JPH08191375A - カラー画像データ生成装置 - Google Patents

カラー画像データ生成装置

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JPH08191375A
JPH08191375A JP7016551A JP1655195A JPH08191375A JP H08191375 A JPH08191375 A JP H08191375A JP 7016551 A JP7016551 A JP 7016551A JP 1655195 A JP1655195 A JP 1655195A JP H08191375 A JPH08191375 A JP H08191375A
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JP
Japan
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recording medium
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image
color
line sensor
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Withdrawn
Application number
JP7016551A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Yamamoto
康裕 山元
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量メモリを設けることなく、短時間で、
カラー画像を読み出して画像データ記録媒体に書き込
む。 【構成】 撮像光学系および色分解光学部材によって形
成されたR,G,Bのカラー画像を、電子現像型記録媒
体によって電子的に現像する。これらのカラー画像を、
ラインセンサ44a、44b、44cによって副走査す
る。各ラインセンサ44a、44b、44cから出力さ
れたR,G,Bの画素信号を、アンプ61a〜61c、
A/D変換器62a〜62cを介して画像処理回路63
に入力し、所定の処理を施してハードディスク等の記録
媒体に記録する。ラインセンサ44a〜44cから出力
された画素信号は、大容量のメモリに一時的に格納する
必要はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスチルカメラに
設けられ、撮影レンズにより得られた光学像を可視像と
して保持するとともに、この可視像に対応した画像信号
を生成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来光学像を記録する材料として、銀塩
写真材料が広く用いられている。銀塩写真材料は、光感
度および解像度が高く、また経済性も優れている等の特
徴を備えているが、現像処理が煩雑であるだけでなく、
可視像が撮影と同時に得られないという欠点もある。現
像処理を簡単にするために乾式現像法が開発されている
が、この現像法においても、即時現像化すなわち撮影時
に可視像を得ることは不可能である。
【0003】一方、非銀塩写真材料としては、電子写真
材料、ジアゾ写真材料、フリーラジカル写真材料等が知
られている。しかし、これらの写真材料において、銀塩
写真材料のような特徴を備えていると同時に即時現像化
が可能なものはない。なお、電子写真材料は乾式現像が
でき、露光により得られた静電潜像をトナー等によって
即時に現像できるので、複写機を中心として広く普及し
てきた。
【0004】さて、このような電子写真技術において近
年、銀塩写真材料のように記録媒体自体が直接電子的に
現像され、かつその現像された可視像が即時に得られる
写真材料が開発されてきている。このような電子的に現
像される記録媒体を、この明細書では電子現像型記録媒
体と呼ぶ。
【0005】例えば特開平5−2280号公報には、静
電情報記録媒体と電荷保持媒体とを組み合わせた記録媒
体が開示されており、静電情報記録媒体は光導電層と無
機酸化物層を有し、電荷保持媒体は液晶表示素子を有し
ている。この構成では、静電情報記録媒体と電荷保持媒
体に電圧が印加された状態で静電情報記録媒体が露光さ
れると、入射光量に応じた電荷が静電情報記録媒体に生
成される。静電情報記録媒体に対向して配置された液晶
表示素子にかかる電界の強さは、その生成電荷に応じて
変化するので、液晶表示素子には光量分布に応じた画像
が表示すなわち現像される。
【0006】特開平5−150251号公報には、液晶
表示素子にかかる電界を除去しても液晶表示素子に表示
された画像が保持される、分散型液晶表示素子が開示さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】色分解光学部材によっ
