JP3266374B2 - 画像形成装置における照光装置 - Google Patents

画像形成装置における照光装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置における照
光装置に関し、詳細には照光装置の光量を一定に制御す
る能力が高い照光装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、ファクシミリや複写機またはスキ
ャナ等の画像形成装置においては、読み取るべき原稿に
光を照射する光源を備え、原稿からの反射光を所要の光
学系に導き、複写機においては感光体に潜像を形成する
とともに、各種トナーによって顕像化した画像を記録紙
に転写し、またファクシミリやスキャナにあっては、C
CD等の光−電気変換素子を介して電気信号に変換した
のち、伝送し、あるいはメモリに記憶する処理を行な
う。また、一方、上記光源としては従来から蛍光灯が使
用されるが、光源から発する光量の安定化が、読み取る
画像データの品質を左右するため、一般には、光源の近
傍に光センサを設け、光量を監視する手段によって、蛍
光灯の光量を一定にする制御が行なわれている。また同
時に、蛍光灯はその発光原理上、蛍光灯管面の温度が低
いと、発光効率が低下する関係から、蛍光灯近傍に発熱
体を配置し、所定温度以上に保つ手段が付加されてい
る。
【0003】しかしながら、従来の画像形成装置におけ
る照光装置にあっては、光量監視用光センサは、蛍光灯
を包囲するように配置された発熱体を避けて、蛍光灯端
部近傍に配置されていたが、蛍光灯の端部と中央部とで
は発光量が異なり、しかも、両者の発光量の経年変化特
性が異なることから、正確な光量制御が困難であった。
また、この不具合を回避するために、従来から、蛍光灯
中央部に光センサを配置したものもあったが、原稿面か
らの反射光がセンサに入力する可能性があり、したがっ
て、原稿の位置によって蛍光灯光量制御がずれるという
問題があった。上記問題点を、具体的な従来の複写装置
を例に、詳細に説明する。図10は、従来の一般的な複
写装置の構造を説明するための、断面構成図であり、複
写機筐体Kの上面には原稿搬送部Gが配置されている。
この原稿搬送部Gは第一の原稿搬送ローラ11と、それ
に連動して回転する従動ローラ11aと、原稿を載置す
るコンタクトガラス2と、第二の原稿搬送ローラ13と
それに連動する第二の従動ローラ13aと、原稿挿入セ
ンサS1 と、原稿レジストセンサS2 と、図示を省略し
た原稿搬送経路用ガイド等から構成されている。
【0004】また、原稿搬送部Gの上方には、操作部2
1が配設され、オペレ−タが各種の入力を行なう入力装
置、各種の装置状態を示す表示装置、装置異常の際警報
を発する警報装置等が備えられている。上記コンタクト
ガラス2の下方には、画像形成部Mが配設されており、
この画像形成部には、感光体ドラム1と、露光光源3
と、レンズアレイ4と、除電光源5と、帯電チャ−ジャ
6と、現像機7と、転写チャ−ジャ8と、分離チャ−ジ
ャ9と、クリ−ナ10とを主たる構成部材として備えて
いる。更に、筐体Kの左方には、転写紙を挿入する転写
紙挿入部Cが位置し、この挿入部の奥には、手差し挿入
ローラ14とその従動ローラ14aと、ガイド板15
と、手差し挿入センサS3 および手差し中間センサS4
等を備えている。
【0005】また筐体Kの下部には図示しないロ−ル紙
供給装置と、ガイド板16、17と、転写紙レジストロ
ーラ18と、定着ローラ18と、加圧ローラ20と転写
レジストセンサS5 と分離センサS6 と、排出センサS
7 とが備えられており、手差し転写紙とロ−ル紙とは選
択可能になっている。また更に、筐体Kの右方には、全
体の可動部を駆動するメインモータ22が配設され、そ
の右方はヒンジ23が備えられ、このヒンジを支点とし
て一点鎖線部分から右回転方向にワニ口状に開くように
構成され、保守点検等に便利なようになっている。
【0006】以上の構成において、動作を簡単に説明す
れば、複写の動作は原稿を挿入すると開始されるが、原
稿装着後は、転写紙を手差し挿入するか、複写スタ−ト
キ−の操作を行なうか、あるいは原稿挿入に続いて自動
的に、原稿読み取りと転写現像動作がスタ−トする。
以下の説明では、原稿を挿入すると自動的に複写動作が
