JP3265381B2 - 2−置換メチル−3−セフェム化合物及びその製造法並びに2−エキソメチレンセフェム誘導体の製造法 - Google Patents

2−置換メチル−3−セフェム化合物及びその製造法並びに2−エキソメチレンセフェム誘導体の製造法

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JP3265381B2 JP03031192A JP3031192A JP3265381B2 JP 3265381 B2 JP3265381 B2 JP 3265381B2 JP 03031192 A JP03031192 A JP 03031192A JP 3031192 A JP3031192 A JP 3031192A JP 3265381 B2 JP3265381 B2 JP 3265381B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な2−置換メチル
−3−セフェム化合物及びその製造法並びに2−エキソ
メチレンセフェム誘導体に関する。
【0002】
【発明の開示】本発明の2−置換メチル−3−セフェム
化合物は、文献未記載の新規化合物であり、2−エキソ
メチレンセフェム誘導体を合成するための重要な中間体
として有用である。2−エキソメチレンセフェム誘導体
は、それ自体抗菌活性を有する化合物である〔ジャーナ
ル オブ メディカル ケミストリイー,14(5),420(19
71) 参照〕、と共に、各種セフェム化合物の中間体とし
ても有用な化合物である〔同、14(5),426(1971) 、同、
22(6),743(1979) 、テトラヘドロン レターズ,26,241
3(1973) 参照〕。
【0003】本発明の一つの目的は、2−エキソメチレ
ンセフェム誘導体を合成するための重要な中間体である
2−置換メチル−3−セフェム化合物を提供することに
ある。本発明の他の一つの目的は、2−置換メチル−3
−セフェム化合物から2−エキソチメレンセフェム化合
物の製造方法を提供することにある。
【0004】本発明の2−置換メチル−3−セフェム誘
導体は、文献未記載の新規化合物であって、下記一般式
(1)で表わされる。
【0005】
【化4】
【0006】〔式中R1 は水素原子、ハロゲン原子、ア
ミノ基又は保護されたアミノ基を示す。R2 は水素原
子、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、低級アシル基、
低級アルキル基、置換基として水酸基もしくは保護され
た水酸基を有する低級アルキル基、水酸基又は保護され
た水酸基を示す。またR1 及びR2 は、一緒になって基
=Oを示してもよい。R3 は水素原子又はカルボン酸保
護基を示す。R5 は置換基を有していてもよいアリール
基を示す。〕本明細書において示される各基は、具体的
には各々次の通りである。尚、以下の説明において特に
断らない限り、ハロゲン原子とは、弗素、塩素、臭素、
沃素原子等を意味する。低級アルキル基とは、例えば、
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソブチル、sec −ブチル、tert−ブチル基等の
直鎖又は分枝鎖状のC1 〜C4 アルキル基を意味する。
また、アリール基とは、例えば、フェニル、ナフチル基
等を意味する。
【0007】R1 で示される保護されたアミノ基として
は、例えばフェノキシアセトアミド、p−メチルフェノ
キシアセトアミド、p−メトキシフェノキシアセトアミ
ド、p−クロロフェノキシアセトアミド、p−ブロモフ
ェノキシアセトアミド、フェニルアセトアミド、p−メ
チルフェニルアセトアミド、p−メトキシフェニルアセ
トアミド、p−クロロフェニルアセトアミド、p−ブロ
モフェニルアセトアミド、フェニルモノクロロアセトア
ミド、フェニルジクロロアセトアミド、フェニルヒドロ
キシアセトアミド、フェニルアセトキシアセトアミド、
α−オキソフェニルアセトアミド、チエニルアセトアミ
ド、ベンズアミド、p−メチルベンズアミド、p−t−
ブチルベンズアミド、p−メトキシベンズアミド、p−
クロロベンズアミド、p−ブロモベンズアミド、或いは
Theodora W.Greene 著のプロテクティブ グループ イ
ン オーガニック シンセシス“Protective Groups in
Organic Synthesis”以下単に「文献」という)の第7
章(第218〜287頁)に記載されている基、或いは
フェニルグリシルアミド及びアミノ基の保護されたフェ
ニルグリシルアミド、p−ヒドロキシフェニルグリシル
アミド及びアミノ基、水酸基又はその両方が保護された
p−ヒドロキシフェニルグリシルアミドを例示できる。
フェニルグリシルアミド及びp−ヒドロキシフェニルグ
リシルアミドのアミノ基の保護基としては上記文献の第
7章(第218〜287頁)に記載されている基を例示
できる。また、p−ヒドロキシフェニルグリシルアミド
の水酸基の保護基としては、上記文献の第2章(第10
〜72頁)に記載されている基を例示できる。
【0008】R2 で示される低級アルコキシ基として
は、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イ
ソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec −ブ
トキシ、tert−ブトキシ等の直鎖又は分枝鎖状のC1
4 アルコキシ基を例示できる。
【0009】R2 で示される低級アシル基としては、例
えばホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ソブチリル基等の直鎖又は分枝鎖状のC1 〜C4 アシル
基を例示できる。
【0010】R2 で示される置換基として水酸基もしく
は保護された水酸基を有する低級アルキル基の保護され
た水酸基、及びR2 で示される保護された水酸基の保護
基としては、上記文献の第2章(第10〜72頁)に記
載されている各種基を例示できる。R2 で示される上記
置換低級アルキル基は、水酸基又は上記で示される保護
された水酸基の中から選ばれる同一又は異なる種類の置
換基で、同一又は異なる炭素上に1つ以上置換されてい
てもよい。
【0011】R3 で示されるカルボン酸の保護基として
はベンジル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベ
ンジル基、ジフェニルメチル基、トリクロロエチル基、
tert−ブチル基或いは上記文献の第5章(第152〜1
92頁)に記載されている基を例示できる。
【0012】R4 で示されるアリール基に置換していて
もよい置換基の種類としては、ハロゲン原子、水酸基、
ニトロ基、シアノ基、アリール基、低級アルキル基、ア
ミノ基、モノ低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルア
ミノ基、メルカプト基、基R8 S−(R8 は低級アルキ
ル基又はアリール基)で表わされるアルキルチオ基又は
アリールチオ基、ホルミルオキシ基、基R8 COO−
(R8 は前記に同じ)で表わされるアシルオキシ基、ホ
ルミル基、基R8 CO−(R8 は前記に同じ)で表わさ
れるアシル基、基R8 O−(R8 は前記に同じ)で表わ
されるアルコキシ基又はアリールオキシ基、カルボキシ
ル基、基R8 OCO−(R8 は前記に同じ)で表わされ
るアルコキシカルボニル基又はアリールオキシカルボニ
ル基等が例示できる。R4 におけるアリール基は、上記
置換基から選ばれる1つ以上の同一又は異なる種類の置
換基で置換されていてもよい。
【0013】R5 で示されるアリール基に置換していて
もよい置換基としては、R4 における置換基で説明した
と同様の置換基が例示できる。R5 におけるアリール基
は、上記置換基から選ばれる同一又は異なる種類の置換
基で、同一又は異なる炭素上に1つ以上置換されていて
もよい。
【0014】Mで表わされる金属原子としては、例えば
リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属原
子等が例示できる。
【0015】本発明の上記一般式(1)で表わされる2
−置換メチル−3−セフェム化合物は、例えば一般式
【0016】
【化5】
【0017】〔式中R1 、R2 及びR3 は前記に同じ。
4 は置換基を有していてもよいアリール基を示す。〕
で表わされるアゼチノン誘導体を、一般式 R5 SO2 M (3) 〔式中R5 は前記に同じ。Mは金属原子を示す。〕で表
わされる求核剤と反応させることにより容易に製造され
る。
【0018】上記一般式(2)のアゼチジノン誘導体と
一般式(3)の求核剤との使用割合としては、通常前者
に対して後者を1〜3当量程度、好ましくは1〜1.5
当量程度用いるのがよい。該反応は、適当な有機溶媒中
で行なわれる。ここで有機溶媒としては、一般式(2)
で表わされるアゼチジノン誘導体を溶解し且つ該反応に
不活性なものである限り従来公知のものを広く使用で
き、例えば蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻酸プロピル、蟻
酸ブチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢
酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル等
の低級カルボン酸の低級アルキルエステル類、ジエチル
エーテル、エチルプロピルエーテル、エチルブチルエー
テル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
ジブチルエーテル、メチルセロソルブ、ジメトキシエタ
ン等のエーテル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
の環状エーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリ
ル、ブチロニトリル、イソブチロニトリル、バレロニト
リル等のニトリル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、
クロルベンゼン、アニソール等の置換もしくは未置換の
芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホルム、ジ
クロルエタン、プロピレンジクロライド、四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、シクロペンタン、
シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン等の
シクロアルカン類、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等を挙
げることができる。本発明では、これら溶媒を1種又は
2種以上混合して使用できる。またこれらの溶媒には、
必要に応じて水が含有されていてもよい。これら溶媒の
使用量は、一般式(2)の化合物1kg当たり通常0.
