JP3266788B2 - 電子現像型記録媒体の使用回数管理装置 - Google Patents

電子現像型記録媒体の使用回数管理装置

Info

Publication number
JP3266788B2
JP3266788B2 JP06013396A JP6013396A JP3266788B2 JP 3266788 B2 JP3266788 B2 JP 3266788B2 JP 06013396 A JP06013396 A JP 06013396A JP 6013396 A JP6013396 A JP 6013396A JP 3266788 B2 JP3266788 B2 JP 3266788B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electro
recording medium
recording
developing
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06013396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09230487A (ja
Inventor
公一 佐藤
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP06013396A priority Critical patent/JP3266788B2/ja
Priority to US08/803,510 priority patent/US5983028A/en
Publication of JPH09230487A publication Critical patent/JPH09230487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3266788B2 publication Critical patent/JP3266788B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/48Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
    • G03B17/50Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影光学系により
得られた被写体像を電子的に現像する記録媒体を用いた
カメラに関し、特に、この記録媒体に対する画像の記録
回数を管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平5−2280号公報
において、記録媒体自体が直接電子的に現像され、かつ
その現像された可視像が即時に得られる写真材料が提案
されている。このような電子的に現像される記録媒体
を、この明細書では電子現像型記録媒体、またこの記録
媒体を用いたカメラを電子現像型カメラと呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子現像型記録媒体に
記録された画像は所定の温度で加熱することにより消去
することが可能である。しかし、電子現像型記録媒体に
対する記録と消去を繰り返すと、電子現像型記録媒体が
劣化して鮮明な画像を記録できなくなるという問題が発
生する。また1つの電子現像型記録媒体に対する消去の
回数が多すぎると、消去動作が良好に行われなくなり、
この場合も良好な画像記録を行うことができないという
問題がある。
【0004】本発明は、電子現像型記録媒体に良好な画
像を記録できるか否かを判定するために、電子現像型記
録媒体に対する画像の記録回数を管理する装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子現像型
記録媒体の使用回数管理装置は、電子現像型記録媒体に
設けられ、画像を記録するための画像記録領域の外側に
形成されたデータ記録領域と、このデータ記録領域に、
電子現像型記録媒体に対して行った画像の記録動作の回
に関する情報を記録するデータ記録手段と、画像記録
領域に記録された画像を消去する消去装置と、データ記
録手段および消去装置と、電子現像型記録媒体とを相対
移動させる駆動機構とを備え、消去装置による画像の消
去動作は、電子現像型記録媒体または消去装置を駆動機
構により一方向に相対移動させる間に行なわれ、データ
記録手段による記録処理は、この消去動作が実行される
毎に、この消去動作の後、駆動機構により電子現像型記
録媒体またはデータ記録手段を一方向とは反対方向に相
対移動させる間に行なわれることを特徴としている。
【0006】使用回数管理装置は、さらに、記録動作の
回数に関する情報を読み出すデータ再生手段を有し、こ
データ再生手段によって読み出された回数が所定値を
越えた場合に、電子現像型記録媒体に対する記録動作を
禁止する記録動作禁止手段を備えていてもよい。
【0007】データ記録領域は、磁気データを記録可能
であることが好ましい。この場合、データ記録手段とデ
ータ再生手段が共通の磁気ヘッドを有していてもよい。
【0008】使用回数管理装置において、データ記録手
段により、電子現像型記録媒体使用回数がカウントア
ップされるように構成されてもよい。電子現像型記録媒
体が使用される前に、データ記録領域に使用可能回数が
記録されている場合、データ記録手段により、使用可能
回数がカウントダウンされるように構成されてもよい。
【0009】
【0010】電子現像型記録媒体は例えば、画像に応じ
た電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じ
て可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電
荷保持媒体とを有している。電荷保持媒体は例えば、メ
モリタイプの液晶を用いた液晶表示素子である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態を適用
した電子現像型カメラの外観図である。
【0012】カメラ本体11を前方から見ると、前面の
略中央には撮影レンズ等を備えた撮影光学系12が設け
られ、撮影光学系12の右上方にはストロボ13が配設
されている。またストロボ13とは反対側にはレリーズ
スイッチ14が設けられている。ファインダ15はカメ
ラ本体11の上面の中央部に設けられ、カメラ本体11
