JP3435275B2 - 電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラ - Google Patents
電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮影レンズ系を通し
て得られた光学像を電子的かつ直接的に記録して瞬時に
可視像として現像するようになった電子現像型記録媒体
を有する電子スチルビデオカメラに関する。
て得られた光学像を電子的かつ直接的に記録して瞬時に
可視像として現像するようになった電子現像型記録媒体
を有する電子スチルビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学像を記録する材料として、銀
塩写真材料が広く用いられている。銀塩写真材料は高感
度及び高解像度を有し、またその経済性も優れている。
しかしながら、銀塩写真材料には現像処理が煩雑であ
り、可視像が撮影と同時に得られないという欠点があ
る。現像処理を簡素化するために、乾式現像法が開発さ
れている。しかしながら、この乾式現像法にあっても、
撮影と同時に可視像を得る即時現像は不可能である。
塩写真材料が広く用いられている。銀塩写真材料は高感
度及び高解像度を有し、またその経済性も優れている。
しかしながら、銀塩写真材料には現像処理が煩雑であ
り、可視像が撮影と同時に得られないという欠点があ
る。現像処理を簡素化するために、乾式現像法が開発さ
れている。しかしながら、この乾式現像法にあっても、
撮影と同時に可視像を得る即時現像は不可能である。
【0003】一方、非銀塩写真材料としては、電子写真
材料、ジアゾ写真材料、フリーラジカル写真材料等が知
られている。しかしながら、そのような写真材料にあっ
ても、銀塩写真材料のような有利な特徴を備つつ、即時
現像化で可視像を保持し得るようになったものはない。
なお、電子写真材料は乾式現像が可能であり、露光によ
り得られた静電潜像をトナーでもって即時に現像し得る
ので、複写機で主に利用されてきたものである。
材料、ジアゾ写真材料、フリーラジカル写真材料等が知
られている。しかしながら、そのような写真材料にあっ
ても、銀塩写真材料のような有利な特徴を備つつ、即時
現像化で可視像を保持し得るようになったものはない。
なお、電子写真材料は乾式現像が可能であり、露光によ
り得られた静電潜像をトナーでもって即時に現像し得る
ので、複写機で主に利用されてきたものである。
【0004】以上述べたような電子写真材料において、
近年、光学像を電子的かつ直接的に記録して瞬時に可視
像として現像するようになった写真材料が開発され、そ
のように現像された記録画像は銀塩写真材料で得られた
ものと同様なものである。そのような記録材料から形成
された記録媒体であって、可視像が電子的にかつ直接的
に記録されて現像される記録媒体については、以下の記
載では電子現像型記録媒体として言及される。
近年、光学像を電子的かつ直接的に記録して瞬時に可視
像として現像するようになった写真材料が開発され、そ
のように現像された記録画像は銀塩写真材料で得られた
ものと同様なものである。そのような記録材料から形成
された記録媒体であって、可視像が電子的にかつ直接的
に記録されて現像される記録媒体については、以下の記
載では電子現像型記録媒体として言及される。
【0005】例えば、特開平5-2280号公報及び米国特許
第5,424,156 号には、かかる電子現像型記録媒体の一タ
イプとして、静電情報記録媒体と電荷保持媒体とを組み
合わせた電子現像型記録媒体が開示されている。静電情
報記録媒体は光導電層および無機酸化物層からなり、電
荷保持媒体は液晶表示素子からなり、両媒体はその間に
小さなギャップをもって互いに対面するように組み合わ
せられる。使用時、静電情報記録媒体と電荷保持媒体と
の間には電圧が印加され、この電圧印加中に静電情報記
録媒体上に光学像が形成される。静電情報記録媒体には
そこに形成された光学像の光強度分布に応じて電荷分布
が生じ、その電荷分布に応じた電界強度が電荷保持媒体
の液晶に作用する。かくして、電荷保持媒体では、光学
像に由来した画像が可視像として再現される。即ち、光
学像が静電情報記録媒体に形成されるや否や、かかる画
像が電荷保持媒体で現像されることになる。
第5,424,156 号には、かかる電子現像型記録媒体の一タ
イプとして、静電情報記録媒体と電荷保持媒体とを組み
合わせた電子現像型記録媒体が開示されている。静電情
報記録媒体は光導電層および無機酸化物層からなり、電
荷保持媒体は液晶表示素子からなり、両媒体はその間に
小さなギャップをもって互いに対面するように組み合わ
せられる。使用時、静電情報記録媒体と電荷保持媒体と
の間には電圧が印加され、この電圧印加中に静電情報記
録媒体上に光学像が形成される。静電情報記録媒体には
そこに形成された光学像の光強度分布に応じて電荷分布
が生じ、その電荷分布に応じた電界強度が電荷保持媒体
の液晶に作用する。かくして、電荷保持媒体では、光学
像に由来した画像が可視像として再現される。即ち、光
学像が静電情報記録媒体に形成されるや否や、かかる画
像が電荷保持媒体で現像されることになる。
【0006】電荷保持媒体がメモリタイプの液晶を用い
た液晶表示素子として構成された場合には、そこで現像
された可視像は電子現像型記録媒体から電荷を除去して
も保持される。また、このようなメモリタイプの液晶表
示素子では、それを所定温度に加熱することにより、そ
こに現像された画像を消去することができる。この場合
には、同じ電子現像型記録媒体を撮影のために繰り返し
用いることが可能である。
た液晶表示素子として構成された場合には、そこで現像
された可視像は電子現像型記録媒体から電荷を除去して
も保持される。また、このようなメモリタイプの液晶表
示素子では、それを所定温度に加熱することにより、そ
こに現像された画像を消去することができる。この場合
には、同じ電子現像型記録媒体を撮影のために繰り返し
用いることが可能である。
【0007 】以上で述べたような電子現像型記録媒体を
有する電子スチルビデオカメラにあっては、該電子現像
型記録媒体の記録画像から画像信号を電子的に読み取る
ためのCCDイメージセンサからなる画像読取り装置を
設けることが可能であり、該CCDイメージセンサから
得られた画像信号は種々の態様で処理され得る。例え
ば、読取り画像信号は第2の記録媒体例えばICメモリ
カード、フロッピィディスク、ハードディスク等に格納
され得る。また、読取り画像信号はカメラから外部処理
装置例えばコンピュータ、TVモニタ等に転送され得
る。
有する電子スチルビデオカメラにあっては、該電子現像
型記録媒体の記録画像から画像信号を電子的に読み取る
ためのCCDイメージセンサからなる画像読取り装置を
設けることが可能であり、該CCDイメージセンサから
得られた画像信号は種々の態様で処理され得る。例え
ば、読取り画像信号は第2の記録媒体例えばICメモリ
カード、フロッピィディスク、ハードディスク等に格納
され得る。また、読取り画像信号はカメラから外部処理
装置例えばコンピュータ、TVモニタ等に転送され得
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたような電
子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラにあ
っては、それを作動させる上で種々のモードが望まれ
る。かくして、種々のモードに基づく作動の実行のため
に、カメラの操作が屡々複雑化する傾向がある。
子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラにあ
っては、それを作動させる上で種々のモードが望まれ
る。かくして、種々のモードに基づく作動の実行のため
に、カメラの操作が屡々複雑化する傾向がある。
【0008】従って、本発明の目的は電子現像型記録媒
体を有する電子スチルビデオカメラであって、種々のモ
ードで作動を実行させる操作が容易に行い得るように構
成された電子スチルビデオカメラを提供することであ
る。本発明の更に別の目的は電子現像型記録媒体を有す
る電子スチルビデオカメラであって、電子現像型記録媒
体から記録画像を熱的に消去するための画像消去機構を
コンパクトに配置し得るように構成された電子スチルビ
デオカメラを提供することである。
体を有する電子スチルビデオカメラであって、種々のモ
ードで作動を実行させる操作が容易に行い得るように構
成された電子スチルビデオカメラを提供することであ
る。本発明の更に別の目的は電子現像型記録媒体を有す
る電子スチルビデオカメラであって、電子現像型記録媒
体から記録画像を熱的に消去するための画像消去機構を
コンパクトに配置し得るように構成された電子スチルビ
デオカメラを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の局面
によれば、電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデ
オカメラであって、電子現像型記録媒体に光学像を形成
し、その光学像を該電子現像型記録媒体に記録して現像
するための撮影手段と、電子現像型記録媒体の記録画像
から画像データを得るべく光学的に感知するための画像
感知手段と、3つの作動モード、即ち第1の作動モー
ド、第2の作動モード及び第3の作動モードのうちの1
つを選択するための作動モード選択手段と、この作動モ
ード選択手段によって選択されたモードで作動を実行す
るための作動指令手段とを具備し、作動モード選択手段
によって第1の作動モードが選択されたとき、作動指令
手段によって実行される作動には、電子現像型記録媒体
への光学像を形成作動の実行が含まれ、作動モード選択
手段によって第2の作動モードが選択されたとき、作動
指令手段によって実行される作動には、電子現像型記録
媒体への光学像を形成作動の実行と、電子現像型記録媒
体の記録画像からの画像データの感知作動の実行とが含
まれ、作動モード選択手段によって第3の作動モードが
選択されたとき、作動指令手段によって実行される作動
には、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像データ
の感知作動の実行が含まれることを特徴とする電子スチ
ルビデオカメラが提供される。
によれば、電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデ
オカメラであって、電子現像型記録媒体に光学像を形成
し、その光学像を該電子現像型記録媒体に記録して現像
するための撮影手段と、電子現像型記録媒体の記録画像
から画像データを得るべく光学的に感知するための画像
感知手段と、3つの作動モード、即ち第1の作動モー
ド、第2の作動モード及び第3の作動モードのうちの1
つを選択するための作動モード選択手段と、この作動モ
ード選択手段によって選択されたモードで作動を実行す
るための作動指令手段とを具備し、作動モード選択手段
によって第1の作動モードが選択されたとき、作動指令
手段によって実行される作動には、電子現像型記録媒体
への光学像を形成作動の実行が含まれ、作動モード選択
手段によって第2の作動モードが選択されたとき、作動
指令手段によって実行される作動には、電子現像型記録
媒体への光学像を形成作動の実行と、電子現像型記録媒
体の記録画像からの画像データの感知作動の実行とが含
まれ、作動モード選択手段によって第3の作動モードが
選択されたとき、作動指令手段によって実行される作動
には、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像データ
の感知作動の実行が含まれることを特徴とする電子スチ
ルビデオカメラが提供される。
【0010】本発明の第1の局面によれば、好ましく
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、この判別手段によって電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、
第1及び第2の作動モードに基づいて作動モード選択手
段によって実行されるそれぞれの作動を無効化するため
の無効化手段と、判別手段によって電子現像型記録媒体
がそこに記録画像を持っていないと判別されたとき、第
3の作動モードに基づいて作動モード選択手段によって
実行される作動を無効化するための無効化手段とを具備
し得る。
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、この判別手段によって電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、
第1及び第2の作動モードに基づいて作動モード選択手
段によって実行されるそれぞれの作動を無効化するため
の無効化手段と、判別手段によって電子現像型記録媒体
がそこに記録画像を持っていないと判別されたとき、第
3の作動モードに基づいて作動モード選択手段によって
実行される作動を無効化するための無効化手段とを具備
し得る。
【0011】本発明の第2の局面によれば、電子現像型
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、電子現
像型記録媒体の記録画像から感知された画像データを格
納するための画像データ格納手段と、5つの作動モー
ド、即ち第1の作動モード、第2の作動モード、第3の
作動モード、第4の作動モード及び第5の作動モードの
うちの1つを選択するための作動モード選択手段と、こ
の作動モード選択手段によって選択されたモードで作動
を実行するための作動指令手段とを具備し、作動モード
選択手段によって第1の作動モードが選択されたとき、
作動指令手段によって実行される作動には、電子現像型
記録媒体への光学像を形成作動の実行が含まれ、作動モ
ード選択手段によって第2の作動モードが選択されたと
き、作動指令手段によって実行される作動には、電子現
像型記録媒体への光学像を形成作動の実行と、電子現像
型記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動の実
行とが含まれ、作動モード選択手段によって第3の作動
モードが選択されたとき、作動指令手段によって実行さ
れる作動には、電子現像型記録媒体への光学像を形成作
動の実行と、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像
データの感知作動の実行と、画像データ格納手段への感
知画像データの格納作動の実行とが含まれ、作動モード
選択手段によって第4の作動モードが選択されたとき、
作動指令手段によって実行される作動には、電子現像型
記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動の実行
が含まれ、作動モード選択手段によって第5の作動モー
ドが選択されたとき、作動指令手段によって実行される
作動には、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像デ
ータの感知作動の実行と、画像データ格納手段への感知
画像データの格納作動の実行とが含まれることを特徴と
する電子スチルビデオカメラが提供される。
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、電子現
像型記録媒体の記録画像から感知された画像データを格
納するための画像データ格納手段と、5つの作動モー
ド、即ち第1の作動モード、第2の作動モード、第3の
作動モード、第4の作動モード及び第5の作動モードの
うちの1つを選択するための作動モード選択手段と、こ
の作動モード選択手段によって選択されたモードで作動
を実行するための作動指令手段とを具備し、作動モード
選択手段によって第1の作動モードが選択されたとき、
作動指令手段によって実行される作動には、電子現像型
記録媒体への光学像を形成作動の実行が含まれ、作動モ
ード選択手段によって第2の作動モードが選択されたと
き、作動指令手段によって実行される作動には、電子現
像型記録媒体への光学像を形成作動の実行と、電子現像
型記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動の実
行とが含まれ、作動モード選択手段によって第3の作動
モードが選択されたとき、作動指令手段によって実行さ
れる作動には、電子現像型記録媒体への光学像を形成作
動の実行と、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像
データの感知作動の実行と、画像データ格納手段への感
知画像データの格納作動の実行とが含まれ、作動モード
選択手段によって第4の作動モードが選択されたとき、
作動指令手段によって実行される作動には、電子現像型
記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動の実行
が含まれ、作動モード選択手段によって第5の作動モー
ドが選択されたとき、作動指令手段によって実行される
作動には、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像デ
ータの感知作動の実行と、画像データ格納手段への感知
画像データの格納作動の実行とが含まれることを特徴と
する電子スチルビデオカメラが提供される。
【0012】本発明の第2の局面によれば、好ましく
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、この判別手段によって電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、
第1、第2及び第3の作動モードに基づいて作動モード
選択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化す
るための無効化手段と、判別手段によって電子現像型記
録媒体がそこに記録画像を持っていないと判別されたと
き、第4及び第5の作動モードに基づいて作動モード選
択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化する
ための無効化手段とを具備する。
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、この判別手段によって電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、
第1、第2及び第3の作動モードに基づいて作動モード
選択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化す
るための無効化手段と、判別手段によって電子現像型記
録媒体がそこに記録画像を持っていないと判別されたと
き、第4及び第5の作動モードに基づいて作動モード選
択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化する
ための無効化手段とを具備する。
【0013】本発明の第3の局面によれば、電子現像型
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、電子現
像型記録媒体から記録画像を消去するための画像消去手
段と、4つの作動モード、即ち第1の作動モード、第2
の作動モード、第3の作動モード及び第4の作動モード
のうちの1つを選択するための作動モード選択手段と、
この作動モード選択手段によって選択されたモードで作
動を実行するための作動指令手段とを具備し、作動モー
ド選択手段によって第1の作動モードが選択されたと
き、作動指令手段によって実行される作動には、電子現
像型記録媒体への光学像を形成作動の実行が含まれ、作
動モード選択手段によって第2の作動モードが選択され
たとき、作動指令手段によって実行される作動には、電
子現像型記録媒体への光学像を形成作動の実行と、電子
現像型記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動
の実行とが含まれ、作動モード選択手段によって第3の
作動モードが選択されたとき、作動指令手段によって実
行される作動には、電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行とが含まれ、作動モード
選択手段によって第4の作動モードが選択されたとき、
作動指令手段によって実行される作動には、電子現像型
記録媒体からの記録画像の消去作動の実行が含まれるこ
とを特徴とする電子スチルビデオカメラが提供される。
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、電子現
像型記録媒体から記録画像を消去するための画像消去手
段と、4つの作動モード、即ち第1の作動モード、第2
の作動モード、第3の作動モード及び第4の作動モード
のうちの1つを選択するための作動モード選択手段と、
この作動モード選択手段によって選択されたモードで作
動を実行するための作動指令手段とを具備し、作動モー
ド選択手段によって第1の作動モードが選択されたと
き、作動指令手段によって実行される作動には、電子現
像型記録媒体への光学像を形成作動の実行が含まれ、作
動モード選択手段によって第2の作動モードが選択され
たとき、作動指令手段によって実行される作動には、電
子現像型記録媒体への光学像を形成作動の実行と、電子
現像型記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動
の実行とが含まれ、作動モード選択手段によって第3の
作動モードが選択されたとき、作動指令手段によって実
行される作動には、電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行とが含まれ、作動モード
選択手段によって第4の作動モードが選択されたとき、
作動指令手段によって実行される作動には、電子現像型
記録媒体からの記録画像の消去作動の実行が含まれるこ
とを特徴とする電子スチルビデオカメラが提供される。
【0014】本発明の第3の局面によれば、好ましく
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、判別手段によって電子現像型記録媒体
がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、第1
及び第2の作動モードに基づいて作動モード選択手段に
よって実行されるそれぞれの作動を無効化するための無
効化手段と、この判別手段によって電子現像型記録媒体
がそこに記録画像を持っていないと判別されたとき、第
3及び第4の作動モードに基づいて作動モード選択手段
によって実行されるそれぞれの作動を無効化するための
無効化手段とを具備する。
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、判別手段によって電子現像型記録媒体
がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、第1
及び第2の作動モードに基づいて作動モード選択手段に
よって実行されるそれぞれの作動を無効化するための無
効化手段と、この判別手段によって電子現像型記録媒体
がそこに記録画像を持っていないと判別されたとき、第
3及び第4の作動モードに基づいて作動モード選択手段
によって実行されるそれぞれの作動を無効化するための
無効化手段とを具備する。
【0015】また、本発明の第3の局面によれば、好ま
しくは、電子スチルビデオカメラは、更に、電源手段を
具備し、この電源手段は内部電源と、そこへの外部電源
の入力即ち接続を検出するための検出回路と、カメラの
付勢のために内部電源及び外部電源の一方をオン状態に
切り換えるスイッチング回路とを包含する。また、電子
スチルビデオカメラは、更に、検出回路によって外部電
源の入力即ち接続が検出されないとき、第3の作動モー
ドに基づいて作動指令手段によって実行される作動を無
効化するための無効化手段を具備する。
しくは、電子スチルビデオカメラは、更に、電源手段を
具備し、この電源手段は内部電源と、そこへの外部電源
の入力即ち接続を検出するための検出回路と、カメラの
付勢のために内部電源及び外部電源の一方をオン状態に
切り換えるスイッチング回路とを包含する。また、電子
スチルビデオカメラは、更に、検出回路によって外部電
源の入力即ち接続が検出されないとき、第3の作動モー
ドに基づいて作動指令手段によって実行される作動を無
効化するための無効化手段を具備する。
【0016】本発明の第4の局面によれば、電子現像型
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、感知画
像データを外部装置に転送するための転送手段と、5つ
の作動モード、即ち第1の作動モード、第2の作動モー
ド、第3の作動モード、第4の作動モード及び第5の作
動モードのうちの1つを選択するための作動モード選択
手段と、この作動モード選択手段によって選択されたモ
ードで作動を実行するための作動指令手段とを具備し、
作動モード選択手段によって第1の作動モードが選択さ
れたとき、作動指令手段によって実行される作動には、
電子現像型記録媒体への光学像を形成作動の実行が含ま
れ、作動モード選択手段によって第2の作動モードが選
