JP3271034B2 - 車両用ディスクブレーキのキャリパボディ - Google Patents

車両用ディスクブレーキのキャリパボディ

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四輪自動車や自動二輪
車等の車両に搭載される液圧式ディスクブレーキのキャ
リパボディに係り、詳しくは、このキャリパボディに設
けられるユニオン孔とブリーダ孔の配置及び形状と、ユ
ニオン孔に接続されるブレーキ配管端部のホースバンジ
ョーを回り止めする構造に関する。
【0002】
【従来の技術】液圧式ディスクブレーキに用いられる従
来のキャリパボディは、ディスクロータの一側部に配設
される作用部に、ユニオンボス部とブリーダボス部とが
突設され、ユニオンボス部に、シリンダ孔底部の液圧室
へ昇圧した作動液を導入するユニオン孔が穿設され、ブ
リーダボス部に、作動液中の混入エアを排出するブリー
ダ孔が穿設される。
【0003】上述のボス部は、例えば実開平4−885
39号で、ユニオンボス部がシリンダ孔の底部外壁に、
またブリーダボス部が、シリンダ孔の外周壁に上方へや
や傾斜して、それぞれ配設されており、ユニオン孔には
ユニオンボルトが螺着され、ブリーダ孔にはブリーダス
クリュが螺着される。ユニオンボルトには、ブレーキ配
管の端部に固着されたホースバンジョーが取付けられ、
またユニオンボス部の周囲には、ユニオンボルトとホー
スバンジョーとの連結を保護するための壁部が形成され
ると共に、該壁部の一部にホースバンジョーを回り止め
する係合部が切り欠かれ、この係合部にホースバンジョ
ーを挟持させることによって、ユニオンボルトをユニオ
ン孔へ螺着する際に、ホースバンジョーが共回りしない
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の構造を始めとす
る一般のキャリパボディは、車体への取付け条件に合わ
せて、ブリーダ孔が混入エアを排出するのに好適な位置
や角度で設計されており、またブレーキ配管の取り回し
も、車体右側と左側とで逆となるため、ホースバンジョ
ーを回り止めする係合部の位置も異なるものとなってい
る。
【0005】このため、車体右用と左用のキャリパボデ
ィを、別々に製作しなければならないが、それぞれに専
用の鋳造成型と加工工程が必要であり、特に成形型の製
作には多大な費用がかかっていた。
【0006】そこで、本発明は、ブリーダ孔の最適な取
付け位置と傾斜角度とを確保しつつ、1種類のキャリパ
ボディを車体の左右どちら側にも取付けできるようにす
ると共に、キャリパボディを車体のいずれの側に取付け
した場合にも、ブレーキ配管を最適に取り回すことので
きる車両用ディスクブレーキのキャリパボディを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、ディスクロータの側部に配設される作用部に、シリ
ンダ孔をディスクロータ側へ開口して設け、該シリンダ
孔の外周壁に、シリンダ孔底部の液圧室へ昇圧した作動
液を導入するユニオン孔と、作動液中の混入エアを排出
するブリーダ孔とを穿設し、ユニオン孔とブリーダ孔と
をディスクロータの回転中心とシリンダ孔の中心とを結
ぶディスク半径方向線を挟んで対称に配設した車両用デ
ィスクブレーキのキャリパボディにおいて、本発明で
は、前記ユニオン孔と前記ブリーダ孔との中間位置に、
ユニオン孔に接続されるブレーキ配管端部のホースバン
ジョーを回り止めする係合部を形成したことを特徴とし
ている。
【0008】または、前記ユニオン孔と前記ブリーダ孔
の開口部近傍に、ユニオン孔に接続されるブレーキ配管
端部のホースバンジョーを回り止めする係合部をそれぞ
れ形成したことを特徴としている
【0009】さらに、本発明は、上記両発明において、
前記ユニオン孔と前記ブリーダ孔とを同一形状に形成し
て、これらユニオン孔とブリーダ孔に、ユニオンボルト
とブリーダスクリュとを選択的に装着することもでき
【0010】
【作用】本発明によれば、キャリパボディを車体の左右
いずれの側にも取付けできるようにしつつ、ホースバン
ジョーを1つの係合部に係止して回り止めすることによ
り、ブレーキ配管を常に良好に取り回しすることができ
【0011】または、キャリパボディの車体の左右いず
れかへの取付に応じて、ホースバンジョーをいずれかの
係合部に選択的に係止して回り止めすることにより、ブ
レーキ配管を常に良好に取り回しすることができる
【0012】さらに、ユニオン孔とブリーダ孔とを同一
形状に形成して、これらユニオン孔とブリーダ孔に、ユ
ニオンボルトとブリーダスクリュとを選択的に装着でき
るようにすることにより、ユニオン孔とブリーダ孔とを
