JP3265690B2 - エアクリーナー - Google Patents

エアクリーナー

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JP3265690B2
JP3265690B2 JP04893793A JP4893793A JP3265690B2 JP 3265690 B2 JP3265690 B2 JP 3265690B2 JP 04893793 A JP04893793 A JP 04893793A JP 4893793 A JP4893793 A JP 4893793A JP 3265690 B2 JP3265690 B2 JP 3265690B2
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聖一 上野
秀利 今井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内や車内で使用され
るエアクリーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用のエアクリーナーでは、ある汚れ
に対して所定の動作を行っており、使用者の好みにあっ
た動作かどうか分からなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなものでは、
使用者の汚れに対する感覚が生かされておらず、個々の
使用者の実感に合った動作を行っていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1の1実施例の技術的手段は、モータ
と、汚れを検出するセンサと、マニュアル運転及び自動
運転等を切り換えるスイッチと、自動運転時に前記モー
タの回転数を前記センサの出力に応じて切り換えるため
の複数のスレッショルドレベルを記憶する記憶手段とを
有し、前記スイッチを切り換えた時点のセンサ出力をそ
の切り換えた運転ポジションのスレッショルドレベルと
して前記記憶手段に記憶させることで、適時自動運転時
の前記モータの回転数を切り換えるスレッショルドレベ
ルを自動的に可変できるエアクリーナーを提供すること
を目的としている。
【0005】上記課題を解決するための本発明の請求項
2の1実施例の技術的手段は、スイッチを自動運転から
マニュアル運転に切り換えた時点で動作開始し、マニュ
アル運転から自動運転に切り換えた時点で計時を停止す
るタイマーと、このタイマーの値を入力する制御手段を
有し、この制御手段で前記タイマーの計時時間以上、次
回の自動運転時にモータの回転を継続させる動作を行う
請求項1のエアクリーナーを提供することを目的として
いる。
【0006】上記課題を解決するための本発明の請求項
3の1実施例の技術的手段は、スイッチによって、自動
運転時にそのモータ回転数より低いマニュアル運転に切
り換えたことを記憶する第2記憶手段とを有し、制御手
段は前記第2記憶手段の記憶値で、次回の自動運転のモ
ータ回転数を低下させるエアクリーナーを提供すること
を目的としている。
【0007】上記課題を解決するための本発明の請求項
4の1実施例の技術的手段は、モータと、このモータを
駆動するモータ駆動手段と、マニュアルHI、LO、自
動運転等を切り換える手元スイッチと、この手元スイッ
チの信号を入力し、また前記モータ駆動手段に出力する
制御手段と、所定時間を計時する第2タイマーと、汚れ
を検出するガスセンサと、このガスセンサの出力を処理
し、前記制御手段の出力を受けるガスセンサ処理手段
と、このガスセンサ処理手段の出力を記憶する第3記憶
手段とを有したエアクリーナーを提供することを目的と
している。
【0008】上記課題を解決するための本発明の請求項
5の1実施例の技術的手段は、モータと、このモータを
駆動するモータ駆動手段と、マニュアルHI、LO、自
