JP3268116B2 - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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Description
号をデジタル処理する信号処理装置等に適用される半導
体集積回路に関する。
る。例えば右チャンネルの信号としての第1の入力信号
R0 〜Rn は第1の選択回路(SEL1)11に供給さ
れ、左チャンネルの信号としての第2の入力信号L0 〜
Ln は第2の選択回路(SEL2)12に供給される。
これら第1、第2の選択回路11、12は第1、第2の
選択信号S1、S2に応じて第1、第2の入力信号R0
〜Rn 、L0 〜Ln を選択する。前記第1の選択回路1
1の出力端は複数の全加算器(FA)130 〜13n の
各一方入力端に接続され、前記第2の選択回路12の出
力端は前記全加算器130 〜13n の各他方入力端に接
続されている。各全加算器130 〜13n-1から出力さ
れるキャリー信号Co 〜Cn-1 はそれぞれ隣り合う上位
ビット側の全加算器131 〜13n に供給され、全加算
器13n からはキャリー信号Cn が出力される。各全加
算器130 〜13n の出力信号Q0 〜Qn はレジスタ1
4に供給される。このレジスタ14は第1、第2のクロ
ック信号RCL、LCLに応じて全加算器130 〜13
n の出力信号を保持する。
て動作する。すなわち、第1の選択回路11は基準クロ
ック信号CLKに同期して生成される第1の選択信号S
1によって第1の入力信号R0 〜Rn を取り込み、全加
算器130 〜13n に供給する。第2の選択回路12は
基準クロック信号CLKに同期して生成される第2の選
択信号S2によって第2の入力信号L0 〜Ln を取り込
み、全加算器130 〜13n に供給する。全加算器13
0 〜13n の演算結果は第1、第2のクロック信号RC
L、LCLによって順次レジスタ14に取り込まれる。
パクトディスクの再生装置には、通常の再生機能や早送
り機能が付加されている。この早送り機能は通常の速度
によって再生する場合に比べて、多量のデータを扱うた
め、オーディオ信号のビット数を少なくして処理されて
いる。このような装置に上記従来の加算器を適用とした
場合次のような問題が発生する。
号のビット数が同一であり、入力から出力に至る回路が
最大のビット数に合わせて構成されている。したがっ
て、入力信号に対する出力信号の有効ビット数を変える
ためには大きく回路構成を変える必要があり、配線スペ
ースの増大を招来するものである。
0 〜13n の出力信号を第1、第2のクロック信号RC
L、LCLにより一定のタイミングでレジスタ14に取
り込んでいる。しかし、全加算器130 〜13n では第
1の入力信号R0 〜Rn が入力された後、第2の入力信
号L0 〜Ln が入力され、下位ビット側の全加算器13
0 〜13n から上位ビット側の全加算器131 〜13n
にキャリー信号が順次送出される。このため、全加算器
130 〜13n による演算の終了タイミングは一定せ
ず、出力信号の有効ビット数を変えた場合、演算終了前
にレジスタ14が全加算器130 〜13n の信号を取り
込む可能性がある。この場合、その信号中には不要な信
号が含まれていることとなる。
のであり、その目的とするところは、入力信号に対する
出力信号の有効ビット数を容易に変えることが可能であ
り、有効ビット数を変えた場合で、信号の取出しタイミ
ングがずれても上位ビットを確定することが可能な半導
体集積回路を提供しようとするものである。
によって構成された第1、第2の入力信号をそれぞれ加
算し、この加算によって生じたキャリー信号を上位ビッ
ト側に出力する複数の加算手段と、前記第1、第2の入
力信号の上位ビットを加算する複数の前記加算手段に対
応して設けられ、これら加算手段から出力される出力信
号、及び前記上位ビットより下位のビットを加算する加
算手段から出力されるキャリー信号のうちのいずれか一
方を選択する選択手段とを具備している。
2の入力信号の下位ビットを加算する加算手段の出力
端、及び前記各選択手段の出力端に接続され、これら出
力端から出力される信号を保持する保持手段を具備して
いる。
1、第2の入力信号の上位ビットを加算する加算手段の
出力信号を、それより下位のビットを加算する加算手段
から出力されるキャリー信号に切換えて出力することが
可能となっている。したがって、選択手段によって加算
手段のキャリー信号を選択することにより、上位ビット