択されたとき、作動指令手段によって実行される作動に
は、電子現像型記録媒体への光学像を形成作動の実行
と、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像データの
感知作動の実行とが含まれ、作動モード選択手段によっ
て第3の作動モードが選択されたとき、作動指令手段に
よって実行される作動には、電子現像型記録媒体への光
学像を形成作動の実行と、電子現像型記録媒体の記録画
像からの画像データの感知作動の実行と、外部装置への
感知画像データの転送作動の実行とが含まれ、作動モー
ド選択手段によって第4の作動モードが選択されたと
き、作動指令手段によって実行される作動には、電子現
像型記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動の
実行が含まれ、作動モード選択手段によって第5の作動
モードが選択されたとき、作動指令手段によって実行さ
れる作動には、電子現像型記録媒体の記録画像からの画
像データの感知作動の実行と、外部装置への感知画像デ
ータの転送作動の実行とが含まれることを特徴とする電
子スチルビデオカメラが提供される。
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、感知画
像データを外部装置に転送するための転送手段と、5つ
の作動モード、即ち第1の作動モード、第2の作動モー
ド、第3の作動モード、第4の作動モード及び第5の作
動モードのうちの1つを選択するための作動モード選択
手段と、この作動モード選択手段によって選択されたモ
ードで作動を実行するための作動指令手段とを具備し、
作動モード選択手段によって第1の作動モードが選択さ
れたとき、作動指令手段によって実行される作動には、
電子現像型記録媒体への光学像を形成作動の実行が含ま
れ、作動モード選択手段によって第2の作動モードが選
択されたとき、作動指令手段によって実行される作動に
は、電子現像型記録媒体への光学像を形成作動の実行
と、電子現像型記録媒体の記録画像からの画像データの
感知作動の実行とが含まれ、作動モード選択手段によっ
て第3の作動モードが選択されたとき、作動指令手段に
よって実行される作動には、電子現像型記録媒体への光
学像を形成作動の実行と、電子現像型記録媒体の記録画
像からの画像データの感知作動の実行と、外部装置への
感知画像データの転送作動の実行とが含まれ、作動モー
ド選択手段によって第4の作動モードが選択されたと
き、作動指令手段によって実行される作動には、電子現
像型記録媒体の記録画像からの画像データの感知作動の
実行が含まれ、作動モード選択手段によって第5の作動
モードが選択されたとき、作動指令手段によって実行さ
れる作動には、電子現像型記録媒体の記録画像からの画
像データの感知作動の実行と、外部装置への感知画像デ
ータの転送作動の実行とが含まれることを特徴とする電
子スチルビデオカメラが提供される。
【0017】本発明の第4の局面によれば、好ましく
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、この判別手段によって電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、
第1、第2及び第3の作動モードに基づいて作動モード
選択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化す
るための無効化手段と、判別手段によって電子現像型記
録媒体がそこに記録画像を持っていないと判別されたと
き、第4及び第5の作動モードに基づいて作動モード選
択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化する
ための無効化手段とを具備する。
は、電子スチルビデオカメラは、更に、電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っているか否かを判別するた
めの判別手段と、この判別手段によって電子現像型記録
媒体がそこに記録画像を持っていると判別されたとき、
第1、第2及び第3の作動モードに基づいて作動モード
選択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化す
るための無効化手段と、判別手段によって電子現像型記
録媒体がそこに記録画像を持っていないと判別されたと
き、第4及び第5の作動モードに基づいて作動モード選
択手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化する
ための無効化手段とを具備する。
【0018】また、本発明の第4の局面によれば、好ま
しくは、電子スチルビデオカメラは、更に、電源手段を
具備し、この電源手段は内部電源と、そこへの外部電源
の入力即ち接続を検出するための検出回路と、カメラの
付勢のために内部電源及び外部電源の一方をオン状態に
切り換えるスイッチング回路とを包含する。電子スチル
ビデオカメラは、更に、検出回路によって外部電源の入
力即ち接続が検出されないとき、外部装置への画像デー
タの転送作動の実行を無効化する無効化手段を具備す
る。外部装置は転送画像データを処理するための画像デ
ータ処理装置であってもよく、また転送画像データに基
づいて光学像を再現するためのモニタ装置であってもよ
い。
しくは、電子スチルビデオカメラは、更に、電源手段を
具備し、この電源手段は内部電源と、そこへの外部電源
の入力即ち接続を検出するための検出回路と、カメラの
付勢のために内部電源及び外部電源の一方をオン状態に
切り換えるスイッチング回路とを包含する。電子スチル
ビデオカメラは、更に、検出回路によって外部電源の入
力即ち接続が検出されないとき、外部装置への画像デー
タの転送作動の実行を無効化する無効化手段を具備す
る。外部装置は転送画像データを処理するための画像デ
ータ処理装置であってもよく、また転送画像データに基
づいて光学像を再現するためのモニタ装置であってもよ
い。
【0019】本発明の第5の局面によれば、電子現像型
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段とを具備
し、この画像感知手段が画像データを感知するためのラ
インイメージセンサを包含し、このラインイメージセン
サによる画像データの感知については、該ラインイメー
ジセンサを所定の等間隔で間欠的に移動させることによ
り該ラインイメージセンサでもって電子現像型記録媒体
の記録画像を走査するような態様で行なわれるようにな
っており、更に、少なくとも2つの走査モードのうちの
1つを選択するための走査モード選択手段と、この走査
モード選択手段によって選択された走査モードに応じて
画像感知手段のラインイメージセンサの間欠移動の間隔
を変更するための変更手段とを具備することを特徴とす
る電子スチルビデオカメラが提供される。
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段とを具備
し、この画像感知手段が画像データを感知するためのラ
インイメージセンサを包含し、このラインイメージセン
サによる画像データの感知については、該ラインイメー
ジセンサを所定の等間隔で間欠的に移動させることによ
り該ラインイメージセンサでもって電子現像型記録媒体
の記録画像を走査するような態様で行なわれるようにな
っており、更に、少なくとも2つの走査モードのうちの
1つを選択するための走査モード選択手段と、この走査
モード選択手段によって選択された走査モードに応じて
画像感知手段のラインイメージセンサの間欠移動の間隔
を変更するための変更手段とを具備することを特徴とす
る電子スチルビデオカメラが提供される。
【0020】本発明の第5の局面によれば、好ましく
は、電子スチルビデオカメラは、更に、走査モード選択
手段によって選択された走査モードに応じて感知画像デ
ータを間引き処理するための手段を具備する。
は、電子スチルビデオカメラは、更に、走査モード選択
手段によって選択された走査モードに応じて感知画像デ
ータを間引き処理するための手段を具備する。
【0021】本発明の第6の局面によれば、電子現像型
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、感知画
像データをモニタ装置に転送するための転送手段とを具
備し、モニタ装置はそこに転送された画像データに基づ
いて光学像を再現するようになっており、更に、多数の
作動モードのうちの1つを選択するための作動モード選
択手段を具備し、多数の作動モードには画像データをモ
ニタ装置に転送する作動モードが含まれており、更に、
電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得るべ
く光学的に感知するための画像感知手段を具備し、この
画像感知手段が画像データを感知するためのラインイメ
ージセンサを包含し、このラインイメージセンサによる
画像データの感知については、該ラインイメージセンサ
を所定の等間隔で間欠的に移動させることにより該ライ
ンイメージセンサでもって電子現像型記録媒体の記録画
像を走査するような態様で行なわれるようになってお
り、更に、少なくとも2つの走査モードのうちの1つを
選択するための走査モード選択手段を具備し、2つの走
査モードのうちの1つはモニタ装置での光学像の再現の
ために適したものとなっており、更に、走査モード選択
手段によって選択された走査モードに応じて画像感知手
段のラインイメージセンサの間欠移動の間隔を変更する
ための変更手段を具備し、モニタ装置への画像データの
転送作動を実行するための作動モードが選択されている
ときはいつでも、該モニタ装置での光学像の再現に適し
た走査モードが走査モード選択手段による選択とは無関
係に選択されることを特徴とする電子スチルビデオカメ
ラが提供される。
記録媒体を有する電子スチルビデオカメラであって、電
子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像を該電
子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影手段
と、電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、感知画
像データをモニタ装置に転送するための転送手段とを具
備し、モニタ装置はそこに転送された画像データに基づ
いて光学像を再現するようになっており、更に、多数の
作動モードのうちの1つを選択するための作動モード選
択手段を具備し、多数の作動モードには画像データをモ
ニタ装置に転送する作動モードが含まれており、更に、
電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得るべ
く光学的に感知するための画像感知手段を具備し、この
画像感知手段が画像データを感知するためのラインイメ
ージセンサを包含し、このラインイメージセンサによる
画像データの感知については、該ラインイメージセンサ
を所定の等間隔で間欠的に移動させることにより該ライ
ンイメージセンサでもって電子現像型記録媒体の記録画
像を走査するような態様で行なわれるようになってお
り、更に、少なくとも2つの走査モードのうちの1つを
選択するための走査モード選択手段を具備し、2つの走
査モードのうちの1つはモニタ装置での光学像の再現の
ために適したものとなっており、更に、走査モード選択
手段によって選択された走査モードに応じて画像感知手
段のラインイメージセンサの間欠移動の間隔を変更する
ための変更手段を具備し、モニタ装置への画像データの
転送作動を実行するための作動モードが選択されている
ときはいつでも、該モニタ装置での光学像の再現に適し
た走査モードが走査モード選択手段による選択とは無関
係に選択されることを特徴とする電子スチルビデオカメ
ラが提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の上述の目的及びその他の
目的については、添付図面を参照する以下の記載より一
層明確に理解されるであろう。
目的については、添付図面を参照する以下の記載より一
層明確に理解されるであろう。
【0023】図1は、本発明に従う、電子現像型記録媒
体を有する電子スチルビデオカメラの第1の実施形態の
外観図である。
体を有する電子スチルビデオカメラの第1の実施形態の
外観図である。
【0024】カメラ本体11をその正面から観察する
と、撮像レンズ系を持つ撮影光学系12がカメラ本体1
1の前面のほぼ中央部に設けられ、またカメラ本体11
の前面には撮影光学系12の右上方側に電子フラッシュ
13が配置される。電子フラッシュ13の反対側にはレ
リーズスイッチ14が設けられる。カメラ本体11の上
面にはその中央部にファインダ15が設けられ、このフ
ァインダ15の片側には作動モード選択スイッチ18及
び走査モード選択スイッチ19が設けられる。作動モー
ド選択スイッチ18はロータリ式のスイッチとして構成
され、それを手動で回転させることにより、7つの作動
モードのうちの1つが選択される。また、走査モード選
択スイッチ19もロータリ式のスイッチとして構成さ
れ、それを手動で回転させることにより、5つの走査モ
ードのうちの1つが選択される。なお、これらモード選
択スイッチ18及び19については、図3、図4及び図
5を参照して後で詳しく説明する。
と、撮像レンズ系を持つ撮影光学系12がカメラ本体1
1の前面のほぼ中央部に設けられ、またカメラ本体11
の前面には撮影光学系12の右上方側に電子フラッシュ
13が配置される。電子フラッシュ13の反対側にはレ
リーズスイッチ14が設けられる。カメラ本体11の上
面にはその中央部にファインダ15が設けられ、このフ
ァインダ15の片側には作動モード選択スイッチ18及
び走査モード選択スイッチ19が設けられる。作動モー
ド選択スイッチ18はロータリ式のスイッチとして構成
され、それを手動で回転させることにより、7つの作動
モードのうちの1つが選択される。また、走査モード選
択スイッチ19もロータリ式のスイッチとして構成さ
れ、それを手動で回転させることにより、5つの走査モ
ードのうちの1つが選択される。なお、これらモード選
択スイッチ18及び19については、図3、図4及び図
5を参照して後で詳しく説明する。
【0025】カメラ本体11の側面にはその下方部分に
出力端子コネクタ17aが設けられ、これによりカメラ
で得られた画像信号がコンピュータ例えばパーソナルコ
ンピュータに出力され得るようになっている。出力端子
コネクタ17aはカメラ本体11の側壁に形成された開
口部11a内に設けられる。また、開口部11a内には
出力端子コネクタ17aに隣接して別の出力端子コネク
タ17bも設けられ、この出力端子コネクタ17bはビ
デオ信号を外部モニタ装置例えばTVモニタに直接出力
するために用いられる。開口部11aは通常はカメラ本
体11内に設けられた摺動自在のカバープレート73に
よって閉じられ、これにより出力端子コネクタ17a及
び17bは摺動自在のカバープレート73によって保護
され得るようになっている。摺動自在のカバープレート
73は閉鎖位置と開放位置との間で手動操作でもって移
動させられ、図1では開放位置で図示されている。摺動
自在のカバープレート73は適当なクリック機構(図示
されない)によって閉鎖位置及び開放位置のいずれでも
保持され得るようになっている。
出力端子コネクタ17aが設けられ、これによりカメラ
で得られた画像信号がコンピュータ例えばパーソナルコ
ンピュータに出力され得るようになっている。出力端子
コネクタ17aはカメラ本体11の側壁に形成された開
口部11a内に設けられる。また、開口部11a内には
出力端子コネクタ17aに隣接して別の出力端子コネク
タ17bも設けられ、この出力端子コネクタ17bはビ
デオ信号を外部モニタ装置例えばTVモニタに直接出力
するために用いられる。開口部11aは通常はカメラ本
体11内に設けられた摺動自在のカバープレート73に
よって閉じられ、これにより出力端子コネクタ17a及
び17bは摺動自在のカバープレート73によって保護
され得るようになっている。摺動自在のカバープレート
73は閉鎖位置と開放位置との間で手動操作でもって移
動させられ、図1では開放位置で図示されている。摺動
自在のカバープレート73は適当なクリック機構(図示
されない)によって閉鎖位置及び開放位置のいずれでも
保持され得るようになっている。
【0026】図2には上述したスチルビデオカメラがブ
ロック図が示され、そこにはマイクロコンピュータもし
くはマイクロプロセッサを包含するシステムコントロー
ル回路20が設けられ、これによりスチルビデオカメラ
の全体が制御される。
ロック図が示され、そこにはマイクロコンピュータもし
くはマイクロプロセッサを包含するシステムコントロー
ル回路20が設けられ、これによりスチルビデオカメラ
の全体が制御される。
【0027】撮影光学系12には複数のレンズ群と絞り
12aが含まれる。撮影光学系12の背後には電子現像
型記録媒体30が配置され、撮影光学系12と電子現像
型記録媒体30との間にはクイックリターンミラー21
が配置される。クイックリターンミラー21と電子現像
型記録媒体30との間にはシャッタ22が設けられる。
クイックリターンミラー21の上方にはファインダ光学
系23に含まれるピント板23aが配設される。
12aが含まれる。撮影光学系12の背後には電子現像
型記録媒体30が配置され、撮影光学系12と電子現像
型記録媒体30との間にはクイックリターンミラー21
が配置される。クイックリターンミラー21と電子現像
型記録媒体30との間にはシャッタ22が設けられる。
クイックリターンミラー21の上方にはファインダ光学
系23に含まれるピント板23aが配設される。
【0028】絞り12a、クイックリターンミラー21
およびシャッタ22はそれぞれアイリス駆動回路24、
ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26によっ
て駆動される。これら駆動回路24、25および26は
露出制御回路27によって制御され、この露出制御回路
27はシステムコントロール回路20から出力される指
令信号に従って作動させられる。
およびシャッタ22はそれぞれアイリス駆動回路24、
ミラー駆動回路25およびシャッタ駆動回路26によっ
て駆動される。これら駆動回路24、25および26は
露出制御回路27によって制御され、この露出制御回路
27はシステムコントロール回路20から出力される指
令信号に従って作動させられる。
【0029】露出制御時、測光センサ28からの出力信
号に基づく露出制御回路27の制御下で、絞り12aの
開度がアイリス駆動回路24により調整される。
号に基づく露出制御回路27の制御下で、絞り12aの
開度がアイリス駆動回路24により調整される。
【0030】クイックリターンミラー21は、通常、ダ
ウン位置(図中で実線で示す傾斜位置)にセットされ、
これにより撮影光学系12を通過した光束がファインダ
光学系23に導かれ、これにより撮影者は被写体像を観
察することができる。撮影作動が行なわれるとき、クイ
ックリターンミラー21はミラー駆動回路25によって
上方に回動され、アップ位置(図中で破線で示す水平位
置)にセットされ、これにより光束はシャッタ22に向
けられる。
ウン位置(図中で実線で示す傾斜位置)にセットされ、
これにより撮影光学系12を通過した光束がファインダ
光学系23に導かれ、これにより撮影者は被写体像を観
察することができる。撮影作動が行なわれるとき、クイ
ックリターンミラー21はミラー駆動回路25によって
上方に回動され、アップ位置(図中で破線で示す水平位
置)にセットされ、これにより光束はシャッタ22に向
けられる。
【0031】シャッタ22は通常は閉鎖されているが、
撮影作動時、露出制御回路27の制御下で、シャッタ駆
動回路26により所定時間開放され、かくして撮影光学
系12及びシャッタ22を通過した光束が電子現像型記
録媒体30の受光面に導かれて、そこに二次元光学像を
形成する。
撮影作動時、露出制御回路27の制御下で、シャッタ駆
動回路26により所定時間開放され、かくして撮影光学
系12及びシャッタ22を通過した光束が電子現像型記
録媒体30の受光面に導かれて、そこに二次元光学像を
形成する。
【0032】電子現像型記録媒体30には記録媒体駆動
回路41の制御に基づいて電圧が印加される。電圧の印
加中に電子現像型記録媒体30を露光することにより、
撮影光学系12で形成される画像が電子現像型記録媒体
30に可視像として現像される。なお、記録媒体駆動回
路41はシステムコントロール回路20から出力される
指令信号に従って作動される。
回路41の制御に基づいて電圧が印加される。電圧の印
加中に電子現像型記録媒体30を露光することにより、
撮影光学系12で形成される画像が電子現像型記録媒体
30に可視像として現像される。なお、記録媒体駆動回
路41はシステムコントロール回路20から出力される
指令信号に従って作動される。
【0033】電子現像型記録媒体30の近傍には走査機
構50が設けられ、この走査機構50はLED(発光ダ
イオード)アレイあるいは互いに整列された多数の発光
ダイオードと、そこから射出された光束を平行光束とし
て変換するコリメータレンズとからなる光源42を包含
する。走査機構50は更にそれによって支持されたスキ
ャナ光学系43及びラインセンサ44を包含して、その
走査作動中、電子現像型記録媒体30に沿って移動させ
られる。
構50が設けられ、この走査機構50はLED(発光ダ
イオード)アレイあるいは互いに整列された多数の発光
ダイオードと、そこから射出された光束を平行光束とし
て変換するコリメータレンズとからなる光源42を包含
する。走査機構50は更にそれによって支持されたスキ
ャナ光学系43及びラインセンサ44を包含して、その
走査作動中、電子現像型記録媒体30に沿って移動させ
られる。
【0034】ラインセンサ44は例えば2,000 画素を持
つ一次元CCDセンサとして構成され得るものであり、
光学像を感知して電気画素信号に変換するための光電変
換装置として機能する。ラインセンサ44は電子現像型
記録媒体30に形成される画像に対する水平走査ライン
を完全にカバーして延在するような適当な長さを有する
ものである。光源42はシャッタ22の前面、従ってそ
こに隣接した電子現像型記録媒体30の前面に沿って移
動させられ、光源42の移動中、ラインセンサ44は電
子現像型記録媒体30の背後面に沿って移動させられ
る。
つ一次元CCDセンサとして構成され得るものであり、
光学像を感知して電気画素信号に変換するための光電変
換装置として機能する。ラインセンサ44は電子現像型
記録媒体30に形成される画像に対する水平走査ライン
を完全にカバーして延在するような適当な長さを有する
ものである。光源42はシャッタ22の前面、従ってそ
こに隣接した電子現像型記録媒体30の前面に沿って移
動させられ、光源42の移動中、ラインセンサ44は電
子現像型記録媒体30の背後面に沿って移動させられ
る。
【0035】スキャナ光学系43は光源42とラインセ
ンサ44との間に配置される。走査機構50によって実
行される走査作動中、スキャナ光学系43は電子現像型
記録媒体30とラインセンサ44との間に置かれる。か
くして、電子現像型記録媒体30によって現像された画
像の線状区分が光源42によって照明されて、スキャナ
光学系43でもってラインセンサ44の受光面に結像さ
れる。即ち、スキャナ光学系43は電子現像型記録媒体
30を通過して来る平行光束の光路に配置され、そのス
キャナ光学系43によって像が形成されるようになった
像面内をラインセンサ44が移動するようになってい
る。
ンサ44との間に配置される。走査機構50によって実
行される走査作動中、スキャナ光学系43は電子現像型
記録媒体30とラインセンサ44との間に置かれる。か
くして、電子現像型記録媒体30によって現像された画
像の線状区分が光源42によって照明されて、スキャナ
光学系43でもってラインセンサ44の受光面に結像さ
れる。即ち、スキャナ光学系43は電子現像型記録媒体
30を通過して来る平行光束の光路に配置され、そのス
キャナ光学系43によって像が形成されるようになった
像面内をラインセンサ44が移動するようになってい
る。
【0036】光源42のオン/オフ制御は光源駆動回路
45によって行なわれる。ラインセンサ44からの画素
信号の読出しはラインセンサ駆動回路47によって制御
される。走査機構50の移動はスキャナ駆動回路46に
よって制御される。駆動回路45、46及び47はシス
テムコントロール回路20によって作動される。
45によって行なわれる。ラインセンサ44からの画素
信号の読出しはラインセンサ駆動回路47によって制御
される。走査機構50の移動はスキャナ駆動回路46に
よって制御される。駆動回路45、46及び47はシス
テムコントロール回路20によって作動される。
【0037】ラインセンサ44によって感知されてそこ
から読み出された画素信号は増幅器61によって増幅さ
れ、次いでアナログ/デジタル(A/D)変換器62に
よってデジタル画素信号に変換される。デジタル画素信
号はシステムコントロール回路20の制御下で画像処理
回路63によってシェーディング補正処理、ガンマ補正
処理等を受け、次いでメモリ64に一時的に格納され
