JP3266244B2 - 触針及びその組み立て方法 - Google Patents
触針及びその組み立て方法Info
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/06—Measuring leads; Measuring probes
- G01R1/067—Measuring probes
- G01R1/06711—Probe needles; Cantilever beams; "Bump" contacts; Replaceable probe pins
- G01R1/06716—Elastic
- G01R1/06722—Spring-loaded
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気的回路を検査するために使用する触針
に関する。
に関する。
より詳しくいうと、開口端部と、洗浄用小孔を備える
ほぼ閉じられた端部とを有する管状ハウジングと、前記
管状ハウジングの中に嵌入され、かつ前記管状ハウジン
グ内部に滑り嵌めされる円筒状内方部分、及び前記内方
部分よりも小径の円筒状外方部分とを備え、前記内方部
分と外方部分との会合部に肩部が形成されているプラン
ジャーと、前記プランジャーを延び出す方向に付勢する
べく、管状ハウジングの閉端部と、プランジャーの内方
部分との間に、長手方向に圧縮して設けられたばねと、
管状ハウジングの開口端部を画定し、かつ前記プランジ
ャーの外方部分が貫通しうるようになっているととも
に、この外方部分が滑り嵌合しうる内径を有する細長い
円筒状の保持・摺動支承部とから構成された、検査時に
電気的回路と電気的接触をさせるための触針に関する。
ほぼ閉じられた端部とを有する管状ハウジングと、前記
管状ハウジングの中に嵌入され、かつ前記管状ハウジン
グ内部に滑り嵌めされる円筒状内方部分、及び前記内方
部分よりも小径の円筒状外方部分とを備え、前記内方部
分と外方部分との会合部に肩部が形成されているプラン
ジャーと、前記プランジャーを延び出す方向に付勢する
べく、管状ハウジングの閉端部と、プランジャーの内方
部分との間に、長手方向に圧縮して設けられたばねと、
管状ハウジングの開口端部を画定し、かつ前記プランジ
ャーの外方部分が貫通しうるようになっているととも
に、この外方部分が滑り嵌合しうる内径を有する細長い
円筒状の保持・摺動支承部とから構成された、検査時に
電気的回路と電気的接触をさせるための触針に関する。
検査用触針は、検査の際には、数百または数千という
グループとして、プリント回路板に接触させられる。
グループとして、プリント回路板に接触させられる。
コンピュータ式テスターを使って、信号を送り、検査
状態の回路板からの出力が分析される。
状態の回路板からの出力が分析される。
標準的な工業規格によると、コンピュータ用回路板
や、その他の電子装置の回路板は、100パーセント検査
することとなっている。
や、その他の電子装置の回路板は、100パーセント検査
することとなっている。
このような検査を、効率的かつ正確に行なうために
は、使用される触針は、信頼性の高いものでなければな
らない。
は、使用される触針は、信頼性の高いものでなければな
らない。
従来の検査用触針には、いくつかの問題点がある。そ
の一つは、触針の先端が、回路板のはんだ被覆パッド上
のフラックスや酸化膜を突いて、孔をあけてしまうこと
である。この問題は、回路板に構成要素を組み付けた
後、回路板自体をウエーブはんだ付けするなどして、各
構成要素を回路板に固定してから、回路の検査をする際
によく起こる。
の一つは、触針の先端が、回路板のはんだ被覆パッド上
のフラックスや酸化膜を突いて、孔をあけてしまうこと
である。この問題は、回路板に構成要素を組み付けた
後、回路板自体をウエーブはんだ付けするなどして、各
構成要素を回路板に固定してから、回路の検査をする際
によく起こる。
別の大きな問題点は、触針自体の摩耗により、汚染微
粒子が発生することである。この微粒子は、触針のプラ
ンジャーと管状ハウジングとの間の良好な電気的接触を
妨害する。この摩耗は、ばねの疲労(この疲労によって
破損したばねの尖った先端が、管状ハウジングの内面を
引っ掻いて粒子が生じる。)や、触針に対する横荷重に
よってもたらされる。
粒子が発生することである。この微粒子は、触針のプラ
ンジャーと管状ハウジングとの間の良好な電気的接触を
妨害する。この摩耗は、ばねの疲労(この疲労によって
破損したばねの尖った先端が、管状ハウジングの内面を
引っ掻いて粒子が生じる。)や、触針に対する横荷重に
よってもたらされる。
横荷重は、触針の尖端が、はんだの塊りや、折った素
