JP3268694B2 - 複写システム - Google Patents

複写システム

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JP3268694B2
JP3268694B2 JP20298093A JP20298093A JP3268694B2 JP 3268694 B2 JP3268694 B2 JP 3268694B2 JP 20298093 A JP20298093 A JP 20298093A JP 20298093 A JP20298093 A JP 20298093A JP 3268694 B2 JP3268694 B2 JP 3268694B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1台の画像入力装置に対
して複数台の画像出力装置を備えた複写システムに係
り、特に複数部数の複写を短時間で行うことができ、且
つ低コスト化が可能な複写システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機は一つの画像入力手段と、
一つの画像出力手段を備えたものが一般的であり、この
ような複写機で複数部の複写を短時間で行うには、画像
入力手段と画像出力手段の双方を高速化するか、或はデ
ィジタル複写機においては、少なくとも1ページ分の画
像バッファを備えることにより、画像出力手段の高速化
を行う等の手段によって実現している。また、一方、複
数のサブシステムを伝送路を介して互いに通信可能に接
続することによって、種々の機能を実現するSCSIシ
ステムにおいては、上記の処理を行う場合は、伝送路に
接続したサブシステムとしての画像入力装置や複数の画
像出力装置に上記の方法を施す他に、上記画像出力装置
のそれぞれに少なくとも1ページ分の画像バッファを備
えることにより、出力を分担して行う方法が可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】SCSIシステムのよ
うに、伝送路を介して画像入力装置や画像出力装置を接
続した構成の複写システムでは上記のように、複数部の
複写の時間短縮は、画像出力装置の高速化によって、或
は画像出力装置を複数台備えることによって実現できる
が、後者の方法によれば出力要求元が複数存する場合、
並行処理によって対応できるなど、複数部数複写の時間
短縮化以外の利点も得られるので、後者の方法が効率的
である。しかしながら、上記従来技術では、各画像出力
装置とも、少なくとも1ページ分の画像バッファを備え
る必要があるため、装置のコストアップと大型化が避け
られない。即ち、画像出力装置に備えるべき1ページ分
の画像バッファの容量は、近年普及しつつあるカラー化
に対応するためには、例えばYMCKの4色対応、16画
素/mm、4階調、A4サイズを想定すると、16メガバ
イトと極めて大容量となり、半導体技術の進歩により大
容量のRAMが低価格で提供されるようになったとはい
え、このような大容量のメモリを備えることは複写シス
テムの高コスト化、形状の大型化を招く結果となってい
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来技術の問題を
解決し、1台の画像入力装置に対して複数台の画像出力
装置を備えた複写システムにおいて、複数部数の複写を
短時間で行え、且つ低コスト化を実現できる複写システ
ムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明は伝送路を介して相互に通信可能に接続された少
なくとも1台の画像入力装置と、複数の画像出力装置を
備えた複写システムにおいて、上記それぞれの装置は画
像データバッファとしてラインバッファのみ備え、画像
入力装置内に設けられた画像読み取り手段により読み取
られた同一の画像データを上記複数の画像出力装置のそ
れぞれに転送して、指定された部数の複写を複数の画像
出力装置で分担して行うこと、指定された複写部数が分
担する複数の画像出力装置の台数より多いとき、画像入
力装置において、同一の原稿を複数回読み取り、その都
度、読み取った画像データを1台または複数台の画像出
力装置に転送する構成にしたこと、複数部数の複写を行
う画像入力装置の読み取り動作と、複数の画像出力装置
のそれぞれの画像形成動作を同期して開始させ、且つ上
記読み取り動作と、上記複数画像出力装置中の任意の1
台の画像形成動作を1色または1枚分の画像形成完了毎
に同期化して、画像読み取り動作と、全ての画像形成動
作が並行して行われる構成にしたことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】以上のように伝送路を介して相互に通信可能に
接続された少なくとも1台の画像入力装置と、複数の画
像出力装置を備えた複写システムにおいて、上記それぞ
れの装置は画像データバッファとしてラインバッファの
み備え、画像入力装置内に設けられた画像読み取り手段
により読み取られた同一の画像データを上記複数の画像
出力装置のそれぞれに転送して、指定された部数の複写
を複数の画像出力装置で分担して行い、また指定された
複写部数が分担する複数の画像出力装置の台数より多い
とき、画像入力装置において、同一の原稿を複数回読み
取り、その都度、読み取った画像データを1台または複