て電子現像型記録媒体上に複数のカラー画像を現像し、
これらのカラー画像を、1つのラインセンサを副走査さ
せることによって読み出すことができる。しかし、この
ような構成によると、各カラー画像を一時的に格納して
おくための大容量のメモリを要し、またラインセンサに
よる副走査の所要時間が長くなるという問題が発生す
る。
【0008】本発明は、大容量メモリを設けることなく
カラー画像を読み出して画像データ記録媒体に書き込む
ことができ、しかもその処理時間が短いカラー画像デー
タ生成装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラー画像
データ生成装置は、撮像光学系および色分解光学部材に
よって形成された複数のカラー画像を電子的に現像する
電子現像型記録媒体と、複数のカラー画像を、副走査す
ることによってそれぞれ検出する複数のラインセンサ
と、各ラインセンサから出力された各色の画素信号を読
み出し、それぞれ画像データとして画像データ記録媒体
に書き込む記録媒体書込手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0010】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例を適用したスチルビデオカメラの
外観図である。
【0011】カメラ本体11を前方から見ると、前面の
略中央には撮影レンズ等を備えた撮像光学系12が設け
られ、撮像光学系12の右上方にはストロボ13が配設
されている。またストロボ13とは反対側にはレリーズ
スイッチ14が設けられている。ファインダ15はカメ
ラ本体11の上面の中央部に設けられ、スキャンスター
トスイッチ16等の操作スイッチはファインダ15の側
方に設けられている。このカメラにより得られた画像信
号を外部の記録装置等に出力するため、カメラ本体11
の側面の下部には出力端子17が配設されている。
【0012】図2はスチルビデオカメラのブロック図で
ある。システムコントロール回路20はマイクロコンピ
ュータであり、本スチルビデオカメラの全体の制御を行
う。
【0013】撮像光学系12には複数のレンズ群の他、
絞り12aが設けられている。撮像光学系12の後方に
は、後述する電子現像型記録媒体30が配設され、撮像
光学系12と電子現像型記録媒体30の間にはクイック
リターンミラー21が設けられ、クイックリターンミラ
ー21と電子現像型記録媒体30の間にはシャッタ22
が設けられている。クイックリターンミラー21の上方
にはファインダ光学系23のピント板23aが配設され
ている。
【0014】絞り12a、クイックリターンミラー21
およびシャッタ22は、それぞれアイリス駆動回路2
4、ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26に
よって駆動され、これらの回路24、25、26は露出
制御回路27により制御される。露出制御回路27はシ
ステムコントロール回路20から出力される指令信号に
従って動作する。すなわち、露出制御時、測光センサ2
8からの出力信号に基づく露出制御回路27の制御に従
って、絞り12aはアイリス駆動回路24により開度を
調整される。クイックリターンミラー21は通常、ダウ
ン位置(実線により示される傾斜状態)に定められ、撮
像光学系12を通過した光をファインダ光学系23に導
いているが、撮影動作時、露出制御回路27の制御に従
い、ミラー駆動回路25によって上方に回動せしめられ
アップ位置(破線により示される水平状態)に定められ
る。シャッタ22は通常閉塞しているが、撮影動作時、
露出制御回路27の制御に従って、シャッタ駆動回路2
6によって所定時間開放され、これにより撮像光学系1
2を通過した光が電子現像型記録媒体30の受光面に照
射される。
【0015】電子現像型記録媒体30は記録媒体駆動回
路41の制御に基づいて電圧を印加され、この電圧印加
の間に露光されることによって電子現像型記録媒体30
には、後述するように、撮像光学系12によって結像さ
れた画像が可視像として現像される。なお記録媒体駆動
回路41は、システムコントロール回路20から出力さ
れる指令信号に従って動作する。
【0016】電子現像型記録媒体30の近傍には副走査
機構50が設けられている。副走査機構50には、例え
ば蛍光灯から成る光源42とスキャナ光学系43とライ
ンセンサ44がそれぞれ支持されており、これらは副走
査機構50による副走査によって電子現像型記録媒体3
0に沿って移動する。ラインセンサ44は、例えば20
00画素のCCD1次元センサ等を用いることができ
る。光源42は、シャッタ22の前面すなわち電子現像
型記録媒体30の前面に沿って移動可能であり、ライン
センサ44は電子現像型記録媒体30の背面に沿って移