の前面から後面まで延びている。ファインダ15の側方
であってカメラ本体11の上面には、ロータリー式のモ
ード選択スイッチ16が設けられている。カメラ本体1
1の側面には電子現像型記録媒体を装着するためのスロ
ット18が形成され、スロット18の入口部には電子現
像型記録媒体の装着を検出する媒体検出スイッチ19が
設けられている。また、このカメラにより得られた画像
信号を外部の記録装置等に出力するため、カメラ本体1
1の側面の下部には出力端子17が配設されている。
【0013】図2は電子現像型カメラのブロック図であ
る。システムコントロール回路20はマイクロコンピュ
ータであり、本電子現像型カメラの全体の制御を行う。
【0014】撮影光学系12には複数のレンズ群の他、
絞り12aが設けられている。撮影光学系12の後方に
は、電子現像型記録媒体30が配設されている。撮影光
学系12と電子現像型記録媒体30の間にはクイックリ
ターンミラー21が設けられ、クイックリターンミラー
21と電子現像型記録媒体30の間にはシャッタ22が
設けられている。クイックリターンミラー21の上方に
はファインダ光学系23のピント板23aが配設されて
いる。
【0015】絞り12a、クイックリターンミラー21
およびシャッタ22は、それぞれアイリス駆動回路2
4、ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26に
よって駆動され、これらの回路24、25、26は露出
制御回路27により制御される。露出制御回路27はシ
ステムコントロール回路20から出力される指令信号に
従って動作する。すなわち、露出制御時、測光センサ2
8からの出力信号に基づく露出制御回路27の制御に従
って、絞り12aはアイリス駆動回路24により開度を
調整される。クイックリターンミラー21は通常、被写
体を観察するための位置であるダウン位置(実線により
示される傾斜状態)に定められ、撮影光学系12を通過
した光をファインダ光学系23に導いているが、撮影動
作時、露出制御回路27の制御に従い、ミラー駆動回路
25によって上方に回動せしめられアップ位置(破線に
より示される水平状態)に定められる。シャッタ22は
通常閉塞しているが、撮影動作時、露出制御回路27の
制御に従って、シャッタ駆動回路26によって所定時間
開放され、これにより撮影光学系12を通過した光が電
子現像型記録媒体30の受光面に照射される。
【0016】電子現像型記録媒体30は記録媒体駆動回
路41の制御に基づいて電圧(すなわち記録媒体活性化
信号)を印加され、この電圧印加の間に露光されること
によって電子現像型記録媒体30には、撮影光学系12
によって結像された画像が可視像として現像される。な
お記録媒体駆動回路41は、システムコントロール回路
20から出力される指令信号に従って動作する。
【0017】電子現像型記録媒体30の近傍には走査機
構50が設けられている。走査機構50には、光源装置
42とスキャナ光学系43とラインセンサ44と消去装
置48とデータ記録再生ヘッド71がそれぞれ支持され
ており、これらは走査機構50による走査によって電子
現像型記録媒体30に沿って移動する。
【0018】光源装置42は例えば複数のLED(発光
素子)を備え、シャッタ22の前面すなわち電子現像型
記録媒体30の前面に沿って移動可能である。ラインセ
ンサ44は、例えば2000画素のCCD1次元センサ
等を用いることができ、光源装置42と一体的に、電子
現像型記録媒体30の背面に沿って移動可能である。ス
キャナ光学系43は光源装置42とラインセンサ44の
間に設けられている。走査機構50による走査におい
て、スキャナ光学系43は電子現像型記録媒体30とラ
インセンサ44の間に位置し、したがって電子現像型記
録媒体30により現像された画像は、光源装置42によ
って照明され、スキャナ光学系43の作用によってライ
ンセンサ44の受光面に結像される。
【0019】光源装置42のオンオフ制御および光強度
の制御は照明光源駆動回路45により行われ、ラインセ
ンサ44に発生した画像信号の読出動作等の制御はライ
ンセンサ駆動回路47により行われる。走査機構50の
移動の制御はスキャナ系駆動回路46により行われる。
これらの回路45、46、47はシステムコントロール
回路20により制御される。
【0020】消去装置48は電子現像型記録媒体30を
加熱するためのヒータを備え、電子現像型記録媒体30
の背面に沿って移動可能である。消去装置48のヒータ
のオンオフ制御は、システムコントロール回路20から
出力される消去指令信号に基づいて、消去制御回路49
によって行われる。消去装置48によって電子現像型記
録媒体30を加熱することにより、電子現像型記録媒体
30に記録された画像が消去される。
【0021】データ記録再生ヘッド71は磁気ヘッドで
あり、電子現像型記録媒体30に画像データ以外のデー
タ(例えば、画像の記録動作あるいは消去動作の回数を
示すデータ)を記録し、またこのデータを読み出すため
に設けられている。データ記録再生ヘッド71によるデ
ータの記録および再生の動作は、システムコントロール
回路20から出力される記録再生指令信号に基づいて、
ヘッド駆動回路72を介して行われる。
【0022】ラインセンサ44から読み出された画像信
号は、アンプ61により増幅され、A/D変換器62に
よってデジタル信号に変換される。デジタルの画像信号
は、システムコントロール回路20の制御に従って、画
像処理回路63においてシェーディング補正およびガン
マ補正等の処理を施された後、メモリ64に一時的に格
納される。なおメモリ64は、ラインセンサ44から出
力される1水平走査線分だけの記憶容量を有していても
よいが、1フレーム分の記憶容量を有するメモリであっ
てもよい。またメモリ64はE2 PROMを備えてお
り、このE2 PROMにはシェーディング補正等の補正
値が格納される。
【0023】メモリ64から読み出された画像信号は、
画像処理回路63からインターフェイス回路65に入力
されてフォーマットの変換等の所定の処理を施され、出
力端子17を介して外部のコンピュータ(図示せず)等
に出力可能である。また画像処理回路63から出力され
た画像信号は、画像記録装置67において例えばICメ
モリカード等の記録媒体に記録可能である。インターフ
ェイス回路65と画像記録装置67はシステムコントロ
ール回路20からの指令信号に従って動作する。
