JPH08190308A - 画像記録動作制御装置 - Google Patents

画像記録動作制御装置

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Publication number
JPH08190308A
JPH08190308A JP7016550A JP1655095A JPH08190308A JP H08190308 A JPH08190308 A JP H08190308A JP 7016550 A JP7016550 A JP 7016550A JP 1655095 A JP1655095 A JP 1655095A JP H08190308 A JPH08190308 A JP H08190308A
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JP
Japan
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recording medium
electro
image
developing
medium
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Application number
JP7016550A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
公一 佐藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP7016550A priority Critical patent/JPH08190308A/ja
Publication of JPH08190308A publication Critical patent/JPH08190308A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像が記録媒体の記録領域以外の部位に記録
されたり、また誤って多重記録されるのを防止する。 【構成】 電子現像型記録媒体を支持する記録媒体ホル
ダが係合することによってオン状態となるホルダ検出ス
イッチを設ける。ホルダ検出スイッチがオン状態である
か否かを判定する(ステップ201)。ホルダ検出スイ
ッチがオン状態でないとき、撮影動作を行わない。ホル
ダ検出スイッチがオン状態であるとき、ステップ202
以下を実行して撮影動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスチルビデオカ
メラに設けられ、記録媒体への記録動作を制御する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来光学像を記録する材料として、銀塩
写真材料が広く用いられている。銀塩写真材料は、光感
度および解像度が高く、また経済性も優れている等の特
徴を備えているが、現像処理が煩雑であるだけでなく、
可視像が撮影と同時に得られないという欠点もある。現
像処理を簡単にするために乾式現像法が開発されている
が、この現像法においても、即時現像化すなわち撮影時
に可視像を得ることは不可能である。
【0003】一方、非銀塩写真材料としては、電子写真
材料、ジアゾ写真材料、フリーラジカル写真材料等が知
られている。しかし、これらの写真材料において、銀塩
写真材料のような特徴を備えていると同時に即時現像化
が可能なものはない。なお、電子写真材料は乾式現像が
でき、露光により得られた静電潜像をトナー等によって
即時に現像できるので、複写機を中心として広く普及し
てきた。
【0004】さて、このような電子写真技術において近
年、銀塩写真材料のように記録媒体自体が直接電子的に
現像され、かつその現像された可視像が即時に得られる
写真材料が開発されてきている。このような電子的に現
像される記録媒体を、この明細書では電子現像型記録媒
体と呼ぶ。
【0005】例えば特開平5−2280号公報には、静
電情報記録媒体と電荷保持媒体とを組み合わせた記録媒
体が開示されており、静電情報記録媒体は光導電層と無
機酸化物層を有し、電荷保持媒体は液晶表示素子を有し
ている。この構成では、静電情報記録媒体と電荷保持媒
体に電圧が印加された状態で静電情報記録媒体が露光さ
れると、入射光量に応じた電荷が静電情報記録媒体に生
成される。静電情報記録媒体に対向して配置された液晶
表示素子にかかる電界の強さは、その生成電荷に応じて
変化するので、液晶表示素子には光量分布に応じた画像
が表示すなわち現像される。
【0006】特開平5−150251号公報には、液晶
表示素子にかかる電界を除去しても液晶表示素子に表示
された画像が保持される、分散型液晶表示素子が開示さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電子現像
型記録媒体への記録動作において、もしこの記録媒体が
所定の位置に定められていない状態で記録を行うと、画
像が記録媒体の記録領域に記録されなかったり、また1
つの記録領域が多重記録されるという問題が発生する。
【0008】本発明は、画像が記録媒体の記録領域以外
の部位に記録されたり、また誤って多重記録されるのを
防止することができる画像記録動作制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像記録動
