JP2013129467A - 製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置 - Google Patents

製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013129467A
JP2013129467A JP2011278028A JP2011278028A JP2013129467A JP 2013129467 A JP2013129467 A JP 2013129467A JP 2011278028 A JP2011278028 A JP 2011278028A JP 2011278028 A JP2011278028 A JP 2011278028A JP 2013129467 A JP2013129467 A JP 2013129467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skeleton
pallet
product
workpiece
fork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011278028A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruki Nishimura
輝樹 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2011278028A priority Critical patent/JP2013129467A/ja
Publication of JP2013129467A publication Critical patent/JP2013129467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】レーザ加工機によって切断加工された板状のワークから製品とスケルトンとを分離する分離方法及び装置並びに上記装置を備えた棚装置を提供する。
【解決手段】切断加工機によって板状のワークから製品を切断加工した後に製品とスケルトンとを分離する方法であって、切断加工されて加工パレット31A上に載置された状態にあるワークWの下側へ相対的にフォーク43を挿入して、当該フォーク43によってワークWを前記加工パレット31A上から持上げた後、当該フォーク43上のワークにおける二側縁をスケルトンクランプ手段53によってクランプして相対的に持上げることにより、製品WPを前記フォーク43上に残して製品WPとスケルトンWSとを分離する。そして、前記スケルトンクランプ手段53によってスケルトンWSに張力を付与する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばレーザ加工機又は又はプラズマ加工機などのごとき切断加工機によって板状のワークに切抜き加工された後の製品とスケルトンとを分離する方法及び装置並びに分離装置を備えた棚装置に係り、さらに詳細には、前記棚装置における棚に対してパレットを格納するに際して、前記製品とスケルトンとを分離して別個のパレット上に載置することのできる、製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置に関する。
従来、レーザ加工機又はプラズマ加工機などのごとき切断加工機によって、加工パレット上の板状のワークに製品の切抜き加工を行うと、その後には製品とスケルトンとを分離する必要がある。ところで、板状のワークにレーザ加工機などの切断加工機(以後、プラズマ加工機をも含めた切断加工機と同義としてレーザ加工機と称することとする)によって板状のワークの切断加工を行うと、切断加工された直後の製品は高温であり、また、レーザ加工機による製品の切抜き加工(切断加工)は高速で行なわれるので、従来は、加工パレット上に製品とスケルトンとを載置した状態において、又は加工パレット上から製品パレット上へ製品及びスケルトンを移載した後に、棚装置における各棚に対して前記各パレットの格納が行われている。そして、加工パレットは再使用されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−184316号公報
前記特許文献1に記載の発明においては、加工パレット上から製品パレット上に製品を移載した後に、製品パレットを棚装置における棚に格納するものである。しかし、前記製品パレット上に製品を移載するに際して、切抜き加工された製品とスケルトンとの分離を行うことなく製品パレットに移載するものですから、製品パレット上には製品とスケルトンとが混在するものである。したがって、後工程として棚から製品パレットを搬出し、製品とスケルトンとを分離する必要があるという問題がある。
