JP3210482B2 - 代替局サーチ方法 - Google Patents

代替局サーチ方法

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JP3210482B2
JP3210482B2 JP11440193A JP11440193A JP3210482B2 JP 3210482 B2 JP3210482 B2 JP 3210482B2 JP 11440193 A JP11440193 A JP 11440193A JP 11440193 A JP11440193 A JP 11440193A JP 3210482 B2 JP3210482 B2 JP 3210482B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は代替局サーチ方法に係
り、特にFM放送に同一プログラムネットワークの代替
局に関する情報を含む各種データを多重する情報多重用
の代替局サーチ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カーラジオでは、或る局の受信中に車両
の移動で放送エリアを外れたとき、自動的に同じ放送を
行っている新たな局に選局し直すことができると便利で
ある。この機能を実現すべく、ヨーロッパ放送連合によ
りRDS(ラジオデータシステム)が提案され、実用化
されている。
【0003】このRDSは、FM放送信号にディジタル
の各種データを多重して伝送するものであり、伝送され
るメッセージとしては、現在受信されているFM放送の (1) プログラム識別コード(PI) (2) プログラム名(PS) (3) 同一プログラムネットワークの周波数リスト(A
F) (4) 番組内容識別コード(PTY) (5) 送信状態識別コード(DI) (6) 音楽か会話かの識別コード(M/S) 及び、 (7) 交通情報放送局の識別コード(TP) (8)交通情報放送中の識別コード(TA) 等がある。
【0004】このように、RDSでは受信されているF
M放送に関するメッセージ等が多重に送信されてくるた
め、該メッセージを利用して今までにない格別な動作が
可能となる。例えば、車両の移動により、受信中の放送
局の電界強度が一定以下になった場合には、AFリスト
を利用して同一プログラムを放送している受信状態の良
好な他の局へ自動的に切り替えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、AFリスト
には図13に示す如く、現在受信中の局D0 (周波数f
D0)と同一のプログラムネットワークPID の代替局D
1 〜Dn の周波数fD1,fD2,・・,fDnが含まれてい
るのであるが、この内の幾つかについては、例えば、f
D1の如く、たまたま他のプログラムネットワークPIE
を構成し、局D0と放送エリアの一部重なっている局E
0 の周波数fE0と一致していることがある。この場合、
車両が局D0 の放送エリアから外れたためAFリストを
参照して代替局をサーチしたとき、fD1=fE0がリスト
に入っているので、局E0 もサーチ対象になってしま
い、誤動作が起きることがあった。局E0 に同調したあ
と、該局E0 から受信したRDSデータ中のPIコード
がそれまで受信していた局D0のPIコードと同じかチ
ェックすると、不一致となるので、AFリスト中の他の
代替局周波数fD2〜fDnを用いてサーチを続行すること
になり、サーチが完了するまでユーザが長く待たされる
とともに、一時的に他のプログラムが聞こえてしまうと
いう問題が生じる。
【0006】この問題を解決するため、図14に示す如
く、当初は、車両が或るプログラムネットワークPIF
を構成する1つの局F0 (周波数fF0)を受信中に、該
局F 0 の放送エリアから外れたためAFリストを用いた
代替局サーチで代替局F1 (PIコード=PIF 、周波
数fF2)に切り替わったとき、メモリに、PIF に対応
付けてfF0とfF1を登録し、更に、局F1 のサービスエ
リアから外れたためAFリストを用いた代替局サーチで
代替局F2 (PIコード=PIF 、周波数fF2)に切り
替わったとき、メモリに、PIF に対応付けてfF2を追
加登録するという具合にして、自動追従した各受信局F
0 ,F1 ,F2 ,F3 ,・・・の周波数fF0,fF1,f
F2,fF3,・・・を登録しておく。他のプログラムネッ
トワークPIG 、PIH 、・・に関して複数の局にわた
り順に自動追従したときも、該プログラムネットワーク
に対応付けて自動追従した各受信局の周波数fG0
G1,fG2,fG3,・・・、fH0,fH1,fH2,fH3
・・・、・・・を登録しておく。
【0007】そして、その後、例えば、局F2 を受信中
に、車両が局F2 の放送エリアから外れたため受信状態
が悪化したとき、メモリに、局F2 と同じプログラムネ
ットワークPIF を構成する幾つかの局周波数が登録済
かチェックし、登録されていれば、これらを優先して代
替局のサーチを行い、代替局を見出せなかったときのみ
局F2 から受信したAFリストを参照して代替局のサー
チを行うようにする提案がある。予め、メモリの登録内
容が図14の如くなっていれば、車両が図14のeの経
路を通ってF2 からF3 の放送エリアに移行したとき、
メモリにfF3が登録されているのでAFリストを参照す
ることなく、速やかに、代替局F3 へ切り替えることが
できる。
【0008】しかしながら、このようにAFリストの利
用を必要最小限に抑えた改良案においても、メモリに登
録されたプログラムネットワークPIF を構成する内、
例えば局F0 の周波数fF0が、局F2 と放送エリアが一
部重なり、プログラムネットワークPIG を構成する局
0 の局周波数fG0と一致していることがある。かかる
場合、車両が図14のgの経路を通って走行したとき、
局F2 の放送エリアから外れた時点でメモリを参照して
代替局サーチを行うと、局G0 が誤ってサーチ対象とな
ってしまい、誤動作の改善にそれほど役立たなかった。
【0009】以上から本発明の目的は、代替局のサーチ
を誤動作なく実行することのできるラジオ受信機を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、当初、現在の受信局の受信状態が悪化する毎に、
FM放送信号に含まれるAFリストを参照して、同一プ
ログラムネットワークの代替局をサーチする手段と、そ
れまで受信していた受信局とサーチ完了後の代替局の周
波数を、同一プログラムネットワークにおける隣接局
係にあることが判るように関係付けてメモリに登録する
手段と、その後、当該受信局の受信状態が悪化したと
き、メモリより、当該受信局に対し同一プログラムネッ
トワークでの隣接局として登録された局を優先してサー
チする手段と、該手段でサーチ不能のとき、FM放送信
号に含まれるAFリストを参照して、同一プログラムネ
ットワークの代替局をサーチするとともに、それまで受
信していた受信局の周波数とサーチ完了後の代替局周波
数を互いに同一プログラムネットワークにおける隣接局
関係にあることが判るように関係付けてメモリに登録す
る手段とにより達成される。
【0011】
【作用】本発明によれば、当初、現在の受信局の受信状
態が悪化する毎に、FM放送信号に含まれるAFリスト
を参照して、同一プログラムネットワークの代替局をサ
ーチするとともに、それまで受信していた受信局とサー
チ完了後の代替局の周波数を、同一プログラムネットワ
ークにおける隣接局関係にあることが判るように関係付
けてメモリに登録していき、その後、受信局の受信状態
が悪化したとき、メモリより、当該受信局に対し同一プ
ログラムネットワークでの隣接局として登録された局を
優先してサーチし、サーチ不能のとき、FM放送信号に
含まれるAFリストを参照して、同一プログラムネット
ワークの代替局をサーチするとともに、それまで受信し
ていた受信局の周波数とサーチ完了後の代替局周波数を
互いに同一プログラムネットワークにおける隣接局関係
にあることが判るように関係付けてメモリに登録する。
【0012】これにより、受信局の受信状態が悪化した
とき、メモリより、当該受信局に対し同一プログラムネ
ットワークでの隣接局として登録された局が優先してサ
ーチされるが、当該隣接局が他のプログラムネットワー
クを構成する局となっていることはないので、代替局サ
ーチ中に誤って一時的にセットが他のプログラムネット
ワークに同調する頻度が著しく減少し、特に、車両が過
去に走行した経路を走行するときは全く誤動作を生じる
ことなく、次々と代替局に自動追従していくことがで
き、サーチが完了するまで長く放送が途切れたり、一時
的に他のプログラムが聞こえたりすることが無くなる。
又、サーチされた隣接局は車両から距離的に近いため、
同一ネットワークにおける受信状態が最良の局に同調す
ることができる。この結果、受信電界強度が設定値以下
となって他の局をサーチしなおす事態を少なくでき、速
やかに代替周波数に切り替えて受信を継続することがで
きる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係る代替局サーチ方法を具
現したRDSラジオ受信機の全体構成図である。1はア
ンテナ、2は周波数制御データを対応する制御電圧に変
換するPLL回路、3はフロントエンドであり、アンテ
ナ受波信号からPLL回路2より入力する制御電圧に対
応する周波数の放送信号を取り出し、中間周波信号に変
換して出力する。4は中間周波増幅/検波回路(IF/
DET回路)であり、中間周波信号の増幅とFM検波を
行う。5はMPXであり、FM検波信号をステレオ信号
に復調する。6は増幅器(AMP)、7はスピーカであ
る。
【0014】8はRDSデコーダであり、FM検波信号
に重畳されたRDSデータの復調を行う。9はシグナル
メータであり、中間周波増幅/検波回路4から出力され
る中間周波信号を直流検波することにより受信電界強度
を検出する。10はステーションディテクタであり、受
信信号の周波数偏移Δf(帯域幅)の範囲内にあって、
かつ、受信電界強度が所定レベル以上のとき、受信局が
存在すると判定しハイレベルのステーションディテクト
信号SDを出力する。すなわち、ステーションディテク
ト信号SDがローレベルの場合は、シグナルメータ9に
より検出された受信電界強度が大きくても、同調点にお
ける放送局は存在せず、検出された受信電界強度は隣接
局の影響を受けていると判断する。
【0015】11はRDS受信機の全体的な動作を制御
するマイコン構成のコントローラ、12はRDS受信器
に対する選局操作等の各種操作を行う操作部である。コ
ントローラ11の構成を説明すると、11aはRDSデ
ータ(PI、AF、TP、TAなど)等を記憶するバッ
ファメモリ、11bはRDSデコーダ8で復調されたR
DSデータをメモリ11aに登録するデータ登録部、1
1cは代替局メモリであり、各プログラムネットワーク
について、同一プログラムネットワークを構成する各局
毎に、該局の周波数に対応付けて隣接関係に在る局の周
波数を記憶する代替局メモリであり、バッテリバックア
ップされたSRAMを使用するなどして、電源オフ後も
記憶データが保存されるようになっている。
【0016】11dは同調制御部であり、操作部12で
選局操作がなされたとき、ユーザ所望の受信周波数に対
応する周波数制御データを発生してPLL回路2へ出力
し、所望局に同調させる。また、或る局を受信している
間、シグナルメータ9の出力を監視し、受信電界強度が
一定以下に下がったとき、受信状態が悪化したと判断
し、バッファメモリ11aに格納されたAFリストや、
代替局メモリ11cに登録されている現在の受信局と同
一のプログラムネットワークで該受信局に隣接する局周
波数を参照して、代替局をサーチする為の周波数制御デ
ータを順に発生し、PLL回路2へ出力することで受信
周波数を切り換えていき、それまで受信していた局と同
一のプログラムネットワークの局が検出され、かつ、受
信電界強度が一定以上となったところで受信周波数を固
定することで代替局のサーチ制御を行う。
【0017】11eは代替局情報登録部であり、代替局
のサーチがAFリストを用いて行われたとき、それまで
受信していた局とサーチ完了後の代替局の周波数を、互
いに同一プログラムネットワークの隣接局関係にあるこ
とが判るように関係付けて代替局メモリ12cに登録す
る。
【0018】図2は代替局メモリ12cに登録されるデ
ータの説明図である。プログラムネットワーク別(PI
コード=PIA 、PIB 、PIC 、・・・の別)に、同
一プログラムネットワーク内で受信した各局を特定する
ための受信局周波数fA0,f A1,fA2,fA3,・・・、
B0,fB1,fB2,fB3,・・・、fC0,fC1,fC2
C3,・・・、・・・が登録されるとともに、これらの
各受信局周波数毎に、同一プログラムネットワーク内で
隣接する局の周波数が登録される。例えば、f A0とfA1
が同一プログラムネットワーク内で隣接局関係にあると
き、受信局周波数fA0に対応付けて隣接局周波数fA1
登録され、逆に、受信局周波数fA1に対応付けて隣接局
周波数fA0が登録される。また、fA1とfA2が同一プロ
グラムネットワーク内で隣接局関係にあるとき、受信局
周波数fA1に対応付けて隣接局周波数fA2が登録され、
逆に、受信局周波数fA2に対応付けて隣接局周波数fA1
が登録される。
【0019】図3は、各々、FM放送信号に重畳して送
られるRDSデータフォーマットの一例を示すものであ
る。図3はFM放送信号自身のプログラムネットワーク
に関するRDSデータを伝送するためのタイプ0Aグル
ープと呼ばれるものであり、4つのブロックの内、最初
のブロックでPI(TN)、第2ブロックでグループア
ドレス,TP(TN),PTY(TN),TA(TN)
等、第3ブロックで2つのAF(TN)、第4ブロック
で2文字分のPS(TN)が送られる。なお、(TN)
はFM放送信号自身のプログラムネットワークに係わる
ことを示す。
【0020】図4〜図8はコントローラ11の動作を説
明するための流れ図であり、図4〜図7はメインフロー
を示し、図8はRDSデコーダ8からRDSデータが出
力されたとき実行される割り込み処理を示す。図9は車
両の走行経路と各放送局の放送エリアの関係を示す説明
図、図10〜図12は代替局メモリ12cに登録される
代替局データの説明図である。以下、これらの図に従っ
て説明する。図9中、A0 〜A4 は同一のプログラムネ
ットワークPIA を構成する各々周波数fA0〜fA4の放
送局、B0 〜B2 は同一のプログラムネットワークPI
B を構成する各々周波数fB0〜fB2の放送局である。車
両はセットの電源オン後、a、b、c、dの経路で走行
するものとする。なお、代替局メモリ12cは最初、デ
ータが未記録であるとする。
【0021】電源スイッチがオンされると、同調制御部
11dは所定の初期設定処理を行い(図4のステップ1
01)、前回電源オフ直前に受信していた放送局に係る
周波数制御データをPLL回路2へ出力し、前回電源オ
フ直前の受信状態を再現する。ここで、セットが局A0
に同調し、かつ、車両が局A0 の放送エリア内に入って
いるものとすると、アンテナ1の受波信号からフロント
エンド3で局A0 のFM放送信号が取り出されるととも
に中間周波信号に変換される。そして、中間周波増幅/
検波回路4で増幅・検波がなされ、マルチプレクサ5で
ステレオ音声信号が復調される。この音声信号は増幅器
6で増幅後、スピーカ7で音響再生される。
【0022】放送局A0 からはFM放送信号に重畳した
RDSデータが送られ、セットのRDSデコーダ8で復
調されてコントローラ11に出力される(図2参照)。
コントローラ11はRDSデコーダ8からRDSデータ
が出力されると図8の割り込み処理を実行し、RDSデ
ータを入力するとともに、現在代替局サーチ中かチェッ
クし、NOなのでデータ登録部11bがバッファメモリ
11aにPI、AF、PTY、TP、TA、PS等のR
DSデータを登録する(ステップ501〜503)。な
お、代替局サーチ中にRDSデータを入力したとき、コ
ントローラ11はPIコードを同調制御部11dに入力
する(ステップ502、504)。
【0023】局A0 の受信中、コントローラ11の同調
制御部11dは随時、操作部12で選局操作がなされた
か、また、シグナルメータ9から入力する受信電界強度
信号の示す受信電界強度が一定以下となり現在の受信局
の受信状態が悪化したか監視している(図4のステップ
102、103)。車両が図9のaに沿って走行し、局
0 の放送エリアから外れるとともに局A0 と同一のプ
ログラムネットワークPIA を構成する局A1 の放送エ
リアに入って局A0 の受信状態が悪化すると、ステップ
103でYESと判断する。このとき、まず、代替局メ
モリ12cにプログラムネットワークPIA に関する情
報が登録されているかチェックし(ステップ104)、
最初はNOなので、1→iとし、バッファメモリ11a
に登録されている局A0 から受信したAFリストの内、
i番目の代替局周波数データAF 0 を読み出し、対応す
る周波数制御データを発生してPLL回路2へ出力し、
PLL回路2がロックアップするまで一定時間待って、
AF0 に同調させる(ステップ105〜108)。
【0024】続いて、ステーションディテクタ10から
入力したステーションディテクト信号SDがハイレベル
で局が検出されているかチェックし(図5のステップ2
01)、NOであればステップ205へ進み、YESの
ときはRDSデコーダ8で復調されたPIコード(図8
のステップ504で同調制御部11dに入力される)が
それまで受信中の局A0 と同じPIA かチェックし(ス
テップ202)、NOであればステップ205へ進み、
YESのときはシグナルメータ9から受信電界強度信号
を入力して受信電界強度を一時記憶するとともに一定以
上かチェックし(ステップ203、204)、NOであ
ればステップ205へ進む。ステップ205では、AF
リストに含まれる全ての代替局につき処理を終えたかチ
ェックし、NOのときはiをインクリメントしたのち
(ステップ206)、図4のステップ106に戻り、A
Fリストの内、次の代替局周波数データAF1 を読み出
し、対応する周波数制御データを発生してPLL回路2
へ出力し、PLL回路2がロックアップするまで一定時
間待って、AF1 に同調させる(ステップ107、10
8)。
【0025】そして、図5のステップ201以降の処理
を実行し、ステーションディテクタ10から入力したス
テーションディテクト信号SDがハイで局が検出されて
いるかチェックし、NOであればステップ205へ進
み、YESのときはRDSデコーダ8で復調されたPI
コードがそれまで受信中の局A0 と同じPIA かチェッ
クし(ステップ202)、NOであればステップ205
へ進み、YESのときはシグナルメータ9から受信電界
強度信号を入力して受信電界強度を一時記憶するととも
に一定以上かチェックし(ステップ203、204)、
NOであればステップ205へ進む。ステップ205で
は、AFリストに含まれる全ての代替局につき処理を終
えたかチェックし、NOのときはiをインクリメント後
(ステップ206)、再び図4のステップ106へ進
む。
【0026】このようにして、AFリストに含まれる代
替局につき順にセットを同調させながら、局が検出さ
れ、PIコードがPIA となっている代替局で、受信電
界強度が一定以上となっているものがあるかチェックし
ていき、あれば、図5のステップ204でYESと判断
し、その時点の受信周波数に固定して代替局のサーチを
終える。ステップ204でYESとなることなく、AF
リストに含まれる全ての代替局につき処理を終え、ステ
ップ205でYESとなったときは、AFリストの中で
受信電界強度の一番大きかった代替局に係る周波数制御
データをPLL回路2へ出力し、該代替局に受信周波数
を固定して代替局サーチを終える(ステップ207)。
ここでは、局A1 に同調したとき、ステップ204でY
ESとなったものとすると、局A1 に受信周波数が固定
されるので、プログラムネットワークPIA の番組を継
続して聴取することができる。
【0027】このようにしてAFリストを用いて代替局
サーチがなされると、代替局情報登録部11eは代替局
メモリ11cにプログラムネットワークPIA の登録領
域が在るかチェックし(図6のステップ301)、NO
なので該登録領域を作成する(ステップ302、図10
(1)参照)。続いて、局A0 とA1 の周波数fA0とf
A1を共に受信局周波数として登録し、かつ、受信局A0
の隣接局周波数としてfA1を登録し、受信局A1 の隣接
局周波数としてfA0を登録する(ステップ303、30
4)。この結果、代替局メモリ11cにはプログラムネ
ットワークPIA を構成する2つの局A0 、A1 の周波
数が同一プログラムネットワーク内で隣接局関係にある
ことが判るように関係付けて登録されることになる(図
10(1)参照)。
【0028】局A1 からFM放送信号に乗せて送られる
RDSデータは、RDSデコーダ8で復調されたのち、
コントローラ11のデータ登録部11bによりバッファ
メモり11aに登録される(図8のステップ501〜5
03)。その後、車両が図9のaに沿って走行したこと
で、局A1 の放送エリアから外れるとともに局A1 と同
一のプログラムネットワークPIA を構成する局A2
放送エリアに入って局A1 の受信状態が悪化すると、同
調制御部11dは再び図4のステップ103でYESと
判断する。このとき、まず、代替局メモリ12cにプロ
グラムネットワークPIA に関する情報が登録されてい
るかチェックし(ステップ104)、今度はYESなの
で、プログラムネットワークPIA において、受信局周
波数として現在受信中の局A1 の周波数fA1が登録され
ているかチェックする(図7のステップ401)。
【0029】ここでもYESなので、同調制御部11d
は1→jとし、代替局メモリ11cからプログラムネッ
トワークPIA の内、現在受信中の周波数fA1の局A1
に対するj(=1)番目の隣接局周波数fA0を読み出
し、対応する周波数制御データを発生してPLL回路2
へ出力し、PLL回路2がロックアップするまで一定時
間待って、fA1に同調させる(ステップ402〜40
5)。続いて、ステーションディテクタ10から入力し
たステーションディテクト信号SDがハイレベルで局が
検出されているかチェックする(ステップ406)。こ
こではNOとなるのでステップ409へ進む。
【0030】若し、ステップ406でYESとなったと
きはシグナルメータ9から受信電界強度信号を入力して
受信電界強度を一時記憶するとともに一定以上かチェッ
クし(ステップ407、408)、YESであれば、そ
の時点の受信周波数に固定して代替局のサーチを終える
が、NOであれば、ステップ409へ進む。
【0031】ステップ409では代替局メモリ11cに
登録されたプログラムネットワークPIA で局A1 に関
する全ての隣接局周波数につき処理が終わったかチェッ
クし、ここではYESとなるので、次いで、今回同調さ
せた各隣接局周波数の内、局が検出されたものがあるか
チェックし(ステップ410)、NOなので図4のステ
ップ105以降へ進む。
【0032】ステップ105以降では、先に局A1 から
受信したAFリストに含まれる代替局につき順にセット
を同調させながら、局が検出され、PIコードがPIA
となっている代替局で、受信電界強度が一定以上となっ
ているものがあるかチェックしていき、あれば、図5の
ステップ204でYESと判断し、その時点の受信周波
数に固定して代替局のサーチを終える。ステップ204
でYESとなることなく、AFリストに含まれる全ての
代替局につき処理を終え、ステップ205でYESとな
ったときは、AFリストの中で受信電界強度の一番大き
かった代替局に係る周波数制御データをPLL回路2へ
出力し、該代替局に受信周波数を固定して代替局サーチ
を終える(ステップ207)。ここでは、局A2 が代替
局としてサーチされるので、プログラムネットワークP
A の番組を継続して聴取することができる。
【0033】このようにしてAFリストを用いて代替局
サーチがなされると、代替局情報登録部11eは代替局
メモリ11cにプログラムネットワークPIA の登録領
域が在るかチェックし(図6のステップ301)、YE
Sなので続いて、プログラムネットワークPIA での受
信局周波数として先に受信していた局A1 の周波数f A1
が登録されていたかチェックし(ステップ305)、こ
こでもYESなので、今回の代替局A2 の周波数fA2
新たな受信局周波数として登録し、かつ、受信局周波数
A1の隣接局周波数としてfA2を登録し、受信局周波数
A2の隣接局周波数としてfA1を登録する(ステップ3
06、304)。この結果、代替局メモリ11cにはプ
ログラムネットワークPIA を構成する2つの局A1
2 の周波数が同一プログラムネットワーク内で隣接局
関係にあることが判るように関係付けて登録されること
になる(図10(2)参照)。
【0034】以下、同様にして、車両が図9のaの経路
で走行し、同一プログラムネットワークPIA を構成す
る局A2 、A3 の放送エリアを順に通過していった場
合、代替局メモリ11cには図11(1)に示す如く、
プログラムネットワークPIAを構成する内、各受信局
の周波数fA0、fA1、fA2、fA3が受信局周波数として
登録されるとともに、各受信局周波数毎に、同一フログ
ラムネットワークPIAでの隣接局周波数fA1、fA0
A2、fA1,fA3、fA2が登録される。
【0035】その後、車両が図9のbの経路で走行し始
めるとともに、局A3 の受信中に、操作部12でPIA
とは異なるPIB のプログラムネットワークを構成する
局B 0 の選局操作をすると、同調制御部11dは局B0
の周波数fB0に対応する周波数制御データをPLL回路
2へ出力し、局B0 に同調させる(図4のステップ10
9)。このとき、車両が該局B0 の放送エリアに入って
いたものとすると、スピーカ7から局B0 の放送が流れ
る。この状態で、車両が図9のbの経路に沿って走行し
たため、局B0 の放送エリアから外れて同じプログラム
ネットワークPIB を構成する周波数fB1の局B1の放
送エリアに入ると、前述と同様にして局B0 から受信し
たAFリストに基づき、代替局サーチがなされて、局B
1 の受信状態に切り替わり、代替局メモリ11cに、プ
ログラムネットワークPIB について、受信局周波数f
B0とfB1が登録されるとともに、受信局周波数fB0に対
する隣接局周波数としてfB1が登録され、受信局周波数
B1に対する隣接局周波数としてfB0が登録される(図
4のステップ105以降の処理、図11(2)参照)。
【0036】更に、車両が局B1 の放送エリアから外れ
て同じプログラムネットワークPI B を構成する周波数
B2の局B2 の放送エリアに入ると、同調制御部11d
による代替局サーチで、最初、代替局メモリ11cのプ
ログラムネットワークPIBにおける受信局周波数fB1
の局B1 に対する隣接局周波数fB0に同調するが(図7
のステップ402以降の処理)、ステーションディテク
ト信号SDがハイレベルとならず(ステップ406でN
O)、また、代替局メモリ11cには他に受信局周波数
B1に対する他の隣接局周波数が登録されていないので
(ステップ409でYES、410でNO)、局B1
ら受信したAFリストに基づき代替局サーチがなされて
(図4のステップ105以降の処理)、局B2 の受信状
態に切り替わり、代替局メモリ11cに、プログラムネ
ットワークPIB について、受信局周波数fB2が追加登
録されるとともに、受信局周波数fB1に対する隣接局周
波数としてfB2が登録され、受信局周波数fB2に対する
隣接局周波数としてfB1が登録される(図6のステップ
301、305、306、304、図12(1)参
照)。
【0037】ここで、車両が局A2 の放送エリアに入っ
ていたものとして、操作部12でPIA のプログラムネ
ットワークを構成する局A2 の選局操作をすると、同調
制御部11dは局A2 の周波数fA2に対応する周波数制
御データをPLL回路2へ出力し、局A2 に同調させる
(図4のステップ109)。車両が該局A2 の放送エリ
アに入っているのでスピーカ7から局A2 の放送が流れ
る。
【0038】この状態で、車両が図8のcの経路で走行
したことで、局A2 の放送エリアから外れて同じプログ
ラムネットワークPIA を構成する周波数fA5の局A5
の放送エリアに入り、受信状態が悪化すると、同調制御
部11dは図4のステップ103でYESと判断し、ま
ず、代替局メモリ12cにプログラムネットワークPI
A に関する情報が登録されているかチェックし(ステッ
プ104)、YESなので、続いてプログラムネットワ
ークPIA の受信局周波数として現在受信中の局A2
周波数fA2が登録されているかチェックする(図7のス
テップ401)。
【0039】ここでもYESなので、同調制御部11d
は代替局メモリ11cからプログラムネットワークPI
A の内、現在受信中の周波数fA2の局A2 に対する最初
の隣接局周波数fA1に同調させる(ステップ402〜4
05)。続いて、ステーションディテクタ10から入力
したステーションディテクト信号SDがハイで局が検出
されているかチェックする(ステップ406)。ここで
はNOとなるので、続いて、代替局メモリ11cにプロ
グラムネットワークPIA の内、現在受信中の周波数f
A2の局A2 に対する次の隣接局周波数fA3に同調させる
(ステップ409、411、403〜405)。続い
て、ステーションディテクタ10から入力したステーシ
ョンディテクト信号SDがハイで局が検出されているか
チェックする(ステップ406)。
【0040】ここでもNOとなり、代替局メモリ11c
に登録されているプログラムネットワークPIA の内、
現在受信中の周波数fA2に対する全ての隣接局周波数に
つきサーチし終わり、かつ、局が検出されたものがない
ので(ステップ409でYES、410でNO)、同調
制御部11dはバッファメモリ11aに格納されている
局A2 から受信したAFリストに基づき順に代替局サー
チを行う(図4のステップ105以降の処理)。局A5
に切り替わったところで、ステーションディテクト信号
SDがハイレベルとなり、かつ、受信電界強度が一定以
上になるので、同調制御部11dは局A5 の受信状態に
固定し(図5のステップ204でYES)、代替局情報
登録部11eは代替局メモリ11c内に、プログラムネ
ットワークPIA について、受信局周波数fA5を追加登
録するとともに、受信局周波数f A2に対する隣接局周波
数としてfA5を登録し、受信局周波数fA5に対する隣接
局周波数としてfA2を登録する(図6のステップ30
1、305、306、304、図12(2)参照)。
【0041】このあと、車両が図9のdの経路に沿って
走行するとき、まず、局A5 の放送エリアから外れて局
2 の放送エリアに入って、局A5 の受信状態が悪化す
ると、同調制御部11dは図4のステップ103でYE
Sと判断し、代替局メモリ12cにプログラムネットワ
ークPIA に関する情報が登録されているかチェックし
(ステップ104)、YESなので、受信局周波数とし
て現在受信中の局A5の周波数fA5が登録されているか
チェックする(図7のステップ401)。
【0042】ここでもYESなので、同調制御部11d
は代替局メモリ11cからプログラムネットワークPI
A の内、現在受信中の周波数fA5の局A5 に対する最初
の隣接局周波数fA2に同調させる(ステップ402〜4
05)。続いて、ステーションディテクタ10から入力
したステーションディテクト信号SDがハイで局が検出
されているかチェックする(ステップ406)。ここで
はYESとなるので、続いて、シグナルメータ9から受
信電界強度信号を入力して受信電界強度を一時記憶する
とともに一定以上かチェックし(ステップ407、40
8)、ここでもYESとなるので、その時点の受信周波
数fA2に固定して代替局のサーチを終える。これによ
り、先に局A5 で受信していたのと同一プログラムを局
2 を通し継続して受信できる。
【0043】その後、車両が局A2 の放送エリアから外
れるとともに局A3 の放送エリアに入って受信状態が悪
化すると、同調制御部11dは図4のステップ103で
YESと判断し、代替局メモリ12cにプログラムネッ
トワークPIA に関する情報が登録されているかチェッ
クし(ステップ104)、YESなので、受信局周波数
として現在受信中の局A2 の周波数fA2が登録されてい
るかチェックする(図7のステップ401)。YESな
ので、同調制御部11dは代替局メモリ11cからプロ
グラムネットワークPIA の内、現在受信中の周波数f
A2の局A2 に対する最初の隣接局周波数fA1に同調させ
る(ステップ402〜405)。続いて、ステーション
ディテクタ10から入力したステーションディテクト信
号SDがハイレベルで局が検出されているかチェックす
る(ステップ406)。
【0044】ここではNOとなるので、続いて、代替局
メモリ11cにプログラムネットワークPIA の内、現
在受信中の周波数fA2の局A2 に対する次の隣接局周波
数f A3に同調させる(ステップ409、411、403
〜405)。続いて、ステーションディテクタ10から
入力したステーションディテクト信号SDがハイで局が
検出されているかチェックする(ステップ406)。
【0045】今度はYESとなるので、続いて、シグナ
ルメータ9から受信電界強度信号を入力して受信電界強
度を一時記憶するとともに一定以上かチェックし(ステ
ップ407、408)、ここでもYESとなるので、そ
の時点の受信周波数fA3に固定して代替局のサーチを終
える。これにより、先に局A2 で受信していたのと同一
プログラムを局A3 を通し継続して受信できる。
【0046】このように、車両が過去に同じプログラム
ネットワークを受信しながら走行した経路を再度走行す
るとき、それまでの受信局から受信したAFリストを用
いなくても、代替局メモリ11cに登録されているそれ
までの受信局と同一プログラムネットワークで、それま
での受信局と隣接関係にある隣接局周波数を用いて代替
局のサーチを誤動作なく迅速に行うことができる。これ
に対し、AFリストを用いて代替局サーチする場合、サ
ーチ中に他のプログラムネットワークの局に同調するこ
とがあり、サーチに時間が掛かったり、他のプログラム
が聞こえてしまったりする問題が発生する。本実施例で
は、車両が様々な経路での走行を積み重ねるほど、誤動
作の発生頻度が減少することになる。
【0047】
【発明の効果】以上本発明によれば、当初、現在の受信
局の受信状態が悪化する毎に、FM放送信号に含まれる
AFリストを参照して、同一プログラムネットワークの
代替局をサーチするとともに、それまで受信していた受
信局とサーチ完了後の代替局の周波数を、同一プログラ
ムネットワークにおける隣接局関係にあることが判るよ
うに関係付けてメモリに登録していき、その後、受信局
の受信状態が悪化したとき、メモリより、当該受信局に
対し同一プログラムネットワークでの隣接局として登録
された局を優先してサーチし、サーチ不能のとき、FM
放送信号に含まれるAFリストを参照して、同一プログ
ラムネットワークの代替局をサーチするとともに、それ
まで受信していた受信局の周波数とサーチ完了後の代替
局周波数を互いに同一プログラムネットワークにおける
隣接局関係にあることが判るように関係付けてメモリに
登録するように構成したから、受信局の受信状態が悪化
したとき、メモリより、当該受信局に対し同一プログラ
ムネットワークでの隣接局として登録された局が優先し
てサーチされるが、当該隣接局が他のプログラムネット
ワークを構成する局となっていることはないので、代替
局サーチ中に誤って一時的にセットが他のプログラムネ
ットワークに同調する頻度が著しく減少し、特に、車両
が過去に走行した経路を走行するときは、メモリに登録
された隣接局関係にある局に基づき同調できるので、全
く誤動作を生じることなく、次々と代替局に自動追従し
ていくことができる。又、代替時間の低減化を図ること
ができ、サーチが完了するまで長く放送が途切れたり、
一時的に他のプログラムが聞こえたりすることが無くな
る。又、本発明によれば、サーチされた隣接局は車両か
ら距離的に近いため、同一ネットワークにおける受信状
態が最良の局に同調することができる。この結果、受信
電界強度が設定値以下となって他の局をサーチしなおす
事態を少なくでき、速やかに代替周波数に切り替えて受
信を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る代替局サーチ方法を具現したRD
Sラジオ受信機の全体構成図である。
【図2】代替局メモリに格納されるデータの説明図であ
る。
【図3】RDSデータ伝送フォーマットの一例を示す説
明図である。
【図4】コントローラの動作を示す第1の流れ図であ
る。
【図5】コントローラの動作を示す第2の流れ図であ
る。
【図6】コントローラの動作を示す第3の流れ図であ
る。
【図7】コントローラの動作を示す第4の流れ図であ
る。
【図8】コントローラの動作を示す第5の流れ図であ
る。
【図9】車両の走行経路と各放送局の放送エリアの関係
を示す説明図である。
【図10】代替局メモリに格納されるデータの説明図で
ある。
【図11】代替局メモリに格納されるデータの説明図で
ある。
【図12】代替局メモリに格納されるデータの説明図で
ある。
【図13】従来の代替局サーチ法の説明図である。
【図14】従来の他の代替局サーチ法の説明図である。
【符号の説明】
3 フロントエンド 4 中間周波増幅/検波回路 8 RDSデコーダ 9 シグナルメータ 10 ステーションディテクタ 11 コントローラ 11c 代替局メモリ 11d 同調制御部 11e 代替局情報登録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−309008(JP,A) 特開 平4−234213(JP,A) 特開 平2−165715(JP,A) 特表 平5−509216(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 7/18 H03J 5/02 H04B 1/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当初、現在の受信局の受信状態が悪化す
    る毎に、FM放送信号に含まれるAFリストを参照し
    て、同一プログラムネットワークの代替局をサーチする
    とともに、 それまで受信していた受信局とサーチ完了後の代替局の
    周波数を、同一プログラムネットワークにおける隣接局
    関係にあることが判るように関係付けてメモリに登録し
    ていき、 その後、受信局の受信状態が悪化したとき、メモリ
    り、当該受信局に対し同一プログラムネットワークでの
    隣接局として登録された局を優先してサーチし、サーチ
    不能のとき、FM放送信号に含まれるAFリストを参照
    して、同一プログラムネットワークの代替局をサーチす
    るとともに、それまで受信していた受信局の周波数とサ
    ーチ完了後の代替局周波数を互いに同一プログラムネッ
    トワークにおける隣接局関係にあることが判るように関
    係付けてメモリに登録するようにしたこと、 を特徴とする代替局サーチ方法。
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