子リード線の傾斜側面に当接したり、触針が、被検査回
路板における食い違った位置にある孔に入ったりしたと
きに発生する。
子リード線の傾斜側面に当接したり、触針が、被検査回
路板における食い違った位置にある孔に入ったりしたと
きに発生する。
第1図示の触針(10)は、公知のもので、そのストロ
ークは4.1mm(0.16インチ)、取付け中心同士の間が2.5
mm(0.1インチ)である。
ークは4.1mm(0.16インチ)、取付け中心同士の間が2.5
mm(0.1インチ)である。
プランジャー(12)は、管状ハウジング(16)に滑り
嵌合しうる寸法の外径を有する内方部分(14)と、内方
部分(14)から同軸的に外方へ伸びる外方部分(18)と
を備えている。
嵌合しうる寸法の外径を有する内方部分(14)と、内方
部分(14)から同軸的に外方へ伸びる外方部分(18)と
を備えている。
外方部分(18)の直径は、内方部分(14)の直径より
も小さく、そのため、それらの会合部位には肩部(20)
が形成されている。ハウジングの端部を、外方部分(1
8)の周りへ向かって折り曲げることにより、プランジ
ャー(12)は、管状ハウジング(16)の中で保持されて
いる。
も小さく、そのため、それらの会合部位には肩部(20)
が形成されている。ハウジングの端部を、外方部分(1
8)の周りへ向かって折り曲げることにより、プランジ
ャー(12)は、管状ハウジング(16)の中で保持されて
いる。
問題を避けるためには、第2図に示すように、許容誤
差を、極めて正確に保たなければならない。もし、内方
部分(14)の直径と、管状ハウジング(16)の内径との
誤差が正確でないと、矢印(22)で示すように、折曲部
のシャープな縁部でプランジャー(12)は、引っ掻かれ
て、摩耗粒子が生じ、触針(10)の働きは急速に悪くな
ってしまう。もし許容度があまりにも小さいと、プラン
ジャー(12)は、ハウジング(16)の中で締めつけられ
てしまい、触針は動かなくなってしまう。
差を、極めて正確に保たなければならない。もし、内方
部分(14)の直径と、管状ハウジング(16)の内径との
誤差が正確でないと、矢印(22)で示すように、折曲部
のシャープな縁部でプランジャー(12)は、引っ掻かれ
て、摩耗粒子が生じ、触針(10)の働きは急速に悪くな
ってしまう。もし許容度があまりにも小さいと、プラン
ジャー(12)は、ハウジング(16)の中で締めつけられ
てしまい、触針は動かなくなってしまう。
また、大きな横荷重が作用すると、組み立ての時には
正しく保たれていた許容度とは関係なしに、摩耗が生じ
る。
正しく保たれていた許容度とは関係なしに、摩耗が生じ
る。
さらに、既に述べ、矢印(24)で示すように、外方へ
向かって付勢しているばね(26)が破断すると、その鋭
い縁部により引っ掻かれて、有害な粒子が生じ、傷をつ
ける原因となる。
向かって付勢しているばね(26)が破断すると、その鋭
い縁部により引っ掻かれて、有害な粒子が生じ、傷をつ
ける原因となる。
1970年代の後期には、検査上の要求により、従来に比
してストロークの長い触針が求められるようになった。
つまり、外方部分(18)の先端部(28)が、ハウジング
(16)の内方へ向かって移動しうる距離を大きくするこ
とである。
してストロークの長い触針が求められるようになった。
つまり、外方部分(18)の先端部(28)が、ハウジング
(16)の内方へ向かって移動しうる距離を大きくするこ
とである。
このような要求に応えて、第3図示の構造の触針が採
用されるようになった。この触針は、第1図及び第2図
に示す従来の触針の摩耗問題を解決し、かつストローク
は、要求に応じうるように長いものとなっている。
用されるようになった。この触針は、第1図及び第2図
に示す従来の触針の摩耗問題を解決し、かつストローク
は、要求に応じうるように長いものとなっている。
第3図示の触針(10')は、現在までのところ、最も
広く使われている。例えば、それは、クーニー(Coone
y)による米国特許第4,397,519号、及びコウ(Coe)ら
による同第4,659,987号の各明細書に記載されている。
なお、後者の特許は、本願出願人の所有になるものであ
る。
広く使われている。例えば、それは、クーニー(Coone
y)による米国特許第4,397,519号、及びコウ(Coe)ら
による同第4,659,987号の各明細書に記載されている。
なお、後者の特許は、本願出願人の所有になるものであ
る。
第3図に示す触針は、従来のものと比べれば、摩耗の
問題は解決され、かつストロークは長くなっているが、
依然として問題が残されている。つまり、触針が使用さ
れる装置の進歩に伴い、その標準的な寸法は小さくな
