JP3264341B2 - 階層間で断音されている地下構造物 - Google Patents

階層間で断音されている地下構造物

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JP3264341B2 JP16512493A JP16512493A JP3264341B2 JP 3264341 B2 JP3264341 B2 JP 3264341B2 JP 16512493 A JP16512493 A JP 16512493A JP 16512493 A JP16512493 A JP 16512493A JP 3264341 B2 JP3264341 B2 JP 3264341B2
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    • Y02B10/40Geothermal heat-pumps

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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地面から地下に直接掘
り下げた地下構造物に係わり、特に、階層間で断音され
ている地下構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建造物は、屋根、床、階層部材を
含む階層構造体は、地面に垂直に立てられた複数の柱に
よって支えられている。従って、2階、3階と階層数が
増えると各柱が支えなければならない重量は増大する。
【0003】そこで、木造建築物の場合には、原則とし
て4階建以上の階層は建築基準法によって禁止されてお
り、また、鉄筋コンクリート建ての建築物も、柱の太
さ、強度について詳細にその最低限の基準を定めてい
る。
【0004】なお、地下階のある建築物の場合も、最下
階層の床面を基準としてそれより上の階層の重量を柱に
よって支えており、地上に建てられた構造物と同様であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】階層の増大に伴い柱の
占める割合が増大することは、構造物の有効利用面積が
減少すると共に材料費が高くなることを意味し、構造物
から柱をなくすことができる無柱構造の構造物の開発が
要望されていた。
【0006】また、建築物が複数の階層を有する場合、
上下の階層間で雑音等が伝達し、そこに居住、または仕
事をしている人の迷惑となる欠点があった。
【0007】また、地下構造物は、地上の騒音の影響が
少なく、静かな環境を提供できる特質を有する。従っ
て、このような地下構造物を開発する場合、その特質を
生かすためにも、階層間の断音についても併せて開発す
ることが要望されていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の課題に鑑みてなされたもので、実質的に、屋根、
床、階層部材等の階層構造体を支える柱をなくすことが
できると共に、階層間で断音されている地下構造物を提
供することを目的とする。
【0009】本発明の第一の態様における階層間で断音
されている地下構造物は、すり鉢状の空間を形成する周
壁部と、すり鉢状の空間の周囲に同一平面高さとなるよ
うに設けられた複数の支持部材と、複数の支持手段に端
部を支えられた梁及び少くとも周壁部から所定の間隔を
隔てて中央部に配置された階層部を有する階層構造体
と、を含んで構成されてなる階層間で断音されている地
下構造物であって、上下一対の階層構造体の階層部の間
にガラス、外壁板等の仕切部材によって、外気より隔離
された空間を形成した密閉型の階層が形成されており、
また、別の上下一対の階層構造体の階層部の間に、外気
が直接流入出できる空間を形成した解放型の階層が形成
されており、そして、少くとも一対の密閉型の階層の間
に、少くとも1つの解放型の階層が設けられていること
を特徴とする。
【0010】また、本発明の第二の態様は、すり鉢状の
空間を形成する周壁部と、すり鉢状の空間の周囲に同一
平面高さとなるように設けられた複数の支持部材と、複
数の支持手段に端部を支えられた梁及び少くとも周壁部
から所定の間隔を隔てて中央部に配置された階層部を有
する複数の階層に設けられた階層構造体と、を含んで構
成されてなる階層間で断音されている地下構造物であっ
て、各階層構造体は、その階層部上に、ガラス、外壁板
等の仕切部材と天井部材によって外気より隔離された空
間を形成していることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の第一の態様において、人は、密閉型の
階層にある上下一対の階層構造体の階層部とガラス、外
壁板等の仕切部材とによって、外気より隔離された空間
(室内)に居住し、仕事を行う。
【0012】この室内で発生した音は、上下それぞれの
階層構造体の梁、支持部材、周壁部、そして、隣接する
階層構造体の梁を通って、下又は上の密閉型の階層に伝
達する。このようにして伝達することができる音は、極
