JP2002085534A - 脱臭浄化用エレメントおよびこれを用いた脱臭浄化ユニット並びに同ユニットを用いた脱臭浄化システム - Google Patents

脱臭浄化用エレメントおよびこれを用いた脱臭浄化ユニット並びに同ユニットを用いた脱臭浄化システム

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JP2002085534A
JP2002085534A JP2000281807A JP2000281807A JP2002085534A JP 2002085534 A JP2002085534 A JP 2002085534A JP 2000281807 A JP2000281807 A JP 2000281807A JP 2000281807 A JP2000281807 A JP 2000281807A JP 2002085534 A JP2002085534 A JP 2002085534A
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Satoshi Anzai
安斎  聡
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ANZAI KANTETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱臭浄化効率を向上させることが可能な脱臭
浄化用エレメントおよびこれを用いた脱臭浄化システム
を提供すること。 【解決手段】 第1と第2の網状部材3A,3Bとホル
ダ部材1とにより形成される空間2内に、金属繊維を基
材にして酸化チタンを担持させた光触媒物質PCが封入
され、第1と第2の網状部材3A,3Bはホルダ部材1
に対してスポット溶接により取り付けられる。これによ
り、脱臭浄化エレメント5の組み立て工数を削減するこ
とができ、低コストのエレメントを提供することができ
る。そして、光反応をもたらす紫外線の照射効率を向上
させることができると共に、触媒に対する空気の接触効
率を向上させることも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒作用を利用
して、例えば室内空間における臭気等を吸収分解する脱
臭浄化用エレメントおよびこれを用いた脱臭浄化ユニッ
ト並びに同ユニットを用いた脱臭浄化システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エアーコンディショナ等の普及に伴い、
密閉された居住空間が増加する一方、空気中に浮遊する
塵埃や臭気等を除去しようとする環境衛生に関する意識
が向上している。このような背景において、空気清浄機
や脱臭機が普及しており、また前記したエアーコンディ
ショナに脱臭機を付与した機器も普及している。
【0003】一方、昨今における空気清浄機において
は、集塵フィルタによる集塵性能に加えて脱臭性能も要
求されており、これらの機器に搭載される脱臭手段とし
ては、一般に活性炭等の多孔質吸着物質やゼオライトな
どの吸着剤を利用した脱臭フィルタが用いられている。
しかしながら、このようなフィルタにおいては、活性炭
やゼオライトなどの臭気吸着物質が比較的短時間で飽和
した状態となり、脱臭性能を維持するには定期的に交換
が必要となる。
【0004】そこで、これらの課題を解決するために、
最近においては光触媒を空気清浄機等に搭載させた機器
も普及しつつある。このような機器に使用される光触媒
エレメントとしては、主に熱可塑性樹脂やセラミックス
などを素材としてハニカム体構造を形成し、このハニカ
ム体構造の基材に、酸化チタンを担持させたものが提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな光触媒を用いる場合においては、触媒に捕捉された
臭気成分等を分解するために、紫外線(λ=400nm
以下)の光を照射する必要がある。さらに臭気成分等を
含んだ空気を前記触媒に積極的に接触させるために、室
内空気を循環させるための送風ファンが利用される。
【0006】しかしながら、前記した構成の光触媒を備
えたエレメントにおいては、紫外線の満足な照射効率を
得ることができず、また、光触媒への臭気成分を含んだ
空気の接触効率も十分なものが提供されていない。した