り、そのため、上で述べた回路板の汚染物を確実に穿孔
するような大きな力を発揮しうる長寿命ばねを収容しう
るスペースがなくなっている。ばねの疲労寿命が長いと
いうことは、特に万能検査ベッドにおいて重要である。
この種のベッドでは、6.5cm2(1平方インチ)当たり、
100本の触針を使用し、また1ベッド当たり、3万とか
4万本の触針を使用することもよくある。
問題は解決され、かつストロークは長くなっているが、
依然として問題が残されている。つまり、触針が使用さ
れる装置の進歩に伴い、その標準的な寸法は小さくな
り、そのため、上で述べた回路板の汚染物を確実に穿孔
するような大きな力を発揮しうる長寿命ばねを収容しう
るスペースがなくなっている。ばねの疲労寿命が長いと
いうことは、特に万能検査ベッドにおいて重要である。
この種のベッドでは、6.5cm2(1平方インチ)当たり、
100本の触針を使用し、また1ベッド当たり、3万とか
4万本の触針を使用することもよくある。
このような形式の検査器では、検査されるすべての回
路板に対して、同じ触針が繰返し使用される。この種の
検査器における触針は、往々にして1年に25万回も繰り
返して使用される。第3図示の触針(10')を用いた場
合、ばねの破断は、重大な問題である。
路板に対して、同じ触針が繰返し使用される。この種の
検査器における触針は、往々にして1年に25万回も繰り
返して使用される。第3図示の触針(10')を用いた場
合、ばねの破断は、重大な問題である。
第3図示の触針(10')における別の問題は、これを
自動装置によって組み立てる際に不安定であるというこ
とである。
自動装置によって組み立てる際に不安定であるというこ
とである。
触針プランジャー(12')は、内方部分(14')と、こ
れと同じ直径の外方部分(18')と、小径の中間部(3
0)とからなっている。このプランジャー(12')は、内
方部分(14')と中間部(30)との会合部において形成
された肩部(34)と当接する場所で、ハウジング(16)
に設けられている折り曲げ部(32)により、ハウジング
(16)の中に保持されている。
れと同じ直径の外方部分(18')と、小径の中間部(3
0)とからなっている。このプランジャー(12')は、内
方部分(14')と中間部(30)との会合部において形成
された肩部(34)と当接する場所で、ハウジング(16)
に設けられている折り曲げ部(32)により、ハウジング
(16)の中に保持されている。
プランジャー(12')は、ハウジング(16)の内部を
滑動する外方部分(18')及び内方部分(14')の協動作
用により、ハウジング(16)の中で長手方向に案内され
る。
滑動する外方部分(18')及び内方部分(14')の協動作
用により、ハウジング(16)の中で長手方向に案内され
る。
しかし、当業者には明らかなように、組み立ての際、
プランジャーを挿入した後、押し下げて、ばね(26)
を、予負荷を与えるように加圧しながら、ハウジング
(16)に折り曲げ部(32)を形成する際に、良好な安定
が保たれるようにするためには、外方部分(18')を、
十分な長さに亘って、ハウジング(16)の中で支持する
必要がある。そのため、ばね(26)の長さは、所望より
も短くなってしまう。
プランジャーを挿入した後、押し下げて、ばね(26)
を、予負荷を与えるように加圧しながら、ハウジング
(16)に折り曲げ部(32)を形成する際に、良好な安定
が保たれるようにするためには、外方部分(18')を、
十分な長さに亘って、ハウジング(16)の中で支持する
必要がある。そのため、ばね(26)の長さは、所望より
も短くなってしまう。
従って、先端部が所望の穿孔力を発揮しうるようにす
るためには、ばね(26)を、相当に強いものとしなけれ
ばならないこととなり、ばね(26)は一層破断し易くな
る。
るためには、ばね(26)を、相当に強いものとしなけれ
ばならないこととなり、ばね(26)は一層破断し易くな
る。
第3図示の公知の触針(10')におけるばねの寿命
は、全ストロークにおいて、通常、10万サイクル以下で
ある。上で述べた検査ベッドのような装置では、1年に
25万サイクルが繰り返えされる。従って、各ベッドにお
ける3万か4万本の触針のばね寿命は、僅か、4.8か月
にしかならないことになる。それ以上使用すると、引っ
掻きにより、粒子が生成したり、触針の性能が低下し始
めたりする。
は、全ストロークにおいて、通常、10万サイクル以下で
ある。上で述べた検査ベッドのような装置では、1年に
25万サイクルが繰り返えされる。従って、各ベッドにお
ける3万か4万本の触針のばね寿命は、僅か、4.8か月
にしかならないことになる。それ以上使用すると、引っ
掻きにより、粒子が生成したり、触針の性能が低下し始
