JPH04332129A - 被洗浄体の移載方法及びその装置並びに被移載体の位置決め装置 - Google Patents

被洗浄体の移載方法及びその装置並びに被移載体の位置決め装置

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JPH04332129A
JPH04332129A JP3131992A JP13199291A JPH04332129A JP H04332129 A JPH04332129 A JP H04332129A JP 3131992 A JP3131992 A JP 3131992A JP 13199291 A JP13199291 A JP 13199291A JP H04332129 A JPH04332129 A JP H04332129A
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cleaning
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Takazo Sato
尊三 佐藤
Noriyuki Anai
穴井 徳行
Hirobumi Shiraishi
博文 白石
Koji Harada
浩二 原田
Takayuki Tomoe
友枝 隆之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄体の移載方法及
びその装置並びに被移載体の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハを処理して多層構造の回路
パターンなどを得る場合、例えばある膜を形成した後そ
の処理時の残渣が残った状態で次の膜を積層すると所要
の特性が得られないことがあるため、一般にウエハを洗
浄することが行われている。ここでウエハを収納し洗浄
するための容器としては洗浄液に対する耐蝕性が要求さ
れるので、コストの面から搬送用容器と洗浄用容器とを
区別して用いている。またこのように区別することによ
り搬送用容器に付着したダストなどを洗浄工程に持ち込
んだり、洗浄時の不純物が搬送用容器を介して次工程に
持ち込まれることもなくなる。
【0003】このようなことから従来では、例えば25
枚のウエハを収納した搬送用容器(以下『搬送用キャリ
ア』という)を搬送アーム等によりステージにセットし
て、その下方から突き上げ手段によりキャリア内のウエ
ハを突き上げ、これを把持装置により一括把持して洗浄
用容器(以下『洗浄用キャリア』という)に移し替える
と共に、洗浄用キャリアから搬送用キャリアに移し替え
る場合にも前記把持部を用いて同様にして移し替えるよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようする課題】ところで上述のように半
導体ウエハを移載するにあたっては、製品不良の一原因
となるパーティクルの発生や不純物の付着等に対して非
常に気をつかわなければならないし、また複数のキャリ
アを同時に移載する場合には、その位置決めに関しても
工夫する必要があり、更にスループットの向上が要請さ
れていることから、システム全体を考慮した上での最適
な移載システムを設計する必要がある。
【0005】こうした点に着目して従来のウエハの移し
替え方法を見てみると、例えば洗浄前後のウエハを共通
の把持装置により把持しかつ洗浄用キャリア及び搬送用
キャリアを共通のステージに載置しているため、これを
介してクロスコンタミネーションが生じて清浄なキャリ
アが汚染され、これに伴う付着不純物によって次工程の
歩留まりが低下するおそれがあった。また搬送アームに
よって把持位置の下方にキャリアをセットしていたので
、搬送アームとして作業範囲の広いものが必要であり、
搬送アームは上下動の機構を有することから装置全体の
大型化が避けられず、従って多くの改良すべき点がある
【0006】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、その目的は、ウエハを洗浄するために容器