めて微量でほとんど零に近い。
【0013】この室内で発生した音は、また、解放型の
階層にある空気を介しても、下又は上の密閉型の階層に
伝達する。このようにして伝達することができる音も、
鉄骨等を介して伝達する音の量に比べて極めて微量でほ
とんど零に近い。
【0014】本発明の第二の態様においては、人は、各
階層構造体の階層部とガラス、外壁板等の仕切部材と天
井部材とによって、外気より隔離された空間(室内)に
居住し、仕事を行う。
【0015】この室内で発生した音は、各階層構造体の
梁、支持部材、周壁部、そして、隣接する階層構造体の
梁を通って、下又は上の階層構造体の室内に伝達する。
このようにして伝達することができる音は、極めて微量
でほとんど零に近い。
【0016】この室内で発生した音は、また、下の階層
の天井と上の階層の階層構造体との間にある空気を介し
ても、上の階層の室内に伝達する。このようにして伝達
することができる音も、鉄骨等を介して伝達する音の量
に比べて極めて微量でほとんど零に近い。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の階層間で断音さ
れている冷暖房設備について詳細に説明する。
【0018】図1〜図3は、本発明が適用される地下構
造物の基本形の斜視図、平面図及び縦断面図である。
【0019】地下構造物10は、概略的に、すり鉢状の
空間を形成する周壁12と、周壁12に同一平面高さと
なるように設けられた複数の支持部材14と、そして、
複数の支持部材14に支えられた階層構造体16とを含
んで構成されている。
【0020】図において、GLは地面を表しており、地
下構造物10の全体的大きさは、地面GLのレベルで直
径約40m、深さが約20mである。
【0021】図示した実施例では、地下構造物10は6
層構造を有しているが、もちろん、これに限られるもの
ではなく1層以上何層でも良い。各層の高さは等しくと
も、あるいは、異なるようにすることもできる。各層に
おける使用の仕方及び区切りの仕方は任意である。
【0022】図3に最も良く図示されているように、周
壁12は、地面GLから下方にすり鉢状に堀下げること
によって形成する。周壁12の水平に対する角度は、任
意に選定し得るが、これを大きくすると、平面広さ当り
の階層数を多くすることができ、逆に小さくすると多く
の太陽光を下の階層に供給することもできる。
【0023】周壁12の平面形状は、図2に示されてい
るような正12角形の他、種々の形状とすることができ
る。図4(a)〜(d)は、その一例で、平面形状が円
形、四角形、楕円形及び概略水滴形状の場合を示してい
る。また、周壁12の垂直断面形状も、図2に示されて
いるようなコンクリート打放し仕上げとした直線的な傾
斜面の他、深くなるほど傾斜が緩くなる円弧状とした
り、段々畑状に樹木、草花を植えるようにすることがで
きる。
【0024】階層構造体16は、放射状に延びる梁18
とこの梁18に支えられた階層プレート20とから構成
されている。階層プレート20の外縁と周壁12との間
には、各階層とも所定の間隔の空間が形成されている。
この空間の間隔が大きいと、多くの太陽光が下の階層に
供給される。
【0025】図5は、梁18の端部を支える支持部材1
4の斜視図である。
【0026】支持部材14は、梁18の端部下面を支え
る水平面14aと梁18が左右に移動して水平面14a
から外れるのを防止する一対の垂直面14b、14bと
を有している。一対の垂直面14b、14bに挟まれた
突当面14cは、梁18の端面が当接するようになって
おり、これにより、梁18、従って、階層構造体16
は、梁18の長手方向に移動するのを阻止されている。
【0027】図示された好ましい実施例においては、梁
18と支持部材14との間には、免振クッション22が
介在されており、それにより、地震時における階層構造
体16の保護が図られている。また、梁18と支持部材
14との間の音の伝達量は、微少となる。
【0028】なお、支持部材14は、種々の方法によ
り、周壁12に同一平面高さとなるように且つ等間隔と
なるように固定される。図示された好ましい実施例で
は、周壁12に、支持部材14のための凹所12aを設
けておき、この凹所12aに支持部材14を嵌合し、従
来周知の慣用手段によって両者を固定している。
【0029】本発明が適用される地下構造物10の特徴
は、階層構造体16が周壁12に同一平面高さとなるよ
うに設けられた複数の支持部材14に支えられているた
め、各層において原則的に柱による支持が必要でない点
である。これにより、鉄骨等の柱を介して上下方向に伝
達される音はなくなる。
【0030】しかしながら、図示された実施例のよう
に、階層構造体16の直径が大きい場合には、中央部に
おいて、補助的に支持を行うことができる。すなわち、
図示された好ましい実施例においては、地下構造物10
は、その中央部にエレベータ施設24を有しており(図
3参照)、このエレベータ施設24の周囲に、各階層の
階層構造体16の中央部付近をそれぞれ補助的に支える
ことができる柱を設置することができる。この柱と各階