数台の画像出力装置に転送する構成にし、更にまた、複
数部数の複写を行う画像入力装置の読み取り動作と、複
数の画像出力装置のそれぞれの画像形成動作を同期して
開始させ、且つ上記読み取り動作と、上記複数画像出力
装置中の任意の1台の画像形成動作を1色または1枚分
の画像形成完了毎に同期化して、画像読み取り動作と、
全ての画像形成動作が並行して行われる構成にしたの
で、極めて小容量の画像バッファを備えることによって
複数部数の複写を短時間で行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。まず、ここでは本発明を適用する複写システム
として図7に示すように、伝送路9を介して互いに通信
可能に接続された画像入力装置1と、画像出力装置2
と、制御処理装置3を備えた複写システムにおいて、画
像バッファとして1ラインまたは数ラインのラインバッ
ファを備えるのみでカラー複写が可能な複写システムに
ついて説明する。図1に示すように、画像入力装置1に
は少なくとも、原画像を画素に分解して読み取る画像読
み取り手段11と、第1通信制御手段10を含み、画像出力
装置2には少なくとも画像形成手段21と、第2通信制御
手段20を含み、制御処理装置3は操作部31と、通信制御
手段30を含む。更に、上記3つの装置は図2のように、
機構的に互いに分離しているが、上記伝送路9を介して
互いにデータや指示情報を授受することによってシステ
ムの機能を満足できる構造になっている。また、図で
は、制御処理装置3も分離した構造を示したが、他の2
つの装置のうちいずれか一方の筐体内に収納する構造も
可能である。
【0008】以下、各装置の構成と作用を説明する。図
1(a)に示すように、画像入力装置1は、画像読み取
り手段11、基本画像処理手段12、拡張画像処理手段13、
通信制御手段10から構成され、更に画像読み取り手段1
1には、AD変換器116 、シェーディング補正回路117
、サンプリング位置ずれ補償回路118 を備えている。
又、上記画像読み取り手段11の構成は図2(a)に示す
通りである。図2(a)において、111 は第1キャリ
ジ、112 はカラー撮像デバイス、113はキャリジホーム
センサ、114 はモータである。原画走査は以下のように
行う。第1キャリジ111 は通常キャリジホームセンサ11
3 の真上で静止して待機しており、読み取り開始指令を
受信すると、モータ114 を駆動し右方向に走査を開始す
る。この走査に伴ってキャリジ111 がホームセンサ113
の検知範囲を外れると、この位置が走査基準位置として
記憶され、校正基準点として用いられる。また通信制御
手段10は画先端119 までの到達時間と速度の要求精度と
を達成すべく最適加速計画を計算し、モータ114 を駆動
する為のステップパルス列の周期と発生タインミング時
間を算出する。以降キャリジ速度はこのパルス列で駆動
され、画先端119 に至る時刻および所望の一定速度走査
が期待通り達成される。
【0009】校正基準点を通過した後は速度の如何に拘
わらず撮像デバイス112 は各色の主走査1ラインを例え
ば原画換算で16画素/mmに分解、標本化して読み取る。
上記基準点通過後はまず白規準板を読み取り、A/D変
換器116 で8ビットのディジタル値に変換し、シェーデ
ィング補正回路117 に記憶される。以降読み取られた画
像データはシェーディング補正が有効に施される。次に
キャリッジ111 が原画先端119 に達すると、撮像デバイ
ス112 は原画からの画素単位のRGB反射光に応じたア
ナログ電圧を出力し、A/D変換器116 にて8ビットの
ディジタル信号、即ち256 階調に量子化し、画素毎の色
分解ディジタル値として基本画素処理手段12に出力す
る。このようにした順次原画の全てを読み取り、キャリ
ジ111 が右端に達するとモータ114 を反対方向に回転さ
せ、ホーム位置まで復帰した後、停止し、次の走査に備
える。
【0010】図3は通信制御手段10の構成を示すブロッ
ク図である。同図において、101 はマイクロプロセッ
サ、102 はRAM、103 はROM、104 はタイマカウン
タ、105 は同期信号発生器、106 はDMAコントロー
ラ、107 はFIFO、108 はSCSIコントローラであ
る。通信制御手段10は制御処理装置3、画像出力装置2
と所定のプロトコルで交信して、その指令に基づき画像
読み取り動作を制御し、伝送路9(図7参照)を介して
画像データを画像出力装置等に転送すると同時に、画像
入力装置1内の全ての構成要素を有機的に制御する。
【0011】カラー複写モードにおいては、画像出力装
置2がCMYK面順次作像方式を採用する場合は、1枚
の原画に対して4回の走査が必要であり、画像入力装置
1からは1走査毎にCMYKのうち1色づつに対応する
信号が送り出される。画像出力装置2は、図1(b)に
示すように、画像形成手段21と記録制御回路23と第2通
信制御手段20から構成される。なお、第2通信制御手段
20は画像入力装置1における第1通信制御手段10と同様
のハードウェア構成である。第2通信制御手段20は制御
処理装置3、及び画像入力装置1と交信して、その指令
に基づき、画像入力装置1から転送される画像データを
受信し、そのデータを記録制御回路23に伝達すると共
に、画像出力装置2内の全ての構成要素を有機的に制御