がって、これを脱臭浄化装置に装着しても脱臭浄化効率
が不満足な場合が多い。さらに、前記した従来の光触媒
を備えたエレメントにおいては、製造上の容易性に欠け
るところが多く、必然的にコストの上昇を招来させると
いう問題を抱えている。
【0007】本発明は、前記した従来の光触媒エレメン
トにおける問題点を解消しようとするものであり、触媒
に捕捉された臭気成分を分解するための紫外線の照射効
率を向上させることができ、また光触媒に対する空気の
接触効率を向上させることが可能な低コストの脱臭浄化
用エレメントおよびこれを用いた脱臭浄化ユニット並び
に同ユニットを用いた脱臭浄化システムを提供すること
を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した課題を達成する
ためになされた本発明にかかる脱臭浄化用エレメント
は、金属繊維を基材として、その表面に酸化チタンを担
持させた光触媒物質を用いた点に特徴を有する。この場
合、前記金属繊維の素材として、好ましくはチタンが用
いられる。また、前記金属繊維の素材として、ステンレ
ス鋼も好適に用いることができる。そして、前記金属繊
維は、好ましくは織布、不織布、または焼結シートの形
態で利用することができる。
【0009】加えて、好ましい実施の形態においては、
平板状に形成された第1と第2の金属製の網状部材と、
前記第1と第2の網状部材が両面に接合されて、内部に
空間部が形成される金属性の平板状ホルダ部材とが具備
され、前記第1と第2の網状部材とホルダ部材とにより
形成される空間部に、前記光触媒物質が封入された構成
とされる。
【0010】また、好ましい他の実施の形態において
は、枠状に形成されたホルダ部材と、当該ホルダ部材の
一面に接合される網状部材とによって形成される両者の
空間部に、前記光触媒物質が封入された構成とされる。
この場合、前記光触媒物質の基材を構成する金属繊維
が、好ましくは織布または不織布の形態になされ、且つ
波形に成形された状態で、前記ホルダ部材と網状部材と
の空間部に配置される。
【0011】前記した構成による脱臭浄化用エレメント
によれば、光触媒物質の基材として金属繊維が用いら
れ、これに光反応を呈する酸化チタンが担持されている
ので、紫外線発光ランプからの照射光を各繊維が立体的
に受けることができ、実質的に広い面積で紫外線照射光
が受光される。これにより、紫外線発光ランプからの紫
外線の受光効率を増大させることができ、光反応をより
促進させることに寄与できる。
【0012】また、光触媒物質の基材として金属繊維が
用いられているので、空気流路に配置されたエレメント
の通気性を向上させることができると共に、空気に対す
る接触面積を増大させることに寄与できる。これによ
り、脱臭浄化の効率を相乗的に向上させることが可能と
なる。
【0013】また、光触媒物質の基材としてチタン金属
繊維を用いることにより、光触媒として作用する後述す
るチタニアゾル溶液によってディプコーティングする際
におけるコーティング特性に優れた特質を十分に生かす
ことができる。また、チタン金属繊維は、化学的にも安
定しており、耐腐食性にも優れている。一方、前記基材
としてステンレス鋼による繊維を用いることにより、同
様に耐腐食性の特質を生かすことができ、耐久性に優れ
た脱臭浄化用エレメントを提供することができる。
【0014】そして、金属性の平板状ホルダ部材に形成
された空間部に、前記光触媒物質を挿入し、その両面に
第1と第2の網状部材を接合させた構成を採用すること
で、エレメントの基本構成を単純化させることができ
る。さらに、枠状に形成されたホルダ部材と、当該ホル
ダ部材の一面に接合される網状部材とによる空間部に、
前記光触媒物質を挿入した構成を採用することで、同様
にエレメントの基本構成を単純化させることができると
共に、その組み立て工数を削減させることに寄与でき
る。
【0015】一方、本発明にかかる脱臭浄化ユニット
は、前記した脱臭浄化用エレメントが用いられ、紫外線
発光ランプを挟むようにして、前記脱臭浄化用エレメン
トがそれぞれ平行状態に配置された構成とされる。この
場合、前記各脱臭浄化用エレメントの面方向が、前記紫
外線発光ランプの軸方向に平行状態となるようにそれぞ
れ配置された構成とすることが望ましい。
【0016】このように構成された脱臭浄化ユニットに
よれば、紫外線発光ランプを挟むようにして2枚の脱臭