作制御装置は、撮像光学系によって結像された画像を電
子的に現像して記録する電子現像型記録媒体と、この電
子現像型記録媒体の位置を検出する位置検出手段と、電
子現像型記録媒体が所定の記録位置に定められていない
とき、電子現像型記録媒体の記録動作を禁止する手段と
を備えたことを特徴としている。
【0010】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の第1実施例を適用したスチルビデオカメラ
の外観図である。
【0011】カメラ本体11を前方から見ると、前面の
略中央には撮影レンズ等を備えた撮像光学系12が設け
られ、撮像光学系12の右上方にはストロボ13が配設
されている。またストロボ13とは反対側にはレリーズ
スイッチ14が設けられている。ファインダ15はカメ
ラ本体11の上面の中央部に設けられ、スキャナスター
トスイッチ16はファインダ15の側方に設けられてい
る。このカメラにより得られた画像信号を外部の記録装
置等に出力するため、あるいはその画像信号を外部のビ
デオモニタ装置に出力するため、カメラ本体11の側面
の下部には外部出力端子17が配設されている。またカ
メラ本体11の側面には、後述する電子現像型記録媒体
30が設けられた記録媒体ホルダを挿入するためのスロ
ット18が形成され、スロット18の入口の近傍には、
記録媒体ホルダをスロット18から取り出すための排出
スイッチ19が設けられている。
【0012】図2は、本実施例のスチルビデオカメラの
ブロック図である。システムコントロール回路20はマ
イクロコンピュータであり、本スチルビデオカメラの全
体の制御を行う。
【0013】撮像光学系12には複数のレンズ群の他、
絞り12aが設けられている。撮像光学系12の後方に
は、電子現像型記録媒体30が配設されている。電子現
像型記録媒体30は記録媒体ホルダ(図3の符号10
0)に支持されており、ホルダ検出スイッチ105はこ
の記録媒体ホルダが係合することによってオン状態とな
る。撮像光学系12と電子現像型記録媒体30の間には
クイックリターンミラー21が設けられ、クイックリタ
ーンミラー21と電子現像型記録媒体30の間にはシャ
ッタ22が設けられている。クイックリターンミラー2
1の上方にはファインダ光学系23のピント板23aが
配設されている。
【0014】絞り12a、クイックリターンミラー21
およびシャッタ22は、それぞれアイリス駆動回路2
4、ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26に
よって駆動され、これらの回路24、25、26は露出
制御回路27により制御される。露出制御回路27はシ
ステムコントロール回路20から出力される指令信号に
従って動作する。すなわち、露出制御時、測光センサ2
8からの出力信号に基づく露出制御回路27の制御に従
って、絞り12aはアイリス駆動回路24により開度を
調整される。クイックリターンミラー21は通常、ダウ
ン位置(実線により示される傾斜状態)に定められ、撮
像光学系12を通過した光をファインダ光学系23に導
いているが、撮影動作時、露出制御回路27の制御に従
い、ミラー駆動回路25によって上方に回動せしめられ
アップ位置(破線により示される水平状態)に定められ
る。シャッタ22は通常閉塞しているが、撮影動作時、
露出制御回路27の制御に従って、シャッタ駆動回路2
6によって所定時間開放され、これにより撮像光学系1
2を通過した光が電子現像型記録媒体30の受光面に照
射される。
【0015】電子現像型記録媒体30は記録媒体駆動回
路41の制御に基づいて電圧を印加され、この電圧印加
の間に露光されることによって電子現像型記録媒体30
には、後述するように、撮像光学系12によって結像さ
れた画像が可視像として現像される。なお記録媒体駆動
回路41は、システムコントロール回路20から出力さ
れる指令信号に従って動作する。
【0016】電子現像型記録媒体30の近傍には副走査
機構50が設けられている。副走査機構50には、例え
ば蛍光灯から成る光源42とスキャナ光学系43とライ
ンセンサ44がそれぞれ支持されており、これらは副走
査機構50による副走査によって電子現像型記録媒体3
0に沿って移動する。ラインセンサ44は、例えば20
00画素のCCD1次元センサ等を用いることができ
る。光源42は、シャッタ22の前面すなわち電子現像
型記録媒体30の前面に沿って移動可能であり、ライン
センサ44は電子現像型記録媒体30の背面に沿って移
動可能である。スキャナ光学系43は光源42とライン
センサ44の間に設けられている。副走査機構50によ
る副走査において、光源42は電子現像型記録媒体30
に対してラインセンサ44とは反対側に位置し、したが
って電子現像型記録媒体30により現像された画像は、
光源42によって照明され、スキャナ光学系43の作用
によってラインセンサ44の受光面に結像される。すな
わちスキャナ光学系43は電子現像型記録媒体30を透
過した光の経路の途中に設けられ、またラインセンサ4
4はスキャナ光学系43による画像の結像面上を移動す
る。
【0017】光源42のオンオフ制御は照明光源駆動回
路45により行われ、ラインセンサ44に発生した画素
信号の読出し動作等の制御はラインセンサ駆動回路47
により行われる。副走査機構50の移動の制御はスキャ