する。また画像出力装置の機構図を示す図2(c)にお
いて、211 はレーザダイオード、212 はfθレンズ、21
3 はミラー、214 は感光体ドラム、215は給紙ロール、2
16 は中間転写ベルト、217 は1次転写コロトロン、218
は2次転写コロトロン、219 は帯電スコロトロン、220
C、220 M、220 Y、220 Kはそれぞれシアン、イエ
ロー、マゼンタ、黒の現像装置、221 はクリーナ、222
は搬送ベルト、223 は定着ロール、224 は駆動モータ、
225 は画像位置検知手段である。この画像出力装置2は
第2通信制御手段20に入力されるCMYK各色画像デー
タについてフルカラー可視画像を形成し、出力する。
【0012】上記構成に於いて、像形成サイクルが開始
されると、先ず感光体ドラム214 は駆動モータ224 によ
って反時計廻りに回転される。感光体ドラムが回転する
のに伴ってC(シアン)潜像形成、Cトナー像形成、M
潜像形成、Mトナー像形成、Y潜像形成、Yトナー像形
成、K潜像形成、Kトナー像形成が行なわれ、最終的に
はCMYKの順に中間転写ベルト上に重ねてトナー像が
作られる。まずC像形成は以下のようにして行なわれ
る。帯電スコロトロン219 はコロナ放電によって感光体
ドラム214 を負電荷で−700 Vに一様に帯電し、続いて
レーザダイオード211 はC信号に基づいてラスタ露光を
行なう。
【0013】記録信号は第2通信制御手段20に入力され
る画像データであり、記録制御回路23が上記記録信号に
基づいてレーザダイオード211 を入力画素単位に発光制
御する。より具体的に言えば、信号が最高濃度画素のと
きには全主走査幅相当だけレーザを発光させ、白画素の
ときには全く発光せず、中間的な濃度の場合には濃度デ
ータに比例した時間だけ発光させる。このようにしてラ
スタ像が露光されたとき、当初一様荷電された感光体ド
ラム214 の周面上の露光された部分は、露光光量に比例
して電荷が消失し、静電潜像が形成される。続いて、現
像装置220 C内で撹拌によって負極性に帯電されたCト
ナーは、感光体ドラム214 上の電荷のない部分つまり露
光された部分に吸着され、潜像と同様なC可視像が形成
される。このようにして形成されたトナー像は感光体ド
ラムが反時計回りで回転し、1次転写コロトロン217 の
対向位置に達すると、感光体ドラムと接しながら同期速
度で駆動されている中間転写ベルト216 にコロナ転写さ
れる。
【0014】次のマゼンタ(M)の画像形成を上記中間
転写ベルト216 上に形成されたシアン(C)の画像に一
致して重なるようにするために、M潜像形成に先立っ
て、同期信号つまり読み取り開始制御情報を画像入力装
置1に送る。このタイミングは、上記C像形成の際、有
効C画像(C画像の開始位置)よりわずかに先行して付
した見当合わせ(レジストレーション)Cトナーマーク
画像を画像位置検知手段225 が検知された時点である。
制御処理装置3は、図1(c)及び図2(b)に示すよ
うに、制御処理装置3は、第3通信制御手段30、操作部
31、システム制御手段32、外部記憶装置33等を備え、更
に上記システム制御手段32は複写制御手段321 、ファク
シミリ通信手段322 、プリント制御手段323 、知的画像
処理手段324 、外部接続コネクタ325 等を備えている。
第3通信制御手段30は画像入力装置1における第1通信
制御手段10と同様のハードウェア構成である。制御処理
装置3は本複写システム全体を統合的に制御する機能を
有し、本システムを構成する他のサブシステム、例えば
画像入力装置1や画像出力装置2と伝送路9を介して接
続され、制御情報(コマンドやプロトコル上必要な情
報)や画像データを送受しながら、システム全体を制御
する。操作部31はキー入力手段と表示手段から成り、操
作者に対してメッセージを出力し、また、各種指示を入
力する機能を備える。
【0015】本実施例に示すSCSIシステムでは、共
通の伝送路を介して、ある時は制御情報の交信をし、あ
る時は画像データを転送するが、このような汎用的通信
手段により、互いに連携を取りながら、分離された画像
入力装置1と画像出力装置2とを並行して動作させるこ
とにより、読み取り手段と画像形成手段が一体化された
従来の一般的な複写専用機と同等の速度を達成するため
には、上記汎用的通信手段を使用して、画像読み取りと
画像形成の同期をいかにして実現するかが重要となり、
本システムのように、カラー画像を形成するような場合
は特に同期が重要である。
【0016】以下、同期ということに主眼をおきなが
ら、本システムによる画像入力と画像出力の並行動作に
ついて、図1、図2、図3、図4、図5および図6によ
り説明する。図4は通信制御手順を示すフローチャート
面、図5は画像入力装置1内の動作を示すフローチャー
ト、図6は画像出力装置2内の動作を示すフローチャー
トである。尚、本実施例では、制御情報と画像データを
同一の伝送路で転送する通信手段としてSCSIシステ
ムを使用している。本複写システムでは、初期状態にお
いて、制御処理装置3がSCSIで定義されたイニシェ
ータであり、画像入力装置1と画像出力装置2がターゲ
ットである(図4に示される〔SCU〕は制御処理装置
がイニシェータであることを表わしている)。そして、
以下に説明する動作フローは、各装置が上記のような状
態にあり、且つSCSIで定義されたインフォメイショ