5〜200l程度、好ましくは1〜50l程度使用され
るのがよい。該反応は−70〜180℃、好ましくは−
50〜120℃の範囲で行なわれ、反応時間は一般に
0.5〜30時間程度である。
【0019】斯くして得られる一般式(1)で表わされ
る2−置換メチル−3−セフェム化合物は、反応終了
後、通常の抽出操作、晶析操作等を行なうことによって
ほぼ純品として得ることができるが、その他の方法によ
っても勿論精製することができる。
【0020】本発明において、出発原料として使用され
る一般式(2)のアゼチジノン誘導体は、例えば、一般
【0021】
【化6】
【0022】〔式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は前記
に同じ。R6 は弗素原子、置換基を有していてもよい低
級アルキル基又は置換基を有していてもよいアリール基
を示す。〕で表わされるアゼチジノン誘導体をパラジウ
ム触媒の存在下に、一般式 (R7 3 −Sn−CH=CH2 (5) 〔R7 は低級アルキル基を示す。〕で表わされる有機ス
ズ化合物と反応させることにより容易に製造される。
【0023】一般式(4)のアゼチジノン誘導体と一般
式(5)の有機スズ化合物との使用割合としては、通常
前者に対して後者を1〜3倍モル程度、好ましくは1〜
2倍モル程度とするのがよい。
【0024】上記反応で用いられるパラジウム触媒とし
ては、例えば酢酸パラジウム、塩化パラジウム、臭化パ
ラジウム、沃化パラジウム、硝酸パラジウム、硫酸パラ
ジウム、パラジウムアセトアセテート、酸化パラジウ
ム、ビス(アセトニトリル)二塩化パラジウム、ビス
(フェニルアセトニトリル)二塩化パラジウム、塩化ビ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等の二価のパ
ラジウム塩、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウム、テトラキス(トリ−2−フリルホスフィン)
パラジウム、テトラキス(トリ−2−チエニルホスフィ
ン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトニル)
ビスパラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジ
パラジウム、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウ
ム等の0価のパラジウム等を例示できる。これらパラジ
ウム触媒の使用量としては、一般式(4)のアゼチジノ
ン誘導体に対して0.01〜1倍モル程度、好ましくは
0.01〜0.5倍モル程度とするのがよい。
【0025】上記反応は、通常適当な溶媒中で行なわれ
る。ここで溶媒としては、一般式(4)の化合物を溶解
し且つ該反応条件下不活性なものである限り従来公知の
ものを広く使用でき、例えば、ジクロルメタン、クロロ
ホルム、ジクロルエタン、トリクロルエタン、ジブロム
エタン、プロピレンジクロライド、四塩化炭素、フレオ
ン等のハロゲン化炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等の環状エーテル類、アセトニトリル類、プロ
ピオニトリル、ブチロニトリル、イソブチロニトリル、
バレロニトリル等のニトリル類、、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルフォルムアミド、N−メチルピロリジノン
等のアミド類、ジメチルスルホキシド等を挙げることが
でき、これらは1種又は2種以上混合して使用される。
これら溶媒の使用量は、一般式(4)の化合物1kg当
り通常0.5〜200l程度、好ましくは1〜50l程
度とするのがよい。
【0026】上記反応は通常−60〜100℃、好まし
くは−50〜50℃の範囲で行なわれ、反応時間は一般
に0.1〜24時間程度である。
【0027】斯くして得られる一般式(2)のアゼチジ
ノン誘導体は、反応終了後、通常の抽出操作、晶析操作
等を行なうことによってほぼ純品として得ることができ
るが、その他の方法によっても勿論精製することができ
る。
【0028】本発明において、一般式
【0029】
【化7】
【0030】〔式中R1 、R2 及びR3 は前記に同
じ。〕で表わされる2−エキソメチレンセフェム誘導体
は、例えば上記一般式(1)の2−置換メチル−3−セ
