JPH0543076U - コンタクトプローブ - Google Patents

コンタクトプローブ

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JPH0543076U
JPH0543076U JP9394291U JP9394291U JPH0543076U JP H0543076 U JPH0543076 U JP H0543076U JP 9394291 U JP9394291 U JP 9394291U JP 9394291 U JP9394291 U JP 9394291U JP H0543076 U JPH0543076 U JP H0543076U
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JP
Japan
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thin tube
coil spring
plunger
tail end
diameter
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JP9394291U
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Inventor
博昭 嬉野
Original Assignee
プレシジヨンスプリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールを使用せずに極めて小径のコンタク
トプローブを製造することが出来るようにする 【構成】 一端に開口2を有する細管1と、尾端部1
3側が細管1内に摺動自在に挿入され被測定部に圧接さ
れる先端部5を細管1の開口2側に有するプランジャー
3と、細管1内に設けられ先端部5が開口2から突出す
る方向にプランジャー3の尾端部13を付勢するコイル
ばね15と、を備えたコンタクトプローブにおいて、尾
端部13のコイルばね15側に円錐部14を形成し、コ
イルばね15のプランジャー3側端部のコイルの半巻の
径をコイルばね15の他の部分の径よりも大きくし且つ
細管1の内径にほぼ等しくし、コイルばね15のコイル
の半巻を円錐部14に当接したことを特徴としコイルば
ね15と尾端部13とが細管1の内壁に押し付けられて
導通を確保する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリント回路基板のパターン部に接触させて電気抵抗、電圧、電 流等を測定したり、或いは電気的動作試験を行う導電接触子等の用途に使用する コンタクトプローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から使用されているコンタクトプローブの一例を図5の断面図によって説 明すると、導電性の材料で作られた細管1の右側の端部は開口2になっており、 細管1の内部にはプランジャー3が設けられている。
【0003】 プランジャー3は、細管1内に摺動自在に挿入されている尾端部4と、細管1 の開口2から突出している先端がとがっいてる先端部5と、尾端部4と先端部5 とを結合している細径部6とを有しており、尾端部4の開口2とは反対側の端面 は一方向に傾斜した傾斜面7になっている。そして細管1にはくびれた係止部8 が形成されていて尾端4が通り抜けないようにし、プランジャー3が細管1から 抜け出ないようにしている。細管1内の尾端部4の左側にはコイルばね9とボー ル10とが挿入されていて、コイルばね9はボール10を介して傾斜面7を開口 2側に付勢し、プランジャー3の先端部5が細管1の開口2から突出するように している。
【0004】 細管1には図示しない導線が取り付けられていて、プランジャー3の先端部5 をプリント回路基盤の半田付け部等の被測定部に接触させることにより電気的な 測定を行うのであるが、この場合にプランジャー3の尾端部4には、コイルばね 9の弾力で付勢されているボール10の押圧力によって傾斜面7を細管1の内壁 に押し付けられる分力が作用し、尾端部4が導電性のある細管1の内壁に圧接し て細管1とプランジャー3との間の電気的導通が確保されることになる。
【0005】 図6は従来から使用されているコンタクトプローブの他の例の部分的な断面図 であって、尾端部4のコイルばね9側に円錐部11を形成し、ボール10と円錐 部11との間に小さな補助ボール12を介在させ、補助ボール12が円錐部11 を押圧して尾端部4を導電性のある細管1の内壁に圧接し、細管1とプランジャ ー3との間の電気的導通が確保している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
最近のプリント回路基盤は高密度化にともなって回路パターンが微細化し、こ れにともなってコンタクトプローブの細管1をますます小径化することが要求さ れている。そこでコンタクトプローブの細管1を小径化すると、ボール10もこ れにともなって小径のものが必要となり、特に図6のものにおいては、補助ボー ル12は極めて小径のボールが必要になる。
【0007】 ところが一定寸法以下の小径のボールは製造されていないため、図5及び図6 の構造を持つ極めて小径のコンタクトプローブの要求があっても製造できないこ とになる。
【0008】 この考案はこのような要求を満たすため、ボールを使用せずに極めて小径のコ ンタクトプローブを製造することが出来るようにすることを目的とするものであ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案のコンタクトプローブは、一端に開口を有する細管と、尾端部側が前 記細管内に摺動自在に挿入され被測定部に圧接される先端部を前記細管の開口側 に有するプランジャーと、前記細管内に設けられ前記先端部が前記開口から突出 する方向に前記プランジャーの尾端部を付勢するコイルばねと、を備えたコンタ クトプローブにおいて、前記尾端部のコイルばね側に円錐部を形成し、前記コイ ルばねのプランジャー側端部のコイルの半巻の径を該コイルばねの他の部分の径 よりも大きくし且つ前記細管の内径にほぼ等しくし、前記コイルばねのコイルの 半巻を前記円錐部に当接したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
コイルばねの半径を大きくした半巻の端部がプランジャー尾端部の円錐部と細 管の内壁とに圧接し、コイルばねの端部によって細管とプランジャーとの間の電 気的導通が確保される。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