動可能である。スキャナ光学系43は光源42とライン
センサ44の間に設けられている。副走査機構50によ
る副走査において、光源42は電子現像型記録媒体30
に対してラインセンサ44とは反対側に位置し、したが
って電子現像型記録媒体30により現像された画像は、
光源42によって照明され、スキャナ光学系43の作用
によってラインセンサ44の受光面に結像される。すな
わちスキャナ光学系43は電子現像型記録媒体30を透
過した光の経路の途中に設けられ、またラインセンサ4
4はスキャナ光学系43による画像の結像面上を移動す
る。
【0017】撮像光学系12とクイックリターンミラー
21の間には、後述する色分解プリズム(図示せず)が
設けられており、撮像光学系12によって形成された被
写体像はR(レッド)、G(グリーン)およびB(ブル
ー)に色分解されて電子現像型記録媒体30に結像され
る。
【0018】光源42のオンオフ制御は照明光源駆動回
路45により行われ、ラインセンサ44に発生した画素
信号の読出し動作等の制御はラインセンサ駆動回路47
により行われる。副走査機構50の移動の制御はスキャ
ナ系駆動回路46により行われる。これらの回路45、
46、47はシステムコントロール回路20により制御
される。
【0019】ラインセンサ44から読み出された画素信
号は、アンプ61により増幅され、A/D変換器62に
よってデジタル信号に変換される。デジタルの画素信号
は、システムコントロール回路20の制御に従って、画
像処理回路63においてシェーディング補正、ドロップ
アウト補正およびガンマ補正等の処理を施された後、画
像データとしてインターフェイス回路65または記録装
置制御回路66に入力される。
【0020】電子現像型記録媒体30上に形成された
R,G,Bのカラー画像を検出するため、実際には、光
源42、スキャナ光学系43、ラインセンサ44、ライ
ンセンサ駆動回路47、アンプ61およびA/D変換器
62はそれぞれ3つずつ設けられている。
【0021】すなわち図3に示すように、R信号を検出
するラインセンサ44aと、G信号を検出するラインセ
ンサ44bと、B信号を検出するラインセンサ44cと
が設けられ、これらのラインセンサ44a、44b、4
4cの前方にはそれぞれスキャナ光学系43a、43
b、43cが配設され、さらにスキャナ光学系43a、
43b、43cの前方にはそれぞれ光源42a、42
b、42cが設けられている。ラインセンサ44a、4
4b、44cはそれぞれRラインセンサ駆動回路47
a、Gラインセンサ駆動回路47bおよびBラインセン
サ駆動回路47cによって駆動される。これらのライン
センサ44a、44b、44cはアンプ61a、61
b、61cにそれぞれ接続され、これらのアンプ61
a、61b、61cの出力信号は、それぞれA/D変換
器62a、62b、62cを介して画像処理回路63に
入力される。
【0022】再び図2を参照すると、インターフェイス
回路65において画像データは、フォーマットの変換等
の所定の処理を施され、出力端子17を介して外部のパ
ーソナルコンピュータ(図示せず)等に出力可能であ
る。また画像データは、記録装置制御回路66において
画像圧縮あるいはフォーマットの変換等の所定の処理を
施され、画像記録装置67において例えばハードディス
クあるいはICメモリカード等の記録媒体に記録可能で
ある。インターフェイス回路65と記録装置制御回路6
6はシステムコントロール回路20からの指令信号に従
って動作する。
【0023】システムコントロール回路20には、レリ
ーズスイッチ14とスキャンスタートスイッチ16が接
続され、これらのスイッチ14、16の操作に従って、
撮像動作および画像信号の読出し動作等が行われる。ま
たシステムコントロール回路20には、このスチルビデ
オカメラの種々の設定状態等を表示するための表示素子
68と、ストロボ13の発光制御を行うためのストロボ
駆動回路69が接続されている。
【0024】図4は、副走査機構50およびこれの近傍
の構成を示す斜視図である。副走査機構50の移動部材
52は、一対のガイドシャフト51に摺動自在に支持さ
れ、第1および第2の脚部52a、52bと支持部52
cを有する。第1の脚部52aは、3本設けられ、クイ
ックリターンミラー21とシャッタ22の間に張り出し
ている。第2の脚部52bは、電子現像型記録媒体30
の背面側に張り出している。支持部52cは第2の脚部
52bのさらに後方に設けられている。
【0025】光源42a〜42cは第1の脚部52a
に、スキャナ光学系43は第2の脚部52bにそれぞれ
支持されている。R用ラインセンサ44a、G用ライン
センサ44bおよびB用ラインセンサ44cは支持部5
2cに取りつけられ、それぞれ光源42a、42b、4
2cの後方に位置している。光源42a〜42cとライ
