WO2022118544A1 - 搬送システム - Google Patents

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WO2022118544A1
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貴大 小川
泰啓 加藤
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村田機械株式会社
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    • B65G47/901Devices for picking-up and depositing articles or materials provided with drive systems with rectilinear movements only

Abstract

【課題】製品からスケルトンを好適に分離すること。 【解決手段】搬送システムであって、グリッパ装置は、加工切断により製品と、全体として長方形状である外枠部、及び外枠部の内側にあって互いに向かい合う2つの短辺部で両端が繋がり且つ長辺方向に延在する桟部を有するスケルトンとに切り分けられたワークに対して長辺方向に並んで配置され、スケルトンの外枠部の長辺部を把持する複数の長辺用グリッパと、ワークに対して短辺方向に並んで配置され、外枠部の短辺部を把持する複数の短辺用グリッパと、を備え、複数の短辺用グリッパの少なくとも一つは、ワークの短辺方向の寸法に合わせて短辺方向に移動し、外枠部の短辺部を把持し、昇降装置は、外枠部を把持したグリッパ装置と、製品とを相対的に昇降させることにより、外枠部及び桟部を製品から分離させ、制御装置は、グリッパ装置及び昇降装置の動作を制御する。

Description

搬送システム
 本発明は、搬送システムに関する。
 従来、板材等のワークから製品を切り出す技術が知られている。かかる技術では、切断加工を行うレーザ加工機等の各種加工機によってワークが切断加工された後に、製品からスケルトンが分離される。特許文献1では、製品からスケルトンを分離する際に、スケルトンの長辺部をグリッパで把持することでスケルトンを取り外す技術が開示されている。
特許第6648765号公報
 従来技術では、製品からスケルトンを好適に分離することが困難な場合がある。具体的には、従来技術では、グリッパが把持するスケルトンの長辺方向に延在する桟部が垂れることにより、スケルトンを取り外す際に製品に引っかかる場合があり、かかる場合に製品からスケルトンを好適に分離することが困難である。
 本発明は、製品からスケルトンを好適に分離することが可能な搬送システムを提供する。
 本発明の態様に係る搬送システムは、グリッパ装置と、昇降装置と、制御装置とを有する搬送システムであって、グリッパ装置は、加工切断により製品と、全体として長方形状である外枠部、及び外枠部の内側にあって互いに向かい合う2つの短辺部で両端が繋がり且つ長辺方向に延在する桟部を有するスケルトンとに切り分けられたワークに対して長辺方向に並んで配置され、スケルトンの外枠部の長辺部を把持する複数の長辺用グリッパと、ワークに対して短辺方向に並んで配置され、外枠部の短辺部を把持する複数の短辺用グリッパと、を備え、複数の短辺用グリッパの少なくとも一つは、ワークの短辺方向の寸法に合わせて短辺方向に移動し、外枠部の短辺部を把持し、昇降装置は、外枠部を把持したグリッパ装置と、製品とを相対的に昇降させることにより、外枠部及び桟部を製品から分離させ、制御装置は、グリッパ装置及び昇降装置の動作を制御する。
 本発明の態様に係る搬送システムによれば、スケルトンの外枠部の短辺部と長辺部との双方を把持するグリッパ装置を有するので、スケルトンの長辺方向に延在する桟部の垂れを抑制し、製品からスケルトンを好適に分離することができる。
