JP3264855B2 - トーレス削除方法を用いるビタビ復号器における生存者メモリ - Google Patents

トーレス削除方法を用いるビタビ復号器における生存者メモリ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビタビ復号器(Vite
rbi Decoder)の生存者メモリに係り、特にトレリスダ
イヤグラム(Trellis diagram)において次の状態に連
結されない状態に連結された以前状態からのブランチ経
路を取り除けるように構成された生存者メモリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にディジタル通信の場合、送信部か
ら伝送された信号はチャンネル上で賦課される雑音の影
響により元の信号とは異なる信号に変わって受信部に受
信される。従って、ディジタル通信システムは信号に発
生されたエラーを減らすためにエラー訂正符号を用い
る。エラー訂正符号技法であるたたみこみ符号化(Conv
olutional coding)と変調技法により得られたTCM信
号は、復調器とビタビアルゴリズムを具現した復号器に
より復号化される。
【0003】ビタビアルゴリズムはTCM信号の検出の
みならず、MLSE(maximum likelihood sequence es
timation)を効率よく具現し、たたみこみ符号の検出に
も用いられるなどその活用範囲が極めて広い。このビタ
ビアルゴリズムは基本的に最尤復号を行い、トレリスダ
イヤグラムを用いて必要な計算量を大幅に減らせるアル
ゴリズムである。ビタビアルゴリズムは各状態に入力さ
れる経路と入力信号との類似性比較を通して1状態に一
つの生存者経路(survivor path)のみ存する。かかる
過程はトレリスダイヤグラムの全時点について行われ
る。一般のビタビ復号器を図5及び図6に基づき説明す
れば次の通りである。
【0004】図5は一般のビタビ復号器を示す。図6は
4−状態を有する単位トレリスダイヤグラムを示す。図
6に示したトレリスダイヤグラムはGA(Grand Allian
ce)−HDTV伝送システムのトレリスダイヤグラム
ある。図6に示した“00”、“10”、“01”、及
び“11”はそれぞれ状態S0、S2、S1、及びS3
を示す。BMG(Branch Metric Generator)部11は
入力データについて図6のトレリスダイヤグラムで特定
時点の状態から次の時点の状態への状態遷移によるブラ
ンチ評価量を計算する。このブランチ評価量は特定時点
の1状態に遷移可能なブランチに対応する。特定時点に
対応する状態はそれぞれ次の時点の状態に遷移可能なブ
ランチを持ち、このブランチの個数はトレリスダイヤグ
ラムにより決定される。
【0005】BMG部11から印加されるブランチ評価
量を受信するACS部12は現在時点の各状態について
最適の部分経路評価量を有する生存者経路を決定する。
さらに詳しくは、ACS部12は現在時点の各状態に入
ってくるブランチのそれぞれについてブランチ評価量と
対応する状態評価量を加える。状態評価量は現在時点の
各状態に入ってくる個別ブランチに連結された以前時点
の生存者経路に対応するもので、状態評価量は以前時点
の生存者経路を構成するブランチ経路のブランチ評価量
の和である。そして、ブランチ評価量は隣接時点間を連
結するブランチの有する評価量である。
【0006】ACS部12はブランチ評価量と対応する
状態評価量の和により得られる部分経路評価量を比較し
て、最適の部分経路評価量に対応する部分経路を現在時
点の該当状態に対する生存者経路として選択する。二進
対称チャンネル(Binary Symmetric Channel)の場合に
例えて説明すれば、生存者経路は最小の部分経路評価量
を有する経路であり、現在時点の全状態のそれぞれは応
ずる生存者経路を有する。説明の便宜のため、“ブラン
チ”を1時点の状態から次の時点の状態に遷移可能な経
路、そして“ブランチ経路”を生存者経路上に入ってい
る隣接時点間の部分生存者経路と定義する。
【0007】現在時点の状態に個別的に対応する生存者
経路が決定されれば、ACS部12は各生存者経路に新
たに追加されるブランチ経路を示す決定ベクトルを生存
者メモリ13に出力する。図6に示したトレリスダイヤ
グラムを用いる場合、有効な状態遷移などに個別的に対
応する決定ベクトルの値を次の表1に示した。
【0008】
【表1】
【0009】表1において、決定ベクトルの値は現在状