同一の工具で加工できるようになり、孔加工の工数が減
少する
【0013】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図に示すディスクブレーキ1は、車体の左側に取付
けられるディスクブレーキの一例を示し、2は図示しな
い車輪と一体に矢印A方向へ回転するディスクロータ、
3はディスクロータ2の一側部で車体に固着されるキャ
リパブラケットを示している。このキャリパブラケット
3からディスクロータ2の外側に延設されたディスク軸
方向の支持腕3a,3aには、キャリパボディ4が、一
対のスライドピン5,5を介してディスク軸方向へ移動
可能に支持されている。
【0014】キャリパボディ4は、ディスクロータ2の
両側に配置される作用部4aと反作用部4bとを、ディ
スクロータ2の外側を跨ぐブリッジ部4cで連結した形
状で、作用部4aと反作用部4bとの間には、一対の摩
擦パッド6,6がディスクロータ2の両側に対向して設
けられている。
【0015】作用部4aの両側部には、取付け腕4d,
4dが突出して設けられ、各取付け腕4dの先端には、
支持腕3aに穿設された挿通孔3bを摺動する前記スラ
イドピン5が螺着されている。作用部4aには、シリン
ダ孔7がディスクロータ2側を開口して設けられ、該シ
リンダ孔7にコップ状のピストン8が液密且つ移動可能
に内挿されると共に、底部に液圧室9が画成される。
【0016】シリンダ孔7を囲繞する外周壁4eの上側
には、ユニオンボス部10とブリーダボス部11とが突
設されている。このユニオンボス部10とブリーダボス
部11とは、前記ディスクロータ2の回転中心とシリン
ダ孔7の中心とを結ぶディスク半径方向線Rを挟んで対
称に配設されており、さらに本実施例においては、両ボ
ス部10,11がディスク半径方向線Rと平行な配置と
なっている。
【0017】ユニオンボス部10にはユニオン孔10a
が、またブリーダボス部11にはブリーダ孔11aが、
それぞれ液圧室9に連通して設けられており、ユニオン
孔10aには、ブレーキ配管12がユニオンボルト13
を介して取付けられ、一方ブリーダ孔11aには、ブリ
ーダスクリュ14が螺着される。ユニオン孔10aとブ
リーダ孔11aは、それぞれのボス部10,11の中心
軸上にあって、これらボス部10,11と同様に、ディ
スク半径方向線Rを挟んで対称に設けられたもので、外
部開口側のめねじ孔10b,11bと、液圧室側の小径
孔10c,11cと、これらを繋ぐテーパ状のシール部
10d,11dとからなる全体が同一形状に形成され、
さらにめねじ孔10b,11bでは、内径とリード角,
ピッチ及び深さの全てが同一となっている。
【0018】ブレーキ配管12の基端部は、図示しない
公知の液圧マスタシリンダに繋れており、ユニオン孔1
0aに連結されるブレーキ配管12の先端部には、ホー
スバンジョー15が固着されている。このホースバンジ
ョー15は、ブレーキ配管12の他端部にかしめ固定さ
れる連結管15aと、両側面を2枚のワッシャ16,1
7で挟まれ、ユニオンボルト13によってユニオン孔1
0aに固定されるリング体15bと、これらを中間で繋
ぐL字状の頸部管15cとから形成される。
【0019】ユニオンボルト13は、六角頭部13aと
おねじ13bとからなっており、おねじ13bの内部に
は、半径方向と軸方向に貫通する液通孔(図示せず)が
形成されている。ブレーキ配管12は、ホースバンジョ
ー15のリング体15bを、ユニオンボルト13のおね
じ13bの基部まで差し込み、該おねじ13bの先端側
を、めねじ孔10bに螺着して、ユニオン孔10aに連
結される。
【0020】ブリーダスクリュ14は、六角頭部14a
及びおねじ14bと、六角頭部14aから突出する排気
管14cと、おねじ14bから突出する小径軸部14d
とからなっており、特にブリーダスクリュ14のおねじ
14bは、外径とリード角,ピッチ及び長さの全ての面
で、ユニオンボルト13のおねじ13bと同一に形成さ
れている。ブリーダスクリュ14の内部には、排気管1
4cの端面と小径軸部14dの外周面とに開口する通孔
14eが形成されており、また小径軸部14dの先端部
14fは、円錘状に形成されている。
【0021】上述のブリーダスクリュ14は、おねじ1
4bをめねじ孔11bに螺着してブリーダボス部11に
取付けられ、常時は小径軸部14dの先端部14fを、
ブリーダボス部11の小径孔11c内に嵌合し、先端部
14fのテーパ面を小径孔11cの開口面に圧着して、
該シール部11dの開口面をメタルコンタクトシール
し、めねじ孔11bと小径孔11cとの連通を遮断し
て、液圧室9を液封している。