 また、上記態様の搬送システムにおいて、複数の長辺用グリッパが、ワークの短辺方向の寸法に合わせて短辺方向に移動し、外枠部の長辺部を把持し、複数の短辺用グリッパが、ワークの長辺方向の寸法に合わせて長辺方向に移動し、外枠部の短辺部を把持してもよい。この態様によれば、長辺用グリッパがワークの寸法に合わせて短辺方向に移動して長辺部を把持し、短辺用グリッパがワークの寸法に合わせて短辺方向及び長辺方向に移動して短辺部を把持するので、様々な寸法のワークに対応して、製品からスケルトンを好適に分離することができる。また、上記態様の搬送システムにおいて、制御装置が、複数の短辺用グリッパの少なくとも一つを短辺方向に移動させた後に、複数の長辺用グリッパを短辺方向に移動させるように、グリッパ装置の動作を制御してもよい。この態様によれば、ワークの寸法に合わせて各グリッパを移動させる際に干渉させないように制御するので、システムの停止やシステムの停止による点検作業の手間を抑制できる。また、上記態様の搬送システムにおいて、加工パレットと、加工パレットに対して相対的に昇降する支持部と、が備えられ、加工パレットが、パレット枠と、パレット枠の内側においてワークの長辺方向に所定間隔で配置され且つ短辺方向に延在し、上端でワークを支持する複数の支持プレートと、パレット枠の内側において長辺方向に延在し、複数の支持プレートを支持するプレート支持部と、を備え、支持部が、ワークの長辺方向に所定間隔で配置され且つ短辺方向に延在し、複数の支持プレートの間を昇降する複数の持ち上げプレートと、複数の持ち上げプレートのそれぞれに設けられ、複数の持ち上げプレートが加工パレットに対して相対的に上昇した際にプレート支持部が入り込む切り欠き部と、を備え、支持部が加工パレットに対して相対的に上昇することにより、複数の支持プレートの上端で支持するワークが持ち上げプレートに渡され、持ち上げプレートでワークを支持した後、複数の長辺用グリッパが、複数の持ち上げプレートの間を短辺方向に移動し、外枠部の長辺部を把持し、複数の短辺用グリッパが、切り欠き部を通って長辺方向に移動し、外枠部の短辺部を把持してもよい。この態様によれば、支持プレートを支持するプレート支持部の位置に合わせて持ち上げプレートの切り欠き部が設けられ、支持部が加工パレットに対して相対的に上昇することにより、支持プレートの上端で支持されたワークが持ち上げプレートに渡されて持ち上げプレートでワークを支持した後、短辺用グリッパが切り欠き部を通って長辺方向に移動して短辺部を把持するので、持ち上げプレートと各グリッパとの接触を回避しつつ、支持プレートを支持するプレート支持部を備えた既存のシステムに対して大幅な変更を要することなく製品からスケルトンを好適に分離することを実現できる。
実施形態に係る搬送システムの例を示す図である。 実施形態に係る搬送システムの例を示す図である。 実施形態に係る加工パレット及び支持部の例を示す図である。 実施形態に係る加工パレット及び支持部の例を示す図である。 実施形態に係る加工パレット及び支持部の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置によるスケルトンの把持の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置によるスケルトンの把持の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置によるスケルトンの把持の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置によるスケルトンの把持の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置によるスケルトンの把持の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置によるスケルトンの把持の例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置のインターロックの例を示す図である。 実施形態に係るグリッパ装置のインターロックの例を示す図である。
 以下、実施形態について図面を参照して説明する。本発明は、以下に説明する形態に限定されない。図面では、実施形態を説明するために、一部分を拡大、縮小、及び強調して記載する等、縮尺を適宜変更して表示する場合がある。各図においては、XYZ直交座標系を用いて図中の方向を説明する場合がある。XYZ直交座標系においては、鉛直方向をZ方向とし、水平方向をX方向、Y方向とする。また、各方向においては、矢印の向きを+側(例、+X側)と称し、矢印の向きとは反対側を-側(例、-X側)と称する。
 図1及び図2は、実施形態に係る搬送システムの例を示す図である。具体的には、図1は、搬送システムの上面図である。図2は、搬送システムのY方向の側面図である。搬送システム1は、ローダ装置2と、ステーション装置3と、加工パレット4と、レーザ加工機5と、グリッパ装置6と、制御装置7と、昇降装置8とを有する。