ン・トランスファ・フェーズにある時に、操作者が制御
処理装置(以下SCUと略す)3上の操作部31内のコピ
ーキーを押した時点から開始する。
【0017】操作者はコピーキーにより複写を指示する
と共に、コピー枚数や紙サイズや必要であれば濃度等を
指定する。なお、紙サイズについてはSCU3が画像入
力装置(以下SCNと略す)1によって検出した原稿サ
イズ情報に基づいて、自動的に紙サイズを決定すること
も可能である。SCU3はSCN1に、伝送路9を介し
てMode Select コマンドを出し(図4において( )内
は相手先ターゲットを示す)、ADFを使用するか否
か、濃度を濃くするか、或はうすくするか、読み取りの
解像度は写真レベルかなど、SCN1の有する選択可能
な機能・性能を選択する(S401)。なお、図4に示す動
作フローはADF(自動原稿フィーダ)を使用する場合
を例示している。
【0018】続いて、SCU3は必要ならSCN1に対
し、Define Window コマンドを出力し、スキャナ読み込
み域を設定する(S402)。そして、画像出力装置(以
下、PRNと略す)2に対して、Mode Select コマンド
を出し、給紙トレイ(紙サイズ)や、必要であれば排紙
ビン等を指定する(S403)。SCU3は上記給紙トレイ
(紙サイズ)に関する情報を、上記のように操作者また
はSCN1から得ている。また、排紙ビンに関する情報
は操作者から得る。
【0019】次に、SCN1に対して Object Position
コマンドを出し、図示されていないADFにセットさ
れている原稿をプラテン115 (図2(a))上にセット
し(S404 )、PRN2に対してCopyコマンドを出
し、給紙トレイ226 (図2(c))にセットされた転写
紙をレジスタの位置まで搬送する(S405)。このとき、
上記Copyコマンド送出後、PRN2をSCN1に対
するイニシェータにさせる。即ち、PRN2はSCU3
に対してターゲットであるがSCN1に対してはイニシ
ェータである。
【0020】ところで、以上の制御において、SCU3
をイニシェータとしたのは、操作部を制御装置3上に備
えたからである。即ち、本システムを構成する画像入力
装置1、画像出力装置2、制御処理装置3のようなサブ
システムを用いて上記のように複写システムを構成する
だけでなく、他のサブシステムと共に、様々な機能をも
ったシステムを構成することができるが、そのような場
合、操作部を制御処理装置3上にのみ設けた方が操作
性、コスト、拡張性、統一性上の点から好ましい。従っ
て、操作部をSCU3に一体化したために、複写指示を
SCU3から入力する必要があることがSCU3をイニ
シエータにした第1の理由である。また、SCU3が様
々なサブシステムを統括する役割を担っているので、シ
ステムが動作していないときはSCU3だけをイニシェ
ータにする方が適しているというのがもう一つの理由で
ある。それに対して、以下、実行する画像読み取りと画
像形成との並行動作においてはPRN2とSCN1とを
直接交信させるためのPRN2をイニシエータとする。
イニシェータになったPRN2はSCN1に対して Tes
t Unit Ready コマンドを出し、SCN1が読み取りを
開始できる状態になったかどうかをチェックする(S40
6)。ここでSCN1が読み取りを開始できる状態とは、
原稿がプラテン115 上の所定の位置にセットされ、第1
キャリジ111 がホーム位置(キャリジホームセンサ113
の真上の待機位置)にある状態をいう。
【0021】SCN1から、「読み取り開始できる状態
である」旨の応答を受信すると、PRN2はモータ224
を起動させ(S601)、作像シーケンス制御を開始すると
共に(S602)、基準点が検知されるのを待つ(S603)。
この基準点は前記画像位置検知手段225 によって検知さ
れるCトナーマーク画像に相当するものである。前記実
施例のようにCトナーマーク画像を基準点にする場合
は、最初のシアン(C)画像形成の際には、この基準点
に同期させずに、SCN1の読み取り動作を開始させ、
2色目以降の画像形成の際にシアン画像形成時に中間複
写ベルト216 に形成されたCトナーマーク画像の検出に
同期させて、SCN1の2色目以降の読み取り動作を開
始させる。しかし、図6に示す動作フローのように永久
的なマーク(基準点)を中間転写ベルト216 上に設ける
ことも可能である。この場合は1色目も2色目以降もこ
の永久的な基準点に同期させて、SCN1の読み取り動
作を開始することにより、中間転写ベルト216 上で各色
を誤差なく重ねることができる。
【0022】このようにして、基準点を検知すると、P
RN2は伝送路9を介してSCN1にSCANコマンド
(読み取り開始制御情報)を出し(S407 、S604)、こ
れを受けたSCN1はモータ114 を起動し(S501)、キ
ャリジ111 の移動を開始する。こうして、同期を取られ
たキャリジ111 は読み取り開始位置へと進み、同様に同
期を取られた中間転写ベルト216 上の転写開始位置が転
写位置へ搬送される。
【0023】その後、キャリジ111 は前記のように動作
し(S502 〜506 )、モータ定速制御(S507 )により
定速移動を行ない、やがて原稿先端119 に達し(S508
)、読み取られるデータの転送が可能な状態になると