【0024】システムコントロール回路20には、レリ
ーズスイッチ14、モード選択スイッチ16等から成る
操作部70が接続されている。これらレリーズスイッチ
14およびモード選択スイッチ16の操作に従って、撮
像動作(記録動作)、画像信号の読出動作および画像信
号の消去動作が行われる。またシステムコントロール回
路20には、この電子現像型カメラの種々の設定状態等
を表示するための表示素子68と、ストロボ13の発光
制御を行うためのストロボ駆動回路69が接続されてい
る。
【0025】図3は電子現像型記録媒体30の構成を示
す図であり、これは特開平5−2280号公報に開示さ
れたものと基本的に同じである。すなわち電子現像型記
録媒体30は静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32
を備えており、静電情報記録媒体31と電荷保持媒体3
2は電源33によって電圧を印加される。静電情報記録
媒体31は、基板34、電極層35、無機酸化物層36
および光導電層37を積層して成り、光導電層37は電
荷発生層37aと電荷輸送層37bを重合させて構成さ
れる。電荷保持媒体32は、液晶支持体38と液晶電極
層39の間に液晶40を封入して構成される。静電情報
記録媒体31の電荷輸送層37bと電荷保持媒体32の
液晶支持体38とは微小間隙をもって対向している。
【0026】電源33は記録媒体駆動回路41によりオ
ンオフ制御され、電源33がオン状態のとき、電極層3
5と液晶電極層39の間、すなわち静電情報記録媒体3
1と電荷保持媒体32に電圧が印加される。この電圧印
加状態で静電情報記録媒体31が露光されると、静電情
報記録媒体31には、画像に応じた電荷が発生する。こ
の電荷に応じて、液晶40に作用する電界の強さが変化
するため、液晶40には、その画像が可視像として表示
され、被写体像が現像される。この電荷保持媒体32は
メモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子であり、現像
された可視像は電界を除去しても保持される。この液晶
表示素子は、所定の温度に加熱することにより、現像さ
れた可視像を消去させることもでき、その場合は繰り返
し同一記録媒体を用いることもできる。
【0027】図4は、電子現像型記録媒体30を撮影光
学系12の反対側から見た図である。電子現像型記録媒
体30には、画像を記録するための画像記録領域30a
が形成され、画像記録領域30aは矩形を有している。
画像記録領域30aの外側には、走査機構50による走
査方向、すなわち図4の縦方向に沿って、画像データ以
外のデータを記録するためのデータ記録領域73が形成
されており、このデータ記録領域73は磁気テープ等の
磁気記録媒体から構成される。
【0028】図5は、走査機構50およびこれの近傍の
構成を示す斜視図である。走査機構50の移動部材52
は、一対のガイドシャフト51に摺動自在に支持され、
第1および第2の脚部52a、52bと支持部52cを
有する。第1の脚部52aは、クイックリターンミラー
21とシャッタ22の間に張り出し、第2の脚部52b
は、電子現像型記録媒体30の背面側に張り出してい
る。支持部52cは第2の脚部52bのさらに後方に設
けられている。光源装置42は第1の脚部52aに、ス
キャナ光学系43は第2の脚部52bに、ラインセンサ
44は支持部52cに、それぞれ取りつけられる。消去
装置48は棒状の電気ヒータから成り、移動部材52の
第1および第2の脚部52a、52bの間の部分に固定
されている。光源装置42、ラインセンサ44および消
去装置48は、それぞれ水平方向に延びている。一方、
第2の脚部52bの電子現像型記録媒体30側の面には
ヘッド支持部52dが形成され、ヘッド支持部52dに
はデータ記録再生ヘッド71が取り付けられている。
【0029】移動部材52に固定されたラック53はピ
ニオン54に噛合し、このピニオン54は、スキャン駆
動モータ55の出力軸に設けられたギア56に噛合して
いる。
【0030】電子現像型記録媒体30上の画像の読み取
り動作、およびその画像の消去動作を除いて、移動部材
52は撮影光学系12と電子現像型記録媒体30の間の
光路から外れた位置、例えば電子現像型記録媒体30よ
りも下方に位置している。後述するように、電子現像型
記録媒体30に記録された画像を読み出す時、スキャン
駆動モータ55が回動し、移動部材52が上昇してライ
ンセンサ44による走査が行われ、ラインセンサ44は
その長手方向に直交する方向に走査する。また電子現像
型記録媒体30に記録された画像を消去する時も同様
に、移動部材52はスキャン駆動モータ55が駆動され
ることによって上昇し、すなわち光源装置42は電子現
像型記録媒体30の幅方向に垂直な方向に移動する。
【0031】図6は光源装置42の構成を示す平面図で
ある。この図において、支持枠42aには複数のLED
42bが取り付けられ、これらは直線状に配置されてい
る。LED42bの数は、図6では4であるが実際には
もっと多い。LED42bの前方にはコリメートレンズ
42cが設けられている。LED42bから出力される
光線は、ある広がり角θ(例えば30度〜40度)をも
っているが、コリメートレンズ42cの作用によって平
行光に変換され、電子現像型記録媒体30の受光面に照
射される。光源装置42から出力される光線は水平方向
に線状に延び、その長さLは電子現像型記録媒体30の
幅(図5において第1の脚部52bの長さ方向に対応す
る)以上である。
【0032】図7は、電子現像型記録媒体30への画像
の記録動作(撮影動作)と、この画像をラインセンサ4
4によって読み出す動作とを示すタイミングチャートで
ある。図8はモード設定のプログラムのフローチャー
ト、図9は記録動作のプログラムのフローチャート、図
10〜図12は読出動作のプログラムのフローチャー
ト、図13〜図14は消去動作のプログラムのフローチ
ャートである。これらの図を参照して、各動作を説明す
る。
【0033】これらの動作が実行されるためには、モー
ド選択スイッチ16が操作され、記録モード、読出モー
ドおよび消去モードのいずれかのモードが予め選択され
ていなければならない。
【0034】図8のモード設定のプログラムは所定時間
毎に割り込み処理される。レリーズスイッチ14はトリ
ガスイッチとして作用し、ステップ101においてトリ
ガスイッチがオン状態に定められたこと、すなわちレリ
