JP3269149B2 - タック溶接方法 - Google Patents
タック溶接方法Info
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Description
ック方式の溶接用ロボットを用いてタック溶接をする際
自動的にタック溶接を行う事のできる方法を提案したも
のである。
を行う場合、従来は教示を行う作業者が図1のように、
溶接部分ごとに溶接するための命令を教示していた。図
1(a)はT継手ワークにタック溶接をする時の外観図
であり、図1(b)は同図(a)の溶接をする時に必要
な教示点を示す図である。図1(b)においてA点は溶
接開始位置であり、教示時にはすべての溶接開始位置
(A点)毎にそれぞれ次のような項目を教示しなければ
ならない。 (1)ロボットマニピュレータの位置を決める命令 (2)溶接電流 (3)溶接電圧 (4)溶接速度 (5)プリフロー時間 (6)フィラワイヤ送給速度(TIG溶接の場合) B点は溶接終了位置であり、教示時にはすべての溶接終
了位置(B点)毎にそれぞれ次のような項目を教示しな
ければならない。 (7)ロボットマニピュレータの位置を決める命令 (8)溶接終了電流 (9)溶接終了電圧 (10)アフターフロー時間 (11)クレーター時間 また、A点とB点との間では (12)溶接開始点(A点)から溶接終了点(B点)の
間の移動経路および速度および (13)溶接終了点(B点)から次の溶接開始点(A
点)の間の移動経路および速度 を教示により設定しなければならない。上記例でわかる
ように溶接の数が多くなれば、その数だけ上記の(1)
ないし(13)の教示を繰り返すことが必要となり膨大
な項目を教示することが必要であった。
ークを、あらかじめ設定された第1回目の溶接区間の長
さ、第2回目以降の溶接区間の長さ、溶接休止区間の長
さおよび溶接電流・溶接電圧・溶接速度等の溶接条件に
より制御し、タック溶接を自動的に行う自動タック溶接
方法でタック溶接を行う時のワーク断面図である。作業
者はタック溶接区間開始点Ts に自走する台車をセット
し、タック溶接を開始する。その後台車は、タック溶接
区間終了位置Te が台車に装着されたリミットスイッチ
によって検出されるまで、予め設定された1回目の溶接
区間の長さL1、2回目以降の溶接区間の長さL3 、溶
接休止区間の長さL2及び設定された溶接条件に従って
タック溶接を行う。 (例えば、特開昭59−153573号)
いては、図1に示したように、溶接部分が多いほど教示
回数が多くなり、たいへん多くの時間と労力を必要とし
ていた。また、この方法では命令数が多くなるためプロ
グラムメモリを多く使用していた。また、これまでは教
示を行う作業者が目視で溶接部分での溶接長を教示して
おり、各溶接部分を均一な溶接長で教示する事は困難で
あった。特に、図3のように曲線の溶接線でタック溶接
を行う場合、各溶接部分の長さを等しく教示する事は極
めて困難であり、その精度は作業者の技量に左右されて
いた。また、従来技術2においては、自走する台車がリ
ミットスイッチによりタック溶接区間終了位置を検出し
た時に、タック溶接を終了する方法であるため、タック
溶接区間終了位置では溶接中の時も溶接休止区間を移動
中の時もある。そのため、タック溶接区間終了位置での
溶接状態が一定せず、タック溶接区間終了位置で必ず溶
接する必要がある場合に不都合が生じる。
は、ティーチングプレイバック方式のロボットを用いて
タック溶接をする方法において、図4のように溶接区間
と溶接休止区間とが交互になるようにロボットマニピュ
レータの動作をロボットに教示する際、次の項目を1回
だけ教示し、教示プログラムにより設定された溶接経路
とタック溶接区間Atwからタック溶接区間の長さLtwを
演算し、タック溶接区間Atw内の溶接区間部と溶接休止
区間部との位置データを、タック溶接区間の長さLtw、
1回の溶接区間の長さLwon 、1回の溶接休止区間の長
さLwoff又はタック溶接区間Atw中の溶接区間の回数K
1から演算し、演算結果に従ってタック溶接部を自動割
り付けする事によってタック溶接を行う方法である。 (1)タック溶接区間Atw(タック溶接を開始する位置
Ptsとタック溶接を終了する位置Pteとを教示する。P
tsとPteとの間の区間がタック溶接区間になる) (2)1回の溶接区間の長さLwon (3)溶接休止区間の長さLwoff(溶接する部分と溶接
する部分の間の長さ)又はタック溶接区間Atw中の溶接
区間の回数K1 (4)溶接電流It (5)溶接電圧Vt (6)溶接速度Stw (7)プリフロー時間Tpf (8)溶接終了電流Ite (9)溶接終了電圧Vte (10)アフターフロー時間Taf (11)クレータ時間Tc (12)溶接休止区間の移動速度Sm