浄化用エレメントがそれぞれ平行状態に配置されるの
で、発光ランプからの照射を両方向で受けることができ
る。したがって、脱臭浄化作用をより向上させることが
でき、しかもこれを用いた後述する脱臭浄化システムを
コンパクトに構成させることが可能となる。
【0017】そして、各脱臭浄化用エレメントの面方向
が、円柱状に形成された紫外線発光ランプの軸方向に平
行状態となるようにそれぞれ配置した構成を採用するこ
とで、エレメントの全面にわたってほぼ均等に紫外線照
射光を受けることができ、光反応の効率をより向上させ
ることができる。
【0018】一方、本発明にかかる脱臭浄化システムに
おける好ましい実施の形態においては、室内空気を取り
込んで再び室内に循環させるファンユニットが具備さ
れ、前記脱臭浄化ユニットがファンユニットの上流側に
配置された構成とされる。
【0019】この構成によれば、室内空気を取り込んで
再び室内に循環させるファンユニットは、2枚の脱臭浄
化用エレメントによって浄化された空気を吸引するよう
に作用するので、ファンユニットの汚染を極力低減させ
ることができ、メンテナンス性に優れた脱臭浄化装置を
提供することができる。そして、室内空気は循環脱臭が
なされるので、冷暖房による空気熱を逃がすことなく省
エネルギーに寄与することができる。
【0020】また、本発明にかかる脱臭浄化システムに
おける他の好ましい実施の形態においては、室内空気を
取り込んで再び室内に循環させるファンユニットと、天
井内に配置されて前記ファンユニットの作用による循環
空気を室内への吹き出し口側に導く送風路とが具備さ
れ、前記送風路中に前記脱臭浄化ユニットが配置された
構成とされる。この構成によれば、金属繊維が用いられ
た脱臭浄化ユニットを通過する空気流によって発生する
風切り音が、室内に漏洩する度合いを極端に小さくする
ことができる。
【0021】また、本発明にかかる脱臭浄化システムに
おけるさらに他の好ましい実施の形態においては、室内
空気を取り込むファンユニットと、前記ファンユニット
により取り込まれた室内空気を再び室内に循環させる第
1送風路または室外に送り出す第2送風路とに切り換え
て送風することができる送風切替えユニットとが具備さ
れ、前記第1送風路中に前記脱臭浄化ユニットを配置し
た構成とされる。
【0022】この場合、前記送風切替えユニットの出口
部分と前記第1送風路との間に、脱臭浄化ユニットを配
置することが望ましい。加えて、前記送風切替えユニッ
トは、望ましくは室内空気の汚染状態を感知するセンサ
ーの出力に基づいて、前記第1送風路または第2送風路
に切り換えて室内空気が送風されるように構成される。
【0023】この構成によれば、送風切替えユニットに
よって循環脱臭と換気とを切り換えることができ、同様
に省エネルギーに寄与することができると共に、さらに
室内空気の汚染状態を感知するセンサーを併用すること
で自動的に換気も実行され、快適な室内空間を維持する
ことができる。そして、前記送風切替えユニットの出口
部分と前記第1送風路との間に脱臭浄化ユニットを配置
した構成とすることで、同様に金属繊維が用いられた脱
臭浄化ユニットを通過する空気流によって発生する風切
り音が、室内に漏洩する度合いを極端に小さくすること
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる脱臭浄化用
エレメントの第1の実施の形態について、図1および図
2に基づいて説明する。図1は脱臭浄化用エレメントを
構成する平板状に形成された第1と第2の網状部材と、
同じく平板状に形成されたホルダ部材との構成を分解状
態で示したものである。また、図2は平板状ホルダ部材
内に光触媒物質を挿入し、その両面に第1と第2の網状
部材を接合させて光触媒物質を保持する状態を示してい
る。
【0025】図1における符号1は、平板状に形成され
た矩形状のホルダ部材を示しており、このホルダ部材1
は、金属素材により構成されている。この実施の形態に
おいては、ホルダ部材1の外側縁を形成する枠部材1a
と、当該枠部材の間に互いに平行状態に差し渡された2
本の桟部材1bとにより構成されており、枠部材1aと
桟部材1bとの間に空間部2が並列状態に形成されてい
る。そして、ホルダ部材1に形成された前記空間部2に
は、後で詳述する光触媒物質が挿入される。
【0026】また、前記ホルダ部材1の上下両面に接合