る。メモリ64はシェーディング補正用の補正データを
持つEEPROMを含み得る。なお、メモリ64はライ
ンセンサ44から出力される一ライン分のデジタル画素
信号を格納するような容量を持つものであってもよい
し、あるいは走査機構50の走査作動完了によって得ら
れる一フレーム分のデジタル画素信号を格納するような
容量を持つものであってもよい。
から読み出された画素信号は増幅器61によって増幅さ
れ、次いでアナログ/デジタル(A/D)変換器62に
よってデジタル画素信号に変換される。デジタル画素信
号はシステムコントロール回路20の制御下で画像処理
回路63によってシェーディング補正処理、ガンマ補正
処理等を受け、次いでメモリ64に一時的に格納され
る。メモリ64はシェーディング補正用の補正データを
持つEEPROMを含み得る。なお、メモリ64はライ
ンセンサ44から出力される一ライン分のデジタル画素
信号を格納するような容量を持つものであってもよい
し、あるいは走査機構50の走査作動完了によって得ら
れる一フレーム分のデジタル画素信号を格納するような
容量を持つものであってもよい。
【0038】メモリ64から出力される画素信号は画像
処理回路63を介してインターフェース回路65に適宜
入力されてもよく、インターフェース回路65はシステ
ムコントロール回路20から出力される指令信号に従っ
て作動させられる。この場合、画素信号は所望の処理例
えばフォーマット変換処理等を受け、次いで出力端子コ
ネクタ17aを介して外部処理装置例えばパーソナルコ
ンピュータに出力される。詳述すると、出力端子コネク
タ17aはパーソナルコンピュータ81から延びるケー
ブルの端部に結合されたインターフェースコネクタ81
aに接続され得るようになっており、上述したような処
理を受けた画素信号がインターフェース回路65からコ
ネクタ17a及び81a及びそこから延びるケーブルを
介してコンピュータ81に出力される。コンピュータ8
1では、画像信号が種々の態様で処理されて、そこに組
み合わされたモニタ(図示されない)で再生され得る。
処理回路63を介してインターフェース回路65に適宜
入力されてもよく、インターフェース回路65はシステ
ムコントロール回路20から出力される指令信号に従っ
て作動させられる。この場合、画素信号は所望の処理例
えばフォーマット変換処理等を受け、次いで出力端子コ
ネクタ17aを介して外部処理装置例えばパーソナルコ
ンピュータに出力される。詳述すると、出力端子コネク
タ17aはパーソナルコンピュータ81から延びるケー
ブルの端部に結合されたインターフェースコネクタ81
aに接続され得るようになっており、上述したような処
理を受けた画素信号がインターフェース回路65からコ
ネクタ17a及び81a及びそこから延びるケーブルを
介してコンピュータ81に出力される。コンピュータ8
1では、画像信号が種々の態様で処理されて、そこに組
み合わされたモニタ(図示されない)で再生され得る。
【0039】また、メモリ64から出力される画素信号
はビデオ信号出力回路74を介してTVモニタ82に転
送されてもよい。詳述すると、出力端子コネクタ17b
はTVモニタ例えば液晶タイプのTVモニタ82から延
びるケーブルの端部に結合されたインターフェースコネ
クタ82aに接続され得るようになっている。また、出
力端子コネクタ17bはビデオ信号出力回路74に接続
され、このビデオ信号出力回路74は記録装置制御回路
66に接続される。即ち、ビデオ信号出力回路74は記
録装置制御回路66で処理された画素信号を受信し、そ
の受信画素信号を処理してビデオ信号を生じさせる。次
いで、ビデオ信号は出力端子コネクタ17b、インター
フェースコネクタ82a、そこから延びるケーブルを介
してTVモニタに転送され、これによりTVモニタ82
ではビデオ信号に基づいて映像再現が行なわれ得る。
はビデオ信号出力回路74を介してTVモニタ82に転
送されてもよい。詳述すると、出力端子コネクタ17b
はTVモニタ例えば液晶タイプのTVモニタ82から延
びるケーブルの端部に結合されたインターフェースコネ
クタ82aに接続され得るようになっている。また、出
力端子コネクタ17bはビデオ信号出力回路74に接続
され、このビデオ信号出力回路74は記録装置制御回路
66に接続される。即ち、ビデオ信号出力回路74は記
録装置制御回路66で処理された画素信号を受信し、そ
の受信画素信号を処理してビデオ信号を生じさせる。次
いで、ビデオ信号は出力端子コネクタ17b、インター
フェースコネクタ82a、そこから延びるケーブルを介
してTVモニタに転送され、これによりTVモニタ82
ではビデオ信号に基づいて映像再現が行なわれ得る。
【0040】図2に示すように、熱消去装置75は電子
現像型記録媒体30に記録された画像信号をそこから熱
的に消去するために設けられ、この熱消去装置75は走
査機構50に組み込まれる。熱消去装置75は消去制御
回路76によって制御され、消去制御回路76はシステ
ムコントロール回路20から出力される指令信号によっ
て作動される。
現像型記録媒体30に記録された画像信号をそこから熱
的に消去するために設けられ、この熱消去装置75は走
査機構50に組み込まれる。熱消去装置75は消去制御
回路76によって制御され、消去制御回路76はシステ
ムコントロール回路20から出力される指令信号によっ
て作動される。
【0041】また、コネクタ接続検出回路72はコネク
タ17a及び17bのいずれか一方もしくは双方に対す
るケーブルコネクタ81a及び82aのいずれか一方も
しくは双方の接続を検出するために設けられる。なお、
コネクタ接続検出回路72については、図10ないし図
14を参照して後で詳しく説明する。
タ17a及び17bのいずれか一方もしくは双方に対す
るケーブルコネクタ81a及び82aのいずれか一方も
しくは双方の接続を検出するために設けられる。なお、
コネクタ接続検出回路72については、図10ないし図
14を参照して後で詳しく説明する。
【0042】更に、主電源回路77も設けられ、この主
電源回路77はカメラ本体11内に設けられる内部電源
バッテリ(図2には図示されない)の出力電圧レベルの
出力電圧レベルと、外部電源(図示されない)例えばA
C電源アダプタ、着脱自在の付加的な電源バッテリパッ
ク等の入力即ち接続とを検出するようになっている。な
お、主電源回路77については、図15を参照して後で
詳しく説明する。
電源回路77はカメラ本体11内に設けられる内部電源
バッテリ(図2には図示されない)の出力電圧レベルの
出力電圧レベルと、外部電源(図示されない)例えばA
C電源アダプタ、着脱自在の付加的な電源バッテリパッ
ク等の入力即ち接続とを検出するようになっている。な
お、主電源回路77については、図15を参照して後で
詳しく説明する。
【0043】表示装置68はLCD(液晶表示)パネル
として構成され得るものであり、スチルビデオカメラの
種々の設定状態を表示すべくシステムコントロール回路
20に接続される。また、電子フラッシュ駆動回路69
は電子フラッシュ13のフラッシュ作動を制御するため
にシステムコントロール回路20に接続される。
として構成され得るものであり、スチルビデオカメラの
種々の設定状態を表示すべくシステムコントロール回路
20に接続される。また、電子フラッシュ駆動回路69
は電子フラッシュ13のフラッシュ作動を制御するため
にシステムコントロール回路20に接続される。
【0044】作動モード選択スイッチ18は図2に示す
ようにシステムコントロール回路20に種々の指令を入
力するためにそこに接続され、レリーズスイッチ14を
単に押下してオンにされることによりカメラに種々の作
動を実行させるようになっている。図3に示すように、
作動モード選択スイッチ18の周りには7つの指示マー
クがカメラ本体11の表面に形成され、これら指示マー
クはそこに付された有意な文字AP、MP、AV、M
V、IR、EO及びIEによって互いに区別されるよう
になっている。有意な文字AP、MP、AV、MV、I
R、EO及びIEはそれぞれオート撮影/記録モード
(AP)、マニュアル撮影モード(MP)、オートビデ
オモニタモード(AV)、マニュアルビデオモニタモー
ド(MV)、画像記録モード(IR)、外部出力モード
(EO)及び画像消去モード(IE)を意味している。
作動モード選択スイッチ18はそこから突出した指示突
起18aを有し、その指示突起18aを該当指示マーク
と一致させることにより、7つの作動モードのうちの1
つが選択される。作動モード選択スイッチ18によって
作動モードのうちの1つが選択されているときはいつで
も、レリーズスイッチ14を押下してオンした際にカメ
ラはその選択された作動モードで作動を実行するように
なっている。即ち、ロータリ式の作動モード選択スイッ
チ18によって作動モードの1つだけが選択され、カメ
ラはレリーズスイッチ14をオンすることによりその選
択された作動モードでの作動だけを実行するようになっ
ている。
ようにシステムコントロール回路20に種々の指令を入
力するためにそこに接続され、レリーズスイッチ14を
単に押下してオンにされることによりカメラに種々の作
動を実行させるようになっている。図3に示すように、
作動モード選択スイッチ18の周りには7つの指示マー
クがカメラ本体11の表面に形成され、これら指示マー
クはそこに付された有意な文字AP、MP、AV、M
V、IR、EO及びIEによって互いに区別されるよう
になっている。有意な文字AP、MP、AV、MV、I
R、EO及びIEはそれぞれオート撮影/記録モード
(AP)、マニュアル撮影モード(MP)、オートビデ
オモニタモード(AV)、マニュアルビデオモニタモー
ド(MV)、画像記録モード(IR)、外部出力モード
(EO)及び画像消去モード(IE)を意味している。
作動モード選択スイッチ18はそこから突出した指示突
起18aを有し、その指示突起18aを該当指示マーク
と一致させることにより、7つの作動モードのうちの1
つが選択される。作動モード選択スイッチ18によって
作動モードのうちの1つが選択されているときはいつで
も、レリーズスイッチ14を押下してオンした際にカメ
ラはその選択された作動モードで作動を実行するように
なっている。即ち、ロータリ式の作動モード選択スイッ
チ18によって作動モードの1つだけが選択され、カメ
ラはレリーズスイッチ14をオンすることによりその選
択された作動モードでの作動だけを実行するようになっ
ている。
【0045】また、走査モード選択スイッチ19もシス
テムコントロール回路20に種々の指令を入力するため
にそこに接続され、これにより走査作動が種々のモード
で実行されるようになっている。図4に示すように、走
査モード選択スイッチ19の周りには5つの指示マーク
がカメラ本体11の表面に形成され、これら指示マーク
はそこに付された数字〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕
及び〔5〕によって互いに区別されるようになってい
る。走査モード選択スイッチ19はそこから突出した指
示突起19aを有し、その指示突起19aを該当指示マ
ークと一致させることにより、5つの走査モードのうち
の1つが選択される。走査モード選択スイッチ19によ
って走査モードの1つが選択されたとき、走査作動はそ
の選択された走査モードで行なわれる。そのように選択
された走査モードでは、所定本数の水平走査ラインが規
定され、その水平走査ラインの各々には所定数の画素信
号が含まれることになる。
テムコントロール回路20に種々の指令を入力するため
にそこに接続され、これにより走査作動が種々のモード
で実行されるようになっている。図4に示すように、走
査モード選択スイッチ19の周りには5つの指示マーク
がカメラ本体11の表面に形成され、これら指示マーク
はそこに付された数字〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕
及び〔5〕によって互いに区別されるようになってい
る。走査モード選択スイッチ19はそこから突出した指
示突起19aを有し、その指示突起19aを該当指示マ
ークと一致させることにより、5つの走査モードのうち
の1つが選択される。走査モード選択スイッチ19によ
って走査モードの1つが選択されたとき、走査作動はそ
の選択された走査モードで行なわれる。そのように選択
された走査モードでは、所定本数の水平走査ラインが規
定され、その水平走査ラインの各々には所定数の画素信
号が含まれることになる。
【0046】図5には数字〔1〕、〔2〕、〔3〕、
〔4〕及び〔5〕によって指示されたそれぞれの走査モ
ードと、各走査モードでの水平走査ラインの本数と、各
走査モードで得られる水平走査ラインの各々に含まれる
画素数との関係がテーブルで示される。なお、かかるテ
ーブルにおいて、“X”は一水平走査ラインに含まれる
画素数を示し、また“Y”は水平走査ラインの本数(即
ち、電子現像型記録媒体30をラインセンサ44でもっ
て走査するために必要とされる該ラインセンサ44の全
走査ステップ数)を示す。このテーブルから明らかなよ
うに、例えば、走査モード選択スイッチ19の指示突起
19aを指示マーク〔5〕に一致させたとき(即ち、走
査モード〔5〕が選択されたとき)、3,072 本の水平走
査ラインが得られるような態様で走査作動がラインセン
サ44によって行なわれる。この場合、4,096 画素を持
つラインセンサ44から全ての画素信号(4,096) がサン
プリングされる。また、走査モード〔4〕が選択された
とき、2,048 本の水平走査ラインが得られ、ラインセン
サ44からは間引き処理により3,072 個の画素信号が得
られる。同様に、走査モード〔3〕が選択されたとき、
水平走査ラインの本数は1024本であり、ラインセンサ4
4からは間引き処理により1,536 個の画素信号が得ら
れ;走査モード〔2〕が選択されたとき、水平走査ライ
ンの本数は512 本であり、ラインセンサ44からは間引
き処理により762 個の画素信号が得られ;走査モード
〔1〕が選択されたとき、水平走査ラインの本数は480
本であり、ラインセンサ44からは間引き処理により64
0 個の画素信号が得られる。
〔4〕及び〔5〕によって指示されたそれぞれの走査モ
ードと、各走査モードでの水平走査ラインの本数と、各
走査モードで得られる水平走査ラインの各々に含まれる
画素数との関係がテーブルで示される。なお、かかるテ
ーブルにおいて、“X”は一水平走査ラインに含まれる
画素数を示し、また“Y”は水平走査ラインの本数(即
ち、電子現像型記録媒体30をラインセンサ44でもっ
て走査するために必要とされる該ラインセンサ44の全
走査ステップ数)を示す。このテーブルから明らかなよ
うに、例えば、走査モード選択スイッチ19の指示突起
19aを指示マーク〔5〕に一致させたとき(即ち、走
査モード〔5〕が選択されたとき)、3,072 本の水平走
査ラインが得られるような態様で走査作動がラインセン
サ44によって行なわれる。この場合、4,096 画素を持
つラインセンサ44から全ての画素信号(4,096) がサン
プリングされる。また、走査モード〔4〕が選択された
とき、2,048 本の水平走査ラインが得られ、ラインセン
サ44からは間引き処理により3,072 個の画素信号が得
られる。同様に、走査モード〔3〕が選択されたとき、
水平走査ラインの本数は1024本であり、ラインセンサ4
4からは間引き処理により1,536 個の画素信号が得ら
れ;走査モード〔2〕が選択されたとき、水平走査ライ
ンの本数は512 本であり、ラインセンサ44からは間引
き処理により762 個の画素信号が得られ;走査モード
〔1〕が選択されたとき、水平走査ラインの本数は480
本であり、ラインセンサ44からは間引き処理により64
0 個の画素信号が得られる。
【0047】従って、電子現像型記録媒体30からその
現像画像をラインセンサ44でもって最高の解像度で読
み取るためには、走査モード〔5〕が選択されなければ
ならない。しかしながら、走査モード〔5〕において
は、電子現像型記録媒体30からの現像画像の読取りは
非常に遅くなる。一方、走査モード〔1〕においては、
電子現像型記録媒体30から現像画像の読取りは非常に
早いが、しかしその読取り画像の解像度は最低のものと
なる。かくして、読取り画像の解像と読取り速度とを折
衷して、走査モード〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕及
び〔5〕のいずれかがユーザによって適宜選択される。
なお、走査モード〔1〕はTVモニタ82で映像の再現
に適したものであり、TVモニタ82で映像再現を行な
う場合には、その走査モードが必然的に選択される。
現像画像をラインセンサ44でもって最高の解像度で読
み取るためには、走査モード〔5〕が選択されなければ
ならない。しかしながら、走査モード〔5〕において
は、電子現像型記録媒体30からの現像画像の読取りは
非常に遅くなる。一方、走査モード〔1〕においては、
電子現像型記録媒体30から現像画像の読取りは非常に
早いが、しかしその読取り画像の解像度は最低のものと
なる。かくして、読取り画像の解像と読取り速度とを折
衷して、走査モード〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕及
び〔5〕のいずれかがユーザによって適宜選択される。
なお、走査モード〔1〕はTVモニタ82で映像の再現
に適したものであり、TVモニタ82で映像再現を行な
う場合には、その走査モードが必然的に選択される。
【0048】図6及び図7には走査機構50の構造及び
その周りに設けられる幾つかの構成要素が示される。
その周りに設けられる幾つかの構成要素が示される。
【0049】走査機構50は一対のガイドシャフト5
1、51によって摺動自在に支持された可動部材52を
具備し、この可動部材52は一対のガイドシャフト5
1、51に摺動自在に係合する基部52aと、この基部
52aから突出した第1の脚部52b及び第2の脚部5
2cと、第2の脚部52cに固着された支持部52dと
を包含する。第1の脚部52bはクイックリターンミラ
ー21とシャッタ22との間に延在し、第2の脚部52
cは電子現像型記録媒体30の背後に延在する。支持部
52dは第2の脚部52cの背後に設けられる。光源4
2、スキャナ光学系43及びラインセンサ44はそれぞ
れ第1の脚部52b、第2の脚部52c及び支持部52
dによって支持される。光源42及びラインセンサ44
は撮影光学系12の光軸に対して側方にしかも直角に延
びる。可動部材52はそこに固定されたラック53を有
し、このラック53はピニオン54に係合させられる。
ピニオン54はスキャナ駆動モータ55例えばステッピ
ングモータ、サーボモータ等の出力シャフトに固着され
た歯車56と噛み合わせられる。
1、51によって摺動自在に支持された可動部材52を
具備し、この可動部材52は一対のガイドシャフト5
1、51に摺動自在に係合する基部52aと、この基部
52aから突出した第1の脚部52b及び第2の脚部5
2cと、第2の脚部52cに固着された支持部52dと
を包含する。第1の脚部52bはクイックリターンミラ
ー21とシャッタ22との間に延在し、第2の脚部52
cは電子現像型記録媒体30の背後に延在する。支持部
52dは第2の脚部52cの背後に設けられる。光源4
2、スキャナ光学系43及びラインセンサ44はそれぞ
れ第1の脚部52b、第2の脚部52c及び支持部52
dによって支持される。光源42及びラインセンサ44
は撮影光学系12の光軸に対して側方にしかも直角に延
びる。可動部材52はそこに固定されたラック53を有
し、このラック53はピニオン54に係合させられる。
ピニオン54はスキャナ駆動モータ55例えばステッピ
ングモータ、サーボモータ等の出力シャフトに固着され
た歯車56と噛み合わせられる。
【0050】電子現像型記録媒体30に記録された画像
から画素信号を得るための走査作動以外の作動例えば撮
影作動が実行されるとき、可動部材52は撮影光学系1
2と電子現像型記録媒体30との間の光路から除去され
て電子現像型記録媒体30の下方側に位置させられる。
撮影作動が完了して、電子現像型記録媒体30に画像が
現像された後、スキャナ駆動モータ55は可動部材52
を除去位置から上方に移動させるように駆動され、これ
によりラインセンサ44は走査作動を実行し得ることに
なる。詳述すると、走査作動中、ラインセンサ44はそ
の長手方向に対して直角な方向に段階的に間欠移動させ
られる。
から画素信号を得るための走査作動以外の作動例えば撮
影作動が実行されるとき、可動部材52は撮影光学系1
2と電子現像型記録媒体30との間の光路から除去され
て電子現像型記録媒体30の下方側に位置させられる。
撮影作動が完了して、電子現像型記録媒体30に画像が
現像された後、スキャナ駆動モータ55は可動部材52
を除去位置から上方に移動させるように駆動され、これ
によりラインセンサ44は走査作動を実行し得ることに
なる。詳述すると、走査作動中、ラインセンサ44はそ
の長手方向に対して直角な方向に段階的に間欠移動させ
られる。
【0051】熱消去装置75(図2)はその主構成要素
として電気ヒータ要素75aを包含し、この電気ヒータ
要素75aは可動部材52によって支持される。詳述す
ると、図6に示すように、可動部材52の第2の脚部5
2cはその自由端から突出した突出部52eを有し、電
気ヒータ要素75aは可動部材52の基部52aと突出
部52eとの間に延在してそれらによって支持される。
図7に最もよく図示するように、電気ヒータ要素75a
は光源42とラインセンサ44とで規定される光路内に
浸入しないように配置され、このためラインセンサ44
による走査読取りが電気ヒータ要素75aによって邪魔
されることはない。
として電気ヒータ要素75aを包含し、この電気ヒータ
要素75aは可動部材52によって支持される。詳述す
ると、図6に示すように、可動部材52の第2の脚部5
2cはその自由端から突出した突出部52eを有し、電
気ヒータ要素75aは可動部材52の基部52aと突出
部52eとの間に延在してそれらによって支持される。
図7に最もよく図示するように、電気ヒータ要素75a
は光源42とラインセンサ44とで規定される光路内に
浸入しないように配置され、このためラインセンサ44
による走査読取りが電気ヒータ要素75aによって邪魔
されることはない。
【0052】図8には電子現像型記録媒体30の構造が
示され、この電子現像型記録媒体30は特開平5-2280号
公報及び米国特許第5,424,156 号に開示されたものと同
じであり、それらの開示内容の全体についてここに援用
することにする。
示され、この電子現像型記録媒体30は特開平5-2280号
公報及び米国特許第5,424,156 号に開示されたものと同
じであり、それらの開示内容の全体についてここに援用
することにする。
【0053】電子現像型記録媒体30は静電情報記録媒
体31及び電荷保持媒体32からなり、その間には図8
に象徴的に図示されるように電源33により電圧が印加
される。電源33は記録媒体駆動回路41に対応するも
のであり、撮影作動中、記録媒体活性化信号(電圧信
号)が記録媒体駆動回路(即ち、電源33)から電子現
像型記録媒体30印加される。
体31及び電荷保持媒体32からなり、その間には図8
に象徴的に図示されるように電源33により電圧が印加
される。電源33は記録媒体駆動回路41に対応するも
のであり、撮影作動中、記録媒体活性化信号(電圧信
号)が記録媒体駆動回路(即ち、電源33)から電子現
像型記録媒体30印加される。
【0054】静電情報記録媒体31は基板34、電極層
35、無機酸化物層36及び光導電層37の積層により
形成され、光導電層37は電荷発生層37a及び電荷輸
送層37bの積層により形成される。電荷保持媒体32
は液晶支持板38と液晶電極層39との間に液晶40を
封入して形成される。光導電層37の電荷輸送層37b
と電荷保持媒体32の液晶支持板38とはその間小さな
ギャップをもって互いにに対面させられる。なお、図8
から明らかなように、電子現像型記録媒体30の全体は
透明となっている。
35、無機酸化物層36及び光導電層37の積層により
形成され、光導電層37は電荷発生層37a及び電荷輸
送層37bの積層により形成される。電荷保持媒体32
は液晶支持板38と液晶電極層39との間に液晶40を
封入して形成される。光導電層37の電荷輸送層37b
と電荷保持媒体32の液晶支持板38とはその間小さな
ギャップをもって互いにに対面させられる。なお、図8
から明らかなように、電子現像型記録媒体30の全体は
透明となっている。
【0055】電源33がオンにされると、即ち媒体駆動
回路41が付勢されると、電圧信号即ち記録媒体活性化
信号が静電情報記録媒体31と電荷保持媒体31との
間、即ち電極層35と液晶電極層39との間に印加され
る。電圧信号の印加中、撮影光学系12によって光学像
が静電情報記録媒体31に形成されると、静電情報記録
媒体31にはそこに形成された光学像の光強度分布に応
じた電荷分布が発生し、その電荷分布に応じた電界強度
が電荷保持媒体32の液晶40に作用する。かくして、
光学像に由来する画像が液晶40に可視像として再現さ
れる。即ち、光学像が静電情報記録媒体31に形成され
るや否や、その画像が電荷保持媒体32に現像されるこ
とになる。
回路41が付勢されると、電圧信号即ち記録媒体活性化
信号が静電情報記録媒体31と電荷保持媒体31との