態の値と以前状態の値が交差する間に存する値である。
決定ベクトルの値が0なら、図6における高い側の状態
遷移を示し、その値が1なら低い側の状態遷移を示す。
従って、この決定ベクトルの値と現在状態の値に基づき
現在状態に連結された以前状態がわかる。生存者メモリ
13はACS部12から出力される決定ベクトルを貯蔵
し、復号化深さについて最終生存者経路を決定する。ビ
タビ復号化のための既存のトレースバック方法(Trace
back method)は復号化深さほどの決定ベクトルが入力
される際、その決定ベクトルを用いて最終的に残された
生存者経路を得るためのトレースバック動作を行う。ト
レースバック動作により最後に入力された決定ベクトル
から始まり復号化深さほど入力された決定ベクトルが逆
追跡される。このトレースバック過程により伝送された
データが最終的に決定される。トレースバック方法を具
現した生存者メモリ13の管理方式は図7に基づき説明
する。
【0010】図7は従来のトレースバック方法による生
存者メモリの管理方式を説明するための概念図である。
ビタビアルゴリズムは無限長さのトレリスダイヤグラム
を対象として復号化できるが、これをハードウェアで具
現し難い。従って、生存者メモリ部13は図7に示した
ように、書込み領域と読出し領域とに分かれる。書込み
領域はACS部12から出力される決定ベクトルを貯蔵
し続ける際使われ、読出し領域は貯蔵された決定ベクト
ルの値を用いて生存者経路をトレースバックするに使わ
れる。
【0011】読出し領域で生存者経路に対するトレース
バック動作がなされる間、新たに入力する決定ベクトル
は書き込み領域に記録される。読み出し領域は併合ブロ
ック(merge block)と復号化ブロックの両方に分かれ
る。併合ブロックで高い確率を有する生存者経路がトレ
ースバック動作により併合され、かかる併合により復号
化ブロックで復号化を始める際の初期状態の推定がなさ
れる。復号化ブロックでは復号化のためのトレースバッ
ク動作が併合ブロックで行われる初期状態の推定を用い
て行われ、復号化データが推定される。
【0012】入力データに応ずる復号化データを連続的
に計算するために、ACS部12が決定ベクトルを計算
する動作と、生存者メモリ13が復号化データを計算す
る動作とが同速度で行われるべきである。かかる条件を
満たす既存の二つの構造を説明すれば次のとおりであ
る。‘ワンポインタトレースバック構造’は一つの読み
出しポインタを用いてトレースバック動作を行い、トレ
ースバック動作は書き込み領域が満たされる時間内に完
了される。‘k−ポインタトレースバック構造’はk個
の読み出しポインタを用いてk個の生存者経路を同時に
トレースバックする。一つのメモリバンクについて書き
込み動作が完了されれば、そのメモリバンクに対するト
レースバック動作が始まり、このトレースバック動作は
他のメモリバンクに独立及び連続的に行われる。
【0013】しかし、生存者メモリを管理するために従
来のトレースバック方法を用いる場合、復号化されたデ
ータを決定するためには最後に入力された決定ベクトル
からトレースバック動作を始める必要があるので、まず
入力された決定ベクトルを貯蔵するのが要求される。従
って、LIFO(Last-In First-Out)バッファを使用
するのが望ましい。
【0014】ワンポインタトレースバック構造は、併合
ブロック及び復号化ブロックにおけるトレースバック動
作のために、読み出し領域のために使われる読み出し動
作クロックが書き込み領域のために使われる書き込み動
作クロックに比べて遥かに早くなるべきである。従っ
て、生存者メモリ13は多重クロックを必要として、高
速のビタビ復号化器を実現し難い。
【0015】k−ポインタトレースバック構造は2k個
の独立したメモリバンクを必要とし、このメモリバンク
のそれぞれは“決定深さ”と呼ばれる併合ブロックの長
さ(D)について略D/(k−1)の長さを求めるの
で、大きいメモリ容量が必要になる。そして、多重読み
出しポインタを用いるので、回路の複雑度が増加する問
題点がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的は次の
状態と連結されない状態に入ってくる以前状態からのブ
ランチ経路を削除するように構成することにより、簡単
なハードウェアと少ないメモリ容量で実現しうるビタビ
復号器における生存者メモリを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、トレリスダイヤグラム及び決定ベクトルを用い