される金属製の網状部材3A,3Bが用意されており、
この網状部材3A,3Bは平板状にして、前記ホルダ部
材1と同寸法の矩形状に形成されている。そして、この
網状部材3A,3Bは好ましくはステンレス鋼により形
成されている。
【0027】図2は、前記ホルダ部材1に対して、第1
と第2の網状部材3A,3Bを接合させる状態を示して
おり、まずホルダ部材1の一方の面に対して網状部材を
重合し、ホルダ部材の外側縁を形成する前記枠部材1a
と、この枠部材の間に互いに平行状態に差し渡された桟
部材1bとに、網状部材の上面から適宜スポット溶接を
施すことにより、ホルダ部材1の一方の面に網状部材を
3A(3B)を固着させるようになされる。なお、図2
に示す符号4はスポット溶接を行った部分を示してい
る。
【0028】そして、ホルダ部材1の一方の面に網状部
材を3A(3B)を固着させた後に、これを裏返して光
触媒物質PCを、ホルダ部材1に形成された各空間部2
内に挿入する。さらに、ホルダ部材1の上面に他方の網
状部材を重合し、同様にして網状部材の上面から適宜ス
ポット溶接を施すことにより、ホルダ部材1に対して網
状部材を3A(3B)を固着させるようになされる。こ
れにより、前記各空間部2内に光触媒物質PCを封入し
た脱臭浄化用エレメント5が完成する。なお、図1およ
び図2に示した実施の形態において使用される光触媒物
質PCは、金属繊維の不織布を基材として、これに酸化
チタンを担持させた構成とされている。
【0029】図1および図2に示された脱臭浄化用エレ
メント5において使用される前記光触媒物質PCは、前
記したように、基材として金属繊維の不織布が用いられ
ている。この金属繊維の素材としては、チタン、ステン
レス鋼、銅、黄銅、アルミニウム等を用いることができ
るが、チタンまたはステンレス鋼を好適に用いることが
できる。
【0030】光触媒物質の基材としてチタン金属繊維を
用いることにより、光触媒として作用する後述するチタ
ニアゾル溶液によってディプコーティングする際におけ
るコーティング特性に優れた特質を十分に生かすことが
できる。そして、チタン金属繊維は、化学的にも安定し
ており、耐腐食性にも優れている。また、前記基材とし
てステンレス鋼による繊維を用いることにより、同様に
耐腐食性の特質を生かすことができ、耐久性に優れた脱
臭浄化用エレメントを提供することができる。
【0031】次に図3は、本発明にかかる脱臭浄化用エ
レメントの第2の実施の形態を示したものである。この
脱臭浄化用エレメント5において用いられる光触媒物質
PCは、金属繊維をシート状に形成し、これに酸化チタ
ンを担持させたものであり、酸化チタンを担持させたシ
ート状部材の全体が、面方向に屈曲された波形形状に成
形されている。この波形形状に成形された光触媒物質P
Cは、枠状のホルダ部材1内に、図中裏面側から挿入さ
れ、さらにその裏面に接合される網状部材3によって、
ホルダ部材1内に保持された構成とされている。
【0032】この図3に示された脱臭浄化用エレメント
5において使用される前記光触媒物質PCは、その基材
に金属繊維を織布または不織布の状態で、シート状に成
形したものが用いられる。これに用いられる金属繊維
も、前記した理由から、その素材としてチタンまたはス
テンレス鋼が好適に用いられる。
【0033】前記図1および図2に示した第1の実施の
形態による脱臭浄化用エレメント、および図3に示した
第2の実施の形態による脱臭浄化用エレメントにおける
光触媒物質PCにおける基材を構成する各金属繊維は、
例えば、板状または線状の金属素材をカッターによって
切削することにより得ることができる。そして、前記し
た脱臭浄化用エレメントに用いられる金属繊維は、その
繊維径(換算直径)が25〜100μmのものが好適に
利用される。また、この時の目付量は、300〜150
0g/m2 のものが好適に利用される。
【0034】前記したような繊維径および目付量の組み
合わせにより構成された基材に、酸化チタンを担持させ
た場合の脱臭浄化用エレメントは、その空孔率を高める
ことができる。したがって、このエレメントを用いて、
後述するように脱臭浄化ユニットを形成した場合におい
ては、その圧力損失を低くすることができると共に、光
触媒としての酸化チタンに対する空気の接触効率を高め
ることができる。
【0035】そして、前記した金属繊維を基材として、