ーズスイッチ14が押下されたことが確認されると、ス
テップ102において、本電子現像型カメラが記録動作
中であるか否かが判定される。後述する記録動作フラグ
AFが1にセットされている時、記録動作中であると判
定され、ステップ102が繰り返し実行される。記録動
作中ではない時、ステップ103において読出動作中で
あるか否かが判定され、後述する読出動作フラグBFが
1にセットされている時、読出動作中であると判定され
る。読出動作中はステップ102へ戻るが、読出動作中
でない時、ステップ104において消去動作中であるか
否かが判定され、後述する消去動作フラグCFが1にセ
ットされている時、消去動作中であると判定され、ステ
ップ102へ戻る。消去動作中でない時、ステップ10
5へ進む。
【0035】ステップ105では、記録モードが設定さ
れているか否かが判定される。記録モードが設定されて
いる場合、ステップ106へ進み、後述する使用回数フ
ラグF2が0であるか否かが判定される。使用回数フラ
グF2が0ではない時、すなわち、電子現像型記録媒体
30の過去の使用回数が所定回数以上である場合、ステ
ップ113において、この電子現像型記録媒体30がこ
れ以上使用できない旨の警告が表示され、このプログラ
ムは終了する。すなわち使用回数が所定回数以上である
場合、この電子現像型記録媒体30に対する記録動作は
禁止される。これに対し、使用回数フラグF2が0であ
る時、すなわち電子現像型記録媒体30の使用回数が所
定回数に達していない場合、ステップ110へ進み、図
9に示す記録動作のサブルーチンが実行される。
【0036】ステップ105において記録モードが設定
されていないと判定された場合、ステップ107へ進
み、読出モードが設定されているか否かが判定される。
読出モードが設定されている時、ステップ111へ進
み、図10〜図12に示す読出動作のサブルーチンが実
行される。読出モードが設定されていない時、ステップ
108において消去モードが設定されているか否かが判
定される。消去モードが設定されている時、ステップ1
12へ進み、図13〜図14に示す消去モードのサブル
ーチンが実行される。記録モード、読出モードおよび消
去モードのいずれも設定されていない時、このプログラ
ムはこのまま終了する。
【0037】図9に示す記録動作ルーチンについて、図
7のタイミングチャートを参照して説明する。レリーズ
スイッチ14が押下されたことが検知されると(符号S
11)、記録動作ルーチンが開始され、まずステップ2
01では、記録動作フラグAFが1にセットされる。次
いでステップ202において、測光センサ28からの出
力信号すなわち測光値が検出される。ステップ203で
は、この測光値に基づいて露出演算が開始される(符号
S12)。またステップ204では、記録媒体活性化信
号が出力され(符号S13)、電子現像型記録媒体30
に電圧が印加される。ステップ205において露出演算
が完了したことが確認されると(符号S14)、この演
算結果に従って、ステップ206以下において記録動作
が行われる。
【0038】ステップ206では、絞り12aの開度が
全開状態から所定開度まで変化し(符号S15)、また
クイックリターンミラー21がダウン状態からアップ状
態に変化する(符号S16)。ステップ207において
ミラー21のアップ状態への変化と絞り12aの開度調
整が完了したことが確認されると、ステップ208にお
いてシャッタ22が開放する(符号S17)。露出演算
により求められた露出期間が経過し、ステップ209に
おいて露出が完了したことが検出されると、ステップ2
10において、シャッタ22が閉じる(符号S18)。
このシャッタ22の閉塞動作の完了に伴い、ステップ2
11が実行され、ミラー21がダウン状態に変化すると
ともに(符号S19)、絞り12aが全開状態まで開放
する(符号S20)。ステップ212では記録媒体活性
化信号の出力が停止される(符号S21)。
【0039】すなわち、記録媒体活性化信号はシャッタ
22が開放している間出力され、この間、電子現像型記
録媒体30に所定の電圧が印加される。そして、この状
態で露光されることにより、電子現像型記録媒体30に
は被写体像が可視像として現像される。この可視像は記
録媒体活性化信号の出力が停止しても保持される。
【0040】ステップ213において、ミラー21と絞
り12aが初期状態に復帰したことが確認されると、ス
テップ214においてミラー21と絞り12aの駆動が
停止される。またステップ215において記録動作フラ
グAFが0にリセットされ、この記録動作ルーチンは終
了する。
【0041】図10〜図12に示す読出動作ルーチンに
ついて、図7のタイミングチャートを参照して説明す
る。読出モードが選択された状態でトリガスイッチ(レ
リーズスイッチ14)が押下されると、スキャナ駆動指
令信号が出力され(符号S31)、読出動作ルーチンが
実行される。
【0042】ステップ301では読出動作フラグBFが
1にセットされ、ステップ302ではシャッタ22が開
放される(符号S32)。ステップ303では光源装置
42がオン状態となり、LED42bが点灯し、電子現
像型記録媒体30が照明される(符号S33)。
【0043】ステップ304ではスキャナ系駆動信号が
出力されて(符号S34)、スキャン駆動モータ55が
正転し、走査機構50の移動部材52が電子現像型記録
媒体30の下方位置から上昇し始める(符号S35)。
ステップ305ではラインセンサ駆動電源がオン状態と
なる(符号S36)。
【0044】ステップ306においてラインセンサ44
が読み出し開始位置に定められたことが確認されると、
ステップ307においてスキャナ系駆動信号の出力が停
止され(符号S37)、スキャン駆動モータ55が停止
される(符号S38)。この停止動作は、例えばスキャ
ン駆動モータ55を回転駆動するためのパルス信号を計
数すること等によって制御される。
【0045】次いで、ステップ308ではラインセンサ
44に対する露出が開始され、電荷蓄積が行われる(符
号S39)。ステップ309において、例えば一定時間
が経過したことを検知することにより、ラインセンサ4
4の露出が完了したことが確認されると、ステップ31
0においてラインセンサ44の読み出しが開始され、1
水平走査線分の画像信号の出力が開始される(符号S4
0)。ステップ311では、スキャン駆動モータ55を
正転させるスキャナ系駆動信号が出力されて(符号S4
