JP3271170B2 - 通風器 - Google Patents
通風器Info
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- JP3271170B2 JP3271170B2 JP08692194A JP8692194A JP3271170B2 JP 3271170 B2 JP3271170 B2 JP 3271170B2 JP 08692194 A JP08692194 A JP 08692194A JP 8692194 A JP8692194 A JP 8692194A JP 3271170 B2 JP3271170 B2 JP 3271170B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- seat
- main body
- cylindrical main
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
あり、特に、組み立てを簡素化して生産性が向上できる
ようにした通風器に関するものである。
−9979号として特許出願している。そこで、該通風
器を図8乃至図12に従って説明する。図において、1
は通風器であり、該通風器1は円筒状本体2内に多数の
羽根3,3…を十字状に交差させて装着してある。該羽
根3の両端部にはビス孔4,4が穿設されてあり、円筒
状本体2の羽根3,3…の取付け位置に該ビス孔4,4
…に対向してビス取付孔5,5…が開穿されている。
側面には弾性力を有する座片6,6が配設されている。
該座片6の一端面は円筒状本体2の側面に沿って形成さ
れ、ビス挿通孔7が開穿されている。而して、円筒状本
体2のビス取付孔5,5…に座片6,6…を配設し、ビ
ス8,8…を外側より座片6,6…のビス挿通孔7,7
…と円筒状本体2のビス取付孔5,5…及び内側面の座
片6,6…のビス挿通孔7,7…へ挿通して該ビス8,
8…を羽根3,3…の端部のビス孔4,4に螺着する。
そして、順次羽根3,3…を取付け十字に交差させる。
6,6…の弾性力により円筒状本体2に密着して取り付
けることができると共に、円滑な回動が可能となって該
羽根3,3…の角度調整などを容易になすことができ
る。
状本体のビス取付孔の位置の内外側面に座片を配設し
て、該座片の弾性力により羽根を密着して円筒状本体に
装着し、且つ、円滑なる回動を可能としている。しか
し、該座片は円筒状本体の内外両面に別個の部材を配設
するため、部品点数を増加して座片の仮固定等の作業が
煩雑で通風器の組み立ての作業性を悪化させている。
て生産性を向上するために解決せらるべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを
目的とする。
成するために提案せられたものであり、両面開放の円筒
状本体の内面に多数の羽根を十字状に交差して回動自在
に配設した通風器に於て、該羽根の両端部にビス孔を穿
設し、且つ、該ビス孔に対向して円筒状本体にビス取付
孔が開穿され、更に、該ビス取付孔に挿入されて止着せ
らるべき座片を一体成形にて形成し、且つ、該座片はビ
ス挿通孔が開穿せられると共に、頭部と挿入部が設けら
れ、該頭部は前記ビス取付孔の内径より大径に形成され
るように前記挿入部に対して段設され、且つ、該段設部
の面は円筒状本体の外側面に沿設できるように形成さ
れ、更に、前記挿入部を前記ビス取付孔に挿入すると共
に、その先端部が円筒状本体の内側面より内方へ突出し
て該円筒状本体に配設された各羽根の端部と対峙させ、
該座片の頭部よりビスを挿入し、該羽根の端部に設けた
前記ビス孔に該ビスの先端部を螺着して各羽根を取付け
る通風器を提供せんとするものである。
差せしめて配設するとき、該円筒状本体に開穿したビス
取付孔に座片を挿入し、そして、該座片の挿入部を該円
筒状本体内に突出させ、その頭部の前端面に設けた段設
部の面を該円筒状本体の外側面に当接して該頭部を該円
筒状本体の外側面に突出させる。そして、該座片の頭部
よりビスを挿入し、該座片の先端部に夫々対峙する各羽
根のビス孔に該ビスの先端部を螺着して、該羽根を円筒
状本体の内側面に回動可能に取付ける。
で、通風器の前記羽根の取付けに際しては該円筒状本体
の内外側に二つのピースより成る座片を夫々対設させる
必要がなくなり、該羽根の取付けの作業性が向上する。
従って詳述する。図において10は通風器であり、図1
乃至図3に示すように該通風器10は薄い金属板にて形
成され、該通風器10は円筒状本体11の前面に鍔12
を外方に向って突設して形成されている。該円筒状本体
11は建築物の壁部(図示せず)に設けられた円筒状の
孔に前記鍔12を該壁面に当接して嵌挿され、該建築物
の室内外の通気ができるように設けられるものである。
沿って二本の羽根13,13を相互に直角に交差させて
配設できるように、該二本の直線上の相互に対峙する前
後の個所にビス取付孔14,14,14,14が開穿さ
れる。そして、之等の二本の直径線に平行に順次、所定
間隔を有する直線上の対峙する円筒状本体11に前記ビ
ス取付孔14,14…を開穿する。而して、之等ビス取
付孔14,14…は該円筒状本体11の一側部位に設け
られ、且つ、之等のビス取付孔14,14…間に介装さ
れる羽根13,13…は前面と後面に夫々配設され、更
に、前面部位の羽根13,13…と後面部位の羽根1
3,13…とは十字状に交差して全体として網目状を呈
するように配設される。
の長手方向一側部位を肉厚部13aに形成し、そして、
両端部を斜欠13b,13bすると共に中間部位を肉薄
部13cに形成されている。而も、前記肉厚部13aの
両端部にビス孔15,15を開穿して該ビス孔15,1
5に後述の座片16,16を介してビス17を螺着して
該羽根13を円筒状本体11内側面に取付けることがで
きるように構成されている。
座片16はナイロン等の弾性体にて形成され、そして、
両面開放のビス挿通孔18を有する。更に、該座片16
は所定の羽根13の両端部に配設されるもの及び該羽根
13の長さが同一のものに用いられるものは略同一形状
を呈している。又、該座片16は円筒状本体11の前記
ビス取付孔14に挿入されるとき、該円筒状本体11の
外側に突出する部位である頭部16aと、該円筒状本体
11に設けた前記ビス挿通孔18に挿入され、そして、
その先端部が円筒状本体11の内側に突出する部位であ
る挿入部16bとが一体に成形されている。
状本体11の外側面に突出させて、該円筒状本体11の
外側面11aに当接できるように該頭部16aの径を前
記ビス取付孔14より大径に形成すべく段設部16cが
形成されている。又、各該段設部16c,16c…の面
は夫々円筒状本体11の外側面11aに密接できるよう
に対応する円筒状本体11の外側面に沿うように曲面に