(S509 )、主走査カウンタが0になるのを待って(S
510 )最初の読み取りラインの読み取りを開始する。
尚、上記読み取り速度を決定する主走査クロック周波数
は、PRN2の書き込み速度を決める主走査クロック周
波数とほぼ同一速度に設定するが、読み取り速度をわず
かに速くすることも可能である。また、副走査(ライン
カウント)の速度は主走査の速度と同期が図られてい
る。つまり主走査カウント数と副走査のためにモータ11
4 へ与えられるパルス数は対応付られており、モータ11
4 へ所定のパルスが与えられたとき、副走査(キャリジ
111 の移動)は1ライン分進む。上記、主走査カウン
タ、ラインカウンタなど同期関連回路は同期信号発生器
105 に含まれる。同様にPRN2における書き込みの副
走査の速度も主走査の速度と同期が取られ、中間転写ベ
ルト216 の移動速度もPRN2の書き込み速度(主走査
クロック周波数)と同期が取られている。
【0024】そのため、前記のように、読み取り開始を
中間転写ベルト216 と位置合せして行えば、感光体ドラ
ム214 に書き込まれた最初のラインは丁度転写位置に移
動した時に、中間転写ベルト216 上の第1ラインと定め
た位置も上記感光体ドラム上の第1ラインと対向するよ
うに移動する。そのためには上記開始時の同期合せやS
CN1、PRN2における主走査速度合わせ及び主走査
と副走査の同期と共にSCN1におけるモータ加速制御
計画が適切であること、更に、後述するSCN1からP
RN2への画像データ(読み取られたデータ)の転送開
始タイミングが適切であることが肝要である。これは、
モータ114 をステッピングモータで構成し、与えたパル
スに比例した距離だけキャリジ111 を移動させることに
よって実現可能である。即ち、ステッピングモータに所
定の時間までに所定のパルスを与えることによって上記
ライン同期(S510 )を完了しバッファ(FIFO)10
7への転送を開始する(S511 )タイミングがSCAN
コマンド転送からどれ位経った時間であるか前以って設
定できる。
【0025】上記FIFO107 へは、前記したように、
読み込まれたアナログ信号がAD変換器116 や基本画像
処理手段12を経て入力される。つまり、読み込まれたア
ナログ信号は所定の周波数でサンプリングされ、AD変
換器116 で8ビットのディジタル値に変換された後、基
本画像処理手段12で画像処理され、例えば上位2ビット
だけをPRN2に転送すべきデータとしてFIFO 107
に入力される。なお、各画素に対応したディジタル値は
PRN2においてレーザ光の書き込みパルス巾を制御し
て階調を与えるために使用されるが、一般的な複写機に
おいては8ビットで表現可能な256 階調は実現できない
から、この情報表現として8ビットは必要としない。そ
こで本システムにおいては、書き込み手段の性能に合せ
て、2ビットにて表現する4階調にすることにより、伝
送路9を介した転送時間を短縮し、SCSIバスのよう
な汎用的な通信手段を介して転送した場合に於いても書
き込み速度に追随可能とし、SCN1における読み取り
動作とPRN2における書き込み動作の並行処理を実現
している。
【0026】PRN2はSCN1にSCANコマンドを
送った後、ラインカウンタをリセットし(S605)、所定
ライン時間経過してから転送カウンタをリセットし(S
607)、SCN1と同様にライン同期を行い(S608)、S
CN1にReadコマンドを出力する(S408)。上記S
CANコマンドを送出した後Readコマンドを出力す
るまでの時間は、前記したように転写位置において感光
体ドラム上の書き込まれた第1ラインが所定時間後に中
間転写ベルト216 上の所定の位置に対向するように設定
した時間である。
【0027】SCN1がReadコマンドを受けた時、
SCN1のFIFO 107には既に1ライン〜数ライン分
の画像データが入っているが、この格納されているデー
タ量も上記説明から明らかなように、ある誤差範囲で設
定(計画)できる。上記読み出し速度を書き込み速度と
同じにする意図で設計した時、FIFOからPRN2に
引き出される速度は書き込み速度と同じである為、誤差
のために読み出し速度が遅くなるときがあるので、その
分、FIFO 107から溢れないようにライン数αが要求
される。また、逆に誤差のために読み出し速度が速くな
ることもあるので、FIFO 107内のデータが、次々に
ライン毎にあるいは数ライン毎にReadコマンドが来
たとき、空でないようにするために、最初のReadに
先立ってβライン入力しておく必要があるから、FIF
O 107はα+βラインのバッファを持つ必要がある。こ
の量は本実施例では2〜3ラインである。また、読み取
り速度がばらついても書き込み速度を越えないようにす
ると、読み取り速度は書き込み速度に対して、ライン数
にしてβ分余分に遅くなるので、この場合も必要なバッ
ファ量はα+βライン分になる。
【0028】PRN2からSCN1へのReadコマン
ドは1ライン単位または数ライン単位で行われる。SC
N1におけるFIFO 107へのデータ転送(S511 )は
上記Readコマンドとは無関係に、ライン同期(S51
0 )を行いながら行われる。つまり、1ライン分転送す
るとラインカウンタをインクリメントし(S512)、所定
のライン数の読み取りを完了していなければ(S513)、
