JP3272880B2 - Rds受信機 - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J1/00—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
- H03J1/0008—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
- H03J1/0058—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means
- H03J1/0066—Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means with means for analysing the received signal strength
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/20—Arrangements for broadcast or distribution of identical information via plural systems
- H04H20/22—Arrangements for broadcast of identical information via plural broadcast systems
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/26—Arrangements for switching distribution systems
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/13—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H40/00—Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
- H04H40/18—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RDS受信機に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】放送の番組内容に関する情報、交通情報
放送局の識別情報、及びその放送と同じ内容の番組を放
送している放送ネットワークに属する放送局より発せら
れる放送波の周波数情報等のデータを含むRDSデータ
信号を、主たる情報信号であるFM放送信号に周波数多
重して送出し、受信側にてそのRDSデータ信号を復調
してこれら各情報に基づいて当該主情報の再生以外に種
々の機能を持たせるようにしたRDS放送方式が知られ
ている。
放送局の識別情報、及びその放送と同じ内容の番組を放
送している放送ネットワークに属する放送局より発せら
れる放送波の周波数情報等のデータを含むRDSデータ
信号を、主たる情報信号であるFM放送信号に周波数多
重して送出し、受信側にてそのRDSデータ信号を復調
してこれら各情報に基づいて当該主情報の再生以外に種
々の機能を持たせるようにしたRDS放送方式が知られ
ている。
【0003】RDSデータ信号は、ビットレートが 118
7.5bpsの2相のDPSK(Differentially Encoded PS
K)信号であり、周波数19KHzのステレオパイロッ
ト信号の3次高調波である57KHzの副搬送波を、搬
送波抑圧形振幅変調することによってオーディオFM変
調波の周波数帯域外に周波数多重されている。RDSデ
ータ信号のベースバンドのデータ構成は、図1に示され
るように、104ビットを1グループとして4ブロックで
構成され、各ブロックは16ビットの情報ワードと10
ビットのチェックワード及びオフセットワードとの26
ビットからなる。各情報ワードの内容は、グループタイ
プコードによって規定される。
7.5bpsの2相のDPSK(Differentially Encoded PS
K)信号であり、周波数19KHzのステレオパイロッ
ト信号の3次高調波である57KHzの副搬送波を、搬
送波抑圧形振幅変調することによってオーディオFM変
調波の周波数帯域外に周波数多重されている。RDSデ
ータ信号のベースバンドのデータ構成は、図1に示され
るように、104ビットを1グループとして4ブロックで
構成され、各ブロックは16ビットの情報ワードと10
ビットのチェックワード及びオフセットワードとの26
ビットからなる。各情報ワードの内容は、グループタイ
プコードによって規定される。
【0004】各ブロックの情報ワードのうちブロック1
の情報ワードは常に16ビット構成の番組識別コード
(以下、PIコードと呼ぶ)であり、国、地域、ネット
ワーク等の情報が含まれている。ブロック2の情報ワー
ドには、5ビットのグループタイプコード、1ビットの
交通情報局(TP:Traffic Programme Identificatio
n)コード、5ビットの番組タイプ(PTY: Programm
e Type)コードほかの情報が含まれている。ブロック3
及びブロック4の情報ワードは、ブロック2のグループ
タイプコードで決定されるグループタイプによって規定
される。また、グループタイプ0Aの場合、ブロック3
に現在の受信局と同じ番組を放送しているネットワーク
局の周波数データが8ビットのAF(Alternative Freq
uencies)データとして、ブロック4に受信局の局名を
ディスプレイで表示するための放送局名データが16ビ
ットのPS(Programme Service name)データとして、
それぞれ規定される。
の情報ワードは常に16ビット構成の番組識別コード
(以下、PIコードと呼ぶ)であり、国、地域、ネット
ワーク等の情報が含まれている。ブロック2の情報ワー
ドには、5ビットのグループタイプコード、1ビットの
