JP3269073B2 - 多段式流量切り替え装置 - Google Patents

多段式流量切り替え装置

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JP3269073B2 JP27270296A JP27270296A JP3269073B2 JP 3269073 B2 JP3269073 B2 JP 3269073B2 JP 27270296 A JP27270296 A JP 27270296A JP 27270296 A JP27270296 A JP 27270296A JP 3269073 B2 JP3269073 B2 JP 3269073B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段式流量切り替
え装置に関する。より詳しくは、鎮痛剤、麻酔剤、抗生
物質、抗ガン剤等の薬液を血管、皮下、硬膜外等に微量
持続注入する手段として用いられるバルーン付き薬液持
続注入器(弾性材料からなるバルーンに薬液を充填し、
このバルーンの収縮力によって薬液を長時間に渡って体
内に持続注入できる)に接続して微量流量を可変に制御
するのに適した多段式流量切り替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バルーン付き薬液持続注入器に用いられ
る微量流量制御装置として、多方活栓と連結した流量制
御管からなる装置が本件出願人により既に提案されてい
る(特開平5−84310号公報参照)。この装置は、
1つの流入口と少なくとも3つの流出口が形成された円
筒状の弁室を有する本体と、この本体の弁室に回転自在
に挿着される円柱状の弁部を有する栓体からなり、弁部
には扇状に開口したスリットとこのスリットの基部から
半径方向反対側に延びる直管状の細孔とが形成されてお
り、弁部の細孔をいずれの流出口に接続させてもスリッ
トが流入口に接続されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
流量切り替え装置は、流出口1つにつき1本の流量制御
管が必要であり、しかも色々なサイズの流量制御管が必
要である。同時に色々なサイズの流量制御管を作成し組
み合わせることは、生産管理上及び組立作業上において
煩雑なことであり、また、使用上においても切り替え数
の多いものは栓体の切り替え角度が小さくなり、表示が
複雑となるため、誤操作が起こりやすいという欠点を有
している。本発明は、如上の事情に鑑みて鋭意検討の結
果達成されたもので、生産工程が簡素化され、低コスト
で生産でき、流路切り替え操作が簡単で誤操作を生ずる
ことのない多段式流量切り替え装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下流に複数の
分岐路を有する薬液流入口と、上流に複数の分岐路を有
する薬液流出口と、前記薬液流入口の分岐路と前記薬液
流出口の分岐路とを連結する定流量流路と、蓋体と本体
とからなり前記定流量流路を収納配置可能なハウジング
と、前記定流量流路を選択的に遮断可能なクランプ手
段、を含んでなる多段式流量切り替え装置であって、
記クランプ手段が、ハウジング蓋体の裏側にヒンジを介
して折り畳み可能に設けられた板部材であり、該板部材
は片面に定流量流路を遮断するための押圧部を有し、板
部材を折り畳んだ時に押圧部が定流量流路を遮断する状
態となり、板部材を伸展した時に押圧部が定流量流路を
遮断しない状態となることを特徴とする多段式流量切り
替え装置である。 また本発明は、下流に複数の分岐路を
有する薬液流入口と、上流に複数の分岐路を有する薬液
流出口と、前記薬液流入口の分岐路と前記薬液流出口の
分岐路とを連結する定流量流路と、蓋体と本体とからな
り前記定流量流路を収納配置可能なハウジングと、前記
定流量流路を選択的に遮断可能なクランプ手段、を含ん
でなる多段式流量切り替え装置であって、前記クランプ
手段が、ハウジングと係合する係合手段を有する、ハウ
ジング蓋体に設けられたスリットから挿着可能な板状部
材であり、該板状部材には、相対的に厚肉の定流量流路
遮断部と相対的に薄肉の定流量流路非遮断部が段差状に
形成され、異なる段差形状を有する数種類の板状部材を
用いて希望流量を選択できるようにしたことを特徴とす
る多段式流量切り替え装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
に基づいて説明する。図1は本発明の多段式流量切り替
え装置の一実施例を示す説明図であり(ハウジング蓋体
を閉じた状態を示す)、図2は図1に示す多段式流量切
り替え装置の要部平面図(ハウジング蓋体を開いた状態
を示す)、図3は図1に示す多段式流量切り替え装置の
X−X線断面図である。
【0006】本発明の多段式流量切り替え装置は、図2
