JPWO2018047489A1 - コネクタ - Google Patents
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- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
Abstract
Description
(1) 液体が通過するラインの途中に設置して用いられ、前記ラインの途中を液密的に接続する接続状態と、該接続状態が解除される接続解除状態とを取り得るコネクタであって、
前記接続解除状態となっている間、前記ラインを構成するチューブを圧閉し、前記接続状態となっている間、前記チューブに対する圧閉を解除するよう作動が切り換えられる圧閉部と、
前記チューブの長手方向に対する位置を維持したまま、前記チューブ回りに回転操作することにより、前記圧閉部の作動を切り換える操作部とを有することを特徴とするコネクタ。
前記接続解除状態から前記接続状態とした際、前記螺合は、前記チューブに対する圧閉の解除よりも先行して行なわれ、前記接続状態から前記接続解除状態とした際、前記チューブに対する圧閉は、前記螺合の解除よりも先行して行なわれる上記(1)に記載のコネクタ。
前記報知部は、前記外筒の内周部から突出した外筒側突部と、前記内筒の外周部から突出した内筒側突部とで構成され、前記外筒側突部および前記内筒側突部のうちの一方が他方を乗り越えることにより、前記音および前記振動のうちの少なくとも一方を発する上記(3)に記載のコネクタ。
前記螺合の解除に要する力は、前記外筒側突部および前記内筒側突部のうちの一方が他方を乗り越えるときの力よりも大きい上記(4)に記載のコネクタ。
前記複数の挟持部は、互いに接近することにより、前記チューブを挟持して圧閉し、互いに離間することにより、前記チューブに対する圧閉を解除する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のコネクタ。
前記押圧部は、前記外筒の内周部に設けられている上記(9)に記載のコネクタ。
当該コネクタは、腹膜透析に用いられる上記(1)ないし(13)のいずれかに記載のコネクタ。
<第1実施形態>
図1は、本発明のコネクタ(第1実施形態)を用いた腹膜透析セットの一例を示す概略図である。図2は、図1中のコネクタの接続状態を示す縦断面図である。図3は、図1中のコネクタの接続解除状態を示す縦断面図である。図4は、図1中のコネクタが備える部材を示す斜視図である。図5は、図1中のコネクタが備える部材を示す縦断面斜視図である。図6は、図2中のA−A線断面図である。図7は、図2中のB−B線断面図である。
図8は、図2中のC−C線断面図である。図9は、図8中の一点鎖線で囲まれた領域[D]の拡大図である。図10は、図3中のE−E線断面図である。図11は、図3中のF−F線断面図である。図12は、図3中のG−G線断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図2、図3中の右側を「基端」、左側を「先端」と言い、図4、図5(図13〜図16についても同様)中の上側を「基端」、下側を「先端」と言う。
図13は、本発明のコネクタ(第2実施形態)の接続解除状態を示す縦断面図である。図14は、本発明のコネクタ(第2実施形態)が接続状態にあるときの当該コネクタを図13中のH−H線で切断したときの横断面(斜視)図である。図15は、図13中のH−H線断面図である。図16は、図15中の一点鎖線で囲まれた領域[I]の拡大図である。
1B 第2コネクタ
2 コネクタ本体
21 雄ネジ部
211 雄ネジ
22 フランジ部
23 チューブ接続部
231 突出部
24 第2コネクタ接続部
3 内筒
31、32、33 フランジ部
331 スリット
34 弾性片
35 挟持部
351 頂部(内筒側突部)
352、353 側面
36 圧閉部
37 付勢部
38a、38b 突出部
381 頂部
39 リブ(内筒側突部)
391、392 側面
4 外筒
41 縮径部
42 楕円形部
421 長径部
422 短径部
43 レバー
44a、44b 突出部
441 頂部
45 リブ(外筒側突部)
46 スリット
5 規制部
6 報知部
10 透析ライン
11 バッグ側チューブ