開始する場合を例示する。即ち、原稿が筐体Kの左上方
部の原稿挿入口Aから供給されると、原稿センサS1 が
原稿の存在を検出し、メインモータ22を起動すると共
に、露光光源3が点灯し、同時に原稿搬送ローラ11を
回転させることによって、原稿をコンタクトガラス2上
を右方向に搬送して、原稿先端が原稿レジストセンサS
2 上に位置した時点で、原稿の搬送を停止する。このと
き、同時に図示を省略したロ−ル紙の搬送が行なわれ、
その先端が転写紙レジストセンサS5 により検出される
と、レジストローラ18の位置で停止される。この時点
で、上記原稿と転写紙とが同期をとりつつ搬送され、原
稿に光が照射されつつ、原稿画像を読み取り、その反射
光がレンズアレイ4を介して感光体ドラム1に導かれ、
周知の工程を経て、感光体ドラム面上のトナー画像が転
写紙に写し取られた後、定着処理を経て排出口Dから外
部に出力される。以上の動作は、既によく知られたもの
であるが、原稿に光を照射する光源部の光量調整に当た
って、蛍光灯の両端と中央部の発光特性の違いや、蛍光
灯加熱用発熱体の存在による、光センサ配置位置の制限
等によって、従来の光源調整制御においては、種々の問
題が存したことは上述した通りである。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述したような事情に鑑みてな
されたもので、ファクシミリや複写機あるいはスキャナ
等の画像形成装置における原稿読み取り装置の光量調整
手段の問題を解決し、常に一定した光量を得るように制
御することによって、高品質の画像形成を行なうことが
できるように構成した画像形成装置における照光装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【発明の構成】本発明では上記目的を達成するために、
光検出センサを蛍光灯の2か所に設け、原稿がいれか
一方に接近したとき、原稿の影響を防止するため、他方
のセンサによって蛍光灯の光量を検出するように、更に
は、原稿と光源の相対位置関係に対応して、複数の光セ
ンサを選択的に採用するよう制御を行なう光量制御回路
を備えた。また、光量制御回路は、必要に応じて、あら
かじめ定めた時間での光量変化量に応じて光量制御の目
標値を決定することによって、常に一定の発光量となる
ように制御することを特徴としている。
【0009】以下、図示した実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1は本発明に係る画像形成装置にお
ける照光装置の主要部分を示す断面構成図であり、コン
タクトガラス2の下部に配置された露光光源用蛍光灯3
と、その蛍光灯管面の約3/4を包囲するように備えら
れた加熱熱源部材40と、その一部に設けられた貫通孔
Eと、この貫通孔を通じて上記蛍光灯の光を受ける光フ
ァイバ41と、光ファイバ41の端部に配置された第一
の光検出器42と、光源の端部に配置され、光ファイバ
41を介さずに光を入射する第二の光検出器43と、
記コンタクトガラス2の上面に配置された原稿Fと、上
記蛍光灯3から発せられ、原稿面にて反射した光を受光
し、前記感光体ドラム1に導くレンズアレイ4(例え
ば、日本板ガラス社製、セルフォックレンズ)を図示し
たものである。この図に示すように、蛍光灯の管面を覆
う発熱部材40の一部に貫通孔を設け、この孔と蛍光灯
管面を結ぶ軸上に、光ファイバ41の先端部を配置し、
その光ファイバの端部に光センサを接合すれば、蛍光灯
の中央部の光量を検出することが可能となる。しかも、
光ファイバによって、所要の距離離れた光センサに光を
導いたので、光センサに対する熱の影響がなく、正確な
検出が可能となる。
【0010】以下、本実施例をより詳細に説明する。図
2は上記実施例の蛍光灯3と発熱部材40およびその制
御用ブロックを図示したもので、44a、44bは上記
蛍光灯両端に装着され、電力を供給するためのソッケッ
ト、45は加熱用熱源部材に貼着され、その温度を検出
するためのサ−ミスタ、46は蛍光灯3に電力を供給す
るためのレギュレ−タ、47は、光量制御回路を構成す
光量調整用の制御部であって、更に、46aと46c
は蛍光灯に電力を供給するための電力線、46bは熱源
40に電力を供給する電力線、45a、42a、43a
は夫々上記サミスタ45、第一の光検出器42、および