交通情報局(TP:Traffic Programme Identificatio
n)コード、5ビットの番組タイプ(PTY: Programm
e Type)コードほかの情報が含まれている。ブロック3
及びブロック4の情報ワードは、ブロック2のグループ
タイプコードで決定されるグループタイプによって規定
される。また、グループタイプ0Aの場合、ブロック3
に現在の受信局と同じ番組を放送しているネットワーク
局の周波数データが8ビットのAF(Alternative Freq
uencies)データとして、ブロック4に受信局の局名を
ディスプレイで表示するための放送局名データが16ビ
ットのPS(Programme Service name)データとして、
それぞれ規定される。
【0005】このようなRDSデータ信号の利用方法の
1つがネットワークフォロー機能である。この機能は、
予め、受信している放送波に多重されているRDSデー
タ信号中のPIコード及びAFデータを復調して取り込
み、そのAFデータをPIコードすなわち放送ネットワ
ーク毎にメモリ中の所定エリアにAFリストとして記憶
しておく。そして例えば、このRDS信号を受信するR
DS受信機を搭載した自動車での移動中に、受信中の放
送局からの放送波の受信状況が悪化したときに、AFリ
ストから今まで受信していた放送波が有するPIコード
(設定PIコード)と同一のPIコードに対応するAF
データの各々を順次読み出し、同一放送ネットワークに
属しかつ良好に受信可能な他の放送局を自動的に選局し
て常に鮮明な音声で同一の放送番組を聴取させるように
するものである。
1つがネットワークフォロー機能である。この機能は、
予め、受信している放送波に多重されているRDSデー
タ信号中のPIコード及びAFデータを復調して取り込
み、そのAFデータをPIコードすなわち放送ネットワ
ーク毎にメモリ中の所定エリアにAFリストとして記憶
しておく。そして例えば、このRDS信号を受信するR
DS受信機を搭載した自動車での移動中に、受信中の放
送局からの放送波の受信状況が悪化したときに、AFリ
ストから今まで受信していた放送波が有するPIコード
(設定PIコード)と同一のPIコードに対応するAF
データの各々を順次読み出し、同一放送ネットワークに
属しかつ良好に受信可能な他の放送局を自動的に選局し
て常に鮮明な音声で同一の放送番組を聴取させるように
するものである。
【0006】一方、近年、AFリスト中の良好な受信が
可能な代替局の選局完了迄の時間短縮を達成せんとし
て、実際に受信した受信局周波数データをネットワーク
毎に受信履歴データとして記憶しておいて、メモリAF
サーチモードにおいて、既に記憶した受信履歴データ内
の局周波数を順に選択する技術が特開平5−199076号公
報に開示されている。
可能な代替局の選局完了迄の時間短縮を達成せんとし
て、実際に受信した受信局周波数データをネットワーク
毎に受信履歴データとして記憶しておいて、メモリAF
サーチモードにおいて、既に記憶した受信履歴データ内
の局周波数を順に選択する技術が特開平5−199076号公
報に開示されている。
【0007】かかるメモリAFサーチ動作によってAF
リスト中の全ての局をサーチするのではなく、一度受信
したことのある放送局のみについて同一番組放送局の追
従選局すなわちメモリネットワークフォロー動作を行な
う(以下メモリNF動作と称する)ことになるので、N
F動作における選局動作が短時間で実行できるのであ
る。
リスト中の全ての局をサーチするのではなく、一度受信
したことのある放送局のみについて同一番組放送局の追
従選局すなわちメモリネットワークフォロー動作を行な
う(以下メモリNF動作と称する)ことになるので、N
F動作における選局動作が短時間で実行できるのであ
る。
【0008】ところで、一台の自動車について注目する
と、その自動車が日常的に頻繁に走行する比較的近距離
の日常的走行エリアと、例えば月1回程度走行する比較
的長距離の準日常的走行エリアと、全く初めて走行する
非日常的走行エリアとの3種類の走行エリアを考えるこ
とが出来る。そして、例えば、自動車が日常走行エリア
にあるときは、比較的限られた数のAF局についてメモ
リNF動作を実行すればより効率的なNF動作が得られ
ることが考えられるのである。
と、その自動車が日常的に頻繁に走行する比較的近距離
の日常的走行エリアと、例えば月1回程度走行する比較
的長距離の準日常的走行エリアと、全く初めて走行する
非日常的走行エリアとの3種類の走行エリアを考えるこ
とが出来る。そして、例えば、自動車が日常走行エリア
にあるときは、比較的限られた数のAF局についてメモ
リNF動作を実行すればより効率的なNF動作が得られ
ることが考えられるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した事
情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、一台の自動車の走行エリアを分類した場合に、その
走行エリア毎により効率的なメモリNF動作を実行する
ことの出来るRDS受信機を提供することである。
情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、一台の自動車の走行エリアを分類した場合に、その
走行エリア毎により効率的なメモリNF動作を実行する
ことの出来るRDS受信機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるRDS受信
機は、主情報信号と、前記主情報信号の属するネットワ
ークと同一のネットワークに属する代替局の局周波数リ
ストを含むRDSデータ信号と、を多重したRDS放送
波を受信可能なRDS受信機であって、実際に受信した
放送局の局周波数をネットワーク毎にかつその受信時刻
の遅い順に第1所定数だけ記憶する受信履歴記憶手段
と、前記受信履歴記憶手段に記憶されている局周波数の
うち、ネットワーク毎の受信時刻の遅いほうから前記第