用の加算手段に対応した出力信号を確定できるため、入
力信号に対する出力信号の有効ビット数を容易に変える
ことができる。しかも、上位ビットの内容を早く確定で
きるため、保持手段による出力信号の保持タイミングが
ずれても正確な出力信号を得ることができる。
して説明する。図1に示す加算器はnビットの入力信号
をn−2ビットの信号として出力可能とするものであ
り、図1において図4と同一部分には同一符号を付す。
としての第1の入力信号R0 〜Rnは第1の選択回路
(SEL1)11に供給され、左チャンネルの信号とし
ての第2の入力信号L0 〜Ln は第2の選択回路(SE
L2)12に供給される。これら第1、第2の選択回路
11、12は第1、第2の選択信号S1、S2に応じて
第1、第2の入力信号R0 〜Rn 、L0 〜Ln を選択す
る。前記第1の選択回路11の出力端は複数の全加算器
(FA)130 〜13n の各一方入力端に接続され、前
記第2の選択回路12の出力端は前記全加算器130 〜
13n の各他方入力端に接続されている。各全加算器1
30 〜13n-1 から出力されるキャリー信号Co 〜C
n-1 はそれぞれ隣り合う上位ビット側の全加算器131
〜13n に供給され、全加算器13n からはキャリー信
号Cn が出力される。
Q0 〜Qn が出力される。このうち、全加算器13
n-1 、13n の出力信号Qn-1 、Qn 及び全加算器13
n から出力されるキャリー信号Cn はそれぞれ第3の選
択回路150 〜152 の一方入力端に供給されている。
これら第3の選択回路150 〜152 の各他方入力端に
は、前記全加算器13n-2 から出力されるキャリー信号
Cn-2 が供給される。これら第3の選択回路150 〜1
52 は第3の選択信号S3によって動作される。前記全
加算器130 〜13n-2 の出力信号Q0 〜Qn-2 及び第
3の選択回路150〜152 の出力信号はレジスタ1
4に供給される。このレジスタ14は第1、第2のクロ
ック信号RCL、LCLに応じて全加算器130 〜13
n-2 の出力信号及び第3の選択回路150 〜152 の出
力信号を保持する。
11、12、全加算器130 〜13n 及びレジスタ14
は図5に示すタイミングによって動作する。すなわち、
第1の選択回路11はクロック信号CLKに同期して生
成される第1の選択信号S1によって第1の入力信号R
0 〜Rn を取り込み、全加算器130 〜13n に供給す
る。第2の選択回路12はクロック信号CLKに同期し
て生成される第2の選択信号S2によって第2の入力信
号L0 〜Ln を取り込み、全加算器130 〜13n に供
給する。ここで、第3の選択信号S3が第3の選択回路
150 〜152の一方入力端を選択している場合、全加
算器130 〜13n の演算結果は第1、第2のクロック
信号RCL、LCLによって順次レジスタ14に取り込
まれる。したがって、この加算器は図4に示す従来の加
算器と同様に動作する。
路150 〜152 の一方入力端を選択している場合、第
3の選択回路150 〜152 は全加算器13n-2 から供
給されるキャリー信号Cn-2 を出力する。したがって、
第3の選択回路150 〜152 の出力信号は全加算器1
3n-2 の演算が終了した時点で決定され、全て同一の信
号となる。このため、nビットの入力信号はn−2ビッ
トの信号として出力されることとなる。
算器に適用した場合を示すものであり、全加算器と第3
の選択回路のみを示している。このような構成におい
て、第1の入力信号R0 〜R3 が“0100”であり、
第2の入力信号L0 〜L3 が“0101”である場合
で、第3の選択信号S3が第3の選択回路150 〜15
2の一方入力端を選択している場合、全加算器130 、
131 、及び第3の選択回路150 〜152 の出力信号
Q0 〜Q4 は“01100”となる。すなわち、5桁の
出力信号を得ることができる。
で、第3の選択信号S3が第3の選択回路150 〜15
2 の他方入力端を選択する場合、全加算器130 、13
1 、及び第3の選択回路150 〜152 の出力信号Q0
〜Q4 は“11100”となる。すなわち、この加算器
からは5桁の信号が出力されるが、その有効ビット数は
下位3ビットとなり、入力信号のビット数より少ないビ
ット数の出力信号を得ることができる。
0 〜152 によって第1、第2の入力信号の上位ビット
を加算する全加算器13n-1 、13n の出力信号を、そ
れより下位の全加算器13n-2 から出力されるキャリー