 搬送システム1には、搬入出エリアAR1及び仮置エリアAR2が設けられる。搬入出エリアAR1は、レーザ加工機5と仮置エリアAR2との間に、レーザ加工機5の+X側に隣接して配置される。搬入出エリアAR1には、任意の場所から加工前のワークWが搬送される。加工前のワークWは、搬入出エリアAR1からレーザ加工機5に搬入される。レーザ加工機5は、搬入出エリアAR1から搬入された加工前のワークWにレーザ加工を施す。
 レーザ加工後のワークWは、レーザ加工機5から搬入出エリアAR1に搬出される。レーザ加工後のワークWは、製品PrとスケルトンSkとを含む。例えば、スケルトンSkは、全体として長方形状である外枠部、及び外枠部の内側にあって互いに向かい合う2つの短辺部で両端が繋がり且つ長辺方向に延在する桟部を有する。図1では、スケルトンSkについて、外枠部を「外枠部Sk1」と表し、外枠部Sk1の内側にあって互いに向かい合う2つの短辺部で両端が繋がり且つ長辺方向に延在する部分を「桟部Sk2」と表している。以下の説明では、外枠部Sk1と桟部Sk2とを区別しない場合に、単に「スケルトンSk」と呼ぶ場合がある。搬入出エリアAR1は、レーザ加工後のワークWのうち製品Prをアンロードするアンロードエリアを兼ねている。搬入出エリアAR1において、レーザ加工後のワークWは、製品PrとスケルトンSkとに分離される。製品Prは、仮置エリアAR2に搬送され、製品パレット10に集積された後に外部に搬出される。図1では、X方向(ワークW、スケルトンSkの長辺方向)に長い桟部Sk2を有するスケルトンSkが含まれる場合を例に挙げている。図1では、4つの桟部Sk2を含む場合を例に挙げている。
 ローダ装置2は、レール11と、レール11上を走行可能な走行台車12と、走行台車12に設けられる移載装置13とを備える。レール11は、加工パレット4の移動方向(X方向)に対して交差する方向(Y方向)に延びている。走行台車12には、X方向に延びるレール14が設けられる。移載装置13は、レール14に取り付けられる。移載装置13は、レール14に沿って移動可能なX移動体15と、X移動体15に設けられたZ移動体16と、Z移動体16の下端(-Z側)に設けられた吸着部17とを備える。レール14は、仮置エリアAR2の上方と、搬入出エリアAR1の上方とにわたって設けられる。X移動体15は、仮置エリアAR2と搬入出エリアAR1との間で移動可能である。Z移動体16は、Z方向(上下方向)に移動可能である。これらにより、移載装置13は、レール14によりX方向に、レール11によりY方向に、Z移動体16によりZ方向に移動可能である。
 吸着部17は、真空又は減圧等によって、加工後のワークWのうち製品Prを吸着により把持する。例えば、移載装置13は、加工パレット4上に載置された製品Prを吸着部17の吸着により把持し、移動した後に、吸着部17の解除により製品Prを製品パレット10に載置する。吸着部17の下面側(-Z側)には、複数の吸着パッドが設けられる。例えば、吸着パッドには、マルチパッド及びシングルパッドの少なくとも一方が設けられる。なお、吸着部17は、磁気等により吸着する構成とされてもよい。
 ステーション装置3には、加工パレット4と、グリッパ装置6とが配置される。ステーション装置3は、レール20と、レール20に沿って移動可能な本体部21とを備える。加工パレット4は、Z方向から見た平面形状が概ね矩形である。加工パレット4において、X方向における長さは、X方向に直交するY方向における長さよりも長い。上述したように、加工パレット4には、加工前のワークWや加工後のワークWが載置される。加工パレット4は、加工前のワークWや加工後のワークWが載置された状態でレーザ加工機5の内外に移動可能である。加工パレット4は、搬入出エリアAR1とレーザ加工機5との間でワークWを搬送する。加工パレット4は、レール18に沿って移動可能な車輪4cを備える。加工パレット4は、けん引されることによりレール18に沿って移動する。加工パレット4を移動させる機構は適宜変更可能であり、例えば自走式であってもよい。
 加工パレット4は、パレット枠4dと、複数の支持プレート4aと、プレート支持部4bとを備える(図3参照)。複数の支持プレート4aは、それぞれ板状であり、パレット枠4dの内側に置いてワークWの長辺方向(X方向)に所定間隔で配置され且つ短辺方向(Y方向)に延在し、上端でワークWを支持する。複数の支持プレート4aは、それぞれ、鋸歯状に形成された上端部を有する。複数の支持プレート4aは、ワークWの下面を複数の点(鋸歯の先端、上端部)で支持する。プレート支持部4bは、パレット枠4dの内側においてワークWの長辺方向に延在し、複数の支持プレート4aを支持する。また、加工パレット4の下方には、支持部22(フォークユニット、リフトユニット、図3参照)が配置される。支持部22は、加工パレット4に対して相対的に昇降する。支持部22は、ワークWの長辺方向に所定間隔で配置され且つ短辺方向に延在し、複数の支持プレート4aの間を昇降する複数の持ち上げプレート22aを備える。また、支持部22は、複数の持ち上げプレート22aのそれぞれに設けられ、複数の持ち上げプレート22aが加工パレット4に対して相対的に上昇した際に、プレート支持部4bが入り込む切り欠き部22bを備える。支持プレート4aや支持部22の詳細については後述する。