の移し替えを行う場合にクロスコンタミネーションを防
止し、かつ効率的な移し替え及び装置の小型化を図るこ
とのできる被洗浄体の移載方法及びその装置を提供する
ことにある。
【0007】更に本発明の他の目的は、例えば、被洗浄
体について容器の移し替えを行う場合に、複数の容器を
同時に位置決めすることのできる位置決め装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1、2の発明は、
搬送用容器または洗浄用容器のうちの一方の容器を所定
位置に設定し、次いでこの容器の中の被洗浄体を突き上
げ手段により突き上げて把持部に把持させ、しかる後他
方の容器を所定位置に設定して前記被洗浄体を前記把持
部から突き上げ手段を介して当該他方の容器内に移し替
えるための移載方法、あるいはその装置を対象としてお
り、請求項1の発明は、容器を所定の領域に位置決めす
る位置決め手段を備え、各々互に独立して移動する搬送
用容器専用の第1の移動ステージ及び洗浄用容器専用の
第2の移動ステージを用い、前記把持部の下方に、第1
の移動ステージ及び第2の移動ステージのうちの一方及
び他方を順次に位置させることにより洗浄用容器と搬送
用容器との間での被洗浄体の移し替えを行ない、洗浄用
容器から搬送用容器へ洗浄済みの被洗浄体を移し替える
前に、前記把持部及び突き上げ手段における被洗浄体へ
の接触部を清浄化することを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、容器を所定の領域に位
置決めする位置決め手段を備え、各々互に独立して移動
する搬送用容器専用の第1の移動ステージ及び洗浄用容
器専用の第2の移動ステージと、これら第1の移動ステ
ージ及び第2の移動ステージ上に位置決めされた容器の
中の被洗浄体を夫々上方に突き上げる第1の突き上げ手
段及び第2の突き上げ手段と、これら第1の突き上げ手
段及び第2の突き上げ手段により突き上げられた被洗浄
体を夫々把持する第1の把持部及び第2の把持部とを備
え、前記第1の把持部の下方に第1の移動ステージ、第
2の移動ステージを順次に位置させることにより搬送用
容器から洗浄用容器への未洗浄の被洗浄体の移し替えを
行うと共に、前記第2の把持部の下方に第2の移動ステ
ージ、第1の移動ステージを順次に位置させることによ
り洗浄用容器から搬送用容器への洗浄済みの被洗浄体の
移し替えを行うことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、前後方向に複数の被移
載体を並べて載置するためのステージと、このステージ
上の各被移載体を前後方向にガイドするガイド部と、互
に連動して前後方向に移動し、前記複数の被移載体を夫
々ガイド部に沿って押し出す複数の押圧部と、前記複数
の被移載体の前方側への移動を阻止して位置決めするス
トッパとを備え、  前記各押圧部は、所定以上の押圧
力によって後退するように弾性体が組み合わされたこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】例えば請求項2の位置決め装置を請求項1の移
動ステージに組み込んだ移載装置の作用について述べる
と、第1の移動ステージに例えば2個の搬送用キャリア
が載置されると、押圧部とストッパとの協働作用により
2個同時に位置決めされる。また例えば各搬送用キャリ
アのサイズが互に異なる場合にも弾性体の緩衡作用によ
りサイズの差異分が吸収されるので、同様に位置決めで
きる。
【0012】次いで第1の突き上げ手段により例えば搬
送用キャリア内の未洗浄の例えばウエハを突き上げて、
これを第1の把持部により把持すると共に第1の移動ス
テージが停止していた位置に、既に洗浄用キャリアが載
置された第2の移動ステージを停止させ、第1の把持部
の把持を解除し、第1の突き上げ手段にウエハを移し、
これを下降させることによって前記ウエハを洗浄用キャ
リアに移し替えることができる。洗浄済みのウエハを洗