そこで、レーザ加工機によって切断加工された直後に製品とスケルトンとを、スケルトン分離装置を用いて分離することも考えられる。この場合、スケルトン分離装置を新たに設置する必要があり、省スペース化を図る上において問題がある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、切断加工機によって板状のワークから製品を切断加工した後に製品とスケルトンとを分離する方法であって、切断加工されて加工パレット上に載置された状態にあるワークの下側へ相対的にフォークを挿入して、当該フォークによってワークを前記加工パレット上から持上げた後、当該フォーク上のワークにおける二側縁をスケルトンクランプ手段によってクランプして相対的に持上げることにより、製品を前記フォーク上に残して製品とスケルトンとを分離することを特徴とするものである。
また、前記製品とスケルトンとの分離方法であって、前記スケルトンクランプ手段によってスケルトンに張力を付与することを特徴とするものである。
また、前記製品とスケルトンとの分離方法に使用する製品とスケルトンとの分離装置であって、切断加工機によって切断加工される板状のワークを載置して、切断加工機に対して搬出入自在な加工パレットと、切断加工されて前記加工パレット上に載置された状態にあるワークの下側へ相対的に挿入自在かつ前記ワークを持上げ自在のフォークと、当該フォークによって持上げられたワークにおけるスケルトンの二側縁をクランプして相対的に持上げ可能なスケルトンクランプ手段と、を備えていることを特徴とするものである。
また、板状のワークを載置する素材パレット、製品を載置する製品パレット、スケルトンを載置するスケルトンパレットの各パレットを出入自在な複数のパレット収納棚を上側に複数段備えた枠体フレーム構造の本体フレームと、当該本体フレームに隣接して備えられた切断加工機に対して搬出入自在な加工パレットを上下2段に支持自在かつ上下動可能で前記本体フレーム内の下側に備えられた昇降ラックと、前記パレット収納棚と前記昇降ラックとの間において前記本体フレームに備えられた一枚取り棚に収納された素材パレットとの最上部のワークの一枚取りを行う上下動自在な一枚取り装置と、前記昇降ラックと前記一枚取り装置との間に上下動可能に備えられ、前記昇降ラック上の加工パレットから切断加工された製品及びスケルトンを持上げ自在かつ前記一枚取り装置によって一枚取りされたワークを支持自在のフォーク装置と、前記本体フレームの一側に上下動自在に備えられ、前記パレット収納棚に対して搬出入される素材パレット、製品パレット、スケルトンパレット及び前記一枚取り棚に対して搬出入される素材パレット並びに前記昇降ラックに対して搬出入される加工パレットを支持自在なエレベータ装置と、前記フォーク装置より上側において前記本体フレーム内に備えられ、前記フォーク装置に支持されているスケルトンの二側縁をクランプして相対的に持上げ可能なスケルトンクランプ手段と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、切断加工機によって切断加工された直後の加工パレット上の製品とスケルトンとを分離して、製品パレット及びスケルトンパレット上にそれぞれ個別に載置することができ、前述したごとき問題を解消することができる。
本発明の実施形態に係る棚装置の構成を概念的、概略的に示した構成説明図である。 レーザ加工機に対する加工パレットの搬入を行ってレーザ切断加工を行う主要部の作用説明図である。 レーザ切断加工を行った後のワークにおける製品とスケルトンとを分離する前の主要部の作用説明図である。 レーザ切断加工を行った後のワークにおける製品とスケルトンとを分離する前の主要部の作用説明図である。 レーザ切断加工を行った後のワークにおける製品とスケルトンとを分離する前の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。 ワークから製品とスケルトンとを分離する工程の主要部の作用説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態に係る棚装置について説明するに、本実施形態に係る棚装置の全体的構成は、前記特許文献1に記載の棚装置に類似の構成であるから、棚装置についての全体的構成の説明は、概念的、概略的に説明することとする。
図1に概念的、概略的に示すように、本発明の実施形態に係る棚装置1は、前述した従来の棚装置と同様に、枠体フレーム構造の本体フレーム3を備えており、この本体フレーム3の左右方向(図1において紙面に垂直な方向:X方向)の一側には、切断加工機の1例としてのレーザ加工機5(図2参照)が近接して配置してある。前記本体フレーム3の上部側には、前後方向(図1において左右方向:Y方向)に長いガイドレール7を左右に対向して複数段備えることによって、複数段の棚9が備えられている。