フェム化合物に塩基を作用させることにより容易に製造
される。
【0031】本発明において、塩基としては、例えば脂
肪族アミン及び芳香族アミンが好適に使用され得る。そ
の具体例としては、トリエチルアミン、ジイソプロピル
アミン、エチルジイソプロピルアミン、トリブチルアミ
ン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノネン−5
(DBN)、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウ
ンデセン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ
〔2.2.2〕オクタン(DABCO)、ピペリジン、
N−メチルピペリジン、2、2、6、6−テトラメチル
ピペリジン、モルホリン、N−メチルモルホリン、N,
N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチルアミノピリジ
ン等を例示できる。これらは1種単独で用いてもよい
し、2種以上併用してもよい。これら塩基の使用量とし
ては、一般式(1)で表わされる2−置換メチル−3−
セフェム化合物に対して1〜10当量程度、好ましくは
1〜5当量程度とするのがよい。
【0032】上記反応は、適当な有機溶媒中で行なわれ
る。ここで有機溶媒としては、一般式(2)のアゼチジ
ノン誘導体と一般式(3)の求核剤との反応で用いられ
る有機溶媒をいずれも使用することができる。また該反
応は−70〜180℃、好ましくは−50〜120℃の
範囲で行なわれ、反応時間は一般に0.1〜30時間程
度である。
【0033】斯くして得られる一般式(6)の2−エキ
ソメチレンセフェム誘導体は、反応終了後、通常の抽出
操作、晶析操作等を行なうことによってほぼ純品として
得ることができるが、その他の方法によっても勿論精製
することができる。
【0034】また一般式(6)で表わされる2−エキソ
メチレンセフェム誘導体は、一般式(2)で表わされる
アゼチノン誘導体に適当な有機溶媒中、上記一般式
(3)で表わされる求核剤を反応させて、一般式(1)
で表わされる2−置換メチル−3−セフェム化合物を
得、次いで得られる化合物に塩基を作用させることによ
っても製造される。この方法においては、反応途中にお
いて一般式(1)の2−置換メチル−3−セフェム化合
物を通常の抽出、精製方法によって単離することもでき
るが、反応溶液のまま塩基との反応を続けて行なうこと
もできる。また、特に一般式(1)の2−置換メチル−
3−セフェム化合物を単離する必要がない場合には、反
応の開始当初より一般式(2)のアゼチノン誘導体に一
般式(3)の求核剤及び塩基を同時に作用させてもよ
い。この場合、求核剤の使用量は一般式(2)の化合物
に対して通常0.001〜2.0当量程度、好ましくは
0.001〜1.5当量程度用いれば充分である。
【0035】
【発明の効果】本発明では、セフェム系抗生物質の合成
中間体として有用な新規な2−置換メチル−3−セフェ
ム化合物が提供される。また、2−エキソメチレンセフ
ェム誘導体の新しい製造方法が提供される。
【0036】
【実施例】以下に参考例及び実施例を挙げて本発明をよ
り一層明らかにする。
【0037】参考例1
【0038】
【化8】
【0039】R1 =フェニルアセトアミド、R2 =H、
3 =p−メトキシベンジル、R4=フェニル、R6
トリフルオロメチルである一般式(4)の化合物(以下
「化合物(4a)」という)(100mg)と酢酸パラ
ジウム(6.1mg)を秤取り、減圧下乾燥した後、窒
素置換した。これにN−メチルピロリジノン(1ml)
を加え均一溶液とした後、ビニルトリブチルスズ(60
μl)を加え、室温で12時間かき混ぜた。反応混合物
は、酢酸エチルを用いて分液ロートに移し、水、飽和食
塩水で洗浄した。次いで乾燥(Na2 SO4 )した後濃
縮すると、粗生成物が得られた。このものは、カラムク
ロマトで精製すると、R1 =フェニルアセトアミド、R
2 =H、R3 =p−メトキシベンジル、R4 =フェニル
である一般式(2)の化合物(以下「化合物(2a)」
という)(59.7mg,収率72%)が得られた。
【0040】NMR(CDCl3 ):δppm;2.0
5(s,3H)、3.66(ABq,2H,J=16.
7Hz)、3.81(s,3H)、4.71(dd,1
H,J=7.3Hz,5.4Hz)、5.03及び5.