て最終生存者経路を決定し、決定された生存者経路に応
ずる復号化されたデータを出力するビタビ復号器におけ
る生存者メモリは、各決定ベクトルが前記トレリスダイ
ヤグラムの各状態と応ずる次の状態間にブランチ経路が
存するかを示す複数個の決定ベクトルを受信し、受信さ
れた決定ベクトルを用いて前記トレリスダイヤグラムの
各状態と応ずる次の状態間にブランチ経路が存するかを
示す第1ブランチ経路存在情報を発生する経路存在情報
発生部と、前記経路存在情報発生部の出力について直列
に連結された複数個のユニットを含み、各ユニットは第
1ブランチ経路存在情報を受信及び貯蔵する経路存在情
報貯蔵器と、前記第1ブランチ経路存在情報を受信し、
それぞれの現在状態に応ずる第1ブランチ経路存在情報
が現在状態と応ずる次の状態間のブランチ経路が存しな
いことを示す場合、応ずる経路削除信号を発生する経路
削除信号発生器と、前記経路存在情報貯蔵器に貯蔵され
た第1ブランチ経路存在情報及び前記経路削除信号発生
器により発生された経路削除信号を受信し、現在状態と
応ずる以前状態間にブランチ経路がないことを示すため
に、経路削除信号に応じて対応する第2ブランチ経路存
在情報の値を更新する経路存在情報更新器を含む。ここ
で第2ブランチ経路存在情報は現在状態と応ずる以前状
態間にブランチ経路が存するかを示す。本発明の目的を
達成するために、ビタビ復号器における他の生存者メモ
リは、各決定ベクトルが前記トレリスダイヤグラムの各
状態と応ずる次の状態間にブランチ経路が存するかを示
す複数個の決定ベクトルを受信及び貯蔵し、決定ベクト
ルが受信される度に貯蔵していた決定ベクトルをシフト
させ出力する決定ベクトル貯蔵部と、前記決定ベクトル
貯蔵部に入力される決定ベクトルを受信し、受信された
決定ベクトルを用いて、前記トレリスダイヤグラムの各
状態と応ずる次の状態間にブランチ経路が存するかを示
す第1ブランチ経路存在情報を発生する第1経路存在情
報発生器と、前記第1経路存在情報発生器の出力につい
て直列に連結され、及び前記決定ベクトル貯蔵部から出
力する決定ベクトルを受信する複数個のユニットを含
み、前記の複数個のユニットのそれぞれは、前記決定ベ
クトル貯蔵部に出力される決定ベクトルを受信し、受信
された決定ベクトルを用いて、前記トレリスダイヤグラ
ムのそれぞれの現在状態と応ずる以前状態間にブランチ
経路が存するかを示す第2ブランチ経路存在情報を発生
する第2経路存在情報発生器と、前段からの第1ブラン
チ経路存在情報を受信し、それぞれの現在状態に応ずる
第1ブランチ経路存在情報が現在状態と応ずる次の状態
間のブランチ経路が存しないことを示す場合、応ずる経
路削除信号を発生する経路削除信号発生器と、前記第2
ブランチ経路存在情報及び前記経路削除信号発生器によ
り発生された経路削除信号を受信し、現在状態と応ずる
以前状態間にブランチ経路が存しないことを示すため
に、経路削除信号に応じて対応する第2ブランチ経路存
在情報の値を更新する経路存在情報更新器を含む。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施形態を詳述する。図5のACS部12
により発生される決定ベクトルにより決定される生存者
経路のうち次の状態に連結されない、すなわち次の状態
と連結されたブランチ経路のない現在状態が存する。従
って、この現在状態に入ってくる生存者経路を取り除
ば、復号化深さではほとんど一つの生存者経路のみが生
存者メモリに残る。本発明はかかる概念を実現したもの
で、所望の入力を得るためにACS部12を本発明によ
り変更する必要がない利点がある。この本発明を具現し
た実施形態を説明すれば次の通りである。
【0019】図1は本発明の一実施形態によるビタビ復
号器の生存者メモリを示した。図1の生存者メモリは経
路存在情報発生部41と、複数個のユニット421、4
2〜42Dを含む。各ユニット421、422〜42D
経路削除信号発生器43、経路存在情報貯蔵器44、及
び経路存在情報更新器45を備える。ユニットの個数D
は復号化深さにより決定される。そして、ユニットの連
結関係は使用するトレリスダイヤグラム及び後述するユ
ニットの細部構成により決定される。
【0020】前述したACS部12により発生される決
定ベクトルは経路存在情報発生部41に入力される。そ
れぞれの決定ベクトルはビタビ復号器で使用されるトレ
リスダイヤグラムの各状態と対応する以前状態間にブラ