動運転等を切り換える手元スイッチと、この手元スイッ
チの信号を入力し、また前記モータ駆動手段に出力する
制御手段と、電源投入後所定時間を計時する第2タイマ
ーと、前記所定時間内に前記制御手段の出力を記憶する
第4記憶手段とを有したエアクリーナーを提供すること
を目的としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1は上記した構成により、手元
スイッチを切り換えた時点のセンサ出力をHI、LOの
動作スレッシュレベルにし、記憶できる。
【0010】本発明の請求項2は上記した構成により、
手元スイッチを切り換えてからの時間によって、HI、
LO運転時間を変更し、記憶できる。
【0011】本発明の請求項3は上記した構成により、
手元スイッチを切り換えによって、自動運転時にモータ
の風量を可変できる。
【0012】本発明の請求項4は上記した構成により、
電源投入後2分間での手元スイッチを切り換えによっ
て、その時点のセンサ出力を基準値として記憶できる。
【0013】本発明の請求項5は上記した構成により、
電源投入後所定時間内で手元スイッチが切り換えられる
と、以後の電源投入後の所定時間内の風量を自動的に切
り換えることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の請求項1の1実施例を図1を
参照しながら説明する。
【0015】まず、本回路の構成に付いて説明する。
【0016】1は、気流を発生させるモータ、2は、こ
のモータ1を駆動するモータ駆動手段、4は、マニュア
ルHI、LO、自動運転等を切り換える手元スイッチ、
5は、この手元スイッチ4の信号を入力する制御手段、
6は、前記制御手段5からの出力によって所定値を決定
する比較レベル手段、7は、汚れを検出するガスセン
サ、8は、このガスセンサ7の出力を処理し、前記比較
レベル手段の信号を入力するガスセンサ処理手段、9
は、前記比較レベル手段6とガスセンサ処理手段8の出
力を比較し、前記モータ駆動手段2に比較信号を出力す
る比較手段、3は、前記比較レベル手段に記憶内容を出
力し、前記ガスセンサ処理手段からの出力を記憶する記
憶手段とで構成されている。
【0017】次に、この動作について説明する。
【0018】初めに、車載用エアクリーナーの汚れに対
する動作について説明する。
【0019】モータ1は、モータ駆動手段2の出力によ
って、HIGH、LOW、SUPERーLOW、OFF
の4つの風量を切り替えることができる。
【0020】ガスセンサ1の特性は、汚れを検出すると
抵抗値が小さくなり、清浄状態時には抵抗値は大きくな
る。また、電源が投入されてから所定時間(2分間)
は、出力値が不安定である。そこで、電源投入2分後の
ガスセンサ7の出力値を基準値とし以後の動作を行う。
ガスセンサ7の不安定期間の出力を無視するためのもの
である。
【0021】ここで、手元スイッチ4は自動運転に設定
されているとする。この場合には、制御手段5にその信
号が出力され、これを受けた制御手段5は、自動運転で
ある事を認識する。制御手段5は自動運転からマニュア
ルのLO、HIに変化した時点をとらえる。
【0022】汚れに対する動作は、前記ガスセンサ処理
手段8が現在のガスセンサ7の出力値(以後は現在値と
称す)と基準値を演算し(現在値/基準値)、その結果
を比較手段9に出力する。
【0023】ここで、前記制御手段5からの出力がな
く、記憶手段3にも記憶内容がない場合には比較レベル
手段6は、所定のHI、LO動作レベルを比較手段9に
出力する(たとえばHI動作レベルー0.8、LO動作
レベルー0.90)。同時に、記憶手段3にも比較レベ
ル手段6は同信号を出力する。これを受けた記憶手段3
は、この数値を記憶する。前記比較手段9は、比較レベ
ル手段6とガスセンサ処理手段8からの信号を比較し、
その結果によってモータ駆動手段2にHI、LO、S.