1)、移動部材52がさらに上昇し始める(符号S4
2)。
【0046】この移動部材52の移動中において、ステ
ップ312においてラインセンサ44の読み出しが終了
したことが確認されると、ステップ313においてその
読み出し動作が停止される(符号S43)。なお、この
読み出しの終了は、例えばラインセンサ駆動回路47か
ら出力されるラインセンサ44を駆動するためのパルス
信号を計数することにより制御される。ステップ312
において読み出しの終了が確認されなかった場合、ステ
ップ313がスキップされてステップ314が実行さ
れ、ラインセンサ44が次の水平走査線の位置すなわち
次の読み出し位置に定められたか否かが判定される。ラ
インセンサ44が次の水平走査線の位置に定められてい
ない場合、ステップ312〜314が再び実行される。
【0047】ステップ314においてラインセンサ44
が次の水平走査線の位置に定められたことが確認される
と、ステップ315においてスキャナ系駆動信号の出力
が停止され(符号S44)、スキャン駆動モータ55が
停止される(符号S45)。次いでステップ316で
は、ステップ312と同様にラインセンサ44の読み出
しの終了が確認され、ステップ317において読み出し
が停止される。すなわち、ステップ313を実行するこ
となくステップ312〜314のループを抜けた場合で
あっても、ステップ317においてラインセンサ44の
読み出しが終了される。
【0048】次にステップ318において、全水平走査
線に関する読み出し動作が完了したか否かが判定され
る。全水平走査線の数は例えば2000であり、ステッ
プ318では、1本の水平走査線に関する読み出し動作
が完了する毎にカウントアップされるカウンタの値が、
2000に達したか否かが判定される。全水平走査線の
読み出しが完了していない場合、ステップ308へ戻
り、上述した動作が繰り返される。
【0049】このようにして全水平走査線の読み出しが
完了すると(符号S50)、ステップ318からステッ
プ319へ移り、ラインセンサ44の駆動電源がオフ状
態に切り換えられるとともに(符号S51)、ステップ
320において光源装置42がオフ状態に定められる
(符号S52)。また、ステップ321ではシャッタ2
2が閉塞され(符号S53)、ステップ322では、ス
キャン駆動モータ55を逆転させるスキャナ系駆動信号
が出力されて(符号S54)、移動部材52が下降し始
める(符号S55)。
【0050】この移動部材52の下降動作中に、ステッ
プ323においてラインセンサ44が初期位置に復帰し
たことが確認されると、ステップ324においてスキャ
ナ系駆動信号の出力が停止され(符号S56)、スキャ
ン駆動モータ55が停止される(符号S57)。なおス
テップ323における初期位置の検知動作は、例えば移
動部材52の一部がフォトインタラプタ(図示せず)を
横切ることによって出力される信号に基づいて行われ
る。そして、ステップ325において読出動作フラグB
Fが0にリセットされ、この読出動作ルーチンは終了す
る。
【0051】図13〜図14に示す消去動作ルーチンに
ついて説明する。消去モードが選択された状態でトリガ
スイッチ(レリーズスイッチ14)が押下されると、消
去指令信号が出力され、消去動作ルーチンが実行され
る。消去動作ルーチンでは、走査機構50の移動部材
は、図7、図10〜図12に示す読出動作時のように間
欠的に移動する(符号S35、S38、S42、S45
参照)のではなく、連続的に移動する。
【0052】ステップ401では消去動作フラグCFが
1にセットされ、ステップ402では消去装置48がオ
ン状態となる。
【0053】ステップ403ではスキャナ系駆動信号が
出力されて、スキャン駆動モータ55が正転し、走査機
構50の移動部材52が電子現像型記録媒体30の下方
位置から上昇し始める。これにより、電子現像型記録媒
体30は消去装置48によって加熱され、その部分の画
像が消去される。ステップ404では全ての水平走査線
に関して画像が消去されたか否かが判定される。全ての
水平走査線の消去が完了すると、すなわち消去装置48
が電子現像型記録媒体30の画像記録領域30aの下端
から上端まで移動すると、ステップ405においてスキ
ャナ系駆動信号の出力が停止され、スキャン駆動モータ
55が停止される。ステップ406では消去装置48が
オフ状態となる。
【0054】ステップ407では、スキャン駆動モータ
55を逆転させるスキャナ系駆動信号が出力されて、移
動部材52が下降し始める。この移動部材52の下降動
作中に、ステップ408において移動部材52が初期位
置に復帰したことが確認されると、ステップ409にお
いてスキャナ系駆動信号の出力が停止され、スキャン駆
動モータ55が停止される。ステップ410では消去完
了フラグF1が1にセットされ、ステップ411では消
去動作フラグCFが0にリセットされる。
【0055】次いでステップ412以下において、電子
現像型記録媒体30に対して行われた記録動作の回数す
なわち使用回数が所定回数以上であるか否かが判定され
る。この判定動作では消去動作と同様に、走査機構50
の移動部材52は連続的に上昇する。判定動作が消去動
作と異なる点は、消去装置48ではなくデータ記録再生
ヘッド71が用いられる点である。
【0056】ステップ412ではスキャン駆動モータ5
5が正転し、走査機構50の移動部材52が電子現像型
記録媒体30の下方位置から上昇し始める。ステップ4
13ではデータ記録再生ヘッド71によるデータ再生が
開始され、電子現像型記録媒体30のデータ記録領域7
3の所定の部位に記録されている使用回数のデータが読
み出される。すなわち、データ記録領域73の下端部か
ら再生が開始される。なお、画像が記録されていない新
しい電子現像型記録媒体30のデータ記録領域73に
は、使用回数のデータとして0が予め記録されている。
【0057】ステップ414において、データ記録再生
ヘッド71がデータ記録領域73の上端部に到達したこ
とが確認されると、ステップ415においてスキャン駆
動モータ55が停止され、ステップ416においてデー
タ記録再生ヘッド71による再生動作が停止される。ス
テップ417では、使用回数が所定回数以上であるか否
かが判定される。使用回数が所定回数以上でない時、ス
テップ418において使用回数フラグF2が0に定めら
れ、使用回数が所定回数以上である時、ステップ419
において使用回数フラグF2が1に定められる。