信号Cn-2 と切換え可能としている。したがって、第3
の選択回路150 〜152 により全加算器13n-2 のキ
ャリー信号Cn-2 を選択することにより、全加算器13
n-1 、13n に対応した出力信号を確定できるため、入
力信号に対する出力信号の有効ビット数を容易に変える
ことができる。しかも、この際、上位ビット用の全加算
器13n-1 、13n の演算終了を待つことなく、上位ビ
ットの内容を早く確定できる。したがって、レジスタ1
4による出力信号の取出しタイミングがずれても正確に
出力信号を得ることができる。
力信号の有効ビット数を変える場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、この発明を例えば
ビット数を拡張する場合にも適用できる。
リズムを使用した乗算器において、図3(a)に示すよ
うに、例えば−269×105=−28245の計算を
行う場合、先ず、図3(b)に示すように、4列の部分
積を生成し、これら部分積を加算することにより乗算結
果を得ている。ここで、1列目のMSBが“1”の場
合、桁数を整えるためMSBより上位に破線で囲って示
すようにMSBと同一の複数のビットを拡張する必要が
ある。このような場合、前述した加算器を用い、この加
算器に第3の選択手段を必要なビット数分用意すること
により、MSBより上位にMSBと同一の複数のビット
を拡張することができる。その他、この発明の要旨を変
えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論で
ある。
ば、入力信号に対する出力信号の有効ビット数を容易に
変えることが可能であり、有効ビット数を変えた場合
で、信号の取出しタイミングがずれても上位ビットを確
定することが可能な半導体集積回路を提供できる。
を説明するために示す図。
信号、11…第1の選択回路(SEL1)、12…第2
の選択回路(SEL2)、130 〜13n …全加算器
(FA)、14…レジスタ、150 〜152 …第3の選
択回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数ビットによって構成された第1、第
2の入力信号をそれぞれ加算し、この加算によって生じ
たキャリー信号を上位ビット側に出力する複数の加算手
段と、 前記第1、第2の入力信号の上位ビットを加算する複数
の前記加算手段に対応して設けられ、これら加算手段か
ら出力される出力信号、及び前記上位ビットより下位の
ビットを加算する加算手段から出力されるキャリー信号
のうちのいずれか一方を選択する選択手段とを具備する
ことを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 前記複数の加算手段のうち第1、第2の
入力信号の下位ビットを加算する加算手段の出力端、及
び前記各選択手段の出力端に接続され、これら出力端か
ら出力される信号を保持する保持手段を具備したことを
特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08626494A JP3268116B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08626494A JP3268116B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07295791A JPH07295791A (ja) | 1995-11-10 |
JP3268116B2 true JP3268116B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=13881968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08626494A Expired - Fee Related JP3268116B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268116B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP08626494A patent/JP3268116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07295791A (ja) | 1995-11-10 |
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