【0022】また、シリンダ孔7の外周壁4eには、ユ
ニオン孔10aとブリーダ孔11aとの中心間距離Lを
等分した中間位置に、前述のホースバンジョー15を回
り止めする係合部18が設けられている。この係合部1
8は、前記ディスク半径方向線Rを挟んで、外周壁4e
から両側のボス部10,11と平行に突き出した一対の
突片18a,18aと、両突片18a,18aの間の凹
溝18bとからなっている。ホースバンジョー15は、
頸部管15cの折曲部分を係合部18の凹溝18bに落
とし込んで突片18a,18aで挟持させ、ブレーキ配
管12をユニオンボス部10に接続する際に、ユニオン
ボルト13のねじ込みによって、ホースバンジョー15
が共回りすることを防止する。
【0023】本実施例は以上のように構成されており、
キャリパボディ4は、矢印A方向へ回転するディスクロ
ータ2に対し、シリンダ孔7とブリーダ孔11aとの連
通部分を直上位置にしながら、車体左側のディスクロー
タ2の車体後部側に傾斜した状態で取付けられる。図示
しない液圧マスタシリンダで昇圧された作動液は、ブレ
ーキ配管12からホースバンジョー15のリング体15
b内に入り、さらにユニオンボルト13の液通孔からユ
ニオン孔10aのめねじ孔10bと小径孔10cとを通
って、液圧室9へ供給される。この作動液の供給によっ
て、ピストン8が一方の摩擦パッド6をディスクロータ
2の一側面に押圧し、次いでキャリパボディ4が作用部
4a側へ移動して、反作用部4bが他方の摩擦パッド6
をディスクロータ2の他側面に押圧し、ディスクロータ
2を双方の摩擦パッド6,6で挟圧して制動作用が行わ
れる。
【0024】また、液圧マスタシリンダから液圧室9ま
でのブレーキ系統内の作動液に混入するエアを抜く場合
には、ブリーダスクリュ14を緩め方向に回して、小径
軸部14dの先端部14fを、ブリーダボス部11の小
径孔11cの開口面から離間することにより、ブリーダ
ボス部11の小径孔11cが、めねじ孔11bを介して
ブリーダスクリュ14の通孔14eと連通し、液圧室9
内の作動液とこれに混入するエアとを外部へ排出できる
ようなる。
【0025】本実施例のキャリパボディ4は、ユニオン
ボス部10のユニオン孔10aと、ブリーダボス部11
のブリーダ孔11aとを、ディスク半径方向線Rを挟ん
だ対称位置に同一形状形成したから、ユニオン孔10
aとブリーダ孔11aとに、ユニオンボルト13とブリ
ーダスクリュ14とを差し替えて取付けることにより、
ユニオン孔10aとブリーダ孔11aとが入れ替るの
で、仕上げ加工を終えた製品としてのキャリパボディ4
を、車体左側の場合と同様にブリーダ孔11aを上部位
置にしながら、車体の右側にも取付けすることができる
ようになり、またブレーキ配管12の取り回しにも不具
合を生じない。しかも、ホースバンジョー15を回り止
めする係合部18を、ユニオン孔10aとブリーダ孔1
1aとの中心間距離Lを等分した中間位置に設けたか
ら、ブレーキ配管12は、ホースバンジョー15の連結
管15aの向きを変えることにより、車体の左側と右側
のどちらのキャリパボディにもそれぞれ共用できて、常
に良好に取り回すことができる。また、係合部18は、
外周壁4eから突き出した2つの突片で形成されるの
で、簡単な構造で外周壁4eが肉厚になる虞もない
【0026】4及び図5は、係合部の他の実施例を示
すもので、ユニオン孔10aとブリーダ孔11aの開口
部近傍に、係合部20,20が、シリンダ孔7の中心を
通るディスク半径方向線Rを挟んで対称に形成されてい
る。各係合部20は、それぞれのユニオンボス部10と
ブリーダボス部11の反ディスクロータ側で、且つこれ
らボス部10,11の上面から外方向に突出する一対の
突片20a,20aと、両突片20a,20aの間に形
成される凹溝20bとによって形成される。ホースバン
ジョー21は、凹溝20bに落とし込んだ頚部管21a
を突片20a,20aで挟持して回り止めされる。
【0027】本実施例では、ユニオン孔10aとブリー
ダ孔11aとにそれぞれ専用の係合部20を設けること
により、ホースバンジョー21の頸部管21aが直線状
の一般的な形状のものを用いて、ブレーキ配管12を良
好に取回すことができるようにしている。
【0028】尚、上述の実施例では、キャリパボディ
が、一対の摺動ピンによってディスク軸方向へ案内され
るピンスライド型であるため、シリンダ孔を持つ作用部
がディスクロータの一側部のみに設けられていたが、本
発明では、ディスクロータの両側部に作用部が設けられ
るピストン対向型のキャリパボデイにも適用が可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、車体の
