JP3265241B2 - 炊飯装置及び高周波加熱装置 - Google Patents

炊飯装置及び高周波加熱装置

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JP3265241B2
JP3265241B2 JP24492397A JP24492397A JP3265241B2 JP 3265241 B2 JP3265241 B2 JP 3265241B2 JP 24492397 A JP24492397 A JP 24492397A JP 24492397 A JP24492397 A JP 24492397A JP 3265241 B2 JP3265241 B2 JP 3265241B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波加熱装置内に
セットして高周波加熱により炊飯を行う炊飯装置、及び
その高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高周波加熱装置、即ち電子レンジで炊飯
を行う従来技術は、特開平6−141969号公報に開
示されている。これによると、まず洗米2合と適量の水
を炊飯装置に入れて20分間置く。そして、電子レンジ
で20分間の強加熱を行った後、10分間蒸らして出来
上がりとなる。
【0003】また、一般の電子レンジ用炊飯装置の使用
例は次の通りである。高周波出力500Wの電子レンジ
で2合炊飯を行う場合、まず洗米を夏季では30分間以
上、冬季では40分間以上水に浸漬する。そして、電子
レンジにより夏季では15分間、冬季では17分間の強
加熱を行った後、10分間蒸らして出来上がりとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、洗米後から米飯が出来上がるまでにかかる時間は特
開平6−141969号公報の場合で50分、一般の電
子レンジ用炊飯装置の場合で67分(冬季)となってい
る。つまり、長時間を要するものである。また、強加熱
で炊飯を行っていることから、米粒の外側のみが急速に
アルファ化(糊化)してしまい、米粒の内側では十分な吸
水が行われないまま炊飯が終了する。そのため、米飯は
固くて表面に付着水(遊離水)の多い仕上がりとなり、こ
とのほか美味という評価が得られない。
【0005】また、従来技術では、水や米の初期温度は
常に異なることから沸騰にかかる時間は同じではないの
に、強加熱時間を一定、もしくは冬季と夏季とでそれぞ
れ一定としている。つまり、沸騰後の加熱時間は沸騰に
かかる時間によってまちまちとなり、結局は加熱が過
剰、または不十分となっておいしい米飯とはならない。
【0006】本発明では上記課題を鑑みて、高周波加熱
装置により短時間でおいしい米飯が炊ける炊飯装置、及
びその高周波加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の炊飯装置はマイクロ波透過性の良い樹脂
で形成された外容器と、マイクロ波透過性の良い樹脂で
形成され、外容器より一回り小さく外容器内に収納自在
で、容器内部から外部へ連通するサイホン管が設け
られた内容器と、外容器に取り付けられる蓋と、内容器
を外容器に収納したとき内容器と外容器で囲まれた空間
を密閉する密閉手段とを備え、炊飯の際には外容器に水
を入れ、内容器に洗米を入れ、内容器を外容器に収納し
て密閉手段により密閉空間をつくり、該密閉空間内の水
にサイホン管の先端を浸漬させ、蓋を外容器に取り付け
ることを特徴とする。
【0008】炊飯準備が整った上記炊飯装置を高周波加
熱装置により加熱すると、外容器と内容器とで囲まれた
空間は密閉状態にあるので、水が沸騰して湯になるとそ
の湯はサイホン管を通って内容器内へ送られる。内容器
内の米は加熱されて表面がひび割れているので、サイホ
ン管から送られてきた湯は米粒の内部へ素早く吸収され
る。
【0009】また、請求項2の炊飯装置は、請求項1に
記載の炊飯装置において、蓋の上面は中央へ向かうに従
って低くなり、該蓋の中央に蒸気穴を設けたことを特徴
とする。上記構成によれば、蒸気穴から吹き出した湯な
どが蓋の上面の外まで流れ出すようなことがない。
【0010】また、請求項3の炊飯装置は、請求項1ま