めたりする。
本発明の第1の目的は、触針を劣化させる粒子の生成
原因となる構成要素間の引っ掻き作用を起こさないよう
にした、電気素子の検査ベッドなどに使用する検査用触
針を提供することである。
原因となる構成要素間の引っ掻き作用を起こさないよう
にした、電気素子の検査ベッドなどに使用する検査用触
針を提供することである。
本発明の第2の目的は、一定の長さのばねにより、大
きなストロークが得られるようにした、電気素子の検査
ベッドなどに使用する検査用触針を提供することであ
る。
きなストロークが得られるようにした、電気素子の検査
ベッドなどに使用する検査用触針を提供することであ
る。
本発明の第3の目的は、破断することなく、寿命の長
いばねを有する、電気素子の検査ベッドなどに使用する
検査用触針を提供することである。
いばねを有する、電気素子の検査ベッドなどに使用する
検査用触針を提供することである。
本発明によれば、管状ハウジング内に設けられ、該管
状ハウジング内に設けられている予負荷圧縮ばねの力で
該管状ハウジングの開口端から外側へ付勢されているプ
ランジャーを有する、検査時に電気回路と電気接触をす
るための触針を組み立てる方法であって、前記開口端を
備える前記管状ハウジングを変形可能な電導材から形成
し、該管状ハウジング内に滑り嵌合される円筒状内方部
分と、該内方部分の先端から連続的に縮径して延出し、
該内方部分との境界に肩部を形成している円筒状外方部
分を備えるプランジャーを形成し、前記圧縮ばね及び前
記プランジャーの前記内方部分を前記開口端から前記管
状ハウジングに挿入し、該開口端を変形させることによ
って前記管状ハウジング内に前記肩部を保持させる工程
を含み、前記プランジャーを前記管状ハウジング内に挿
入し、前記管状ハウジング内から前記開口端を経て前記
管状ハウジングの外に前記外方部分が延在するように前
記プランジャーを配置した後、該管状ハウジングの前記
開口端から長手方向に予め定められた長さの部分を前記
外方部分の回りから圧縮することによって、前記外方部
分と滑り嵌合される細長い円筒形の保持・摺動支承部を
形成し、該保持・摺動支承部により前記外方部分を支持
させることにより、前記内方部分の長手方向の長さを短
くしても前記プランジャーの摺動の安定を確保すること
ができ、その結果、前記保持・摺動支承部の基端部に前
記プランジャーの肩部が係合した状態において、前記圧
縮ばねの長さを大きくとることができ、前記プランジャ
ーの前記内方部分の内端が、前記管状ハウジング内に挿
入される前に傾斜面に形成されることを特徴とする触針
の組立方法を提供する。
状ハウジング内に設けられている予負荷圧縮ばねの力で
該管状ハウジングの開口端から外側へ付勢されているプ
ランジャーを有する、検査時に電気回路と電気接触をす
るための触針を組み立てる方法であって、前記開口端を
備える前記管状ハウジングを変形可能な電導材から形成
し、該管状ハウジング内に滑り嵌合される円筒状内方部
分と、該内方部分の先端から連続的に縮径して延出し、
該内方部分との境界に肩部を形成している円筒状外方部
分を備えるプランジャーを形成し、前記圧縮ばね及び前
記プランジャーの前記内方部分を前記開口端から前記管
状ハウジングに挿入し、該開口端を変形させることによ
って前記管状ハウジング内に前記肩部を保持させる工程
を含み、前記プランジャーを前記管状ハウジング内に挿
入し、前記管状ハウジング内から前記開口端を経て前記
管状ハウジングの外に前記外方部分が延在するように前
記プランジャーを配置した後、該管状ハウジングの前記
開口端から長手方向に予め定められた長さの部分を前記
外方部分の回りから圧縮することによって、前記外方部
分と滑り嵌合される細長い円筒形の保持・摺動支承部を
形成し、該保持・摺動支承部により前記外方部分を支持
させることにより、前記内方部分の長手方向の長さを短
くしても前記プランジャーの摺動の安定を確保すること
ができ、その結果、前記保持・摺動支承部の基端部に前
記プランジャーの肩部が係合した状態において、前記圧
縮ばねの長さを大きくとることができ、前記プランジャ
ーの前記内方部分の内端が、前記管状ハウジング内に挿
入される前に傾斜面に形成されることを特徴とする触針
の組立方法を提供する。
さらに、管状ハウジング内に設けられ、軸方向に圧縮
ばねの力で該管状ハウジングの外側へ付勢されているプ
ランジャーを有し、検査時に電気回路と電気接触を与え
るための触針の製造方法であって、開口端を有する前記
管状ハウジングを形成する工程と、該管状ハウジング内
に滑り嵌合される円筒状内方部分と、該内方部分よりも
小さい径を有し、該内方部分との境界部に肩部を形成す
る円筒状外方部分とを備えるプランジャーを形成する工