第二の光検出器43と制御部47とを接続する信号線、
また、47aと47bは制御部47からレギュレ−タ4
6に供給されるPWM信号とヒ−タ信号を伝送する信号
線である。また、上記制御部47には図示を省略した
が、CPU、RAM、ROM、I/O、ADCおよびト
ランジスタアレイを備え、上述した各信号に基づいて、
蛍光灯の光量が一定になるように制御している。
【0011】即ち、第一の光検出器42の出力と、第二
の光検出器43の出力とサ−ミスタ45の信号は、夫々
信号線42a、43aおよび45aによってADCに入
力され、制御部からのPWM信号とヒ−タ信号はトラン
ジスタアレイを介して出力され、47a、bの信号線に
よってレギュレ−タ46に伝達される。制御部から出力
される原稿露光以外の信号は信号線47cによって所要
部所に伝達される。図3は上記第一と第二の光検出器4
2、43の具体的な回路例を示す図であり、差動アンプ
(オペアンプ)OP1と、その入力端に接続されたフォ
トダイオ−ドPD1と、差動アンプの入力と出力端に挿
入されたコンデンサC1および抵抗R1とVR1とから
構成されている。この構成において、上記フォトダイオ
−ドPD1に光が入射するとこのダイオ−ドに電流IF
が流れる結果、オペアンプの出力にはVOUT =IF (R
1+RVR1 )なる電圧が発生する。なおRVR1 は上記可
変抵抗VR1の抵抗値であり、またコンデンサC1は雑
音除去用に付したもので、時定数C1(R1+VR1)
が蛍光灯点灯電力周波数の周期に比べ、十分大きい値に
設定されている。
【0012】図4(a)は上記光検出器の外観構造図で
あり、フォトダイオ−ドを内蔵したブロック51と、こ
のブロックとその他必要な電子部品を搭載すると共に、
所要のプリントパタ−ンを形成したプリント基盤52
と、光ファイバ41とからなり、光ファイバ41の先端
部には同図(b)に示すようにネジ部54が形成され、
上記フォトダイオ−ド内蔵ブロック53の壁面に設けた
ネジ穴53にはめ込むように構成されている。このよう
に、着脱自在にすれば、寸法や形状の異なる光ファイバ
41を適宜必要に応じて交換することができ、また、製
品設計に応じて、所望の光ファイバを着脱することがで
きる。例えば、光ファイバの長さや、太さを変えれば受
光量が変化し、また受光の指向性も変えることができ、
装置の設計の自由度が大きくなる。
【0013】また、図5に示すように、蛍光灯表面に嵌
着可能な直径のC字型部材61であって、その一部に貫
通孔62を設けた。蛍光灯に加熱部材が付加されていな
い場合は、上記光検出器の光ファイバ先端部が対峙する
部分にこの部材を嵌着すれば、上記図1および図2に示
した例と同様に、蛍光灯管面中央部の正確な光量検出が
可能となる。なお、この部材の長さlは光検出器の指向
性との兼ね合いで決定すればよく、指向性が高いほど、
長さlは短くて済む。光検出部材には受光指向性を変更
する手段を構成するC字型部材61を備えると、熱源の
有無や上記貫通孔の寸法等に応じて、適宜受光量の調整
が可能であり、周囲からの反射光の影響を少なくし、光
量制御の変動を少なくすることができる。
【0014】次に、蛍光灯の光量制御について詳細に説
明する。このような複写装置において、複写工程が開始
されると周知の通り、先ず蛍光灯が点灯されるが、加熱
部材は直ちにはオンされず、メインスイッチがオンし、
複写のために蛍光灯が本格的に点灯するまでの間に、サ
−ミスタの信号に基づいて、蛍光灯が約40度Cになる
ように加熱部材に電流が供給される。この制御は上記制
御部47とレギュレ−タ46によって実行され、このた
めにレギュレ−タ内部には蛍光灯ヒ−タ(加熱部材)を
オン・オフするスイッチ手段が備えられている。画像読
み取りが開始されると、蛍光灯の発光量が増加するよう
に制御され、原稿が所定の速度で搬送されながら蛍光灯
の光が照射され、原稿からの反射光がセルフォックレン
ズ4を介して感光体ドラム1に導かれる。このとき、原
稿Fの先端部が蛍光灯の位置を通過し、所定の点に達す
ると、原稿に照射した光が上記第一に光検出器42によ
って検出される状態となる。の状態において光検出器
42によって蛍光灯の光量調整を行うと、反射光のため
に蛍光灯光量が減少し、一定に保たれなくなる。
【0015】そこで、本発明におけるこの実施例では、