たは2に記載の炊飯装置において、蓋の上面の一部また
は全体を金属コーティングする、または蓋を金属で形成
することを特徴とする。上記構成によれば、蓋を透過し
て内容器内の米の上部に入射するマイクロ波を軽減する
ことができる。
【0011】請求項4の高周波加熱装置は、高周波を発
生させてその高周波により物質を加熱する高周波加熱装
置において、炊飯準備の整った請求項1〜3のいずれか
に記載の炊飯装置を該高周波加熱装置で加熱する際に、
炊飯開始から所定時間は強加熱し、その後所定時間は弱
加熱することを特徴とする。上記構成によれば、強加熱
によって水が沸騰して内容器内に送られ、内容器でさら
に沸騰が続いて米がアルファ化を起こす。そして、弱加
熱により米のアルファ化がさらに進行すると共に、米粒
表面の付着水が米粒内に吸収される。
【0012】請求項5の高周波加熱装置は、請求項4に
記載の高周波加熱装置において、被加熱物を収納する加
熱庫内に湿度センサを備えており、該湿度センサで蒸気
発生を検知した後、所定時間は強加熱し、その後所定時
間は弱加熱することを特徴とする。水や米の初期温度に
よって水の沸騰までの所要時間は異なるが、上記構成で
は蒸気発生、即ち水が沸騰して内容器内へ湯が送られ始
めた時点を検出し、そこから炊飯に必要な時間だけ加熱
するよう設定しているので加熱の過不足がない。
【0013】また、請求項6の高周波加熱装置は、マイ
クロ波透過性の良い樹脂で形成された外容器マイク
ロ波透過性の良い樹脂で形成され、かつ、外容器より一
回り小さく外容器内に収納自在に形成された内容器
該内容器の内部から外部へ連通するように設けられたサ
イホン管と、外容器に取り付けられる蓋と、内容器を外
容器に収納したとき内容器と外容器とで囲まれた空間を
密閉する密閉手段と、を備えた炊飯装置及び該炊飯装
置に対してマイクロ波を照射する高周波出力部を備えた
高周波加熱装置であって、蓋の上面が中央へ向かうに従
って低くなっており、蓋の中央に蒸気穴が設けられてお
り、蓋の上面の一部又は全体が金属コーティングされて
いるかあるいは蓋が金属で形成されており、炊飯の際、
外容器には水が入れられ、内容器には洗米が入れられ、
内容器が外容器に収納されて密閉手段により密閉空間が
つくられ、密閉空間内の水にサイホン管の先端が浸漬さ
れ、蓋が外容器に取り付けられるように構成されてい
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る炊飯装置及び高周波
加熱装置の実施の形態を図面に従って説明する。図1は
本発明に係る炊飯装置の上面図及び側断面図である。該
炊飯装置1は外容器2、内容器3、及び蓋4で構成さ
れ、これらはいずれもマイクロ波透過性の良いポリプロ
ピレン樹脂から成るものである。
【0015】図2は外容器2の上面図及び側断面図であ
る。該外容器2における側面の上面には容器内側に沿っ
て凹部2aが形成されており、ここに密閉手段となるシ
ールパッキンのオーリング(図示せず)が取り付けられ
る。また、容器外側の側面における縁に近いところに
は、後述する蓋4が取り付けられるようネジ加工が施さ
れている。
【0016】図3は内容器3の上面図及び側断面図であ
る。該内容器3の側面の上面(縁部)3aは外側へ水平に
延びており、前記オーリングと同様に密閉手段となる。
また、側面における縁部3aに近いところには、内容器
3内部から外部へ連通する管状のサイホン管継ぎ手3b
が設けられており、サイホン管(図示せず)が装着され
る。
【0017】図4は蓋4の上面図及び側断面図である。
該蓋4の上面は中心へ行くほど低くなるよう構成されて
おり、中心の最も低いところに蒸気穴4aが設けられて
いる。また、蓋4の側面内側にはネジ加工が施されてお
り、外容器2のネジ加工部分と噛合する。尚、蓋4の上
面の内側には金属膜がコーティングされている。これは
該蓋4を透過するマイクロ波を軽減するために施したも
のである。
【0018】この炊飯装置における炊飯準備は次の通り
である。図1に示すように、外容器2内には水5を、内
容器3内には洗って水を切った米6を入れる。内容器3
を外容器2内に収納すると、内容器3の縁部3aの下面
と外容器2の側面の上面とが密接する。
【0019】これによって、内容器3と外容器2とで囲