浄用キャリアに移し替える場合には第2の突き上げ手段
を用いて同様の操作を行えばよい。
【0013】
【実施例】本発明の実施例は例えば搬送用キャリアとウ
エハとを分離して洗浄するための洗浄システムの中に組
み込まれ、当該実施例を説明する前に洗浄システムの全
体について図7を参照しながら簡単に説明する。
【0014】100は搬入ステージであり、例えば、C
VD処理されたウエハWを収納した搬送用キャリアCが
外部からここに運ばれる。搬入ステージ100に置かれ
たキャリアCは、受け渡し部101に移載され、ここか
ら洗浄システムの中に搬送されていく。また102は搬
出ステージであり、洗浄システムから送り出されたキャ
リアCが受け渡し部101を介してここに置かれる。こ
れらの間のキャリアCの移載はインターフェイスロボッ
トIFによって行われる。
【0015】103はアームを備えた搬送用キャリアエ
レベータであり、受け渡し部101を介して受け取った
キャリアCを図示しないストッカに保管すると共に、当
該ストッカに保管されているキャリアCを、移載ロボッ
ト104に間接的に受け渡す。この移載ロボット104
はそのキャリアCを、移載装置105の移動ステージ1
a,1bに渡したり、あるいはその逆の移載を行ったり
、また前記移動ステージと2列の空キャリア搬送ライン
L1,L2との間でのキャリアCの移載を行ったりする
【0016】前記移載装置105では、移動ステージ1
a,1bの下方の図示しないウエハ突き上げ手段と、上
方のウエハ把持部3a,3bとの協働作用により、未洗
浄のウエハを搬送用キャリアCから洗浄用キャリアDに
移し替え、また洗浄済みのウエハを洗浄用キャリアDか
ら搬送用キャリアCに移し替える。
【0017】ここでウエハと分離された搬送用キャリア
Cは、前記搬送ラインL1によって図示しない外部のキ
ャリア洗浄部に送られると共に洗浄後前記搬送ラインL
2によって戻され、洗浄済みウエハが収納される。
【0018】106はアームを備えた洗浄用キャリアエ
レベータであり、前記移動ステージ1a、1b上の洗浄
用キャリアDを図示しないストッカに保管すると共に、
当該ストッカに保管されている洗浄用キャリアDを、図
示しない外部の洗浄処理部への出力ポート107に受け
渡す。  このようにして、図7のシステムでは搬送用
キャリアとウエハが分離されて夫々洗浄され、洗浄後再
び合体して、移載ロボット104や搬送用キャリアエレ
ベータ103を介して搬出ステージ102に送り出され
る。
【0019】次に本発明の移載装置の一実施例を説明す
ると、この移載装置は、図7のシステムにおいて、移動
ステージ1a,1b及び把持部3a,3b等を含む10
5で示す装置に相当する。
【0020】この実施例では、図1に示すように互に独
立して左右方向に移動する、搬送用キャリア専用の第1
の移動ステージ1a及び洗浄用キャリア専用の第2の移
動ステージ1bとこれら移動ステージ1a,1bの移動
路の下方側にて夫々左右に並設された第1の突き上げ手
段2a及び第2の突き上げ手段2bと、これら第1の突
き上げ手段2a及び第2の突き上げ手段2bにより突き
上げられた被洗浄体を夫々把持する第1の把持部3a及
び第2の把持部3bとを備えている。
【0021】前記移動ステージ1a,1bの基端部の下
方には、図2に示すように一対の脚部12a,13a,
12b,13bが垂設されており、これら脚部は、垂立
する保持枠10に、左右方向に伸びるガイドレール14
,15を介して保持されている。前記脚部には、左右方
向に伸びる2本のボールネジ16,17が上下に並行し
て貫通しており、上側のボールネジ16は移動ステージ
1bの脚部12bに螺合されていて、他の脚部に対して
は遊挿されると共に、下側のボールネジ17は移動ステ
ージ1aの脚部13aに螺合されている。従ってボール
ネジ16,17を駆動することにより移動ステージ1a
,1bは互に独立して前記ガイドレール14,15にガ
イドされながら左右方向に移動する。
【0022】前記移動ステージ1a,1bは同一の構造
なのでその一方について述べると、移動ステージ1aに