に示すように、下流に3つの分岐路11、12、13を
有する薬液流入口1と、上流に3つの分岐路21、2
2、23を有する薬液流出口2と、これらの分岐路1
1、12、13;21、22、23の各々を連結する定
流量流路31、32、33が、開閉自在な蓋体41を有
するハウジング4に収納配置されてなる流量制御部を有
しており、図1に示すように、薬液流入口1および薬液
流出口2にはそれぞれチューブ81、82が取り付けら
れ、チューブ81、82の他端にはそれぞれコネクター
91、92が設けられている。ここで、定流量流路3
1、32、33はそれぞれクランプ手段5で圧閉可能な
接続チューブ61、62、63を介して分岐路11、1
2、13、または21、22、23と接続してもよい。
本実施例では、接続チューブ61、62、63を介して
薬液流出口2の分岐路21、22、23と接続している
が、この接続チューブ61、62、63は薬液流入口1
の分岐路11、12、13または薬液流出口2の分岐路
21、22、23と一体に形成してもよい。定流量流路
31、32、33は同じ流量に制御してもよいが、流量
切り替えの組合せを多くしたい場合は、異なる流量に制
御するのが好ましい。本実施例では定流量流路31、3
2、33の長さを変えることにより、流量を異なるもの
としている。本発明における定流量流路は3本に限定さ
れるものではなく、必要に応じて本数を増減させること
ができる。
【0007】ハウジング4は蓋体41とハウジング本体
42からなり、蓋体41とハウジング本体42の相互係
合手段により開閉自在である。尚、患者が容易に開閉で
きないように、ハウジング4にはロック手段を設けても
よい。ハウジング4内において、薬液流入口1、薬液流
出口2及び定流量流路31、32、33が固定されるよ
うに、ハウジング4には溝431、432等が設けられ
ているのが好ましい。また、蓋体41の裏面には、ヒン
ジ部512、522、532を介して折り畳み可能な板
部材51、52、53からなるクランプ手段5が設けら
れており、板部材51、52、53の片面には定流量流
路31、32、33を遮断可能な押圧部として、それぞ
れ突起511、521、531が設けられている。板部
材51、52、53はハウジング4を開いたときに折り
畳み可能となり、板部材51、52、53を折り畳んだ
とき、突起511、521、531が定流量流路31、
32、33を遮断するように配置される。ここで、突起
511、521、531と反対側の面には、板部材5
1、52、53を折り畳んだときに蓋体41の裏面と係
合するようにしてもよく、例えば蓋体41に凹部(また
は凸部)を設けると共に、板部材51、52、53に凸
部(または凹部)を設け、これらを嵌合させる等の方法
が採用可能である。。クランプ手段5の位置は、定流量
流路31、32、33(または接続チューブ61、6
2、63)を遮断可能な位置であれば特に限定されない
が、本実施例のようにハウジング4に薬液流入口1と薬
液流出口2が固定される場合、クランプ手段5は薬液流
入口1または薬液流出口2に近接して設けられるのが好
ましい。この場合、定流量流路31、32、33は接続
チューブ61、62、63を介して薬液流入口1または
薬液流出口2に接続されるのが好ましく、クランプ手段
5は接続チューブ61、62、63を圧閉して定流量流
路31、32、33を遮断する。
【0008】クランプ手段5で圧閉される定流量流路3
1、32、33または接続チューブ61、62、63
は、流量を切り替えたときに遮断していた部分がもとの
形状に戻るように、弾性を有するチューブで形成される
のが好ましく、軟質ポリ塩化ビニル、シリコーンゴム、
熱可塑性エラストマー等が採用される。また本実施例で
は、蓋体41に窓411が設けられているが、板部材5
1、52、53が定流量流路31、32、33を遮断し
ない状態にある時に、この板部材51、52、53によ
り、定流量流路31、32、33が圧閉される虞がない
限り、特に必要なものではない。さらに、本実施例の板
部材51、52、53は、ハウジング4と一体成形さ
れ、薄肉のヒンジ部512、522、532を形成する
ことにより、折り畳み可能となっているが、この場合、
ハウジング4の形成材料はヒンジ部512、522、5
32を形成できる材質からなるのが好ましく、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、硬質塩ビ等が採
用される。本発明においては、板部材51、52、53
を別成形して蓋体41の裏面に取り付けてもよい。ま
た、クランプ手段5として、定流量流路31、32、3
3を遮断できれば突起が設けられていなくてもよく、例
えば、板部材51、52、53の厚さを、定流量流路3
1、32、33を遮断できる程度に厚くしてもよい。ま
た、ハウジング本体42には、突起511、521、5
31により定流量流路31、32、33が遮断されるの