111 チューブ
112 分岐チューブ
113 分岐部
14 透析液バッグ
16 ローラクランプ
17 コネクタ
18 トランスファーチューブ
19 排液バッグ
20 腹膜透析用コネクタ
100 腹膜透析セット
R45 曲率半径
T34 厚さ
W35 幅
α、β 矢印
θ352、θ353、θ391、θ392 傾斜角度
Claims (14)
- 液体が通過するラインの途中に設置して用いられ、前記ラインの途中を液密的に接続する接続状態と、該接続状態が解除される接続解除状態とを取り得るコネクタであって、
前記接続解除状態となっている間、前記ラインを構成するチューブを圧閉し、前記接続状態となっている間、前記チューブに対する圧閉を解除するよう作動が切り換えられる圧閉部と、
前記チューブの長手方向に対する位置を維持したまま、前記チューブ回りに回転操作することにより、前記圧閉部の作動を切り換える操作部とを有することを特徴とするコネクタ。 - 当該コネクタは、前記接続状態が螺合によりなされ、前記接続解除状態が前記螺合の解除によりなされるよう構成されており、
前記接続解除状態から前記接続状態とした際、前記螺合は、前記チューブに対する圧閉の解除よりも先行して行なわれ、前記接続状態から前記接続解除状態とした際、前記チューブに対する圧閉は、前記螺合の解除よりも先行して行なわれる請求項1に記載のコネクタ。 - 前記接続解除状態から前記接続状態とした際、該接続状態の完了を音および振動のうちの少なくとも一方を発して報知し、前記接続状態から前記接続解除状態とした際、該接続解除状態の開始を前記音および前記振動のうちの少なくとも一方を発して報知する報知部を有する請求項1または2に記載のコネクタ。
- 前記操作部が配された外筒と、該外筒内で相対的に同心的に回転可能に支持され、前記圧閉部が配された内筒とを備え、
前記報知部は、前記外筒の内周部から突出した外筒側突部と、前記内筒の外周部から突出した内筒側突部とで構成され、前記外筒側突部および前記内筒側突部のうちの一方が他方を乗り越えることにより、前記音および前記振動のうちの少なくとも一方を発する請求項3に記載のコネクタ。 - 前記螺合に要する力は、前記外筒側突部および前記内筒側突部のうちの一方が他方を乗り越えるときの力よりも小さく、
前記螺合の解除に要する力は、前記外筒側突部および前記内筒側突部のうちの一方が他方を乗り越えるときの力よりも大きい請求項4に記載のコネクタ。 - 前記圧閉部は、前記チューブの周方向に沿って配置され、互いに接近、離間可能に支持された複数の挟持部で構成され、
前記複数の挟持部は、互いに接近することにより、前記チューブを挟持して圧閉し、互いに離間することにより、前記チューブに対する圧閉を解除する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のコネクタ。 - 前記複数の挟持部と一体的に板状に形成され、前記複数の挟持部を互いに離間する方向に付勢する付勢部を有する請求項6に記載のコネクタ。
- 前記チューブは、弾性を有するものであり、前記複数の挟持部を互いに離間する方向に付勢する付勢部として機能する請求項6に記載のコネクタ。
- 前記操作部は、前記付勢部の付勢力に抗して、前記複数の挟持部を互いに接近する方向に押圧する押圧部を有する請求項7または8に記載のコネクタ。
- 前記操作部が配された外筒と、該外筒内で同心的に回転可能に支持され、前記圧閉部が配された内筒とを備え、
前記押圧部は、前記外筒の内周部に設けられている請求項9に記載のコネクタ。 - 前記外筒の内周部は、内径が大なる部分と、内径が小なる部分とを有し、該小なる部分が前記押圧部として機能する請求項10に記載のコネクタ。
- 前記外筒の外周部には、前記操作部を回転操作する際に指が掛けられるレバーが設けられている請求項10または11に記載のコネクタ。
- 前記操作部の回転限界を規制する規制部を有する請求項1ないし12のいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記液体は、透析液であり、
当該コネクタは、腹膜透析に用いられる請求項1ないし13のいずれか1項に記載のコネクタ。
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