蛍光灯が点灯した後、原稿が一定位置に至るまでの間
は、上記第一の光検出器42によって蛍光灯の光量調整
を行うが、上記一定点を通過後は、蛍光灯の端部に位置
させた第二の光検出器43によって光量調整を行うよう
制御部47によって制御する。このように原稿と光源
の相対的位置関係に応じて制御すれば、原稿からの反射
によって蛍光灯光量が変動する不具合を除去することが
できる。なお、蛍光灯の中央に位置させた第一の光検出
器42と、端部に位置させた第二の光検出器43とで
は、蛍光灯の発光量が異なることから、若干の検出値に
ずれが生じるが、この差は、短時間的にはほぼ一定であ
るから、あらかじめその差を補正するように制御アルゴ
リズムを構成しておけば、問題はない。
【0016】所定の画像読み取り工程を経て、原稿Fの
後端部がセルフォックレンズを通過すると、複写動作が
終了し、蛍光灯は消灯する。蛍光灯ヒ−タは、蛍光灯点
当時には常時通電されるが、蛍光灯が消灯中は、管面温
度が40度Cに成るように、間欠的に通電される。この
ように、二つの光検出器を備え、蛍光灯の中央部と、端
部との光によって光量制御を行なえば、従来のように光
量制御誤差が発生することがないことは容易に想像でき
るであろう。また、蛍光灯がオンした後、一定時間は蛍
光灯の光量が不安定であり、一定光量の制御ができない
ので、それまでの時間をT0 とし、この時間を予測した
うえで制御を行なう。即ち、制御部47のROMに記憶
した目標値の値をM2 とし、時刻tP を基準とした時間
をTとすると、光量制御上の光量目標値FD は FD =M2 +k1 T・・・・・・・・(1) T≦k2 (DP43 −DS43 )・・・・(2) T0 ≒k2 (DP43 −DS43 )・・・(3) で算出できる。なお、k1 、k2 は蛍光灯と蛍光灯ヒ−
タ(加熱部材)、機械の構成等によって決定される係数
であって、k1 は正と負の両者の値をとり、k2は正の
値をとる。
【0017】以下この式の考え方に基づいた実測値を参
照しながら、上記本発明の実施例における効果を詳細に
説明する。図6は蛍光灯端部に位置させた光検出器43
によって制御した場合の蛍光灯光量変化を示す図で、実
線a−1は蛍光灯中央部、また破線a−2は蛍光灯端部
の光量結果を示しており、端部はほぼ一定であるのに対
し、中央の初期変化が大きくなっている。一定時間経過
後は中央部の発光量は安定し、端部との差△Fが存する
が、その量はほぼ一定となるから、その差を補うように
制御すれば、蛍光灯端部の光検出器43によって蛍光灯
を制御しても、問題はない。なお、この場合は、中央部
の光量と端部の光量の差を常に比較しながら、上記補正
を行なえば、蛍光灯の経年変化による差の変動をも含め
て補正することが可能となる。
【0018】図7は蛍光灯中央部に位置させた光検出器
42によって制御した場合の図であり、実線b−1は中
央部の、また破線b−2は端部の光量を示す。この図か
ら明らかなように、中央部の光量も、端部の光量も、t
1 経過後は光量変動がみられるが、これは上述したよう
に、原稿からの反射光が、中央部の光検出器に影響を与
えるためである。図8は上記二つの結果を踏まえ、上記
実施例で説明したように、原稿からの反射光が影響を与
えるt1 の前後において、光検出器を切り替えるように
制御した場合の蛍光灯発光特性図であるが、蛍光灯点灯
後一定時間内は中央部の光量は一定しているものの、そ
の後は変動がみられる。そこで、上述したように原稿先
端部が所定点に達したとき(時刻tP )、光検出器を中
央部の42から端部の43に切り替えるのみならず、切
り替えた後の光量制御の目標値をDS42 、DP42 の値と
時刻tP 後の経過時間Tによって変化させる。この制御
は上記式(1)、(2)(3)にて説明した数値を参照
する。
【0019】図9は、このようにした場合の結果を示す
もので、蛍光灯の中央部光量が、一定になることが明ら
かである。即ち、この制御方法は、蛍光灯の中央部と端
部両者の光量変動を加味した上で、両者の制御による光
量目標値を基礎としたもので、蛍光灯点灯直後から原稿
の存在の影響をうけるまでの間は、中央部の光検出器に
よって、その後は、端部の検出器によって、制御する
ものである。以上本発明のいくつかの実施例について説
明したが、本発明の実施に当たっては、これらに限るこ
となく、夫々の組み合わせが可能であり、また、光検出