次のラインの読み込みを行うべく、主走査カウンタが0
になるのを待つ(S510)。主走査カウンタが0になると
きには前記したようにキャリジ111 (副走査)は1ライ
ン進んでおり、再び1ラインの読み取りを行ない、FI
FO(バッファ)107 に転送する。そして所定ライン数
の読み取りが完了すると(S513)、いくつかの引き続く
処理を行ない(S514 〜S516)、モータ114 の回転を逆
にして(S517)、ホーム位置に戻った時点で(S518)、
モータを停止させる(S519)。
【0029】PRN2は書き込み速度で決まるライン同
期(S608 )に同期して1ライン分の画像データをバッ
ファに取り込むと(S609)、転送カウンタをインクリメ
ントし(S610)、記録制御回路23はバッファ内の画像デ
ータを引き出し、1画素当たり、2ビットのデータに基
づき4段階のレーザパルス巾制御をしながら、感光体ド
ラム上に1ライン分の潜像を形成する。ラインカウント
が所定のラインに達しなければ(S612)、再び次のライ
ン同期を取ってSCN1にReadコマンドを出す。な
お、図6のフローは1ライン毎にReadコマンドを出
す例を示したが、数ライン毎にReadコマンドを出す
ようにすることも可能である。所定のライン数の転送を
完了し(S409)、感光体ドラム上の潜像形成も1フレー
ム分(1色分)完了し(S612 、S613 )、所定時間後
前記のようにして、現像も完了する。
【0030】一方、まだ1フレーム分の潜像形成が終了
しないうちに、1フレーム分の先端(1ライン目)は前
記のように、中間転写ベルトの1ライン目の位置と定め
られた位置に対向し、前記のようにして1次転写が行わ
れた後、モータ224 は停止する(S619 )。次いで、次
の色(マゼンタM)の画像読み取りと画像形成が行なわ
れるが、そのためのSCN1とPRN2のSCANコマ
ンドによる同期合せは前記の通りである。SCANコマ
ンドがPRN2からSCN1に出力された後、上記の動
作フローが繰り返し実行され、各色が中間転写ベルト上
で重ね合わされる。やがて、最終色の中間転写ベルトへ
の転写が完了すると(S410 、S614 )、転写紙の給紙
が行われると共に(S615 )、転写紙へ転写された後、
排紙され(S411 、S412 、S616 〜619 )、モータ22
4 が停止する( S619 )。
【0031】図7(b)は本発明の一実施例を示すブロ
ック図であって、画像入力装置1を1台、画像出力装置
2を複数にした構成例である。以下に示すように、本発
明では同一の入力画像データが、複数の画像出力装置2
Mに転送され、複数の複写枚数をn台の画像出力装置で
分担して行うので、約1/nの時間で指定枚数の複写を
行うことができる。しかも、本システムでは各サブシス
テムにページバッファを持たず、前記のような数行のラ
インバッファで、カラー複写を実現している。
【0032】上記機能を実現するための一つの方法は、
図2(c) に示すように画像出力装置2に前記トナーマー
クによる画像位置検知手段225 を備え、複数の画像出力
装置の画像形成動作を同期して開始させると共に、画像
出力装置2の駆動モータ224を、操作者が指定した複写
が完了するまで停止させないようにし、且つ画像出力装
置2内のラインバッファの容量を若干大きくすることで
ある。つまり、複数の画像出力装置2Mを同期して動作
開始させた後、各画像出力装置2間の同期は必要としな
いが、各画像出力装置2の画像形成速度がほぼ等速にな
るようにし、1色の複写動作完了毎に、一台の画像出力
装置と同期した画像入力装置1から各画像出力装置のラ
インバッファへの周期的に画像データを転送すると共
に、ラインバッファから画像データを読み出して画像形
成を行うように構成する。
【0033】上記において、トナーマークによって基準
点検知を行なっているのは、第1回目(1枚目の最初の
色)の画像形成時に、転写ベルト上の基準点検出に関係
なく、どのようなタイミングにおいても画像形成を開始
できるようにするためである。もし、トナーマークの代
りに前記の永久的なマークを使用したならば、第1回目
の画像形成から基準点に同期して画像形成を開始する必
要があり、各画像出力装置2間でラインバッファから画
像データを読み出すタイミングが一致しないという不具
合を生じるからである。その理由は画像出力装置が停止
している時、各画像出力装置2間の上記基準点(永久的
なマーク)の相対位置がばらばらであることに起因す
る。
【0034】以下、本発明を図8に示す画像出力装置の
動作フロー例に従って詳細に説明する。尚、以下の説明
では図7(c)に示したように、複数の画像出力装置2
Mを2台とし、画像入力装置1と同期した画像出力装置
2AをPRN2A、他の全て(この場合は1台)の画像
出力装置2BをPRN2Bと略す。なお、図8のフロー
の開始点S721は既に説明した図4に示すフローにおける
S405のCopyコマンド転送に一致している。図8にお
いて、S721 からスタートするフローはPRN2A、S
741 からスタートするフローはPRN2Bの動作フロー
を示す。
【0035】即ち、PRN2Aは制御処理装置(以下S
CUと略す)3からのCopyコマンドを受けて(S72
1 )、モータを起動し(S722 )。また同時にPRN2
Bもその直後にSCU3からのCopyコマンドを受け
て(S741 )、モータを起動する(S742 )。SCU3