【0058】ステップ420ではスキャン駆動モータ5
5が逆転して、移動部材52が下降し始める。ステップ
421では消去完了フラグF1が1であるか否かが判定
される。消去完了フラグF1が1である時、すなわちこ
の電子現像型記録媒体30に対し、ステップ401から
ステップ411において消去動作が行われた場合、ステ
ップ422へ進み、データ記録領域73に記録されてい
る使用回数のデータがカウントアップされる。すなわ
ち、電子現像型記録媒体30に記録された画像が消去さ
れる毎に、使用回数がカウントアップされる。このカウ
ントアップされたデータは、ステップ423においてデ
ータ記録領域73に記録される。ステップ424では消
去完了フラグF1が0にリセットされる。
【0059】一方ステップ421において消去完了フラ
グF1が1でない場合、すなわち消去動作が行われなか
った場合、ステップ422から424はスキップされ
る。
【0060】移動部材52の下降動作中に、ステップ4
25においてラインセンサ44が初期位置に復帰したこ
とが確認されると、ステップ426においてスキャン駆
動モータ55が停止される。そしてステップ427にお
いてデータ記録領域73の再生が停止され、この消去動
作ルーチンは終了する。
【0061】図15は、装填動作ルーチンのプログラム
のフローチャートである。このプログラムは、本電子現
像型カメラに電子現像型記録媒体30が装填された時、
媒体検出スイッチ19がオン状態に定められることによ
って割り込み処理される。
【0062】ステップ501では消去完了フラグF1が
0にリセットされる。この後、消去動作ルーチンと同じ
処理、すなわち図14に示されたステップ412〜42
7と同じ処理が実行される。この結果、装填された電子
現像型記録媒体30の今までの使用回数が所定回数以上
である時は、使用回数フラグF2が1にセットされ、使
用回数が所定回数以上でない時は、使用回数フラグF2
が0にリセットされる。したがって、この電子現像型記
録媒体30に対する記録動作が行われようとした時、使
用回数が所定回数以上であれば、図8に示す設定プログ
ラムのステップ106、113において、使用回数が所
定回数を超えている旨の警告が表示されるとともに記録
動作が禁止される。
【0063】このように本実施形態では、電子現像型記
録媒体30に対する画像の記録と消去が繰り返されて、
この電子現像型記録媒体30が劣化した可能性が高い場
合には、さらに記録動作が行われることが禁止される。
したがって常に、良好な性能を有する電子現像型記録媒
体30に対して画像が記録されることとなり、確実に所
望の画像を得ることができる。
【0064】図16は、本発明の他の実施形態を示し、
消去動作ルーチンのフローチャートの後半部分である。
図14に示す第1の実施形態の消去動作ルーチンと同一
の処理を行うステップについては、同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0065】図16の実施形態において、電子現像型記
録媒体30が使用される前、すなわち画像が記録される
前に、データ記録領域73には使用可能回数が記録され
ている。消去動作が行われた時、ステップ421におい
て消去完了フラグF1が1であるので、ステップ430
において、データ記録領域73に記録されている使用可
能回数のデータがカウントダウンされる。すなわち、電
子現像型記録媒体30に記録された画像が消去される毎
に、使用回数がカウントダウンされ、このカウントダウ
ンされたデータは、ステップ423においてデータ記録
領域73に記録される。
【0066】このように本実施形態によれば、電子現像
型記録媒体30に対する消去動作の回数が所定回数以上
に達して使用が不可能になった場合には、その使用が禁
止され、劣化している可能性のある電子現像型記録媒体
30に対する記録動作が禁止される。したがって本実施
形態によっても、常に良好な画像記録を行うことが可能
となる。
【0067】図17は、本発明のさらに他の実施形態に
おける消去動作ルーチンのフローチャートである。図1
3、14および図16に示す第1および第2の実施形態
の消去動作ルーチンと同一の処理を行うステップについ
ては、同一の符号を付している。
【0068】図17の実施形態においても図16の実施
形態と同様に、電子現像型記録媒体30が使用される前
に、データ記録領域73には使用可能回数が記録されて
いる。ステップ401〜403の実行の後、ステップ4
13が実行され、データ記録再生ヘッド71によるデー
タ再生が開始されて使用回数のデータが読み出される。
ステップ404〜406の実行の後、ステップ416に
おいてデータ記録再生ヘッド71による再生動作が停止
される。そして、ステップ417において使用回数が所
定回数以上でないと判定された時、ステップ418にお
いて使用回数フラグF2が0に定められ、使用回数が所
定回数以上であると判定された時、ステップ419にお
いて使用回数フラグF2が1に定められる。
【0069】ステップ407ではスキャン駆動モータ5
5が逆転して、移動部材52が下降し始める。次いでス
テップ430では、データ記録領域73に記録されてい
る使用可能回数のデータがカウントダウンされ、ステッ
プ423においてデータ記録領域73に記録される。移
動部材52の下降動作中に、ステップ408において移
動部材52が初期位置に復帰したことが確認されると、
ステップ409においてスキャナ系駆動信号の出力が停
止され、スキャン駆動モータ55が停止される。そして
ステップ427においてデータ記録領域73の再生が停
止され、ステップ411において消去動作フラグCFが
0にリセットされるて、この消去動作ルーチンは終了す
る。
【0070】このように本実施形態によれば、電子現像
型記録媒体30に対する消去動作において、走査機構5
0の移動部材の昇降動作は1回で済み、上記各実施形態
よりも動作が単純になる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子現像
型記録媒体への画像の記録動作の前に良好な画像が記録
できるか否かが判定されるため、常に良好な画像を記録
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用した電子現像型カメ
ラの外観図である。
【図2】図1の電子現像型カメラの回路構成を示すブロ
ック図である。
【図3】電子現像型記録媒体の構成を示す図である。