層の階層構造体16の中央部付近との間には、断音材を
介在させることが好ましい。
【0031】このようにして構成された地下構造物10
は、構造物の利用空間が地下にあるため、地上の温度変
化に影響されにくい特徴を有している。従って、地球の
温暖化によって夏場の気温が上昇しても、地下構造物は
それに影響されず、冷房に要するエネルギを減少させる
ことができる。また、冬場の暖房も、地熱によって地下
構造物自体が暖められているため、暖房に要するエネル
ギも減少させることができる。
【0032】さらに、地表面は、運動場、公園、駐車場
等に利用することができると共に、地下構造物は周囲の
音から実質的に隔離されるため、病院、図書館、学校等
の公共建築物にも最適である。
【0033】次に、図6を参照して本発明の第一の態様
における階層間で断音されている地下構造物について説
明する。
【0034】図示された地下構造物30は、3層構造を
有しており、各階層構造体16は、それぞれの梁18の
端部を周壁部12の支持部材14によって支えられてい
る。
【0035】上の階層から階層B1,B2,B3とする
と、階層B1及びB3は、上下に隣接する階層構造体1
6の階層プレート20の間に、ガラス、外壁板等の仕切
部材26によって外気より隔離された空間(室内)とし
て形成される。従って、これら階層B1及びB3は、密
閉型の階層である。人は、この室内に居住し、仕事を行
う。
【0036】一方、階層B2は外気を遮断するものがな
く、外気は上下に隣接する階層構造体16の階層プレー
ト20の間に直接流入出する。従って、階層B2は、解
放型の階層である。
【0037】また、図示されていないが、解放型の階層
B2の高さを密閉型の階層B1及びB3の高さよりも小
さくすることもできる。
【0038】このように、本発明の第一の態様では、密
閉型の階層B1及びB3の間に、少くとも1つの解放型
の階層B2が設けられており、両階層の音を伝達する柱
は存在しないようになっている。このため、密閉型の階
層B1及びB3で発生した音は、階層構造体16の梁1
8を通って、支持部材14、周壁12、そして、隣接す
る階層構造体16の梁18を通って、他方の密閉型の階
層に伝達する。このようにして伝達することができる音
は、極めて微量でほとんど零に近い。もちろん、密閉型
の階層B1及びB3で発生した音は、解放型の階層B2
にある空気を介しても、他方の密閉型の階層に伝達す
る。このようにして伝達することができる音も、鉄骨等
を介して伝達する音の量に比べれば極めて微量でほとん
ど零に近い。 本態様の好ましい実施例においては、解
放型の階層B2は、庭園、公園、畑等の植物の植えられ
ているエリアとされている。かかるエリアは、地下構造
物30を利用する人の憩いの場所となるだけでなく、解
放型の階層B2にある空気を介して音の伝達をさらに少
なくする効果がある。
【0039】次に、図7を参照して本発明の第二の態様
における階層間で断音されている地下構造物について説
明する。
【0040】図示された地下構造物40は、3層構造を
有しており、各階層構造体16は、それぞれの梁18の
端部を周壁部12の支持部材14によって支えられてい
る。
【0041】上の階層から階層B1,B2,B3とする
と、それらは最上段を除く各階層構造体16の階層プレ
ート20上に、ガラス、外壁板等の仕切部材26と天井
部材27によって外気より隔離された空間(室内)とし
て形成される。従って、これら階層B1,B2及びB3
は、全て密閉型の階層であるが、各階層の天井部材27
とその上の階層の階層プレート20との間には、空間が
形成される。従って、各階層で発生した音は、各階層構
造体16の梁18を通って、支持部材14、周壁12、
そして、隣接する階層構造体16の梁18を通って、下
又は上の階層に伝達する。このようにして伝達すること
ができる音は、極めて微量でほとんど零に近い。
【0042】各階層で発生した音は、また、下の階層の
天井と上の階層の階層構造体との間にある空気を介して
も、上の階層の室内に伝達する。このようにして伝達す
ることができる音も、鉄骨等を介して伝達する音の量に
比べて極めて微量でほとんど零に近い。
【0043】上述した第一及び第二の態様において、階
層構造体の梁を支える支持部材が、上下の階層構造体に
おいて周方向にずらすこともできる。これにより、周壁
12を伝わって伝達する音の量をさらに少なくすること
ができる。
【0044】図示された好ましい実施例において、地下
構造物30、40は3層構造であるが、もちろんこれに
限られるものではない。
【0045】このように、本発明の階層間で断音されて
いる地下構造物は、地上の騒音の影響が少なく、静かな
環境を提供できる特質を有する上に、上下の階層におい
て発生した音が階層間で断音されるようになっているた
め、静かな環境を必要とする建築物、例えば、図書館、
病院、集合住宅等に適している。また、小規模のもので
は、2世帯住宅などにも適している。
【0046】
【発明の効果】本発明の第一の態様における階層間で断
音されている地下構造物では、上下一対の階層構造体の