その表面に酸化チタンを担持させる処理が施される。触
媒活性の高い前記した酸化チタン(二酸化チタニウム=
Ti02 )は一般に微粉末であり、したがって、基材に
対して酸化チタンを担持させるには、ディプコーティン
グ法、スプレー法、塗布法、スピンコーティング法、ス
パッタ法、或いはCVD法が採用し得る。
【0036】実施の形態のように、金属繊維に対して酸
化チタンを担持させる処理方法としては、チタニアゾル
溶液を用いたディプコーティング法を利用することが好
ましい。ディプコーティングに用いられるチタニアゾル
溶液は、微粉末の酸化チタンを水に懸濁した溶液や、四
塩化チタンや金属チタンをアルコールとの反応によって
得られるチタンのアルコキシドを加水分解することによ
って調整された溶液である。
【0037】そして、このようなチタニアゾル溶液中
に、基材としての前記金属繊維を投入してディプコーテ
ィングを施し、これから引き上げて加熱焼成することに
よって、チタニアゾルから光触媒としての結晶構造の酸
化チタン膜を基材の表面に生成することができる。
【0038】図4および図5は、前記したように構成さ
れた脱臭浄化用エレメント5を用い、好ましい脱臭浄化
ユニット7を形成した例を示している。なお、図4は脱
臭浄化ユニットの一部を破断した状態で示した平面図で
あり、図5は、脱臭浄化ユニットの側面図を示してい
る。図4および図5に示されたように、脱臭浄化用エレ
メント5は、平行状態に配置された2本の直管状に形成
された紫外線発光ランプ8を上下に挟むようにして、そ
れぞれ平行状態に配置されている。
【0039】この場合、前記各脱臭浄化用エレメント5
の面方向が、前記紫外線発光ランプ8の軸方向に平行状
態となるようにそれぞれ配置されていることが望まし
い。このような配置関係を採ることによって、紫外線発
光ランプ8の上下にそれぞれ配置された前記各エレメン
ト5は、紫外線発光ランプ7から投射される紫外線光を
効率的に受けることができ、各エレメント5に封入され
た前記光触媒による光反応を効果的に生かすことができ
る。なお、図4に示す脱臭浄化ユニット7の長手方向の
各内側壁には、各紫外線発光ランプ8の点灯用安定器9
がそれぞれ配置されている。
【0040】次に図6は、前記した脱臭浄化ユニット7
を室内に施工した第1の例、すなわち、前記脱臭浄化ユ
ニットを用いた脱臭浄化システムを示している。この例
においては脱臭浄化ユニット7は、室内における天井面
10のほぼ中央部に設置されている。そして、脱臭浄化
ユニット7の下側部にはルーバー11が配置され、また
ユニット7の上側部にはファンユニット12が配置され
ている。すなわち、この実施の形態においては、脱臭浄
化ユニット7はファンユニット12の上流側に配置され
ている。
【0041】この構成においてファンユニット12の駆
動により、室内における汚染空気はルーバー11を介し
て脱臭浄化ユニット7に取り込まれ、ユニット7によっ
て脱臭および浄化された空気は、ファンユニット12に
よって天井内に吸引される。そして脱臭および浄化され
た空気は、天井内を介して天井面10の適所に配置され
た吹き出し口13より室内に送り出される。
【0042】前記したように、脱臭浄化ユニット7を介
した空気流路の下流に、ファンユニット12を配置する
構成としたことにより、前記ファンユニット12は、2
枚の脱臭浄化用エレメントによって浄化された空気を吸
引するように作用する。したがって、ファンユニット1
2の汚染を低減させることができ、メンテナンス性に優
れた脱臭浄化システムを提供することができる。
【0043】また、図7は、前記した脱臭浄化ユニット
7を室内に施工した第2の例を示している。この図7に
示す例は、天井面10の適所に配置された吹き出し口1
3にファンユニット12が配置されている。このような
施工例においても、図6に示した施工例と同様にファン
ユニット12の汚染を低減させることができ、メンテナ
ンス性に優れた脱臭浄化システムを提供することができ
る。さらに、図6および図7に示した各脱臭浄化システ
ムにおいては、室内空気は循環脱臭がなされるので、冷
暖房による空気熱を逃がすことなく省エネルギーに寄与
することができる。
【0044】また図8は、前記した脱臭浄化ユニット7
を室内に施工した第3の例を示している。この例におい
ては、室内空気を取り込むファンユニット12が天井面