はこの時、Copyコマンドでコピー枚数を指定する
が、この枚数は操作者から指定された枚数が2n枚な
ら、PRN2A、PRN2Bともn枚、操作者からの指
定枚数が2n+1枚なら、PRN2Aをn+1枚、PR
N2Bをn枚とする。尚、画像入力装置(以下SCNと
略す)1にはPRN2Aと同じ枚数が指示される。ま
た、上記においてPRN2AがPRN2Bに対しCop
yコマンドを出すようにしてもよい。
【0036】モータ起動直後、PRN2AはSCN1に
対しSCANコマンドを出力し(S723 )、T1 時間経
過後(S724 )、転送カウンタのリセットを行い、ライ
ン同期を行いつつ(S725 )、SCN1へREADコマ
ンドを転送する(S726 )。この転送要求(READコ
マンド)は転送先としてPRN2AとPRN2Bを指定
している。同報通信機能を持つ通信処理システムの場合
は、同報アドレスを指定する。一方、PRN2Bはモー
タ起動後、タイマT2 をセットし(S743 )、ラインカ
ウンタをリセットした後(S745 )、画像データの受信
を待つ(S746)。
【0037】SCN1は同報通信かまたは、個別にPR
N2A及びPRN2Bに画像データを送信する(S727
、S747)。PRN2Aは画像データの受信後、感光体
上に1走査分の画像を形成し(S729 )、次のライン受
信のためにライン同期を行う。一方、PRN2Bは、S
743 でセットした時間がタイムアップになるまで(S74
8 )、複数ラインの画像データを受信し、タイムアップ
になると、ライン同期を行うと共に(S749 )、最初の
ラインの画像を感光体上に形成する(S750 )。上記に
おいて、T2 はT1 よりやや大きい値であり、各種誤差
を考慮した上で、ライン同期完了時(S749 )、少なく
ともPRN2Bのラインバッファ内に1ラインの画像デ
ータを格納するように設定される。
【0038】PRN2Aは所定のライン数の作像を完了
すると(S730 )、モータを停止することなく、次の色
の画像形成に備え、既に転写ベルト上に形成されている
トナーマーク(基準点)検知を行ない(S732)、その検
知に伴ってSCNへSCAN送出を行う。一方、PRN
2Bも所定ライン数の作像を完了すると(S752)、同様
に、次の色の画像形成のために、トナーマーク検知を行
ない(S754)、それを検知するとタイマT2 をセット
し、以下同様の処理を繰り返す。PRN2A、PRN2
B共、最終色の画像が形成されると、転写紙に対し2次
転写を行うが(S733 、S754)、指定枚数の複写が終っ
ていなければ基準点検知から、更に同様に処理を繰り返
し、指定枚数の複写を完了すると、モータを停止して
(S735 、S756)、指定の複写動作を完了する。尚、上
記においてはSCN1側は指定枚数と同じ回数だけ、S
CANコマンドに同期して同じ原稿の走査をくり返し、
その都度読み取った画像データをPRN2A、PRN2
Bに転送する。
【0039】前記条件で、1台の画像入力装置1から転
送される同一の画像データを複数の画像出力装置で分担
する方法として、上述した手段の他に複数の画像出力装
置間の同期化を、画像形成動作を開始する時だけでな
く、途中でも行う手段も考えられる。また、カラー複写
の場合には、上記同期化には二つの方法がある。その一
つは、1色の複写毎に同期化を行う方法であり、他の一
つは1枚の複写毎に行う方法である。モノクロの複写の
場合は当然1枚の複写を行う毎に行う。
【0040】このように途中で同期化を行う方法も基本
的な動作フローは図8の動作フローと同じなので、動作
フローは図示せず、以下に特徴的な処理部分について、
カラー複写における1色毎の同期化の場合を説明する。
基準点には、この方法においてもトナーマーク方式が採
用され、最初の1色の画像形成は図8の動作フロー通り
に行われる。但し、途中で同期を取る方法では、各画像
出力装置間の画像形成の進行に関する累積誤差が小さく
なるのでラインバッファの容量は小さくて済む。即ち、
図8に示すT2 を小さくすることができる(但し、T1
よりは大きい)。この方法の特徴は各画像出力装置と
も、画像出力装置内の同期化のために基準点を検出した
時点で駆動モータ224 を停止させることである。
【0041】一旦、停止させた駆動モータを再起動する
タイミングは、PRN2Aの場合は、停止後一定時間経
過してからか、または停止後、分担して複写中の他の全
ての画像出力装置2Bから「モータを停止させた」旨の
通知を受けた時である。PRN2Aは再起動と共に、上
記他の画像出力装置2Bに「モータ再起動コマンド」を
出力し、且つSCN1に対して前記のようにSCANコ
マンドを出力してSCN1のモータも再起動させる。つ
まり、複数枚数複写に関係する全ての画像入力装置、画
像出力装置のモータを一斉に再起動させるように制御す
る。画像出力装置間の同期化を1枚複写完了時(最終色
の画像形成完了時)のみに行う場合は現在の状態が最終
色の画像形成完了時か否かを判定する手段を備え、この
判定手段をRAN内に設け、基準点検知時に上記判定手
段を参照し、最終色の画像形成完了時のみに上記のよう
なモータ停止・再起動を行うようにすればよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像入力装置1内に設けられた画像読み取り手段11によ