 グリッパ装置6は、加工パレット4の上方に配置され、製品Pr及びスケルトンSkを含む加工後のワークWからスケルトンSkを除去する。グリッパ装置6は、ローダ装置2とは別に設けられ、移載装置13によって製品Prが吸着されるよりも前に、加工後のワークWからスケルトンSkを除去する。グリッパ装置6は、レーザ加工機5と、レーザ加工機5から退避した加工パレット4とが並ぶ方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に移動可能である。グリッパ装置6は、ステーション装置3の本体部21に支持され、本体部21と一体的にY方向に移動可能である。グリッパ装置6は、複数のグリッパ(把持部)を備え、複数のグリッパにより外枠部Sk1を把持する。そして、グリッパ装置6は、外枠部Sk1を把持した状態で-Y方向に移動し、残材排出場所19上で把持を解除してスケルトンSkを排出する。
 レーザ加工機5は、加工パレット4に載置された加工前のワークWに対してレーザ光を照射して、該ワークWにレーザ加工(切断加工)を施す。レーザ加工機5は、レーザヘッドと、ヘッド駆動部とを備える。レーザヘッドは、光ファイバ等の光伝送体を介してレーザ光源に接続され、下方にレーザ光を射出する。レーザ光源は、例えば、ファイバーレーザ等の個体レーザの光源である。これにより、炭酸ガスレーザ等に比べて熱密度の高いレーザ光が得られる。そのため、ファイバーレーザを用いたレーザ加工機5は、高速で切断加工を行うことが可能である。レーザ加工によりワークWと加工パレット4の支持プレート4aとが溶着することがあるが、支持プレート4aがワークWを複数の点で支持するので、支持プレート4aとワークWとの溶着部を減らすことができる。
 制御装置7は、搬送システム1を統括的に制御する。例えば、制御装置7は、グリッパ装置6及び昇降装置8の動作を制御し、スケルトンSkを残材排出場所19まで搬出させる。また、制御装置7は、ローダ装置2(移載装置13)の動作を制御し、加工パレット4上に載置された製品Prを製品パレット10まで搬送させる。また、制御装置7は、後述する可動プレート22cの昇降を制御する。昇降装置8は、外枠部Sk1を把持したグリッパ装置6と、製品Prとを相対的に昇降させることにより、外枠部Sk1及び桟部Sk2を含むスケルトンSkを製品Prから分離させる。
 図3~図5は、実施形態に係る加工パレット及び支持部の例を示す図である。支持部22は、ワークWの長辺方向に所定間隔で配置され且つ短辺方向に延在し、複数の支持プレート4aの間を昇降する複数の持ち上げプレート22aを備える。支持部22は、複数の持ち上げプレート22aのそれぞれに設けられ、複数の持ち上げプレート22aが加工パレット4に対して相対的に上昇した際にプレート支持部4bが入り込む切り欠き部22bを備える。また、支持部22は、可動プレート22cを備える。支持部22は、レーザ加工機5から加工後のワークWが搬入出エリアAR1に搬出されたときには、加工パレット4の下方に配置されている(図4参照)。可動プレート22cは、鉛直方向(Z方向)に移動可能である。複数の持ち上げプレート22aは、可動プレート22cの上面に配置される。図3~図5において、切り欠き部22bは、3つである場合を例に挙げているが、2つ又は4つ以上であってもよい。
 複数の持ち上げプレート22aは、例えば板状であり、可動プレート22cの上面から上方へ垂直に延びている。複数の持ち上げプレート22aは、板状とは異なる形状でもよく、例えば柱状でもよい。複数の持ち上げプレート22aは、加工パレット4において隣り合う支持プレート4aの間に挿入可能なように、寸法及び配置が設定される。複数の持ち上げプレート22aの上面は、ワークWと対向可能であり、複数の持ち上げプレート22aで上面の位置(高さ)が揃っている。複数の持ち上げプレート22aの上面には、加工後のワークWを吸着可能な吸着部22dが設けられてもよい。吸着部22dは、グリッパ装置6により外枠部Sk1が把持されるときに、製品Prを吸着する。