ンチ経路が存するかを示す。経路存在情報発生部41は
受信される決定ベクトルを用いてトレリスダイヤグラム
の各状態と対応する次の状態間にブランチ経路が存する
かを示すブランチ経路存在情報を発生する。かかる経路
存在情報発生部41の詳細構成を図6の4−状態トレリ
スダイヤグラムを用いる場合に例えて説明する。
【0021】図2は経路存在情報発生部41が図6に関
連して説明した4−状態トレリスダイヤグラムにより設
計した場合を示す。この場合、経路存在情報発生部41
は4−状態トレリスダイヤグラムにより許される状態の
それぞれに個別的に対応するブランチ経路存在情報発生
器を備える。第1ブランチ経路存在情報発生器は現在状
態S0に応ずる決定ベクトルDV1を受信する入力端、
入力端を通して入力する決定ベクトルDV1の値を反転
させ、その結果値を有するブランチ経路存在情報PS0 0
を発生するインバータINV1及び入力端を通して入力
する決定ベクトルDV1をそのままブランチ経路存在情
報PS1 0に出力する出力端を備える。
【0022】第2、第3、及び第4ブランチ経路存在情
報発生器は第1ブランチ経路存在情報発生器と同様な構
造を有する。第2ブランチ経路存在情報発生器は現在状
態S2に対応する決定ベクトルDV2を受信し、ブラン
チ経路存在情報PS1 1、及びインバータINV2により
発生されるブランチ経路存在情報PS0 1を出力する。第
3ブランチ経路存在情報発生器は現在状態S1に対応す
る決定ベクトルDV3を受信し、ブランチ経路存在情報
S3 0及びインバータINV3により発生されたブラン
チ経路存在情報PS2 0を出力する。
【0023】そして、第4ブランチ経路存在情報発生器
は現在状態S3に対応する決定ベクトルDV4を受信
し、ブランチ経路存在情報PS3 1及びインバータINV
4により発生されたブランチ経路存在情報PS2 1を出力
する。ブランチ経路存在情報を表現する表記において、
下付は決定ベクトルに対応する以前状態を示し、上付は
以前状態から対応する現在状態へのブランチが上ブラン
チと下ブランチのうちいずれかを示す。前述した表1に
関連した説明と同様に、決定ベクトルは図6における高
い側の状態遷移について値“0”を有し、低い側の状態
遷移について値“1”を有することと定める。すると、
現在状態と対応する決定ベクトル間の関係は次の表2に
示される。
【0024】
【表2】
【0025】表2において、二番目の行に表記された
“0”または“1”は対応する以前状態の上側レジスタ
または下側レジスタを指す。そして、DV1〜DV4は
決定ベクトルである。従って、現在状態が“00(=S
0)”であり決定ベクトル値が“0”なら、以前状態
“00(=S0)”の上側レジスタに貯蔵されるブラン
チ経路存在情報(PS0 0)は値“1”を有する。現在状
態が“10(=S2)”であり決定ベクトル値が“0”
なら、以前状態“00(=S0)”の下側レジスタに貯
蔵されるブランチ経路存在情報PS0 1は値“1”を有す
る。従って、決定ベクトルを発生する既存のACS部1
2を変更せず本発明を実現しうる。
【0026】図2に関連して説明された経路存在情報発
生部41の構成は図6に示したトレリスダイヤグラムの
構造に基づいたもので、他の構造のトレリスダイヤグラ
ムに適宜に経路存在情報発生部41を変更するのは当業
者にとって自明である。経路存在情報発生部41により
発生されたブランチ経路存在情報はユニット421の経
路削除信号発生器43及び経路存在情報貯蔵器44に入
力される。説明の便利のために、現在入力する決定ベク
トルに対応する時点を“j”と定める。そして、時点j
+1、j、及びj−1に関連してユニット421の詳細
構成及び動作を説明する。
【0027】図3は図6に示した4−状態トレリスダイ
ヤグラムにより設計されたユニット421の詳細構成を
示す。経路存在情報貯蔵器44は四つの第1レジスタ4
41、443、445、及び447と、四つの第2レジ
スタ442、444、446、及び448とを備える。
各状態と次の時点の対応する状態間のブランチ経路につ
いて、第1レジスタは上側ブランチ経路に対応するブラ
ンチ経路存在情報を貯蔵し、第2レジスタは下側ブラン
チ経路に対応するブランチ経路存在情報を貯蔵する。経
路存在情報貯蔵器44は貯蔵していた時点j−1のブラ
ンチ経路存在情報を出力し、経路存在情報発生部41か
ら新たに入力される時点jのブランチ経路存在情報を貯
蔵する。
【0028】経路削除信号発生器43は時点jの状態に