は図3に示すように、突き上げ手段2a,2bが昇降で
きるよう窓11が形成されており、左右両側には、キャ
リアを前後に2個並べて載置できるように、前後方向に
伸びる、断面L字形のガイド部G1,G2が配置されて
いる。これらガイド部G1,G2は夫々キャリアの左右
の脚部を保持しかつガイドすると共に、垂直面部31の
相互対向距離がキャリアの左右脚部の離間距離に適合さ
せているので、キャリアの左右の位置決めを行う役割を
もっている。
【0023】このガイド部G1,G2には、夫々2個所
づつキャリア位置決め用ストッパをなす突起部41,4
2が形成されており、これら突起部41,42により、
夫々前方側及び後方側に載置されるキャリアの前後の位
置が決められる。
【0024】前記ガイド部G1,G2は、キャリアとの
摺動による発塵を抑えるために、例えばフッ素樹脂によ
り作られ、また洗浄できるように移動ステージ1aに対
して例えばネジ等により着脱自在に取り付けられている
【0025】更にガイド部G1の水平面部32には、前
方側のキャリア及び後方側のキャリアが載置される位置
に、これらキャリアの有無を検出するために、夫々セン
サーピンP1,P2が上下動自在に取り付けられている
。図4はこのピンP1,P2の取り付け状態を示す図で
あり、このピンP1(P2)は水平面部32に遊挿され
ると共に、ここから抜けないように上下両端が通孔の径
よりも大きくなっていて、押し下げられたときには上端
が水平面部32の凹部33内に収まるようになっている
【0026】前記ピンP1(P2)の下端には、弾性体
が組み合わされた検出片34が当接しており、この検出
片34は常時は弾性体の復元力によってピンP1(P2
)を水平面部32から突出するように押し上げているが
、ピンP1(P2)にキャリアの自重が加わると、弾性
体が例えば縮退して押し下げられ、これによって検出部
35からキャリア有りの信号を例えば突き上げ手段1a
に動作タイミング信号として出力する。
【0027】そして、この構造からわかるようにガイド
部G1を移動ステージ1aから取り外すとこれと一緒に
ピンP1,P2も洗浄できるので便利である。なお、ピ
ンP1,P2とガイド部G1とを別々に取り外す構造と
してもよいことは勿論である。
【0028】前記移動ステージ1aの左右両側には、ガ
イド部G1,G2上に置かれたキャリアを前方側に押し
出すためのプッシュアーム51,52が配設されており
、これらプッシュアーム51,52は、移動ステージ1
aの基端部にて連結杆5で互に連結されている。そして
これらプッシュアーム51,52を前後方向に駆動する
ための駆動部(図示せず)が例えば一方のプッシュアー
ム51に連結されている。
【0029】前記プッシュアーム51,52には、各々
前後に保持部6を介して押圧部としての押圧板61が設
けられており、各押圧板61は、キャリアと当接する面
に、フッ素樹脂よりなる押圧子62が取り付けられてい
る。そして押圧板61と保持部6との関係について述べ
ると、保持部6には、上下2本のロッドR1,R2が前
方側に伸び出し可能に設けられると共に、その先端に押
圧板61が取り付けられており、押圧板61が所定以上
の押圧力を受けたときに後退し、所定以上の押圧力を吸
収するように、保持部6内にてロッドR1,R2に対し
て弾性体が組み合わされている。
【0030】ここでガイド部G1,G2及びプッシュア
ーム51の役割について述べると、図5に示すように2
個のキャリアCA,CBがガイド部G1,G2上に載置
されると、先述したようにガイド部G1,G2の垂直面
部31により左右の位置決めが自動的に行われる。次い
でプッシュアーム51,52を図示しない駆動部により
前方側へ駆動すると、各キャリアCA,CBの背面両端
に押圧板61が当接し(詳しくいえば押圧子62が当接
し)、各キャリアCA,CBは前方側に押し出されて、
ストッパ42に当接した位置にて停止する。従ってプッ
シュアーム51,52の駆動により2個のキャリアCA
,CBが同時に位置決めされたことになる。