まれた空間7は密閉される。特に、外容器2の凹部(図
2参照)にはオーリング8が取り付けられていることか
ら、その密閉性は高くなっている。また、サイホン管継
ぎ手(図3参照)に取り付けられたサイホン管9の先端は
水中に漬けられている。この状態で蓋4を回しながら外
容器3に締めていく。
【0020】次に、本発明に係る高周波加熱装置の第1
実施形態を説明する。図5は該高周波加熱装置の構成を
示したブロック図である。高周波出力部11は加熱庫
(図示せず)内の被加熱物を加熱するために高周波を出力
するものであり、液晶ディスプレイ12は使用者に該高
周波加熱装置の動作の状況を表示するものである。
【0021】また、マイコン13では高周波出力部11
及び液晶ディスプレイ12の制御を行う。炊飯スイッチ
14は炊く米の量をマイコン13で設定するためのもの
であり、運転スイッチ15はマイコン13を通じて高周
波出力部11を運転させるためのものである。
【0022】図6は上記高周波加熱装置の炊飯シーケン
スを示すフローチャートである。以下、この炊飯シーケ
ンスについて説明する。ステップ#10は初期状態であ
り、液晶ディスプレイ12は標準表示になっている。ス
テップ#15で炊飯スイッチ14が押圧されると、マイコ
ン13は1合炊きの設定となり、ステップ#20へ進んで
液晶ディスプレイ12には1合炊きの表示がなされる。
【0023】そして、ステップ#25で運転スイッチ15
が押圧されるとステップ#65へ進み、マイコン13は高
周波出力部11へ1合炊きに合わせた加熱の開始を命令
する。この1合炊きに合わせた加熱とは、まず強加熱を
5分間行った後に弱加熱を8分間行うものである。そし
て、加熱が終了するとステップ#80で炊飯シーケンスが
終了する。
【0024】また、ステップ#25で運転スイッチ15が
押圧されないと、ステップ#30へ進む。ステップ#30で炊
飯スイッチ14が押圧されるとマイコン13は2合炊き
の設定となり、ステップ#35に進んで液晶ディスプレイ
12には2合炊きの表示がなされる。そして、ステップ
#40で運転スイッチ15が押圧されるとステップ#70へ進
み、マイコン13は高周波出力部11へ2合炊きに合わ
せた加熱の開始を命令する。この2合炊きに合わせた加
熱とは、まず強加熱を10分間行った後に弱加熱を10
分間行うものである。そして、加熱が終了するとステッ
プ#80で炊飯シーケンスが終了する。
【0025】また、ステップ#40で運転スイッチ15が
押圧されないと、ステップ#45へ進む。ステップ#45で炊
飯スイッチ14が押圧されるとマイコン13は3合炊き
の設定となり、ステップ#50に進んで液晶ディスプレイ
12には3合炊きの表示がなされる。そして、ステップ
#55で運転スイッチ15が押圧されていればステップ#75
へ進み、マイコン13は高周波出力部11へ3合炊きに
合わせた加熱の開始を命令する。この3合炊きに合わせ
た加熱とは、まず強加熱を15分間行った後に弱加熱を
12分間行うものである。そして、加熱が終了するとス
テップ#80で炊飯シーケンスが終了する。
【0026】また、ステップ#55で運転スイッチ15が
押されないと、ステップ#60へ進む。ステップ#60で炊飯
スイッチ14が押圧されるとマイコン13は初期状態に
戻り、ステップ#10で液晶ディスプレイ12は標準表示
となる。
【0027】上記炊飯シーケンスに沿って、本実施形態
の炊飯装置による2合炊飯の過程について説明する。上
述したように、2合の洗米を炊飯装置1の内容器3に入
れ、外容器2には約450gの水を入れて炊飯装置1を
組み立てる。この炊飯装置1を高周波加熱装置の加熱庫
に入れ、炊飯スイッチ14を2度押して2合炊きの設定
を行い(図6中、ステップ#30)、運転スイッチ15を押し
て加熱を開始する(図6中、ステップ#40)。
【0028】高周波加熱装置はまず10分間の強加熱
(500W出力)を行う。この強加熱開始から約9分で水
が沸騰して湯となり、約20秒間で外容器2内の湯がサ
イホン管9を通って全て内容器2内に送られる。このと
き、内容器2内の米は水に浸っていないまま加熱されて
いることから、表面はひび割れて水分を吸収しやすい状
態になっている。そこへ湯が注がれるので、米は急速に
内部まで湯を吸収し、アルファ化を起こす。
【0029】そして、強加熱の後に10分間の弱加熱