1所定数より小なる第2所定数の局周波数だけを指定す
る指定手段と、前記指定手段によって指定された局周波
数のリストに基づいて、同一ネットワーク内の追従選局
動作を行なう選局手段と、からなることを特徴とするR
DS受信機である。
機は、主情報信号と、前記主情報信号の属するネットワ
ークと同一のネットワークに属する代替局の局周波数リ
ストを含むRDSデータ信号と、を多重したRDS放送
波を受信可能なRDS受信機であって、実際に受信した
放送局の局周波数をネットワーク毎にかつその受信時刻
の遅い順に第1所定数だけ記憶する受信履歴記憶手段
と、前記受信履歴記憶手段に記憶されている局周波数の
うち、ネットワーク毎の受信時刻の遅いほうから前記第
1所定数より小なる第2所定数の局周波数だけを指定す
る指定手段と、前記指定手段によって指定された局周波
数のリストに基づいて、同一ネットワーク内の追従選局
動作を行なう選局手段と、からなることを特徴とするR
DS受信機である。
【0011】
【作用】本発明によるRDS受信機によれば、受信周波
数履歴データによるNF動作又は受信周波数履歴データ
中の新しい方から順に限られた周波数データについての
みのNF動作を行なうので、車両の走行エリアに応じて
選局の可能性の高い局周波数についてのみNF動作を行
なうことになる。
数履歴データによるNF動作又は受信周波数履歴データ
中の新しい方から順に限られた周波数データについての
みのNF動作を行なうので、車両の走行エリアに応じて
選局の可能性の高い局周波数についてのみNF動作を行
なうことになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図2は、本発明による一実施例のRDS受信機の基
本的構成を示す概略ブロック図である。同図において、
アンテナ1によって受信されたRDSデータ信号の多重
されているFM放送波は、フロントエンド2で希望する
放送局の電波が選択されて周波数10.7MHzの中間
周波数(IF)に変換され、IF増幅器3で増幅され
る。フロントエンド2は、混合器2a及びPLL回路2
bを有し、プログラマブル分周器(図示せず)を含むP
LL路2bを用いたPLLシンセサイザ方式により混合
器2aへの局発信号を得ており、プログラマブル分周器
の分周比が後述するコントローラ10によって制御され
ることにより選局動作を行う構成となっている。
る。図2は、本発明による一実施例のRDS受信機の基
本的構成を示す概略ブロック図である。同図において、
アンテナ1によって受信されたRDSデータ信号の多重
されているFM放送波は、フロントエンド2で希望する
放送局の電波が選択されて周波数10.7MHzの中間
周波数(IF)に変換され、IF増幅器3で増幅され
る。フロントエンド2は、混合器2a及びPLL回路2
bを有し、プログラマブル分周器(図示せず)を含むP
LL路2bを用いたPLLシンセサイザ方式により混合
器2aへの局発信号を得ており、プログラマブル分周器
の分周比が後述するコントローラ10によって制御され
ることにより選局動作を行う構成となっている。
【0013】IF増幅器3で増幅され十分に振幅抑制さ
れた10.7MHzのFM信号は、FM検波器4でオー
ディオ信号に復調され、ステレオ復調回路5でステレオ
放送の場合にはL(左)チャンネル及びR(右)チャン
ネルのオーディオ信号に分離され、ミューティング回路
6を経て再生オーディオ信号として出力される。また、
IF増幅器3におけるIF信号レベルに基づいて受信信
号レベル(電界強度)を検出するレベル検出器7と、こ
の受信信号レベルが所定のレベル以上であり、かつFM
検波器4におけるS字カーブ特性の検波出力が所定レベ
ル範囲内にあるとき受信局を検出したことを表す局検出
信号を出力する局検出器8とが設けられている。
れた10.7MHzのFM信号は、FM検波器4でオー
ディオ信号に復調され、ステレオ復調回路5でステレオ
放送の場合にはL(左)チャンネル及びR(右)チャン
ネルのオーディオ信号に分離され、ミューティング回路
6を経て再生オーディオ信号として出力される。また、
IF増幅器3におけるIF信号レベルに基づいて受信信
号レベル(電界強度)を検出するレベル検出器7と、こ
の受信信号レベルが所定のレベル以上であり、かつFM
検波器4におけるS字カーブ特性の検波出力が所定レベ
ル範囲内にあるとき受信局を検出したことを表す局検出
信号を出力する局検出器8とが設けられている。
【0014】また、FM検波器4の検波出力からRDS
データ信号を検出するためのRDS信号検出部9が設け
られており、このRDS信号検出部9から出力されるR
DSデータ、レベル検出器7から出力される受信信号レ
ベル及び局検出器8から出力される局検出信号は、いず
れもマイクロコンピュータ構成のシステムコントローラ
10に供給される。
データ信号を検出するためのRDS信号検出部9が設け
られており、このRDS信号検出部9から出力されるR
DSデータ、レベル検出器7から出力される受信信号レ
ベル及び局検出器8から出力される局検出信号は、いず
れもマイクロコンピュータ構成のシステムコントローラ
10に供給される。
【0015】コントローラ10は、グループ単位で入力
されるRDSデータ信号中の各ブロックの情報ワード、
すなわちPIコード、AFデータ、PSデータ等を取り
込んでメモリ11に記憶する。メモリ11は、ネットワ
ーク毎にそのネットワークに属する放送信号の周波数を
表す代替周波数データ(AFデータ)をAFリストとし
て記憶する記憶手段を担う。また、操作部12からの受
信周波数を伴う選局指令に基づいて、またはネットワー
クフォローの際にAFリストから読み出したAFデータ
に基づいて、フロントエンドを構成する上記プログラマ
ブル分周器の分周比を制御することによって所望の放送
局、または受信中の放送局と同一のネットワークの他の
放送局を選局する。また、選局時にミューティング回路
6をオンとするための切換信号を出力する。操作部12