ナ系駆動回路46により行われる。これらの回路45、
46、47はシステムコントロール回路20により制御
される。
【0018】ラインセンサ44から読み出された画素信
号は、アンプ61により増幅され、A/D変換器62に
よってデジタル信号に変換される。デジタルの画素信号
は、システムコントロール回路20の制御に従って、画
像処理回路63においてシェーディング補正、ドロップ
アウト補正およびガンマ補正等の処理を施された後、画
像データとしてメモリ64に一時的に格納される。なお
メモリ64は、1画面分の記憶容量を有している。ま
た、メモリ64はシェーディング補正等の補正値を格納
するE2 PROMを備えていてもよい。
【0019】メモリ64から読み出された画素信号は、
画像処理回路63からインターフェイス回路65に入力
されてフォーマットの変換等の所定の処理を施され、出
力端子17を介して外部のディスプレイ装置(図示せ
ず)等に出力可能である。また画像処理回路63から出
力された画像データは、記録装置制御回路66におい
て、画像圧縮あるいはフォーマットの変換等の所定の処
理を施され、画像記録装置67において例えばICメモ
リカード等の記録媒体に記録可能である。インターフェ
イス回路65および記録装置制御回路66はシステムコ
ントロール回路20からの指令信号に従って動作する。
【0020】システムコントロール回路20には、レリ
ーズスイッチ14とスキャナスタートスイッチ16が接
続され、これらのスイッチ14、16の操作に従って、
撮像動作および画像信号の読出し動作等が行われる。ま
たシステムコントロール回路20には、このスチルビデ
オカメラの種々の設定状態等を表示するための表示素子
68と、ストロボ13の発光制御を行うためのストロボ
駆動回路69が接続されている。
【0021】図3は、副走査機構50およびこれの近傍
の構成を示す斜視図である。電子現像型記録媒体30は
記録媒体ホルダ100に支持されている。上述したよう
に記録媒体ホルダ100はスロット18(図1参照)か
ら挿入され、矢印A方向に沿って所定の記録位置に定め
られる。この状態において、記録媒体ホルダ100はホ
ルダ検出スイッチ105に係合し、このスイッチ105
はオン状態となる。
【0022】副走査機構50の移動部材52は、一対の
ガイドシャフト51に摺動自在に支持され、第1および
第2の脚部52a、52bと支持部52cを有する。第
1の脚部52aは、クイックリターンミラー21とシャ
ッタ22の間に張り出し、第2の脚部52bは、電子現
像型記録媒体30の背面側に張り出している。支持部5
2cは第2の脚部52bのさらに後方に設けられてい
る。光源42は第1の脚部52aに、スキャナ光学系4
3は第2の脚部52bに、ラインセンサ44は支持部5
2cに、それぞれ取りつけられる。光源42とラインセ
ンサ44は、共に水平方向に延びている。移動部材52
に固定されたラック53はピニオン54に噛合し、この
ピニオン54は、スキャン駆動モータ55の出力軸に設
けられたギア56に噛合している。
【0023】撮影動作以外の時、移動部材52は撮像光
学系12と電子現像型記録媒体30の間の光路から外れ
た位置、例えば電子現像型記録媒体30よりも下方に位
置している。撮像動作が完了して電子現像型記録媒体3
0において画像が現像されると、後述するように、スキ
ャン駆動モータ55が回動し、移動部材52が上昇して
ラインセンサ44による副走査が行われ、ラインセンサ
44はその長手方向に直交する方向に走査する。
【0024】図4は電子現像型記録媒体30の構成を示
す図であり、これは特開平5−2280号公報に開示さ
れたものと同じである。すなわち電子現像型記録媒体3
0は静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32と電源3
3とを備えている。静電情報記録媒体31は、基板3
4、電極層35、無機酸化物層36および光導電層37
を積層して成り、光導電層37は電荷発生層37aと電
荷輸送層37bを重合させて構成される。電荷保持媒体
32は、液晶支持体38と液晶電極層39の間に液晶4
0を封入して構成される。静電情報記録媒体31の電荷
輸送層37bと電荷保持媒体32の液晶支持体38とは
微小間隙をもって対向している。
【0025】電源33は記録媒体駆動回路41によりオ
ンオフ制御され、電源33がオン状態のとき、電極層3
5と液晶電極層39の間、すなわち静電情報記録媒体3
1と電荷保持媒体32に電圧が印加される。この電圧印
加状態で静電情報記録媒体31が露光されると、静電情
報記録媒体31には、画像に応じた電荷が発生する。こ
の電荷に応じて、液晶40に作用する電界の強さが変化
するため、液晶40には、その画像が可視像として表示
され、被写体像が現像される。この電荷保持媒体32は
分散型液晶表示素子であり、現像された可視像は電界を
除去しても保持される。分散型液晶表示素子は、加熱装
置(図示せず)を用いて所定の温度に加熱することによ
り、現像された可視像を消去させることもでき、その場
合は繰り返し同一記録媒体を用いることもできる。
【0026】図5は撮像動作のフローチャートである。
このフローチャートを参照して、本実施例の作用を説明
する。
【0027】ステップ201ではホルダ検出スイッチ2
05がオン状態であるか否か、すなわち電子現像型記録