10の裏側に配置されており、このファンユニット12
により取り込まれた室内空気を再び室内に循環させる第
1送風路(第1エアーダクト)14aまたは室外に送り
出す第2送風路(第2エアーダクト)14bとに切り換
えて送風することができる送風切替えユニット14が具
備されている。
【0045】すなわち、前記送風切替えユニット14内
には可動シャッター14cが配置されており、このシャ
ッター14cが第1送風路14a側を閉塞した場合にお
いて、換気モードになされ、また、シャッター14cが
第2送風路14b側を閉塞した場合において、循環モー
ドになされる。そして、前記第1送風路14a中に前記
した脱臭浄化ユニット7が配置されており、第1送風路
14aに送られた室内空気は、脱臭浄化ユニット7によ
って脱臭ならびに浄化され、天井面10に配置された吹
き出し口13より室内に送り出される。
【0046】前記送風切替えユニット14におけるシャ
ッター14cは、図示せぬ電動機により換気モードまた
は循環モードが選択できるように構成されており、これ
はシャッター駆動ユニット15により制御されるように
構成されている。そして、シャッター駆動ユニット15
には室内空気の汚染状態を感知するセンサー16による
出力が供給されるように構成されている。したがって、
前記センサー16の出力に基づいて、シャッター14c
が動作して、自動的に換気モードまたは循環脱臭モード
が選択される。
【0047】この構成の脱臭浄化システムによれば、送
風切替えユニット14によって循環脱臭と換気とを切り
換えることができ、同様に省エネルギーに寄与すること
ができると共に、さらに室内空気の汚染状態を感知する
センサー16の出力に基づいて自動的に換気も実行さ
れ、快適な室内空間を維持することができる。
【0048】次に図9は、前記した脱臭浄化ユニット7
を室内に施工した第4の例を示している。この例は、室
内空気を取り込むファンユニット12が、天井面10の
裏側に配置されている。そして、ルーバー11を介して
取り込まれた室内空気は、天井内に配置された送風路
(エアーダクト)17を介して吹き出し口13より室内
に送風され、室内空気が循環させるように構成されてい
る。この構成においては、天井内に配置された前記送風
路17の中間位置に、前記した脱臭浄化ユニット7が配
置されている。
【0049】前記脱臭浄化ユニット7は、そのエレメン
トに前記したとおり金属繊維が用いられている関係で、
これをファンユニット12により送風される空気が通過
する際に、風切り音が発生するという問題が残される。
そこで、図9に示したように天井内に配置された送風路
17における中間位置に脱臭浄化ユニット7を配置する
ことにより、風切り音が室内に漏洩する度合いを極端に
小さくすることができる。
【0050】図10は、前記した脱臭浄化ユニット7を
室内に施工した第5の例を示している。この例は、前記
した図8に示す第3の施工例の改良に相当するものであ
る。この図10に示した例は、前記と同様に脱臭浄化ユ
ニット7において発生する風切り音が、室内に漏洩する
問題に対して対策を施したものである。すなわち、図8
に示された例においては、前記脱臭浄化ユニット7は、
吹き出し口13の直近に配置されており、脱臭浄化ユニ
ット7において発生する風切り音が、室内側に漏洩する
度合いが大きい。
【0051】これに対して、図10に示した例において
は、脱臭浄化ユニット7は、天井内に配置された送風切
替えユニット14の出口部分と、第1送風路(第1エア
ーダクト)14aとの間に配置されており、これにより
脱臭浄化ユニット7において発生する風切り音が、室内
に漏洩する度合いを小さくすることができる。
【0052】なお、前記した脱臭浄化ユニットにおける
実施の形態においては、紫外線発光ランプ8として直管
状のものを用いているが、紫外線発光ランプはこのよう
な特定のものに限られることはなく、例えば円環状に形
成された発光ランプを用いることもできる。また、脱臭
浄化用エレメント5を形成するホルダ部材1において
も、その空間部2の形成形態は、図1および図2に示し
た形態に限られることはない。
【0053】例えば、小型の脱臭浄化用エレメントを作
成する場合においては、前記桟部材1bを除いてホルダ
部材の外側縁を構成する枠部材1aのみにより構成させ
る場合もある。また、より大型の脱臭浄化用エレメント