及び表示部13は、当該RDS受信機のフロントパネル
に設けられている。表示部13は、ネットワークフォロ
ー等の自動選局処理の結果、指定チャンネルに対応する
ネットワーク(すなわち選局されるべきネットワーク)
を識別するネットワーク識別データすなわちPIコード
が検出されなかった場合にその指定チャンネルに対応す
るネットワークの放送が受信不能であることを告知する
告知手段を担うものであり、システムコントローラ10
からの表示制御信号に応じた表示をなす。
されるRDSデータ信号中の各ブロックの情報ワード、
すなわちPIコード、AFデータ、PSデータ等を取り
込んでメモリ11に記憶する。メモリ11は、ネットワ
ーク毎にそのネットワークに属する放送信号の周波数を
表す代替周波数データ(AFデータ)をAFリストとし
て記憶する記憶手段を担う。また、操作部12からの受
信周波数を伴う選局指令に基づいて、またはネットワー
クフォローの際にAFリストから読み出したAFデータ
に基づいて、フロントエンドを構成する上記プログラマ
ブル分周器の分周比を制御することによって所望の放送
局、または受信中の放送局と同一のネットワークの他の
放送局を選局する。また、選局時にミューティング回路
6をオンとするための切換信号を出力する。操作部12
及び表示部13は、当該RDS受信機のフロントパネル
に設けられている。表示部13は、ネットワークフォロ
ー等の自動選局処理の結果、指定チャンネルに対応する
ネットワーク(すなわち選局されるべきネットワーク)
を識別するネットワーク識別データすなわちPIコード
が検出されなかった場合にその指定チャンネルに対応す
るネットワークの放送が受信不能であることを告知する
告知手段を担うものであり、システムコントローラ10
からの表示制御信号に応じた表示をなす。
【0016】RDS信号検出部9の具体的な構成は、図
3に示される。図3において、FM検波器4の検波出力
がフィルタ14を通過することにより、バイフェーズコ
ード化されたデータ信号によって振幅変調された57K
Hzの副搬送波、すなわちRDS信号成分が抽出されP
LL回路15で復調される。この復調出力は、ディジタ
ル(D)PLL回路16及びデコーダ17に供給され
る。D−PLL回路16では、PLL回路15の復調出
力に基づいてデータ復調用のクロックが生成される。生
成されたクロックは、ゲート回路18に供給される。ロ
ック検出回路19は、D−PLL回路16がロックした
ことを検出してロック検出信号を発生し、これをゲート
回路18に供給して当該回路18を開(オープン)状態
とすべく制御する。デコーダ17では、PLL回路15
の復調出力であるバイフェーズコード化されたデータ信
号がD−PLL回路16で生成されたクロックに同期し
てデコードされる。
3に示される。図3において、FM検波器4の検波出力
がフィルタ14を通過することにより、バイフェーズコ
ード化されたデータ信号によって振幅変調された57K
Hzの副搬送波、すなわちRDS信号成分が抽出されP
LL回路15で復調される。この復調出力は、ディジタ
ル(D)PLL回路16及びデコーダ17に供給され
る。D−PLL回路16では、PLL回路15の復調出
力に基づいてデータ復調用のクロックが生成される。生
成されたクロックは、ゲート回路18に供給される。ロ
ック検出回路19は、D−PLL回路16がロックした
ことを検出してロック検出信号を発生し、これをゲート
回路18に供給して当該回路18を開(オープン)状態
とすべく制御する。デコーダ17では、PLL回路15
の復調出力であるバイフェーズコード化されたデータ信
号がD−PLL回路16で生成されたクロックに同期し
てデコードされる。
【0017】デコーダ17の出力データは、図1に示し
た如く、26ビット構成のブロック4つからなる104
ビットのグループ単位系列であり、順次ブロックグルー
プ同期&エラー検出回路20に供給される。ブロックグ
ループ同期&エラー検出回路20では、各ブロックの1
0ビットのチェックワードにそれぞれ割り当てられた1
0ビットのオフセットワードに基づいてブロックグルー
プ同期がとられるとともに、チェックワードに基づいて
16ビットの情報ワードのエラー検出が行われる。そし
て、エラー検出されたデータは、次段のエラー訂正回路
21でエラー訂正された後コントローラ10に供給され
る。
た如く、26ビット構成のブロック4つからなる104
ビットのグループ単位系列であり、順次ブロックグルー
プ同期&エラー検出回路20に供給される。ブロックグ
ループ同期&エラー検出回路20では、各ブロックの1
0ビットのチェックワードにそれぞれ割り当てられた1
0ビットのオフセットワードに基づいてブロックグルー
プ同期がとられるとともに、チェックワードに基づいて
16ビットの情報ワードのエラー検出が行われる。そし
て、エラー検出されたデータは、次段のエラー訂正回路
21でエラー訂正された後コントローラ10に供給され
る。
【0018】但し、回路20及び21にはそれぞれシス
テムコントローラ10から制御信号が供給されており、
後述する如きシステムコントローラ10の制御によって
必要に応じてデコーダ17の出力データをそのまま、従
って各同期やエラー検出/訂正の施されていないRDS
受信データとして出力される場合がある。このような構
成のRDS受信機において、ユーザによる操作部12の
選局操作(もしくはチャンネルリコール)に応じ、シス
テムコントローラ10は、PLL回路2bのプログラマ
ブル分周器の分周比を定める受信周波数データ値を制御
することによって選局動作を行う。
テムコントローラ10から制御信号が供給されており、
後述する如きシステムコントローラ10の制御によって
必要に応じてデコーダ17の出力データをそのまま、従
って各同期やエラー検出/訂正の施されていないRDS
受信データとして出力される場合がある。このような構
成のRDS受信機において、ユーザによる操作部12の
選局操作(もしくはチャンネルリコール)に応じ、シス