左右いずれの側にも兼用できるようにしたキャリパボデ
ィにおいて、ブレーキ配管端部のホースバンジョーを係
止して回り止めする係合部をユニオン孔とブリーダ孔と
の中間位置に設けたから、キャリパボディを車体の左右
いずれの側に取付けても、1つの係合部にホースバンジ
ョーを係止しすることにより、ブレーキ配管を常に良好
に取り回しすることができる
【0030】または、ホースバンジョーの回り止めする
係合部を、ユニオン孔とブリーダ孔の開口部近傍にそれ
ぞれ形成したから、同様にキャリパボディを車体の左右
いずれの側に取付けても、いずれかの係合部を選択して
ホースバンジョーを回り止めすることにより、ブレーキ
配管を常に良好に取り回しすることができる
【0031】さらに、ユニオン孔とブリーダ孔とを同一
形状に形成して、これらユニオン孔とブリーダ孔に、ユ
ニオンボルトとブリーダスクリュとを選択的に装着でき
るようにしたことにより、ユニオン孔とブリーダ孔とを
同一の工具で形成できるようになり、工具による孔加工
の工程を減少できて、費用の低減と生産性の向上とを図
ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すディスクブレーキの
一部断面正面図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 本発明の一実施例を示すディスクブレーキの
一部断面平面図
【図4】 係合部の他の実施例を示す要部正面図
【図5】 同じく係合部の他の実施例を示す要部平面図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ 2…ディスクロータ 4…キャリパボディ 4a…作用部 4b…反作用部 4c…ブリッジ部 4e…外周壁 6…摩擦パッド 7…シリンダ孔 8…ピストン 9…液圧室 10…ユニオンボス部 10a…ユニオン孔 10b,11b…めねじ孔 10c,11c…小径孔 10d,11d…シール部 11…ブリーダボス部 11a…ブリーダ孔 12…ブレーキ配管 13…ユニオンボルト 14…ブリーダスクリュ 15…ホースバンジョー 18,20…係合部 18a,20a…係合部18,20の突片 18b,20b…突片18a,18a,20a,20a
間の凹溝 A…ディスクロータの回転方向 R…ディスクロータの回転中心とシリンダ孔の中心とを
結ぶディスク半径方向線 L…ユニオン孔10aとブリーダ孔11aとの中心間距

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの側部に配設される作用
    部に、シリンダ孔をディスクロータ側へ開口して設け、
    該シリンダ孔の外周壁に、シリンダ孔底部の液圧室へ昇
    圧した作動液を導入するユニオン孔と、作動液中の混入
    エアを排出するブリーダ孔とを穿設した車両用ディスク
    ブレーキのキャリパボディにおいて、前記ユニオン孔と
    ブリーダ孔とを、前記ディスクロータの回転中心と前記
    シリンダ孔の中心とを結ぶディスク半径方向線を挟んで
    対称に配設すると共に、前記ユニオン孔と前記ブリーダ
    孔との中間位置に、ユニオン孔に接続されるブレーキ配
    管端部のホースバンジョーを回り止めする係合部を形成
    たことを特徴とする車両用ディスクブレーキのキャリ
    パボディ。
  2. 【請求項2】 ディスクロータの側部に配設される作用
    部に、シリンダ孔をディスクロータ側へ開口して設け、
    該シリンダ孔の外周壁に、シリンダ孔底部の液圧室へ昇
    圧した作動液を導入するユニオン孔と、作動液中の混入
    エアを排出するブリーダ孔とを穿設した車両用ディスク
    ブレーキのキャリパボディにおいて、前記ユニオン孔と
    ブリーダ孔とを、前記ディスクロータの回転中心と前記
    シリンダ孔の中心とを結ぶディスク半径方向線を挟んで
    対称に配設すると共に、前記ユニオン孔と前記ブリーダ
    孔の開口部近傍に、ユニオン孔に接続されるブレーキ配
    管端部のホースバンジョーを回り止めする係合部をそれ
    ぞれ形成したことを特徴とする車両用ディスクブレーキ
    のキャリパボディ。
  3. 【請求項3】 前記ユニオン孔と前記ブリーダ孔とを同
    一形状に形成して、これらユニオン孔とブリーダ孔に、
    ユニオンボルトとブリーダスクリュとを選択的に装着す
    るようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
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