16(ABq,2H,J=11.9Hz)、5.49
(d,1H,J=11.3Hz)、5.64(d,1
H,J=17.3Hz)、5.81(d,1H,J=
5.4Hz)、5.92(d,1H,J=7.3H
z)、7.52(dd,1H,J=17.3Hz,1
1.3Hz)、6.90−7.74(m,14H)。
【0041】参考例2
【0042】
【化9】
【0043】R=R=H、R=ジフェニルメチ
ル、R=フェニル、R=トリフルオロメチルである
一般式(4)の化合物(以下「化合物(4b)」とい
う)(391mg)及び酢酸パラジウム(27.4m
g)にN−メチルピロリジノン(4ml)を加えて攪拌
し、ビニルトリブチルスズ(268μl)を加えた。室
温下1時間攪拌を行なった後、酢酸エチル−弗化カリウ
ム水溶液を用いて抽出、水洗を行なった。硫酸ナトリウ
ム上で乾燥した後減圧下溶媒を留去し、残液をカラムク
ロマトにより精製を行なうと、R=R=H、R
ジフェニルメチル、R=フェニルである一般式(2)
の化合物(以下「化合物(2b)」という)(250m
g,収率79%)が得られた。
【0044】NMR(CDCl3 ):δppm;1.9
2(s,3H)、3.01(dd,1H,J=2.8H
z,15.9Hz)、3.52(dd,1H,J=5.
6Hz,15.9Hz)、5.49(dd,1H,J=
0.9Hz,12.1Hz)、5.58(dd,1H,
J=2.8Hz,5.6Hz,)、5.64(dd,1
H,J=0.9Hz,16.2Hz)、6.93(s,
1H)、7.25−7.63(m,16H)。
【0045】実施例1
【0046】
【化10】
【0047】化合物(2a)(50mg)及びベンゼン
スルフィン酸ナトリウム(13.5mg)を秤取り減圧
下乾燥した後、窒素置換した。これにジメチルホルムア
ミド(1ml)を加え、かき混ぜて均一溶液とした後、
室温で1.5時間かき混ぜた。反応混合物は、酢酸エチ
ルを用いて分液ロートに移して、水、飽和食塩水で洗浄
する。乾燥(Na2 SO4 )した後濃縮すると、粗生成
物が得られた。このものは、カラムクロマトで精製する
と、R1 =フェニルアセトアミド、R2 =H、R3 =p
−メトキシベンジル、R5 =フェニル、△3体である一
般式(1)の化合物(以下「化合物(1a)」という)
(38.1mg,収率81%)及びR1=フェニルアセ
トアミド、R2 =H、R3 =p−メトキシベンジル、R
5 =フェニル、△2体である一般式(1)の化合物(以
下「化合物(1b)」という)(8.7mg,収率12
%)が得られた。
【0048】化合物(1a):NMR(CDCl3 ):
δppm;2.03(s,3H)、3.33(dd,1
H,J=14.8Hz,8.4Hz)、3.39(d
d,1H,J=11.3Hz,2.8Hz)、3.57
及び3.62(ABq,2H,J=16.3Hz)、
3.80(s,3H)、3.88(d,d,1H,J=
8.4Hz,2.8Hz)、4.76(d,1H,J=
4.7Hz)、5.14及び5.17(ABq,2H,
J=11.9Hz)、5.82(dd,1H,J=9.
1Hz,4.7Hz)、5.88(d,1H,J=9.
1Hz)、6.85−7.93(m,14H)。
【0049】化合物(1b):NMR(CDCl3 ):
δppm;1.37(s,3H)、3.66(s,2
H)、3.81(s,3H)、3.81及び3.98
(ABq,2H,J=14.8Hz)、4.71(s,
1H,CH)、5.08及び5.14(ABq,2H,
J=11.9Hz)、5.20(d,1H,J=4.0
Hz)、5.75(dd,1H,J=9.8Hz,4.
0Hz)、7.00(d,1H,J=9.8Hz)、
6.86−7.82(m,14H)。
【0050】実施例2
【0051】
【化11】
【0052】化合物(1a)と化合物(1b)との混合
物(100mg)を秤取り、減圧下乾燥した後、窒素置
換した。これにジメチルホルムアミド(1ml)を加え
溶解した。これに1,8−ジアザビシクロ〔5.4.