グラムにより求まるロボットマニピュレータの溶接経路
とタック溶接区間開始位置Ptsおよびタック溶接区間終
了位置Pteとから計算により求められるタック溶接区間
Atwの長さLtw(タック溶接区間Atw内で実際にロボッ
トマニピュレータが動作する溶接経路の長さ)よりも、
教示した1回の溶接区間の長さLwon の設定値の方が長
い場合は、警報を発するようにしたタック溶接方法であ
る。
方法でタック溶接を行う場合、タック溶接区間終了位置
Pteで必ず溶接する必要がある時、Ltw、Lwon 、Lwo
ffから演算により1回の溶接区間の長さLwon、あるい
は(及び)1回の溶接休止区間の長さLwoffの設定値を
自動的に変更する事で、タック溶接区間終了位置Pteで
溶接区間を終了するようにしたタック溶接方法である。
置の例を示す。図5の装置は、溶接トーチを装着するロ
ボットマニピュレータRm と、溶接電源を有しロボット
コントローラRcとのインターフェイス機能を有する溶
接機Wm と、ロボットマニピュレータ及び溶接機を制御
するためのCPU・記憶装置・動作制御部を有するロボ
ットコントローラRc から構成されている。ロボットコ
ントローラ部Rc はさらに (a)あらかじめ教示された溶接経路の途中において、
タック溶接区間開始位置Ptsとタック溶接区間終了位置
Pteが教示されると、その間のロボットマニピュレータ
の動作区間は、タック溶接区間Atwと判断する。 (b)タック溶接区間開始位置Ptsとタック溶接区間終
了位置Pteが教示されると、その間の溶接線の実際の経
路の長さ(タック溶接区間の長さ)Ltwを計算する。 (c)タック溶接区間Atw中の、1回の溶接区間の長さ
Lwon 及び1回の溶接休止区間の長さLwoff又はタック
溶接区間Atw中の溶接区間の回数K1の設定値が教示さ
れると、タック溶接区間Atw中、教示された溶接経路上
で、溶接区間と溶接休止区間の位置を演算により求め
る。(1回の溶接休止区間の長さLwoffではなくタック
溶接区間Atw中の溶接区間の回数K1が選択されて設定
値が教示されたときは、タック溶接区間Atw中の溶接区
間の回数がK1になるようにLwoffを Lwoff=(Ltw−Lwon*K1)/(K1−1) によって演算した後、溶接区間と溶接休止区間の位置を
演算により求める。) (d)教示した1回の溶接区間の長さLwonの設定値
が、計算により求められたタック溶接区間の長さLtwよ
りも長い時は、警報を発する。 (e)タック溶接区間終了位置Pteが、溶接区間と溶接
休止区間のどちらであるかを判断する。 (f)タック溶接区間終了位置Pteが溶接休止区間の
時、この溶接休止区間の長さXを演算する。 (g)タック溶接区間Atw中の溶接区間の回数K1 、溶
接休止区間の回数K2 を演算する。 (h)タック溶接区間終了位置Pteで必ず溶接するよう
に設定された時、タック溶接終了位置Pteが溶接休止区
間にならないように、1回の溶接区間の長さLwon 、あ
るいは(及び)1回の溶接休止区間の長さLwoffの設定
値をLtw、Lwon、Lwoffから演算して自動的に変更す
る。ようにプログラムされている。
接方法を実施する時のタック溶接ロボットシステムの処
理の流れを示すフローチャートでありつぎの通りの各ス
テップを実行する。 (1)ロボットマニピュレータRmを、タック溶接開始
位置に移動させるか、又はオフラインで溶接経路を画面
に表示させる。 (2)タック溶接区間開始位置でタック溶接区間開始位
置Ptsの位置データと溶接電流It、溶接電圧Vt、溶接
速度Stw等の溶接条件を教示する。 (3)タック溶接区間終了位置までの溶接線を教示して
ロボットマニピュレータRmの溶接経路を設定する。 (4)タック溶接区間終了位置でタック溶接区間終了位
置Pteを教示する。 (5)タック溶接区間開始位置Pts、タック溶接区間終
了位置Pteおよび溶接経路から、ロボットコントローラ
Rcはタック溶接区間Atwの長さLtwを演算する。 (6)演算されたタック溶接区間の長さLtwよりも、1
回の溶接区間の長さLwon が大きければ、警報を発し作
業者に知らせるとともにステップ7に移る。Ltwよりも
Lwon の方が小さい場合はステップ10の処理を実行す
る。 (7)タック溶接区間の長さLtwより1回の溶接区間の
長さLwon の方が長い場合、1回の溶接区間の長さLwo
n を「変更する/しない」のいずれかを選択するように
要求する。 (8)1回の溶接区間の長さLwon を「変更する」に選