LOのいずれかの信号を出力する。この出力を受けたモ
ータ駆動手段2は、その信号に応じてモータ1を駆動す
る。
【0024】では、本発明の動作であるが、実際の数値
を挙げて説明する。
【0025】電源投入2分後の基準値が50kΩである
と、タバコによる汚れが発生し、ガスセンサ7の出力値
が小さくなってくる。たとえば、49kΩになったとす
ると、ガスセンサ処理手段2はこの出力を基準値で除算
し(0.98)、結果を比較手段9に出力する。また、
比較レベル手段6は、制御手段5からの出力がなく、記
憶手段3の記憶内容がないので、所定値のLO動作レベ
ル(0.90)を比較手段9に出力する。この信号を受
けた比較手段9は、この2つの出力信号を比較し、ガス
センサ処理手段8の出力が大きいので、S.LO信号を
モータ駆動手段2に出力する。この信号によって、モー
タ駆動手段2はモータ1をS.LOで動作させる(回転
数ーHI>LO>S.LO)。
【0026】汚れがさらに増加し、図2のBになると、
前記比較手段9はモータ駆動手段2にLO信号を出力
し、モータ1はLOで動作を行う。
【0027】ここで、使用者の実感で、少しの汚れでも
いやな人は、図2のAの期間中に手元スイッチ4をマニ
ュアルのLOに切り換える場合がある(たとえば図2の
Cで切り換えられたとする)。この場合にはこの使用者
が好むものであるため、このパターンに、自動運転のア
ルゴリズムを変更する様にする。この動作は、手元スイ
ッチ4がマニュアルのLOに切り替わった信号が制御手
段5に出力され、これを受けた制御手段5は、比較レベ
ル手段6に変更が合った事を変更信号で出力し、これを
受けた比較レベル手段6は、ガスセンサ処理手段8にL
O動作レベル変更信号を出力する。これを受けたガスセ
ンサ処理手段8は、その時点の値(現在値/基準値ー
0.95)を記憶手段3に出力する。この値を記憶手段
3は記憶する。
【0028】図2のDの状態のように汚れがなくなり、
きれいな状態になり、手元スイッチ4が自動運転にセッ
トされた状態とする。
【0029】再度喫煙が開始され、汚れが上昇すると、
ガスセンサ7は前記と同様に汚れを検出し、ガスセンサ
処理手段8に出力する。ガスセンサ処理手段8もその出
力を処理し、比較手段9に演算結果を出力する。ここ
で、前記と動作が異なるのは比較レベル手段6である。
この比較レベル手段6は制御手段5からの出力はないが
記憶手段3には記憶内容(0.95)があるため、所定
値(0.90)ではなくこの値を入力する。そして、こ
の入力値(0.95)を比較手段9に出力する。以後の
動作は前記と同様である。この動作を行う事により、図
2のFの時点でLO運転を行っていたものが、Eの時点
で動作を行う事になり、使用者の実感にあった自動運転
を行う事となる。
【0030】以下、本発明の請求項2の1実施例を図3
を参照しながら説明する。
【0031】まず、本回路の構成に付いて説明する。
【0032】1は、モータ、2は、このモータ1を駆動
するモータ駆動手段、10は、所定時間を計時するタイ
マー、4は、マニュアルHI、LO、自動運転等を切り
換える手元スイッチ、14は、この手元スイッチ4の信
号を入力する制御手段、11は、前記制御手段14から
の出力によって所定値を決定し、前記タイマー10を駆
動する比較レベル手段、7は、汚れを検出するガスセン
サ、8は、このガスセンサ7の出力を処理し、前記比較
レベル手段11の信号を入力するガスセンサ処理手段、
13は、前記タイマー10、前記比較レベル手段11と
ガスセンサ処理手段8の出力を比較し、前記モータ駆動
手段2に比較信号を出力する比較手段、12は、前記比
較レベル手段11に記憶内容を出力し、また、比較レベ
ル手段11や前記ガスセンサ処理手段8からの出力を記
憶する記憶手段である。
【0033】次に、この動作について説明する。
【0034】ここで、モータ1、モータ駆動手段2、手
元スイッチ4、ガスセンサ7、ガスセンサ処理手段8は
請求項1と同様の動作であるので省略する。
【0035】手元スイッチ4が自動運転からマニュアル
に切り替わると制御手段14はその信号を受け、比較レ