【図4】電子現像型記録媒体を示す正面図である。
【図5】走査機構を示す斜視図である。
【図6】光源装置の構成を示す平面図である。
【図7】電子現像型記録媒体への画像の記録動作と、こ
の画像をラインセンサによって読み出す動作とを示すタ
イミングチャートである。
【図8】モード設定のプログラムのフローチャートであ
る。
【図9】記録動作ルーチンのプログラムのフローチャー
トである。
【図10】読出動作ルーチンのプログラムのフローチャ
ートである。
【図11】読出動作ルーチンのプログラムのフローチャ
ートである。
【図12】読出動作ルーチンのプログラムのフローチャ
ートである。
【図13】消去動作ルーチンのプログラムのフローチャ
ートである。
【図14】消去動作ルーチンのプログラムのフローチャ
ートである。
【図15】装填動作ルーチンのプログラムのフローチャ
ートである。
【図16】本発明の他の実施形態における消去動作ルー
チンのプログラムのフローチャートである。
【図17】本発明のさらに他の実施形態における消去動
作ルーチンのプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
30 電子現像型記録媒体 30a 画像記録領域 48 消去装置 71 データ記録再生ヘッド 73 データ記録領域
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/36 H04N 5/765 H04N 5/781

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を電子的に現像して記録する電子現
    像型記録媒体の使用回数を管理する装置であって、 前記電子現像型記録媒体に設けられ、前記画像を記録す
    るための画像記録領域の外側に形成されたデータ記録領
    域と、 このデータ記録領域に、前記電子現像型記録媒体に対し
    て行った画像の記録動作の回数に関する情報を記録する
    データ記録手段と、前記画像記録領域に記録された前記画像を消去する消去
    装置と、 前記データ記録手段および前記消去装置と、前記電子現
    像型記録媒体とを相対移動させる駆動機構とを備え、 前記消去装置による前記画像の消去動作は、前記電子現
    像型記録媒体または前記消去装置を前記駆動機構により
    一方向に相対移動させる間に行なわれ、 前記データ記録手段による前記記録処理は、この消去動
    作が実行される毎に、この消去動作の後、前記駆動機構
    により前記電子現像型記録媒体または前記データ記録手
    段を前記一方向とは反対方向に相対移動させる間に行な
    われる ことを特徴とする電子現像型記録媒体の使用回数
    管理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記記録動作の回数に関する情
    報を読み出すデータ再生手段を有し、このデータ再生手
    段によって読み出された前記回数が所定値を越えた場合
    に、前記電子現像型記録媒体に対する記録動作を禁止す
    る記録動作禁止手段を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の電子現像型記録媒体の使用回数管理装置。
  3. 【請求項3】 前記データ記録領域が、磁気データを記
    録可能であることを特徴とする請求項1に記載の電子現
    像型記録媒体の使用回数管理装置。
  4. 【請求項4】 前記データ記録手段とデータ再生手段が
    共通の磁気ヘッドを有することを特徴とする請求項3に
    記載の電子現像型記録媒体の使用回数管理装置。
  5. 【請求項5】 前記データ記録手段により、前記電子現
    像型記録媒体使用回数がカウントアップされることを
    特徴とする請求項1に記載の電子現像型記録媒体の使用
    回数管理装置。
  6. 【請求項6】 前記電子現像型記録媒体が使用される前
    に、前記データ記録領域に使用可能回数が記録されてお
    り、前記データ記録手段により、前記使用可能回数がカ
    ウントダウンされることを特徴とする請求項1に記載の
    電子現像型記録媒体の使用回数管理装置。
  7. 【請求項7】 前記電子現像型記録媒体が、画像に応じ
    た電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じ
    て可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電
    荷保持媒体とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の電子現像型記録媒体の使用回数管理装置。
  8. 【請求項8】 前記電荷保持媒体がメモリタイプの液晶
    を用いた液晶表示素子であることを特徴とする請求項7
    に記載の電子現像型記録媒体の使用回数管理装置。
JP06013396A 1996-02-22 1996-02-22 電子現像型記録媒体の使用回数管理装置 Expired - Fee Related JP3266788B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06013396A JP3266788B2 (ja) 1996-02-22 1996-02-22 電子現像型記録媒体の使用回数管理装置
US08/803,510 US5983028A (en) 1996-02-22 1997-02-20 Usage control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06013396A JP3266788B2 (ja) 1996-02-22 1996-02-22 電子現像型記録媒体の使用回数管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09230487A JPH09230487A (ja) 1997-09-05
JP3266788B2 true JP3266788B2 (ja) 2002-03-18

Family