を補助するための隆起部422等を設けてもよい。
【0009】本発明の遮断機構について詳しく説明する
と、図4に示すように、ハウジング4が閉じられている
ときは定流量流路32を遮断しない状態にある板部材5
2が、ハウジング4を開くことにより折り畳み可能とな
り、定流量流路32を遮断可能な状態に折り畳まれ、そ
の状態でハウジング4を閉じると、定流量流路32が圧
閉され遮断される。流量切り替え装置の流量を設定する
には、図5に示す8通りの方法がある。例えば図5にお
いて、(a)は定流量流路31と32を遮断するクラン
プ手段5の状態を示す。(b)は定流量流路31と33
を遮断するクランプ手段5の状態を示しており、(c)
は定流量流路32と33を、(d)は定流量流路31
を、(e)は定流量流路32を、(f)は定流量流路3
3を、(g)は定流量流路の全て31、32、33を遮
断するクランプ手段5の状態を示す。また、(h)は定
流量流路の全て31、32、33を遮断しないようなク
ランプ手段5の状態を示す。尚、本発明におけるハウジ
ング4は、定流量流路遮断機構が正常に働く(ヒンジが
弱くなって折れない)限り、何回でも使用可能である。
【0010】次に、本発明の多段式流量切り替え装置の
他の実施例について図面に基づいて説明する。図6は本
発明の多段式流量切り替え装置の他の実施例を示す説明
図であり(ハウジング蓋体を閉じた状態を示す)、図7
は図6に示す多段式流量切り替え装置の要部平面図(ハ
ウジング蓋体を開いた状態を示す)、図8は図6に示す
多段式流量切り替え装置のY−Y線断面図、図9は図6
に示す多段式流量切り替え装置のZ−Z線断面図であ
る。
【0011】図6に示す多段式流量切り替え装置は、図
1においてクランプ手段5として板部材51、52、5
3の代わりに、図10に示す板状部材7を採用したもの
である。 図6に示すように、ハウジング4の蓋体41
には、板状部材7を挿着可能な板状部材挿着部412が
設けられている。板状部材挿着部412の位置として
は、板状部材7が定流量流路31、32、33(または
接続チューブ61、62、63)を遮断可能な位置であ
れば特に限定されないが、本実施例のようにハウジング
4に薬液流入口1と薬液流出口2が固定される場合、板
状部材挿着部412は薬液流入口1または薬液流出口2
に近接して設けられるのが好ましい。この場合、定流量
流路31、32、33は接続チューブ61、62、63
を介して薬液流入口1または薬液流出口2に接続される
のが好ましく、板状部材7は接続チューブ61、62、
63を遮断する。
【0012】板状部材7には、相対的に厚肉の定流量流
路遮断部と相対的に薄肉の定流量流路非遮断部が段差状
に形成されており、異なる段差形状を有する数種類の板
状部材7から希望流量に合った板状部材7を選択して、
流量を決定するようになっている。また、板状部材7は
一対の係合腕71、71を有し、係合腕71、71の先
端部側壁の外側(対向する面の反対側)にそれぞれフッ
ク711、711が形成されている。ハウジング本体4
2には、板状部材7の係合腕71と係合するための係合
孔421が形成されていて、板状部材7が挿着された時
に係合腕71のフック711と係合するようになってい
る。係合腕71はその形成材料の可撓性により内側に容
易に撓むことができ、この係合腕71を内側に撓ませる
ことにより係合状態を解除することができる。ここで、
図8、図9に示すように、板状部材7を係合孔421に
挿着したとき、誤って係合腕71と係合孔421の係合
が解除されないように、ハウジング本体42の係合孔4
21付近は、指が入る程度にハウジング4内方に凹んだ
形状に形成されているのが好ましい。また、板状部材7
は、板状部材挿着部412から食み出さない程度まで挿
入される長さであるのが好ましい。尚、係合手段は、本
実施例における係合腕71と係合孔421の形状に限定
されるものではない。
【0013】本実施例における多段式流量切り替え装置
は、3つの定流量流路31、32、33を有しているの
で8種類の流量に切り替えることができる。この場合、
板状部材7は左右を逆にして使用できるので、図10に
示すように5種類の板状部材7A、7B、7C、7D、
7Eを用意すればよい。本発明の遮断機構について詳し
く説明すると、流量切り替え装置の流量を設定するに
は、図10に示す5種類の板状部材7A、7B、7C、
7D、7Eから、希望流量にあったものを選択し、係合
孔421に挿着すればよい。例えば図10において、
(a)は流路遮断前の定流量流路31、32、33の状
態を示す。(b)は定流量流路の全て31、32、33
を遮断した状態を示しており、(c)は定流量流路31
と32を、(d)は定流量流路31を、(e)は定流量
流路31と33を、(f)は定流量流路32を遮断した
状態を示す。また、定流量流路31、32、33のう
ち、32と33を遮断するには、(c)において板状部