ベル手段11に出力する。出力を受けた比較レベル手段
11は、前記タイマー10を駆動させ、またガスセンサ
処理手段8にLO動作レベル変更信号を出力し、現在の
ガスセンサ処理手段8の演算結果を入力する(図4のG
ー0.96)。ガスセンサ処理手段8は、LO動作レベ
ル変更信号を受け、演算結果を記憶手段12に出力す
る。記憶手段12はこれを新たに記憶する。
【0036】ここで計時中のタイマー10であるが、こ
の計時は、手元スイッチ4がマニュアルのLOの状態か
ら自動運転に設定されるまで継続する。
【0037】汚れが減少してきて、図4のHになると、
比較レベル手段11とガスセンサ処理手段8の比較では
比較手段13はS.LO信号をモータ駆動手段2に出力
するが、タイマー10が計時中であるため、LO信号を
出力する。その後図4のIで手元スイッチ4がマニュア
ルのLOから自動運転に設定されると、これを認識した
制御手段14は、比較レベル11に信号を送り、これを
受けた比較レベル手段11はタイマー10の計時を終了
し、データを入力する(例えば10分の計時時間であっ
たとする)。入力値は記憶手段12に送られ、記憶手段
12は記憶する。また、計時が終了したタイマー10は
比較手段13に信号を出力し、比較手段13はこの信号
によりLO信号からS.LO信号に出力を変える。
【0038】再度喫煙が開始され、汚れが上昇し、記憶
手段12に記憶してあるデータ(0.96)以下になる
と比較手段13はLO信号をモータ駆動手段2に出力す
る。また比較レベル手段11は記憶手段12の時間デー
タを入力し、その時間(10分間)の計時をタイマー1
0に出力する。
【0039】その後汚れが減少し、タイマー10の計時
終了までに現在値が図4のKの汚れレベルになっても、
比較手段13はS.LO信号をモータ駆動手段2に出力
せず、LO信号を出力し続ける。そして、タイマー10
が10分経過時点で、前記と同様にS.LO出力を比較
手段13はモータ駆動手段2に出力し、これを受けたモ
ータ駆動手段2はモータ1をS.LOにする。
【0040】以上の動作を行う事により、使用者の実感
にあった自動運転を行う事となる。
【0041】以下、本発明の請求項3の1実施例を図5
を参照しながら説明する。
【0042】まず、本回路の構成に付いて説明する。
【0043】1は、モータ、2は、このモータ1を駆動
するモータ駆動手段、4は、マニュアルHI、LO、自
動運転等を切り換える手元スイッチ、15は、この手元
スイッチ4の信号を入力する制御手段、11は、前記制
御手段15からの出力によって所定値を決定する比較レ
ベル手段、7は、汚れを検出するガスセンサ、8は、こ
のガスセンサ7の出力を処理するガスセンサ処理手段、
13は、前記比較レベル手段11とガスセンサ処理手段
8の出力を比較する比較手段、12は前記比較レベル手
段11に記憶内容を出力し、また、比較レベル手段11
や前記ガスセンサ処理手段8からの出力を記憶する第1
記憶手段、17は、前記制御手段15の出力を記憶する
第2記憶手段、16は、前記比較手段の出力を受け、前
記モータ駆動手段2に出力する出力切り換え手段であ
る。
【0044】次に、この動作について説明する。
【0045】ここで、モータ1、モータ駆動手段2、手
元スイッチ4、ガスセンサ7、ガスセンサ処理手段8、
第1記憶手段12、比較手段13は請求項1または2と
同様の動作であるので省略する。
【0046】手元スイッチ4が自動運転に設定されてお
り、前記比較レベル手段11やガスセンサ処理手段8の
出力を比較した比較手段13からの出力がHI信号であ
ったとする(図6のJの期間)。この状態の時に使用者
が手元スイッチ4をLOWに切り換えたとすると、モー
タの騒音がうるさいためと判断するわけである。この動
作は、手元スイッチ4が自動のHI運転からマニュアル
LOWに切り換えられると、この信号を制御手段15が
検出するが、マニュアルLOWの設定であるので、出力
切り換え手段16にはLOW優先信号を出力する。比較
手段13は、ガスセンサ処理手段8と比較レベル手段1
1の出力信号の比較によって出力切り換え手段16に出
力を行うが、出力切り換え手段16には制御手段15か