択した場合、作業者がLwon の設定値を変更する。変更
後ステップ6の処理に戻り再び1回の溶接区間の長さL
won とタック溶接区間の長さLtwを比較する (9)1回の溶接区間の長さLwon を「変更しない」に
選択した場合、1回の溶接区間の長さLwon の設定値
を、タック溶接区間の長さLtwと同じ長さに自動変更す
る。 (10)自動プレイバック時、ロボットマニピュレータ
Rm は教示プログラムによって設定された溶接経路上を
動作し、タック溶接区間Atwでは、タック溶接条件に従
い図7および図8に示す順序で溶接する。
に動作するかを説明する図である。同図は、タック溶接
区間開始位置Ptsを第1番目の溶接区間Awon1の溶接開
始位置Ps1として、第1番目の溶接区間Awon1を溶接
後、第1番目の溶接休止区間Awoff1 を通過して、第2
番目の溶接区間Awon2の溶接開始位置Ps2に至るまでの
動作であり、次の順序で動作する。 (1)自動プレイバック時、タック溶接区間開始位置P
tsに至ると、第1番目の溶接区間Awon1の溶接開始点P
s1になったと判断し、シールドガスを放出し、教示時に
設定した溶接電流It ,溶接電圧Vt ,溶接速度Stwで
溶接を開始する。 (2)溶接経路上を1回の溶接区間の長さLwon だけ進
むと第1番目の溶接区間の終了位置Pe1に達したと判断
して、溶接トーチは停止し教示時に設定した溶接終了電
流Ite,溶接終了電圧Vte,アフターフロー時間Taf,
クレーター時間Tc で溶接終了の処理を行う。 (3)第1番目の溶接区間の終了位置Pe1以降は第1番
目の溶接休止区間Awoff1 になるため、溶接経路上を移
動速度Sm で1回の溶接休止区間の長さLwoffだけ溶接
せずに移動する。 (4)溶接休止区間が終了すると、第2番目の溶接区間
Awon2の開始位置Ps2になり、(1)と同様の処理を実
行し溶接を開始する。 (5)その後、タック溶接区間終了位置Pteに至るま
で、(1)ないし(3)の動作を繰り返して溶接区間と
溶接休止区間の処理を交互に実行する。
を説明する図である。タック溶接区間Atw中は、設定さ
れた1回の溶接区間の長さLwon および1回の溶接休止
区間の長さLwoffに従って、溶接をON、OFFするた
め、図8(a)に示すようにタック溶接区間終了位置P
teでは溶接している時と、図8(b)に示すように溶接
していない時の2通りがある。 (1)図8(a)に示すようにタック溶接を実行中、タ
ック溶接区間終了位置Pteになると、それまでの各溶接
区間終了位置と同様に溶接終了の処理を行い、タック溶
接区間Atwを終了する。 (2)図8(b)に示すように溶接休止区間を移動中
に、タック溶接区間終了位置Pteになると、タック溶接
区間Atwを終了する。
溶接する必要がある場合、次の2通りのいずれかの方法
で解決する。 (1)タック溶接区間終了位置Pteが、溶接休止区間に
なる時には、この溶接休止区間も溶接する部分に含め処
理する方法。 (2)タック溶接区間終了位置Pteが、溶接休止区間に
なる時には、この溶接休止区間の長さ分だけを他の溶接
休止区間あるいは(及び)溶接区間の長さを変更する事
により、タック溶接区間終了位置Pteと溶接区間の終了
位置とを一致させる方法。この場合、作業者が手動で設
定値を変更しても良いが、どの部分の長さの設定値を変
更するかを指定する事でロボットコントローラに自動的
に変更させる事ができる。
ップ6と10の間(A−B間)に図9のフローチャート
に示す処理を追加すればよい。 (図9の説明) (1)タック溶接区間終了位置Pteを「溶接する/しな
い」の選択。 (2)タック溶接区間終了位置Pteを「溶接しない」と
したときは、図6のB点以降の処理を実行し、タック溶
接区間終了位置Pteを「溶接する」としたときはつぎの
(3)以降を実行する。 (3)タック溶接区間の長さLtwを1回の溶接区間の長
さLwon と1回の溶接休止区間の長さLwoffをたした長
さで割った時の、剰余Wを求める。 (4)剰余Wと1回の溶接区間の長さLwon を比較し、
W>Lwon ならばタック溶接区間終了位置Pteが溶接休
止区間になると判断し、W≦Lwon ならば、タック溶接
区間終了位置Pteは溶接区間であると判断する。 (5)タック溶接区間終了位置Pteが溶接区間の時は、
図6のB点以降の処理を実行する。 (6)タック溶接区間終了位置Pteが溶接休止区間にな
る時は、ステップ7の(処理1)またはステップ8の
(処理2)を選択するよう要求する。 (7)(処理1)を選択した場合、タック溶接区間Atw
の最後の溶接休止区間も溶接区間とし、自動プレイバッ