程と、前記圧縮ばねを前記管状ハウジングに挿入する工
程と、前記プランジャーの前記内方部分を前記管状ハウ
ジングに挿入し、前記圧縮ばねに当接させる工程と、前
記圧縮ばねに予負荷をかけるために前記内方部分で前記
圧縮ばねを圧縮し、前記肩部を前記ハウジングの開口端
から内方に間隔をあけて位置させる工程と、前記圧縮ば
ねが圧縮された状態において、内挿された前記肩部が位
置する前記管状ハウジングの部分と前記開口端との間の
該管状ハウジングの外径を減少させることにより、細長
い保持・摺動支承部を形成する工程と、を有し、該保持
・摺動支承部が、前記プランジャーの前記外方部分の外
径に対し、滑り嵌合される内径を有するように形成され
ることを特徴とする触針の製造方法を提供する。
ばねの力で該管状ハウジングの外側へ付勢されているプ
ランジャーを有し、検査時に電気回路と電気接触を与え
るための触針の製造方法であって、開口端を有する前記
管状ハウジングを形成する工程と、該管状ハウジング内
に滑り嵌合される円筒状内方部分と、該内方部分よりも
小さい径を有し、該内方部分との境界部に肩部を形成す
る円筒状外方部分とを備えるプランジャーを形成する工
程と、前記圧縮ばねを前記管状ハウジングに挿入する工
程と、前記プランジャーの前記内方部分を前記管状ハウ
ジングに挿入し、前記圧縮ばねに当接させる工程と、前
記圧縮ばねに予負荷をかけるために前記内方部分で前記
圧縮ばねを圧縮し、前記肩部を前記ハウジングの開口端
から内方に間隔をあけて位置させる工程と、前記圧縮ば
ねが圧縮された状態において、内挿された前記肩部が位
置する前記管状ハウジングの部分と前記開口端との間の
該管状ハウジングの外径を減少させることにより、細長
い保持・摺動支承部を形成する工程と、を有し、該保持
・摺動支承部が、前記プランジャーの前記外方部分の外
径に対し、滑り嵌合される内径を有するように形成され
ることを特徴とする触針の製造方法を提供する。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第4図乃至第7図は、本発明による触針(10")を示
す。当業者であれば直ぐ分かるように、この触針(1
0")は、第1図及び第2図を参照して既に説明した公知
の触針(10)を改良したものである。
す。当業者であれば直ぐ分かるように、この触針(1
0")は、第1図及び第2図を参照して既に説明した公知
の触針(10)を改良したものである。
公知の触針と同じように、本発明による触針の構成要
素は、すべて導電性材料からなっている。しかし、本発
明に基く改良により、第1図及び第2図に示す公知の触
針に比して、容易に想到し得ない予想外の利益がもたら
されるものである。
素は、すべて導電性材料からなっている。しかし、本発
明に基く改良により、第1図及び第2図に示す公知の触
針に比して、容易に想到し得ない予想外の利益がもたら
されるものである。
例えば、従来の触針(10)は、ストロークが短かった
り、折り曲げ部での引っ掻きがあった。しかし、本発明
による触針(10")によると、第3図示の触針(10')へ
切換えることによって達成されるストローク長4.1〜6.4
mm(0.16〜0.25インチ)の工業規格によるシャットハイ
トの範囲で、ストローク長を長くすることができた。
り、折り曲げ部での引っ掻きがあった。しかし、本発明
による触針(10")によると、第3図示の触針(10')へ
切換えることによって達成されるストローク長4.1〜6.4
mm(0.16〜0.25インチ)の工業規格によるシャットハイ
トの範囲で、ストローク長を長くすることができた。
また、試験によると、本発明による触針(10")の内
部のばねは、全ストロークで、最低3,600,000サイクル
の使用に耐えた。この寿命を「最低」と言ったのは、10
0個の触針についてその回数まで試験したが、ばねが破
損したものはなかったからである。
部のばねは、全ストロークで、最低3,600,000サイクル
の使用に耐えた。この寿命を「最低」と言ったのは、10
0個の触針についてその回数まで試験したが、ばねが破
損したものはなかったからである。
本発明により製造された60個の触針による別の試験に
よると、触針の抵抗値は、30ミリオーム以下であり、か
つ代表抵抗値は、14ミリオームであった。従来の市販の
触針の中には、このような特性を有するものはない。
よると、触針の抵抗値は、30ミリオーム以下であり、か
つ代表抵抗値は、14ミリオームであった。従来の市販の
触針の中には、このような特性を有するものはない。
本発明によると、性能がすぐれ、しかも信頼性に富む
とともに、著しく小型化され、1.3mm(0.050インチ)の