ンセンサ44a〜44cは、水平方向に延びている。
【0026】移動部材52に固定されたラック53はピ
ニオン54に噛合し、このピニオン54は、スキャン駆
動モータ55の出力軸に設けられたギア56に噛合して
いる。
【0027】図5は、各ラインセンサ44a〜44cと
電子現像型記録媒体30の3つの記録領域30a、30
b、30cとの位置関係を示す図である。この図に示す
ように電子現像型記録媒体30は、Rの画像が結像され
る第1の記録領域30aと、Gの画像が結像される第2
の記録領域30bと、Bの画像が結像される第3の記録
領域30cとを有している。撮影動作以外の時、移動部
材52(図4)は相対的に下方に位置し、各ラインセン
サ44a〜44cはそれぞれ記録領域30a、30b、
30cよりも下方に位置している。撮像動作が完了して
電子現像型記録媒体30において画像が現像されると、
後述するように、スキャン駆動モータ55が回動し、移
動部材52が上昇する。すなわち各ラインセンサ44a
〜44cはそれぞれ記録領域30a、30b、30cに
沿って上昇し(矢印S1 〜S3 )、これにより記録領域
30a〜30cの画像が検出される。
【0028】図6は電子現像型記録媒体30の構成を示
す図であり、これは特開平5−2280号公報に開示さ
れたものと同じである。すなわち電子現像型記録媒体3
0は静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32と電源3
3とを備えている。静電情報記録媒体31は、基板3
4、電極層35、無機酸化物層36および光導電層37
を積層して成り、光導電層37は電荷発生層37aと電
荷輸送層37bを重合させて構成される。電荷保持媒体
32は、液晶支持体38と液晶電極層39の間に液晶4
0を封入して構成される。静電情報記録媒体31の電荷
輸送層37bと電荷保持媒体32の液晶支持体38とは
微小間隙をもって対向している。
【0029】電源33は記録媒体駆動回路41によりオ
ンオフ制御され、電源33がオン状態のとき、電極層3
5と液晶電極層39の間、すなわち静電情報記録媒体3
1と電荷保持媒体32に電圧が印加される。この電圧印
加状態で静電情報記録媒体31が露光されると、静電情
報記録媒体31には、画像に応じた電荷が発生する。こ
の電荷に応じて、液晶40に作用する電界の強さが変化
するため、液晶40には、その画像が可視像として表示
され、被写体像が現像される。この電荷保持媒体32は
分散型液晶表示素子であり、現像された可視像は電界を
除去しても保持される。分散型液晶表示素子は、加熱装
置(図示せず)を用いて所定の温度に加熱することによ
り、現像された可視像を消去させることもでき、その場
合は繰り返し同一記録媒体を用いることもできる。
【0030】図7は色分解プリズム71を示している。
すなわち、撮像光学系12を通過した光線は色分解プリ
ズム71によって、R、GおよびBに分解されて3つの
出射面71a、71b、71cから出力され、電子現像
型記録媒体の各記録領域30a、30b、30cにR、
G、Bのカラー画像が形成される。
【0031】図8は、撮像動作とラインセンサ44a〜
44cからの画素信号の読出し動作とを示すタイミング
チャートである。
【0032】レリーズスイッチ14が押下されたことが
検知されると(符号S11)、測光センサ28からの出
力信号すなわち測光値が検出される。この測光値に基づ
いて露出演算が開始される(符号S12)。また、レリ
ーズスイッチ14が押下されてから所定時間が経過した
後、記録媒体駆動回路41から記録媒体活性化信号が出
力され(符号S13)、これにより電源33がオン状態
となって静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32に電
圧が印加される。次いで、露出演算が完了したことが確
認されると(符号S14)、この演算結果に従って撮像
動作が行われる。
【0033】絞り12aの開度が全開状態から所定開度
まで変化し(符号S15)、またクイックリターンミラ
ー21がダウン状態からアップ状態に変化する(符号S
16)。ミラー21のアップ状態への変化と絞り12a
の開度調整が完了したことが確認されると、シャッタ2
2が開放する(符号S17)。露出演算により求められ
た露出期間が経過し、露出が完了したことが検出される
と、シャッタ22が閉じる(符号S18)。このシャッ
タ22の閉塞動作の完了に伴い、ミラー21がダウン状
態に変化するとともに(符号S19)、絞り12aが全
開状態まで開放し(符号S20)、記録媒体活性化信号
の出力が停止される(符号S21)。
【0034】すなわち、記録媒体活性化信号は少なくと
もシャッタ22が開放している間出力され、この間、電
子現像型記録媒体30に所定の電圧が印加される。そし
て、この状態で露光されることにより、電子現像型記録