らLOW優先信号が出力されているため、LOW信号を
モータ駆動手段2に出力する。これを受けたモータ駆動
手段2はモータ1をLOWで駆動する。
【0047】ここで、図6のK点で、手元スイッチ4が
自動に切り替わると、これを制御手段15が検出して、
出力切り換え手段16に自動の静音信号を出力する。こ
れを受けた出力切り換え手段16は、ガスセンサ処理手
段8と比較レベル手段11との出力を比較した比較手段
13の出力がHI信号であるので、前回の手元スイッチ
4の自動運転からマニュアルLOW運転への切り換え
が、使用者がHIの運転の騒音が大きいと判断しての行
為と判断して、静音HI出力をモータ駆動手段2に出力
する。ここで、モータ駆動手段2に出力される信号によ
るモータ1の駆動回転数の関係は、例えばHI≧静音H
I≧LO≧静音LO≧S.LOWである。
【0048】以下、本発明の請求項4の1実施例を図7
を参照しながら説明する。
【0049】まず、本回路の構成に付いて説明する。
【0050】1はモータ、2は、このモータ1を駆動す
るモータ駆動手段、4は、マニュアルHI、LO、自動
運転等を切り換える手元スイッチ、17は、この手元ス
イッチ4の信号を入力し、また前記モータ駆動手段2に
出力する制御手段、18は、所定時間を計時する第2タ
イマー、7は、汚れを検出するガスセンサ、19は、こ
のガスセンサ7の出力を処理し、前記制御手段17の出
力を受けるガスセンサ処理手段、20は、このガスセン
サ処理手段19の出力を記憶する第3記憶手段である。
【0051】次に動作に付いて説明する。
【0052】本発明の請求項1で、ガスセンサ7の出力
は電源投入後2分間は不安定であると述べたが、図8の
様な出力を行う。
【0053】ここで、この2分間内に手元スイッチ4が
自動運転に設定されていると、この2分間内は自動運転
のLOで動作を行う。これは、自動運転の2分間内で喫
煙された場合には2分後に基準値が設定されるので、少
しでもきれいな基準値にしたいので、LOW運転を行う
ようになっている。
【0054】また、ガスセンサ7は請求項1と同様の動
作を行うので説明は省略する。
【0055】例えば、この2分間で自動運転からマニュ
アルのHIに設定されたとすると、これは汚れが発生し
たので切り換えたと判断できるため、基準値をきれいな
状態で設定するために基準値を手元スイッチ4を切り換
えた時点のガスセンサ7の出力を基準値に設定する。こ
の動作を図9を参照しながら説明する。
【0056】電源が投入されると、制御手段17は、第
2タイマー18に計時信号を出力する。この出力を受け
た第2タイマー18は、計時を開始する。そして、この
第2タイマーの計時中(2分間)に手元スイッチ4が自
動運転からマニュアルHIに切り換えられたとすると
(L点)、この状態は使用者が汚れが発生したので切り
換えたと判断できる(Mの出力波形、自動運転のままの
状態であれば、Nの出力波形でO点で基準値が設定され
る)。そこで、この切り換え信号を入力した制御手段1
7は、ガスセンサ処理手段19に出力信号を送る。この
出力信号を受けたガスセンサ処理手段19は、現在のガ
スセンサ7の出力値を第3記憶手段20に出力する。こ
の出力によって第3記憶手段20は、この出力値を記憶
する(L点のガスセンサ7の出力値が基準値となる)。
この動作と同時に制御手段17は、マニュアルHI信号
をモータ駆動手段21に出力し、この出力によって、モ
ータ駆動手段21はモータ1をHIで駆動させる。
【0057】これによって、使用者の汚れの基準にあっ
た基準値を設定でき、意図する汚れに対する動作を行う
ことができる。
【0058】以下、本発明の請求項5の1実施例を図1
0を参照しながら説明する。
【0059】まず、本回路の構成に付いて説明する。
【0060】1は、モータ、21は、このモータ1を駆
動するモータ駆動手段、4は、マニュアルHI、LO、
自動運転等を切り換える手元スイッチ、22は、この手
元スイッチ4の信号を入力し、また前記モータ駆動手段
21に出力する制御手段、18は、所定時間を計時する
第2タイマー、23は、前記制御手段22の出力を記憶