【0031】またこの実施例によれば、一方のキャリア
CAがストッパ42に達する前に他方のキャリアCBが
ストッパ41に達しても、これに当接している押圧板6
1は、先述のように弾性体の作用によりプッシュアーム
51,52に対して相対的に後退できるようになってい
るから、以然プッシュアーム51,52はキャリアCA
を押圧することができ、この場合にも同様に位置決めが
できる。この結果キャリアCA,CBの前後方向の載置
位置がラフでも位置決め可能で、またキャリアCA,C
Bの前後方向のサイズが異なる場合にも適用できる。な
お第2の移動ステージ1bについても全く同様の構成で
ある。
【0032】次に突き上げ手段2a,2b及び把持部3
a,3bに関して述べる。前記突き上げ手段2a,2b
は、図1に示すように夫々搬送用キャリア及び洗浄用キ
ャリア内の例えば25枚の被洗浄体としてのウエハを垂
直状態に保持するための櫛歯状の溝を有する突き上げ部
材21と、この突き上げ部材21を昇降させるための昇
降機構22を備えおり、昇降機構22の動作により突き
上げ部材21をキャリア内に挿入し、この中のウエハを
一括して突き上げる役割をもっている。
【0033】また前記把持部3a,3bは図6に示すよ
うに例えば、いずれも一対の開閉自在なアーム(71,
72)(73,74)により構成されており、各アーム
は一端側、他端側にて夫々左右に伸びるガイドレール8
1,82にガイドされている。そしてこれらアームを開
閉するためには例えば図示のように一対のプーリ91,
92の間にエンドレスベルト9を張架すると共に、各一
対のアームのうちの一方のアーム71,73をエンドレ
スベルト9の往路側のベルトに、また他方のアーム72
,74を復路側のベルトに夫々固定し、プーリ91,9
2の一方を駆動するといった構成を採用することができ
、この場合プーリ91,92を矢印の方向に回動すれば
2組のアーム(71,72)、(73,74)は同時に
閉じ、逆方向に回動すれば同時に開く。なお、アームの
開閉機構としては、こうした構成に限定されることなく
例えばラック、ピニオン機構などを用いることができる
【0034】次に上述実施例の作用について述べる。先
ず図7に示すように例えばCVD処理を終えたウエハを
収納した搬送用キャリアCが2個まとめて移載ロボット
104により第1の移動ステージ1a上に載置され、こ
の搬送用キャリアCは既に詳述したようにしてガイド部
G1,G2により左右の位置が決められると共に、プッ
シュアーム51,52により前後の位置が決められる。 この載置は、移動ステージ1aが図7に示す位置から移
載ロボット104の作業エリア内に移動した位置にて行
われ、その後第1の把持部3aの下方側に移動する。
【0035】続いて図1に示す第1の突き上げ手段2a
により搬送用キャリアC内のウエハWが突き上げられ、
第1の把持部3aによって把持される。しかる後第1の
突き上げ手段2aが下降し、移動ステージ1aは搬送用
キャリアCを受け取った位置まで移動し、この上の空の
搬送用キャリアCは、移載ロボット104により空キャ
リア移送ラインL1に移され、図示しない外部のキャリ
ア洗浄部にて洗浄されることになる。
【0036】一方第2の移動ステージ1b上には既に洗
浄用キャリアDが載置されており、当該移動ステージ1
bは第1の把持部3aの下方まで移動する。次いで第1
の突き上げ手段2aが洗浄用キャリアD内を通って上昇
し、第1の把持部3aに把持されている未洗浄のウエハ
Wを受け取った後下降して当該ウエハWを洗浄用キャリ
アD内に収納する。こうして未洗浄のウエハが搬送用キ
ャリアCから洗浄用キャリアDへ移し替えられる。この
未洗浄のウエハは洗浄用キャリアDと共に洗浄用キャリ
アエレベータ106により一旦ストッカに保管されるか
、あるいはそのまま洗浄処理部の出力ポート107に送
られる。
【0037】また洗浄が終ったウエハWを収納した洗浄
用キャリアDは、洗浄用キャリアエレベータ106によ
り、第2の把持部3bの下方に位置する第2の移動ステ
ージ1b上に載置される。ここでも同様にキャリアの位