 加工パレット4は、ワークWの長辺方向(X方向)に所定間隔で複数の持ち上げプレート22aとは異なる位置に複数配置され、支持部22によるワークWの支持よりも前に、支持部22の上方でワークWを支持する支持プレート4aを備える。また、加工パレット4は、支持部22によるワークWの支持を可能に切り欠き部22bの位置に合わせて(切り欠き部22bの上方に)配置され、支持プレート4aを支持する(サポートする)プレート支持部4bを備える。
 可動プレート22cは、加工パレット4(支持プレート4a)によりワークWが保持された状態(図4参照)において上方に移動する。可動プレート22cは、複数の持ち上げプレート22aの上端が支持プレート4aの上端よりも上方になるまで移動する(図5参照)。これらにより、支持部22(可動プレート22c)が加工パレット4に対して相対的に上昇することにより、複数の支持プレート4aの上端で支持するワークWが持ち上げプレート22aに渡される。
 図6は、実施形態に係るグリッパ装置の例を示す図である。グリッパ装置6は、スライダ6aと、スライダ対向部材6bと、Yガイド6cと、Xガイド6dと、長辺用グリッパ6eと、長辺用グリッパ6fと、短辺用グリッパ6gと、短辺用グリッパ6hとを備える。複数の長辺用グリッパ6e、6fは、製品PrとスケルトンSkとに切り分けられたワークWに対して長辺方向に並んで配置され、スケルトンSkの外枠部Sk1の長辺部を把持する。複数の短辺用グリッパ6g、6hは、製品PrとスケルトンSkとに切り分けられたワークWに対して短辺方向に並んで配置され、スケルトンSkの外枠部Sk1の短辺部を把持する。
 スライダ6aは、Y方向にスライド可能にYガイド6cに設けられ、下方に長辺用グリッパ6fを備える。スライダ対向部材6bは、スライダ6aに対向して設けられ、下方に長辺用グリッパ6eを備える。Yガイド6cは、スライダ6aと、Xガイド6dとを備え、スライダ6aと、+Y方向に配置されるXガイド6dとをY方向へスライドさせるガイドである。制御装置7は、スライダ6a、+Y方向に配置されるXガイド6dをY方向へスライドさせる制御を行う。Xガイド6dは、Yガイド6cに設けられ、下方に短辺用グリッパ6g及び短辺用グリッパ6hを備える。-Y側の長辺用グリッパ6eは、グリッパ装置6の移動により、外枠部Sk1の長辺部の一方を把持可能である。+Y側の長辺用グリッパ6fは、グリッパ装置6の移動と、スライダ6aのスライドとにより、ワークWの短辺方向に寸法に合わせて短辺方向に移動し、外枠部Sk1の長辺部の他方を把持可能である。-X側の短辺用グリッパ6gは、グリッパ装置6の移動と、Xガイド6dを介した移動とにより、ワークWの短辺方向に寸法に合わせて短辺方向に移動し、外枠部Sk1の短辺部の一方を把持可能である。+X側の短辺用グリッパ6hは、グリッパ装置6の移動と、Xガイド6dを介した移動とにより、ワークWの短辺方向の寸法に合わせて短辺方向に移動し、また、ワークWの長辺方向の寸法に合わせて長辺方向に移動し、外枠部Sk1の短辺部の他方を把持可能である。なお、短辺用グリッパ6g、6hは、切り欠き部22bの上方を初期位置とする。制御装置7は、+X側の短辺用グリッパ6hのX方向への移動を制御する。また、制御装置7は、長辺用グリッパ6e、長辺用グリッパ6f、短辺用グリッパ6g、及び短辺用グリッパ6hによる外枠部Sk1の把持を制御する。昇降装置8は、制御装置7による制御に従い、外枠部Sk1を把持したグリッパ装置6と、製品Prとを相対的に昇降させることにより、外枠部Sk1及び桟部Sk2を含むスケルトンSkを製品Prから分離させる。
 長辺用グリッパ6fは、ワークWの短辺方向の寸法に合わせて、スライダ6aのY方向へのスライドにより短辺方向に移動し、外枠部Sk1の長辺部を把持する。また、+Y側の短辺用グリッパ6g、6hは、ワークWの短辺方向の寸法に合わせて、Xガイド6dのY方向への移動により短辺方向に移動し、外枠部Sk1の短辺部を把持する。加えて、短辺用グリッパ6hは、ワークWの長辺方向の寸法に合わせて、Xガイド6dに沿って長辺方向に移動し、外枠部Sk1の短辺部を把持する。グリッパ装置6による外枠部Sk1の把持は、支持部22が加工パレット4に対して相対的に上昇することにより、複数の持ち上げプレート22aの上端が支持プレート4aの上端よりも上方になるまで可動プレート22cが移動し、支持プレート4aから複数の持ち上げプレート22aにワークWが渡された後に実施される。
