた。次に、紫外線ランプを照
射すると、第2図に示すごとく、吸着層出口の模擬ガス
が長時間にわたって流出せず、本実施例による脱臭装置
の脱臭性能が良好であることが判った。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る吸着剤と光触媒とを
含んでなる脱臭剤によれば、悪臭成分ガスを吸着し、次
いでこれを分解することができるために、脱臭効率が向
上し、かつ脱臭効果を長期間にわたって維持することが
できる。
また、光触媒の活性を向上させる第2成分が添加された
本発明によれば、悪臭成分の分解効率がさらに向上し、
脱臭効果を長期にわたって維持することができる。
また、上記脱臭剤が多孔状に形成されてなる本発明によ
れば、脱臭剤中に空気の流通が良好になり、かつ悪臭成
分ガスと脱臭剤との接触面積が向上し、脱臭効果が向上
する。
また、脱臭剤の各成分の混合物を焼結して多孔状に形成
してなる本発明によれば、吸着剤と光触媒とが均一に混
合するために、吸着した悪臭成分を完全に分解すること
ができる。
また、上記このような脱臭剤に紫外線を照射してなる本
発明に係る脱臭方法によれば、悪臭成分ガスを長期にわ
たって効率よく分解し、脱臭することができる。
また、空気循環経路に設けられた紫外線照射手段の周囲
に、上記脱臭剤を配置した本発明によれば、紫外線の脱
臭剤に当たる面積が大きくなり、脱臭効率が向上する。
また、空気循環経路の上流側に上記脱臭剤を設け、下流
側に吸着剤を配置した本発明にかかる脱臭装置によれ
ば、吸着剤で分解された悪臭成分ガスの分解生成物を、
吸着剤でほぼ完全に除去できる結果、完全な脱臭をおこ
なうことができる。
さらに、このような脱臭装置を備えた冷蔵庫、空気調和
器等の冷凍サイクル装置に係る本発明によれば、このよ
うな装置の脱臭を完全におこなうことができるため、装
置の利用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る脱臭装置の一実施例を示す横断
面構成図、第2図はこの脱臭装置の他の実施例を示す横
断面構成図、第3図は第2図の装置を用いて脱臭性能を
調べた結果を示すグラフである。 1……箱型脱臭ケース 2……紫外線ランプ 3……脱臭剤層 4……吸気ファン 20……吸気層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/00 Z 8017−4G F25D 23/00 302 M 7380−3L (72)発明者 本地 章夫 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 渡辺 紀子 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 舘 隆広 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 加茂 友一 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 中 礼司 栃木県下都賀郡大平町富田800番地 株式 会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 角田 照夫 栃木県下都賀郡大平町富田800番地 株式 会社日立製作所栃木工場内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸着剤と光触媒との混合物を焼結してなる
    ことを特徴とする脱臭剤。
  2. 【請求項2】吸着剤と、光触媒と、II a・III a・IV a
    ・V a・VI a・VIII・I b・II b・III b・IV b族の少な
    くとも1種の元素を含有する第2成分との混合物を焼結
    してなることを特徴とする脱臭剤。
  3. 【請求項3】吸着剤と光触媒との混合物は、多孔質吸着
    剤の表面に酸化チタンを被覆してなることを特徴とする
    請求項1または2記載の脱臭剤。
  4. 【請求項4】吸着剤と光触媒との混合物は、多孔質吸着
    剤の表面に30重量%の酸化チタンと10重量%の酸化錫と
    の混合物を被覆してなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の脱臭剤。
  5. 【請求項5】前記吸着剤が、活性炭・アルミナ・シリカ
    の少なくとも1種であり、前記光触媒が、TiO2・SnO2
    ZnOの少なくとも1種であり、前記第2成分は、Cu・Zn
    ・La・Mo・V・Sr・Ag・Ba・Ce・Sn・Fe・W・Pt・Pd・
    Mg・Alの少なくとも1種を含有するものであることを特
    徴とする請求項1,2,3または4記載の脱臭剤。
  6. 【請求項6】吸着剤と光触媒との混合物は、多孔質吸着
    剤の表面に30重量%の酸化チタンと1重量%の酸化錫と
    の混合物を被覆してなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の脱臭剤。
  7. 【請求項7】吸着剤と光触媒との混合物は、多孔質吸着
    剤の表面に30重量%の酸化チタンと5重量%の酸化錫と
    の混合物を被覆してなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の脱臭剤。
  8. 【請求項8】吸着剤と光触媒との混合物は、多孔質吸着
    剤の表面に30重量%の酸化チタンと20重量%の酸化錫と
    の混合物を被覆してなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の脱臭剤。
  9. 【請求項9】吸着剤と光触媒との混合物は、多孔質吸着
    剤の表面に、硝酸銅、硝酸ランタン、モリブデン酸アン
    モニウム、硝酸亜鉛、塩化第2鉄、メタバナジン酸アン
    モニウム、硝酸ストロンチウム、硝酸リン、塩化白金
    酸、硝酸マグネシウム、硝酸パラジウム、硝酸アルミニ
    ウム、硝酸バリウム、硝酸セリウム、パラタングステン
    酸アンモニウムのうちいずれか1つのものと酸化チタン
    との混合物を被覆してなることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の脱臭剤。
  10. 【請求項10】前記光触媒が5〜50重量%含有されてな
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の脱
    臭剤。
  11. 【請求項11】前記第2成分が、0.5〜40重量%含有さ
    れてなることを特徴とする請求項2,3,4,5,6,7,8または
    9記載の脱臭剤。
  12. 【請求項12】混合物を焼結して多孔状に形成すること
    を特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の脱臭剤の
    製造方法。
  13. 【請求項13】請求項1〜11のいずれかに記載の脱臭剤
    に紫外線を照射することを特徴とする脱臭方法。
  14. 【請求項14】空気循環経路に設けられた紫外線照射手
    段の周囲に、請求項1〜11のいずれかに記載の脱臭剤が
    配置されてなることを特徴とする脱臭装置。
  15. 【請求項15】紫外線照射手段が空気循環経路に設けら
    れてなり、かつ該空気循環経路の上流側に請求項1〜11
    のいずれかに記載の脱臭剤が配置され、下流側に吸着剤
    が配置されたことを特徴とする脱臭装置。
  16. 【請求項16】請求項14または15記載の脱臭装置を備え
    た冷蔵庫、空気調整器等の冷凍サイクル装置。
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