0〕ウンデセン−7(DBU)(26μl)を加え、1
0分、室温でかき混ぜた。反応混合物は、酢酸エチルを
用いて分液ロートに移し、水、飽和食塩水で洗浄し、乾
燥(Na2 SO4 )した後濃縮すると、粗生成物が得ら
れた。このものは、カラムクロマトで精製すると、R1
=フェニルアセトアミド、R2 =H、R3 =p−メトキ
シベンジルである一般式(6)の化合物(以下「化合物
(6a)」という)(65.4mg,収率86%)が得
られた。
【0053】NMR(CDCl3 ):δppm;2.1
8(s,3H)、3.62及び3.67(ABq,2
H,J=16.2Hz)、3.81(s,3H)、5.
02(d,1H,J=4.6Hz)、5.18及び5.
21(ABq,2H,J=11.8Hz)、5.58
(s,1H)、5.78(dd,1H,J=8.9H
z,4.6Hz)、5.81(s,1H)、6.06
(d,1H,J=8.9Hz)、6.86−7.40
(m,9H)。
【0054】実施例3 実施例2において、塩基を1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕ウンデセン−7(DBU)の代りにジイ
ソプロピルエチルアミンを用いて24時間反応を行な
い、化合物(6a)を収率88%で得た。このもののN
MRスペクトルは、実施例2で得られた化合物のそれと
完全に一致した。
【0055】実施例4 実施例2において、塩基を1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕ウンデセン−7(DBU)の代りにトリ
エチルアミンを用いて20時間反応を行ない、化合物
(6a)を収率68%で得た。このもののNMRスペク
トルは、実施例2で得られた化合物のそれと完全に一致
した。
【0056】実施例5
【0057】
【化12】
【0058】化合物(2a)(50mg)を秤取り、減
圧下乾燥した後、窒素置換した。これにトルエン(0.
5ml)を加え均一溶液とした後、ベンゼンスルフィン
酸ナトリウム(1.3mg)、続いて1,8−ジアザビ
シクロ〔5.4.0〕ウンデセン−7(DBU)(15
μl)を加え、室温で1.5時間かき混ぜた。反応混合
物は、酢酸エチルを用いて分液ロートに移し、水、飽和
食塩水で洗浄した。次いで乾燥(Na2 SO4 )した後
濃縮すると、粗生成物が得られた。このものをカラムク
ロマトで精製すると、化合物(6a)(26.4mg,
70%)が得られた。このもののNMRスペクトルは、
実施例2で得られた化合物のそれと完全に一致した。
【0059】実施例6
【0060】
【化13】
【0061】化合物(2b)(1.22g)及びベンゼ
ンスルフィン酸ナトリウム(520mg)を秤取り、ジ
メチルホルムアミド(13ml)を加えて攪拌した。8
0分間攪拌を行ない酢酸エチル−水により抽出を行なっ
た。有機層は2回水洗を行ない、硫酸ナトリウム上で乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、残液をカラムクロマトに
より精製を行なうと、R1 =R2 =H、R3 =ジフェニ
ルメチル、R5 =フェニル、△3体である一般式(1)
の化合物(以下「化合物(1c)」という)及びR1
2 =H、R3 =ジフェニルメチル、R5 =フェニル、
△2体である一般式(1)の化合物(以下「化合物(1
d)」という)の混合物(1.09g、89%)並びに
1 =R2 =H、R3 =ジフェニルメチルである一般式
(6)の化合物(以下「化合物(6b)」という)(9
1.4mg、10%)が得られた。
【0062】化合物(1c):NMR(CDCl3 ):
δppm;1.90(s,3H)、2.93(dd,1
H,J=2.2Hz,15.7Hz)、3.34及び
3.43(ABq,2H,J=14.0Hz)及び3.
41(s,2H)、3.58(dd,1H,J=5.0
Hz,15.7Hz)、3.83(d,1H,J=4.