 図7~図12は、実施形態に係るグリッパ装置によるスケルトンの把持の例を示す図である。図7~図9では、短辺用グリッパ6hのX方向への移動を要し、Xガイド6d及びスライダ6aによるY方向へのスライドを要しない場合を例に挙げる。図10~図12では、短辺用グリッパ6hのX方向への移動を要し、Xガイド6d及びスライダ6aによるY方向へのスライドを要する場合を例に挙げる。なお、図9及び図12では、短辺用グリッパ6g、6hを用いない場合のスケルトンの状態を点線で表し、該スケルトンの外枠部を「外枠部Sk1’」とし、桟部を「桟部Sk2’」としている。また、外枠部Sk1’と桟部Sk2’とを区別しない場合に、単に「スケルトンSk’」と呼ぶ場合がある。
 図7~図9に示すように、グリッパ装置6において、短辺用グリッパ6hは、制御装置7によるワークWの寸法に応じた制御により、Xガイド6dに沿ってX方向(-X方向)へ移動する。なお、短辺用グリッパ6hは、切り欠き部22bの上方に位置していない場合、制御装置7による制御により、Xガイド6dのY方向への移動により切り欠き部22bの上方に移動する。そして、グリッパ装置6は、制御装置7及び昇降装置8による制御により、外枠部Sk1を把持可能な高さまで下降し、各グリッパによる外枠部Sk1の把持を行う。このとき、長辺用グリッパ6e、6fは、複数の持ち上げプレート22aの間に入り込んで外枠部Sk1の長辺部を把持する。同様に、短辺用グリッパ6g、6hは、切り欠き部22bに入り込んで外枠部Sk1の短辺部を把持する。グリッパ装置6によって外枠部Sk1が把持され、グリッパ装置6が上昇した後、複数の持ち上げプレート22a上に製品Prが残った状態となる。なお、各グリッパによる外枠部Sk1の把持は、支持部22(複数の持ち上げプレート22a)によるワークWの支持の後に実行される。このように、長辺用グリッパ6e、6fと、短辺用グリッパ6g、6hとにより外枠部Sk1の長辺部及び短辺部を把持することで、図9に示すように、各グリッパで直接把持される外枠部Sk1の長辺部及び短辺部の垂れを抑制することに加えて、桟部Sk2の垂れを抑制し、スケルトンSkを取り外す際に桟部Sk2が製品Prに引っかからない。一方、短辺用グリッパ6g、6hを用いない場合、外枠部Sk1’の短辺部は把持されないので、図9の点線で示すように中央部分の垂れが大きくなり、スケルトンSk’を取り外す際に桟部Sk2’が製品Prに引っかかる場合がある。
 図10~図12に示すように、グリッパ装置6において、短辺用グリッパ6hは、制御装置7によるワークWの寸法に応じた制御により、Xガイド6dに沿ってX方向(-X方向)へ移動する。また、+Y側の短辺用グリッパ6g、6hは、Yガイド6cに沿ってY方向(-Y方向)へ移動する。このとき、+Y側の短辺用グリッパ6g、6hは、切り欠き部22bの上方まで移動する。また、長辺用グリッパ6fは、制御装置7によるワークWの寸法に応じた制御により、スライダ6aによるスライドによってY方向(-Y方向)へ移動する。そして、グリッパ装置6は、制御装置7及び昇降装置8による制御により、外枠部Sk1を把持可能な高さまで下降し、各グリッパによる外枠部Sk1の把持を行う。このとき、長辺用グリッパ6e、6fは、複数の持ち上げプレート22aの間を短辺方向に移動し、外枠部Sk1の長辺部を把持する。同様に、短辺用グリッパ6g、6hは、切り欠き部22bを通って長辺方向に移動し、外枠部Sk1の短辺部を把持する。グリッパ装置6によって外枠部Sk1が把持され、グリッパ装置6が上昇した後、複数の持ち上げプレート22a上に製品Prが残った状態となる。なお、各グリッパによる外枠部Sk1の把持は、支持部22(複数の持ち上げプレート22a)によるワークWの支持の後に実行される。このように、長辺用グリッパ6e、6fと、短辺用グリッパ6g、6hとにより外枠部Sk1の長辺部及び短辺部を把持することで、図12に示すように、各グリッパで直接把持される外枠部Sk1の長辺部及び短辺部の垂れを抑制することに加えて、桟部Sk2の垂れを抑制し、スケルトンSkを取り外す際に桟部Sk2が製品Prに引っかからない。一方、短辺用グリッパ6g、6hを用いない場合、外枠部Sk1’の短辺部は把持されないので、図12の点線で示すように中央部分の垂れが大きくなり、スケルトンSk’を取り外す際に桟部Sk2’が製品Prに引っかかる場合がある。なお、プレート支持部4bが設けられた支持プレート4aの上端部分は、短辺用グリッパ6g、6hが切り欠き部22bを通る際に干渉しないように、ほかの箇所よりも低く(短く)形成されてもよい。