間隔で取付けることができる触針が提供される。従っ
て、次第に小型化している電子回路板の試験における有
利性は、明白である。
とともに、著しく小型化され、1.3mm(0.050インチ)の
間隔で取付けることができる触針が提供される。従っ
て、次第に小型化している電子回路板の試験における有
利性は、明白である。
性能及び信頼性が、本発明により向上する理由は、勿
論、新規な触針(10")の構成により、ばね(26)の変
更が可能になったためである。これは、各種の従来の触
針と、本発明による触針(10")とを比較した次の表か
ら明白である。
論、新規な触針(10")の構成により、ばね(26)の変
更が可能になったためである。これは、各種の従来の触
針と、本発明による触針(10")とを比較した次の表か
ら明白である。
本発明の目的を達成し、かつ予期しない利益を得るた
めに、第1図及び第2図示の従来の触針(10)に対して
行った改良点は、第1図及び第2図示のものと、第4図
乃至第7図示のものとを比較すれば、明らかである。
めに、第1図及び第2図示の従来の触針(10)に対して
行った改良点は、第1図及び第2図示のものと、第4図
乃至第7図示のものとを比較すれば、明らかである。
管状ハウジング(16)は、ばね(26)の形状を維持
し、かつ組み立てが容易なように長くなっている。第3
図示のものと比較して、本発明では、ばねのシャットハ
イトは50%以上増えている。
し、かつ組み立てが容易なように長くなっている。第3
図示のものと比較して、本発明では、ばねのシャットハ
イトは50%以上増えている。
触針プランジャー(12)の構造は、従来の触針(10)
とほぼ同じであるが、外方部分(18)は、長目になって
いる。
とほぼ同じであるが、外方部分(18)は、長目になって
いる。
図に示すように、内方部分(14)の内端(36)には、
傾斜をつけるのが好ましい。このようにすると、横方向
の力が発生し、ハウジング(16)からプランジャー(1
2)へかけて優れた電気的接触が得られる。
傾斜をつけるのが好ましい。このようにすると、横方向
の力が発生し、ハウジング(16)からプランジャー(1
2)へかけて優れた電気的接触が得られる。
組み立ての際、第5図に示すように、まずばね(26)
を挿入し、次に、内方部分(14)を挿入する。第3図示
の触針(10')の構成とは対照的に、プランジャー(1
2)は、接触がかなり短いにも拘らず、安定している。
を挿入し、次に、内方部分(14)を挿入する。第3図示
の触針(10')の構成とは対照的に、プランジャー(1
2)は、接触がかなり短いにも拘らず、安定している。
そのため、本発明のものにおけるばねは、従来のもの
よりも、はるかに長く、かつ、更に大きな予負荷を与え
ることができる。この予負荷が大きいことにより、作動
範囲での均一なプランジャー力が得られ、かつ疲れ寿命
は長くなる。従って、上で述べたように、ばねの破損が
なく、サイクル寿命は長くなる。
よりも、はるかに長く、かつ、更に大きな予負荷を与え
ることができる。この予負荷が大きいことにより、作動
範囲での均一なプランジャー力が得られ、かつ疲れ寿命
は長くなる。従って、上で述べたように、ばねの破損が
なく、サイクル寿命は長くなる。
第5図示のように、プランジャー(12)を挿入してか
ら、第6図に示すように押し下げると、ばね(26)には
予負荷が加えられ、かつ肩部(20)は、ハウジング(1
6)の開口端(38)より下方へ位置する。
ら、第6図に示すように押し下げると、ばね(26)には
予負荷が加えられ、かつ肩部(20)は、ハウジング(1
6)の開口端(38)より下方へ位置する。
次に、第7図に示すように、肩部(20)と開口端(3
8)との間のハウジング(16)領域を、スエージングな
どにより絞ると、小径の保持・摺動支持部(40)が形成
される。
8)との間のハウジング(16)領域を、スエージングな
どにより絞ると、小径の保持・摺動支持部(40)が形成
される。
スペースが広いため、大きいばね力が得られること
と、隙間が小さい細長い保持・摺動支承部(40)とによ
り、横荷重に対する許容度が大となるとともに、電気抵
抗は低くなり寿命が長くなる。
と、隙間が小さい細長い保持・摺動支承部(40)とによ
り、横荷重に対する許容度が大となるとともに、電気抵
抗は低くなり寿命が長くなる。
接触領域は、保持・摺動支承部(40)、あるいはプラ
ンジャー(12)と接する管状ハウジング(16)の露出コ
ーナーもしくは露出縁部を有しない延長領域となってい
るので、本発明のものは、従来の触針(10)と比較し
て、縁部による引っ掻きが全くない。
ンジャー(12)と接する管状ハウジング(16)の露出コ
ーナーもしくは露出縁部を有しない延長領域となってい