6Hz,SCH)+3.86(d,1H,J=5.2H
z,SCH)、4.56(dd,1H,J=2.2H
z,5.0Hz)、6.96(s,1H)、7.22−
7.96(m,15H)。
【0063】化合物(1d):NMR(CDCl3 ):
δppm;1.71(s,3H)、2.84(dd,1
H,J=1.2Hz,14.6Hz)、3.44(d
d,1H,J=4.1Hz,14.6Hz)、3.8
3,4.07(ABq,2H,J=14.6Hz)、
4.82(s,1H)、4.83(dd,1H,J=
1.2Hz,4.1Hz)、6.87(s,1H)、
7.22−7.96(m,15H)。
【0064】化合物(6b):NMR(CDCl3 ):
δppm;2.07(s,3H)、2.97(dd,1
H,J=2.2Hz,15.6Hz)、3.59(d
d,1H,J=4.8Hz,15.6Hz)、4.80
(dd,1H,J=2.2Hz,4.8Hz)、5.5
3(s,1H)、5.74(s,1H)、7.02
(s,1H)、7.25−7.48(m,10H)。
【0065】実施例7
【0066】
【化14】
【0067】化合物(1c)と化合物(1d)との混合
物(23.9mg)を秤取り、ジメチルホルムアミド
(0.3ml)を加えて攪拌した。室温下ジイソプロピ
ルエチルアミン(32.0μl)を加え85分間攪拌し
た。反応液は酢酸エチル−水により抽出し水洗を2回行
なった。硫酸ナトリウム上で乾燥を行なった後、減圧下
溶媒を留去し、残液をカラムクロマトにより精製を行な
うと、化合物(6b)(12.5mg、72%)が得ら
れた。このもののNMRスペクトルは、実施例6で得ら
れた化合物(6b)のそれと完全に一致した。
【0068】実施例8
【0069】
【化15】
【0070】化合物(2b)(30.4mg)及びベン
ゼンスルフィン酸ナトリウム(12mg)を秤取り、ジ
メチルホルムアミド(0.3ml)を加えて攪拌した。
1時間攪拌し、反応液は酢酸エチル−水にて抽出し、水
洗を2回行なった。硫酸ナトリウム上で乾燥した後、減
圧下溶媒を留去し残液は次の反応にそのまま使用した。
残渣にジメチルホルムアミド(0.3ml)を加えて攪
拌し室温下ジイソプロピルエチルアミン(40.8μ
l)を加えた。室温下2時間攪拌を行ない酢酸エチル−
水により抽出した。水洗を2回行ない硫酸ナトリウム上
で乾燥した。減圧下溶媒を留去し残液をカラムクロマト
により精製を行なうと、化合物(6b)(17.8m
g、81%)が得られる。このもののNMRスペクトル
は、実施例6で得られた化合物(6b)のそれと完全に
一致した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城井 敬史 徳島県板野郡北島町鯛浜字西ノ須51−41 (72)発明者 亀山 豊 岡山県岡山市奥田町24−194 (56)参考文献 特開 昭63−198688(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 501/00 - 501/62 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中R1 は水素原子、ハロゲン原子、アミノ基又は保
    護されたアミノ基を示す。R2 は水素原子、ハロゲン原
    子、低級アルコキシ基、低級アシル基、低級アルキル
    基、置換基として水酸基もしくは保護された水酸基を有
    する低級アルキル基、水酸基又は保護された水酸基を示
    す。またR1 及びR2 は、一緒になって基=Oを示して
    もよい。R3 は水素原子又はカルボン酸保護基を示す。
    5 は置換基を有していてもよいアリール基を示す。〕
    で表わされる2−置換メチル−3−セフェム化合物。
  2. 【請求項2】一般式 【化2】 〔式中R1 、R2 及びR3 は前記に同じ。R4 は置換基
    を有していてもよいアリール基を示す。〕で表わされる
    アゼチノン誘導体を、一般式 R5 SO2 M 〔式中R5 は前記に同じ。Mは金属原子を示す。〕で表
    わされる求核剤と反応させることを特徴とする請求項1
    記載の2−置換メチル−3−セフェム化合物の製造法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の2−置換メチル−3−セフ
    ェム化合物に塩基を作用させて、一般式 【化3】 〔式中R1 、R2 及びR3 は前記に同じ。〕で表わされ
    る2−エキソメチレンセフェム誘導体を得ることを特徴
    とする2−エキソメチレンセフェム誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のアゼチノン誘導体を、一
    般式 R5 SO2 M 〔式中R5 及びMは前記に同じ。〕で表わされる求核剤
    と反応させ、次いで得られる2−置換メチル−3−セフ
    ェム化合物に塩基を作用させて、請求項3記載の2−エ
    キソメチレンセフェム誘導体を得ることを特徴とする2
    −エキソメチレンセフェム誘導体の製造法。
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