媒体30が所定の記録位置に定められているか否かが検
出される。電子現像型記録媒体30が所定の記録位置に
ないためにホルダ検出スイッチ205がオフ状態である
時、このプログラムは直ちに終了する。これに対し、電
子現像型記録媒体30が所定の記録位置にあり、ホルダ
検出スイッチ205がオン状態である時、ステップ20
2以下が実行される。
【0028】ステップ202では、レリーズスイッチ1
4が押下されたか否かが判定される。レリーズスイッチ
14が押下されると、ステップ203において、測光セ
ンサ28からの出力信号すなわち測光値が検出される。
ステップ204では、この測光値に基づいて露出演算が
開始される。ステップ205において記録媒体活性化信
号が出力され、これにより電源33がオン状態となって
静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電圧が印加
される。ステップ206において露出演算が完了したこ
とが確認されると、この演算結果に従って、ステップ2
07以下において撮像動作が行われる。
【0029】ステップ207では、絞り12aの開度が
全開状態から所定開度まで変化し、またクイックリター
ンミラー21がダウン状態からアップ状態に変化する。
ステップ208においてミラー21のアップ状態への変
化と絞り12aの開度調整が完了したことが確認される
と、ステップ209においてシャッタ22が開放する。
露出演算により求められた露出期間が経過し、ステップ
210において露出が完了したことが検出されると、ス
テップ211において、シャッタ22が閉じる。このシ
ャッタ22の閉塞動作の完了に伴い、ステップ212が
実行され、ミラー21がダウン状態に変化するととも
に、絞り12aが全開状態まで開放する。ステップ21
3では、記録媒体活性化信号の出力が停止される。
【0030】記録媒体活性化信号は少なくともシャッタ
22が開放している間出力され、この間、電子現像型記
録媒体30に所定の電圧が印加される。そして、この状
態で露光されることにより、電子現像型記録媒体30に
は被写体像が可視像として現像される。この可視像は記
録媒体活性化信号の出力が停止しても保持される。
【0031】ステップ214において、ミラー21と絞
り12aが初期状態に復帰したことが確認されると、ス
テップ215においてミラー21と絞り12aの駆動が
停止され、この撮像動作ルーチンは終了する。
【0032】以上のように本実施例によれば、電子現像
型記録媒体30をカメラの所定の記録位置に定められた
状態でのみ、この記録媒体30への記録が可能となるた
め、画像が記録媒体30の記録領域に記録されなかった
り、また誤って1つの記録領域が多重記録されるという
ことはない。
【0033】図6〜図9は第2実施例を示している。図
6のカメラの外観図において、第1実施例(図1)と異
なる部分のみを説明すると、スロット18の入口近傍に
は、記録媒体ホルダ100が係合することによってオン
状態となるホルダ検出スイッチ105が設けられてい
る。第2実施例では、ホルダ検出スイッチ105がオン
状態になった後の記録媒体ホルダ100の移送量が検知
される。
【0034】図7は、第2実施例のスチルビデオカメラ
のブロック図である。第1実施例とは異なり、副走査機
構50は移動せず、記録媒体ホルダ100が移送機構1
10によって移動可能である。記録媒体ホルダ100は
複数の電子現像型記録媒体を支持しており、このため第
1実施例の記録媒体ホルダ100よりも細長く成形され
ている。
【0035】図8は記録媒体ホルダ100およびこれの
近傍の構成を示す斜視図である。光源42は支持部材5
0の一端に固定され、ラインセンサ44は支持部材50
の他端に固定されている。光源42とラインセンサ44
は記録媒体ホルダ100の幅方向に沿って延びている。
スキャナ光学系43は支持部材50のラインセンサ44
の近傍に設けられている。記録媒体ホルダ100は光源
42とスキャナ光学系43の間に設けられ、撮像光学系
12の光軸に直交する方向に延びている。記録媒体ホル
ダ100の下面にはラック101が形成され、このラッ
ク101には、移送モータ102の出力軸に固定された
ピニオン103が噛合している。したがってモータ10
2が駆動されると、ピニオン103の回転量に応じて記
録媒体ホルダ100が移動する。
【0036】記録媒体ホルダ100には、例えば4つの
電子現像型記録媒体30a〜30dが等間隔に設けられ
ている。撮像動作時および非作動時等において、1つの
電子現像型記録媒体30a〜30dの中心部が撮像光学
系12の光軸に略一致するように、記録媒体ホルダ10
0は位置決めされている。また、この時、光源42、ス
キャナ光学系43およびラインセンサ44は、電子現像
型記録媒体30a〜30dの端部に対応した位置にあ
る。
【0037】1回の撮影動作が終了し、スキャンスター
トスイッチ16が押下されると、移送モータ102が回
動し、記録媒体ホルダ100は、次の電子現像型記録媒
体30a〜30dの中心部が撮像光学系12の光軸に一
致するまで移動する。すなわち電子現像型記録媒体30
a〜30dは、ラインセンサ44の長手方向とは異なる
方向、すなわち長手方向に直交する方向に移動する。こ
の移動動作において、それまで撮像光学系12の後方に
位置していた電子現像型記録媒体30a〜30dは、光
源42とスキャナ光学系43の間を移動し、電子現像型