(500Wのオンオフによる100W出力相当)が行わ
れ、米が炊きあがる。この弱加熱では米のアルファ化が
進行すると共に、米粒表面の余分な付着水が米粒内へ吸
収される。以上の過程より、2合炊飯が20分という短
時間で行われ、かつおいしい米飯となる。
【0030】尚、炊飯装置1では蓋4の上面を中央へ向
かうに従って低くなる形状とし、その中央に蒸気穴4a
を設けていることから、たとえ蒸気穴4aから湯などが
吹き出してもその形状から蓋上面の外までは流れ出なく
なるので、高周波加熱装置の加熱庫内の汚れを防ぐこと
ができる。
【0031】また、蓋4がマイクロ波透過性の良いポリ
プロピレン樹脂のみで形成されていると、外容器2内の
水に吸収されながら底面や側面方向から内容器3内へ入
射するマイクロ波の量に比べて、蓋4を透過して米の上
部に入射するマイクロ波の量の方が多いので、米の上部
のみが加熱されて固い米飯となる。
【0032】従って、本実施形態の炊飯装置1では蓋4
の上面の一部を金属コーティングして上方からのマイク
ロ波の量を軽減し、内容器3内の米が均一な温度分布状
態で昇温する構成となっている。尚、本実施形態では蓋
4の上面の一部を金属コーティングしたが、蓋4の上面
全体を金属コーティングしてもよいし、蓋4を金属で形
成してもよい。
【0033】次に、第2実施形態の高周波加熱装置につ
いて説明する。図7は該高周波加熱装置の構成を示した
ブロック図である。湿度センサ16は高周波加熱装置の
加熱庫内に設けられており、該加熱庫内の湿度を測定し
てその結果をマイコン13へ送るものである。尚、この
他の構成については第1実施形態と同様なので説明は省
略する。
【0034】図8は該高周波加熱装置における強加熱シ
ーケンスのフローチャートである。本実施形態の炊飯シ
ーケンスは、図6に示す第1実施形態の炊飯シーケンス
のステップ#65,#70,#75に、上記強加熱シーケンスを組
み込んだものである。即ち、図6の炊飯シーケンスでス
テップ#65,#70,#75に進むと、図8の強加熱シーケンス
のステップ#110で強加熱が開始する。
【0035】ステップ#110で強加熱が開始すると、次の
ステップ#115では湿度センサ16により絶対湿度Z1[g/
kg]が検出される。そして、ステップ#120で先の湿度検
出から1秒経過したことが確認されるとステップ#125へ
進み、湿度センサ16により絶対湿度Z2[g/kg]が検出
される。ステップ#130ではZ2−Z1が演算され、その値
が0.1[g/kg]以上であればステップ#135へ進む。ま
た、0.1[g/kg]未満であればステップ#115へ戻る。
【0036】ステップ#135で1秒経過したことが確認さ
れるとステップ#140へ進み、湿度センサ16により絶対
湿度Z3[g/kg]を検出する。ステップ#145ではZ3−Z2
が演算され、その値が0.1[g/kg]以上であればステッ
プ#150へ進む。また、0.1[g/kg]未満であればステッ
プ#115へ戻る。
【0037】ステップ#150で1秒経過したことが確認さ
れるとステップ#155へ進み、湿度センサ16により絶対
湿度Z4[g/kg]を検出する。ステップ#160ではZ4−Z3
が演算され、その値が0.1[g/kg]以上であればステッ
プ#165へ進む。また、0.1[g/kg]未満であればステッ
プ#115へ戻る。
【0038】ステップ#165では、マイコン13により高
周波出力部11に強加熱続行の命令が出される。この強
加熱続行の時間は、1合炊きでは37秒間、2合炊きで
は57秒間、3合炊きでは77秒間となっている。この
所定時間強加熱が行われた後、ステップ#170で強加熱シ
ーケンスが終了する。そして、図6の炊飯シーケンスの
ステップ#65,#70,#75にある通り、1合炊きでは8分
間、2合炊きでは10分間、3合炊きでは12分間の弱
加熱が行われ、ステップ#80で炊飯シーケンスが終了す
る。
【0039】図9には本実施形態の炊飯装置を高周波加
熱装置で加熱したときの水温、米温度、及び絶対湿度の
時間変化を示している。高周波出力部11が強加熱を開
始すると水温及び米温度は上昇する。このとき、水は内
容器3と外容器2に囲まれた空間7に密閉されているの
で蒸発は少なく、また米からの水分の蒸発も少ない。