材7Bを逆向きに挿着すればよく、33を遮断するに
は、(d)において板状部材7Cを逆向きに挿着すれば
よい。板状部材(例えば7B)を取り外す場合は、図1
1に示すように、一対の係合腕71、71を内側に撓ま
せて、係合を解除すればよい。尚、本発明におけるハウ
ジング4は、定流量流路遮断機構が正常に働く(係合腕
と係合孔の係合状態が良好である)限り、何回でも使用
可能である。
【0014】本発明の多段式流量切り替え装置におい
て、定流量流路の流量を以下のように設定した場合、流
路組合せと流量の関係は表1のようになる。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の多段式流量切り替え装置は、定流量流路を
クランプ手段で圧閉するという簡単な構造を有している
ので、生産が容易であり、低コストで生産できるという
利点を有する。また、流路切り替え操作が簡単なので、
誤操作を生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多段式流量切り替え装置の一実施例を
示す説明図である(ハウジング蓋体を閉じた状態を示
す)。
【図2】図1に示す多段式流量切り替え装置の要部平面
図である(ハウジング蓋体を開いた状態を示す)。
【図3】図2に示す多段式流量切り替え装置のX−X線
断面図である。
【図4】図1に示す多段式流量切り替え装置の流量切り
替え操作の説明図である。
【図5】本発明におけるクランプの組合せを示す平面図
である。
【図6】本発明の多段式流量切り替え装置の他の実施例
を示す説明図である(ハウジング蓋体を閉じた状態を示
す)。
【図7】図6に示す多段式流量切り替え装置の要部平面
図である(ハウジング蓋体を開いた状態を示す)。
【図8】図6に示す多段式流量切り替え装置のY−Y線
断面図である。
【図9】図6に示す多段式流量切り替え装置のZ−Z線
断面図である。
【図10】図6に示す多段式流量切り替え装置に使用す
る板状部材の挿着操作の説明図である。
【図11】図10において挿着された板状部材の取り外
し操作の説明図である。
【符号の説明】
1 薬液流入口 11、12、13 分岐路 2 薬液流出口 21、22、23 分岐路 31、32、33 定流量流路 4 ハウジング 41 蓋体 411 窓 412 板状部材挿着部 42 ハウジング本体 421 係合孔 422 隆起部 431、432 溝 5 クランプ手段 51、52、53 板部材 511、521、531 突起 512、522、532 ヒンジ部 61、62、63 接続チューブ 7、7A、7B、7C、7D、7E 板状部材 71 係合腕 711 フック 81、82 チューブ 91、92 コネクター

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下流に複数の分岐路を有する薬液流入口
    と、上流に複数の分岐路を有する薬液流出口と、前記薬
    液流入口の分岐路と前記薬液流出口の分岐路とを連結す
    る定流量流路と、蓋体と本体とからなり前記定流量流路
    を収納配置可能なハウジングと、前記定流量流路を選択
    的に遮断可能なクランプ手段、を含んでなる多段式流量
    切り替え装置であって、前記クランプ手段が、ハウジング蓋体の裏側にヒンジを
    介して折り畳み可能に設けられた板部材であり、該板部
    材は片面に定流量流路を遮断するための押圧部を有し、
    板部材を折り畳んだ時に押圧部が定流量流路を遮断する
    状態となり、板部材を伸展した時に押圧部が定流量流路
    を遮断しない状態となることを特徴とする多段式流量切
    り替え装置。
  2. 【請求項2】 下流に複数の分岐路を有する薬液流入口
    と、上流に複数の分岐路を有する薬液流出口と、前記薬
    液流入口の分岐路と前記薬液流出口の分岐路とを連結す
    る定流量流路と、蓋体と本体とからなり前記定流量流路
    を収納配置可能なハウジングと、前記定流量流路を選択
    的に遮断可能なクランプ手段、を含んでなる多段式流量
    切り替え装置であって、 前記クランプ手段が、ハウジングと係合する係合手段を
    有する、ハウジング蓋体に設けられたスリットから挿着
    可能な板状部材であり、該板状部材には、相対的に厚肉
    の定流量流路遮断部と相対的に薄肉の定流量流路非遮断
    部が段差状に形成され、異なる段差形状を有する数種類
    の板状部材を用いて希望流量を選択できるようにしたこ
    とを特徴とする多段式流量切り替え装置。
JP27270296A 1996-10-15 1996-10-15 多段式流量切り替え装置 Expired - Fee Related JP3269073B2 (ja)

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