する第4記憶手段である。
【0061】次に動作に付いて説明する。
【0062】ここで、この2分間内に手元スイッチ4が
自動運転に設定されていると、この2分間内は自動運転
のLOWで動作を行う。これは、自動運転の2分間内で
喫煙された場合には2分後に基準値が設定されるので、
少しでもきれいな基準値にしたいので、LOW運転を行
うようになっている。
【0063】しかし、使用者がこの2分間でOFFに手
元スイッチ4を設定したとすると、この状態は、汚れが
ないのにも関わらず、騒音がうるさくてOFFにしたと
推定されるわけである。したがってこのような場合に
は、この2分間の自動運転に設定されている状態に限っ
て、風量を下げることによって、使用者の実感に合った
動作を行うことができる。
【0064】そこで、この動作に付いてであるが、第2
タイマー18、モータ1、モータ駆動手段21の動作は
請求項4と同様であるため、省略する。
【0065】手元スイッチ4が、自動運転からOFFに
設定されると、この切り替わった時点で第2タイマー1
8が計時中であれば、制御手段22は手元スイッチ4か
らの信号を受け、第4記憶手段23にOFF切り換え信
号を出力する。この出力信号を受けた第4記憶手段23
は、これを記憶する。この第4記憶手段23は、電源が
OFFされても記憶内容が消滅しないものである(例え
ば不揮発生メモリ)同時に制御手段22は、モータ駆動
手段21にOFF信号を出力する。このOFF信号を受
けたモータ駆動手段21は、モータ1をOFFする。
【0066】ここで図11を参照しながら詳細を説明す
る。
【0067】電源が投入され、手元スイッチ4が自動運
転である場合に、制御手段22はまず、第2タイマー1
8に計時信号を出力し、モータ駆動手段21にLOW信
号を出力する。これを受けたモータ駆動手段21はモー
タ1をLOWで駆動する(Sの期間)。
【0068】P点に達すると、手元スイッチ4を使用者
がOFFにする。これを制御手段22が検出して、第2
タイマー18の計時中であるので第4記憶手段23にO
FF切り換え信号を出力する。この信号を受けた第4記
憶手段23はこれを記憶する。
【0069】また、制御手段22は、モータ駆動手段2
1にOFF信号を出力し、これを受けたモータ駆動手段
21は、モータ1をOFFする。その後、Q点で使用者
が手元スイッチ4を自動運転に設定したとすると、これ
を制御手段22は検出し、第2タイマー18も計時中で
あるので、LOW信号をモータ駆動手段21に出力する
はずであるが、ここで第4記憶手段23にはOFF切り
換え信号が記憶されているので、制御手段22はモータ
駆動手段21にS.LOW信号を出力する。これを受け
たモータ駆動手段21はモータ1をS.LOWで駆動す
る。
【0070】R点で電源が一端OFFされ、再度ONさ
れると、手元スイッチ4が自動運転に設定されているの
で、制御手段22は第2タイマー18に計時信号を出力
し、ここでも第4記憶手段23にはOFF切り換え信号
が記憶されているので、モータ駆動手段21にはS.L
OW信号を出力する。これによって、モータ1はS.L
OWで動作を行う。
【0071】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の請求項1によれば、使用者の好みにあったセンサの動
作を行うことができる。
【0072】以上の実施例から明らかなように本発明の
請求項2によれば、使用者の好みにあった運転時間で動
作することができる。
【0073】以上の実施例から明らかなように本発明の
請求項3によれば、使用者の実感、好みにあった騒音レ
ベルで動作することができる。
【0074】以上の実施例から明らかなように本発明の
請求項4によれば、使用者の実感、好みにあった基準値
で動作することができる。
【0075】以上の実施例から明らかなように本発明の
請求項5によれば、使用者の実感、好みにあった動作を
ガスセンサの不安定期間であっても実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の1実施例の回路ブロック図
【図2】本発明の請求項1の1実施例のタイムチャート