ID=13133346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06013396A Expired - Fee Related JP3266788B2 (ja) 1996-02-22 1996-02-22 電子現像型記録媒体の使用回数管理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5983028A (ja)
JP (1) JP3266788B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3532415B2 (ja) * 1998-07-06 2004-05-31 シャープ株式会社 情報記録装置
JP3515517B2 (ja) * 2000-11-29 2004-04-05 三洋電機株式会社 データ記録装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0356174B1 (en) * 1988-08-19 1995-03-15 Victor Company Of Japan, Limited Reproducing apparatus for charge latent image recording medium
US5212556A (en) * 1990-02-09 1993-05-18 Asahi Kogaku Kogyo K.K. Electronic still camera having interval reproducing and erasing capability
JP3046649B2 (ja) * 1990-07-06 2000-05-29 大日本印刷株式会社 静電情報記録媒体及び静電情報記録再生方法
US5424156A (en) * 1990-07-06 1995-06-13 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Electrostatic information recording medium and method of recording and reproducing electrostatic information
WO2004077136A1 (ja) * 1992-01-10 2004-09-10 Masayuki Iijima 情報記録媒体及び情報記録再生方法
US5489494A (en) * 1992-09-11 1996-02-06 Ricoh Company, Ltd. Image formation method using reversible thermosensitive recording material
EP0595255B1 (en) * 1992-10-26 2001-03-28 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Photoelectric sensor, information recording system, and information recording method
US5497238A (en) * 1992-12-03 1996-03-05 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Controlling erasing of tracks of a recording medium used with a still video apparatus
US5646927A (en) * 1994-10-14 1997-07-08 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Packaged photographic film with a plurality of liquid crystal recording regions

Also Published As

Publication number Publication date
US5983028A (en) 1999-11-09
JPH09230487A (ja) 1997-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3445455B2 (ja) 画像記録装置
US5864726A (en) Device for controlling operation of electro-developing type camera
JP3595406B2 (ja) 電子現像型カメラ
JP3266788B2 (ja) 電子現像型記録媒体の使用回数管理装置
US5655170A (en) Electro-developing type camera using electro-developing recording medium
US5905526A (en) Apparatus for generating image signal
JP3283168B2 (ja) 電子現像型カメラの記録動作制御装置
JP3515673B2 (ja) 電子現像型カメラの消去装置
US5892986A (en) Image erasing device
JP3548305B2 (ja) 画像信号入力装置
JP3486247B2 (ja) 露光済検査装置
US5940649A (en) Check device of electro-developing type camera
JP3590467B2 (ja) カラー画像データ記録装置
JP3450560B2 (ja) 画像入力装置
JP3431433B2 (ja) 電子現像型記録媒体およびホワイトバランス調整装置
JPH09149306A (ja) 画像読出装置の読出動作制御装置
JP3306285B2 (ja) 電子現像型カメラ
JPH08191410A (ja) 画像入力装置
JP3315852B2 (ja) 画像入力装置
JP3300606B2 (ja) 電子現像型カメラ
JP3288950B2 (ja) 電子現像型カメラおよびその焦点検出装置
JP3331082B2 (ja) 照明制御装置
JP3435275B2 (ja) 電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラ
JP3515670B2 (ja) 電子現像型カメラに用いる電子現像型記録媒体およびその記録画像を読み取るための画像読取り装置
JPH08190308A (ja) 画像記録動作制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees