JP3271611B2 - キャビネットのエアフィルタ - Google Patents

キャビネットのエアフィルタ

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JP3271611B2
JP3271611B2 JP10462199A JP10462199A JP3271611B2 JP 3271611 B2 JP3271611 B2 JP 3271611B2 JP 10462199 A JP10462199 A JP 10462199A JP 10462199 A JP10462199 A JP 10462199A JP 3271611 B2 JP3271611 B2 JP 3271611B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、大型コ
ンピュータ等のキャビネットの底面に装着されるキャビ
ネットのエアフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、大型コンピュータ等は、内部機
器の冷却のために、底面側から吸気し上面側から排気し
ている。このため、従来より、図3に示すように、キャ
ビネット1には、その底部に、キャビネット1の手前側
からスライドさせて装着され、底面開口部1aの全面を
覆うエアフィルタ2が設けられており、キャビネット1
の底面開口部1aから吸気される気体中のゴミや埃など
が、エアフィルタ2によって取り除かれるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大型コンピ
ュータ等は、キャビネット1の底部開口部1aが大きい
ため、エアフィルタ2も大きくせざるを得ず、特に、奥
行きの寸法が大きいキャビネット1にあっては、エアフ
ィルタ2を手前に引き出し清掃する際に、キャビネット
1の手前側にエアフィルタ2を引き出して載置すること
ができる広い作業スペースSが必要であった。
【0004】この場合、エアフィルタ2を複数に分割す
れば良いが、このようにエアフィルタ2を分割すると、
キャビネット1の奥側に装着したエアフィルタ2を引き
出すことが困難となってしまう。つまり、奥側に装着し
たエアフィルタ2を取り出すために、キャビネット1内
へ手を入れて取り出したり、キャビネット1の後方へ回
って、キャビネット1の後方側から引き出さなければな
らないが、キャビネット1の内蔵物により、手を入れて
エアフィルタ2を取り出すことが困難であったり、ま
た、キャビネット1の後方側に連結された他のキャビネ
ット1等により、後方側からのエアフィルタ2の取り出
しも困難であった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易にかつ狭い作業スペースにて装着及び
取り外しを行うことができ、メンテナンス性に優れたキ
ャビネットのエアフィルタを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のキャビネットのエアフィルタは、キ
ャビネットの底面開口部を覆うようにスライドさせて装
着されるキャビネットのエアフィルタであって、スライ
ド方向に複数に分割された単位エアフィルタからなり、
これら単位エアフィルタの側部には、他の単位エアフィ
ルタと着脱可能に連結される連結部を有することを特徴
としている。
【0007】このように、キャビネットの底面開口部を
覆うように設けられるエアフィルタがスライド方向に複
数に分割された単位エアフィルタからなり、しかもこれ
ら単位エアフィルタ同士が互いに着脱可能に連結される
ので、引き出しながら単位エアフィルタ同士を分離させ
ることにより、引き出し方向側に広い作業スペースがな
くても、容易に引き出すことができる。また、単位エア
フィルタ同士を連結させながらキャビネットの底部に装
着することができるので、装着時にも広い作業スペース
を不要とすることができる。これにより、従来のよう
に、キャビネットの底面全面を覆う一枚のエアフィルタ
の場合と比較して、装着及び取り外し作業を極めて容易
にかつ狭い作業スペースにて行うことができ、メンテナ
ンス性を大幅に向上させることができる。
【0008】請求項2記載のキャビネットのエアフィル
タは、請求項1記載のキャビネットのエアフィルタにお
いて、前記連結部が、前記単位エアフィルタに形成され
た係止孔と、この係止孔に係合する係止片とから構成さ
れていることを特徴としている。
【0009】つまり、単位エアフィルタに形成された係
止孔と係止片とを互いに係合させることにより、単位エ
アフィルタ同士を容易に連結させることができる。ま
た、これら係止孔と係止片とによる係合を解除すること
により、単位エアフィルタ同士を容易に分離させること
ができる。
【0010】請求項3記載のキャビネットのエアフィル
タは、請求項2記載のキャビネットのエアフィルタにお
いて、前記係止孔が、前記単位エアフィルタを構成する
枠体に形成され、前記係止片は、前記単位エアフィルタ
を構成する枠体から側方へ突出されさらに上方へ屈曲さ
れてなり、前記係止片を前記係止孔へその下方側から挿
入することにより、互いに係合されて連結されることを
特徴としている。
【0011】このように、一方の単位エアフィルタの係
止片を、他方の単位エアフィルタの係止孔へ、その下方
側から挿入することにより、極めて容易に、係止片と係
止孔とを互いに係合させることができる。また、他方の
単位エアフィルタを上方へ持ち上げて、その係止孔を、
一方の単位エアフィルタの係止片から抜き出させること
により、極めて容易に係止孔と係止片との係合を解除さ
せて単位エアフィルタ同士を分離させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のキャビネットのエ
アフィルタの実施の形態例を図によって説明する。図1
において、符号11は、キャビネット1の底面開口部1
aに装着されるエアフィルタであり、キャビネット1の
底部に、その奥行き方向へスライドさせて装着、取り出
しされるようになっている。このエアフィルタ11は、
図2にも示すように、キャビネット1の奥行き方向、つ
まりスライド方向に分割された複数の単位エアフィルタ
12から構成されたものである。
【0013】これら単位エアフィルタ12は、それぞれ
枠体12aと、この枠体12a内に張られて冷却気体の
吸入時に気体中のゴミや埃等の異物を取り除くフィルタ
材12bとから構成されている。
【0014】これら単位エアフィルタ12は、両側部同
士が互いに連結されるようになっている。つまり、単位
エアフィルタ12には、その枠体12aの一側部側に、
係止スリット(係止孔)13が形成され、枠体12aの
他側部側に、側方へ突出されさらに上方へ屈曲された係
止片14が形成されている。
【0015】そして、単位エアフィルタ12の枠体12
aに形成された係止片14を、他の単位エアフィルタ1
2の係止スリット13へ、その下方側から挿入すること
により、係止片14と係止スリット13とが係合し、単
位エアフィルタ12同士が互いに連結されるようになっ
ている。つまり、これら枠体12aに形成された係止ス
リット13及び係止片14から単位エアフィルタ12同
士を着脱可能に連結する連結部15が構成されている。
【0016】上記構造のエアフィルタ11をキャビネッ
ト1の底面に装着する場合は、まず、一つ目の単位エア
フィルタ12の両端を、キャビネット1の底部における
両側部に形成されている図示しないレールに係止させな
がらキャビネット1内へ押し込む。
【0017】次いで、他の単位エアフィルタ12を、そ
の枠体12aに形成された係止スリット13を、先にキ
ャビネット1の底部に装着した単位エアフィルタ12の
枠体12aに形成された係止片13に係止させる。つま
り、先に装着した単位エアフィルタ12の係止片14
を、次に装着する単位エアフィルタ12の係止スリット
13へ挿入するように、これら単位エアフィルタ12同
士を連結部15にて連結させる。
【0018】この状態にて、連結された単位エアフィル
タ12をキャビネット1の奥へ押し込むことにより、互
いに連結された単位エアフィルタ12からなるエアフィ
ルタ11がキャビネット1の底面開口部1aの全面を覆
うように装着される。つまり、手前の単位エアフィルタ
12を押し込むことにより、奥側の単位エアフィルタ1
2もキャビネット1の奥へ移動される。
【0019】また、清掃等の作業のためにエアフィルタ
11をキャビネット1の底部から取り出す場合は、キャ
ビネット1の手前からエアフィルタ11を、その手前側
の単位エアフィルタ12を把持して引き出す。このよう
にすると、手前の単位エアフィルタ12に連結されてい
る奥側のエアフィルタ12も引き出される。
【0020】ここで、キャビネット1の手前に、大きな
作業スペースSを確保することができない場合は、奥側
の単位エアフィルタ12に手が届く程度に引き出した状
態にて、手前の単位エアフィルタ12の係止スリット1
3から奥側の単位エアフィルタ12の係止片14を抜き
取るように、手前の単位エアフィルタ12を上方へ持ち
上げる。
【0021】このようにすると、これら単位エアフィル
タ12の係止スリット13と係止片14とによる連結部
15の連結が解除されて、単位エアフィルタ12同士が
分離される。そして、このように単位エアフィルタ12
同士を分離させたら、手前の単位エアフィルタ12を作
業スペースSへ配置させ、次いで、奥側の単位エアフィ
ルタ12を把持して手前へ引き出してキャビネット1か
ら抜き出し、同様に作業スペースSへ配置させて清掃作
業等を行う。
【0022】このように、上記のキャビネット1のエア
フィルタ11によれば、キャビネット1の底面開口部1
aを覆うように設けられるエアフィルタ11が、スライ
ド方向に複数に分割された単位エアフィルタ12からな
り、しかもこれら単位エアフィルタ12同士が互いに着
脱可能な連結部15にて連結されるので、引き出しなが
ら単位エアフィルタ12同士を分離させることにより、
キャビネット1の引き出し方向側に広い作業スペースS
がなくても、容易に引き出すことができる。また、単位
エアフィルタ12同士を連結させながらキャビネット1
の底部に装着することができるので、装着時にも広い作