対応するブランチ経路存在情報を受信する。経路削除信
号発生器43は時点jの各状態に対応するブランチ経路
存在情報が時点jの状態と時点j+1の対応する状態間
にブランチ経路が全て存しない場合、時点jの該当状態
のための経路削除信号を発生する。時点jの状態と時点
j+1の対応する状態を連結するブランチ経路が存しな
い場合の時点jの状態に対するブランチ経路存在情報値
を“0”と表現する場合、時点jの各状態に対応するブ
ランチ経路存在情報を合算した値が“0”というのは、
その状態から時点j+1の対応する状態に連結されたブ
ランチ経路がないことを意味する。
【0029】従って、合算動作はOR演算子により実現
され、このために経路削除信号発生器43は状態に個別
的に対応するOR演算子431〜434を備える。OR
演算子431はブランチ経路存在情報PS0 0及びPS0 1
論理和演算する。OR演算子432はブランチ経路存在
情報PS2 0及びPS2 1を論理和演算する。OR演算子43
3はブランチ経路存在情報PS1 0及びPS1 1を論理和演算
する。そして、OR演算子434はブランチ経路存在情
報PS3 0及びPS3 1を論理和演算する。かかる論理和演算
により得られたブランチ経路存在情報は経路存在情報更
新器45に供給される。
【0030】経路存在情報更新器45は経路存在情報貯
蔵器44から出力されるブランチ経路存在情報及び経路
削除信号発生器43により発生された経路削除信号を受
信する。経路存在情報更新器45は時点j−1のブラン
チ経路存在情報の値を対応する経路削除信号に応じて更
新する。言い換えれば、時点jの各状態と時点j−1の
対応する状態間にブランチ経路がない場合、経路存在情
報更新器45は時点j−1の対応するブランチ経路存在
情報の値を0に変更させる。時点jの特定状態と時点j
+1の対応する状態を連結するブランチ経路が存しない
場合、経路削除信号の値は“0”となる。従って、時点
j−1の各状態について、対応する経路削除信号の値と
対応するブランチ経路存在情報の値を論理積演算するこ
とにより、その状態のための新たなブランチ経路存在情
報が得られる。
【0031】これを実現するため、経路存在情報更新器
45は時点j−1の各状態について、対応する経路削除
信号の値と対応するブランチ経路存在情報の値を論理積
演算し、その結果を更新されたブランチ経路存在情報に
出力する複数個のAND演算子451〜458を含む。
各AND演算子は入力する経路削除信号と対応ブランチ
経路存在情報を論理積演算し、その結果値を有する新た
なブランチ経路存在情報を発生する。経路存在情報更新
器45により発生されたブランチ経路存在情報は次のユ
ニットに供給される。
【0032】隣接するユニット間の信号線連結関係は図
6に示した4−状態トレリスダイヤグラムに基づき決定
されるもので、前述した説明をよく理解する当業者にと
って自明なので、その具体的な説明は省く。ブランチ経
路存在情報は状態とその状態の決定ベクトルを用いて生
成し得る。従って、決定ベクトルのみを貯蔵し貯蔵され
た決定ベクトルを用いて経路削除動作を行える。この概
念を実現した装置を図4に基づき説明する。
【0033】図4は本発明の他の実施形態によるビタビ
復号器の生存者メモリを示す。図4の生存者メモリは図
6に示した4−状態トレリスダイヤグラムに基づき実現
されたもので、図1の生存者メモリと同様に、ACS部
12により発生された決定ベクトルを用いて経路削除動
作を行う。図4の生存者メモリは決定ベクトル貯蔵部7
1、第1経路存在情報発生器72及び複数個のユニット
731〜73Dを含む。このユニットの個数Dも復号化深
さにより決定される。
【0034】決定ベクトル貯蔵部71はACS部12か
らの決定ベクトルを貯蔵する。決定ベクトル貯蔵部71
も決定ベクトルが入力される度に貯蔵していた決定ベク
トルをシフトさせ出力する。従って、決定ベクトル貯蔵
部71はシフトレジスタを用いて具現される。第1経路
存在情報発生器72は決定ベクトル貯蔵部71に入力さ
れる決定ベクトルを受信する。第1経路存在情報発生器
72は受信された決定ベクトルを用いてトレリスダイヤ
グラムの各状態と対応する次の状態間にブランチ経路が
存するかを示すブランチ経路存在情報を発生する。この
第1経路存在情報発生器72は図2に関連して説明され
た経路存在情報発生部41と同様な構成を有するので、
その具体的な説明は省く。
【0035】ユニット731〜73Dは第1経路存在情報
発生器72の出力について直列に連結され、決定ベクト
ル貯蔵部71から出力する決定ベクトルを受信する。各
ユニットは第2経路存在情報発生器74、経路削除信号
発生器75、及び経路存在情報更新器76を含む。第2
経路存在情報発生器74は図2に関連して説明された経
路存在情報発生部41と同様な構成を有するもので、決
定ベクトル貯蔵部71から出力される決定ベクトルを受
信する。第2経路存在情報発生器74は受信された決定
ベクトルを用いてトレリスダイヤグラムの各状態と対応
する次の状態間にブランチ経路が存するかを示すブラン
チ経路存在情報を発生する。
【0036】経路削除信号発生器75は経路削除信号発
生器43と同様な構成を有し、ブランチ経路存在情報を
受信する。経路削除信号発生器75は各状態に対応する
ブランチ経路存在情報がその状態と対応する次の状態間
のブランチ経路が全て存しないことを示す場合、対応す
る経路削除信号を発生する。この経路削除信号発生器7
5の詳細な動作は図3に関連して説明された経路削除信
号発生器43と同様である。
【0037】複数の経路削除信号発生器のうち、ユニッ
ト731の経路削除信号発生器75は第1経路存在情報
発生器74から出力するブランチ経路存在情報を受信す
る。次のユニット732〜73Dは前段にあるユニットの
経路存在情報更新器76から出力するブランチ経路存在
情報を受信する。経路存在情報更新器76は経路存在情
報発生器74により発生されたブランチ経路存在情報及
び経路削除信号発生器75により発生された経路削除信
号を受信する。この経路存在情報更新器76はブランチ
経路存在情報の値を更新するもので、図3の経路存在情
報更新器45と同様な動作を行う。
【0038】図4の生存者メモリはブランチ経路存在情
報を貯蔵しない代わりに、決定ベクトル貯蔵部71から
印加される決定ベクトルを用いてブランチ経路存在情報
を発生する。従って、1クロック内に決定ベクトル貯蔵
部71に貯蔵された全ての決定ベクトルについてブラン
チ経路存在情報を更新できない場合が発生することもあ
る。この場合、復号化深さに当たる全ユニットを多数の
ブロックに分割し、ブロック間には以前ブロックで得ら
れたブランチ経路存在情報を貯蔵する別のバッファを使
用する。従って、バッファに貯蔵されたブランチ経路存
在情報と決定ベクトル貯蔵部71からの決定ベクトルを
用いれば、1クロック内に復号化深さに対する経路削除
動作が行える。前述した実施形態はGA−HDTVで使
用される4−状態トレリスダイヤグラムに適宜に構成さ
れた。しかし、他の構造のトレリスダイヤグラムについ
ても本発明を適用できるのは当業者にとって自明であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による生存者
メモリは簡単な基本構造の反復的な連結のみで構成され
るので、半導体回路で具現し易く出力データの遅延を最
小化しうる。また、次の状態に連結できない生存者経路
を削除する動作を決定ベクトルが入力される度に行うこ
とにより、復号化深さほどの入力についてほぼ実時間で
復号化されたデータを決定しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の望ましい一実施形態によるビタビ復
号器の生存者メモリを示す回路図である。
【図2】 ブランチ経路存在情報発生部の細部構成を示
す回路図である。
【図3】 ブランチ経路存在情報を更新するユニットの
細部構成を示す回路図である。
【図4】 本発明の他の実施形態によるビタビ復号器の
生存者メモリを示す回路図である。
【図5】 一般のビタビ復号器の細部構成を示したブロ
ック図である。
【図6】 4−状態トレリス図である。
【図7】 従来の生存者メモリ管理方法を説明するため
の概念図である。
【符号の説明】
41,72 経路存在情報発生部 43,74 経路削除信号発生器 44,75 経路存在情報貯蔵器 45,76 経路存在情報更新器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 炯吉 大韓民国京畿道水原市長安區泉川洞300 番地 (56)参考文献 特開 昭63−46819(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 H04N 7/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレリスダイヤグラム及び決定ベクトル
    を用いて最終生存者経路を決定し、決定された生存者経