器の数や位置についても、適宜変更が可能である。
【0020】
【発明の効果】光検出器を複数設け、発光部材の中央部
と端部両者の光量を監視しながら、原稿の存在による影
響を排除するように制御したので、極めて安定な光量制
御を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の照光装置主要部構
成図である。
【図2】上記本発明係る実施例の主要部ブロック構成図
である。
【図3】本発明に係る光検出器の具体的構成図である。
【図4】本発明に係る光検出器の具体的構成例を示す図
で、(a)は全体の外観構成図、(b)光ファイバ部分
の外観例を示す図である。
【図5】C型部材を示す外観構成図である。
【図6】本発明の動作を説明するための図であって、蛍
光灯端部の光検出器によって光量制御した場合の発光特
性図である。
【図7】本発明の動作を説明するための図であって、蛍
光灯中央部の光検出器によって光量制御した場合の発光
特性図である。
【図8】本発明の動作を説明するための図であって、蛍
光灯中央部と端部両者の光検出器を切り替えて光量制御
した場合の発光特性図である。
【図9】本発明の動作を説明するための図であって、蛍
光灯中央部と端部両者の光検出器を切り替え、更に、両
者の誤差を補正する制御によって光量制御した場合の発
光特性図である。
【図10】本発明を適用する画像形成装置の一実施例と
して示した複写装置の構成図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム、 2 コンタクトガラス、 3、4
0 蛍光灯、 4 セルフォックレンズ(レンズアレ
イ)、 5 除電光源、 6 帯電チャ−ジャ、7現像
機、 8 転写チャ−ジャ、 9 分離チャ−ジャ、
10 クリ−ナ、11、13 原稿搬送ローラ、 11
a、13a、14a 従動ローラ、14手差し挿入ロー
ラ、 15、16、17 ガイド板、18 転写紙レジ
ストローラ、 19 定着ローラ、 20 加圧ロー
ラ、21 制御表示部、 22メインモータ、 23
ヒンジ、41 光ファイバ、 42、43 光検出器、
44a、44b ソケット、45 サ−ミスタ、 4
6 レギュレ−タ、47 制御部(光量制御回路)、4
7a PWM信号線、 47b ヒ−タ信号線、 47
c 原稿露光以外の信号線、 51 フォトセンサ収納
ブロック、52 プリント基板、53 ネジ穴、 54
ネジ部、 61 C字部材、62 貫通孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−44068(JP,A) 特開 昭62−2772(JP,A) 特開 昭57−34572(JP,A) 特開 昭60−179732(JP,A) 特開 昭63−53896(JP,A) 実開 平3−26130(JP,U) 実開 平2−107155(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/54 G03B 27/72 - 27/80 G03G 15/00 - 15/04 G03G 21/00 H04N 1/04 - 1/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に光を照射し、その反射光を読み取
    る画像形成装置の原稿照光装置において、光源と、異な
    る位置で光源の光量を検出する複数の光検出器と、光源
    に電力を供給する回路と、前記光検出器に基づいて光源
    の光量を一定に制御する光量制御回路とを備え、前記光量制御回路は、 前記複数の光検出器のうち、原稿
    からの反射光の影響が少ないものからの信号に基づいて
    光量を制御するように、原稿と光源との相対位置関係に
    応じて光検出器を選択的に切り換えことを特徴とする
    画像形成装置における照光装置。
  2. 【請求項2】 前記光量制御回路は、更に、あらかじめ
    定められた時間での光量変化量に応じて光量制御目標値
    を決定すことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置における照光装置。
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