【図3】本発明の請求項2の1実施例の回路ブロック図
【図4】本発明の請求項2の1実施例のタイムチャート
【図5】本発明の請求項3の1実施例の回路ブロック図
【図6】本発明の請求項3の1実施例のタイムチャート
【図7】本発明の請求項4の1実施例の回路ブロック図
【図8】本発明の請求項4の1実施例の初期2分間のガ
スセンサ出力を示す図
【図9】本発明の請求項5の1実施例のタイムチャート
【図10】本発明の請求項5の1実施例の回路ブロック
【図11】本発明の請求項5の1実施例のタイムチャー
【符号の説明】
1 モータ 2、21 モータ駆動手段 3、12 記憶手段 4 手元スイッチ 5、14、15、17、22 制御手段 6、11 比較レベル手段 7 ガスセンサ 8、19 ガスセンサ処理手段 9 比較手段 10 タイマー 16 出力切り換え手段 18 第2タイマー 20 第3記憶手段 23 第4記憶手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−280528(JP,A) 特開 昭64−63740(JP,A) 特開 平4−222616(JP,A) 特開 平6−91124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/00 B60H 3/06 F24F 7/007 B03C 3/66 B01D 46/44 B01D 46/46 F24F 1/00 371 F24F 11/02 F24F 11/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、汚れを検出するセンサと、マ
    ニュアル運転及び自動運転等を切り換えるスイッチと、
    自動運転時に前記モータの回転数を前記センサの出力に
    応じて切り換えるための複数のスレッショルドレベルを
    記憶する記憶手段とを有し、前記スイッチを切り換えた
    時点のセンサ出力をその切り換えた運転ポジションのス
    レッショルドレベルとして前記記憶手段に記憶させるこ
    とで、適時自動運転時の前記モータの回転数を切り換え
    るスレッショルドレベルを自動的に可変できるエアクリ
    ーナー。
  2. 【請求項2】 スイッチを自動運転からマニュアル運転
    に切り換えた時点で動作開始し、マニュアル運転から自
    動運転に切り換えた時点で計時を停止するタイマーと、
    このタイマーの値を入力する制御手段を有し、この制御
    手段で前記タイマーの計時時間以上、次回の自動運転時
    にモータの回転を継続させる動作を行う請求項1のエア
    クリーナー。
  3. 【請求項3】 スイッチによって、自動運転時に所定の
    モータ回転数より低いマニュアル運転に切り換えたこと
    を記憶する第2記憶手段とを有し、制御手段は前記第2
    記憶手段の記憶値で、次回の自動運転時に前記所定のモ
    ータ回転数を一定値低下させるエアクリーナー。
  4. 【請求項4】 モータと、このモータを駆動するモータ
    駆動手段と、マニュアルHI、LO、自動運転等を切り
    換える手元スイッチと、この手元スイッチの信号を入力
    し、また前記モータ駆動手段に出力する制御手段と、所
    定時間を計時する第2タイマーと、汚れを検出するセン
    サと、このセンサの出力を処理し、前記制御手段の出力
    を受けるセンサ処理手段と、このセンサ処理手段の出力
    を記憶する第3記憶手段とを有したエアクリーナー。
  5. 【請求項5】 モータと、このモータを駆動するモータ
    駆動手段と、マニュアルHI、LO、自動運転等を切り
    換える手元スイッチと、この手元スイッチの信号を入力
    し、また前記モータ駆動手段に出力する制御手段と、
    源投入後所定時間を計時する第2タイマーと、前記所定
    時間内に前記制御手段の出力を記憶する第4記憶手段と
    を有したエアクリーナー。
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