【0012】 図1はこの考案の一実施例の断面図であって、図5に示した従来のものと同一 部分には同一符号を付してある。
【0013】 図1に示すように細管1内に摺動自在に挿入されているプランジャー3の尾端 部13には、先端部5とは反対側の端部に円錐部14を形成し、細管1内に設け たコイルばね15のプランジャー3側端部が円錐部14を押圧するようにしてい る。
【0014】 コイルばね15は図2の部分拡大図に示すように、プランジャー3側端部のコ イルの半巻の径16をコイルばね15の他の部分の径17よりも大きくし、且つ 、この半巻の径16は、図3に示すように細管1の内径18にほぼ等しくなるよ うにしてある。
【0015】 このように径16をコイルばね15の他の部分の径17よりも大きくした半巻 の部分が、プランジャー3尾端部13の円錐部14を図3の右方に押圧すること になるが、このコイルばね15の半巻部分の及ぼす力を詳しくみると、図4のよ うになる。
【0016】 すなわち、コイルばね15が円錐部14を垂直に押す押圧力Fは、細管1の軸 線に並行な分力F1とこれに直交する方向の分力F2とに分かれることになる。 そして分力F2の反力F3がコイルばね15に作用し、従ってコイルばね15の 半巻部分は図4の上方に移動しようとする。ところが半巻の径16(図2参照) は細管1の内径18(図3参照)にほぼ等しくなっているので、反力F3による コイルばね15の半巻部分の移動は細管1の内壁で阻止され、コイルばね15の 半巻部分はF3の力で細管1の内壁に押し付けられることになる。一方、分力F 2によって尾端部13は細管1の内壁に押し付けられることになる。
【0017】 この結果、コイルばね15の半巻部分及びプランジャー3の尾端部13が常に 細管1の内壁に押し付けられて、細管1とプランジャー3との間の電気的導通が 安定して確保されることになる。
【0018】
【考案の効果】
この考案は、ボールを使用せずに細管とプランジャーとの間の電気的導通が安 定して確保出来るので、極めて小径のコンタクトプローブを製作することが可能 になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の断面図である。
【図2】コイルばねの部分拡大図である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】コイルばねの力の作用説明図である。
【図5】従来のコンタクトプローブの断面図である。
【図6】従来のコンタクトプローブの他の例の部分的な
断面図である。
【符号の説明】
1 細管 2 開口 3 プランジャー 4 尾端部 5 先端部 6 細径部 7 傾斜面 8 係止部 9 コイルばね 10 ボール 11 円錐部 12 補助ボール 13 尾端部 14 円錐部 15 コイルばね 16 半巻の径 17 他の部分の径 18 内径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口を有する細管と、尾端部側が
    前記細管内に摺動自在に挿入され被測定部に圧接される
    先端部を前記細管の開口側に有するプランジャーと、前
    記細管内に設けられ前記先端部が前記開口から突出する
    方向に前記プランジャーの尾端部を付勢するコイルばね
    と、を備えたコンタクトプローブにおいて、前記尾端部
    のコイルばね側に円錐部を形成し、前記コイルばねのプ
    ランジャー側端部のコイルの半巻の径を該コイルばねの
    他の部分の径よりも大きくし且つ前記細管の内径にほぼ
    等しくし、前記コイルばねのコイルの半巻を前記円錐部
    に当接したことを特徴とするコンタクトプローブ。
JP9394291U 1991-11-15 1991-11-15 コンタクトプローブ Expired - Lifetime JP2567591Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9394291U JP2567591Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 コンタクトプローブ

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JP9394291U JP2567591Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 コンタクトプローブ

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JPH0543076U true JPH0543076U (ja) 1993-06-11
JP2567591Y2 JP2567591Y2 (ja) 1998-04-02

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ID=14096492

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008014704A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Enplas Corp コンタクトピン及び電気部品用ソケット
JP2013148594A (ja) 2011-09-05 2013-08-01 Shimano Manufacturing Co Ltd 接触端子
US8926376B2 (en) 2011-09-05 2015-01-06 Shimano Manufacturing Co., Ltd. Contact terminal having a plunger pin

Cited By (4)

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US8926376B2 (en) 2011-09-05 2015-01-06 Shimano Manufacturing Co., Ltd. Contact terminal having a plunger pin
US9385461B2 (en) 2011-09-05 2016-07-05 Shimano Manufacturing Co., Ltd. Contact terminal having a plunger pin

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