ク時には最後の溶接区間に含めて溶接する。 (8)(処理2)を選択した場合、タック溶接区間Atw
の最後の溶接休止区間の長さX、タック溶接区間Atw中
の溶接区間の回数K1 と溶接休止区間の回数K2を演算
する。 (9)タック溶接区間Atwの最後の溶接休止区間の長さ
Xだけ他の溶接休止区間あるいは(及び)各溶接区間の
長さを変更する事により、タック溶接区間終了位置Pte
で溶接を終了させる。この時、長さを変更する部分を、
(イ)溶接区間、(ロ)溶接休止区間、(ハ)溶接休止
区間と溶接区間の両区間のいずれにするかを選択するよ
う要求する。 (10)選択された結果に従い1回の溶接区間の長さL
won あるいは1回の溶接休止区間の長さLwoffを次の式
によって変更する。 (イ)1回の溶接区間の長さLwon を変更すると選択し
た場合、 Lwon =Lwon +X/K1 (ロ)1回の溶接休止区間の長さLwoffを変更すると選
択した場合、 Lwoff=Lwoff+X/(K2 −1) (ハ)1回の溶接区間の長さLwon と1回の溶接休止区
間の長さLwoffを変更すると選択した場合、 Lwon =Lwon +X/(K1 +K2 −1) Lwoff=Lwoff+X/(K1 +K2 −1) (11)上記変更後、図6のB点以降の処理を実行す
る。
ティーチングプレイバック方式のロボットを用いてタッ
ク溶接を行う場合、タック溶接するための溶接経路を教
示する時に、タック溶接区間Atw、1回の溶接区間の長
さLwon 、1回の溶接休止区間の長さLwoffまたはタッ
ク溶接区間Atw中の溶接区間の回数K1 、溶接電流It
・溶接電圧Vt ・溶接速度Stwなどの溶接条件、溶接休
止区間の移動速度Sm からなる1回分のタック溶接条件
を設定するだけで、プレイバック時にタック溶接条件で
設定された条件に従ってタック溶接部を自動割り付け
し、タック溶接を行う事ができる。そのため、タック溶
接する時の教示命令数が減るので、教示に必要な時間と
労力を少なくし、プログラムメモリの節約が可能にな
る。また、実際のロボットの溶接経路によって溶接長さ
を分割するので各溶接区間の長さや各溶接休止区間の長
さを毎回教示する従来方法に比べて均一な溶接結果が得
られる。
接区間の長さLtwよりも教示した1回の溶接区間の長さ
Lwonの設定値 の方が長い場合は、警報を発する事によ
って、設定ミスを防止できる。
上の要求からタック溶接区間終了位置Pteを必ず溶接す
る必要がある時、選択により1回の溶接区間の長さLwo
n 、あるいは(及び)1回の溶接休止区間の長さLwoff
の設定値を自動的に変更する事で、さらに教示作業を簡
単にしたものである。
示方法を示す図。
の、動作を説明する図。
示方法を示す図。
するタック溶接ロボットシステムの構成を示す図。
ート。
するための図。
めの図。
ある時の処理の流れを示すフローチャート。
長さ It 溶接電流 Vt 溶接電圧 Tpf プリフロー時間 Ite 溶接終了電流 Vte 溶接終了電圧 Taf アフターフロー時間 Tc クレータ時間
Claims (5)
- 【請求項1】 ティーチングプレイバック方式のロボッ
トを用いて溶接経路を含む位置データと溶接電流値、溶
接電圧値、溶接区間及び溶接休止区間の溶接トーチの移
動速度などの溶接条件とを教示して溶接区間と溶接休止
区間とを繰り返して溶接するタック溶接方法において、
前記溶接経路の全部又は一部にタック溶接するタック溶
接区間の開始位置及びタック溶接区間の終了位置を教示
してタック溶接区間を設定した後、順次にタック溶接す
る各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位置を決定す
るデータを教示し、前記タック溶接区間と前記順次にタ
ック溶接する各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位
置を決定するデータとから、順次にタック溶接する各溶
接区間の溶接開始位置及び溶接終了位置が定まるデータ
を演算して、前記演算によって算出したデータを使用し
て各溶接区間を順次に溶接するタック溶接方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のタック溶接区間の長さ
よりも溶接区間の長さの方が長い場合は、警報を発する
タック溶接方法。 - 【請求項3】 ティーチングプレイバック方式のロボッ
トを用いて溶接経路を含む位置データと溶接電流値、溶
接電圧値、溶接区間又は溶接休止区間の溶接トーチの移
動速度などの溶接条件とを教示して溶接区間と溶接休止
区間とを繰り返して溶接するタック溶接方法において、
前記溶接経路の全部又は一部にタック溶接するタック溶