テムコントローラ10は、PLL回路2bのプログラマ
ブル分周器の分周比を定める受信周波数データ値を制御
することによって選局動作を行う。
【0019】また、あるネットワークに属する1つの放
送局Aからの放送波について選局され当該放送波が受信
されているとすると、その受信電波の信号レベルを示す
信号がレベル検出器7から得られ、また局検出器8から
は局検出信号が得られ、それらの信号はシステムコント
ローラ10に供給される。RDSデータ信号中からはP
Iコード,AFデータ、PSデータ等のデータがRDS
信号検出部9を介してシステムコントローラ10によっ
て取り込まれてメモリ11に書き込まれる。また、メモ
リ11の所定の記憶エリアには、現在受信中の放送波を
送信している放送局Aが属するネットワークに属するn
個の放送局が送信するそれぞれの放送波の履歴局周波数
f1,f2,……,fnが通常のAFリストとして格納
される。この様子を図4の表に示す。表中、PI1,P
I2…は、各ネットワークを表わすPIデータであり、
アドレスADD1,ADD2,…は各局周波数を収容する
番地である。
送局Aからの放送波について選局され当該放送波が受信
されているとすると、その受信電波の信号レベルを示す
信号がレベル検出器7から得られ、また局検出器8から
は局検出信号が得られ、それらの信号はシステムコント
ローラ10に供給される。RDSデータ信号中からはP
Iコード,AFデータ、PSデータ等のデータがRDS
信号検出部9を介してシステムコントローラ10によっ
て取り込まれてメモリ11に書き込まれる。また、メモ
リ11の所定の記憶エリアには、現在受信中の放送波を
送信している放送局Aが属するネットワークに属するn
個の放送局が送信するそれぞれの放送波の履歴局周波数
f1,f2,……,fnが通常のAFリストとして格納
される。この様子を図4の表に示す。表中、PI1,P
I2…は、各ネットワークを表わすPIデータであり、
アドレスADD1,ADD2,…は各局周波数を収容する
番地である。
【0020】そして、本発明によれば、操作部12に
は、以下に述べるNF処理のモードを定めるためのモー
ドコマンドを入力するキー(図示せず)が設けられてお
り、このモードコマンドキーによって、日常走行、準日
常走行及び非日常走行の各モードが車両走行に先立って
指定出来るようになっている。指定された走行モードは
メモリ11の所定記憶エリア(アドレス)に記憶される
のである。
は、以下に述べるNF処理のモードを定めるためのモー
ドコマンドを入力するキー(図示せず)が設けられてお
り、このモードコマンドキーによって、日常走行、準日
常走行及び非日常走行の各モードが車両走行に先立って
指定出来るようになっている。指定された走行モードは
メモリ11の所定記憶エリア(アドレス)に記憶される
のである。
【0021】次に、このRDS受信機におけるシステム
コントローラ10が実行するNF処理サブルーチンの一
例について、図5のフローチャートを参照しながら説明
する。図5に示したNF処理サブルーチンSR1は、い
わゆるマイクロコンピュータによって形成されるシステ
ムコントローラ10において、メインルーチンに割り込
んで、実行されるものであり、まず、ステップS1にお
いては、操作部12を介して操作者から既に与えられて
メモリ11に記憶されているモードコマンドが非日常走
行モードであるや否やを判別する。ステップS1におい
て、現在の指定走行モードが非日常走行モードであるこ
とを判別したときは、RDSデータ信号によって与えら
れるAFリストに従って、通常のNF処理サブルーチン
SR2が実行される(ステップS2)。
コントローラ10が実行するNF処理サブルーチンの一
例について、図5のフローチャートを参照しながら説明
する。図5に示したNF処理サブルーチンSR1は、い
わゆるマイクロコンピュータによって形成されるシステ
ムコントローラ10において、メインルーチンに割り込
んで、実行されるものであり、まず、ステップS1にお
いては、操作部12を介して操作者から既に与えられて
メモリ11に記憶されているモードコマンドが非日常走
行モードであるや否やを判別する。ステップS1におい
て、現在の指定走行モードが非日常走行モードであるこ
とを判別したときは、RDSデータ信号によって与えら
れるAFリストに従って、通常のNF処理サブルーチン
SR2が実行される(ステップS2)。
【0022】通常のNF処理サブルーチンSR2につい
ては、周知である故、ここでは詳述しない。ステップS
1において、現在の指定走行モードが非日常走行モード
ではないことを判別した場合、変数iを1として(ステ
ップS2)、現在指定走行モードが準日常走行であるや
否やを判別する(ステップS31)。
ては、周知である故、ここでは詳述しない。ステップS
1において、現在の指定走行モードが非日常走行モード
ではないことを判別した場合、変数iを1として(ステ
ップS2)、現在指定走行モードが準日常走行であるや
否やを判別する(ステップS31)。
【0023】ステップS3において、現在指定走行モー
ドが準日常走行モードであることを判別した場合は、メ
モリ11のあるPIに対応する受信履歴用のメモリ領域
内のaddi番アドレスについて、周波数データfj(j:
1…nのうちのいずれか1)が存在するや否やを判別す
る(ステップS4)。ステップS4において、周波数デ
ータfjが存在することを判別した場合、このi番アド
レスの周波数データfjによって定まる局周波数fjを
受信するようにPLL回路2bにコマンドを与える(ス
テップS5)。
ドが準日常走行モードであることを判別した場合は、メ
モリ11のあるPIに対応する受信履歴用のメモリ領域
内のaddi番アドレスについて、周波数データfj(j:
1…nのうちのいずれか1)が存在するや否やを判別す
る(ステップS4)。ステップS4において、周波数デ
ータfjが存在することを判別した場合、このi番アド
レスの周波数データfjによって定まる局周波数fjを
