JP3270212B2 - 容器選別装置 - Google Patents

容器選別装置

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JP3270212B2 JP22847893A JP22847893A JP3270212B2 JP 3270212 B2 JP3270212 B2 JP 3270212B2 JP 22847893 A JP22847893 A JP 22847893A JP 22847893 A JP22847893 A JP 22847893A JP 3270212 B2 JP3270212 B2 JP 3270212B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器を搬送するコンベ
アー上から、搬送すべき容器より高さの低い低容器のみ
を自動的に除去する容器選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビール瓶などのようなリターナブ
ル容器は、市場から回収された際には、様々な大きさの
容器が混在しており、まず、容器を大きさごとに選別
し、その後、各大きさごとの製造ラインに供給して、再
利用が行われている。
【0003】そして、各大きさごとの製造ラインには、
空容器の欠け,ひび,汚れ等を自動的に識別するための
検査装置が設置されており、これにより、不良の容器を
自動的に識別して除去し、良品の容器のみを後工程に供
給していた。
【0004】ところが、容器の大きさを人手にて選別し
ていた為に、所定の大きさの製造ラインに供給すべき容
器とは異なる大きさの容器が間違えて供給されることが
あった。そして、この異なる大きさの容器が検査装置に
侵入すると、高さ,径の違いにより検査姿勢が維持でき
ず、搬送途中にて挟まれるなどして、トラブルの要因に
なる事があった。
【0005】このため、検査装置の入口に容器の高さを
検出する高さセンサーを設置し、高さの異なる容器が流
れてきた場合、検査装置を自動的に停止し、人手により
低い容器を除去していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低容器
混入時には前述のように除去しているので、次のような
問題点がある。
【0007】(1)人手にて取り除くために労力のロスが
発生する。
【0008】(2)検査装置が停止してから、再稼働させ
るまでの装置停止による時間のロスが発生する。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、混入した低容器を自動的に除去
することにより、装置停止時間および除去作業をなく
す、容器選別装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、円筒状の容器を直立状態で搬送するコンベ
ア上から、搬送すべき容器よりも高さの低い低容器を除
去する、容器選別装置であって、前記コンベア上の両側
部に、搬送の際に容器がジグザグ状に配列されるような
幅で、それぞれ搬送方向に沿って設置されるとともに、
一部位が切断されて空間部が形成された側部ガイドと、
前記各空間部に容器が差し掛かる手前から前記各空間部
にかけての、前記コンベアの上方の、前記搬送すべき容
器の高さに対応する所定の高さに固定され、前記搬送す
べき容器の上端部が前記コンベアの中央部に引き寄せら
れて通過可能な隙間が形成されたプレートと、前記プレ
ートの隙間を通過せずに搬送された前記低容器を前記各
空間部からそれぞれコンベアの外方に導くための棒ガイ
ドと、を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記のとおり構成された本発明では、コンベア
上に直立状態にて単列搬送される際、円筒状の容器は、
側部ガイドにより容器の径に対してやや広めの幅で規制
されて、ジグザグ状に配列される。
【0012】この状態で容器を搬送し、容器がプレート
に差し掛かると、搬送すべき容器は、コンベアの中央に
引き寄せられてプレートの隙間を通る。
【0013】これに対し、前記搬送すべき容器よりも高
さの低い低容器が混入していると、プレートは前記搬送
すべき容器の高さに対応する所定の高さに固定されてい
るので、低容器はそのままプレートの下を通過し、棒ガ
イドによりコンベアの外側に導かれ、しかる後、低容器
はコンベアの外方に除去される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の容器選別装置の一実施例の
低瓶除去の様子を表わす斜視図であり、図2は本発明の
容器選別装置の一実施例を示す上面図、図3は図2に示
した容器選別装置の搬送方向正面から見た図である。
【0016】本実施例の容器選別装置は、中瓶ビールの
製造ラインにおいて、瓶の欠け,ひび,汚れ等を自動的
に識別して除去するための検査装置に中瓶を供給した際
に、間違って混入した小瓶を除去するためのものであ
り、図1に示すように、瓶を単列搬送するコンベア1に
設置されたものである。なお、中瓶および小瓶の形状は
表1に示すとおりである。
【0017】
【表1】 コンベア1は、図2に示すように、駆動源(不図示)に
より図示から下方へ移動することで瓶を搬送するベルト
2と、搬送した際に瓶がジグザグ状に配列されるよう
に、瓶の胴径に対してやや広めの間隔W(=105m
m)で、ベルト2上の両側にベルト2の長さ方向に沿っ
てそれぞれ配設された側部ガイド3とを備えている。
【0018】側部ガイド3の一部分は、図1に示すよう
に500mm切断されて空間部が形成されている。この
空間部に瓶が差し掛かる少し手前から前記空間部の途中
にかけての、ベルト2の上方には、中瓶のみをコンベア
1の幅方向に対して中央に引き寄せるためのプレート4
が支持柱5により支持されている。プレート4は、図2
に示すように、両端が略Y字状に切り欠かれ、この切り
欠き部を結ぶように、中央に中瓶の首径よりもやや大き
めの隙間S(=29mm)が形成されたものである。さ
らに詳しくは、図3に示すように補強部4aと樹脂部4
bとからなり、前記隙間Sは樹脂部4bを補強部4bよ
り突出させることにより形成されており、プレート4
は、前記隙間Sによって中瓶のみの首部を保持できる高
さL(=243mm)に位置している。