接区間の開始位置及びタック溶接区間の終了位置を教示
してタック溶接区間を設定した後、順次にタック溶接す
る各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位置を決定す
るデータを教示し、前記タック溶接区間と前記順次にタ
ック溶接する各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位
置を決定するデータとから、順次にタック溶接する各溶
接区間の溶接開始位置及び溶接終了位置が定まるデータ
を演算すると共に、前記演算した順次にタック溶接する
各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位置が定まるデ
ータから前記タック溶接区間の終了位置が溶接区間であ
るか溶接休止区間であるかを判別して、前記タック溶接
区間の終了位置が溶接区間でないときは、前記順次にタ
ック溶接する各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位
置を決定するデータの少なくとも一つを予め定めた手順
から 選択するか又は対話入力によって増減させて、前記
タック溶接区間の終了位置が溶接区間であると判別され
るまで、前記順次にタック溶接する各溶接区間の溶接開
始位置及び溶接終了位置が定まるデータを演算して、前
記演算によって算出したデータを使用して各溶接区間を
順次に溶接するタック溶接方法。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項3に記載の順次にタ
ック溶接する各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位
置を決定するデータが、 1回の溶接区間の長さと1回の溶接休止区間の長さ又は
1回の溶接区間の長さとタック溶接区間内の溶接区間の
回数又は1回の溶接休止区間の長さとタック溶接区間内
の溶接区間の回数又は順次にタック溶接する各溶接区間
の溶接開始位置と1回の溶接区間の長さとであるタック
溶接方法。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項3に記載の順次にタ
ック溶接する各溶接区間の溶接開始位置及び溶接終了位
置が定まるデータが、 順次にタック溶接する各溶接区間の溶接開始位置と1回
の溶接区間の長さ又は順次にタック溶接する各溶接区間
の溶接開始位置と各溶接終了位置又は1回の溶接区間の
長さと1回の溶接休止区間の長さとタック溶接区間内の
溶接区間の回数とであるタック溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35055192A JP3269149B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | タック溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35055192A JP3269149B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | タック溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170546A JPH06170546A (ja) | 1994-06-21 |
JP3269149B2 true JP3269149B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=18411257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35055192A Expired - Lifetime JP3269149B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | タック溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3269149B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP35055192A patent/JP3269149B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH06170546A (ja) | 1994-06-21 |
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