間、即ち電極層35と液晶電極層39との間に印加され
る。電圧信号の印加中、撮影光学系12によって光学像
が静電情報記録媒体31に形成されると、静電情報記録
媒体31にはそこに形成された光学像の光強度分布に応
じた電荷分布が発生し、その電荷分布に応じた電界強度
が電荷保持媒体32の液晶40に作用する。かくして、
光学像に由来する画像が液晶40に可視像として再現さ
れる。即ち、光学像が静電情報記録媒体31に形成され
るや否や、その画像が電荷保持媒体32に現像されるこ
とになる。
【0056】本実施形態では、電荷保持媒体32はメモ
リタイプの液晶表示素子として構成されるので、電子現
像型記録媒体30から電界が排除されたとしても、可視
像は保持され得る。メモリタイプの液晶表示素子におい
て、現像画像は図6に示すような適当なヒータ(75
a)で所定の温度に加熱することにより消去され得る。
この場合、同一の電子現像型記録媒体30を撮影のため
に繰り返して使用することが可能である。
リタイプの液晶表示素子として構成されるので、電子現
像型記録媒体30から電界が排除されたとしても、可視
像は保持され得る。メモリタイプの液晶表示素子におい
て、現像画像は図6に示すような適当なヒータ(75
a)で所定の温度に加熱することにより消去され得る。
この場合、同一の電子現像型記録媒体30を撮影のため
に繰り返して使用することが可能である。
【0057】図9には熱消去装置75の電気回路が示さ
れる。同図に示すように、電気ヒータ要素75aの一端
は“V”で象徴的に示された電源に接続される。電気ヒ
ータ要素75aの他端はトランジスタスイッチ“T”及
び抵抗“R”を介して接地される。消去制御回路76か
らトランジスタスイッチ“T”に出力されるオン/オフ
信号がローレベルからハイレベルに変わると、トランジ
スタスイッチ“T”がオンにされ、これにより電源から
接地箇所に電流が流れて、電気ヒータ要素75aが電気
的に加熱され、これにより電気ヒータ要素75aからは
熱放射が発することになる。消去作動において、可動部
材50は記録画像を保持する電子現像型記録媒体30の
表面に沿って移動させられ、これにより電子現像型記録
媒体30は電気ヒータ要素75aからの熱放射を受け
て、該電子現像型記録媒体30か画像が熱的に消去され
得ることになる。
れる。同図に示すように、電気ヒータ要素75aの一端
は“V”で象徴的に示された電源に接続される。電気ヒ
ータ要素75aの他端はトランジスタスイッチ“T”及
び抵抗“R”を介して接地される。消去制御回路76か
らトランジスタスイッチ“T”に出力されるオン/オフ
信号がローレベルからハイレベルに変わると、トランジ
スタスイッチ“T”がオンにされ、これにより電源から
接地箇所に電流が流れて、電気ヒータ要素75aが電気
的に加熱され、これにより電気ヒータ要素75aからは
熱放射が発することになる。消去作動において、可動部
材50は記録画像を保持する電子現像型記録媒体30の
表面に沿って移動させられ、これにより電子現像型記録
媒体30は電気ヒータ要素75aからの熱放射を受け
て、該電子現像型記録媒体30か画像が熱的に消去され
得ることになる。
【0058】図10及び図11にはコネクタ接続検出回
路72の一実施形態が概略的に図示され、これはコネク
タ17a及び17bのいずれか一方もしくは双方へのケ
ーブルコネクタ81a及び82aのいずれか一方もしく
は双方の接続を間接的に検出するように構成される。図
示するように、コネクタ接続検出回路72は摺動自在の
カバープレート73と組み合わされ、かつ適当な電位を
持つ端子72aと、接地された端子72bと、これら両
端子72a及び72b間に電気的接続を確立するように
なった可動コンタクト要素72cとを包含する。通常、
可動コンタクト要素72cは端子72a及び72bから
引き離されるように弾性的に偏倚させられ、このため双
方の端子72a及び72b間には電気的接続は得られな
い。摺動自在のカバープレート73はその一端に一体的
に形成されたノブ要素73aを有し、このノブ要素73
aはカメラ本体11の開口部11aを通して食み出され
る。また、摺動自在のカバープレート73はその他端か
ら突出した押圧要素73bを有し、この押圧要素73b
は可動コンタクト要素72cと整列させられる。
路72の一実施形態が概略的に図示され、これはコネク
タ17a及び17bのいずれか一方もしくは双方へのケ
ーブルコネクタ81a及び82aのいずれか一方もしく
は双方の接続を間接的に検出するように構成される。図
示するように、コネクタ接続検出回路72は摺動自在の
カバープレート73と組み合わされ、かつ適当な電位を
持つ端子72aと、接地された端子72bと、これら両
端子72a及び72b間に電気的接続を確立するように
なった可動コンタクト要素72cとを包含する。通常、
可動コンタクト要素72cは端子72a及び72bから
引き離されるように弾性的に偏倚させられ、このため双
方の端子72a及び72b間には電気的接続は得られな
い。摺動自在のカバープレート73はその一端に一体的
に形成されたノブ要素73aを有し、このノブ要素73
aはカメラ本体11の開口部11aを通して食み出され
る。また、摺動自在のカバープレート73はその他端か
ら突出した押圧要素73bを有し、この押圧要素73b
は可動コンタクト要素72cと整列させられる。
【0059】摺動自在のカバープレート73がそのノブ
要素73aを例えばユーザの親指で押し引くことにより
閉鎖位置(図10)から開放位置(図11)まで移動さ
せられると、押圧要素73bは可動コンタクト要素72
cに当接させられて、その可動コンタクト要素72cを
端子72a及び72bに向かって移動させ、このため可
動コンタクト要素72cは端子72a及び72bと接触
することになる。かくして、端子72a及び72b間に
は電気的な接続が確立されて、端子72aの電位は接地
レベルまで降下する。このような接地レベルへの電位の
降下がシステムコントロール回路20によって検出され
る。要するに、インターフェースコネクタ81a及び8
2aのいずれか一方もしくは双方を出力端子コネクタ1
7a及び17bのいずれか一方もしくは双方に接続する
ためには、摺動自在のカバープレート73を閉鎖位置か
ら開放位置まで移動させなければならず、かくしてイン
ターフェースコネクタ81a及び82aのいずれか一方
もしくは双方と出力端子コネクタ17a及び17bのい
ずれか一方もしくは双方との間の電気的接続が所定電位
(端子72a)の接地レベルへの降下により間接的に検
出され得ることになる。
要素73aを例えばユーザの親指で押し引くことにより
閉鎖位置(図10)から開放位置(図11)まで移動さ
せられると、押圧要素73bは可動コンタクト要素72
cに当接させられて、その可動コンタクト要素72cを
端子72a及び72bに向かって移動させ、このため可
動コンタクト要素72cは端子72a及び72bと接触
することになる。かくして、端子72a及び72b間に
は電気的な接続が確立されて、端子72aの電位は接地
レベルまで降下する。このような接地レベルへの電位の
降下がシステムコントロール回路20によって検出され
る。要するに、インターフェースコネクタ81a及び8
2aのいずれか一方もしくは双方を出力端子コネクタ1
7a及び17bのいずれか一方もしくは双方に接続する
ためには、摺動自在のカバープレート73を閉鎖位置か
ら開放位置まで移動させなければならず、かくしてイン
ターフェースコネクタ81a及び82aのいずれか一方
もしくは双方と出力端子コネクタ17a及び17bのい
ずれか一方もしくは双方との間の電気的接続が所定電位
(端子72a)の接地レベルへの降下により間接的に検
出され得ることになる。
【0060】図12及び図13にはコネクタ接続検出回
路72’の別の実施形態が概略的に図示され、これはイ
ンターフェースコネクタ(81a、82b)と出力端子
コネクタ17a、17bとの間の接続を直接的に検出す
るように構成される。本実施形態では、コネクタ検出回
路72’は出力端子コネクタ17a及び17bの各々に
組み込まれ、かつ所定の電位を持つ端子72a’と、接
地された端子72b’と、両端子72a’及び72b’
間に電気的接続を確立するようになった可動コンタクト
要素72c’と、この可動コンタクト要素72c’を両
端子72a’及び72b’に向かって押圧するようにな
った枢着アーム要素72d’とを包含する。上述した場
合と同様に、通常は、可動コンタクト要素72c’は両
端子72a’及び72b’から引き離されるように弾性
的に偏倚され、このため双方の端子72a’及び72
b’間には電気的接続は得られない。また、枢着アーム
要素72d’も通常は可動コンタクト要素72c’から
引き離されるように弾性的に偏倚される。
路72’の別の実施形態が概略的に図示され、これはイ
ンターフェースコネクタ(81a、82b)と出力端子
コネクタ17a、17bとの間の接続を直接的に検出す
るように構成される。本実施形態では、コネクタ検出回
路72’は出力端子コネクタ17a及び17bの各々に
組み込まれ、かつ所定の電位を持つ端子72a’と、接
地された端子72b’と、両端子72a’及び72b’
間に電気的接続を確立するようになった可動コンタクト
要素72c’と、この可動コンタクト要素72c’を両
端子72a’及び72b’に向かって押圧するようにな
った枢着アーム要素72d’とを包含する。上述した場
合と同様に、通常は、可動コンタクト要素72c’は両
端子72a’及び72b’から引き離されるように弾性
的に偏倚され、このため双方の端子72a’及び72
b’間には電気的接続は得られない。また、枢着アーム
要素72d’も通常は可動コンタクト要素72c’から
引き離されるように弾性的に偏倚される。
【0061】インターフェースコネクタ(81a、82
a)が図13に示すように出力端子コネクタ(17a、
17b)に接続されると、枢着アーム要素72d’が可
動コンタクト要素72c’に押し付けられ、その結果、
可動コンタクト要素72c’は端子72a’及び72
b’に向かって移動させられてそこに接続させられるこ
とになる。かくして、双方の端子72a’及び72b’
には電気的な接続が確立されて、端子72a’の電位は
接地レベルまで降下する。このような接地レベルへの電
位の降下がシステムコントロール回路20によって検出
される。即ち、図19及び図20に示すようなコネクタ
接続検出回路72’によれば、インターフェースコネク
タ(81a、82a)と出力端子コネクタ(17a、1
7b)との間の接続が所定電位(端子72a’)の接地
レベルへの降下により直接的に検出され得ることにな
る。
a)が図13に示すように出力端子コネクタ(17a、
17b)に接続されると、枢着アーム要素72d’が可
動コンタクト要素72c’に押し付けられ、その結果、
可動コンタクト要素72c’は端子72a’及び72
b’に向かって移動させられてそこに接続させられるこ
とになる。かくして、双方の端子72a’及び72b’
には電気的な接続が確立されて、端子72a’の電位は
接地レベルまで降下する。このような接地レベルへの電
位の降下がシステムコントロール回路20によって検出
される。即ち、図19及び図20に示すようなコネクタ
接続検出回路72’によれば、インターフェースコネク
タ(81a、82a)と出力端子コネクタ(17a、1
7b)との間の接続が所定電位(端子72a’)の接地
レベルへの降下により直接的に検出され得ることにな
る。
【0062】図14にはコネクタ接続検出回路72の更
に別の実施形態が示され、これはインターフェースコネ
クタ(81a、82a)と出力端子コネクタ17a、1
7bとの間の接続が直接的に検出されるように構成され
る。この実施形態では、コネクタ接続検出回路72は出
力端子コネクタ(17a、17b)の接地コンタクト1
7cに結合された端子を含み、しかもそこに与えられた
適当な電位を持つ。インターフェースコネクタ(81
a、82a)が出力端子コネクタ(17a、17b)に
接続されると、出力端子コネクタ(17a、17b)の
コンタクト17cはインターフェースコネクタ(81
a、82a)から延びるケーブル84に含まれる接地ラ
イン83を介して接地され、このためコネクタ接続検出
回路72の電位が接地レベルまで降下する。このような
接地レベルへの電位の降下がシステムコントロール回路
20によって検出される。即ち、インターフェースコネ
クタ(81a、82a)と出力端子コネクタ(17a、
17b)との間の接続が所定電位(回路72)の接地レ
ベルへの降下により直接的に検出され得ることになる。
に別の実施形態が示され、これはインターフェースコネ
クタ(81a、82a)と出力端子コネクタ17a、1
7bとの間の接続が直接的に検出されるように構成され
る。この実施形態では、コネクタ接続検出回路72は出
力端子コネクタ(17a、17b)の接地コンタクト1
7cに結合された端子を含み、しかもそこに与えられた
適当な電位を持つ。インターフェースコネクタ(81
a、82a)が出力端子コネクタ(17a、17b)に
接続されると、出力端子コネクタ(17a、17b)の
コンタクト17cはインターフェースコネクタ(81
a、82a)から延びるケーブル84に含まれる接地ラ
イン83を介して接地され、このためコネクタ接続検出
回路72の電位が接地レベルまで降下する。このような
接地レベルへの電位の降下がシステムコントロール回路
20によって検出される。即ち、インターフェースコネ
クタ(81a、82a)と出力端子コネクタ(17a、
17b)との間の接続が所定電位(回路72)の接地レ
ベルへの降下により直接的に検出され得ることになる。
【0063】図15には主電源回路77のブロック図が
示され、この主電源回路77は交換可能な内部電源バッ
テリ85と、この内部電源バッテリ85の出力電圧を検
出するバッテリ電圧検出回路86とを包含する。内部電
源バッテリ85の出力電圧検出は例えば1秒毎に行なわ
れ、その検出された出力電圧データはシステムコントロ
ール回路20によって取り込まれ、そこで検出データが
所定のレベル以下であるか否かが判断される。もし検出
データが所定のレベル以下であるならば、内部電源バッ
テリを新たなものと交換すべきであるという警告文が表
示装置68に表示される。
示され、この主電源回路77は交換可能な内部電源バッ
テリ85と、この内部電源バッテリ85の出力電圧を検
出するバッテリ電圧検出回路86とを包含する。内部電
源バッテリ85の出力電圧検出は例えば1秒毎に行なわ
れ、その検出された出力電圧データはシステムコントロ
ール回路20によって取り込まれ、そこで検出データが
所定のレベル以下であるか否かが判断される。もし検出
データが所定のレベル以下であるならば、内部電源バッ
テリを新たなものと交換すべきであるという警告文が表
示装置68に表示される。
【0064】また、主電源回路77はAC電源アダプ
タ、着脱自在の付加的な電源バッテリパック等の外部電
源(図示されない)の入力即ち接続を検出するための外
部電源入力検出回路87を包含する。外部電源の入力即
ち接続が検出されたとき、外部電源入力検出回路87か
らシステムコントロール回路20に出力される検出信号
がローレベルからハイレベルに変わり、これにより外部
電源の入力即ち接続がシステムコントロール回路20に
よって確認される。
タ、着脱自在の付加的な電源バッテリパック等の外部電
源(図示されない)の入力即ち接続を検出するための外
部電源入力検出回路87を包含する。外部電源の入力即
ち接続が検出されたとき、外部電源入力検出回路87か
らシステムコントロール回路20に出力される検出信号
がローレベルからハイレベルに変わり、これにより外部
電源の入力即ち接続がシステムコントロール回路20に
よって確認される。
【0065】更に、主電源回路77はシステムコントロ
ール回路20によって制御されるようになったスイッチ
ング回路88を包含する。通常、内部電源バッテリ85
がスイッチング回路88によってオンにされている。し
かしながら、外部電源の入力即ち接続が外部電源入力検
出回路87によって検出されたときはいつでも、内部電
源バッテリ85はオフにされ、外部電源がスイッチング
回路88によってオンにされる。
ール回路20によって制御されるようになったスイッチ
ング回路88を包含する。通常、内部電源バッテリ85
がスイッチング回路88によってオンにされている。し
かしながら、外部電源の入力即ち接続が外部電源入力検
出回路87によって検出されたときはいつでも、内部電
源バッテリ85はオフにされ、外部電源がスイッチング
回路88によってオンにされる。
【0066】カメラのメインスイッチ(図示されない)
がオンにされたとき、先ず、主電源回路77が内部電源
パッテリあるいは外部電源から電力をカメラに供給すべ
く付勢される。即ち、もし外部電源入力検出回路87に
よって外部電源の入力即ち接続が検出されないならば、
内部電源バッテリ85がスイッチング回路88によって
オンにされる。もし外部電源入力検出回路87によって
外部電源の入力即ち接続が検出されれば、外部電源の使
用がスイッチング回路88によってオンにされる。一
方、カメラのメインスイッチがオンにされたとき、レリ
ーズスイッチ無効化(disabling:ディスエーブル) フラ
グは初期状態で“0”とされ、このためレリーズスイッ
チ14は有効化(enabled:イネーブル) される。
がオンにされたとき、先ず、主電源回路77が内部電源
パッテリあるいは外部電源から電力をカメラに供給すべ
く付勢される。即ち、もし外部電源入力検出回路87に
よって外部電源の入力即ち接続が検出されないならば、
内部電源バッテリ85がスイッチング回路88によって
オンにされる。もし外部電源入力検出回路87によって
外部電源の入力即ち接続が検出されれば、外部電源の使
用がスイッチング回路88によってオンにされる。一
方、カメラのメインスイッチがオンにされたとき、レリ
ーズスイッチ無効化(disabling:ディスエーブル) フラ
グは初期状態で“0”とされ、このためレリーズスイッ
チ14は有効化(enabled:イネーブル) される。
【0067】以上のような状況下で、もし作動モード選
択スイッチ18によってオート撮影/記録モード(A
P)が選択されると、APフラグは“1”にセットされ
る。この場合、レリーズスイッチ14をオンすることに
より、カメラはオート撮影/記録モード(AP)で作動
する。即ち、オート撮影/記録モード(AP)では、上
述したように、電子現像型記録媒体30に光学像を記録
して現像するために撮影作動が実行され、次いで電子現
像型記録媒体30から現像画像をラインセンサ44でも
って読み取るために走査作動が実行され、このとき読取
り画素信号は画像記録装置67内の第2の記録媒体例え
ばICメモリカード、フロッピィディスク、着脱自在の
ハードディスク等に格納される。
択スイッチ18によってオート撮影/記録モード(A
P)が選択されると、APフラグは“1”にセットされ
る。この場合、レリーズスイッチ14をオンすることに
より、カメラはオート撮影/記録モード(AP)で作動
する。即ち、オート撮影/記録モード(AP)では、上
述したように、電子現像型記録媒体30に光学像を記録
して現像するために撮影作動が実行され、次いで電子現
像型記録媒体30から現像画像をラインセンサ44でも
って読み取るために走査作動が実行され、このとき読取
り画素信号は画像記録装置67内の第2の記録媒体例え
ばICメモリカード、フロッピィディスク、着脱自在の
ハードディスク等に格納される。
【0068】もしマニュアル撮影モード(MP)が作動
モード選択スイッチ18によって選択されたとき、MP
フラグが“1”にセットされる。この場合、レリーズス
イッチ14をオンすることにより、カメラはマニュアル
撮影モード(MP)で作動する。即ち、マニュアル撮影
モード(MP)では、撮影作動だけが実行される。
モード選択スイッチ18によって選択されたとき、MP
フラグが“1”にセットされる。この場合、レリーズス
イッチ14をオンすることにより、カメラはマニュアル
撮影モード(MP)で作動する。即ち、マニュアル撮影
モード(MP)では、撮影作動だけが実行される。
【0069】もし画像記録モード(IR)が作動モード
選択スイッチ18によって選択されたとき、IRフラグ
が“1”にセットされる。この場合、レリーズスイッチ
14をオンすることにより、カメラは画像記録モード
(IR)で作動する。即ち、画像記録モード(IR)で
は、走査作動が実行され、このとき電子現像型記録媒体
30から読み取られた画素信号は画像記録装置67に装
填されたICメモリカード、フロッピィディスク、着脱
自在のハードディスク等の第2の記録媒体に格納され
る。
選択スイッチ18によって選択されたとき、IRフラグ
が“1”にセットされる。この場合、レリーズスイッチ
14をオンすることにより、カメラは画像記録モード
(IR)で作動する。即ち、画像記録モード(IR)で
は、走査作動が実行され、このとき電子現像型記録媒体
30から読み取られた画素信号は画像記録装置67に装
填されたICメモリカード、フロッピィディスク、着脱
自在のハードディスク等の第2の記録媒体に格納され
る。
【0070】もし外部出力モード(EO)が作動モード
選択スイッチ18によって選択されたとき、EOフラグ
が“1”にセットされる。この場合、レリーズスイッチ
14をオンすることにより、カメラは外部出力モード
(EO)で作動する。即ち、外部出力モード(EO)で
は、走査作動だけが実行され、このとき電子現像型記録
媒体30から読み取られた画素信号はパーソナルコンピ
ュータ81に転送される。
選択スイッチ18によって選択されたとき、EOフラグ
が“1”にセットされる。この場合、レリーズスイッチ
14をオンすることにより、カメラは外部出力モード
(EO)で作動する。即ち、外部出力モード(EO)で
は、走査作動だけが実行され、このとき電子現像型記録
媒体30から読み取られた画素信号はパーソナルコンピ
ュータ81に転送される。
【0071】オートビデオモニタモード(AV)が作動
モード選択スイッチ18によって選択されたとき、AV
フラグが“1”にセットされる。この場合、レリーズス
イッチ14をオンすることにより、カメラはオートビデ
オモニタモード(AV)で作動する。即ち、オートビデ
オモニタモード(AV)では、撮影作動が実行され、次
いで走査作動が実行され、このとき読取り画素信号はビ
デオ信号出力回路74で処理されてそからTVモニタ8
2に転送される。
モード選択スイッチ18によって選択されたとき、AV
フラグが“1”にセットされる。この場合、レリーズス
イッチ14をオンすることにより、カメラはオートビデ
オモニタモード(AV)で作動する。即ち、オートビデ
オモニタモード(AV)では、撮影作動が実行され、次
いで走査作動が実行され、このとき読取り画素信号はビ
デオ信号出力回路74で処理されてそからTVモニタ8
2に転送される。
【0072】もしマニュアルビデオモニタモード(M
V)が作動モード選択スイッチ18によって選択された
とき、MVフラグが“1”にセットされる。この場合、
レリーズスイッチ14をオンすることにより、カメラは
マニュアルビデオモニタモード(MV)で作動する。即
ち、マニュアルビデオモニタモード(MV)では、走査
作動だけが実行され、このとき読取り画素信号はビデオ
信号出力回路74で処理されてそからTVモニタ82に
転送される。
V)が作動モード選択スイッチ18によって選択された
とき、MVフラグが“1”にセットされる。この場合、
レリーズスイッチ14をオンすることにより、カメラは
マニュアルビデオモニタモード(MV)で作動する。即
ち、マニュアルビデオモニタモード(MV)では、走査
作動だけが実行され、このとき読取り画素信号はビデオ
信号出力回路74で処理されてそからTVモニタ82に
転送される。
【0073】もし画像消去モード(IE)が作動モード
選択スイッチ18によって選択されたとき、IEフラグ
が“1”にセットされる。この場合、レリーズスイッチ
14をオンすることにより、カメラは画像消去モード
(IE)で作動する。即ち、画像消去モード(IE)で
は、電気ヒータ要素75aを担持した可動部材52を移
動させることによって電子現像型記録媒体30から記録
現像画像を熱的に消去するために画像消去作動が実行さ
れる。
選択スイッチ18によって選択されたとき、IEフラグ
が“1”にセットされる。この場合、レリーズスイッチ
14をオンすることにより、カメラは画像消去モード
(IE)で作動する。即ち、画像消去モード(IE)で
は、電気ヒータ要素75aを担持した可動部材52を移
動させることによって電子現像型記録媒体30から記録
現像画像を熱的に消去するために画像消去作動が実行さ
れる。
【0074】画像消去作動が完了したときはいつでも、
画像消去完了(IEC)フラグが“1”にセットされ、
一方撮影作動が完了したときいつでも、IECフラグは
“0”にリセットされる。即ち、IECフラグにアクセ
スすることにより、電子現像型記録媒体30には記録現
像画像があるか否かを判断することが可能である。IE
Cフラグはシステムコントロール回路20内に設けられ
る不揮発性メモリ内に定義され、このためIECフラグ
のセッティング状態はたとえカメラのメインスイッチが
オフにされたとしても維持される。
画像消去完了(IEC)フラグが“1”にセットされ、
一方撮影作動が完了したときいつでも、IECフラグは
“0”にリセットされる。即ち、IECフラグにアクセ