【0040】水が沸騰して内容器2に送られ始めると、
蒸気は蓋4の蒸気穴4aから吹き出して加熱庫内の絶対
湿度は急激に上昇し、湯の移送が完了してからはさらに
急激に上昇する。上記強加熱のシーケンスでは、加熱庫
内の絶対湿度を1秒毎に検出し、先の検出値との差が
0.1[g/kg]以上となるのが連続して3回続いた時点を
求めているが、これは炊飯装置1内の水が沸騰し始めた
時点のことである。
【0041】湯の移送に要する時間は1合の場合で約1
0秒、2合の場合で約20秒、3合の場合で約30秒で
ある。そして、湯の移送が完了した後、米1合の場合で
約30秒、2合の場合で約40秒、3合の場合で約50
秒で飽和する。飽和の際の絶対湿度は高周波加熱装置の
出力によりほぼ決まる値で、実験によると室内の絶対湿
度に0.012[kg/kg]を加えた値となった。つまり、2
合炊きの場合であれば、湯の移送(沸騰)が開始してから
約60秒で飽和する。
【0042】図8の強加熱シーケンスでは、絶対湿度Z
1[g/kg]が検出されてから{3(絶対湿度検出時間)+57
(強加熱続行時間)}秒後に強加熱が終了しているので、
水が飽和するとすぐに弱加熱に切り替わることになる。
このように、湿度センサで随時絶対湿度を検出していく
ことで、湯の移送が開始する時点を知ることができ、そ
の後は必要な時間だけ強加熱を行うので、過熱によって
吹きこぼれたり、米飯が固くなる、あるいは不十分な加
熱によって米粒の内部までアルファ化が進まないなどの
不都合が生じない。
【0043】
【発明の効果】請求項1の炊飯装置によると、内容器に
米、外容器に水を入れてそれぞれ加熱し、水が沸騰すれ
ば内容器内に湯が注がれるように構成したことで、適度
に加熱されて表面がひび割れした米は急速に湯を吸水し
て反応し、アルファ化が起こる。従って、短時間で炊飯
を行うことができる。
【0044】また、請求項2の炊飯装置によると、蓋の
上面を中央へ向かうに従って低くし、中央に蒸気穴を設
けたことで、該蒸気穴から湯などが吹き出しても蓋上面
の外までは流れ出なくなるので、高周波加熱装置内の汚
れを防ぐことができる。
【0045】また、請求項3の炊飯装置によると、蓋の
上面の一部または全体を金属コーティングする、または
蓋を金属で形成することで、内容器内に入れている米を
均一な温度分布状態で昇温させるものである。これによ
って、仕上がりが均一なおいしい米飯が炊きあがる。
【0046】また、請求項4の高周波加熱装置による
と、強加熱によって水が沸騰して内容器内に送られ、内
容器でさらに沸騰が続いて米はアルファ化を起こす。そ
して、次の弱加熱により米のアルファ化がさらに進行す
ると共に、米粒表面の付着水が米粒内に吸収される。故
に、米粒の内部までアルファ化されたおいしい米飯が炊
きあがる。
【0047】請求項5の高周波加熱装置は、米や水の初
期温度に関係なく、湿度センサにより蒸気発生、即ち水
が沸騰して内容器に湯の移送を開始した時点が検出され
る。そこから炊飯に必要な時間だけ強加熱を行うことで
過不足なく加熱され、吹きこぼれなどなくおいしい米飯
が炊きあがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る炊飯装置の一実施形態におい
て、その上面図及び側断面図を示している。
【図2】 本実施形態における炊飯装置の外容器の上面
図及び側断面図である。
【図3】 本実施形態における炊飯装置の内容器の上面
図及び側断面図である。
【図4】 本実施形態における炊飯装置の蓋の上面図及
び側断面図である。
【図5】 本発明に係る高周波加熱装置の第1実施形態
において、そのブロック図を示している。
【図6】 第1実施形態における高周波加熱装置の炊飯
シーケンサを示したフローチャートである。
【図7】 本発明に係る高周波加熱装置の第2実施形態
において、そのブロック図を示している。
【図8】 第2実施形態における高周波加熱装置の強加
熱シーケンサを示したフローチャートである。
【図9】 本実施形態の炊飯装置を第2実施形態の高周
波加熱装置で加熱した際の水温、米温度、及び絶対湿度
の時間変化を示した図である。
【符号の説明】