【0019】プレート4の、前記空間部側の下面には、
プレート4の隙間Sと等しい間隔をおいて、2つの第1
の棒ガイド6の一端部がそれぞれ固定されている(図2
参照)。各第1の棒ガイド6は、瓶の搬送方向に向かっ
てそれぞれ約45度下向きに傾斜しながら(図1参
照)、中瓶の肩に触れない程度にそれぞれの間隔が次第
に広がるように(図3参照)、かつ、ベルト2からの高
さが75mmとなるところからはベルト2と略平行に延
びて、前記空間部の下流側の各側部ガイド3に他端部が
固定されている(図1参照)。また、前記空間部の上流
側の各側部ガイド3にも、それぞれ第2の棒ガイド7の
一端部がベルト2から60mmの高さに固定され、他端
部は、ベルト2側に向かって緩やかに垂下するようにし
て延び、前記空間部の上流側の側部ガイド3から距離2
50mmの位置でコンベア1の側部に固定されている。
そして、図1に示すように、第2の棒ガイド7の、コン
ベア1の側部との固定部での、第1の棒ガイド6との距
離は75mmとなっている。
【0020】尚、本実施例では装置の構成をビール瓶の
寸法に基づいて説明したが、本発明は容器の高さ、胴径
などによって装置自体の寸法を変える必要があることは
言うまでもない。
【0021】次に、図1乃至図3を参照し、本実施例に
おける低瓶の除去について説明する。
【0022】ベルト2の上面に直立状態にて単列に置か
れた瓶は、コンベア1のベルト2を搬送方向に動かす
と、瓶の列に押圧が作用するとともに瓶は側部ガイド3
に規制され、ジグザグ状に配列される。
【0023】この状態で中瓶を搬送し、中瓶がプレート
4に差し掛かると、中瓶の首部はプレート4のY字状の
切り欠きに沿ってベルト2の中央部に引き寄せられてプ
レート4の隙間Sを通る。このとき、中瓶全体はコンベ
ア1の中央側に傾く。そして、プレート4を通過する
と、再び直立状態で搬送される。
【0024】これに対し、中瓶よりも瓶高の低い小瓶が
混入していると、プレート4は小瓶の高さよりも高い位
置で固定支持されているので、小瓶はそのままプレート
4の下を通過し、プレート4による中瓶の傾きによりコ
ンベア1の外側に押圧される。そして、小瓶が空間部に
差し掛かると、小瓶の底部の側面は側部ガイド3に変わ
り第2の棒ガイド7により規制される。さらに小瓶が搬
送されると、小瓶の首部は第1の棒ガイド6に当接し、
この第1の棒ガイド6に沿ってコンベア1の外側に導か
れ、小瓶全体は第2のガイド棒7を支点としてコンベア
1の外側に傾き始める。その後、小瓶は大きく傾いてバ
ランスを失い、空間部においてコンベア1の外方に除去
される。
【0025】このように、本実施例は、所定の瓶のみを
プレート4によりコンベア1の中央に引き寄せて保持
し、これと同時に所定の瓶よりも瓶高の低い瓶は第1の
ガイド6によりコンベア1の外方に導いて除去すること
により、基準瓶となる中瓶よりも瓶高の低い小瓶が間違
えて混入していても、装置を停止することなく、中瓶の
みをビールの製造ラインへ供給することができる。
【0026】また、側部ガイド3の間隔Wが広いほど、
低瓶はコンベア1の中央よりも遠くに位置し、選別が確
実になるが、その間隔Wが広すぎると、プレート4によ
り保持される瓶は大きく傾いて搬送され、かつ、瓶の首
部の保持が難しくなり、不安定となる。このため、側部
ガイド3の幅Wは、瓶の搬送が安定するような、瓶径に
対して適切な寸法にすることが好ましい。
【0027】さらに、上述の実施例では、ビール瓶の搬
送を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限られる
ものではなく、缶、プラスチック容器などで、円筒状の
容器であればどれでも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、搬送の際
に側部ガイドにより容器をジグザグ状に配列させてコン
ベアの外側に位置させ、搬送途中にて、搬送すべき容器
のみをプレートにより前記コンベアの中央に引き寄せて
保持し、これに対し、前記搬送すべき容器よりも高さの
低い低容器を前記コンベアの中央に引き寄せずに、前記
コンベアの外側に位置させたままでプレートの下を通過
させ、この低容器を棒ガイドに沿って前記コンベアの外
方に導くように構成したことにより、搬送すべき容器よ
りも高さの低い低容器は、すべて装置を停止もしくは減
速させることなく自動的に除去可能となる。
【0029】また、本発明の装置は、構造が簡単である
ため、狭いスペースに設置可能であり、安価でもある。
【0030】さらに、電気制御や動力を使わずに低容器
を除去可能としたので、故障がなく、調整の必要もな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器選別装置の一実施例の低瓶除去の
様子を表わす斜視図である。
【図2】本発明の容器選別装置の一実施例を示す上面図
である。
【図3】図2に示した容器選別装置の搬送方向正面から
見た図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 ベルト 3 側部ガイド 4 プレート 4a 補強部 4b 樹脂部 5 支持柱 6 第1の棒ガイド 7 第2の棒ガイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の容器を直立状態で搬送するコン
    ベア上から、搬送すべき容器よりも高さの低い低容器を
    除去する、容器選別装置であって、 前記コンベア上の両側部に、搬送の際に容器がジグザグ
    状に配列されるような幅で、それぞれ搬送方向に沿って
    設置されるとともに、一部位が切断されて空間部が形成
    された側部ガイドと、 前記各空間部に容器が差し掛かる手前から前記各空間部
    にかけての、前記コンベアの上方の、前記搬送すべき容
    器の高さに対応する所定の高さに固定され、前記搬送す
    べき容器の上端部が前記コンベアの中央部に引き寄せら
    れて通過可能な隙間が形成されたプレートと、 前記プレートの隙間を通過せずに搬送された低容器を前
    記各空間部からそれぞれコンベアの外方に導くための棒
    ガイドと、を備えたことを特徴とする、容器選別装置。
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