そして、前記各棚9内には、前記レーザ加工機5へ供給する複数の板状のワークWを積載した素材パレット11が出入自在に格納(収納)されていると共に、前記レーザ加工機5によって加工された後の製品(ワーク)を載置する製品パレット13が出入自在に格納されている。さらに、前記棚9には、前記製品を分離した後のスケルトンを載置するためのスケルトンパレット15が出入自在に格納されている。
そして、前記各棚9に対してそれぞれのパレット11、13、15の出入れを行うために、前記本体フレーム3の前側には、エレベータ装置17が上下動自在かつ各棚9に対応した位置へ位置決め自在に備えられている。このエレベータ装置17には、従来のエレベータ装置と同様に、各パレット11、13、15の前後方向への移動を行うトラバーサ19が前後動自在に備えられている。なお、この種のエレベータ装置17及びエレベータ装置17を上下動するための構成等は、既によく知られている構成であるから、エレベータ装置17等についてのより詳細な構成、作用についての説明は省略する。
前記棚装置1における前記本体フレーム3の中間高さ位置には、一枚取り装置21を備えた一枚取り棚23が備えられている。前記一枚取り装置21は、一枚取り棚23におけるガイドレール25上に搬入された素材パレット11上に積載されている最上部の板状のワークWの一枚取りを行うものであって、昇降フレーム27が上下動自在に備えており、この昇降フレーム27の下部には、ワークWの吸着を行う複数の吸着パッド29が備えられている。なお、前記一枚取り装置21の構成は、例えば前記特許文献1に記載されているように公知の構成であるから、一枚取り装置21の構成、作用についての詳細な説明は省略する。
前記棚装置1における前記本体フレーム3の内側であって本体フレーム3の下部側には、前記レーザ加工機5に対して搬出入自在な加工パレット31を上下2段に支持自在なラック装置33が上下動可能に備えられている。前記加工パレット31は、上面に複数のスキット板35をX軸方向(左右方向)に適宜間隔に備えた構成で、公知の構成である。また、前記ラック装置33は、加工パレット31を支持するパレット支持部37U,37Lを上下2段に備えた構成であって、公知の構成である。
すなわち、前記加工パレット31、ラック装置33及び前記ラック装置33を上下動する構成は、例えば前記特許文献1に記載されているように公知の構成であるから、加工パレット31、ラック装置33及びラック装置33を上下動するための構成についてのより詳細な構成、作用の説明は省略する。
前記ラック装置33の上方であって前記一枚取り棚23の下方位置にはフォーク装置39が上下動可能に備えられている。上記フォーク装置39は、本体フレーム3に上下動可能に備えた昇降フレーム41から前方向へ水平に延伸した複数本のフォーク43を左右方向に適宜間隔に備えた構成である。前記フォーク装置39における前記各フォーク43は、前記加工パレット31における前記スキット板35の間に相対的に入り込み自在に備えられている。そして、適宜のフォーク43における基端部側及び先端側に備えたスプロケット又はプーリ(図示省略)には、例えばベルトなどのごときエンドレス部材(図示省略)が掛回してある。すなわち、フォーク43上のワークW等を先端側へ送り出し可能に構成してある。
なお、上述のごときフォーク装置39は、例えば前記特許文献1に記載されているように公知の構成であるから、フォーク装置39についてのより詳細な構成、作用の説明は省略する。
前記一枚取り棚23の下側であって前記フォーク装置39より上側には、前記レーザ加工機5によって切断加工された板状のワークから製品とスケルトンとを分離するための分離装置45が備えられている。この分離装置45は、前記レーザ加工機5によって切断加工されたワークをフォーク装置39におけるフォーク43によって前記加工パレット31上から持上げた後、上記ワーク(スケルトン)の周縁(二側縁)を把持して持上げることにより、前記フォーク43上に製品を残して、スケルトンと製品とを分離する作用をなすものである。
前記分離装置45は、前記一枚取り棚23の前記一対のガイドレール25に両端側を前後方向へ移動可能に支持された前後の移動ビーム47を備えている。上記前後の移動ビーム47を、互いに接近離反する前後方向へ移動するためのビーム移動手段49が備えられている。当該ビーム移動手段49の構成としては、図1に示すように、前記ガイドレール25に備えた例えば流体圧シリンダなどのごとき往復動用アクチュエータ51によって各ビーム47を個別に前後動する構成とすることも可能である。また、前記ビーム移動手段49の構成としては、例えば左ねじと右ねじとを備えたねじ杆に互いに接近離反自在に螺合したナット部材と前後の移動ビーム47とを適宜に連結した構成など、所望の構成とすることができるものである。