    路に応ずる復号化されたデータを出力するビタビ復号器
    における生存者メモリにおいて、 各決定ベクトルが前記トレリスダイヤグラムの各状態と
    応ずる次の状態間にブランチ経路が存するかを示す複数
    個の決定ベクトルを受信し、受信された決定ベクトルを
    用いて前記トレリスダイヤグラムの各状態と応ずる次の
    状態間にブランチ経路が存するかを示す第1ブランチ経
    路存在情報を発生する経路存在情報発生部と、 前記経路存在情報発生部の出力について直列に連結され
    た複数個のユニットとを含み、 各ユニットは、第1ブランチ経路存在情報を受信及び貯
    蔵する経路存在情報貯蔵器と、 前記第1ブランチ経路存在情報を受信し、それぞれの現
    在状態に応ずる第1ブランチ経路存在情報が現在状態と
    応ずる次の状態間のブランチ経路が存しないことを示す
    場合、応ずる経路削除信号を発生する経路削除信号発生
    器と、 前記経路存在情報貯蔵器に貯蔵された第1ブランチ経路
    存在情報及び前記経路削除信号発生器により発生された
    経路削除信号を受信し、現在状態と応ずる以前状態間に
    ブランチ経路がないことを示すために、経路削除信号に
    応じて対応する第2ブランチ経路存在情報の値を更新
    し、ここで第2ブランチ経路存在情報は現在状態と応ず
    る以前状態間にブランチ経路が存するかを示す経路存在
    情報更新器とを含むことを特徴とする生存者メモリ。
  2. 【請求項2】 前記経路存在情報発生部は、前記トレリ
    スダイヤグラムにより許される状態のそれぞれに個別的
    に応ずる複数個のブランチ経路存在情報発生器を備え、 それぞれのブランチ経路存在情報発生器は、 応ずる決定ベクトルを受信する入力端と、 前記入力端を通して入力する決定ベクトルの値を反転さ
    せ、その結果値を有する第1ブランチ経路存在情報を応
    ずる以前状態に供給するインバータと、 前記入力端を通して入力する前記決定ベクトルの値を有
    する第1ブランチ経路存在情報を応ずる他の以前状態に
    供給する出力端を備えることを特徴とする請求項1記載
    の生存者メモリ。
  3. 【請求項3】 前記複数個のユニットは、復号化深さほ
    どの個数が存することを特徴とする請求項1記載の生存
    者メモリ。
  4. 【請求項4】 前記経路存在情報貯蔵器は、前記経路削
    除信号発生器に印加される第1ブランチ経路存在情報に
    応ずる時点の以前時点の第2ブランチ経路存在情報を貯
    蔵することを特徴とする請求項1記載の生存者メモリ。
  5. 【請求項5】 前記経路削除信号発生器は、現在状態と
    応ずる次の状態を連結するブランチ経路が存しない時の
    第1ブランチ経路存在情報の値を“0”と表現する場
    合、現在状態に応ずる第1ブランチ経路存在情報を合算
    してその結果値を経路削除信号として出力する合算手段
    を含むことを特徴とする請求項4記載の生存者メモリ。
  6. 【請求項6】 前記合算手段は、第1ブランチ経路存在
    情報の値を論理和するOR演算子であることを特徴とす
    る請求項5記載の生存者メモリ。
  7. 【請求項7】 前記経路存在情報更新器は、それぞれの
    現状態に応ずる経路削除信号の値と現在状態に応ずる以
    前状態に個別的に対応する第2ブランチ経路存在情報の
    値を論理積演算して、その結果を更新された第2ブラン
    チ経路存在情報として出力する複数のAND演算子を含
    むことを特徴とする請求項5記載の生存者メモリ。
  8. 【請求項8】 トレリスダイヤグラム及び決定ベクトル
    を用いて最終生存者経路を決定し、決定された生存者経
    路に応ずる復号化されたデータを出力するビタビ復号器
    における生存者メモリにおいて、 各決定ベクトルが前記トレリスダイヤグラムの各状態と
    応ずる次の状態間にブランチ経路が存するかを示す複数
    個の決定ベクトルを受信及び貯蔵し、決定ベクトルが受
    信される度に貯蔵していた決定ベクトルをシフトさせ出
    力する決定ベクトル貯蔵部と、 前記決定ベクトル貯蔵部に入力される決定ベクトルを受
    信し、受信された決定ベクトルを用いて、前記トレリス
    ダイヤグラムの各状態と応ずる次の状態間にブランチ経
    路が存するかを示す第1ブランチ経路存在情報を発生す