階層部の間にガラス、外壁板等の仕切部材によって、外
気より隔離された空間を形成した密閉型の階層が形成さ
れており、また、別の上下一対の階層構造体の階層部の
間に、外気が直接流入出できる空間を形成した解放型の
階層が形成されており、そして、少くとも一対の密閉型
の階層の間に、少くとも1つの解放型の階層が設けられ
ているため、また、本発明の第二の態様における階層間
で断音されている地下構造物では、各階層構造体が、そ
の階層部上に、ガラス、外壁板等の仕切部材と天井部材
とによって外気より隔離された空間を形成した密閉型の
階層を形成しているため、各密閉型の階層で発生した音
は、直接、他の密閉型の階層に伝達しないようになって
いる。
【0047】階層構造体の梁、支持部材、周壁部、そし
て、隣接する階層構造体の梁を通って伝達する音及び空
気を伝達する音は、鉄骨等を介して伝達する音の量に比
べて極めて微量でほとんど零に近いので、本発明は、地
上の騒音の影響が少なく、静かな環境を提供できるとい
う地下構造物の特質を最大限に生かすことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される地下構造物の基本形の斜
視図である。
【図2】 図1の地下構造物の平面図である。
【図3】 図1の地下構造物の縦断面図である。
【図4】 (a)〜(d)は、地下構造物の平面形状の
他の例を示す平面図である。
【図5】 梁の端部を支える支持部材の斜視図である。
【図6】 本発明の第一の態様に係る階層間で断音され
ている地下構造物の一実施例の縦断面図である。
【図7】 本発明の第二の態様に係る階層間で断音され
ている地下構造物の一実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
10 地下構造物 12 周壁 14 支持部材 16 階層構造体 18 梁 20 階層プレート 22 免振クッション 24 エレベータ施設 26 仕切部材 27 天井部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すり鉢状の空間を形成する周壁部と、すり
    鉢状の空間の周囲に同一平面高さとなるように設けられ
    た複数の支持部材と、前記複数の支持手段に端部を支え
    られた梁及び少くとも前記周壁部から所定の間隔を隔て
    て中央部に配置された階層部を有する階層構造体と、を
    含んで構成されてなる階層間で断音されている地下構造
    物であって、 上下一対の前記階層構造体の階層部の間にガラス、外壁
    板等の仕切部材によって、外気より隔離された空間を形
    成した密閉型の階層が形成されており、 また、別の上下一対の前記階層構造体の階層部の間に、
    外気が直接流入出できる空間を形成した解放型の階層が
    形成されており、そして、 少くとも一対の密閉型の階層の間に、少くとも1つの解
    放型の階層が設けられていることを特徴とする階層間で
    断音されている地下構造物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の階層間で断音されている
    地下構造物において、 前記解放型の階層が、庭園、公園、畑等の植物の植えら
    れているエリアとされていることを特徴とする階層間で
    断音されている地下構造物。
  3. 【請求項3】すり鉢状の空間を形成する周壁部と、すり
    鉢状の空間の周囲に同一平面高さとなるように設けられ
    た複数の支持部材と、前記複数の支持手段に端部を支え
    られた梁及び少くとも前記周壁部から所定の間隔を隔て
    て中央部に配置された階層部を有する複数の階層に設け
    られた階層構造体と、を含んで構成されてなる階層間で
    断音されている地下構造物であって、 前記各階層構造体は、前記階層部上に、ガラス、外壁板
    等の仕切部材と天井部材によって外気より隔離された空
    間を形成していることを特徴とする階層間で断音されて
    いる地下構造物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の階層間で
    断音されている地下構造物において、 前記階層構造体
    の梁を支える支持部材が、上下の階層構造体において周
    方向にずれていることを特徴とする階層間で断音されて
    いる地下構造物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019167211A1 (ja) * 2018-03-01 2019-09-06 紘 室井 シェルタを備えた建築物

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WO2019167211A1 (ja) * 2018-03-01 2019-09-06 紘 室井 シェルタを備えた建築物

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