前後の前記各移動ビーム47には、ワークWの前縁(前辺縁)及び後縁(後辺縁)をクランプ自在な前後の複数のクランプ手段53が左右方向に適宜間隔に、すなわち前記フォーク43の間を上下動可能に備えられている。このクランプ手段53は、ワークWの前縁、後縁を上下方向からクランプする上下のクランプジョーを備えた構成である。なお、ワークWの辺縁をクランプするためのクランプ手段53としては、例えば、板材加工機において板材をクランプするためのワーククランプなどを採用することも可能であるから、前記クランプ手段53のより詳細な構成、作用についての説明は省略する。
以上のごとき構成において、図1に示すように、ラック装置33における上側のパレット支持部37UにワークWを載置した第1の加工パレット31Aが支持された状態にあり、かつ前記ラック装置33における下側のパレット支持部37L上に、ワークWを載置した第2の加工パレット31Bが支持された状態にあるとき、ラック装置33における上部パレット支持部37Uを、レーザ加工機5におけるガイドレール5G(図2参照)の高さ位置に合せるべく上下動する。そして、ラック装置33上から第1加工パレット31Aをレーザ加工機5に搬入し、第1加工パレット31A上のワークWのレーザ切断加工を開始する(図2参照)。
そして、第1加工パレット31A上のワークWのレーザ切断加工が終了すると、第1加工パレット31Aは、ラック装置33における上部パレット支持部37U上に戻される(図3参照)。この際、第1加工パレット31A上のワークWは、ワークWから切抜き切断された製品と周囲の残余部としてのスケルトンとに切断分離された状態にある。
前述のごとく、第1加工パレット31Aをラック装置33の上部パレット支持部37U上に戻した後、当該ラック装置33における下部パレット支持部37Lをレーザ加工機5におけるガイドレール5Gの高さに合せ、第2加工パレット31Bをレーザ加工機5内に搬入して、第2加工パレット31B上のワークWのレーザ切断加工を開始する(図4(A)参照)。そして、第2加工パレット31Bをレーザ加工機5へ搬入した後、前記ラック装置33を元の高さ位置(初期の高さ位置)に下降すると共に、エレベータ装置17を、前記ラック装置33における上部パレット支持部37Uの高さ位置に合せ、この上部パレット支持部37U上の第1加工パレット31Aを前記エレベータ装置17上へ移載する(図4(B)参照)。
前述のように、第1加工パレット31Aをエレベータ装置17上へ移動した後、フォーク装置39におけるフォーク43を、前記第1加工パレット31A上のワークWよりも僅かに低くなる位置に下降する(図5(B)参照)。その後、第1加工パレット31Aをラック装置33における上部パレット支持部37U上に戻すと、フォーク装置39におけるフォーク43は、第1加工パレット31Aのスキッド板35の間でワークWの下側へ相対的に入り込むことになる(図6参照)。
前述のごとき状態において、フォーク装置39におけるフォーク43を上昇すると、第1加工パレット31A上のワークWはフォーク43によって持上げられる。この際、フォーク43上のワークWを、分離装置45における前後のクランプ手段53の間に上昇する(図7参照)。そして、前述のように、フォーク装置39のフォーク43によってワークWを持上げた状態にあるときに、ラック装置33における上部パレット支持部37U上の第1加工パレット31Aをエレベータ装置17上に移動し、その後、ラック装置33の下部パレット支持部37Lとエレベータ装置17との高さ位置を合せて、第1加工パレット31Aをラック装置33に戻すことにより、第1加工パレット31Aは下部パレット支持部37L上に移動される(図8参照)。
前述のごとく、第1加工パレット31Aをラック装置33における下部パレット支持部37L上に移動した後、前記本体フレーム3の棚9内に収容されていた製品パレット13をエレベータ装置17上に移動する。そして、エレベータ装置17を下降した後、前記ラック装置33における上部パレット支持部37U上に製品パレット13を移動する(図9参照)。
そして、分離装置45におけるクランプ手段53によってワークWの対向辺(二側縁)をクランプした後、フォーク装置39におけるフォーク43を下降すると、前記クランプ手段53にスケルトンWSがクランプされ、前記フォーク43上にはワークから切断分離された製品WPが前記スケルトンWSと分離して載置されることになる(図10参照)。この際、前記クランプ手段53を互いに離反する方向へ僅かに移動して、スケルトンWSに張力を付与することにより、スケルトンWSの撓みが防止されることとなり、前記製品WPとスケルトンWSとの間のレーザ切断溝の幅が狭い場合であっても、スケルトンWSから製品WPの相対的な落下を効果的に行うことができるものである。
前述のごとく、フォーク装置39におけるフォーク43上に製品WPを載置した後、エレベータ装置17側への製品パレット13の移動に同期して、前記フォーク43上から製品WPをフォーク43の先端側へ移送しつつ落下すると、製品WPは製品パレット13上に載置されることになる(図11参照)。そして、製品パレット13がエレベータ装置17上に移動した後、エレベータ装置17を上昇し、製品パレット13を元の棚9内へ格納する。