媒体30には被写体像が可視像として現像される。この
可視像は記録媒体活性化信号の出力が停止しても保持さ
れる。
【0035】その後、ミラー21と絞り12aが初期状
態に復帰したことが確認されると、ミラー21と絞り1
2aの駆動が停止され、この撮像動作は終了する。
【0036】次いで、スキャンスタートスイッチ16が
押されると、副走査機構50による副走査が開始し、次
に述べる読出し動作が行われる。
【0037】スキャナ駆動指令信号が出力されたことが
確認されると(符号S31)、シャッタ22が開放され
(符号S32)、光源42が点灯される(符号S3
3)。そして、スキャナ系駆動信号が出力され(符号S
34)、スキャン駆動モータ55が正転し、副走査機構
50の移動部材52が上昇し始める(符号S35)。ま
た、副走査機構50の駆動が開始されたのと略同時にラ
インセンサ駆動電源がオン状態となる(符号S36)。
【0038】ラインセンサ44a〜44cが読み出し開
始位置に定められたことが確認されると、スキャナ系駆
動信号の出力が停止され(符号S37)、スキャン駆動
モータ55が停止される(符号S38)。この停止動作
は例えばスキャン駆動モータ55を回転駆動するための
パルス信号を計数すること等によって制御される。
【0039】次いでラインセンサ44a〜44cに対す
る露出が開始され、電荷蓄積が行われる(符号S39、
S39’、S39”)。電荷蓄積時間はラインセンサ駆
動回路47a〜47cによって制御され、各ラインセン
サ44a〜44c毎に独立して制御される。図8の例で
は、B用ラインセンサ44cに対する電荷蓄積時間が最
も長く、G用ラインセンサ44bに対する電荷蓄積時間
が最も短い。このように各ラインセンサ毎に電荷蓄積時
間を独立に制御するのは、各光源42a〜42cの波長
分布、色分解プリズム71の光の利用率、およびR、
G、Bの各色に対するラインセンサ44a〜44cの比
視感度特性の違いの影響を除去して良好なカラー画像を
得るためである。
【0040】3つのラインセンサのうち最も長い蓄積時
間が経過し、ラインセンサ44a〜44cの露出が完了
したことが確認されると、ラインセンサ44a〜44c
の読み出し走査が開始され、1水平走査線分の画素信号
の出力が開始される(符号S40)。そしてスキャン駆
動モータ55を正転させるスキャナ系駆動信号が出力さ
れ(符号S41)、移動部材52がさらに上昇し始める
(符号S42)。
【0041】この移動部材52の移動中において、ライ
ンセンサ44a〜44cの読み出し走査が終了したこと
が確認されると、その読み出し走査が停止される(符号
S43)。なお、この読み出し走査の終了は、例えばラ
インセンサ駆動回路47から出力されるラインセンサ4
4a〜44cを駆動するためのパルス信号を計数するこ
とにより制御される。
【0042】ラインセンサ44a〜44cが次の水平走
査線の位置に定められたことが確認されると、スキャナ
系駆動信号の出力が停止され(符号S44)、スキャン
駆動モータ55が停止される(符号S45)。この停止
動作は、例えばスキャン駆動モータ55を回転駆動する
ためのパルス信号を計数すること等によって制御され
る。
【0043】このように本実施例では、ラインセンサ4
4a〜44cが副走査機構50によって所定時間の停止
と所定量の移動とを繰り返しつつ、スキャナ光学系43
a〜43cによる結像面上を走査することにより、電子
現像型記録媒体30によって現像された画像信号が読み
出される。
【0044】このようにして全水平走査線の読み出しが
完了すると(符号S51)、ラインセンサ44の駆動電
源がオフ状態に切り換えられるとともに、光源42が消
灯される(符号S52)。そしてシャッタ22が閉塞さ
れ(符号S53)、スキャン駆動モータ55を逆転させ
るスキャナ系駆動信号が出力されて(符号S54)、移
動部材52が下降し始める(符号S55)。
【0045】この移動部材52の下降動作中に、ライン
センサ44a〜44cが初期位置に復帰したことが確認
されると、スキャナ系駆動信号の出力が停止され(符号
S56)、スキャン駆動モータ55が停止される(符号
S57)。なおラインセンサ44a〜44cの初期位置
の検知動作は、例えば移動部材52の一部がフォトイン
タラプタ(図示せず)を横切ることによって出力される
信号に基づいて行われる。
【0046】図9は、各ラインセンサ44a〜44cか
ら各色の画素信号を読み出す動作と、画像記録装置67
においてハードディスク等の記録媒体に画像データを書
き込む動作とを示すタイミングチャートである。
【0047】システムコントロール回路20では、常
時、画像記録装置67から書込みデータ要求信号を監視
している。この書込みデータ要求信号K1が出力された
後、システムコントロール回路20の制御によって、A
/D変換器62a〜62cの出力が所定のタイミングで