受信するようにPLL回路2bにコマンドを与える(ス
テップS5)。
【0024】次いで、局周波数fjの受信状態において
レベル検出器7から得られる受信電界強度の情報を得
て、現在受信電界強度が、設定レベルを越えているや否
や判別する(ステップS6)。ステップS6において、
受信電界強度が設定レベルを越えていることを判別した
場合、受信成功である故、 addi番アドレスに対応する
ミスカウンタの内容をゼロにリセットし(ステップS
7)、このときの受信周波数の受信を継続する(ステッ
プS8)。
レベル検出器7から得られる受信電界強度の情報を得
て、現在受信電界強度が、設定レベルを越えているや否
や判別する(ステップS6)。ステップS6において、
受信電界強度が設定レベルを越えていることを判別した
場合、受信成功である故、 addi番アドレスに対応する
ミスカウンタの内容をゼロにリセットし(ステップS
7)、このときの受信周波数の受信を継続する(ステッ
プS8)。
【0025】その後、後述する時系列履歴リスト作成サ
ブルーチンSR3を実行する。一方、ステップS6にお
いて受信電界強度が設定レベル以下であることを判別し
た場合は、 addi番アドレスに対応するミスカウンタエ
リアのデータ値を1つだけアップカウントして(ステッ
プS9)、次いで変数iの現在値を1だけ増加させてス
テップS11に入る(ステップ10)。ステップS11
において、変数iが第1所定最大値imax1以下であ
ることを判別した場合には、ステップS4に戻るが、i
>imax1を判別した場合には、準日常走行モードに
よるNF処理に成功しなかったものとして、図4に示し
たAFリストによるNF処理サブルーチンすなわち通常
NF処理サブルーチンSR2を実行する。
ブルーチンSR3を実行する。一方、ステップS6にお
いて受信電界強度が設定レベル以下であることを判別し
た場合は、 addi番アドレスに対応するミスカウンタエ
リアのデータ値を1つだけアップカウントして(ステッ
プS9)、次いで変数iの現在値を1だけ増加させてス
テップS11に入る(ステップ10)。ステップS11
において、変数iが第1所定最大値imax1以下であ
ることを判別した場合には、ステップS4に戻るが、i
>imax1を判別した場合には、準日常走行モードに
よるNF処理に成功しなかったものとして、図4に示し
たAFリストによるNF処理サブルーチンすなわち通常
NF処理サブルーチンSR2を実行する。
【0026】また、ステップS4において、 addi番ア
ドレスに周波数データfjが存在しないことを判別した
場合には、ステップS10にジャンプする。翻って、ス
テップS3において、操作部12を介して指定された現
在の走行モードが準日常走行モードではないと判別した
ときは、指定走行モードは日常走行モードであると言え
る訳であり、時系列履歴リスト中の addi番アドレスに
アクセスして、そこに周波数データfjが存在するや否
やを判別する(ステップS12)。 addi番アドレスに
周波数データfjが存在することを判別したときは、ad
di番アドレスの周波数fjの受信号をPLL回路2bに
指示する(ステップS13)。そして、このときの受信
電界強度が設定レベルより大であるや否やを判別する
(ステップS16)。
ドレスに周波数データfjが存在しないことを判別した
場合には、ステップS10にジャンプする。翻って、ス
テップS3において、操作部12を介して指定された現
在の走行モードが準日常走行モードではないと判別した
ときは、指定走行モードは日常走行モードであると言え
る訳であり、時系列履歴リスト中の addi番アドレスに
アクセスして、そこに周波数データfjが存在するや否
やを判別する(ステップS12)。 addi番アドレスに
周波数データfjが存在することを判別したときは、ad
di番アドレスの周波数fjの受信号をPLL回路2bに
指示する(ステップS13)。そして、このときの受信
電界強度が設定レベルより大であるや否やを判別する
(ステップS16)。
【0027】ステップS16において、受信電界強度が
設定レベルより大であることを判別した場合には、 add
i番アドレスに対応するミスカウンタメモリ値をゼロに
リセットし(ステップS17)、そのまま受信を継続す
る(ステップS18)。一方、ステップS16におい
て、受信電界強度が設定レベル以下であることを判別し
たときは、 addi番アドレスに対応するミスカウントメ
モリ値を1だけアップカウントして(ステップS1
9)、次いで、変数iをi+1に置換し(ステップS2
0)、得られるiの値が第2所定最大値imax2(i
max2>imax1)を越えているや否やを判別する
(ステップS21)。ステップS21において、i≦i
max2であることを判別したときにはステップS12
に戻り、i>imax2であることを判別したときには
図4のAFリストに基づく通常のNF処理サブルーチン
SR2を実行する。
設定レベルより大であることを判別した場合には、 add
i番アドレスに対応するミスカウンタメモリ値をゼロに
リセットし(ステップS17)、そのまま受信を継続す
る(ステップS18)。一方、ステップS16におい
て、受信電界強度が設定レベル以下であることを判別し
たときは、 addi番アドレスに対応するミスカウントメ
モリ値を1だけアップカウントして(ステップS1
9)、次いで、変数iをi+1に置換し(ステップS2
0)、得られるiの値が第2所定最大値imax2(i
max2>imax1)を越えているや否やを判別する
(ステップS21)。ステップS21において、i≦i
max2であることを判別したときにはステップS12
に戻り、i>imax2であることを判別したときには
図4のAFリストに基づく通常のNF処理サブルーチン
SR2を実行する。
【0028】次に、図6を参照して、時系列受信履歴リ
スト作成サブルーチンSR3について説明する。このサ
ブルーチンSR2においては、まずnを1としておいて
(ステップS20)、メモリ11内の時系列受信履歴リ