 図13及び図14は、実施形態に係るグリッパ装置のインターロックの例を示す図である。制御装置7は、ワークWの寸法に合わせて短辺用グリッパ6g、6hと、長辺用グリッパ6fとを移動させる場合に、短辺用グリッパ6g、6hと、長辺用グリッパ6fとが干渉しないように、グリッパ装置6の動作を制御する。例えば、図13に示すように、制御装置7は、ワークWの寸法に合わせて+Y側の短辺用グリッパ6hと、長辺用グリッパ6fとを、-Y方向に移動させる場合、長辺用グリッパ6fを短辺用グリッパ6hよりも先に-Y方向に移動させると、ワークWの寸法によっては干渉する可能性がある。このため、制御装置7は、複数の短辺用グリッパ6hの少なくとも一つを短辺方向(-Y方向)に移動させた後に、複数の長辺用グリッパ6fを短辺方向(-Y方向)に移動させるように、グリッパ装置6の動作を制御する。つまり、制御装置7は、短辺用グリッパ6hを長辺用グリッパ6fよりも先に-Y方向に移動させる。また、図14に示すように、制御装置7は、+Y側の短辺用グリッパ6hと、長辺用グリッパ6fとを、+Y方向に移動させる場合、短辺用グリッパ6hを長辺用グリッパ6fよりも先に+Y方向に移動させると、干渉する可能性がある。このため、制御装置7は、複数の長辺用グリッパ6fを短辺方向(+Y方向)に移動させた後に、複数の短辺用グリッパ6hの少なくとも一つを短辺方向(+Y方向)に移動させるように、グリッパ装置6の動作を制御する。つまり、制御装置7は、長辺用グリッパ6fを短辺用グリッパ6hよりも先に+Y方向に移動させる。
 上述したように、搬送システム1は、スケルトンSkの外枠部Sk1の短辺部と長辺部との双方を把持するグリッパ装置6を備えるので、スケルトンSkの長辺方向に延在する桟部Sk2の垂れを抑制でき、製品PrからスケルトンSkを好適に分離することができる。また、搬送システム1は、ワークWの寸法に合わせて短辺方向及び長辺方向の各グリッパを移動させ、外枠部Sk1を把持させるので、様々な寸法のワークWに対応して、製品PrからスケルトンSkを好適に分離することができる。また、搬送システム1は、各グリッパが干渉しないようにグリッパ装置6の動作が制御されるので、システムの停止やシステムの停止による点検作業の手間を抑制できる。また、搬送システム1は、ワークWの下面を支持する支持部22において、長辺用グリッパ6e、6fが間に入り込んで外枠部Sk1の長辺部を把持可能な複数の持ち上げプレート22aと、短辺用グリッパ6g、6hが通って外枠部Sk1の短辺部を把持可能な切り欠き部22bとを有するので、各グリッパと複数の持ち上げプレート22aとの接触を回避できる。また、搬送システム1は、支持プレート4aを支持するプレート支持部4bの位置に合わせて切り欠き部22bを配置した支持部22を用いるので、既存のシステムに対して大幅な変更を要することなく製品PrからスケルトンSkを好適に分離することを実現できる。
 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者において明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。上述した実施形態等で説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上述した実施形態等で説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、本実施形態において示した各処理の実行順序は、前の処理の出力を後の処理で用いるものでない限り、任意の順序で実現可能である。また、上述した実施形態における動作に関して、便宜上「まず」、「次に」、「続いて」等を用いて説明したとしても、この順序で実施することが必須ではない。また、法令で許容される限りにおいて、上述した実施形態等で引用した全ての文献の開示を援用して本文の記載の一部とする。
 上記実施形態では、支持プレート4aを支持する(サポートする)プレート支持部4bの位置に合わせて、支持部22の持ち上げプレート22a、切り欠き部22bが配置される場合を例に挙げたがこれに限定されない。例えば、プレート支持部4bの数やそもそも用いられない場合に、これに応じて持ち上げプレート22a、切り欠き部22bの配置が変更されてもよい。また、上記実施形態では、長辺用グリッパ6e、6fと、短辺用グリッパ6g、6hとを備えるグリッパ装置6を例に挙げたが、ワークWが長方形であることに限定されない。例えば、ワークWが正方形であってもよい。すなわち、グリッパ装置6は、スケルトンSkの外枠部Sk1の短辺部を把持する短辺用グリッパ6g、6hと、短辺部以上の長さ(短辺部と同一の長さ)であるスケルトンSkの外枠部Sk1の長辺部を把持する長辺用グリッパ6e、6fとを備えてもよい。