その後、棚装置1における棚9内から前記エレベータ装置17上へスケルトンパレット15を移載し、エレベータ装置17を下降したのち、スケルトンパレット15をラック装置33の上部パレット支持部37U上へ移動すると共に、下降した状態にある前記フォーク装置39におけるフォーク43を、前記スケルトンWSに近接した位置に上昇する(図12参照)。その後、前記クランプ手段53によるスケルトンWSのクランプを解除してフォーク43上に載置する。
そして、フォーク43を、ラック装置33上のスケルトンパレット15より僅かに上方の位置に下降した後、上記スケルトンパレット15をエレベータ装置17上へ移動する速度と等速度でもってスケルトンWSの先端側への送り出しを行うことにより、前記フォーク43上からスケルトンパレット15上へスケルトンWSを載置することができる(図13参照)。前記エレベータ装置17上へスケルトンパレット15が移動した後、エレベータ装置17を上昇し、スケルトンパレット15を元の棚9に戻す(図14参照)。
前述のごとく、スケルトンパレット15を元の棚9に戻した後、エレベータ装置17を、一枚取り棚23に対応した高さ位置に位置決めする。そして、一枚取り装置21においては、一枚取り棚23内に予め位置決めした素材パレット11に積載されているワークWの一枚取りを行う(図15参照)。前述のごとく、一枚取り装置21によってワークWの一枚取りを行った後、前記素材パレット11をエレベータ装置17上へ移動し、前記一枚取り装置21の下方位置から退避する。そして、前記一枚取り装置21を下降して、フォーク装置39におけるフォーク43上にワークWを載置する(図16参照)。その後、一枚取り装置21を元の位置に上昇復帰すると共に、素材パレット11を一枚取り棚23内の元の位置に戻す(図17参照)。
前述のごとく、素材パレット11を一枚取り棚23内に戻した後、エレベータ装置17を下降し、ラック装置33における下部パレット支持部37L上の第1加工パレット31Aをエレベータ装置17上に移載する。そして、その後、エレベータ装置17上から前記ラック装置33における上部パレット支持部37U上に第1加工パレット31Aを移載する(図18参照)。そして、前記フォーク装置39を下降して、フォーク43上のワークWを前記第1加工パレット31A上に載置する(図19参照)。その後、前記第1加工パレット31Aをエレベータ装置17上へ移載し、フォーク装置39を上昇する(図20参照)。
そして、エレベータ装置17上のワークWを載置した第1加工パレット31Aを、ラック装置33における下部パレット支持部37L上に移載し、上部パレット支持部37U上に第2加工パレット31Bをレーザ加工機5から移送可能な状態に待機する(図21参照)。そして、レーザ切断加工されたワークを載置した状態の第2加工パレット31Bがレーザ加工機5から前記ラック装置33上に移載した後は、前述したごとき動作を繰り返して、第2加工パレット31B上のレーザ切断加工された後のワークWにおいての製品WPとスケルトンWSとの分離が行われるものである。
すなわち、棚装置1における棚9に格納されている素材パレット11上の板状のワークWのレーザ切断加工が繰り返し行われると共に、レーザ切断加工された後の製品WPとスケルトンWSとの分離が繰り返し行われるものである。そして、製品WPを積載した製品パレット13及びスケルトンWSを積載したスケルトンパレット15は、棚装置1における所望の棚9に格納されるものである。
したがって、棚装置1における各棚9に対して素材パレット11、製品パレット13及びスケルトンパレット15の各パレットをそれぞれ別個に格納することができ、前述したごとき問題を解消することができるものである。
1 棚装置
3 本体フレーム
5 レーザ加工機
9 棚
11 素材パレット
13 製品パレット
15 スケルトンパレット
17 エレベータ装置
21 一枚取り装置
23 一枚取り棚
29 吸着パッド
31 加工パレット
31A,31B 第1、第2加工パレット
33 ラック装置
37U,37L パレット支持部
39 フォーク装置
43 フォーク
45 分離装置
53 クランプ手段

Claims (4)

  1. 切断加工機によって板状のワークから製品を切断加工した後に製品とスケルトンとを分離する方法であって、切断加工されて加工パレット上に載置された状態にあるワークの下側へ相対的にフォークを挿入して、当該フォークによってワークを前記加工パレット上から持上げた後、当該フォーク上のワークにおける二側縁をスケルトンクランプ手段によってクランプして相対的に持上げることにより、製品を前記フォーク上に残して製品とスケルトンとを分離することを特徴とする製品とスケルトンとの分離方法。
  2. 請求項1に記載の製品とスケルトンとの分離方法であって、前記スケルトンクランプ手段によってスケルトンに張力を付与することを特徴とする製品とスケルトンとの分離方法。