置決めが行われる。そして第2の突き上げ手段2bによ
り洗浄用キャリアD内のウエハWが突き上げられ、第2
の把持部3bによって把持される。しかる後既に洗浄さ
れた空の搬送用キャリアCが第1の移動ステージ1aに
載せられて当該第2の把持部3bの下方まで移動すると
共に、第2の移動ステージ1bは右方側に退避する。
【0038】続いて第2の突き上げ手段2bにより同様
にして第2の把持部3bに把持されているウエハWを第
1の移動ステージ1a上の搬送用キャリアCに収納する
。こうして洗浄済みのウエハが洗浄用キャリアDから搬
送用キャリアCに移し替えられる。
【0039】このような実施例によれば搬送用キャリア
専用の第1の移動ステージ1aと洗浄用キャリア専用の
第2の移動ステージとを順次移動させてウエハの移し替
えを行っているので、上記作用の説明からもわかるよう
に、第1の突き上げ手段2a、第1の把持部3aが未洗
浄のウエハ専用のものになると共に、第2の突き上げ手
段2b、第2の把持部3bが洗浄済みのウエハ専用のも
のになり、従って未洗浄及び洗浄済みのウエハ間、及び
搬送用、洗浄用のキャリア間でクロスコンタミネーショ
ンを避けることができる。
【0040】以上においてウエハの移し替えを行う移載
装置としては、2個のキャリアを同時に移載するものに
限定されることなく、1個あるいは3個以上同時に移載
するものであってもよい。
【0041】更に上述実施例では、突き上げ手段及び把
持部の組を、洗浄前、洗浄後のウエハに対応して専用に
設けているが、本発明では、これらを共用すると共に、
洗浄後のウエハを突き上げる前に突き上げ手段及び把持
部におけるウエハの接触部を清浄化するようにしてもよ
い。このような清浄化を行なうにあたっては、接触部を
交換してもよいし、あるいは洗浄してもよい。
【0042】なお、上述実施例では、ウエハの移し替え
を例にとって説明したが、本発明はガラスマスク、プリ
ント基板、LCD基板その他の板状体等を扱う場合にも
適用できる。
【0043】また図7に示したウエハをストックするシ
ステムは、ウエハを洗浄する場合に限らず、ウエハを処
理専用のキャリアに移し替えて所定の処理をするにあた
って搬送用のキャリア及び処理用のキャリアを夫々スト
ックする場合にも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1または2の発明に
よれば、搬送用キャリア専用の移動ステージと洗浄用キ
ャリア専用の移動ステージとを設けてこれらを独立に移
動できるようにすると共に、洗浄後の被洗浄体を突き上
げる前に、突き上げ手段及び把持部におけるウエハの接
触部を清浄化するか、あるいは突き上げ手段及び把持部
を洗浄前後の被洗浄体に対応して専用化している。従っ
て洗浄前後の被洗浄体の間で突き上げ手段、把持部を通
じたクロスコンタミネーションの発生が防止でき、また
搬送用容器、洗浄用容器の間でステージを通じたクロス
コンタミネーションの発生が防止できる。
【0045】しかも容器が載置されるステージを独立し
て移動ができるようにしているため、当該ステージへの
容器の受け渡しを行う搬送手段、例えば、ロボットアー
ムの搬送範囲を狭くできると共に、容器の受け渡しの場
所を任意に決めることができるので、システム全体を小
型に抑えることができるし、またシステムを組むにあた
って柔軟に対応できる。
【0046】更に移動ステージには、載置された容器を
ガイドに沿って押し出すことにより位置決めできる機構
が備わっているので、このステージへの容器の移載はラ
フなものでよく、従って例えばロボットアームの複雑な
制御が不要になる。
【0047】請求項3の発明によれば、載置部に置かれ
た複数の被移載体を、押圧部とストッパの協働作用によ
り位置決めするようにし、各押圧部には弾性体が組み合
わされていて緩衡作用があるため、各被移載体の載置位
置がラフであっても、また互に前後方向のサイズが異な
っていても、同時に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例における移動ステージの下部側
を示す斜視図である。
【図3】上記の移動ステージの上部側を示す斜視図であ
る。
【図4】上記の移動ステージに設けられたガイド部の一
部を示す断面図である。
【図5】上記の移動ステージを示す平面図である。
【図6】本発明の実施例における把持部の概略を示す概
略平面図である。
【図7】本発明の適用例である洗浄システムを示す説明
図である。
【符号の説明】
1a,1b  移動ステージ 2a,2b  突き上げ手段 3a,3b  把持部 G1,G2  ガイド部 41,42  ストッパ 51,52  プッシュアーム 61  押圧部 71,72,73,74  アーム 9  エンドレスベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  搬送用容器または洗浄用容器のうちの
    一方の容器を所定位置に設定し、次いでこの容器の中の
    被洗浄体を突き上げ手段により突き上げて把持部に把持
    させ、しかる後他方の容器を所定位置に設定して前記被
    洗浄体を前記把持部から突き上げ手段を介して当該他方
    の容器内に移し替えるための移載方法において、容器を
    所定の領域に位置決めする位置決め手段を備え、各々互
    に独立して移動する搬送用容器専用の第1の移動ステー
    ジ及び洗浄用容器専用の第2の移動ステージを用い、前
    記把持部の下方に、第1の移動ステージ及び第2の移動
    ステージのうちの一方及び他方を順次に位置させること
    により洗浄用容器と搬送用容器との間での被洗浄体の移
    し替えを行ない、洗浄用容器から搬送用容器へ洗浄済み
    の被洗浄体を移し替える前に、前記把持部及び突き上げ
    手段における被洗浄体の接触部を清浄化することを特徴
    とする被洗浄体の移載方法。
  2. 【請求項2】  搬送用容器または洗浄用容器のうちの
    一方の容器を所定位置に設定し、次いでこの容器の中の
    被洗浄体を突き上げ手段により突き上げて把持部に把持
    させ、しかる後他方の容器を所定位置に設定して前記被
    洗浄体を前記把持部から突き上げ手段を介して当該他方
    の容器内に移し替えるための移載装置において、容器を
    所定の領域に位置決めする位置決め手段を備え、各々互
    に独立して移動する搬送用容器専用の第1の移動ステー
    ジ及び洗浄用容器専用の第2の移動ステージと、これら
    第1の移動ステージ及び第2の移動ステージ上に位置決
    めされた容器の中の被洗浄体を夫々上方に突き上げる第
    1の突き上げ手段及び第2の突き上げ手段と、これら第
    1の突き上げ手段及び第2の突き上げ手段により突き上
    げられた被洗浄体を夫々把持する第1の把持部及び第2
    の把持部とを備え、前記第1の把持部の下方に第1の移
    動ステージ、第2の移動ステージを順次に位置させるこ
    とにより搬送用容器から洗浄用容器への未洗浄の被洗浄
    体の移し替えを行うと共に、前記第2の把持部の下方に
    第2の移動ステージ、第1の移動ステージを順次に位置
    させることにより洗浄用容器から搬送用容器への洗浄済
    みの被洗浄体の移し替えを行うことを特徴とする被洗浄
    体の移載装置。
  3. 【請求項3】  前後方向に複数の被移載体を並べて載
    置するための載置部と、この載置部上の各被移載体を前
    後方向にガイドするガイド部と、互に連動して前後方向
    に移動し、前記複数の被移載体を夫々ガイド部に沿って
    押し出す複数の押圧部と、前記複数の被移載体の前方側
    への移動を夫々阻止して位置決めするストッパとを備え
    、前記各押圧部は、所定以上の押圧力によって後退する
    ように弾性体が組み合わされたことを特徴とする被移載
    体の位置決め装置。
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