業スペースSを不要とすることができる。
【0023】これにより、従来のように、キャビネット
1の底面開口部1a全面を覆う一枚のエアフィルタ2の
場合と比較して、装着及び取り外し作業を極めて容易に
かつ狭い作業スペースSにて行うことができ、メンテナ
ンス性を大幅に向上させることができる。
【0024】しかも、一方の単位エアフィルタ12の係
止片14を、他方の単位エアフィルタ12の係止スリッ
ト13へ、その下方側から挿入することにより、極めて
容易に、係止片14と係止スリット13とを互いに係合
させることができ、また、他方の単位エアフィルタ12
を上方へ持ち上げて、その係止スリット13を、一方の
単位エアフィルタ12の係止片14から抜き出させるこ
とにより、極めて容易に係止スリット13と係止片14
との係合を解除させて単位エアフィルタ12同士を分離
させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のキャビ
ネットのエアフィルタによれば、下記の効果を得ること
ができる。請求項1記載のキャビネットのエアフィルタ
によれば、キャビネットの底面開口部を覆うように設け
られるエアフィルタがスライド方向に複数に分割された
単位エアフィルタからなり、しかもこれら単位エアフィ
ルタ同士が互いに着脱可能に連結されるので、引き出し
ながら単位エアフィルタ同士を分離させることにより、
引き出し方向側に広い作業スペースがなくても、容易に
引き出すことができる。また、単位エアフィルタ同士を
連結させながらキャビネットの底部に装着することがで
きるので、装着時にも広い作業スペースを不要とするこ
とができる。これにより、従来のように、キャビネット
の底面全面を覆う一枚のエアフィルタの場合と比較し
て、装着及び取り外し作業を極めて容易にかつキャビネ
ットの底面積よりも狭い作業スペースにて行うことがで
き、メンテナンス性を大幅に向上させることができる。
【0026】請求項2記載のキャビネットのエアフィル
タによれば、単位エアフィルタに形成された係止孔と係
止片とを互いに係合させることにより、単位エアフィル
タ同士を容易に連結させることができる。また、これら
係止孔と係止片とによる係合を解除することにより、単
位エアフィルタ同士を容易に分離させることができる。
【0027】請求項3記載のキャビネットのエアフィル
タによれば、一方の単位エアフィルタの係止片を、他方
の単位エアフィルタの係止孔へ、その下方側から挿入す
ることにより、極めて容易に、係止片と係止孔とを互い
に係合させることができる。また、他方の単位エアフィ
ルタを上方へ持ち上げて、その係止孔を、一方の単位エ
アフィルタの係止片から抜き出させることにより、極め
て容易に係止孔と係止片との係合を解除させて単位エア
フィルタ同士を分離させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のキャビネットのエアフ
ィルタの構成及び構造を説明するキャビネット及びエア
フィルタの斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態のキャビネットのエアフ
ィルタの構成及び構造を説明するエアフィルタの斜視図
である。
【図3】 従来のエアフィルタを説明するキャビネット
及びエアフィルタの斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 1a 底面開口部 11 エアフィルタ 12 単位エアフィルタ 12a 枠体 13 係止スリット(係止孔) 14 係止片 15 連結部 S 作業スペース

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの底面開口部を覆うように
    スライドさせて装着されるキャビネットのエアフィルタ
    であって、 スライド方向に複数に分割された単位エアフィルタから
    なり、これら単位エアフィルタの側部には、他の単位エ
    アフィルタと着脱可能に連結される連結部を有すること
    を特徴とするキャビネットのエアフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記連結部は、前記単位エアフィルタに
    形成された係止孔と、この係止孔に係合する係止片とか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1記載のキャ
    ビネットのエアフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記係止孔は、前記単位エアフィルタを
    構成する枠体に形成され、前記係止片は、前記単位エア
    フィルタを構成する枠体から側方へ突出されさらに上方
    へ屈曲されてなり、 前記係止片を前記係止孔へその下方側から挿入すること
    により、互いに係合されて連結されることを特徴とする
    請求項2記載のキャビネットのエアフィルタ。
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