スすることにより、電子現像型記録媒体30には記録現
像画像があるか否かを判断することが可能である。IE
Cフラグはシステムコントロール回路20内に設けられ
る不揮発性メモリ内に定義され、このためIECフラグ
のセッティング状態はたとえカメラのメインスイッチが
オフにされたとしても維持される。
【0075】また、走査モード〔1〕、〔2〕、
〔3〕、〔4〕及び〔5〕のうちの1つが走査モード選
択スイッチ19によって選択されたとき、その該当フラ
グが“1”にセットされ、これによりその選択走査モー
ドでの走査作動の実行に必要な作動パラメータデータ
(例えば、可動部材52の間欠運動の間隔を調整するた
めのデータ)がシステムコントロール回路20内の読出
し専用メモリ(ROM)から読み出される。
〔3〕、〔4〕及び〔5〕のうちの1つが走査モード選
択スイッチ19によって選択されたとき、その該当フラ
グが“1”にセットされ、これによりその選択走査モー
ドでの走査作動の実行に必要な作動パラメータデータ
(例えば、可動部材52の間欠運動の間隔を調整するた
めのデータ)がシステムコントロール回路20内の読出
し専用メモリ(ROM)から読み出される。
【0076】図16にはオート撮影/記録モード(A
P)でのカメラの作動を説明するためのタイミングチャ
ートが示され、また図17にはオートビデオモニタモー
ド(AV)での作動を説明するためのタイミングチャー
トが示される。図18ないし図23には本発明によるカ
メラの第2の実施形態の全体作動を説明するためのフロ
ーチャートが示される。
P)でのカメラの作動を説明するためのタイミングチャ
ートが示され、また図17にはオートビデオモニタモー
ド(AV)での作動を説明するためのタイミングチャー
トが示される。図18ないし図23には本発明によるカ
メラの第2の実施形態の全体作動を説明するためのフロ
ーチャートが示される。
【0077】例えば、作動モード選択スイッチ18によ
ってオート撮影/記録モードを選択した後にレリーズス
イッチ14がオンにされると(APフラグ=1)、作動
実行指令信号がオンにされて(図16の符号“S1
1”)、システムコントロール回路20に入力される。
ステップ301では、レリーズスイッチ無効化フラグが
“1”にセットされて、レリーズスイッチ14は無効化
(disabled)される。
ってオート撮影/記録モードを選択した後にレリーズス
イッチ14がオンにされると(APフラグ=1)、作動
実行指令信号がオンにされて(図16の符号“S1
1”)、システムコントロール回路20に入力される。
ステップ301では、レリーズスイッチ無効化フラグが
“1”にセットされて、レリーズスイッチ14は無効化
(disabled)される。
【0078】ステップ302では、カメラが電子現像型
記録媒体30に光学像を記録して現像するための撮影作
動中であるか否かが判断される。このような判断は例え
ばクイックリターンミラー21が初期位置即ちダウン位
置にあるか否かを検出することによって行なうことがで
きる。もしカメラが撮影作動中であると、ステップ30
1に戻る。もしカメラが撮影作動中でなければ、ステッ
プ302からステップ303に進む。
記録媒体30に光学像を記録して現像するための撮影作
動中であるか否かが判断される。このような判断は例え
ばクイックリターンミラー21が初期位置即ちダウン位
置にあるか否かを検出することによって行なうことがで
きる。もしカメラが撮影作動中であると、ステップ30
1に戻る。もしカメラが撮影作動中でなければ、ステッ
プ302からステップ303に進む。
【0079】ステップ303では、カメラが電子現像型
記録媒体30から現像画像を電子的に読み取るための走
査作動中であるか否かが判断される。このような判断は
例えば可動部材52が初期位置即ち除去位置にあるか否
かを検出することによって行なうことができる。もしカ
メラが走査作動中であると、ステップ301に戻され
る。もしカメラ走査作動中でなければ、ステップ303
からステップ304に進む。
記録媒体30から現像画像を電子的に読み取るための走
査作動中であるか否かが判断される。このような判断は
例えば可動部材52が初期位置即ち除去位置にあるか否
かを検出することによって行なうことができる。もしカ
メラが走査作動中であると、ステップ301に戻され
る。もしカメラ走査作動中でなければ、ステップ303
からステップ304に進む。
【0080】ステップ304では、カメラが電子現像型
記録媒体30から現像画像を熱的に消去するための消去
作動中であるか否かが判断される。このような判断は例
えば可動部材52が初期位置即ち除去位置にあるか否か
を検出することによって行なうことが可能である。もし
カメラが消去作動中であると、ステップ301に戻され
る。もしカメラ消去作動中でなければ、ステップ304
からステップ305に進む。
記録媒体30から現像画像を熱的に消去するための消去
作動中であるか否かが判断される。このような判断は例
えば可動部材52が初期位置即ち除去位置にあるか否か
を検出することによって行なうことが可能である。もし
カメラが消去作動中であると、ステップ301に戻され
る。もしカメラ消去作動中でなければ、ステップ304
からステップ305に進む。
【0081】ステップ305では、APフラグ、MVフ
ラグ及びAVフラグのいずれかが“1”にセットさてい
るか否か、即ち撮影作動が伴うモードが選択されてるか
否かが判断される。現段階では、オート撮影/記録モー
ドが選択されているので(APフラグ=1)、ステップ
305からステップ315に進み、そこで画像消去完了
(IEC)フラグが“0”であるか否かが判断される。
もしIEC=1であれば、即ち電子現像型記録媒体30
がそこに記録されて現像された画像を持っている場合、
ステップ315からステップ310に進み、そこでレリ
ーズスイッチ14は有効化(enabled) される。かくし
て、本ルーチンは終わる。即ち、オート撮影/記録モー
ドに基づく作動は過誤的に終了される。即ち、オート撮
影/記録モード(AP)で作動が実行され得るために
は、画像消去モード(IE)を選択してレリーズスイッ
チ14をオンすることより、画像消去作動が実行されな
ければならない。
ラグ及びAVフラグのいずれかが“1”にセットさてい
るか否か、即ち撮影作動が伴うモードが選択されてるか
否かが判断される。現段階では、オート撮影/記録モー
ドが選択されているので(APフラグ=1)、ステップ
305からステップ315に進み、そこで画像消去完了
(IEC)フラグが“0”であるか否かが判断される。
もしIEC=1であれば、即ち電子現像型記録媒体30
がそこに記録されて現像された画像を持っている場合、
ステップ315からステップ310に進み、そこでレリ
ーズスイッチ14は有効化(enabled) される。かくし
て、本ルーチンは終わる。即ち、オート撮影/記録モー
ドに基づく作動は過誤的に終了される。即ち、オート撮
影/記録モード(AP)で作動が実行され得るために
は、画像消去モード(IE)を選択してレリーズスイッ
チ14をオンすることより、画像消去作動が実行されな
ければならない。
【0082】ステップ315において、画像消去完了
(IEC)フラグが“1”であれば、即ち電子現像型記
録媒体3がそこに記録されて現像された画像を持ってい
ない場合、ステップ315からステップ316に進み、
そこでAVフラグが“1”であるか否かが判断される。
現段階では、AVフラグ=0、即ちオートビデオモニタ
モードは選択されていないので、ステップ401(図1
9)に進み、そこで撮影作動の実行が開始される。
(IEC)フラグが“1”であれば、即ち電子現像型記
録媒体3がそこに記録されて現像された画像を持ってい
ない場合、ステップ315からステップ316に進み、
そこでAVフラグが“1”であるか否かが判断される。
現段階では、AVフラグ=0、即ちオートビデオモニタ
モードは選択されていないので、ステップ401(図1
9)に進み、そこで撮影作動の実行が開始される。
【0083】詳述すると、ステップ401では、測光セ
ンサ28の出力信号即ち測光値がシステムコントロール
回路20によって検出されて取り込まれ、次いでステッ
プ402に進み、そこで測光値に基づいて露出演算が開
始される(図16の参照符号“S12”)。また、レリ
ーズスイッチ14がオンにされてから所定時間が経過し
た後、ステップ403に進み、そこで記録媒体駆動回路
41から電子現像型記録媒体30に出力される記録媒体
活性化信号がオンにされる(図16の参照符号“S1
3”)。即ち、記録媒体活性化がローレベルからハイレ
ベルに変化させられて、静電情報記録媒体31と電荷保
持媒体32との間に活性化電圧が印加される。次いで、
ステップ404では、露出演算が完了したか否かが判断
される。露出演算が完了すると(図16の参照符号“S
14”)、その演算結果に基づいて、撮影作動に必要な
手続が以下のステップで順次実行される。
ンサ28の出力信号即ち測光値がシステムコントロール
回路20によって検出されて取り込まれ、次いでステッ
プ402に進み、そこで測光値に基づいて露出演算が開
始される(図16の参照符号“S12”)。また、レリ
ーズスイッチ14がオンにされてから所定時間が経過し
た後、ステップ403に進み、そこで記録媒体駆動回路
41から電子現像型記録媒体30に出力される記録媒体
活性化信号がオンにされる(図16の参照符号“S1
3”)。即ち、記録媒体活性化がローレベルからハイレ
ベルに変化させられて、静電情報記録媒体31と電荷保
持媒体32との間に活性化電圧が印加される。次いで、
ステップ404では、露出演算が完了したか否かが判断
される。露出演算が完了すると(図16の参照符号“S
14”)、その演算結果に基づいて、撮影作動に必要な
手続が以下のステップで順次実行される。
【0084】ステップ405では、絞り12aの開口面
積が演算結果に従って調節される。なお、絞り12aは
初期状態では全開口面積とされ、絞り12aの調節につ
いては、通常は、その全開口面積を小さくするように行
なわれる(図16の参照符号“S15”)。また、ステ
ップ405では、クイックリターンミラー21がダウン
位置からアップ位置に変えられる(図16の参照符号
“S16”)。
積が演算結果に従って調節される。なお、絞り12aは
初期状態では全開口面積とされ、絞り12aの調節につ
いては、通常は、その全開口面積を小さくするように行
なわれる(図16の参照符号“S15”)。また、ステ
ップ405では、クイックリターンミラー21がダウン
位置からアップ位置に変えられる(図16の参照符号
“S16”)。
【0085】ステップ406では、ミラー21がダウン
位置からアップ位置に変化したか否かが、また絞り12
aの開度調整が完了したか否かが判断される。次いで、
ステップ407に進み、そこでシャッタ22が開放され
(図16の参照符号“S17”)、これにより光学像が
電子現像型記録媒体30に結像されて形成される。
位置からアップ位置に変化したか否かが、また絞り12
aの開度調整が完了したか否かが判断される。次いで、
ステップ407に進み、そこでシャッタ22が開放され
(図16の参照符号“S17”)、これにより光学像が
電子現像型記録媒体30に結像されて形成される。
【0086】ステップ408では、露出演算結果によっ
て指定された露出時間が経過したか否かが判断される。
露出時間が経過すると、即ち露光が完了すると、ステッ
プ409に進み、そこでシャッタ22が閉鎖される(図
16の参照符号“S18”)。シャッタ22の閉鎖完了
後、ステップ410に進み、そこでクイックリターンミ
ラー21がアップ位置からダウン位置に戻され(図16
の参照符号“S19”)、しかも絞り12aの開口面積
が全開口面積に戻される(図16の参照符号“S2
0”)。次いで、ステップ411では、記録媒体活性化
信号の出力が停止される(図16の参照符号“S2
1”)。
て指定された露出時間が経過したか否かが判断される。
露出時間が経過すると、即ち露光が完了すると、ステッ
プ409に進み、そこでシャッタ22が閉鎖される(図
16の参照符号“S18”)。シャッタ22の閉鎖完了
後、ステップ410に進み、そこでクイックリターンミ
ラー21がアップ位置からダウン位置に戻され(図16
の参照符号“S19”)、しかも絞り12aの開口面積
が全開口面積に戻される(図16の参照符号“S2
0”)。次いで、ステップ411では、記録媒体活性化
信号の出力が停止される(図16の参照符号“S2
1”)。
【0087】即ち、電子現像型記録媒体30への記録媒
体活性信号の出力は少なくともシャッタ22の開放期間
にわたって維持され、これにより電子現像型記録媒体3
0では光学像の記録及び現像が行なわれる。上述したよ
うに、電子現像型記録媒体30の電荷保持媒体32はメ
モリタイプの液晶表示素子として構成され、このため記
録媒体活性化出力の出力が停止されても、現像画像はそ
こに保持された儘となる。
体活性信号の出力は少なくともシャッタ22の開放期間
にわたって維持され、これにより電子現像型記録媒体3
0では光学像の記録及び現像が行なわれる。上述したよ
うに、電子現像型記録媒体30の電荷保持媒体32はメ
モリタイプの液晶表示素子として構成され、このため記
録媒体活性化出力の出力が停止されても、現像画像はそ
こに保持された儘となる。
【0088】ステップ412では、クイックリターンミ
ラー21が初期位置即ちダウン位置まで移動したか否か
が判断されると共に絞り12aの開口面積が初期の開口
面積即ち全開口面積に戻されたか否かが判断される。次
いで、ステップ412からステップ413に進み、そこ
でクイックリターンミラー21及び絞り12aの駆動が
停止される。かくして、撮影作動の実行は終了する。そ
の後、ステップ414に進み、そこで画像消去完了(I
EC)フラグが“0”にリセットされる。即ち、IEC
フラグのリセットは電子現像型記録媒体30がそこに記
録現像された画像を持っているということを意味してい
る。
ラー21が初期位置即ちダウン位置まで移動したか否か
が判断されると共に絞り12aの開口面積が初期の開口
面積即ち全開口面積に戻されたか否かが判断される。次
いで、ステップ412からステップ413に進み、そこ
でクイックリターンミラー21及び絞り12aの駆動が
停止される。かくして、撮影作動の実行は終了する。そ
の後、ステップ414に進み、そこで画像消去完了(I
EC)フラグが“0”にリセットされる。即ち、IEC
フラグのリセットは電子現像型記録媒体30がそこに記
録現像された画像を持っているということを意味してい
る。
【0089】続いて、ステップ414からステップ41
5(図20)に進み、そこで走査作動の実行が開始され
る。
5(図20)に進み、そこで走査作動の実行が開始され
る。
【0090】詳述すると、ステップ415では、走査作
動の実行を可能とすべく走査作動有効化(SOE)フラ
グが“1”にセットされ、走査作動を実行させるための
スキャナ駆動指令信号がオンにされる(図16の参照符
号“S31”)。次いで、ステップ415からステップ
416に進み、そこでAPフラグが“1”であるか否か
が判断される。現段階では、オート撮影/記録モード
(AP)が選択されているので(APフラグ=1)、ス
テップ416からステップ417に進み、そこで選択走
査モード〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕または〔5〕
で走査作動を実行するのに必要な作動パラメータデータ
がシステムコントロール回路20の読出し専用メモリ
(ROM)から読み出される。次いで、ステップ418
に進み、そこで記録装置制御回路66から画像記録装置
67に出力される駆動信号がオンにされ(図16の参照
符号“S60”)、これにより該画像記録装置67内の
ICメモリカード、フロッピィディスク、着脱自在のハ
ードディスク等の第2の記録媒体への画素信号の格納が
可能となる。その後、ステップ418からステップ50
1(図21)に進む。
動の実行を可能とすべく走査作動有効化(SOE)フラ
グが“1”にセットされ、走査作動を実行させるための
スキャナ駆動指令信号がオンにされる(図16の参照符
号“S31”)。次いで、ステップ415からステップ
416に進み、そこでAPフラグが“1”であるか否か
が判断される。現段階では、オート撮影/記録モード
(AP)が選択されているので(APフラグ=1)、ス
テップ416からステップ417に進み、そこで選択走
査モード〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕または〔5〕
で走査作動を実行するのに必要な作動パラメータデータ
がシステムコントロール回路20の読出し専用メモリ
(ROM)から読み出される。次いで、ステップ418
に進み、そこで記録装置制御回路66から画像記録装置
67に出力される駆動信号がオンにされ(図16の参照
符号“S60”)、これにより該画像記録装置67内の
ICメモリカード、フロッピィディスク、着脱自在のハ
ードディスク等の第2の記録媒体への画素信号の格納が
可能となる。その後、ステップ418からステップ50
1(図21)に進む。
【0091】ステップ501では、走査作動有効化(S
OE)フラグが“1”であるか否かが判断される。もし
SOEフラグ=0であるならば、ステップ502に進
み、そこでSOEフラグが“1”にセットされる。しか
しながら、現段階では、SOEフラグは既に“1”とさ
れているので(ステップ415)、ステップ501から
ステップ503に進み、そこでシャッタ22が開放され
る(図16の参照符号“S32”)。
OE)フラグが“1”であるか否かが判断される。もし
SOEフラグ=0であるならば、ステップ502に進
み、そこでSOEフラグが“1”にセットされる。しか
しながら、現段階では、SOEフラグは既に“1”とさ
れているので(ステップ415)、ステップ501から
ステップ503に進み、そこでシャッタ22が開放され
る(図16の参照符号“S32”)。
【0092】ステップ504では、光源42がオンにさ
れる(図16の参照符号“S33”)。次いで、ステッ
プ505に進み、そこでシステムコントロール回路20
からスキャナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信
号が零レベルから正レベルに変わり(図16の参照符号
“S34”)、これによりスキャナ駆動モータ55はス
キャナ駆動回路46からそこに出力される駆動パルスの
ために正転方向に駆動されて、走査機構50の可動部材
52は除去位置から画像読取り開始位置に向かって上方
に移動し始める(図16の参照符号“S35”)。続い
て、ステップ506では、ラインセンサ駆動回路47に
含まれるラインセンサ駆動電源がオンにされる(図16
の参照符号“S36”)。
れる(図16の参照符号“S33”)。次いで、ステッ
プ505に進み、そこでシステムコントロール回路20
からスキャナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信
号が零レベルから正レベルに変わり(図16の参照符号
“S34”)、これによりスキャナ駆動モータ55はス
キャナ駆動回路46からそこに出力される駆動パルスの
ために正転方向に駆動されて、走査機構50の可動部材
52は除去位置から画像読取り開始位置に向かって上方
に移動し始める(図16の参照符号“S35”)。続い
て、ステップ506では、ラインセンサ駆動回路47に
含まれるラインセンサ駆動電源がオンにされる(図16
の参照符号“S36”)。
【0093】ステップ507では、可動部材52によっ
て支持されたラインセンサ44が画像読取り開始位置ま
で移動されたか否かが判断される。ラインセンサ44が
画像読取り開始位置に到達すると、ステップ508に進
み、そこでシステムコントロール回路20からスキャナ
駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が正レベル
から零レベルに戻され(図16の参照符号“S3
7”)、これによりスキャナ駆動回路46からスキャナ
駆動モータ55への駆動パルスの出力が中断されて、ス
キャナ駆動モータ55が停止され(図16の参照符号
“S38”)、かくしてラインセンサ44は画像読取り
開始位置に保持される。なお、画像読取り位置でのライ
ンセンサ44の停止については、例えばスキャナ駆動回
路46からスキャナ駆動モータに出力される駆動パルス
をカウントすることによって制御することができる。
て支持されたラインセンサ44が画像読取り開始位置ま
で移動されたか否かが判断される。ラインセンサ44が
画像読取り開始位置に到達すると、ステップ508に進
み、そこでシステムコントロール回路20からスキャナ
駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が正レベル
から零レベルに戻され(図16の参照符号“S3
7”)、これによりスキャナ駆動回路46からスキャナ
駆動モータ55への駆動パルスの出力が中断されて、ス
キャナ駆動モータ55が停止され(図16の参照符号
“S38”)、かくしてラインセンサ44は画像読取り
開始位置に保持される。なお、画像読取り位置でのライ
ンセンサ44の停止については、例えばスキャナ駆動回
路46からスキャナ駆動モータに出力される駆動パルス
をカウントすることによって制御することができる。
【0094】ステップ509では、ラインセンサ44の
露光が光源42の照明によって開始されて、ラインセン
サ44での電荷蓄積が行なわれる(図16の参照符号
“S39”)。次いで、ステップ510では、所定時間
が経過したか否か、即ちラインセンサ44での電荷蓄積
が完了したか否かが判断される。ラインセンサ44での
電荷蓄積が完了すると、ステップ511に進み、そこで
ラインセンサ44からの画素信号読出し走査(第1の水
平走査ライン)がラインセンサ駆動回路によって開始さ
れる(図16の参照符号“S40”)。
露光が光源42の照明によって開始されて、ラインセン
サ44での電荷蓄積が行なわれる(図16の参照符号
“S39”)。次いで、ステップ510では、所定時間
が経過したか否か、即ちラインセンサ44での電荷蓄積
が完了したか否かが判断される。ラインセンサ44での
電荷蓄積が完了すると、ステップ511に進み、そこで
ラインセンサ44からの画素信号読出し走査(第1の水
平走査ライン)がラインセンサ駆動回路によって開始さ
れる(図16の参照符号“S40”)。
【0095】ステップ512では、システムコントロー
ル回路20からスキャナ駆動回路46に出力されるスキ
ャナ駆動信号が零レベルから正レベルに変えられ(図1
6の参照符号“S41”)、これによりスキャナ駆動モ
ータ55はスキャナ駆動回路46からそこに出力される
駆動パルスのために正転方向に駆動させられて、ライン
センサは上方に移動させられる(図16の参照符号“S
42”)。
ル回路20からスキャナ駆動回路46に出力されるスキ
ャナ駆動信号が零レベルから正レベルに変えられ(図1
6の参照符号“S41”)、これによりスキャナ駆動モ
ータ55はスキャナ駆動回路46からそこに出力される
駆動パルスのために正転方向に駆動させられて、ライン
センサは上方に移動させられる(図16の参照符号“S
42”)。
【0096】ラインセンサ44の移動中、ステップ51
3では、ラインセンサ44からの画素信号の読出し走査
が完了したか否かが判断される。画素信号の読出し走査
が完了したことが確認されると、ステップ514に進
み、そこでラインセンサ44からの画素信号の読出し走
査が完了したか否がが判断される。読出し走査が完了す
ると、ステップ514に進み、そこでラインセンサ44
からの画素信号の読出し走査が停止される(図16の参
照符号“S43”)。なお、読出し走査の完了について
は、例えばラインセンサ44を駆動するためにラインセ
ンサ駆動回路47から出力される読出しクロックパルス
をカウントすることによって知ることができる。
3では、ラインセンサ44からの画素信号の読出し走査
が完了したか否かが判断される。画素信号の読出し走査
が完了したことが確認されると、ステップ514に進
み、そこでラインセンサ44からの画素信号の読出し走
査が完了したか否がが判断される。読出し走査が完了す
ると、ステップ514に進み、そこでラインセンサ44
からの画素信号の読出し走査が停止される(図16の参
照符号“S43”)。なお、読出し走査の完了について
は、例えばラインセンサ44を駆動するためにラインセ
ンサ駆動回路47から出力される読出しクロックパルス
をカウントすることによって知ることができる。
【0097】ステップ513において、もし読出し走査
の完了が確認されていないとき、ステップ514を飛び
越えてステップ515に進み、そこでラインセンサ44
が次の画像読取り位置(第2の水平走査ラインに含まれ
る画素信号が読み取られる位置に対応)まで移動された
か否かが判断される。もしラインセンサ44が次の画像
読取り位置に到達していない場合には、ステップ513
に戻され、ラインセンサ44が次の画像読取り位置に到
達するまで、ステップ513、514及び515からな
るルーチンが繰り返される。
の完了が確認されていないとき、ステップ514を飛び
越えてステップ515に進み、そこでラインセンサ44
が次の画像読取り位置(第2の水平走査ラインに含まれ
る画素信号が読み取られる位置に対応)まで移動された
か否かが判断される。もしラインセンサ44が次の画像