    る第1経路存在情報発生器と、 前記第1経路存在情報発生器の出力について直列に連結
    され、及び前記決定ベクトル貯蔵部から出力する決定ベ
    クトルを受信する複数個のユニットとを含み、 前記の複数個のユニットのそれぞれは、 前記決定ベクトル貯蔵部に出力される決定ベクトルを受
    信し、受信された決定ベクトルを用いて、前記トレリス
    ダイヤグラムのそれぞれの現在状態と応ずる以前状態間
    にブランチ経路が存するかを示す第2ブランチ経路存在
    情報を発生する第2経路存在情報発生器と、 前段からの第1ブランチ経路存在情報を受信し、それぞ
    れの現在状態に応ずる第1ブランチ経路存在情報が現在
    状態と応ずる次の状態間のブランチ経路が存しないこと
    を示す場合、応ずる経路削除信号を発生する経路削除信
    号発生器と、 前記第2ブランチ経路存在情報及び前記経路削除信号発
    生器により発生された経路削除信号を受信し、現在状態
    と応ずる以前状態間にブランチ経路が存しないことを示
    すために、経路削除信号に応じて対応する第2ブランチ
    経路存在情報の値を更新し、ここで第2ブランチ経路存
    在情報は現在状態と応ずる次の状態間にブランチ経路が
    存することを示す経路存在情報更新器とを含むことを特
    徴とする生存者メモリ。
  9. 【請求項9】 前記第1経路存在情報発生器は、前記ト
    レリスダイヤグラムにより許される状態のそれぞれに個
    別的に応ずる複数個のブランチ経路存在情報発生器を備
    え、 それぞれのブランチ経路存在情報発生器は、 前記決定ベクトル貯蔵部に入力される決定ベクトルを受
    信する入力端と、 前記入力端を通して入力する決定ベクトルの値を反転さ
    せ、その結果値を有する第1ブランチ経路存在情報を応
    ずる以前状態に供給するインバータと、 前記入力端を通して入力する決定ベクトルの値を有する
    第1ブランチ経路存在情報を応ずる他の以前状態に供給
    する出力端とを備えることを特徴とする請求項8記載の
    生存者メモリ。
  10. 【請求項10】 前記複数個のユニットは、復号化深さ
    ほどの個数が存することを特徴とする請求項8記載の生
    存者メモリ。
  11. 【請求項11】 前記第2経路存在情報貯蔵器は、前記
    経路削除信号発生器に印加される第1ブランチ経路存在
    情報に応ずる時点の以前時点の第2ブランチ経路存在情
    報を発生することを特徴とする請求項8記載の生存者メ
    モリ。
  12. 【請求項12】 前記第2経路存在情報発生器は、前記
    トレリスダイヤグラムにより許される状態のそれぞれに
    個別的に応ずる複数個のブランチ経路存在情報発生器を
    備え、 それぞれのブランチ経路存在情報発生器は、 前記決定ベクトル貯蔵部からの決定ベクトルを受信する
    入力端と、 前記入力端を通して入力する決定ベクトルの値を反転さ
    せ、その結果値を有する第1ブランチ経路存在情報を応
    ずる以前状態に供給するインバータと、 前記入力端を通して入力する決定ベクトルの値を有する
    第1ブランチ経路存在情報を応ずる他の以前状態に供給
    する出力端とを備えることを特徴とする請求項8記載の
    生存者メモリ。
  13. 【請求項13】 前記経路削除信号発生器は、現在状態
    と応ずる次の状態を連結するブランチ経路が存しない時
    の第1ブランチ経路存在情報の値を“0”と表現する場
    合、第1ブランチ経路存在情報を合算してその結果値を
    経路削除信号として出力する合算手段を含むことを特徴
    とする請求項12記載の生存者メモリ。
  14. 【請求項14】 前記合算手段は、第1ブランチ経路存
    在情報の値を論理和するOR演算子であることを特徴と
    する請求項13記載の生存者メモリ。
  15. 【請求項15】 前記経路存在情報更新器は、それぞれ
    の現状態に応ずる経路削除信号の値と現在状態に応ずる
    以前状態に個別的に対応する第2ブランチ経路存在情報
    の値を論理積演算して、その結果を更新された第2ブラ
    ンチ経路存在情報として出力する複数のAND演算子を
    含むことを特徴とする請求項14記載の生存者メモリ。
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