JP2001259957A - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JP2001259957A
JP2001259957A JP2000075027A JP2000075027A JP2001259957A JP 2001259957 A JP2001259957 A JP 2001259957A JP 2000075027 A JP2000075027 A JP 2000075027A JP 2000075027 A JP2000075027 A JP 2000075027A JP 2001259957 A JP2001259957 A JP 2001259957A
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waste material
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Iwao Yokoi
岩男 横井
Hirosuke Katayama
裕亮 形山
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工作業における、ワーク加工後の製品と廃
材との分別,回収を、比較的簡単な構造によって自動化
することができ、且つ保守性の良いワーク搬送装置を得
ること。 【解決手段】 ワーク搬送装置において、加工前のワー
クを蓄積するワークストッカ部3と、このワークストッ
カ部3からワークを取り出し搬送する吸着ユニット31
と、ワークを加工するレーザ加工機2と、吸着ユニット
31によって供給されるワークを加工パレット51に載
置しレーザ加工機2との間で授受を行うワーク・製品載
置部5と、レーザ加工機2により加工され分離すべき製
品と廃材とを形成したワークを加工パレット51から掬
い上げ搬送するフォークユニット4と、フォークユニッ
ト4により搬送された廃材の外周縁部を把持する廃材ク
ランプ装置8と、廃材クランプ装置8により廃材の外周
縁部が把持された状態でフォークユニット4を引き抜く
ことにより廃材と分離される製品を回収する製品回収部
6と、製品と分離された廃材を回収する廃材回収部7と
を備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワーク搬送装置に
関し、特に、加工処理後のワークを加工処理部から回収
し、且つ製品と廃材(スケルトン)とを自動的に分別す
るワーク搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、加工の種類として、レーザ加工の
場合を例に挙げて説明することとする。従来のワーク搬
送装置を図18及び図19に示す。図18及び図19
は、従来のワーク搬送装置を説明するための概略図であ
り、図18は平面図、図19は正面図である。図18及
び図19に示すワーク搬送装置は、レーザ加工機102
の側方位置に設けられており、ワークストッカ部10
3,フォークユニット104,ワーク・製品載置10
5,製品パレット回収部107を備えている。
【0003】このワーク搬送装置の動作について説明す
る。まず、ワークストッカ部103に収納されている複
数のワークパレット133から特定の1つを選択し、リ
フター134によってそのワークパレット133を吸着
ユニット131の下方へ移動させる。吸着ユニット13
1は、吸着パット132によりワークパレット133に
積載されているワークのうち最上部にある1枚を吸着
し、吸着ユニット走行ガイド135上を図中右方向へ移
動する。ワークを吸着した吸着ユニット131は、ワー
ク・製品載置部105の上方まで移動した後、停止し、
加工パレット151上にワークを降ろし、載置する。ワ
ークを載置された加工パレット151は、レーザ加工機
102へ搬入され、ワークに対するレーザ加工が行われ
る。加工と同時に、吸着ユニット131は、ワークスト
ッカ部103内の待機位置へ戻る。レーザ加工が終了す
ると、加工パレット151はワーク・製品載置部105
へ戻される。
【0004】次に、フォークユニット104のフォーク
141がその下降端まで下がり、フォークユニット走行
ガイド142上を、加工パレット151上に載置されて
いるワークの下部まで図中右方向へ移動し、一旦停止す
る。停止後、フォーク141がワークの底面に接するま
で上昇し、加工パレット151上の製品と廃材(スケル
トン)とが形成された状態のワークを掬い上げる。
【0005】フォーク141にワークを載せた状態でフ
ォークユニット104は、製品パレット回収部107上
方まで移動する。次に、製品パレットリフタ171をワ
ーク積載高さ位置まで上昇させる。このワーク積載高さ
位置とは、製品パレット172に設けられた複数本の棒
状の製品ストッパー173がフォーク141の隙間を通
り、製品ストッパー173の上端部がフォーク141に
載せられたワークよりも高い位置に達する高さを指す。