 なお、本発明の技術範囲は、上述の実施形態などで説明した態様に限定されない。上述の実施形態などで説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上述の実施形態などで説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、法令で許容される限りにおいて、日本特許出願である特願2020-200419、及び上述の実施形態などで引用した全ての文献の開示を援用して本文の記載の一部とする。
1・・・搬送システム
2・・・ローダ装置
3・・・ステーション装置
4・・・加工パレット
4a・・・支持プレート
4b・・・プレート支持部
4d・・・パレット枠
5・・・レーザ加工機
6・・・グリッパ装置
6a・・・スライダ
6b・・・スライダ対向部材
6c・・・Yガイド
6d・・・Xガイド
6e、6f・・・長辺用グリッパ
6g、6h・・・短辺用グリッパ
7・・・制御装置
8・・・昇降装置
22・・・支持部
22a・・・持ち上げプレート
22b・・・切り欠き部
22c・・・可動プレート
W・・・ワーク
Pr・・・製品
Sk・・・スケルトン
Sk1・・・外枠部
Sk2・・・桟部

Claims (4)

  1.  グリッパ装置と、昇降装置と、制御装置とを有する搬送システムであって、
     前記グリッパ装置は、
     加工切断により製品と、全体として長方形状である外枠部、及び前記外枠部の内側にあって互いに向かい合う2つの短辺部で両端が繋がり且つ長辺方向に延在する桟部を有するスケルトンとに切り分けられたワークに対して前記長辺方向に並んで配置され、前記スケルトンの前記外枠部の長辺部を把持する複数の長辺用グリッパと、
     前記ワークに対して短辺方向に並んで配置され、前記外枠部の前記短辺部を把持する複数の短辺用グリッパと、を備え、
     前記複数の短辺用グリッパの少なくとも一つは、前記ワークの前記短辺方向の寸法に合わせて前記短辺方向に移動し、前記外枠部の前記短辺部を把持し、
     前記昇降装置は、前記外枠部を把持した前記グリッパ装置と、前記製品とを相対的に昇降させることにより、前記外枠部及び前記桟部を前記製品から分離させ、
     前記制御装置は、前記グリッパ装置及び前記昇降装置の動作を制御する、搬送システム。
  2.  前記複数の長辺用グリッパは、前記ワークの前記短辺方向の寸法に合わせて前記短辺方向に移動し、前記外枠部の前記長辺部を把持し、
     前記複数の短辺用グリッパは、前記ワークの前記長辺方向の寸法に合わせて前記長辺方向に移動し、前記外枠部の前記短辺部を把持する、請求項1に記載の搬送システム。
  3.  前記制御装置は、前記複数の短辺用グリッパの少なくとも一つを前記短辺方向に移動させた後に、前記複数の長辺用グリッパを前記短辺方向に移動させるように、前記グリッパ装置の動作を制御する、請求項1又は請求項2に記載の搬送システム。
  4.  加工パレットと、前記加工パレットに対して相対的に昇降する支持部と、を備え、
     前記加工パレットは、
     パレット枠と、
     前記パレット枠の内側において前記ワークの前記長辺方向に所定間隔で配置され且つ前記短辺方向に延在し、上端で前記ワークを支持する複数の支持プレートと、
     前記パレット枠の内側において前記長辺方向に延在し、前記複数の支持プレートを支持するプレート支持部と、を備え、
     前記支持部は、
     前記ワークの前記長辺方向に前記所定間隔で配置され且つ前記短辺方向に延在し、前記複数の支持プレートの間を昇降する複数の持ち上げプレートと、
     前記複数の持ち上げプレートのそれぞれに設けられ、前記複数の持ち上げプレートが前記加工パレットに対して相対的に上昇した際に前記プレート支持部が入り込む切り欠き部と、を備え、
     前記支持部が前記加工パレットに対して相対的に上昇することにより、前記複数の支持プレートの上端で支持する前記ワークが前記複数の持ち上げプレートに渡され、
     前記複数の持ち上げプレートで前記ワークを支持した後、前記複数の長辺用グリッパは、前記複数の持ち上げプレートの間を前記短辺方向に移動し、前記外枠部の前記長辺部を把持し、前記複数の短辺用グリッパは、前記切り欠き部を通って前記長辺方向に移動し、前記外枠部の前記短辺部を把持する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の搬送システム。
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