1 炊飯装置 2 外容器 3 内容器 4 蓋 5 水 6 米 7 密閉空間 8 オーリング 9 サイホン管 11 高周波出力部 12 液晶ディスプレイ 13 マイコン 14 炊飯スイッチ 15 運転スイッチ 16 湿度センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−52069(JP,A) 特開 平1−192314(JP,A) 特開 平5−223256(JP,A) 特開 昭63−315838(JP,A) 実開 昭56−122414(JP,U) 実開 平4−28823(JP,U) 実公 平4−4662(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 F24C 7/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され
    た外容器と、マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され、
    前記外容器より一回り小さく前記外容器内に収納自在
    で、容器内部から外部へ連通するサイホン管が設け
    られた内容器と、前記外容器に取り付けられる蓋と、前
    記内容器を前記外容器に収納したとき前記内容器と前記
    外容器で囲まれた空間を密閉する密閉手段とを備え、炊
    飯の際には前記外容器に水を入れ、前記内容器に洗米を
    入れ、前記内容器を前記外容器に収納して前記密閉手段
    により密閉空間をつくり、前記密閉空間内の水に前記サ
    イホン管の先端を浸漬させ、前記蓋を前記外容器に取り
    付けることを特徴とする炊飯装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋の上面は中央へ向かうに従って低
    くなり、前記蓋の中央に蒸気穴を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の炊飯装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋の上面の一部または全体を金属コ
    ーティングする、または前記蓋を金属で形成することを
    特徴とする請求項1または2に記載の炊飯装置。
  4. 【請求項4】 高周波を発生させてその高周波により物
    質を加熱する高周波加熱装置において、炊飯準備の整っ
    た請求項1〜3のいずれかに記載の炊飯装置を該高周波
    加熱装置で加熱する際に、炊飯開始から所定時間は強加
    熱し、その後所定時間は弱加熱することを特徴とする高
    周波加熱装置。
  5. 【請求項5】 被加熱物を収納する加熱庫内に湿度セン
    サを備えており、前記湿度センサで蒸気発生を検知した
    後、所定時間は強加熱し、その後所定時間は弱加熱する
    ことを特徴とする請求項4に記載の高周波加熱装置。
  6. 【請求項6】 マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され
    た外容器マイクロ波透過性の良い樹脂で形成され、
    かつ、前記外容器より一回り小さく前記外容器内に収納
    自在に形成された内容器該内容器の内部から外部へ
    連通するように設けられたサイホン管と、前記外容器に
    取り付けられる蓋と、前記内容器を前記外容器に収納し
    たとき前記内容器と前記外容器とで囲まれた空間を密閉
    する密閉手段と、を備え炊飯装置、及び該炊飯装置に
    対してマイクロ波を照射する高周波出力部を備えた高周
    波加熱装置であって、 前記蓋の上面が中央へ向かうに従って低くなっており、
    前記蓋の中央に蒸気穴が設けられており、前記蓋の上面
    の一部又は全体が金属コーティングされているかあるい
    は前記蓋が金属で形成されており、炊飯の際、前記外容
    器には水が入れられ、前記内容器には洗米が入れられ、
    前記内容器が前記外容器に収納されて前記密閉手段によ
    り密閉空間がつくられ、前記密閉空間内の水に前記サイ
    ホン管の先端が浸漬され、前記蓋が前記外容器に取り付
    けられるように構成された高周波加熱装置
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