るので、本発明のものは、従来の触針(10)と比較し
て、縁部による引っ掻きが全くない。
ばねが長いこと、ばねの負荷作用が大きいこと、ばね
の寿命が長いこと、および横荷重が存在しても、構成要
素同士間の引っ掻き作用による粒子生成が全くないこと
により、前述の目的は達成される。また、このことは、
従来の触針とストローク長が同じで、しかも同じシャッ
トハイト範囲内のスペースを有することによっても達成
される。また、本発明の触針の製造方法においては、管
状ハウジングにプランジャーが挿通された状態で、スエ
ージング等の押圧加工により当該管状ハウジングの外径
を減少させ、保持・摺動支承部を形成する。この工程段
階で該保持・摺動支承部はプランジャーの外周に隙間な
く当接させられるが、このスエージング等による押圧力
を取り除いたときには、保持・摺動支承部はその弾性に
よってわずかに外側に広がる。このとき生じた保持・摺
動支承部とプランジャーとのわずかな隙間が、プランジ
ャーを保持・摺動支承部に沿って滑らかに、しかも、ぐ
らつきなく摺動させる。本発明の触針の製造方法によれ
ば、プランジャー側に多少の寸法誤差があっても、スエ
ージング工程等で調整でき、この寸法誤差を吸収でき
る。
の寿命が長いこと、および横荷重が存在しても、構成要
素同士間の引っ掻き作用による粒子生成が全くないこと
により、前述の目的は達成される。また、このことは、
従来の触針とストローク長が同じで、しかも同じシャッ
トハイト範囲内のスペースを有することによっても達成
される。また、本発明の触針の製造方法においては、管
状ハウジングにプランジャーが挿通された状態で、スエ
ージング等の押圧加工により当該管状ハウジングの外径
を減少させ、保持・摺動支承部を形成する。この工程段
階で該保持・摺動支承部はプランジャーの外周に隙間な
く当接させられるが、このスエージング等による押圧力
を取り除いたときには、保持・摺動支承部はその弾性に
よってわずかに外側に広がる。このとき生じた保持・摺
動支承部とプランジャーとのわずかな隙間が、プランジ
ャーを保持・摺動支承部に沿って滑らかに、しかも、ぐ
らつきなく摺動させる。本発明の触針の製造方法によれ
ば、プランジャー側に多少の寸法誤差があっても、スエ
ージング工程等で調整でき、この寸法誤差を吸収でき
る。
第1図は、従来の検査用触針の一例を示す縦断面図であ
る。 第2図は、第1図示の触針に関連する問題のいくつかを
示すための同様の縦断面図である。 第3図は、従来の検査用触針の別の例を示す縦断面図で
ある。 第4図は、本発明による検査用触針の縦断面図である。 第5図は、第4図示の触針において、組み立ての際、プ
ランジャーを管状ハウジング挿入して、ばねに予負荷を
加える様子を示す部分縦断面図である。 第6図は、第5図示の挿入段階の後、管状ハウジンに挿
入したプランジャーにより、ばねに予負荷を加えている
状態で、前記ハウジングに保持端を形成する直前の段階
を示す、本発明による触針の部分縦断面図である。 第7図は、組み立てに際し、第6図示の状態の後、管状
ハウジングの端部に保持・摺動支承部を形成することに
より、プランジャーを、ばねの予負荷により、管状ハウ
ジングの内部に保持している様子を示す、本発明による
触針の部分縦断面図である。 (10)(10')(10")……触針、(12)(12')……プ
ランジャー (14)(14')……内方部分、(16)……管状ハウジン
グ (18)(18')……外方部分、(20)……肩部 (22)……矢印、(24)……矢印 (26)……ばね、(28)……先端部 (30)……中間部、(32)……折り曲げ部 (34)……肩部、(36)……内端 (38)……開口端、(40)……保持・摺動支承部
る。 第2図は、第1図示の触針に関連する問題のいくつかを
示すための同様の縦断面図である。 第3図は、従来の検査用触針の別の例を示す縦断面図で
ある。 第4図は、本発明による検査用触針の縦断面図である。 第5図は、第4図示の触針において、組み立ての際、プ
ランジャーを管状ハウジング挿入して、ばねに予負荷を
加える様子を示す部分縦断面図である。 第6図は、第5図示の挿入段階の後、管状ハウジンに挿
入したプランジャーにより、ばねに予負荷を加えている
状態で、前記ハウジングに保持端を形成する直前の段階
を示す、本発明による触針の部分縦断面図である。 第7図は、組み立てに際し、第6図示の状態の後、管状
ハウジングの端部に保持・摺動支承部を形成することに
より、プランジャーを、ばねの予負荷により、管状ハウ
ジングの内部に保持している様子を示す、本発明による
触針の部分縦断面図である。 (10)(10')(10")……触針、(12)(12')……プ
ランジャー (14)(14')……内方部分、(16)……管状ハウジン