り読み取られた同一の画像データを複数の画像出力装置
2Mのそれぞれに転送して、指定された部数の複写を複
数の画像出力装置2Mで分担して行うことができるので
複数部数の複写を短時間で行うことができる。また、上
記実現のための画像バッファとしてラインバッファを備
えただけなので、低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複写システムの一実施例を示す機
能ブロック図であり、(a) は画像入力装置、(b) は画像
出力装置、(c) は制御処理装置を示す図である。
【図2】本発明による複写システムの一実施例を示す機
構図であり、(a) は画像入力装置、(b) は制御処理装
置、(c) は画像出力装置である。
【図3】図1に示す通信制御手段10の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明による複写システムの通信制御フローの
一実施例を示すフローチャートである。
【図5】本発明による複写システムの画像入力装置の動
作フローの一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明による複写システムの画像出力装置の動
作フローの一実施例を示すフローチャートである。
【図7】本発明を適用する複写システムの一構成例を示
す全体構成図であり、(a) は一つの画像出力装置を有す
る場合、(b) 及び(c) は画像出力装置を有する場合を示
す図。
【図8】本発明による複写システムの動作フローの一実
施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…画像入力装置、2…画像出力装置、2M…複数の画
像出力装置、3…制御処理装置、9…伝送路、10…第1
通信制御手段、11…画像読み取り手段、12…基本画像処
理手段、13…拡張画像処理手段、20…第2通信制御手
段、21…画像形成手段、23…記録制御回路、30…第3通
信制御手段、31…操作部、32…システム制御手段、33…
外部記憶装置、105 …同期信号発生器、107 …FIF
O、111 …第1キャリジ、113 …キャリジホームセン
サ、114 …モータ、214 …感光体ドラム、216 …中間転
写ベルト、224 …駆動モータ、225 …画像位置検知手
段、321 …複写制御手段、322 …ファクシミリ通信手
段、323 …プリント制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑田 耕司 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 廣江 泰俊 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (56)参考文献 特開 昭59−189768(JP,A) 特開 昭62−263771(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して相互に通信可能に接続さ
    れた少なくとも1台の画像入力装置と、複数の画像出力
    装置を備えた複写システムにおいて、上記それぞれの装
    置は画像データバッファとしてラインバッファを備え、
    画像入力装置内に設けられた画像読み取り手段により読
    み取った同一の画像データを上記複数の画像出力装置の
    それぞれに転送し、指定された部数の複写を複数の画像
    出力装置で分担して行い、上記複数部数の複写を行う画
    像入力装置の読み取り動作と、複数の画像出力装置のそ
    れぞれの画像形成動作を同期して開始させると共に、上
    記読み取り動作と、上記複数画像出力装置中の任意の1
    台の画像形成動作を1色または1枚分の画像形成完了毎
    に同期化して、画像読み取り動作と、全ての画像形成動
    作が並行して行われる構成にし、1色または1枚分の画
    像形成完了毎の同期化を複数部数の複写を行う画像入力
    装置及び複数の画像出力装置の全ての画像出力装置の間
    で行なって、画像読み取り動作と全ての画像形成動作が
    並行して行われるようにし、上記全ての画像出力装置は
    1色または1枚の画像形成完了毎にトナーマーク検出時
    に駆動モータを停止させ、画像入力装置と同期をとる第
    1の画像出力装置は停止後一定時間経過したとき、また
    は停止後他の全ての画像出力装置からモータ停止通知を
    受信したときモータを再起動させ、上記他の全ての画像
    出力装置のモータは、上記第1の画像出力装置が再起動
    時に送出するモータ再起動通知を受信したとき再起動す
    る構成にしたことを特徴とする複写システム。
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JP2003022170A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc 分散印刷制御装置、分散印刷システム、分散印刷方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、及びコンピュータプログラム

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