この状態でフォーク141を図中左方向へ引き戻すと、
ワークは製品ストッパー173によって製品パレット1
72上に残り、積載される。以上の動作を繰り返すこと
により、ワークパレット133上に積載されたワークを
レーザ加工機102へ供給し、加工されたワークを製品
パレット172上に回収していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のワーク搬送装置においては、レーザ加工後のワー
クが製品と廃材とに分別されず、同一の製品パレット1
72上に回収されるため、後工程で作業者等によって製
品と廃材とを分別しなければならないといった問題があ
った。
【0007】ここで、第二の従来例として、加工された
ワークを製品と廃材とに自動で仕分けする機能を有する
ワーク搬送装置として、例えば、特開平5−96390
号公報に示されるものがあった。この第二の従来のワー
ク搬送装置は、主として、チェ−ンリフター装置と、パ
レット受渡装置と、ワーク搬入装置と、パレット引出装
置と、製品廃材搬出仕分け装置とで構成されている。
【0008】しかしながら、この第二の従来のワーク搬
送装置は、加工されたワークを製品と廃材とに自動で仕
分けする為に、ワークのみではなく加工パレット等を含
むパレット引出し装置全体を上下反転させる仕組みであ
り、構造が複雑となり、特に大型のワークの場合等には
適さない。また、加工パレット及びワークを反転すると
いった複雑な構造のため、保守性が著しく悪いといった
問題があった。さらに、この第二の従来装置の場合、連
続運転するためには、一定の寸法精度が要求される加工
パレットが、複数枚必要となる等の問題があった。
【0009】この発明は、上述の課題を解決するために
なされたものであり、加工作業におけるワーク供給から
加工後の製品と廃材(スケルトン)の分別,回収を、比
較的簡単な構造によって自動化することができ、且つ保
守性の良いワーク搬送装置を得るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワーク搬
送装置は、加工前のワークを蓄積するワーク蓄積部と、
このワーク蓄積部から前記ワークを取り出し搬送するワ
ーク搬送手段と、前記ワークを加工する加工処理部と、
前記ワーク搬送手段によって供給される前記ワークを加
工パレットに載置し前記加工処理部との間で授受を行う
ワーク加工受け渡し部と、前記加工処理部により加工さ
れ分離すべき第一のワーク部と第二のワーク部とを形成
した前記ワークを前記加工パレットから掬い上げ搬送す
るフォーク状搬送手段と、このフォーク状搬送手段によ
り搬送された前記第二のワーク部の外周縁部を把持する
第二ワーク把持手段と、この第二ワーク把持手段により
前記第二のワーク部の外周縁部が把持された状態で前記
フォーク状搬送手段を引き抜くことにより前記第二のワ
ーク部と分離される前記第一のワーク部を回収する第一
のワーク部回収部と、前記第一のワーク部と分離された
前記第二のワーク部を回収する第二のワーク部回収部と
を備えたものである。
【0011】また、回収した第一のワーク部を蓄積する
ための複数枚のワーク部回収パレットと、このワーク部
回収パレットを収容する回収パレット収容部と、第一の
ワーク部回収部に設置された前記ワーク部回収パレット
と前記回収パレット収容部に収容されている前記ワーク
部回収パレットとを交換する回収パレット交換手段とを
備えたものである。
【0012】また、第一のワーク部回収部に設けられ回
収した第一のワーク部を次の工程まで搬送するコンベヤ
ーを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
第一の実施の形態によるワーク搬送装置を、図1乃至図
15を用いて説明する。図1及び図2は、この発明の第
一の実施の形態によるワーク搬送装置を説明するための
概略説明図であり、図1はこのワーク搬送装置を上方か
ら見た平面図、図2はこのワーク搬送装置の正面図であ
る。
【0014】ワーク搬送装置は、図1及び図2に示すよ
うに、加工処理部としてのレーザ加工機2の側方位置に
設けられており、ワーク蓄積部としてのワークストッカ
部3、フォーク状搬送手段としてのフォークユニット
4、ワーク加工受け渡し部としてのワーク・製品載置部
5、加工パレット51、第一のワーク部回収部としての
製品回収部6、第二のワーク部回収部としての廃材回収
部7、第二ワーク把持手段としての廃材クランプ装置
8、及びワーク搬送手段としての吸着ユニット31を備
えている。
【0015】ワークストッカ部3は、図2に示すよう
に、複数枚のワークパレット33を収納できる棚段を備
えており、棚段からワークパレット33を搬出入するワ
ークリフター34、内部に吸着ユニット31を有し、吸
着ユニット31には、下方に向う複数個の吸着パット3
2が組込まれている。吸着ユニット31は、吸着パット
32に負圧を供給し吸引力を発生させる機能を有してお
り、その吸引力によりワークパレット33に積置された
ワーク(図示せず)を吸着し、ワークストッカ部3とワ
ーク・製品載置部5との間で上下・水平方向へ移動す
る。水平方向の移動は、吸着ユニット走行ガイド35上
を走行することによる。
【0016】フォークユニット4は、その下部にフォー
ク41が取付けられている。レーザ加工後のワークすな
わち製品及び廃材を、フォーク41によって掬い上げ、
フォークユニット走行ガイド42上を走行するとともに
上下方向の移動動作も行う。
【0017】ワーク・製品積置部5は、レーザ加工機2
の側方位置に設けられ、レーザ加工前後のワークを積置
した状態でレーザ加工機2とワーク・製品積置部5との
間を往復移動する加工パレット51を有している。加工
パレット51の上面は、床面から一定高さを有して立設
された複数の棒状部材により略剣山状に形成されている
(図示せず)。また、加工パレット駆動装置9は、加工
パレット51をワーク・製品積置部5とレーザ加工機2
との間の搬入及び搬出を行う機能を備えている。
【0018】廃材クランプ装置8は、図14及び図15
に示すように、製品回収部6の上方に位置し、吸着ユニ
ットガイドレ−ル35の上部位置に設けられ、複数個の
固定側クランプユニット81と移動側クランプユニット
82とを有している。固定側クランプユニット81及び
移動側クランプユニット82は、それぞれ先端にクラン
プが取り付けてある。移動側クランプユニット82は、
水平方向に移動可能な構造となっている。また、廃材ク
ランプ装置8は、Z軸ガイド811により廃材クランプ
ユニット83を上下方向へ移動する機構を備えている。
【0019】製品回収部6は、製品パレットリフター6
1を備えている。製品パレットリフター61は製品取出
し作業を容易にするため、台車式で移動が可能となって
いる。製品パレット62への製品の集積は、廃材の外周
縁部を廃材クランプユニット83により固定された状態
からフォーク41を水平方向へ移動し製品を製品パレッ
ト62上へ落下集積される。
【0020】廃材回収部7は、廃材パレットリフター7
1を備えている。廃材パレットリフター71は取出し作
業を容易にするため、台車式で移動が可能となってい
る。廃材回収部7の廃材パレット72には、その床面か
ら所定高さで略棒状に立設された複数本の廃材ストッパ
ー73を備えている。この廃材ストッパー73は、フォ
ーク41に載置された廃材を廃材パレット72上に集積
する際に用いられる。
【0021】図16に、クランプユニット81,82
と、フォーク41と、ワークWすなわち製品W1及び廃
材W2との関係を示す。クランプユニット81,82
は、ワークWの外周縁部である廃材W2の部分をクラン
プしている。
【0022】次に、この実施の形態によるワーク搬送装
置の動作について以下に説明する。図3は、ワーク搬送
装置の動作開始直前の状態を示している。ワークストッ
カ部3の内部には、複数枚のワークを積載したワークパ
レット33が積置され、リフター34,製品パレットリ
フター61,廃材パレットリフター71は、それぞれ下
降端の待機位置に待機している。吸着ユニット31,フ
ォークユニット4,廃材クランプ装置8は、それぞれ上
昇端の待機位置で待機している。尚、説明の便宜上、図
中左方向の移動を後退側、図中右方向の移動を前進側の
移動とする。
【0023】上述のワーク搬送装置によるワークの搬送
過程を、図4乃至図13を用いて説明する。運転が開始
されると最初に、図4に示すように、ワークストッカ部
3内にあるワークパレット33のうち、スケジュールで
指定されたものを、リフター34によって搬出し、図5
に示すように、吸着ユニット31の下方へ搬入する。搬
入されたワークパレット33上のワークに吸着ユニット
31の吸着パット32をワーク表面まで下降させ接触さ
せる。そして、吸着パット32に負圧を与えワークパレ
ット33の一番上に載せられているワークの上面を吸着
させる。
【0024】次に、吸着ユニット31は、吸着パット3
2でワークを1枚吸着した状態で吸着ユニット走行ガイ
ド35上を駆動モータ36により前進し、ワーク・製品
積置部5の上方で停止し、加工パレット51の上部へ吸
着パット32を下降させ位置決めし、ワークを加工パレ
ット51の上へ積置する(図6)。
【0025】ワークが載置された加工パレット51は、
加工パレット駆動装置9によりレーザ加工機2へ搬入さ
れ、ワークに対するレーザ加工が開始される。レーザ加
工開始とほぼ同時に吸着ユニット31の吸着パット32
が上昇、後退し、ワークストッカ部3内の待機位置へ戻
る。
【0026】レーザ加工が終了すると、レーザ加工機2
から加工パレット51がワーク・製品積置部5へ搬出さ
れる。
【0027】次に、図7に示すように、フォークユニッ
ト4のフォーク41が下降端まで下がり、フォークユニ
ット走行ガイド42上を駆動モータ43により前進し、
ワーク・製品積置部5へ戻った加工パレット51上の加
工済みのワークすなわち製品及び廃材(図示せず)の下
部まで移動した後、停止する。フォーク41が製品及び
廃材の下部へ進入した状態で停止後、フォーク41が上
昇端まで上がることにより加工パレット51上の製品及
び廃材がフォーク41上に載せられる。
【0028】製品及び廃材を載せたフォークユニット4
がフォークユニット走行ガイド42上を駆動モータ43
により製品回収部6上まで前進し、停止する。その位置
で、廃材クランプ装置8の廃材クランプユニット83が
フォーク41上の製品と廃材との位置まで廃材Z軸ガイ
ド811により下降し、さらに移動側廃材クランプ82
が水平移動して廃材の外周縁部を複数の固定側廃材クラ
ンプ81及び移動側廃材クランプ82によってクランプ
する(図8)。廃材の外周縁部をクランプした後に、フ
ォーク41を後退させることにより、フォーク41上の
製品が製品パレット62上へ落下し回収される(図
9)。
【0029】次に、クランプ固定されている廃材の下部
までフォークユニット4を再び前進させ、廃材クランプ
装置8の固定側廃材クランプ81及び移動側廃材クラン
プ82のクランプを解除して、フォーク41上へ廃材を
載せる。その後、廃材クランプ装置8が上昇し、元の待
機位置で停止する(図10)。
【0030】廃材を載せたフォークユニット4が廃材回
収部7の上方までフォーク走行ガイド42上を駆動モー
タ43により前進する。そして、これと連動して廃材リ
フター71を廃材積載高さ位置まで上昇させる(図1
1)。この廃材積載高さ位置とは、廃材パレット72に
設けられた棒状の廃材ストッパー73がフォーク41の
隙間を通り、廃材ストッパー73の上端部がフォーク4
1に載せられた廃材よりも高い位置に達する高さを指
す。そして、実際にフォーク41の前進と廃材リフター
71の上昇とにより廃材ストッパー73がフォーク41
の隙間を通り抜け、廃材ストッパー73の上端部がフォ
ーク41に載せられた廃材よりも高い位置に達した後、
図12に示すようにフォーク41を後退させる。
【0031】これにより、フォーク41に載せられた廃
材は、フォーク41と共に後方へ移動しようとするが、
廃材ストッパー73と接触し、後方への移動を阻止され
る。従って、フォーク41だけが後方へ移動し、フォー
ク41上の廃材は廃材パレット72上に回収される。
【0032】そして、廃材パレットリフター71を待機
位置まで下降させる(図13)。これにより、レーザ加
工機2から搬出された加工パレット51上の製品と廃材
とを製品パレット62と廃材パレット72とへ分離回収
することができる。以上がこのワーク搬送装置の1サイ
クルの運転動作を説明したものである。
【0033】図14及び図15に、この実施の形態によ
るワーク搬送装置の廃材クランプ装置8を示す。図14
は廃材クランプ装置の正面図、図15は図14の矢印A
から見た側面図を示す。レーザ加工後のワークすなわち
製品と廃材とをフォーク41により廃材クランプ装置8
の下方位置まで水平移動させ、廃材クランプユニット8
3がフォーク41上の製品及び廃材の高さまでクランプ
装置Z軸ガイド811によりガイドされて下降し、固定
側廃材クランプ81と可動側廃材クランプ82とにより
廃材の外周縁部を複数箇所クランプする。廃材をクラン
プした状態でフォーク41を後退させることにより製品
のみが製品回収部6の製品パレット62上に落下し、回
収される。
【0034】なお、この実施の形態のものについては、
製品を分離した後の廃材を、クランプを解除して再びフ
ォーク41によって廃材回収部7の上方まで搬送される
構成として説明したが、廃材クランプ装置8を水平方向
に移動可能な構成として、廃材の廃材回収部7までの搬
送を、フォーク41ではなく廃材クランプ装置8によっ
て行なう様に構成したものでもよい。さらに、これまで
の説明では、製品を第一のワーク部、廃材を第二のワー
ク部として説明してきたが、これを逆にして、例えば、
元のワークの外周側が製品となり、内側が廃材となる様
な場合等については、製品の方をクランプする対象とし
てもよいことは言うまでもない。
【0035】実施の形態2.以下、この発明の第二の実
施の形態によるワーク搬送装置を、図17の概略説明図
を用いて説明する。図17においては、図1乃至図13
に示したものと異なり、製品回収部6が、廃材回収部7
よりもワーク・製品載置部5から離れた位置に設置され
ている。この第二の実施の形態に示した装置の場合、製
品パレット62に回収された製品が製品パレット62内
に満載されたとき、製品パレットリフター91により、
製品が満載された製品パレット62aを複数枚の製品パ
レット62を収納できる製品パレットストッカ90へ収
納し、製品パレットストッカ90から空の製品パレット
62bを製品回収部6へ自動で搬入することができる。
【0036】また、上述のワーク搬送装置において、製
品を製品搬送コンベヤー上に集積落下させ後工程ライン
へ、製品を製品搬送コンベヤーにより自動搬送するよう
にしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、加工
後の製品と廃材の分別,回収作業を、比較的簡単な構造
によって自動化することができ、且つ保守性の良いワー
ク搬送装置を得ることができる、といった効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の概略を説明するための平面図。
【図2】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の概略を説明するための正面図。
【図3】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の動作開始直前の状態図。
【図4】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の動作過程の説明図。
【図5】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の動作過程の説明図。
【図6】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の動作過程の説明図。
【図7】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の動作過程の説明図。
【図8】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の動作過程の説明図。
【図9】 この発明の第一の実施の形態によるワーク搬
送装置の動作過程の説明図。
【図10】 この発明の第一の実施の形態によるワーク
搬送装置の動作過程の説明図。
【図11】 この発明の第一の実施の形態によるワーク
搬送装置の動作過程の説明図。
【図12】 この発明の第一の実施の形態によるワーク
搬送装置の動作過程の説明図。
【図13】 この発明の第一の実施の形態によるワーク
搬送装置の動作過程の説明図。
【図14】 この発明の第一の実施の形態による廃材ク
ランプ装置の正面図。
【図15】 この発明の第一の実施の形態による廃材ク
ランプ装置の側面図。
【図16】 この発明の第一の実施の形態によるクラン
プユニットとフォークとワークとの関係を示す説明図。
【図17】 この発明の第二の実施の形態によるワーク
搬送装置の概略を説明するための正面図。
【図18】 従来のワーク搬送装置の概略を説明するた
めの平面図。
【図19】 従来のワーク搬送装置の概略を説明するた
めの正面図。
【符号の説明】
2 レーザ加工機 3 ワークストッカ部 4 フォークユニット 5 ワーク・製品積置部 6 製品回収部 7 廃材回収部 8 廃材クランプ装置 31 吸着ユニット 51 加工パレット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工前のワークを蓄積するワーク蓄積部
    と、このワーク蓄積部から前記ワークを取り出し搬送す
    るワーク搬送手段と、前記ワークを加工する加工処理部
    と、前記ワーク搬送手段によって供給される前記ワーク
    を加工パレットに載置し前記加工処理部との間で授受を
    行うワーク加工受け渡し部と、前記加工処理部により加
    工され分離すべき第一のワーク部と第二のワーク部とを
    形成した前記ワークを前記加工パレットから掬い上げ搬
    送するフォーク状搬送手段と、このフォーク状搬送手段
    により搬送された前記第二のワーク部の外周縁部を把持
    する第二ワーク把持手段と、この第二ワーク把持手段に
    より前記第二のワーク部の外周縁部が把持された状態で
    前記フォーク状搬送手段を引き抜くことにより前記第二
    のワーク部と分離される前記第一のワーク部を回収する
    第一のワーク部回収部と、前記第一のワーク部と分離さ
    れた前記第二のワーク部を回収する第二のワーク部回収
    部とを備えたことを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 回収した第一のワーク部を蓄積するため
    の複数枚のワーク部回収パレットと、このワーク部回収
    パレットを収容する回収パレット収容部と、第一のワー
    ク部回収部に設置された前記ワーク部回収パレットと前
    記回収パレット収容部に収容されている前記ワーク部回
    収パレットとを交換する回収パレット交換手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 【請求項3】 第一のワーク部回収部に設けられ回収し
    た第一のワーク部を次の工程まで搬送するコンベヤーを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013080678A1 (ja) * 2011-12-02 2013-06-06 フリ-スぺ-スエンジニアリング株式会社 ワーク加工用搬送システム
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