記録媒体30a〜30dに現像されている画像がライン
センサ44によって読み出される。なお、電子現像型記
録媒体30a〜30dの撮像光学系12に対する位置決
めは、移送モータ102を駆動するパルス信号の数に基
づいて行われ、このパルス信号の計数は、記録媒体ホル
ダ100の先端100aがホルダ検出スイッチ105に
係合した位置から行われる。
【0038】図9は第2実施例における撮像動作のフロ
ーチャートである。このフローチャートにおいて、第1
実施例と異なる部分は、基本的にステップ301だけで
ある。ステップ301では、記録媒体ホルダ100がホ
ルダ検出スイッチ105に係合した位置から係数され
た、移送モータ102を駆動するパルス信号の数に基づ
いて、記録媒体ホルダ100が所定量だけ移送されたか
否かが判定される。すなわち、所定の電子現像型記録媒
体が撮像光学系12の後方の所定位置に定められたか否
かが判定される。ステップ301において、電子現像型
記録媒体が所定位置に定められていないと判定される
と、このプログラムは直ちに終了する。これに対し、電
子現像型記録媒体30が所定の記録位置にあると判定さ
れると、ステップ202以下が実行される。ステップ2
02〜215は第1実施例(図5)と同様であるので、
説明を省略する。
【0039】第2実施例によれば、第1実施例と同様な
効果が得られるのに加え、1つの記録媒体ホルダ100
に複数の電子現像型記録媒体が設けられた場合であって
も、所定の電子現像型記録媒体に所望の画像を記録する
ことができる。
【0040】なお、電子現像型記録媒体30は上述した
構成のものに限定されず、画像を電子的に現像するもの
であれば、他の構成であってもよい。
【0041】またラインセンサ44は、電子現像型記録
媒体30において反射した光を検出するように配設され
ていてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像が記
録媒体の記録領域以外の部位に記録されたり、また誤っ
て多重記録されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用したスチルビデオカ
メラの外観図である。
【図2】図1のスチルビデオカメラの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】第1実施例の副走査機構およびこれの近傍の構
成を示す斜視図である。
【図4】電子現像型記録媒体の構成を示す図である。
【図5】第1実施例の撮影動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第2実施例を適用したスチルビデオカ
メラの外観図である。
【図7】図6のスチルビデオカメラの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図8】第2実施例の副走査機構およびこれの近傍の構
成を示す斜視図である。
【図9】第2実施例の撮影動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
12 撮像光学系 30、30a〜30d 電子現像型記録媒体 100 記録媒体ホルダ 105 ホルダ検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/765 5/781 5/91

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系によって結像された画像を電
    子的に現像して記録する電子現像型記録媒体と、この電
    子現像型記録媒体の位置を検出する位置検出手段と、前
    記電子現像型記録媒体が所定の記録位置に定められてい
    ないとき、前記電子現像型記録媒体の記録動作を禁止す
    る手段とを備えたことを特徴とする画像記録動作制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記位置検出手段が、前記電子現像型記録
    媒体が所定位置に装着されているか否かを検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像記録動作制御装置。
  3. 【請求項3】前記電子現像型記録媒体を移送する媒体移
    送手段を備え、前記位置検出手段が、前記媒体移送手段
    による移送の動作を検出することを特徴とする請求項1
    に記載の画像記録動作制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電子現像型記録媒体が、画像に応じ
    た電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じ
    て可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電
    荷保持媒体とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の画像記録動作制御装置。
  5. 【請求項5】 前記電荷保持媒体が分散型液晶表示素子
    であることを特徴とする請求項4に記載の画像記録動作
    制御装置。
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