JP3273545B2 - カバー収納ケース - Google Patents

カバー収納ケース

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JP3273545B2 JP35279796A JP35279796A JP3273545B2 JP 3273545 B2 JP3273545 B2 JP 3273545B2 JP 35279796 A JP35279796 A JP 35279796A JP 35279796 A JP35279796 A JP 35279796A JP 3273545 B2 JP3273545 B2 JP 3273545B2
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英明 西脇
慎二 山下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のトノー
部をおおうトノーカバーや、カーテン等を巻き取り収納
する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のトノー部をおおうト
ノーカバーや、リトラクタブルサンシェード等の収納機
構をもった自動車のカバー装置では、カバーを巻取軸に
巻き取ったり、折り畳んだりした上で収納ケース内に収
納している。収納ケースは、形状が長尺なものであるこ
とから一定の強度が必要であり、かつ重量は重くないの
が好ましい。従来は鋼板を折り曲げて形成するものが一
般的であった。ケースの横断面形状は長手方向に一定で
あって、収納したカバーを囲む円形、方形、長円形等で
あり、ケースの一縁には幅狭の切欠を形成してカバーを
引き出すための開口に形成していた。
【0003】この種のケースのうち、複数のカバー(た
とえばトノーカー装置のメインカバーとサブカバー、サ
ンシェード装置のメインスクリーンとメッシュスクリー
ンなど)を並べ収納するものでは、複数のカバー収納室
をもった収納ケースが必要になる。複数の収納室のある
収納ケースは内部に各収納室を分ける隔壁(立壁)があ
って断面形状は複雑になり、従来の鋼板の折り曲げ成形
では目標の形状を得ることが困難である。そこで新たな
方法として、金属の押出成形によりカバー収納ケースを
得ることが考えられる。これはアルミニウム等の比較的
軟らかい金属を原料の可塑性を利用して、圧力をかけな
がら所要形状のダイスより所要断面に押出成形するもの
である。これによって、より複雑な横断面形状の収納ケ
ースも得られる。しかしながら、押出成形の条件からカ
バー引き出し用の開口を狭くして、かつケースの隔壁の
肉厚を薄く成形するのが難しい。開口を広くすると収納
ケースの内部が見えやすくなり意匠性が低下する。隔壁
の厚さを厚くするのもデザインに制約を受けるばかりで
なく、重量の増加にもつながる。また、隔壁の肉厚を薄
くする成形ができた場合でも、隔壁の強度確保ができ
ず、実用のものにできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題にか
んがみなされたものであり、金属の押出成形によって形
成するカバー収納ケースであって、複数のカバーを収納
するように隔壁で仕切られた複数の収納室をもってなる
カバー収納ケースの、特に隔壁の肉厚を薄く形成して、
かつ隔壁が十分な強度を確保できる構成を提供し、従来
不可能のより複雑な横断面形状の収納ケースを可能とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決する本発明の
手段は、複数のカバーをそれぞれ収納するように隔壁で
仕切られた複数の収納室をもってなるカバー収納ケース
において、この収納ケースは複数の長尺金属製押出材か
らなり、1つの押出材に形成した溝条と、他の押出材に
形成した突条を組み合わせることにより複数の長尺金属
製押出材が組み立てられて複数の収納室が形成されてい
るカバー収納ケースにより、また隔壁で仕切られた複数
の収納室をもってなるカバー収納ケースにおいて、この
カバー収納ケースの両端には樹脂製のキャップを嵌め、
キャップのケースと接する界面にはケースの断面形状に
沿った突リブないし凹溝が形成されているカバー収納ケ
ースによる。本発明のカバー収納ケースでは、複数の押
出部材の組合せによって、単一の押出成形では困難な複
雑な横断面形状のカバー収納ケースを可能としている。
しかも複数の押出部材は溝条と突条の組合せにより、接
着、接合を不要に一体化することができる。また、収納
ケースの両端に樹脂製のキャップをはめて、ケースの断
面形状に沿った突リブないし凹溝によって収納ケースの
端縁を支持することから、隔壁の補強がなされ、薄肉化
を可能にしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面をもとに本発明の好適
な実施の形態を説明する。図1は本発明のカバー収納ケ
ース100を2つの金属製押出材130、132により
形成した一例であり、一端縁の分解斜視図である。図1
の場合、金属製押出材130には溝条131が形成さ
れ、金属製押出材132には突条133が形成され、溝
条131は突条133をちょうど受け入れる形状と大き
さであり、突条133を溝条131に滑りこませること
で金属製押出材130と金属製押出材132が組み合わ
せられる。金属製押出材の組み合わせ(突条と溝条の組
合せ)については、強度が確保される範囲で本例以外に
も図2(a)(b)(c)などの種々の形態が考えられ
る。金属製押出材130、132は同種ないしは異種の
比較的に軟らかい金属(アルミニウム等)を、その可塑
性を利用して所要形状のダイスから押し出して横断面が
一様の長尺な板材、棒材に形成するものである。収納ケ
ースの断面形状、サイズは収納するカバーの種類や形状
に合わせて(ダイスの選択によって)種々のものができ
る。少なくとも一方の金属製押出材によって外壁111
を形成し、他の金属製押出材によって隔壁110を形成
し内部を複数のカバー収納室120、121に仕切って
なる。また、外壁では金属製押出材の間を明けて開口1
02、103に形成し、収納したカバーの引出し口とす
る。金属製押出材の板厚は1〜4mmが適する。特に強
度が必要な部位や、他部品の取付が必要な部位を厚肉化
し、その他の部位は軽量化のために強度を確保できる範
囲で薄肉化する。
【0007】カバー収納ケースの両端には、エッヂを覆
う形で樹脂製のキャップ140を嵌める。本発明にとっ
て好ましいキャップは収納ケースの端部断面にそった外
形を有し、樹脂(ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
アミド等)の射出成形により成形されたものである。キ
ャップは収納ケースの両端の端部101にネジ留めや嵌
め合わせによって固定される。キャップの端部に向いた
界面141には収納ケースの端部断面の内周形状に沿う
形で突リブ142(ないしは凹溝)を形成している。こ
の突リブ(ないし凹溝)はキャップの成形時に一体的に
形成され、高さ(深さ)は1〜5mm程度のものである
ものである。キャップを収納ケースの端部に嵌めた場
合、収納ケースの端部がちょうど突リブ(凹溝)におさ
まって、きっちりとした嵌めこみになり、特に長尺の隔
壁の両端がキャップの突リブ(凹溝)で支持され、強度
が補強される。このキャップには、カバーの巻取軸の支
えや、カバー巻取用のリトラクタを内包することもでき
る。
【0008】
【発明の効果】本発明によって、隔壁によって複数のカ
バー収納室を仕切った任意の複雑な断面のカバー収納ケ
ースが得られる。キャップによって両端が支持され、カ
バー収納ケースの補強がなされるため、全体の肉厚を薄
くし、軽量化をはかることができる。また、金属製押出
材間のがたつきが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカバー収納ケースの斜視図
【図2】他の実施例による金属製押出材の組合せを示
す。
【符号の説明】
100・・・カバー収納ケース 101・・・端部 102、103・・・開口 110・・・隔壁 111・・・外壁 120、121・・・カバー収納室 130、132・・・金属製押出材 131・・・溝条 133・・・突条 140・・・樹脂製キャップ 141・・・界面 142・・・突リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−258626(JP,A) 特開 平8−183393(JP,A) 特開 平8−183394(JP,A) 実開 昭59−120643(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 5/04 B60J 11/00 B60J 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカバーをそれぞれ収納するように
    隔壁で仕切られた複数の収納室をもってなるカバー収納
    ケースにおいて、この収納ケースは複数の長尺金属製押
    出材からなり、1つの押出材に形成した溝条と、他の押
    出材に形成した突条を組み合わせることにより複数の長
    尺金属製押出材が組み立てられて複数の収納室が形成さ
    れていることを特徴とするカバー収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の隔壁で仕切られた複数
    の収納室をもってなるカバー収納ケースにおいて、この
    カバー収納ケースの両端には樹脂製のキャップを嵌め、
    キャップのケースと接する界面にはケースの断面形状に
    沿った突リブないし凹溝が形成されていることを特徴と
    するカバー収納ケース。
JP35279796A 1996-12-13 1996-12-13 カバー収納ケース Expired - Fee Related JP3273545B2 (ja)

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DE102004038077B3 (de) * 2004-07-29 2006-01-19 Bos Gmbh & Co. Kg Kassettengehäuse mit einem längserstreckten Profil
JP7303681B2 (ja) * 2019-07-19 2023-07-05 林テレンプ株式会社 車両用カバー装置

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