読取り位置に到達していない場合には、ステップ513
に戻され、ラインセンサ44が次の画像読取り位置に到
達するまで、ステップ513、514及び515からな
るルーチンが繰り返される。
【0098】ステップ513において、もし読出し走査
の完了が確認されると、ステップ514に進み、そこで
ラインセンサ44からの画素信号の読出し走査が停止さ
れる。次いで、ステップ515に進む。
の完了が確認されると、ステップ514に進み、そこで
ラインセンサ44からの画素信号の読出し走査が停止さ
れる。次いで、ステップ515に進む。
【0099】ステップ515において、ラインセンサ4
4が次の画像読取り位置に到達したことが確認される
と、ステップ515からステップ516に進み、そこで
システムコントロール回路20からスキャナ駆動回路4
6に出力されるスキャナ駆動信号が正レベルから零レベ
ルに戻され(図16の参照符号“S44”)、これによ
りスキャナ駆動回路46からスキャナ駆動モータ55へ
の駆動パルスの出力が中断されて、スキャナ駆動モータ
55が停止され(図16の参照符号“S45”)、かく
してラインセンサ44は次の画像読取り位置に保持され
る。先に述べた場合と同様に、画像読取り位置でのライ
ンセンサ44の停止については、スキャナ駆動回路46
からスキャナ駆動モータに出力される駆動パルスをカウ
ントすることによって制御することができる。
4が次の画像読取り位置に到達したことが確認される
と、ステップ515からステップ516に進み、そこで
システムコントロール回路20からスキャナ駆動回路4
6に出力されるスキャナ駆動信号が正レベルから零レベ
ルに戻され(図16の参照符号“S44”)、これによ
りスキャナ駆動回路46からスキャナ駆動モータ55へ
の駆動パルスの出力が中断されて、スキャナ駆動モータ
55が停止され(図16の参照符号“S45”)、かく
してラインセンサ44は次の画像読取り位置に保持され
る。先に述べた場合と同様に、画像読取り位置でのライ
ンセンサ44の停止については、スキャナ駆動回路46
からスキャナ駆動モータに出力される駆動パルスをカウ
ントすることによって制御することができる。
【0100】次いで、ステップ517(図22)では、
ラインセンサ44からの一ライン分の画素信号の読出し
走査が完了したか否かが再び判断される。というのは、
ステップ514を通ることなくステップ515からステ
ップ515からステップ516に進み得るからである。
即ち。ラインセンサ44が次の画像読取り位置に到達し
た後であっても、ラインセンサ44からの画素信号の読
出し走査が未だ完了していないという場合があり得るか
らである。ステップ517で読出し走査の完了が確認さ
れると、ステップ518(図22)に進み、そこで読出
し走査の作動が停止される。
ラインセンサ44からの一ライン分の画素信号の読出し
走査が完了したか否かが再び判断される。というのは、
ステップ514を通ることなくステップ515からステ
ップ515からステップ516に進み得るからである。
即ち。ラインセンサ44が次の画像読取り位置に到達し
た後であっても、ラインセンサ44からの画素信号の読
出し走査が未だ完了していないという場合があり得るか
らである。ステップ517で読出し走査の完了が確認さ
れると、ステップ518(図22)に進み、そこで読出
し走査の作動が停止される。
【0101】ステップ519では、現像画像の全体が完
全に読み取られたか否かが、即ちラインセンサ44の間
欠移動の間隔によって規定される全ての水平走査線に対
して読出し走査が完了したか否かが判断される。このよ
うな判断については、例えばスキャナ駆動回路46から
出力される駆動パルスをカウントすることによって可能
である。現像画像の全体が完全に読み取られていないと
き、ステップ509に戻される。即ち、全ての水平走査
ラインについて読出し走査が完了されるまで、ステップ
509ないし519からなるルーチンが繰り返される。
全に読み取られたか否かが、即ちラインセンサ44の間
欠移動の間隔によって規定される全ての水平走査線に対
して読出し走査が完了したか否かが判断される。このよ
うな判断については、例えばスキャナ駆動回路46から
出力される駆動パルスをカウントすることによって可能
である。現像画像の全体が完全に読み取られていないと
き、ステップ509に戻される。即ち、全ての水平走査
ラインについて読出し走査が完了されるまで、ステップ
509ないし519からなるルーチンが繰り返される。
【0102】ラインセンサ44から読み出された画素信
号は増幅器61によって増幅され、次いでA/D変換器
62によってデジタル画素信号に変換される。デジタル
画素信号は画像処理回路63でシェーディング補正処
理、ガンマ補正処理等を受け、次いでメモリ64に一時
的に格納される。続いて、デジタル画素信号は画像処理
回路63を通してメモリ64から読み出され、次いで記
録装置制御回路66を介して画像記録装置67に出力さ
れ、これによりデジタル画素信号は画像記録装置67内
に装填された第2の記録媒体例えばICメモリカード、
フロッピィディスク、着脱自在のハードディスク等に格
納される。というのは、ステップ418において、記録
装置制御回路66が画像記録装置67を作動させるべく
付勢されているからである。
号は増幅器61によって増幅され、次いでA/D変換器
62によってデジタル画素信号に変換される。デジタル
画素信号は画像処理回路63でシェーディング補正処
理、ガンマ補正処理等を受け、次いでメモリ64に一時
的に格納される。続いて、デジタル画素信号は画像処理
回路63を通してメモリ64から読み出され、次いで記
録装置制御回路66を介して画像記録装置67に出力さ
れ、これによりデジタル画素信号は画像記録装置67内
に装填された第2の記録媒体例えばICメモリカード、
フロッピィディスク、着脱自在のハードディスク等に格
納される。というのは、ステップ418において、記録
装置制御回路66が画像記録装置67を作動させるべく
付勢されているからである。
【0103】ステップ519において、現像画像の全体
が完全に読み取られたとき(図16の参照符号“S5
0”)、ステップ520に進み、そこでラインセンサ駆
動回路47に含まれるラインセンサ電源がオフにされる
(図16の参照符号“S51”)。次いで、ステップ5
21では、光源42がオフにされ(図16の参照符号
“S52”)、またステップ522では、シャッタ22
が閉鎖される(図16の参照符号“S53”)。次に、
ステップ523では、システムコントロール回路20か
らスキャナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号
が零レベルから負レベルに変えられ(図16の参照符号
“S54”)、これによりスキャナ駆動モータ55はス
キャナ駆動回路46からそこに出力される駆動パルスの
ために逆転方向に駆動され、かくして走査機構50の可
動部材52(ラインセンサ44)は除去位置即ち初期位
置に向かって移動し始める(図16の参照符号“S5
5”)。
が完全に読み取られたとき(図16の参照符号“S5
0”)、ステップ520に進み、そこでラインセンサ駆
動回路47に含まれるラインセンサ電源がオフにされる
(図16の参照符号“S51”)。次いで、ステップ5
21では、光源42がオフにされ(図16の参照符号
“S52”)、またステップ522では、シャッタ22
が閉鎖される(図16の参照符号“S53”)。次に、
ステップ523では、システムコントロール回路20か
らスキャナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号
が零レベルから負レベルに変えられ(図16の参照符号
“S54”)、これによりスキャナ駆動モータ55はス
キャナ駆動回路46からそこに出力される駆動パルスの
ために逆転方向に駆動され、かくして走査機構50の可
動部材52(ラインセンサ44)は除去位置即ち初期位
置に向かって移動し始める(図16の参照符号“S5
5”)。
【0104】ステップ524では、ラインセンサ44が
初期位置まで移動したか否かが判断される。ラインセン
サ44が初期位置に到達したとき、ステップ525に進
み、そこでシステムコントロール回路20からスキャナ
駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が負レベル
から零レベルに戻され(図16の参照符号“S5
6”)、これによりスキャナ駆動回路46からスキャナ
駆動モータ55への駆動パルスの出力が停止されて(図
16の参照符号“S57”)、ラインセンサ44は初期
位置即ち除去位置に保持される。初期位置でのラインセ
ンサ44の停止については、可動部材52の一部を例え
ばホトインタラプタ形式の検出器(図示されない)でも
って検出することにより知ることができる。
初期位置まで移動したか否かが判断される。ラインセン
サ44が初期位置に到達したとき、ステップ525に進
み、そこでシステムコントロール回路20からスキャナ
駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が負レベル
から零レベルに戻され(図16の参照符号“S5
6”)、これによりスキャナ駆動回路46からスキャナ
駆動モータ55への駆動パルスの出力が停止されて(図
16の参照符号“S57”)、ラインセンサ44は初期
位置即ち除去位置に保持される。初期位置でのラインセ
ンサ44の停止については、可動部材52の一部を例え
ばホトインタラプタ形式の検出器(図示されない)でも
って検出することにより知ることができる。
【0105】ステップ526では、走査作動有効化(S
OE)フラグが“0”にリセットされ、これにより走査
作動が無効化される。次いで、ステップ527に進み、
そこでAVフラグ及びMVフラグのいずれかが“1”で
あるか否かが判断される。現段階では、AVフラグ及び
MVフラグの双方が“0”となっているので、ステップ
527からステップ528に進み、そこでAPフラグ及
びIRフラグのいずれかが“1”であるか否かが判断さ
れる。現段階では、APフラグ=1であるから、ステッ
プ529に進み、そこで記録装置制御回路66から画像
記録装置67に出力される駆動信号がオフにされ(図1
6の参照符号“S61”)、これにより第2の記録媒体
への画素信号の格納ができなくなる。かくして、ルーチ
ンは終わる。即ち、オート撮影/記録モード(AP)に
基づく作動は終了する。
OE)フラグが“0”にリセットされ、これにより走査
作動が無効化される。次いで、ステップ527に進み、
そこでAVフラグ及びMVフラグのいずれかが“1”で
あるか否かが判断される。現段階では、AVフラグ及び
MVフラグの双方が“0”となっているので、ステップ
527からステップ528に進み、そこでAPフラグ及
びIRフラグのいずれかが“1”であるか否かが判断さ
れる。現段階では、APフラグ=1であるから、ステッ
プ529に進み、そこで記録装置制御回路66から画像
記録装置67に出力される駆動信号がオフにされ(図1
6の参照符号“S61”)、これにより第2の記録媒体
への画素信号の格納ができなくなる。かくして、ルーチ
ンは終わる。即ち、オート撮影/記録モード(AP)に
基づく作動は終了する。
【0106】マニュアル撮影モード(MP)が作動モー
ド選択スイッチ18によって選択された後にレリーズス
イッチ14がオンにされると(MPフラグ=1)、上述
したように、撮影作動だけが実行される。即ち、撮影作
動のための連続的なステップからなるルーチンがオート
撮影/記録モード(AP)の場合と同様な態様で実行さ
れる。撮影作動が終了した後、ステップ416から41
9に進むことになる(図20)。というのは、ステップ
416において、APフラグ=0であるからである(M
Pフラグ=1)。ステップ419では、AVフラグ及び
MVフラグのいずれかが“1”であるか否が判断され
る。現段階では、AVフラグ及びMVフラグの双方とも
“0”であるから、ステップ422に進み、そこでレリ
ーズスイッチ14は有効化される。かくして、ルーチン
は終わる。即ち、マニュアル撮影モード(MA)に基づ
く作動は終了する。
ド選択スイッチ18によって選択された後にレリーズス
イッチ14がオンにされると(MPフラグ=1)、上述
したように、撮影作動だけが実行される。即ち、撮影作
動のための連続的なステップからなるルーチンがオート
撮影/記録モード(AP)の場合と同様な態様で実行さ
れる。撮影作動が終了した後、ステップ416から41
9に進むことになる(図20)。というのは、ステップ
416において、APフラグ=0であるからである(M
Pフラグ=1)。ステップ419では、AVフラグ及び
MVフラグのいずれかが“1”であるか否が判断され
る。現段階では、AVフラグ及びMVフラグの双方とも
“0”であるから、ステップ422に進み、そこでレリ
ーズスイッチ14は有効化される。かくして、ルーチン
は終わる。即ち、マニュアル撮影モード(MA)に基づ
く作動は終了する。
【0107】画像記録モード(IR)が作動モード選択
スイッチ18によって選択された後にレリーズスイッチ
14がオンにされると(IRフラグ=1)、上述したよ
うに、走査作動が実行され、このとき電子現像型記録媒
体30から読み出された画素信号は画像記録装置に装填
された第2の記録媒体例えばICメモリカード、フロッ
ピィディスク、着脱自在のハードディスク等に格納され
る。
スイッチ18によって選択された後にレリーズスイッチ
14がオンにされると(IRフラグ=1)、上述したよ
うに、走査作動が実行され、このとき電子現像型記録媒
体30から読み出された画素信号は画像記録装置に装填
された第2の記録媒体例えばICメモリカード、フロッ
ピィディスク、着脱自在のハードディスク等に格納され
る。
【0108】詳述すると、ステップ301ないし304
からなるルーチンはオート撮影/記録モード(AP)の
場合と同様な態様で実行されるが、しかしステップ30
5からステップ306に進むことになる。というのは、
APフラグ、MPフラグ及びAVフラグの全てが“0”
であるからである。ステップ306では、EOフラグが
“1”であるか否かが判断される。現段階では、EOフ
ラグ=0であるから、ステップ307に進み、そこでI
Eフラグが“1”であるか否かが判断される。現段階で
は、IEフラグ=0であるから、ステップ308に進
み、そこでMVフラグが“1”であるか否かが判断され
る。現段階では、MVフラグ=0であるから、ステップ
309に進み、そこでIRフラグが“1”であるか否か
が判断される。現段階では、IRフラグ=1であるか
ら、ステップ309からステップ417(図20)に進
む。従って、走査作動のための連続的なステップからな
るルーチンがオート撮影/記録モード(AP)の場合と
同様な態様で実行され、電子現像型記録媒体30に記録
されて現像された画像から読み出された画素信号は画像
記録装置67に装填された第2の記録媒体に格納され
る。かくして、ルーチンは終わる。即ち、画像記録モー
ドに基づく作動は終了する。なお、画像記録モード(I
R)では、IRフラグ=1であるから、ステップ528
からステップ529に進む。
からなるルーチンはオート撮影/記録モード(AP)の
場合と同様な態様で実行されるが、しかしステップ30
5からステップ306に進むことになる。というのは、
APフラグ、MPフラグ及びAVフラグの全てが“0”
であるからである。ステップ306では、EOフラグが
“1”であるか否かが判断される。現段階では、EOフ
ラグ=0であるから、ステップ307に進み、そこでI
Eフラグが“1”であるか否かが判断される。現段階で
は、IEフラグ=0であるから、ステップ308に進
み、そこでMVフラグが“1”であるか否かが判断され
る。現段階では、MVフラグ=0であるから、ステップ
309に進み、そこでIRフラグが“1”であるか否か
が判断される。現段階では、IRフラグ=1であるか
ら、ステップ309からステップ417(図20)に進
む。従って、走査作動のための連続的なステップからな
るルーチンがオート撮影/記録モード(AP)の場合と
同様な態様で実行され、電子現像型記録媒体30に記録
されて現像された画像から読み出された画素信号は画像
記録装置67に装填された第2の記録媒体に格納され
る。かくして、ルーチンは終わる。即ち、画像記録モー
ドに基づく作動は終了する。なお、画像記録モード(I
R)では、IRフラグ=1であるから、ステップ528
からステップ529に進む。
【0109】外部出力モード(EO)が作動モード選択
スイッチ18によって選択された後にレリーズスイッチ
14がオンにされると、上述したように、走査作動だけ
が実行され、このとき電子現像型記録媒体30から読み
取られた画素信号はパーソナルコンピュータ81に転送
される。即ち、電子現像型記録媒体30から読み取られ
た画素信号が画像記録装置67に装填された第2の記録
媒体に記録されることなくパーソナルコンピュータ81
に転送される点を除けば、走査作動はオート撮影/記録
モード(AP)の場合と同様な態様で実行される。
スイッチ18によって選択された後にレリーズスイッチ
14がオンにされると、上述したように、走査作動だけ
が実行され、このとき電子現像型記録媒体30から読み
取られた画素信号はパーソナルコンピュータ81に転送
される。即ち、電子現像型記録媒体30から読み取られ
た画素信号が画像記録装置67に装填された第2の記録
媒体に記録されることなくパーソナルコンピュータ81
に転送される点を除けば、走査作動はオート撮影/記録
モード(AP)の場合と同様な態様で実行される。
【0110】詳述すると、ステップ301ないしステッ
プ305からなるルーチンは画像記録モード(IR)の
場合と同じ態様で実行されるが、EOフラグ=1のため
に、ステップ306からステップ311に進む。ステッ
プ311では、インターフェースコネクタ81aが出力
端子コネクタ17aに接続されているか否かが判断さ
れ、このような判断は図17及び図18、図19及び図
20並びに図21を参照して説明したような態様で行な
うことが可能である。
プ305からなるルーチンは画像記録モード(IR)の
場合と同じ態様で実行されるが、EOフラグ=1のため
に、ステップ306からステップ311に進む。ステッ
プ311では、インターフェースコネクタ81aが出力
端子コネクタ17aに接続されているか否かが判断さ
れ、このような判断は図17及び図18、図19及び図
20並びに図21を参照して説明したような態様で行な
うことが可能である。
【0111】出力端子コネクタ17aへのインターフェ
ースコネクタ81aの接続が検出されないとき、ステッ
プ311からステップ310に進み、そこでレリーズス
イッチ14は有効化される。かくして、ルーチンは終わ
る。即ち、外部出力モード(EO)に基づく作動は過誤
的に終了する。
ースコネクタ81aの接続が検出されないとき、ステッ
プ311からステップ310に進み、そこでレリーズス
イッチ14は有効化される。かくして、ルーチンは終わ
る。即ち、外部出力モード(EO)に基づく作動は過誤
的に終了する。
【0112】出力端子コネクタ17aに対するインター
フェースコネクタ81aの接続が検出された場合、ステ
ップ311からステップ312に進み、そこで主電源回
路77の外部電源入力検出回路87によって外部電源の
入力即ち接続が検出されたか否かが判断される。もし外
部電源の入力即ち接続が検出されないとき、ステップ3
12からステップ310に進み、そこでレリーズスイッ
チ14は有効化される。即ち、この場合、外部出力モー
ド(EO)に基づく作動は過誤的に終了する。というの
は、パーソナルコンピュータ81に画素信号を転送する
ために必要とされる電力は比較的大きく、このため内部
電源バッテリ85の消費が早められるからであり、しか
も内部電源バッテリ85の早めの消費のためにパーソナ
ルコンピュータ81への画素信号の転送が中断され得る
からである。従って、パーソナルコンピュータ81への
画素信号の転送が確実に保証され得るためには、外部電
源が主電源回路77に接続されるべきである。
フェースコネクタ81aの接続が検出された場合、ステ
ップ311からステップ312に進み、そこで主電源回
路77の外部電源入力検出回路87によって外部電源の
入力即ち接続が検出されたか否かが判断される。もし外
部電源の入力即ち接続が検出されないとき、ステップ3
12からステップ310に進み、そこでレリーズスイッ
チ14は有効化される。即ち、この場合、外部出力モー
ド(EO)に基づく作動は過誤的に終了する。というの
は、パーソナルコンピュータ81に画素信号を転送する
ために必要とされる電力は比較的大きく、このため内部
電源バッテリ85の消費が早められるからであり、しか
も内部電源バッテリ85の早めの消費のためにパーソナ
ルコンピュータ81への画素信号の転送が中断され得る
からである。従って、パーソナルコンピュータ81への
画素信号の転送が確実に保証され得るためには、外部電
源が主電源回路77に接続されるべきである。
【0113】外部電源の入力即ち接続が検出された場合
には、ステップ312からステップ319に進み、そこ
で選択走査モード〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕また
は〔5〕で走査作動を実行するのに必要な作動パラメー
タデータがシステムコントロール回路20の読出し専用
メモリ(ROM)から読み出される。次いで、ステップ
319からステップ501(図21)に進み、そこで走
査作動がオート撮影/記録モード(AP)の場合と同様
な態様で実行されるが、しかし電子現像型記録媒体30
から読み取られた画素信号がパーソナルコンピュータ8
1に転送される点が異なる。ステップ525で走査作動
の実行が完了した後、ステップ526及び527からな
るルーチンはオート撮影/記録モード(AP)の場合と
同様な態様で実行されるが、しかしステップ528から
ステップ530に進む。かくして、ルーチンは終わる。
即ち、外部出力モードに基づく作動は終了する。
には、ステップ312からステップ319に進み、そこ
で選択走査モード〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕また
は〔5〕で走査作動を実行するのに必要な作動パラメー
タデータがシステムコントロール回路20の読出し専用
メモリ(ROM)から読み出される。次いで、ステップ
319からステップ501(図21)に進み、そこで走
査作動がオート撮影/記録モード(AP)の場合と同様
な態様で実行されるが、しかし電子現像型記録媒体30
から読み取られた画素信号がパーソナルコンピュータ8
1に転送される点が異なる。ステップ525で走査作動
の実行が完了した後、ステップ526及び527からな
るルーチンはオート撮影/記録モード(AP)の場合と
同様な態様で実行されるが、しかしステップ528から
ステップ530に進む。かくして、ルーチンは終わる。
即ち、外部出力モードに基づく作動は終了する。
【0114】オートビデオモニタモード(AV)が作動
モード選択スイッチ18によって選択された後にレリー
ズスイッチ14がオンにされると、上述したように、撮
影作動が実行され、次いで走査作動が実行され、このと
き電子現像型記録媒体30から読み取られた画素信号は
ビデオ信号処理回路74で処理されてそこからTVモニ
タ82に転送される。
モード選択スイッチ18によって選択された後にレリー
ズスイッチ14がオンにされると、上述したように、撮
影作動が実行され、次いで走査作動が実行され、このと
き電子現像型記録媒体30から読み取られた画素信号は
ビデオ信号処理回路74で処理されてそこからTVモニ
タ82に転送される。
【0115】詳述すると、オートビデオモニタモード
(AV)では、ステップ301ないし306及びステッ
プ315からなるルーチンはオート撮影/記録モード
(AP)の場合と同様な態様で実行されるが、しかしA
Vフラグ=1であるために、ステップ316からステッ
プ317に進む。ステップ317では、インターフェー
スコネクタ82aが出力端子コネクタ17bに接続され
ているか否かが判断され、このような判断は図17及び
図18、図19及び図20並びに図21を参照して説明
したような態様で行なうことが可能である。
(AV)では、ステップ301ないし306及びステッ
プ315からなるルーチンはオート撮影/記録モード
(AP)の場合と同様な態様で実行されるが、しかしA
Vフラグ=1であるために、ステップ316からステッ
プ317に進む。ステップ317では、インターフェー
スコネクタ82aが出力端子コネクタ17bに接続され
ているか否かが判断され、このような判断は図17及び
図18、図19及び図20並びに図21を参照して説明
したような態様で行なうことが可能である。
【0116】詳述すると、オートビデオモニタモード
(AV)では、ステップ301ないし305及びステッ
プ315からなるルーチンはオート撮影/記録モード
(AP)の場合と同様な態様で実行されるが、しかしA
Vフラグ=1であるために、ステップ316からステッ
プ317に進む。ステップ317では、インターフェー
スコネクタ82aが出力端子コネクタ17bに接続され
ているか否かが判断され、このような判断は図10及び
図11、図12及び図13並びに図14を参照して説明
したような態様で行なうことが可能である。
(AV)では、ステップ301ないし305及びステッ
プ315からなるルーチンはオート撮影/記録モード