を作成する場合においては、桟部材1bを縦横方向に、
すなわち井桁状に構成した形態も採用することができ
る。
【0054】また、前記した実施の形態においては、脱
臭浄化用エレメント5において使用される前記光触媒物
質PCは、その基材に金属繊維を織布または不織布の状
態で使用されているが、これを焼結シートに成形して、
前記した処理工程にしたがって酸化チタンを担持させる
こともできる。前記したように金属繊維を焼結シートに
成形する場合においては、例えば、前記金属繊維に焼結
体を散布し、これを真空中または不活性ガス中で加熱す
ることで、各繊維間を融着させる手段が採用される。
【0055】このように、金属繊維の焼結シートを用い
た場合においては、機械的強度を上げることができる。
したがって、図1および図2に示したようにホルダ部材
1およびその上下に重合される網状部材3A,3Bを用
いずに、また、図3に示したように枠状のホルダ部材1
およびその裏面側から接合される網状部材3を用いずに
脱臭浄化用エレメントを構成させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる脱臭浄化用エレメントによると、金属繊維を基材
として、その表面に酸化チタンを担持させた光触媒物質
を用いた構成とされているので、光反応をもたらす紫外
線の照射効率を向上させることができると共に、光触媒
に対する空気の接触効率を向上させることも可能とな
る。
【0057】また、本発明にかかる脱臭浄化用エレメン
トを用いた脱臭浄化ユニットによると、紫外線発光ラン
プを挟むようにして2枚の脱臭浄化用エレメントがそれ
ぞれ平行状態に配置されるので、発光ランプからの照射
を両方向で受けることができ、前記した脱臭浄化用エレ
メントの特質を生かし、相乗的に脱臭浄化効率を向上さ
せることが可能となる。
【0058】加えて、本発明にかかる脱臭浄化ユニット
を用いた脱臭浄化システムによると、前記した脱臭浄化
用エレメントの特質を生かすことができると共に、冷暖
房による空気熱を逃がすことなく省エネルギーに寄与す
ることができる。また、室内空気の汚染状態を感知する
センサーを併用し、送風切替えユニットを駆動すること
で、自動的に快適な室内空間を維持させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる脱臭浄化用エレメントの第1の
実施の形態を分解状態で示した斜視図である。
【図2】同じく脱臭浄化用エレメントを構成するホルダ
部材の両面に、第1と第2の網状部材を接合させる状態
を示した斜視図である。
【図3】本発明にかかる脱臭浄化用エレメントの第2の
実施の形態を分解状態で示した斜視図である。
【図4】脱臭浄化ユニットを一部を破断した状態で示し
た平面図である。
【図5】同じく脱臭浄化ユニットの側面図である。
【図6】脱臭浄化ユニットを室内に施工した第1の例を
示した模式図である。
【図7】脱臭浄化ユニットを室内に施工した第2の例を
示した模式図である。
【図8】脱臭浄化ユニットを室内に施工した第3の例を
示した模式図である。
【図9】脱臭浄化ユニットを室内に施工した第4の例を
示した模式図である。
【図10】脱臭浄化ユニットを室内に施工した第5の例
を示した模式図である。
【符号の説明】
1 ホルダ部材 1a 枠部材 1b 桟部材 2 空間部 3,3A,3B 網状部材 4 スポット溶接部 5 脱臭浄化用エレメント 7 脱臭浄化ユニット 8 紫外線発光ランプ 9 点灯用安定器 10 天井面 11 ルーバー 12 ファンユニット 13 吹き出し口 14 送風切替えユニット 14a 第1送風路(エアーダクト) 14b 第2送風路(エアーダクト) 14c 可動シャッター 15 シャッター駆動ユニット 16 センサー 17 送風路(エアーダクト) PC 光触媒物質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA07 BB02 HH05 JJ05 KK08 LL10 MM02 QQ17 4D019 AA01 BA02 BB02 BB03 BB06 BC07 CA02 4D048 AA22 AB03 BA07X BA39X BA41X BB08 CA02 CA06 CC03 CC25 CC27 CC40 CD08 CD10 DA02 DA20 EA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属繊維を基材として、その表面に酸化
    チタンを担持させた光触媒物質を用いた脱臭浄化用エレ
    メント。
  2. 【請求項2】 前記金属繊維の素材として、チタンを用
    いた請求項1に記載の脱臭浄化用エレメント。
  3. 【請求項3】 前記金属繊維の素材として、ステンレス
    鋼を用いた請求項1に記載の脱臭浄化用エレメント。
  4. 【請求項4】 前記金属繊維が、織布、不織布、または
    焼結シートの形態になされた請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の脱臭浄化用エレメント。
  5. 【請求項5】 平板状に形成された第1と第2の金属製
    の網状部材と、前記第1と第2の網状部材が両面に接合
    されて、内部に空間部が形成される金属性の平板状ホル
    ダ部材とが具備され、前記第1と第2の網状部材とホル
    ダ部材とにより形成される空間部に、前記光触媒物質が
    封入されてなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の脱臭浄化用エレメント。
  6. 【請求項6】 枠状に形成されたホルダ部材と、当該ホ
    ルダ部材の一面に接合される網状部材とによって形成さ
    れる両者の空間部に、前記光触媒物質が封入されてなる
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の脱臭浄化用エ
    レメント。
  7. 【請求項7】 前記光触媒物質の基材を構成する金属繊
    維が、織布または不織布の形態になされ、且つ波形に成
    形された状態で、前記ホルダ部材と網状部材との空間部
    に配置された請求項6に記載の脱臭浄化用エレメント。
  8. 【請求項8】 前記請求項1乃至請求項7のいずれかに
    記載された脱臭浄化用エレメントを用いた脱臭浄化ユニ
    ットであって、紫外線発光ランプを挟むようにして、前
    記脱臭浄化用エレメントがそれぞれ平行状態に配置され
    てなる脱臭浄化ユニット。
  9. 【請求項9】 前記各脱臭浄化用エレメントの面方向
    が、前記紫外線発光ランプの軸方向に平行状態となるよ
    うにそれぞれ配置されてなる請求項8に記載の脱臭浄化
    ユニット。
  10. 【請求項10】 前記請求項8または請求項9に記載さ
    れた脱臭浄化ユニットを用いた脱臭浄化システムであっ
    て、室内空気を取り込んで再び室内に循環させるファン
    ユニットが具備され、前記脱臭浄化ユニットがファンユ
    ニットの上流側に配置されてなる脱臭浄化システム。
  11. 【請求項11】 前記請求項8または請求項9に記載さ
    れた脱臭浄化ユニットを用いた脱臭浄化システムであっ
    て、室内空気を取り込んで再び室内に循環させるファン
    ユニットと、天井内に配置されて前記ファンユニットの
    作用による循環空気を室内への吹き出し口側に導く送風
    路とが具備され、前記送風路中に前記脱臭浄化ユニット
    が配置されてなる脱臭浄化システム。
  12. 【請求項12】 前記請求項8または請求項9に記載さ
    れた脱臭浄化ユニットを用いた脱臭浄化システムであっ
    て、室内空気を取り込むファンユニットと、前記ファン
    ユニットにより取り込まれた室内空気を再び室内に循環
    させる第1送風路または室外に送り出す第2送風路とに
    切り換えて送風することができる送風切替えユニットと
    が具備され、前記第1送風路中に前記脱臭浄化ユニット
    を配置してなる脱臭浄化システム。
  13. 【請求項13】 前記送風切替えユニットの出口部分と
    前記第1送風路との間に、前記脱臭浄化ユニットを配置
    してなる請求項12に記載の脱臭浄化システム。
  14. 【請求項14】 前記送風切替えユニットは、室内空気
    の汚染状態を感知するセンサーの出力に基づいて、前記
    第1送風路または第2送風路に切り換えて室内空気が送
    風されるように構成された請求項12に記載の脱臭浄化
    システム。
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