イネーブル状態になる。
【0048】すなわち、R用のA/D変換器62aの/
OE信号がロー(L)になり、R用ラインセンサ44a
から1画素の信号が読み出され、書込みクロックK2の
立ち上がりに同期してその画素信号が画像記録装置67
に書き込まれる。次にG用のA/D変換器62bの/O
E信号がローになり、G用ラインセンサ44bから1画
素の信号が読み出され、記録媒体に書き込まれる。そし
て、B用のA/D変換器62cの/OE信号がローにな
り、B用ラインセンサ44cから1画素の信号が読み出
され、記録媒体に書き込まれる。すなわち、ラインセン
サ44a〜44cからの画素信号の読み出し動作と、記
録媒体への書き込み動作とは同時に行われる。
【0049】ラインセンサ読出しクロックK3は所定の
タイミングでハイ(H)とロー(L)に切り換えられ
る。このクロックK3がHまたはLである間、各ライン
センサ44a〜44cから連続的に読み出される画素信
号は、その画像における同じ画素位置の信号である。
【0050】このようにして、1つの書込みクロックK
2が立ち上がる毎に1バイトの画素信号が記録媒体に書
き込まれ、例えば512バイトの画素信号の書込みが完
了すると、画像記録装置67における書込み動作はいっ
たん停止する。そして、再び書込みデータ要求信号が出
力されると、上述した動作が実行され、ラインセンサ4
4a〜44cの読み出し動作と、画像記録装置67によ
る記録媒体への書き込み動作とが行われる。
【0051】以上のように本実施例は、色分解されて得
られた複数のカラー画像に対応して、複数のラインセン
サ44a〜44cを設け、これらのラインセンサ44a
〜44cを同時に副走査させて各カラー画像の信号を検
出するように構成されている。したがって、複数のカラ
ー画像をそれぞ格納するための大容量のメモリが不要と
なる。また、1つのラインセンサによって副走査する構
成と比較し、本実施例によれば副走査の時間が短縮され
る。
【0052】なお、上記実施例では、ラインセンサ44
a〜44cからの画素信号の読み出し動作と、画像記録
装置67による記録媒体への書き込み動作とが同時に行
われたが、その読み出し動作と、インターフェイス回路
65による外部装置への転送動作とを同時に行うことも
できる。
【0053】電子現像型記録媒体30は上述した構成の
ものに限定されず、画像を電子的に現像するものであれ
ば、他の構成であってもよい。
【0054】また本発明は、上記実施例のように一眼レ
フカメラに限定されず、レンズシャッタ式カメラにも適
用できる。なおレンズシャッタ式カメラの場合には、上
記実施例のようにスキャナ系駆動時に再びシャッタ22
を開放する必要はない。
【0055】光源42は発光素子(LED)であっても
よく、スキャナ光学系43は、単レンズの他、マイクロ
レンズアレー、セルフォックスレンズアレー等を利用す
ることができる。
【0056】さらに、画像記録装置67に装着される記
録媒体は、光磁気ディスク等の光磁気記録媒体であって
もよい。
【0057】またラインセンサ44は、電子現像型記録
媒体30において反射した光を検出するように配設され
ていてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、大容量メ
モリを設けることなくカラー画像を読み出して画像デー
タ記録媒体に書き込むことができ、しかもその処理時間
が短くて済むという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したスチルビデオカメ
ラの外観図である。
【図2】図1のスチルビデオカメラの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】R、G、Bのカラー画像を検出するための構成
を示すブロック図である。
【図4】副走査機構およびこれの近傍の構成を示す斜視
図である。
【図5】電子現像型記録媒体とラインセンサの位置関係
を示す図である。
【図6】電子現像型記録媒体の構成を示す図である。
【図7】色分解プリズムを示す図である。
【図8】撮像動作とラインセンサからの画素信号の読出
し動作とを示すタイミングチャートである。
【図9】ラインセンサから画素信号を読み出す動作と、
ハードディスク等の記録媒体に画像データを書き込む動
作とを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
12 撮像光学系 30 電子現像型記録媒体 42 光源 43 スキャナ光学系 44、44a、44b、44c ラインセンサ 50 副走査機構 71 色分解プリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/028 A C 1/60 1/46 9/09 Z 9/79 H04N 1/40 D 1/46 Z 9/79 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系および色分解光学部材によっ