(AP)の場合と同様な態様で実行されるが、しかしA
Vフラグ=1であるために、ステップ316からステッ
プ317に進む。ステップ317では、インターフェー
スコネクタ82aが出力端子コネクタ17bに接続され
ているか否かが判断され、このような判断は図10及び
図11、図12及び図13並びに図14を参照して説明
したような態様で行なうことが可能である。
【0117】出力端子コネクタ17bに対するインター
フェースコネクタ82aの接続が検出された場合、ステ
ップ317からステップ318に進み、そこで主電源回
路77の外部電源入力検出回路87によって外部電源の
入力即ち接続が検出されたか否かが判断される。もし外
部電源の入力即ち接続が検出されないとき、ステップ3
18からステップ310に進み、そこでレリーズスイッ
チ14は有効化される。即ち、この場合、オートビデオ
モニタモード(AV)に基づく作動は過誤的に終了す
る。というのは、TVモニタ82にビデオ信号を転送す
るために必要とされる電力は比較的大きく、このため内
部電源バッテリ85の消費が早められるからであり、し
かも内部電源バッテリ85の早めの消費のためにTVモ
ニタ82へのビデオ信号の転送が中断され得るからであ
る。従って、TVモニタ82へのビデオ信号の転送が確
実に保証され得るためには、外部電源が主電源回路77
に接続されるべきである。
フェースコネクタ82aの接続が検出された場合、ステ
ップ317からステップ318に進み、そこで主電源回
路77の外部電源入力検出回路87によって外部電源の
入力即ち接続が検出されたか否かが判断される。もし外
部電源の入力即ち接続が検出されないとき、ステップ3
18からステップ310に進み、そこでレリーズスイッ
チ14は有効化される。即ち、この場合、オートビデオ
モニタモード(AV)に基づく作動は過誤的に終了す
る。というのは、TVモニタ82にビデオ信号を転送す
るために必要とされる電力は比較的大きく、このため内
部電源バッテリ85の消費が早められるからであり、し
かも内部電源バッテリ85の早めの消費のためにTVモ
ニタ82へのビデオ信号の転送が中断され得るからであ
る。従って、TVモニタ82へのビデオ信号の転送が確
実に保証され得るためには、外部電源が主電源回路77
に接続されるべきである。
【0118】もし外部電源の入力即ち接続が検出された
場合には、ステップ318からステップ401(図1
9)に進み、撮影作動のための連続的なステップからな
るルーチンがオート撮影/記録モード(AP)の場合と
同様な態様で実行される。撮影作動が完了した後、ステ
ップ415に進み、そこで走査作動有効化(SOD)フ
ラグが“1”にセットされ、これにより走査作動が有効
化される。次いで、ステップ416では、オート撮影/
記録(AP)フラグが“1”であるか否かが判断され
る。現段階では、APフラグ=0であるので、ステップ
416からステップ419に進む。ステップ419で
は、AVフラグ及びMVフラグのいずれかが“1”であ
るか否かが判断される。現段階では、AVフラグ=1で
あるので、ステップ419からステップ420に進み、
そこで走査作動を走査モード〔1〕で実行するために必
要な作動パラメータデータがシステムコントロール回路
20の読出し専用メモリ(ROM)から読み出される。
先に述べたように、走査モード〔1〕はTVモニタ82
で映像を再現するために適当なものであるので、TVモ
ニタ82で映像再現を行なう場合にはいつでも、走査モ
ード〔1〕が選択されなければならない。次いで、ステ
ップ421では、ビデオ信号出力回路74に含まれるビ
デオ信号メモリ内へのビデオ信号の書込みが有効化され
る。
場合には、ステップ318からステップ401(図1
9)に進み、撮影作動のための連続的なステップからな
るルーチンがオート撮影/記録モード(AP)の場合と
同様な態様で実行される。撮影作動が完了した後、ステ
ップ415に進み、そこで走査作動有効化(SOD)フ
ラグが“1”にセットされ、これにより走査作動が有効
化される。次いで、ステップ416では、オート撮影/
記録(AP)フラグが“1”であるか否かが判断され
る。現段階では、APフラグ=0であるので、ステップ
416からステップ419に進む。ステップ419で
は、AVフラグ及びMVフラグのいずれかが“1”であ
るか否かが判断される。現段階では、AVフラグ=1で
あるので、ステップ419からステップ420に進み、
そこで走査作動を走査モード〔1〕で実行するために必
要な作動パラメータデータがシステムコントロール回路
20の読出し専用メモリ(ROM)から読み出される。
先に述べたように、走査モード〔1〕はTVモニタ82
で映像を再現するために適当なものであるので、TVモ
ニタ82で映像再現を行なう場合にはいつでも、走査モ
ード〔1〕が選択されなければならない。次いで、ステ
ップ421では、ビデオ信号出力回路74に含まれるビ
デオ信号メモリ内へのビデオ信号の書込みが有効化され
る。
【0119】続いて、ステップ421からステップ50
1(図21)に進む。かくして、走査作動のための連続
的なステップからなるルーチンはオート撮影/記録モー
ド(AP)の場合と同様な態様で実行されるが、しかし
電子現像型記録媒体30から読み取られた画素信号が画
像記録装置67に装填された第2の記録媒体例えばIC
メモリカード、フロッピィディスク、着脱自在のハード
ディスク等に格納され得ないという点で異なる。即ち、
電子現像型記録媒体30から読み取られた画素信号は順
次ビデオ信号に変換されて、ビデオ信号出力回路74の
ビデオ信号メモリに書き込まれる。図17のタイミング
チャートに示すように、ラインセンサ44からの画素信
号の読出し及び読出し画素信号のビデオ信号への変換が
行なわれるや否や(図17の参照符号“S40”)、ビ
デオ信号出力回路74のビデオ出力メモリへのビデオ出
力の書込みが記録装置制御回路66から出力されるクロ
ックパルスに基づいて行なわれる(図17の参照符号
“S62”)。電子現像型記録媒体30からの画素信号
の読取り及びビデオ信号出力回路74のビデオ信号メモ
リへのビデオ信号の書込みが完了した後、ステップ52
0ないし526からなるルーチンはオート撮影/記録モ
ード(AP)モードの場合と同様な態様で実行される。
1(図21)に進む。かくして、走査作動のための連続
的なステップからなるルーチンはオート撮影/記録モー
ド(AP)の場合と同様な態様で実行されるが、しかし
電子現像型記録媒体30から読み取られた画素信号が画
像記録装置67に装填された第2の記録媒体例えばIC
メモリカード、フロッピィディスク、着脱自在のハード
ディスク等に格納され得ないという点で異なる。即ち、
電子現像型記録媒体30から読み取られた画素信号は順
次ビデオ信号に変換されて、ビデオ信号出力回路74の
ビデオ信号メモリに書き込まれる。図17のタイミング
チャートに示すように、ラインセンサ44からの画素信
号の読出し及び読出し画素信号のビデオ信号への変換が
行なわれるや否や(図17の参照符号“S40”)、ビ
デオ信号出力回路74のビデオ出力メモリへのビデオ出
力の書込みが記録装置制御回路66から出力されるクロ
ックパルスに基づいて行なわれる(図17の参照符号
“S62”)。電子現像型記録媒体30からの画素信号
の読取り及びビデオ信号出力回路74のビデオ信号メモ
リへのビデオ信号の書込みが完了した後、ステップ52
0ないし526からなるルーチンはオート撮影/記録モ
ード(AP)モードの場合と同様な態様で実行される。
【0120】ステップ527において、AVフラグ及び
MVフラグのいずれかが“1”であるか否かが判断され
たとき、AVフラグ=1であるために、ステップ527
からステップ531に進む。ステップ531では、ビデ
オ信号出力回路74が作動状態となり、次いでステップ
532では、ビデオ信号出力回路74のビデオ信号メモ
リからビデオ信号が出力端子コネクタ17b、インター
フェースコネクタ82a及びそこから延びるケーブルを
介してTVモニタ82に対して出力され(図17の参照
符号“S63”)、これによりTVモニタ82上での映
像再現が行なわれる。かくして、ルーチンは終わる。即
ち、オートビデオモニタモード(AV)に基づく作動は
完了する。
MVフラグのいずれかが“1”であるか否かが判断され
たとき、AVフラグ=1であるために、ステップ527
からステップ531に進む。ステップ531では、ビデ
オ信号出力回路74が作動状態となり、次いでステップ
532では、ビデオ信号出力回路74のビデオ信号メモ
リからビデオ信号が出力端子コネクタ17b、インター
フェースコネクタ82a及びそこから延びるケーブルを
介してTVモニタ82に対して出力され(図17の参照
符号“S63”)、これによりTVモニタ82上での映
像再現が行なわれる。かくして、ルーチンは終わる。即
ち、オートビデオモニタモード(AV)に基づく作動は
完了する。
【0121】マニュアルビデオモニタモード(MV)が
作動モード選択スイッチ18によって選択された後にレ
リーズスイッチ14がオンにされると、上述したよう
に、走査作動が実行され、このとき読取り画素信号はビ
デオ信号処理回路74で処理されてそこからTVモニタ
82に転送される。
作動モード選択スイッチ18によって選択された後にレ
リーズスイッチ14がオンにされると、上述したよう
に、走査作動が実行され、このとき読取り画素信号はビ
デオ信号処理回路74で処理されてそこからTVモニタ
82に転送される。
【0122】詳述すると、ステップ301ないし307
からなるルーチンは画像記録モード(IR)の場合と同
様な態様で実行されるが、次いでステップ308からス
テップ313に進み、そこでインターフェースコネクタ
82aが出力端子コネクタ17bに接続されているか否
かが判断される。このような判断は図17及び図18、
図19及び図20並びに図21を参照して説明したよう
な態様で行なうことが可能である。
からなるルーチンは画像記録モード(IR)の場合と同
様な態様で実行されるが、次いでステップ308からス
テップ313に進み、そこでインターフェースコネクタ
82aが出力端子コネクタ17bに接続されているか否
かが判断される。このような判断は図17及び図18、
図19及び図20並びに図21を参照して説明したよう
な態様で行なうことが可能である。
【0123】詳述すると、ステップ301ないし307
からなるルーチンは画像記録モード(IR)の場合と同
様な態様で実行されるが、次いでステップ308からス
テップ313に進み、そこでインターフェースコネクタ
82aが出力端子コネクタ17bに接続されているか否
かが判断される。このような判断は図10及び図11、
図12及び図13並びに図14を参照して説明したよう
な態様で行なうことが可能である。
からなるルーチンは画像記録モード(IR)の場合と同
様な態様で実行されるが、次いでステップ308からス
テップ313に進み、そこでインターフェースコネクタ
82aが出力端子コネクタ17bに接続されているか否
かが判断される。このような判断は図10及び図11、
図12及び図13並びに図14を参照して説明したよう
な態様で行なうことが可能である。
【0124】出力端子コネクタ17bに対するインター
フェースコネクタ82aの接続が検出された場合、ステ
ップ313からステップ314に進み、そこで主電源回
路77の外部電源入力検出回路87によって外部電源の
入力即ち接続が検出されたか否かが判断される。もし外
部電源の入力即ち接続が検出されないとき、ステップ3
14からステップ310に進み、そこでレリーズスイッ
チ14は有効化される。即ち、この場合、オートビデオ
モニタモード(AV)に基づく作動は過誤的に終了す
る。オートビデオモニタモード(AV)の説明で既に述
べたように、TVモニタ82にビデオ信号を転送するた
めに必要とされる電力は比較的大きく、このため内部電
源バッテリ85の消費が早められ、しかも内部電源バッ
テリ85の早めの消費のためにTVモニタ82へのビデ
オ信号の転送が中断され得る。従って、TVモニタ82
へのビデオ信号の転送が確実に保証され得るためには、
外部電源が主電源回路77に接続されなければならな
い。
フェースコネクタ82aの接続が検出された場合、ステ
ップ313からステップ314に進み、そこで主電源回
路77の外部電源入力検出回路87によって外部電源の
入力即ち接続が検出されたか否かが判断される。もし外
部電源の入力即ち接続が検出されないとき、ステップ3
14からステップ310に進み、そこでレリーズスイッ
チ14は有効化される。即ち、この場合、オートビデオ
モニタモード(AV)に基づく作動は過誤的に終了す
る。オートビデオモニタモード(AV)の説明で既に述
べたように、TVモニタ82にビデオ信号を転送するた
めに必要とされる電力は比較的大きく、このため内部電
源バッテリ85の消費が早められ、しかも内部電源バッ
テリ85の早めの消費のためにTVモニタ82へのビデ
オ信号の転送が中断され得る。従って、TVモニタ82
へのビデオ信号の転送が確実に保証され得るためには、
外部電源が主電源回路77に接続されなければならな
い。
【0125】もし外部電源の入力即ち接続が検出された
場合には、ステップ314からステップ415(図2
0)に進み、そこで走査作動有効化(SOE)フラグが
“1”にセットされ、これにより走査作動が有効化され
る。従って、走査作動のための連続的なステップからな
るルーチンはオートビデオモニタモード(AV)の場合
と同様な態様で実行され、次いでステップ520ないし
526からなるルーチンも同様な態様で実行される。
場合には、ステップ314からステップ415(図2
0)に進み、そこで走査作動有効化(SOE)フラグが
“1”にセットされ、これにより走査作動が有効化され
る。従って、走査作動のための連続的なステップからな
るルーチンはオートビデオモニタモード(AV)の場合
と同様な態様で実行され、次いでステップ520ないし
526からなるルーチンも同様な態様で実行される。
【0126】ステップ527において、AVフラグ及び
MVフラグのいずれかが“1”であるか否かが判断され
たとき、MVフラグ=1であるために、ステップ527
からステップ531に進む。次いで、オートビデオモニ
タモード(AV)の場合と同様な態様で映像再現が行な
われる。かくして、ルーチンは終わる。即ちマニュアル
ビデオモニタモード(MV)に基づく作動は終了する。
MVフラグのいずれかが“1”であるか否かが判断され
たとき、MVフラグ=1であるために、ステップ527
からステップ531に進む。次いで、オートビデオモニ
タモード(AV)の場合と同様な態様で映像再現が行な
われる。かくして、ルーチンは終わる。即ちマニュアル
ビデオモニタモード(MV)に基づく作動は終了する。
【0127】画像消去モード(IE)後にレリーズスイ
ッチ14がオンされると、電気ヒータ要素75aを担持
した可動部材52を移動させることにより、電子現像型
記録媒体30から記録現像画像を熱的に消去するために
画像消去作動が実行される。
ッチ14がオンされると、電気ヒータ要素75aを担持
した可動部材52を移動させることにより、電子現像型
記録媒体30から記録現像画像を熱的に消去するために
画像消去作動が実行される。
【0128】画像消去モード(IE)が作動モード選択
スイッチ18によって選択された後にレリーズスイッチ
14がオンされると、電気ヒータ要素75aを担持した
可動部材52を移動させることにより、電子現像型記録
媒体30から記録現像画像を熱的に消去するために画像
消去作動が実行される。
スイッチ18によって選択された後にレリーズスイッチ
14がオンされると、電気ヒータ要素75aを担持した
可動部材52を移動させることにより、電子現像型記録
媒体30から記録現像画像を熱的に消去するために画像
消去作動が実行される。
【0129】ステップ601において、外部電源の入力
即ち接続が検出された場合には、ステップ601からス
テップ602に進み、そこで画像消去完了(IEC)フ
ラグが“0”であるか否かが、即ち電子現像型記録媒体
30には記録現像画像があるか否かが判断される。もし
IECフラグ=0であるならば、即ち画像消去作動が既
に実行されているならば、ステップ60からステップ6
12に進み、そこでレリーズスイッチ14が有効化され
る。
即ち接続が検出された場合には、ステップ601からス
テップ602に進み、そこで画像消去完了(IEC)フ
ラグが“0”であるか否かが、即ち電子現像型記録媒体
30には記録現像画像があるか否かが判断される。もし
IECフラグ=0であるならば、即ち画像消去作動が既
に実行されているならば、ステップ60からステップ6
12に進み、そこでレリーズスイッチ14が有効化され
る。
【0130】ステップ602において、IECフラグ=
1であるとき、ステップ602からステップ603に進
み、そこで熱消去装置75(図16)の電気ヒータ要素
75aの電源がオンにされる。即ち、トランジスタスイ
ッチ“T”がオンにされ、これにより電気ヒータ要素7
5aが電気的に付勢される。次いで、ステップ604に
進み、そこでシステムコントロール回路20からスキャ
ナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が零レベ
ルから正レベルに変えられ、これによりスキャナ駆動モ
ータ55はスキャナ駆動回路46からそこに出力される
駆動パルスのために正転方向に駆動させられて、走査機
構50の可動部材52は除去位置即ち初期位置から上方
に移動し始める。
1であるとき、ステップ602からステップ603に進
み、そこで熱消去装置75(図16)の電気ヒータ要素
75aの電源がオンにされる。即ち、トランジスタスイ
ッチ“T”がオンにされ、これにより電気ヒータ要素7
5aが電気的に付勢される。次いで、ステップ604に
進み、そこでシステムコントロール回路20からスキャ
ナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が零レベ
ルから正レベルに変えられ、これによりスキャナ駆動モ
ータ55はスキャナ駆動回路46からそこに出力される
駆動パルスのために正転方向に駆動させられて、走査機
構50の可動部材52は除去位置即ち初期位置から上方
に移動し始める。
【0131】ステップ605では、電子現像型記録媒体
30の記録領域が電気ヒータ要素75aから発する熱放
射でもって全体的に走査されて、該記録領域から記録現
像画像が消去されたか否かが判断される。このような判
断については、例えばスキャナ駆動回路46からスキャ
ナ駆動モータ55に出力される駆動パルスをカウントす
ることにより行なうことができる。電子現像型記録媒体
30から画像が熱的に消去されると、ステップ606に
進み、そこでシステムコントロール回路20からスキャ
ナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が正レベ
ルから零レベルに戻され、これによりスキャナ駆動回路
46からスキャナ駆動モータ55への駆動パルスの出力
が停止されて、スキャナ駆動モータ55が停止される。
30の記録領域が電気ヒータ要素75aから発する熱放
射でもって全体的に走査されて、該記録領域から記録現
像画像が消去されたか否かが判断される。このような判
断については、例えばスキャナ駆動回路46からスキャ
ナ駆動モータ55に出力される駆動パルスをカウントす
ることにより行なうことができる。電子現像型記録媒体
30から画像が熱的に消去されると、ステップ606に
進み、そこでシステムコントロール回路20からスキャ
ナ駆動回路46に出力されるスキャナ駆動信号が正レベ
ルから零レベルに戻され、これによりスキャナ駆動回路
46からスキャナ駆動モータ55への駆動パルスの出力
が停止されて、スキャナ駆動モータ55が停止される。
【0132】ステップ607において、熱消去装置75
の電気ヒータ要素75aの電源がオフにされる。即ち、
トランジスタスイッチ“T”がオフにされる。次いで、
ステップ607からステップ608に進み、そこでシス
テムコントロール回路20からスキャナ駆動回路46に
出力されるスキャナ駆動信号が零レベルから負レベルに
変えられ、これにより可動部材52は除去位置即ち初期
位置に向かって逆方向に移動させられる。
の電気ヒータ要素75aの電源がオフにされる。即ち、
トランジスタスイッチ“T”がオフにされる。次いで、
ステップ607からステップ608に進み、そこでシス
テムコントロール回路20からスキャナ駆動回路46に
出力されるスキャナ駆動信号が零レベルから負レベルに
変えられ、これにより可動部材52は除去位置即ち初期
位置に向かって逆方向に移動させられる。
【0133】ステップ609において、可動部材52が
初期位置まで移動したか否かが判断される。可動部材5
2が除去位置即ち初期位置に到達すると、ステップ60
9からステップ610に進み、そこでシステムコントロ
ール回路20からスキャナ駆動回路46に出力されるス
キャナ駆動信号が負レベルから零レベルに戻され、これ
によりスキャナ駆動回路46からスキャナ駆動モータ5
5への駆動パルスの出力が停止されて、スキャナ駆動モ
ータ55が停止される。続いて、ステップ611に進
み、そこで画像消去完了(IEC)フラグが“1”にセ
ットされる。次いで、ステップ612に進み、そこでレ
リーズスイッチ14が有効化される。かくして、ルーチ
ンは終わる。即ち、画像消去モードに基づく作動は終了
する。
初期位置まで移動したか否かが判断される。可動部材5
2が除去位置即ち初期位置に到達すると、ステップ60
9からステップ610に進み、そこでシステムコントロ
ール回路20からスキャナ駆動回路46に出力されるス
キャナ駆動信号が負レベルから零レベルに戻され、これ
によりスキャナ駆動回路46からスキャナ駆動モータ5
5への駆動パルスの出力が停止されて、スキャナ駆動モ
ータ55が停止される。続いて、ステップ611に進
み、そこで画像消去完了(IEC)フラグが“1”にセ
ットされる。次いで、ステップ612に進み、そこでレ
リーズスイッチ14が有効化される。かくして、ルーチ
ンは終わる。即ち、画像消去モードに基づく作動は終了
する。
【0134】第2の実施形態において、画像消去完了
(IEC)フラグに加えて、撮影作動完了(POC)フ
ラグを用いることも可能である。この場合、撮影作動が
完了したときはいつでも、POCフラグが“1”にセッ
トされ、かつIECフラグは“0”にリセットされ(ス
テップ414)、また画像消去作動が完了したときはい
つでも、POCフラグは0”にリセットされ、かつIE
Cフラグは“1”にセットされる(ステップ611)。
(IEC)フラグに加えて、撮影作動完了(POC)フ
ラグを用いることも可能である。この場合、撮影作動が
完了したときはいつでも、POCフラグが“1”にセッ
トされ、かつIECフラグは“0”にリセットされ(ス
テップ414)、また画像消去作動が完了したときはい
つでも、POCフラグは0”にリセットされ、かつIE
Cフラグは“1”にセットされる(ステップ611)。
【0135】なお、電子現像型記録媒体は上述した構造
のものに限定されることはなく、画像を電子的に現像し
得るその他の構造のものであってもよい。
のものに限定されることはなく、画像を電子的に現像し
得るその他の構造のものであってもよい。
【0136】本発明は上述したような一眼レフカメラだ
けに限定されるものではなく、レンズシャッタ式カメラ
にも適用可能である。なお、本発明がレンズシャッタ式
カメラに適用された場合には、上述の実施形態のように
シャッタ22を設ける必要はない。
けに限定されるものではなく、レンズシャッタ式カメラ
にも適用可能である。なお、本発明がレンズシャッタ式
カメラに適用された場合には、上述の実施形態のように
シャッタ22を設ける必要はない。
【0137】スキャナ光学系43のために、単レンズ、
マイクロアレーレンズ、ロッドレンズアレー等を使用す
ることができる。
マイクロアレーレンズ、ロッドレンズアレー等を使用す
ることができる。
【0138】ラインセンサ44については、電子現像型
記録媒体30によって反射された光束を感知するうよう
な態様で配置することも可能である。
記録媒体30によって反射された光束を感知するうよう
な態様で配置することも可能である。
【0139】最後に、当業者によれば理解されるよう
に、以上の記載はここに開示した電子スチルビデオカメ
ラの好ましい実施形態のためのものであり、本発明の技
術思想及びその範囲から逸脱することなく本発明に種々
の変更及び改変を成すことが可能である。
に、以上の記載はここに開示した電子スチルビデオカメ
ラの好ましい実施形態のためのものであり、本発明の技
術思想及びその範囲から逸脱することなく本発明に種々
の変更及び改変を成すことが可能である。
【図1】本発明による電子スチルビデオカメラの一実施
形態の外観を示す概略斜視図である。
形態の外観を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示した電子スチルビデオカメラのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1に示した電子スチルビデオカメラのカメラ
本体に設けられた作動モード選択スイッチを示す概略平
面図である。
本体に設けられた作動モード選択スイッチを示す概略平
面図である。
【図4】図1に示した電子スチルビデオカメラのカメラ
本体に設けられた走査モード選択スイッチを示す概略平
面図である。