グ (18)(18')……外方部分、(20)……肩部 (22)……矢印、(24)……矢印 (26)……ばね、(28)……先端部 (30)……中間部、(32)……折り曲げ部 (34)……肩部、(36)……内端 (38)……開口端、(40)……保持・摺動支承部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−90324(JP,A) 実開 昭60−185263(JP,U) 実開 昭56−17563(JP,U) 実開 昭62−76668(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 1/067
Claims (3)
- 【請求項1】管状ハウジング内に設けられ、該管状ハウ
ジング内に設けられている予負荷圧縮ばねの力で該管状
ハウジングの開口端から外側へ付勢されているプランジ
ャーを有する、検査時に電気回路と電気接触をするため
の触針を組み立てる方法であって、 前記開口端を備える前記管状ハウジングを変形可能な電
導材から形成し、 該管状ハウジング内に滑り嵌合される円筒状内方部分
と、該内方部分の先端から連続的に縮径して延出し、該
内方部分との境界に肩部を形成している円筒状外方部分
を備えるプランジャーを形成し、 前記圧縮ばね及び前記プランジャーの前記内方部分を前
記開口端から前記管状ハウジングに挿入し、 該開口端を変形させることによって前記管状ハウジング
内に前記肩部を保持させる工程を含み、 前記プランジャーを前記管状ハウジング内に挿入し、前
記管状ハウジング内から前記開口端を経て前記管状ハウ
ジングの外に前記外方部分が延在するように前記プラン
ジャーを配置した後、該管状ハウジングの前記開口端か
ら長手方向に予め定められた長さの部分を前記外方部分
の回りから圧縮することによって、前記外方部分と滑り
嵌合される細長い円筒形の保持・摺動支承部を形成し、
該保持・摺動支承部により前記外方部分を支持させるこ
とにより、前記内方部分の長手方向の長さを短くしても
前記プランジャーの摺動の安定を確保することができ、
その結果、前記保持・摺動支承部の基端部に前記プラン
ジャーの肩部が係合した状態において、前記圧縮ばねの
長さを大きくとることができ、 前記プランジャーの前記内方部分の内端が、前記管状ハ
ウジング内に挿入される前に傾斜面に形成されることを
特徴とする触針の組立方法。 - 【請求項2】細長い円筒形の保持・摺動支承部がスエー
ジング加工により形成されることを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】管状ハウジング内に設けられ、軸方向に圧
縮ばねの力で該管状ハウジングの外側へ付勢されている
プランジャーを有し、検査時に電気回路と電気接触を与
えるための触針の製造方法であって、 開口端を有する前記管状ハウジングを形成する工程と、 該管状ハウジング内に滑り嵌合される円筒状内方部分
と、該内方部分よりも小さい径を有し、該内方部分との
境界部に肩部を形成する円筒状外方部分とを備えるプラ
ンジャーを形成する工程と、 前記圧縮ばねを前記管状ハウジングに挿入する工程と、 前記プランジャーの前記内方部分を前記管状ハウジング
に挿入し、前記圧縮ばねに当接させる工程と、 前記圧縮ばねに予負荷をかけるために前記内方部分で前
記圧縮ばねを圧縮し、前記肩部を前記ハウジングの開口
端から内方に間隔をあけて位置させる工程と、 前記圧縮ばねが圧縮された状態において、内挿された前
記肩部が位置する前記管状ハウジングの部分と前記開口
端との間の該管状ハウジングの外径を減少させることに
より、細長い保持・摺動支承部を形成する工程と、を有
し、 該保持・摺動支承部が、前記プランジャーの前記外方部
分の外径に対し、滑り嵌合される内径を有するように形
成されることを特徴とする触針の製造方法。
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---|---|
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---|---|---|---|
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-
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- 2001-10-11 JP JP2001313872A patent/JP2002162414A/ja active Pending
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