  3. 請求項1又は2に記載の製品とスケルトンとの分離方法に使用する製品とスケルトンとの分離装置であって、切断加工機によって切断加工される板状のワークを載置して、切断加工機に対して搬出入自在な加工パレットと、切断加工されて前記加工パレット上に載置された状態にあるワークの下側へ相対的に挿入自在かつ前記ワークを持上げ自在のフォークと、当該フォークによって持上げられたワークにおけるスケルトンの二側縁をクランプして相対的に持上げ可能なスケルトンクランプ手段と、を備えていることを特徴とする製品とスケルトンとの分離装置。
  4. 板状のワークを載置する素材パレット、製品を載置する製品パレット、スケルトンを載置するスケルトンパレットの各パレットを出入自在な複数のパレット収納棚を上側に複数段備えた枠体フレーム構造の本体フレームと、当該本体フレームに隣接して備えられた切断加工機に対して搬出入自在な加工パレットを上下2段に支持自在かつ上下動可能で前記本体フレーム内の下側に備えられた昇降ラックと、前記パレット収納棚と前記昇降ラックとの間において前記本体フレームに備えられた一枚取り棚に収納された素材パレットとの最上部のワークの一枚取りを行う上下動自在な一枚取り装置と、前記昇降ラックと前記一枚取り装置との間に上下動可能に備えられ、前記昇降ラック上の加工パレットから切断加工された製品及びスケルトンを持上げ自在かつ前記一枚取り装置によって一枚取りされたワークを支持自在のフォーク装置と、前記本体フレームの一側に上下動自在に備えられ、前記パレット収納棚に対して搬出入される素材パレット、製品パレット、スケルトンパレット及び前記一枚取り棚に対して搬出入される素材パレット並びに前記昇降ラックに対して搬出入される加工パレットを支持自在なエレベータ装置と、前記フォーク装置より上側において前記本体フレーム内に備えられ、前記フォーク装置に支持されているスケルトンの二側縁をクランプして相対的に持上げ可能なスケルトンクランプ手段と、を備えていることを特徴とする棚装置。
JP2011278028A 2011-12-20 2011-12-20 製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置 Pending JP2013129467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011278028A JP2013129467A (ja) 2011-12-20 2011-12-20 製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011278028A JP2013129467A (ja) 2011-12-20 2011-12-20 製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013129467A true JP2013129467A (ja) 2013-07-04

Family

ID=48907374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011278028A Pending JP2013129467A (ja) 2011-12-20 2011-12-20 製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013129467A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104889223A (zh) * 2015-05-18 2015-09-09 雄华机械(苏州)有限公司 一种设有节叉输入输出机构的节叉切边设备
JP2017109285A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 村田機械株式会社 ワーク搬送システム、レーザ加工システム、及びワーク搬送方法
JP2017178625A (ja) * 2015-04-12 2017-10-05 和▲徳▼ 福添 板材仕分装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648927U (ja) * 1992-12-08 1994-07-05 株式会社アマダ 製品分離仕分集積装置
JPH11156581A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Amada Co Ltd 板材加工機
JP2001105182A (ja) * 1999-10-12 2001-04-17 Amada Co Ltd 熱切断加工機における板材搬入搬出装置
JP2001259957A (ja) * 2000-03-17 2001-09-25 Mitsubishi Electric Corp ワーク搬送装置