スト領域において、最新受信周波数fjと同一の周波数
が同一PIの番地 addn内に記憶されているや否やを判
別する(ステップS21)。ステップS21において、
かかる周波数が存在することを判別した場合には、 add
nのメモリ内容を削除して(ステップS22)、 addnよ
り若い番地すなわち add1〜 addn-1のメモリ内容を1番
地づつ老番にシフトする(ステップS23)。そして、
add1に最新受信周波数fjを記憶する(ステップS2
4)。
スト作成サブルーチンSR3について説明する。このサ
ブルーチンSR2においては、まずnを1としておいて
(ステップS20)、メモリ11内の時系列受信履歴リ
スト領域において、最新受信周波数fjと同一の周波数
が同一PIの番地 addn内に記憶されているや否やを判
別する(ステップS21)。ステップS21において、
かかる周波数が存在することを判別した場合には、 add
nのメモリ内容を削除して(ステップS22)、 addnよ
り若い番地すなわち add1〜 addn-1のメモリ内容を1番
地づつ老番にシフトする(ステップS23)。そして、
add1に最新受信周波数fjを記憶する(ステップS2
4)。
【0029】一方、 addn内に最新受信周波数fjに等
しい局周波数が存在しないことを判別した場合には、n
をn+1に置換して、(ステップS25)、得られるn
がnmaxより大であるや否やを判別する(ステップS
26)。ステップS26においてn<nmaxを判別し
た場合、ステップS21に戻り、n≧nmaxを判別し
た場合は add1〜 addnのメモリ内容を1番地づつ老番
(すなわち後位)の番地へ移し(ステップS27)、そ
の後、ステップS24を実行する。
しい局周波数が存在しないことを判別した場合には、n
をn+1に置換して、(ステップS25)、得られるn
がnmaxより大であるや否やを判別する(ステップS
26)。ステップS26においてn<nmaxを判別し
た場合、ステップS21に戻り、n≧nmaxを判別し
た場合は add1〜 addnのメモリ内容を1番地づつ老番
(すなわち後位)の番地へ移し(ステップS27)、そ
の後、ステップS24を実行する。
【0030】上記したサブルーチンSR3の実行によ
り、図7に示す如き時系列受信履歴リストがPI毎すな
わちネットワーク毎に形成されるのである。次に、受信
失敗の多い局周波数を時系列受信履歴リストから削除し
て、時系列受信履歴リストに基づくNF処理の処理時間
の短縮をなすためのサブルーチンSR4について図8を
参照しつつ説明する。
り、図7に示す如き時系列受信履歴リストがPI毎すな
わちネットワーク毎に形成されるのである。次に、受信
失敗の多い局周波数を時系列受信履歴リストから削除し
て、時系列受信履歴リストに基づくNF処理の処理時間
の短縮をなすためのサブルーチンSR4について図8を
参照しつつ説明する。
【0031】このサブルーチンにおいては、まず、変数
iを1としておいて(ステップS30)、番地 addiの
ミスカウント値を所定値Cmaxと比較する(ステップS
31)。ステップS31において addiのミスカウント
値がCmaxを越えていると判別した場合、 addiのメモリ
内容を削除する(ステップS32)。次いで、i>im
axであるや否やを判別して(ステップS33)、i≦
imaxであるならば、iをi+1に置換して(ステッ
プS34)ステップS31に戻る。ステップS33にお
いて、i>imaxであることを判別したときはサブル
ーチンSR4を終了してメインルーチンに戻るのであ
る。
iを1としておいて(ステップS30)、番地 addiの
ミスカウント値を所定値Cmaxと比較する(ステップS
31)。ステップS31において addiのミスカウント
値がCmaxを越えていると判別した場合、 addiのメモリ
内容を削除する(ステップS32)。次いで、i>im
axであるや否やを判別して(ステップS33)、i≦
imaxであるならば、iをi+1に置換して(ステッ
プS34)ステップS31に戻る。ステップS33にお
いて、i>imaxであることを判別したときはサブル
ーチンSR4を終了してメインルーチンに戻るのであ
る。
【0032】なお、ステップS31においてミスカウン
ト値がCmaxを越えていないことを判別した場合はステ
ップS32を行なわずにステップS33にジャンプす
る。なお、上記した実施例において、操作者が走行モー
ドを特に指定しない場合は、システムコントローラ10
が日常走行モードを優先させることにしても良い。
ト値がCmaxを越えていないことを判別した場合はステ
ップS32を行なわずにステップS33にジャンプす
る。なお、上記した実施例において、操作者が走行モー
ドを特に指定しない場合は、システムコントローラ10
が日常走行モードを優先させることにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明によるRDS受信機においては、実際に受信
したRDS放送局の受信履歴を所定局数分だけ記憶して
受信履歴リストを作成しておいて、当該リスト中の受信
時刻の新しい局についてのみNF処理を行なうこととし
たので、近距離の日常的に移動する範囲内を車両が走行
する場合には、受信履歴リストの全ての局周波数につい
てNF処理するのではなく、受信成功の確率の高い局周
波数についてのみNF処理することになるので、車両の
走行態様に対応した効率的なNF処理が行なえるのであ
る。
に、本発明によるRDS受信機においては、実際に受信
したRDS放送局の受信履歴を所定局数分だけ記憶して
受信履歴リストを作成しておいて、当該リスト中の受信
時刻の新しい局についてのみNF処理を行なうこととし
たので、近距離の日常的に移動する範囲内を車両が走行
する場合には、受信履歴リストの全ての局周波数につい
てNF処理するのではなく、受信成功の確率の高い局周
波数についてのみNF処理することになるので、車両の
走行態様に対応した効率的なNF処理が行なえるのであ
る。
【図1】 ベースバンドのRDSデータ構成図。
【図2】 本発明によるRDS受信機の基本的構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】 図2のRDS受信機のRDS信号検出部の具
体的構成を示すブロック図。
体的構成を示すブロック図。
【図4】 通常のAFリストを示す表。
【図5】 本発明によるRDS受信機が有するNF処理
機能を示すフローチャート。
機能を示すフローチャート。
【図6】 図5のフローチャート中の時系列受信履歴リ
スト作成サブルーチンを示すフローチャート。
スト作成サブルーチンを示すフローチャート。
【図7】 図6のサブルーチンによって形成される時系
列受信履歴リストを示す表。
列受信履歴リストを示す表。
【図8】 図6の時系列受信履歴リストから受信失敗の
多い局周波数を削除するためのサブルーチンを示すフロ
ーチャート。
多い局周波数を削除するためのサブルーチンを示すフロ
ーチャート。
1 アンテナ 2 フロントエンド 2a 混合器 2b PLL回路 3 IF増幅器 4 FM検波器 5 ステレオ復調回路 6 ミューティング回路 7 レベル検出器 8 局検出器 9 RDS信号検出部 10 システムコントローラ 11 メモリ 12 操作部 13 表示部 14 フィルタ 15 PLL 16 D−PLL 17 デコーダ 18 ゲート 19 ロック検出器 20 ブロックグループ同期及びエラー検出回路 21 エラー訂正回路
Claims (3)
- 【請求項1】 主情報信号と、前記主情報信号の属する
ネットワークと同一のネットワークに属する代替局の局
周波数リストを含むRDSデータ信号と、を多重したR
DS放送波を受信可能なRDS受信機であって、 実際に受信した放送局の局周波数をネットワーク毎にか
つその受信時刻の遅い順に第1所定数だけ記憶する受信
履歴記憶手段と、 前記受信履歴記憶手段に記憶されている局周波数のう
ち、ネットワーク毎の受信時刻の遅い方から前記第1所
定数より小なる第2所定数の局周波数だけを指定する指
定手段と、 前記指定手段によって指定された局周波数のリストに基
づいて、同一ネットワーク内の追従選局動作を行なう選
局手段と、 からなることを特徴とするRDS受信機。 - 【請求項2】 前記指定手段は、指令に応じて非活性化
されることを特徴とする請求項1記載のRDS受信機。 - 【請求項3】 前記指令は、準日常走行又は非日常走行
モード指令であることを特徴とする請求項2記載のRD
S受信機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21009494A JP3272880B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | Rds受信機 |
DE1995131367 DE19531367A1 (de) | 1994-09-02 | 1995-08-25 | RDS-Empfänger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21009494A JP3272880B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | Rds受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879018A JPH0879018A (ja) | 1996-03-22 |
JP3272880B2 true JP3272880B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=16583724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21009494A Expired - Fee Related JP3272880B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | Rds受信機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3272880B2 (ja) |
DE (1) | DE19531367A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114301557B (zh) * | 2021-12-16 | 2023-12-29 | 中国人民解放军国防科技大学 | 基于预测数据和历史数据结合的短波选频方法及系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3917236C1 (ja) * | 1989-05-26 | 1990-08-02 | Blaupunkt-Werke Gmbh, 3200 Hildesheim, De | |
DE4024366C2 (de) * | 1990-08-01 | 1993-12-09 | Blaupunkt Werke Gmbh | Autoradio mit einem Radiodatensignaldecoder |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP21009494A patent/JP3272880B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-08-25 DE DE1995131367 patent/DE19531367A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0879018A (ja) | 1996-03-22 |
DE19531367A1 (de) | 1996-05-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |