JP3272179B2 - 無励磁作動形電磁ブレーキ - Google Patents

無励磁作動形電磁ブレーキ

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JP3272179B2 JP02746695A JP2746695A JP3272179B2 JP 3272179 B2 JP3272179 B2 JP 3272179B2 JP 02746695 A JP02746695 A JP 02746695A JP 2746695 A JP2746695 A JP 2746695A JP 3272179 B2 JP3272179 B2 JP 3272179B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動隙間調整が可能
な無励磁作動形電磁ブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】無励磁作動形電磁ブレーキは、電磁コイ
ルが内設されたフィールドコアの正面に、このフィール
ドコアに固定された複数本のガイド軸を介して受圧板を
支持するとともに、これらフィールドコアと受圧板との
間にガイド軸に支持されたアーマチュアを軸線方向にの
み移動可能に配置している。そして、被制動軸に装着さ
れたディスクをアーマチュアと受圧板の間に介装して、
アーマチュアを受圧板側に押圧する制動ばねによりディ
スクを制動する。また、アーマチュアを制動ばねの押圧
力に抗してフィールドコアに磁気吸着することにより、
ディスクとこのディスクが装着された被制動軸の制動を
解放する構造となっている。
【0003】このような構造からなる無励磁作動形電磁
ブレーキは、ディスクやこれと摩擦係合するアーマチュ
アと受圧板の摩耗により、無励磁状態においてフィール
ドコアとアーマチュアの間に形成される隙間が増大して
しまい、フィールドコアを励磁してアーマチュアを制動
ばねのばね力に抗して磁気吸引する制動解放特性が悪く
なってしまうので、前記隙間を自動調整することを可能
とした無励磁作動形電磁ブレーキが種々提案されてい
る。
【0004】その1つとしては、実願昭60−1703
55号(実開昭62−81736号)出願時の明細書並
びに図面に提案された「ブレーキ付回転電機」がある。
この明細書中に実施例として説明された無励磁作動形電
磁ブレーキは、受圧板に反ディスク側に大径側が開口し
た段付き状の貫通穴が穿設され、この段付き穴に挿通さ
れた隙間保持軸をリングホルダを介して受圧板に支持す
るとともに、隙間保持軸のアーマチュアの貫通穴からフ
ィールドコア側に突設した先端に頭部を設け、この頭部
とアーマチュアとの間に無励磁状態におけるアーマチュ
アとフィールドコアの隙間と同寸法の隙間が形成される
構造となっている。また、受圧板の別の段付き状のガイ
ド穴内にも別のリングホルダが配置されており、フィー
ルドコアに固定され装置全体をブラケットに支持するガ
イド軸に、その別のリングホルダを介して受圧板が支持
された構造となっている。
【0005】したがってこの無励磁作動形電磁ブレーキ
は、無励磁状態においてアーマチュアやディスク・受圧
板は制動ばねによりブラケット側に押圧されるが、受圧
板はガイド軸に圧入嵌合したリングホルダによりブラケ
ット側への移動が規制されているので、ディスクとこの
ディスクが装着された被制動軸は制動される。また、デ
ィスクの摩耗によりフィールドコアとアーマチュアの間
の隙間が増大すると、励磁状態としたときアーマチュア
が隙間保持軸の頭部に当打され、アーマチュアのフィー
ルドコアへの磁気吸引移動に伴ない受圧板も隙間増大分
けん引されるので、前記隙間を自動調整することができ
る。
【0006】一方、その他の無励磁作動形電磁ブレーキ
としては、実願昭62−72000号(実開昭63−1
80746号)出願時の明細書並びに図面に提案された
「オートギャップ機構付き電磁ブレーキ装置」がある。
この明細書中に実施例として説明された無励磁作動形電
磁ブレーキは、アーマチュアに固定されて受圧板に穿設
された貫通孔に挿通された隙間保持軸を有し、この隙間
保持軸の受圧板の外側に突設した先端に、波ばねと平輪
・リングホルダ・押圧板を順に嵌合している。そして、
隙間保持軸にリングホルダを圧入嵌合するとともにこの
リングホルダの外側縁部を受圧板に固定した押圧板で抜
け止めしている。また、フィールドコアに固定されたガ
イド軸が受圧板のガイド穴から外側に突設されており、
このガイド軸先端に圧入嵌合された別のリングホルダ
が、平輪を介して押圧板で抜け止めされている。
【0007】このような構造からなる無励磁作動形電磁
ブレーキは、フィールドコアとアーマチュアの間の隙間
が摩耗増大すると、アーマチュアがフィールドコアに磁
気吸引移動するとき、摩耗増大分、隙間保持軸とリング
ホルダを介してアーマチュアが受圧板をけん引するの
で、また、このけん引に伴なって押圧板によりガイド軸
上の別のリングホルダも移動するので、前記隙間を自動
調整することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】実願昭62−7200
0号の無励磁作動形電磁ブレーキは、アーマチュアの
気吸引移動に伴ってこのアーマチュアで受圧板をけん引
するためのリングホルダが直接隙間保持軸に圧入嵌合さ
れた構造であるとともに、アーマチュアや受圧板をガイ
ド軸でフィールドコアに支持した構造であり、アーマチ
ュアや受圧板を隙間保持軸側でフィールドコアに支持す
るためには、装置の組立性の面で改善が必要であった。
【0009】即ち、実願昭60−170355号、第4
図に図示されているように、ガイド軸と中空軸状の隙間
保持軸からなる2重構造にして、隙間保持軸に挿通され
るガイド軸をフィールドコアに後付装着する構造にしな
ければ、受圧板の抜け止め用に設けられる複数個のリン
グホルダと、アーマチュアの移動に伴い受圧板をフィー
ルドコア側にけん引するために設けられる複数個のリン
グホルダを、フィールドコアに固定された複数本のガイ
ド軸と複数本の隙間保持軸に、隙間を調整しながら同時
に圧入嵌合する組立作業になる。 このような組立作業で
あると、リングホルダの偏った弾性変形により、円周方
向に分離配置されたリングホルダと軸との結合力が不均
一になりやすく自動隙間調整のための確実な作動ができ
ない場合がある。この発明では、自動空隙調整が可能な
無励磁作動形電磁ブレーキの組立性を改善することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためにこの発明の無励磁作動形電磁ブレーキでは、第
1の発明として、フィールドコアの正面に円周方向間隔
をおいて交互に立設された複数本の第1・第2ガイド軸
を有し、各ガイド軸がアーマチュアと受圧板に穿設した
ガイド穴と貫通穴に挿通された構造とするとともに、第
1ガイド軸には受圧板の抜け止めとなる第1リングホル
ダを個々に圧入嵌合した。また、第2ガイド軸にはアー
マチュアと受圧板の貫通穴内に両端部が臨む中空軸状か
らなる隙間保持軸を嵌合するとともに、この隙間保持軸
を受圧板に固定した。そして、各隙間保持軸に圧入嵌合
された第2リングホルダとアーマチュアに固定された掛
合板の隙間を、無励磁状態におけるフィールドコアとア
ーマチュアの隙間と等しくなるように設定したことを特
徴とする。
【0011】また第2の発明として、第1の発明におけ
る第1ガイド軸を省略して、第2ガイド軸に相当する複
数本のガイド軸に受圧板の抜け止めとなる第1リングホ
ルダを個々に圧入嵌合することにより、この第1リング
ホルダと第2リングホルダとを同軸上に配置した構造を
特徴とする。
【0012】
【作用】無励磁作動形電磁ブレーキは、制動ばねにより
アーマチュアがディスクを介して受圧板側に押圧される
ので、ディスクとこのディスクが装着される被制動軸が
制動される。制動ばねの押圧力に抗してアーマチュアを
フィールドコアに磁気吸着すれば、ディスクと被制動軸
の制動は解放される。このような作動の繰り返えしによ
りディスクなどが摩耗すると、フィールドコアとアーマ
チュアの無励磁状態における隙間が増大し、フィールド
コアに内設した電磁コイルの磁気回路中の磁気抵抗が大
きくなり、制動解放特性が悪くなるが、アーマチュアが
フィールドコアに磁気吸引移動するとき、前記隙間の増
大分、このアーマチュアは第2リングホルダと隙間保持
軸を介して受圧板をけん引して隙間が自動調整される。
【0013】
【実施例】図1から図5はこの発明の一実施例である無
励磁作動形電磁ブレーキであり、図1は正面図、図2は
図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、
図4は図1の第1リングホルダ周辺の要部拡大図、図5
は図1の第2リングホルダ周辺の要部拡大図である。以
下、これら図面を参照しながら実施例を説明する。
【0014】無励磁作動形電磁ブレーキ1は、一般産業
用機械などの駆動源であるモータのエンドブラケット2
から突設された被制動軸3を制動するように装着されて
いる。符号4は、取付けねじ穴4aから挿入されエンド
ブラケット2に螺合される図示せぬ取付けねじによりエ
ンドブラケット2に固定されたフィールドコアであり、
環状溝内に電磁コイル5が絶縁樹脂で一体に固定され内
設されている。またこのフィールドコア4の正面(電磁
コイル5の磁極面)には、円周方向間隔をおいて複数本
(実施例では、120度の等配位置に3本)の第1ガイ
ド軸6がそのねじ部を螺合して固着することにより立設
されており、各第1ガイド軸6は、このフィールドコア
4の正面に配置されたアーマチュア7と受圧板8に夫々
穿設されたガイド穴7a・8aに挿通されている。そし
て、受圧板8より突設された第1ガイド軸6の各先端に
は、略皿ばね形状からなる第1リングホルダ9が圧入嵌
合され、また各第1リングホルダ9の円板状の外側縁部
9aは、断面L字形の環状部を有する平面視矩形状の固
定板10に一体に固着されている。なお、固定板10は
受圧板8にねじで固定されており、第1リングホルダ9
と固定板10は単一部品として構成することが可能であ
る。また、第1ガイド軸6の先端には、この第1ガイド
軸6をフィールドコア4に螺合するための工具が嵌合さ
れる一対の面取り部6aが形成されている。
【0015】またこの実施例においては、フィールドコ
ア4の正面に円周方向間隔をおいて複数本(実施例で
は、120度の等配位置に3本)の第2ガイド軸11が
そのねじ部を螺合して固着することにより立設されてお
り、第1ガイド軸6と交互に配置されている。なお符号
11aは、第1ガイド軸6の面取り部6aと同様に形成
された一対の面取り部である。各第2ガイド軸11は、
アーマチュア7と受圧板8に複数個(実施例では、12
0度等配位置に各3個)穿設された、ガイド穴7a・8
aとは別の貫通穴7b・8b内に両端部が臨むように嵌
合された中空軸状の隙間保持軸12内に挿通されてい
る。隙間保持軸12は受圧板8側端部に鍔部12aが形
成されており、この鍔部12aは受圧板8の貫通穴8b
開口部に形成した座ぐり面に嵌合され一対のねじで受圧
板8に固定されている。
【0016】各隙間保持軸12には、略皿ばね形状から
なる第2リングホルダ13が圧入嵌合されている。また
第2リングホルダ13は、隙間保持軸12への圧入嵌合
部分がアーマチュア7の貫通穴7b開口部に形成した座
ぐり面内に臨み、円板状の外側縁部13aがアーマチュ
ア7の受圧板8側の面に当接している。そしてこの第2
リングホルダ13の外側縁部13aと掛合板14の掛合
部14aとの間に、無励磁状態(図5参照)におけるフ
ィールドコア4とアーマチュア7との間の隙間Gと等し
い隙間gが設定されている。なお、掛合板14は固定板
10と類似した形状からなり、平面視矩形状の鋼板の一
部にプレス押し加工による断面L字形の環状部を有し、
一対のねじでアーマチュア7に固定されている。
【0017】またこの実施例においては、アーマチュア
7と受圧板8との間に一対のライニング15aが固着さ
れたディスク15が介装されており、またこのディスク
15は、モータの被制動軸3にキー嵌合され図示せぬ止
め輪で抜け止めされることにより軸装されたハブ16と
スプライン嵌合されている。そして、フィールドコア4
に複数個穿設されたばね穴4b(円周方向等配位置に例
えば3個、図3参照)に個々に挿入された各制動ばね1
7の押圧力により、アーマチュア7はディスク15を介
して受圧板8側に押圧される。なお図2の符号18は、
フィールドコア4の正面に円周方向間隔をおいて立設さ
れたガイドピンであり、アーマチュア7に複数個穿設さ
れた貫通穴内に個々に挿入され固定されている。
【0018】以上のような構造とした無励磁作動形電磁
ブレーキ1は、図2・図3のように無励磁状態では、制
動ばね17によりアーマチュア7がディスク15を介し
て受圧板8側に押圧されるので、ディスク15とこのデ
ィスク15が装着された被制動軸3が制動され静止保持
される。ここでフィールドコア4の電磁コイル5に通電
して励磁状態とすると、アーマチュア7は制動ばね17
の押圧力に抗してフィールドコア4に磁気吸着されディ
スク15から離間するので、ディスク15とこのディス
ク15が装着された被制動軸3の制動は解放される。
【0019】このような作動の繰り返えしにより、ディ
スク15のライニング15aが摩耗してフィールドコア
4とアーマチュア7の隙間Gが大きくなると、電磁コイ
ル5の磁気回路中の磁気抵抗も大きくなり制動解放特性
が悪くなるが、この実施例では、アーマチュア7がフィ
ールドコア4に磁気吸引されるとき、アーマチュア7に
固定した掛合板14が第2リングホルダ13に当接さ
れ、これら掛合板14と第2リングホルダ13、そして
隙間保持軸12を介して、アーマチュア7の磁気吸引移
動に伴なって受圧板8が隙間Gの増大分けん引されるの
で、隙間Gは自動調整される。
【0020】次に、この発明の他の実施例である無励磁
作動形電磁ブレーキを説明する。図6は、上半分のみの
断面図であり、先の実施例と同一な構成部材には同一な
符号を付けることにより重複した説明を省略する。この
無励磁作動形電磁ブレーキ19は、先の実施例における
第1ガイド軸6が省略されている。そして、先の実施例
における第2ガイド軸11に、受圧板8の抜け止め部材
となる第1リングホルダ9が圧入嵌合されている。ま
た、第1リングホルダ9の円板状の外側縁部9aは隙間
保持軸12の鍔部12aと重ね合わされ、受圧板8の貫
通穴8b開口部に形成した座ぐり面内に嵌合されてい
る。そして、受圧板8に固定されたリング状の固定板2
0により抜け止めされている。
【0021】以上のような構造とした無励磁作動形電磁
ブレーキ19は、先の無励磁作動形電磁ブレーキ1と同
等な作用をなし、フィールドコア4とアーマチュア8の
隙間Gが自動調整される。
【0022】なお以上の実施例においては、略皿ばね形
状の第1リングホルダ9により受圧板8の抜け止めをし
たが、図7・図8の第1リングホルダ周辺の要部拡大図
に示したように、受圧板8のガイド穴8aに形成された
円錐形の座ぐり面8cに嵌合される円錐周面19aとス
リット19bを有する第1リングホルダ19により受圧
板8の抜け止めをしてもよい。また第1リングホルダ1
9の後退を規制するために、止め輪20で抜け止めされ
た圧縮コイルばね21や、第1リングホルダ9と同様に
第1ガイド軸6に圧入嵌合され受圧板8にねじ止めされ
るスリット22aを有する止め輪22を設ければよい。
このような抜け止め構造とすれば、制動ばね17の押圧
力を受けたときの第1リングホルダ19は第1ガイド軸
6に堅固に圧入嵌合された状態となるので、受圧板8の
抜け止めを確実にすることができる。
【0023】
【発明の効果】このような無励磁作動形電磁ブレーキで
は、第1の発明として第2リングホルダが圧入嵌合され
中空軸状の隙間保持軸を構成したので、第1ガイド軸
をアーマチュアと受圧板のガイド穴に挿通しフィールド
コアに螺合固定し、第1ガイド軸に第1リングホルダを
圧入嵌合することによりフィールドコアとアーマチュア
の隙間を調整した後は、第2ガイド軸を隙間保持軸に挿
入してフィールドコアに螺合固定するのみで組立が完了
する。したがって、ガイド軸や隙間保持軸へのリングホ
ルダの圧入嵌合が別工程になり従来の問題は解決される
ので、無励磁作動形電磁ブレーキの組立性は改善され
る。また、制動ばねのばね力によりディスクが制動され
ることによりアーマチュアや受圧板に作用する衝撃力は
第1、第2ガイド軸で吸収されるので、この発明は、デ
ィスクの制動力が大きい大型の無励磁作動形電磁ブレー
キを提供することができる。
【0024】また第2の発明では、第1リングホルダと
第2リングホルダ、隙間保持軸を同じガイド軸上に配置
したので、アーマチュアや受圧板に形成される貫通穴の
加工数が削減され生産性をより向上することができる
ともに、安価な無励磁作動形電磁ブレーキを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である無励磁作動形電磁ブ
レーキの正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図2の第1リングホルダ周辺の要部拡大図であ
る。
【図5】図2の第2リングホルダ周辺の要部拡大図であ
る。
【図6】この発明の他の実施例である無励磁作動形電磁
ブレーキの上半分のみの断面図である。
【図7】この発明の他の実施例である第1リングホルダ
周辺の要部拡大図である。
【図8】この発明の他の実施例である第1リングホルダ
周辺の要部拡大図である。
【符号の説明】
4 フィールドコア 5 電磁コイル 6 第1ガイド軸 7 アーマチュア 8 受圧板 9 第1リングホルダ 11 第2ガイド軸 12 隙間保持軸 13 第2リングホルダ 14 掛合板 15 ディスク 17 制動ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−11268(JP,A) 実開 昭63−180746(JP,U) 実開 昭62−81736(JP,U) 実開 昭52−71652(JP,U) 実開 昭60−62634(JP,U) 実開 昭49−145091(JP,U) 特公 昭48−37763(JP,B1) 実公 昭42−19691(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 65/54 F16D 55/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁コイルが内設されたフィールドコア
    と、このフィールドコアの正面に円周方向間隔をおいて
    立設された複数本の第1ガイド軸と、これら第1ガイド
    軸が個々に挿通されるガイド穴が穿設された受圧板と、
    この受圧板のガイド穴から外側に突設された前記ガイド
    軸の各先端に圧入嵌合され前記受圧板の前記フィールド
    コア側への移動のみを許容する第1リングホルダと、前
    記フィールドコアと前記受圧板との間に介装され前記ガ
    イド軸が個々に挿通されるガイド穴が複数個穿設された
    アーマチュアと、前記受圧板の前記ガイド穴とは別の複
    数個の貫通穴内に個々に固定されるとともに各先端が前
    記アーマチュアの前記ガイド穴とは別の複数個の貫通穴
    内に臨む中空軸状の複数個の隙間保持軸と、これら各隙
    間保持軸に圧入嵌合され前記受圧板側への移動が許容さ
    れた第2リングホルダと、これら各第2リングホルダと
    所定の隙間をおいて対向する掛合部を有し前記アーマチ
    ュアに固定された掛合板と、前記フィールドコアの正面
    に円周方向間隔をおいて立設され前記隙間保持軸に個々
    に挿通された複数本の第2ガイド軸と、前記アーマチュ
    アと前記受圧板との間に介装され被制動軸に装着される
    ディスクと、このディスクを介して前記アーマチュアを
    前記受圧板側に押圧する制動ばねとを備え、無励磁状態
    における前記フィールドコアと前記アーマチュアの隙間
    と前記第2リングホルダと前記掛合板の隙間を等しく設
    定したことを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキ。
  2. 【請求項2】電磁コイルが内設されたフィールドコア
    と、このフィールドコアの正面に円周方向間隔をおいて
    立設された複数本のガイド軸と、これらガイド軸が個々
    に挿通されるガイド穴が穿設された受圧板と、この受圧
    板のガイド穴から外側に突設された前記ガイド軸の各先
    端に圧入嵌合され前記受圧板の前記フィールドコア側へ
    の移動のみを許容する第1リングホルダと、前記フィー
    ルドコアと前記受圧板との間に介装され前記ガイド軸が
    個々に挿通されるガイド穴が複数個穿設されたアーマチ
    ュアと、前記受圧板のガイド穴内に個々に固定されると
    ともに各先端が前記アーマチュアのガイド穴内に臨む中
    空軸状からなり前記ガイド軸に嵌合された複数本の隙間
    保持軸と、これら各隙間保持軸に圧入嵌合され前記受圧
    板側への移動が許容された第2リングホルダと、これら
    各第2リングホルダと所定の隙間をおいて対向する掛合
    部を有し前記アーマチュアに固定された掛合板と、前記
    アーマチュアと前記受圧板との間に介装され被制動軸に
    装着されるディスクと、このディスクを介して前記アー
    マチュアを前記受圧板側に押圧する制動ばねとを備え、
    無励磁状態における前記フィールドコアと前記アーマチ
    ュアの隙間と前記第2リングホルダと前記掛合板の隙間
    を等しく設定したことを特徴とする無励磁作動形電磁ブ
    レーキ。
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