JP2005230828A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Amada Co Ltd 板材加工方法及び装置並びに自動倉庫
JP2008184316A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Amada Co Ltd 棚装置及び製品パレットへのワーク載置方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648927U (ja) * 1992-12-08 1994-07-05 株式会社アマダ 製品分離仕分集積装置
JPH11156581A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Amada Co Ltd 板材加工機
JP2001105182A (ja) * 1999-10-12 2001-04-17 Amada Co Ltd 熱切断加工機における板材搬入搬出装置
JP2001259957A (ja) * 2000-03-17 2001-09-25 Mitsubishi Electric Corp ワーク搬送装置
JP2005230828A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Amada Co Ltd 板材加工方法及び装置並びに自動倉庫
JP2008184316A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Amada Co Ltd 棚装置及び製品パレットへのワーク載置方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017178625A (ja) * 2015-04-12 2017-10-05 和▲徳▼ 福添 板材仕分装置
CN104889223A (zh) * 2015-05-18 2015-09-09 雄华机械(苏州)有限公司 一种设有节叉输入输出机构的节叉切边设备
JP2017109285A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 村田機械株式会社 ワーク搬送システム、レーザ加工システム、及びワーク搬送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9156179B2 (en) Separating processed sheet products
CN108367450B (zh) 工件输送系统以及工件输送方法
JP6189428B2 (ja) 積み重ねられた被加工物の一番上から略平らな被加工物を取り出す方法及び装置
WO2014077059A1 (ja) 熱切断加工システム
JP6437135B2 (ja) ワーク台を備える工作機械および工作機械のワーク台のロードおよびアンロードを行う方法
WO2017006606A1 (ja) レーザ加工機、レーザ加工方法、板材加工システム、及び板材加工方法
CN109562431B (zh) 用于机器的装载和卸载装置、用于加工板状工件的机器、用于这种机器的工件支撑件及装载和卸载这种机器的方法
JP5923347B2 (ja) 製品分離方法及び装置並びにスケルトン台車
JP6477009B2 (ja) 金型搬送装置及び金型搬送方法
JP5094145B2 (ja) 棚装置及び製品パレットへのワーク載置方法
JP2013129467A (ja) 製品とスケルトンとの分離方法及び装置並びに棚装置
JP2007160375A (ja) レーザ加工機のワーク搬送装置
JP2016107285A (ja) レーザ切断システム
KR101350443B1 (ko) 프레스가공 소재공급 방법 및 그 장치
JP6025343B2 (ja) 棚装置におけるワークの1枚取り方法及び棚装置
JP6746905B2 (ja) ワーク搬送システム、レーザ加工システム、及びワーク搬送方法
JP2011110571A (ja) ワーク搬送装置及び当該ワーク搬送装置を使用した製品搬送システム
JP2016023045A (ja) ワーク搬送方法及びワーク搬送システム
JP2001105182A (ja) 熱切断加工機における板材搬入搬出装置
JP4664043B2 (ja) 材料棚装置
JP6071753B2 (ja) 長尺ワーク搬入方法及び長尺ワーク搬入装置並びに長尺ワーク加工装置
WO2022118544A1 (ja) 搬送システム
JP2017109231A (ja) 製品パレット、ワーク搬送システム、及びワーク搬送方法
JP4380976B2 (ja) 板材加工機における識別マーキング装置
WO2023058542A1 (ja) ワークピース分離装置、ワークピース分離方法、及びパレット棚装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151013