    て形成された複数のカラー画像を電子的に現像する電子
    現像型記録媒体と、前記複数のカラー画像を、副走査す
    ることによってそれぞれ検出する複数のラインセンサ
    と、前記各ラインセンサから出力された各色の画素信号
    を読み出し、それぞれ画像データとして画像データ記録
    媒体に書き込む記録媒体書込手段とを備えたことを特徴
    とするカラー画像データ生成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のラインセンサにおける電荷の
    蓄積時間を制御するラインセンサ制御手段を備え、この
    制御手段は、ラインセンサ毎に独立して蓄積時間を制御
    可能であり、ラインセンサからの画素信号の読み出しを
    同時に行うことを特徴とする請求項1に記載のカラー画
    像データ生成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体書込手段による画素信号の
    読み出し動作と、前記画像データ記録媒体への書き込み
    動作とが同時に行われることを特徴とする請求項1に記
    載のカラー画像データ生成装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体書込手段による画素信号の
    読み出し動作と、外部装置への転送動作とが同時に行わ
    れることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像デー
    タ生成装置。
  5. 【請求項5】 前記電子現像型記録媒体が、画像に応じ
    た電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じ
    て可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電
    荷保持媒体とを有することを特徴とする請求項1に記載
    のカラー画像データ生成装置。
  6. 【請求項6】 前記電荷保持媒体が分散型液晶表示素子
    であることを特徴とする請求項5に記載のカラー画像デ
    ータ生成装置。
JP7016551A 1995-01-06 1995-01-06 カラー画像データ生成装置 Withdrawn JPH08191375A (ja)

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US08/580,684 US6088532A (en) 1995-01-06 1995-12-29 Image signal reading operation control device
US09/551,810 US6424809B1 (en) 1995-01-06 2000-04-18 Image signal reading operation control device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8966144B2 (en) 1997-03-04 2015-02-24 Papst Licensing Gmbh & Co. Kg Analog data generating and processing device having a multi-use automatic processor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8966144B2 (en) 1997-03-04 2015-02-24 Papst Licensing Gmbh & Co. Kg Analog data generating and processing device having a multi-use automatic processor
US9189437B2 (en) 1997-03-04 2015-11-17 Papst Licensing Gmbh & Co. Kg Analog data generating and processing device having a multi-use automatic processor
US9836228B2 (en) 1997-03-04 2017-12-05 Papst Licensing Gmbh & Co. Kg Analog data generating and processing device having a multi-use automatic processor

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