形成されている。更に、該座片16には夫々前記ビス1
7を挿入するためのビス孔15が開穿され、そして、該
ビス孔15が羽根13の端部に設けたビス孔15に対峙
するように該座片16が対応する羽根13の直線上に設
けられることは当然である。
は、先ず、円筒状本体11に開穿したビス取付孔14,
14…に夫々対応する座片16,16…を該円筒状本体
11の外側面11aより挿入する。このとき、該座片1
6,16…に夫々形成されている段設部16c,16c
…の面が該円筒状本体11の外側面11aに当接して、
該座片16,16…の夫々の頭部16a,16a…が該
円筒状本体11の外側面11aより外方へ突出し、更
に、該座片16,16…の挿入部16b,16bが円筒
状本体11に設けたビス取付孔14,14…に夫々挿入
され、そして、その先端が該円筒状本体11の内側に突
出する。而して、之等の突出量は任意に決定されるが、
あまり大とならないようにするを可とする。
各座片16,16…のうち、夫々反対側で対向する夫々
の座片16,16…に、之に対応する羽根13,13…
の両端部を対峙せしめ、そして、該座片16,16…の
頭部16a,16a…よりビス17,17…を夫々ビス
挿通孔18,18…に挿入し、そして、該ビス17,1
7…の先端部を羽根13,13…の両端部に設けたビス
孔15,15…に螺着して各羽根13,13…を取付け
る。このとき、該座片16,16…の挿入部16b,1
6b…は円筒状本体11に開穿した各ビス取付孔14,
14…にややかたく挿入されるが、該羽根13,13…
の回動を許し、且つ、任意の角度に回動した羽根13,
13…を該角度に保持できるように構成されている。
16cは円筒状本体11の外側面11aに密着するた
め、該座片16,16…にズレが生じたり、或いは不慮
離脱するようなことはない。尚、本発明は、本発明の精
神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そし
て、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然であ
る。
く羽根を回動し、且つ、任意の角度に停止させる円筒状
本体内外の座片を一体成形している。従って、該座片を
取り付ける際には、円筒状本体のビス取付孔に座片を嵌
挿すれば、該座片は予め仮固定することができるので、
部品点数の減少と相俟って羽根の取付けが極めて容易迅
速に行われることができると共に、コストダウンにも寄
与できる等、著しい効果を奏する発明である。
図。
面図。
態を示す一部切欠拡大断面図。
た部位を示す拡大断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 両面開放の円筒状本体の内面に多数の羽
根を十字状に交差して回動自在に配設した通風器に於
て、該羽根の両端部にビス孔を穿設し、且つ、該ビス孔
に対向して円筒状本体にビス取付孔が開穿され、更に、
該ビス取付孔に挿入されて止着せらるべき座片を一体成
形にて形成し、且つ、該座片はビス挿通孔が開穿せられ
ると共に、頭部と挿入部が設けられ、該頭部は前記ビス
取付孔の内径より大径に形成されるように前記挿入部に
対して段設され、且つ、該段設部の面は円筒状本体の外
側面に沿設できるように形成され、更に、前記挿入部を
前記ビス取付孔に挿入すると共に、その先端部が円筒状
本体の内側面より内方へ突出して該円筒状本体に配設さ
れた各羽根の端部と対峙させ、該座片の頭部よりビスを
挿入し、該羽根の端部に設けた前記ビス孔に該ビスの先
端部を螺着して各羽根を取付けることを特徴とする通風
器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08692194A JP3271170B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 通風器 |
US08/349,084 US5507691A (en) | 1994-01-31 | 1994-12-02 | Ventilator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08692194A JP3271170B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 通風器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07292949A JPH07292949A (ja) | 1995-11-07 |
JP3271170B2 true JP3271170B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=13900327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08692194A Expired - Lifetime JP3271170B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-04-25 | 通風器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3271170B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7056624B2 (ja) | 2018-05-11 | 2022-04-19 | 信越化学工業株式会社 | 焼結用セラミックス成形体の作製方法及びセラミックス焼結体の製造方法 |
JP7056625B2 (ja) | 2018-05-11 | 2022-04-19 | 信越化学工業株式会社 | 焼結用セラミックス成形体の作製方法及びセラミックス焼結体の製造方法 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP08692194A patent/JP3271170B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7056624B2 (ja) | 2018-05-11 | 2022-04-19 | 信越化学工業株式会社 | 焼結用セラミックス成形体の作製方法及びセラミックス焼結体の製造方法 |
JP7056625B2 (ja) | 2018-05-11 | 2022-04-19 | 信越化学工業株式会社 | 焼結用セラミックス成形体の作製方法及びセラミックス焼結体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07292949A (ja) | 1995-11-07 |
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