本体に設けられた走査モード選択スイッチを示す概略平
面図である。
【図5】数字〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕及び
〔5〕によって指示されたそれぞれの走査モードと、各
走査モードでの水平走査ラインの本数と、各走査モード
で得られる水平走査ラインの各々に含まれる画素数との
関係を示すテーブルである。
〔5〕によって指示されたそれぞれの走査モードと、各
走査モードでの水平走査ラインの本数と、各走査モード
で得られる水平走査ラインの各々に含まれる画素数との
関係を示すテーブルである。
【図6】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメラ
に用いられる走査機構を示す概略斜視図である。
に用いられる走査機構を示す概略斜視図である。
【図7】図6に示した走査機構の概略縦断面図である。
【図8】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメラ
に用いられる電子現像型記録媒体を示す概略断面図であ
る。
に用いられる電子現像型記録媒体を示す概略断面図であ
る。
【図9】図2に示した熱消去装置の電気回路図である。
【図10】図1に示した電子スチルビデオカメラのカメ
ラ本体に組み込まれた出力端子コネクタと共にコネクタ
接続検出回路の一実施形態を示す概略図である。
ラ本体に組み込まれた出力端子コネクタと共にコネクタ
接続検出回路の一実施形態を示す概略図である。
【図11】図10と同様な概略図であって、構成要素の
一部を異なった位置で示す図である。
一部を異なった位置で示す図である。
【図12】コネクタ接続検出回路の別の実施形態を示す
概略図である。
概略図である。
【図13】図12と同様な概略図であって、構成要素の
一部を異なった位置で示す図である。
一部を異なった位置で示す図である。
【図14】コネクタ接続検出回路の更に別の実施形態を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図15】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメ
ラの主電源回路を示すブロック図である。
ラの主電源回路を示すブロック図である。
【図16】オート撮影/記録モードでの電子スチルビデ
オカメラの作動を説明するためのタイミングチャートで
ある。
オカメラの作動を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図17】オートビデオモニタモードでの電子スチルビ
デオカメラの作動を説明するためのタイミングチャート
である。
デオカメラの作動を説明するためのタイミングチャート
である。
【図18】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメ
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの一
部である。
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの一
部である。
【図19】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメ
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートのそ
の他の一部である。
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートのそ
の他の一部である。
【図20】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメ
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの別
のその他の一部である。
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの別
のその他の一部である。
【図21】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメ
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの更
に別のその他の一部である。
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの更
に別のその他の一部である。
【図22】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメ
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの更
に別のその他の一部である。
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの更
に別のその他の一部である。
【図23】図1及び図2に示した電子スチルビデオカメ
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの残
りの部分である。
ラの全体的な作動を説明するためのフローチャートの残
りの部分である。
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 5/76 - 5/956
H04N 5/222 - 5/257
H04N 101:00
Claims (15)
- 【請求項1】 電子現像型記録媒体を有する電子スチル
ビデオカメラであって、 前記電子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像
を該電子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影
手段と、 前記電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、 3つの作動モード、即ち第1の作動モード、第2の作動
モード及び第3の作動モードのうちの1つを選択するた
めの作動モード選択手段と、 前記作動モード選択手段によって選択されたモードで作
動を実行するための作動指令手段とを具備し、 前記作動モード選択手段によって前記第1の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行が含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第2の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行と、前記電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行とが含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第3の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体の記録画像からの
画像データの感知作動の実行が含まれることを特徴とす
る電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子スチルビデオカメ
ラにおいて、 更に、前記電子現像型記録媒体がそこに記録画像を持っ
ているか否かを判別するための判別手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていると判別されたとき、前記第1及び
第2の作動モードに基づいて前記作動モード選択手段に
よって実行されるそれぞれの作動を無効化するための無
効化手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていないと判別されたとき、前記第3の
作動モードに基づいて前記作動モード選択手段によって
実行される作動を無効化するための無効化手段とを具備
することを特徴とする電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項3】 電子現像型記録媒体を有する電子スチル
ビデオカメラであって、 前記電子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像
を該電子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影
手段と、 前記電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、 前記電子現像型記録媒体の記録画像から感知された画像
データを格納するための画像データ格納手段と、 5つの作動モード、即ち第1の作動モード、第2の作動
モード、第3の作動モード、第4の作動モード及び第5
の作動モードのうちの1つを選択するための作動モード
選択手段と、 前記作動モード選択手段によって選択されたモードで作
動を実行するための作動指令手段とを具備し、 前記作動モード選択手段によって前記第1の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行が含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第2の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行と、前記電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行とが含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第3の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行と、前記電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行と、前記画像データ格納
手段への感知画像データの格納作動の実行とが含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第4の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体の記録画像からの
画像データの感知作動の実行が含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第5の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体の記録画像からの
画像データの感知作動の実行と、前記画像データ格納手
段への感知画像データの格納作動の実行とが含まれるこ
とを特徴とする電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項4】 請求項3に記載の電子スチルビデオカメ
ラにおいて、 更に、前記電子現像型記録媒体がそこに記録画像を持っ
ているか否かを判別するための判別手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていると判別されたとき、前記第1、第
2及び第3の作動モードに基づいて前記作動モード選択
手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化するた
めの無効化手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていないと判別されたとき、前記第4及
び第5の作動モードに基づいて前記作動モード選択手段
によって実行されるそれぞれの作動を無効化するための
無効化手段とを具備することを特徴とする電子スチルビ
デオカメラ。 - 【請求項5】 電子現像型記録媒体を有する電子スチル
ビデオカメラであって、 前記電子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像
を該電子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影
手段と、 前記電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、 前記電子現像型記録媒体から記録画像を消去するための
画像消去手段と、 4つの作動モード、即ち第1の作動モード、第2の作動
モード、第3の作動モード及び第4の作動モードのうち
の1つを選択するための作動モード選択手段と、 前記作動モード選択手段によって選択されたモードで作
動を実行するための作動指令手段とを具備し、 前記作動モード選択手段によって前記第1の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行が含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第2の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行と、前記電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行とが含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第3の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体の記録画像からの
画像データの感知作動の実行とが含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第4の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体からの記録画像の
消去作動の実行が含まれることを特徴とする電子スチル
ビデオカメラ。 - 【請求項6】 請求項5に記載の電子スチルビデオカメ
ラにおいて、 更に、前記電子現像型記録媒体がそこに記録画像を持っ
ているか否かを判別するための判別手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていると判別されたとき、前記第1及び
第2の作動モードに基づいて前記作動モード選択手段に
よって実行されるそれぞれの作動を無効化するための無
効化手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていないと判別されたとき、前記第3及
び第4の作動モードに基づいて前記作動モード選択手段
によって実行されるそれぞれの作動を無効化するための
無効化手段とを具備することを特徴とする電子スチルビ
デオカメラ。 - 【請求項7】 請求項5に記載の電子スチルビデオカメ
ラにおいて、 更に、電源手段を具備し、この電源手段は内部電源と、
そこへの外部電源の入力即ち接続を検出するための検出
回路と、カメラの付勢のために前記内部電源及び前記外
部電源の一方をオン状態に切り換えるスイッチング回路
とを包含し、 更に、前記検出回路によって前記外部電源の入力即ち接
続が検出されないとき、前記第4の作動モードに基づい
て前記作動指令手段によって実行される作動を無効化す
るための無効化手段を具備することを特徴とする電子ス
チルビデオカメラ。 - 【請求項8】 電子現像型記録媒体を有する電子スチル
ビデオカメラであって、 前記電子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像
を該電子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影
手段と、 前記電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段と、 前記感知画像データを外部装置に転送するための転送手
段と、 5つの作動モード、即ち第1の作動モード、第2の作動
モード、第3の作動モード、第4の作動モード及び第5
の作動モードのうちの1つを選択するための作動モード
選択手段と、 前記作動モード選択手段によって選択されたモードで作
動を実行するための作動指令手段とを具備し、 前記作動モード選択手段によって前記第1の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行が含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第2の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行と、前記電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行とが含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第3の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体への光学像を形成
作動の実行と、前記電子現像型記録媒体の記録画像から
の画像データの感知作動の実行と、前記外部装置への前
記感知画像データの転送作動の実行とが含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第4の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体の記録画像からの
画像データの感知作動の実行が含まれ、 前記作動モード選択手段によって前記第5の作動モード
が選択されたとき、前記作動指令手段によって実行され
る作動には、前記電子現像型記録媒体の記録画像からの
画像データの感知作動の実行と、前記外部装置への前記
感知画像データの転送作動の実行とが含まれることを特
徴とする電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項9】 請求項8に記載の電子スチルビデオカメ
ラにおいて、 更に、前記電子現像型記録媒体がそこに記録画像を持っ
ているか否かを判別するための判別手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていると判別されたとき、前記第1、第
2及び第3の作動モードに基づいて前記作動モード選択
手段によって実行されるそれぞれの作動を無効化するた
めの無効化手段と、 前記判別手段によって前記電子現像型記録媒体がそこに
記録画像を持っていないと判別されたとき、前記第4及
び第5の作動モードに基づいて前記作動モード選択手段
によって実行されるそれぞれの作動を無効化するための
無効化手段とを具備することを特徴とする電子スチルビ
デオカメラ。 - 【請求項10】 請求項8に記載の電子スチルビデオカ
メラにおいて、 更に、電源手段を具備し、この電源手段は内部電源と、
そこへの外部電源の入力即ち接続を検出するための検出
回路と、カメラの付勢のために前記内部電源及び前記外
部電源の一方をオン状態に切り換えるスイッチング回路
とを包含し、 更に、前記検出回路によって前記外部電源の入力即ち接
続が検出されないとき、前記外部装置への画像データの
転送作動の実行を無効化する無効化手段を具備すること
を特徴とする電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項11】 請求項10に記載の電子スチルビデオ
カメラにおいて、前記外部装置が転送画像データを処理
するための画像データ処理装置からなることを特徴とす
る電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項12】 請求項10に記載の電子スチルビデオ
カメラにおいて、前記外部装置が転送画像データに基づ
いて前記光学像を再現するためのモニタ装置であること
を特徴とする電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項13】 電子現像型記録媒体を有する電子スチ
ルビデオカメラであって、 前記電子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像
を該電子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影
手段と、 前記電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段とを具備
し、この画像感知手段が画像データを感知するためのラ
インイメージセンサを包含し、このラインイメージセン
サによる画像データの感知については、該ラインイメー
ジセンサを所定の等間隔で間欠的に移動させることによ
り該ラインイメージセンサでもって前記電子現像型記録
媒体の記録画像を走査するような態様で行なわれるよう
になっており、 更に、少なくとも2つの走査モードのうちの1つを選択
するための走査モード選択手段と、 前記走査モード選択手段によって選択された走査モード
に応じて前記画像感知手段のラインイメージセンサの間
欠移動の間隔を変更するための変更手段とを具備するこ
とを特徴とする電子スチルビデオカメラ。 - 【請求項14】 請求項13に記載の電子スチルビデオ
カメラにおいて、更に、前記走査モード選択手段によっ
て選択された走査モードに応じて感知画像データを間引
き処理するための手段を具備することを特徴とする電子
スチルビデオカメラ。 - 【請求項15】 電子現像型記録媒体を有する電子スチ
ルビデオカメラであって、 前記電子現像型記録媒体に光学像を形成し、その光学像
を該電子現像型記録媒体に記録して現像するための撮影
手段と、 前記電子現像型記録媒体の記録画像から画像データを得
るべく光学的に感知するための画像感知手段とを具備
し、この画像感知手段が画像データを光学的に感知する
ためのラインイメージセンサを包含し、このラインイメ
ージセンサによる画像データの感知については、該ライ
ンイメージセンサを所定の等間隔で間欠的に移動させる
ことにより該ラインイメージセンサでもって前記電子現
像型記録媒体の記録画像を走査するような態様で行なわ
れるようになっており、 更に、前記感知画像データをモニタ装置に転送するため
の転送手段とを具備し、前記モニタ装置はそこに転送さ
れた画像データに基づいて前記光学像を再現するように
なっており、 更に、多数の作動モードのうちの1つを選択するための
作動モード選択手段を具備し、前記多数の作動モードに
は画像データを前記モニタ装置に転送する作動モードが
含まれており、 更に、少なくとも2つの走査モードのうちの1つを選択
するための走査モード選択手段を具備し、前記2つの走
査モードのうちの1つは前記モニタ装置での光学像の再
現のために適したものとなっており、 更に、前記走査モード選択手段によって選択された走査
モードに応じて前記画像感知手段のラインイメージセン
サの間欠移動の間隔を変更するための変更手段を具備
し、 前記モニタ装置への画像データの転送作動を実行するた
めの作動モードが前記作動モード選択手段によって選択
されているときはいつでも、該モニタ装置での光学像の
再現に適した走査モードが前記走査モード選択手段によ
る選択とは無関係に選択されることを特徴とする電子ス
チルビデオカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34905195A JP3435275B2 (ja) | 1994-12-22 | 1995-12-21 | 電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-335972 | 1994-12-22 | ||
JP33597694 | 1994-12-22 | ||
JP6-335976 | 1994-12-22 | ||
JP6-335973 | 1994-12-22 | ||
JP33597294 | 1994-12-22 | ||
JP33597394 | 1994-12-22 | ||
JP34905195A JP3435275B2 (ja) | 1994-12-22 | 1995-12-21 | 電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237456A JPH08237456A (ja) | 1996-09-13 |
JP3435275B2 true JP3435275B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=27480543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34905195A Expired - Fee Related JP3435275B2 (ja) | 1994-12-22 | 1995-12-21 | 電子現像型記録媒体を有する電子スチルビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3435275B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP34905195A patent/JP3435275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08237456A (ja) | 1996-09-13 |
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