JP3233246B2 - 地下構造物の階層構造体及びそれを支える支持部材及び複数の支持部材を設置する周壁部 - Google Patents
地下構造物の階層構造体及びそれを支える支持部材及び複数の支持部材を設置する周壁部Info
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B10/40—Geothermal heat-pumps
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基本的に地面から林立
した一群の柱を必要としない構造物に係り、特に、地面
から地下に直接掘り下げて構築する地下構造物の構成要
素に関する。
した一群の柱を必要としない構造物に係り、特に、地面
から地下に直接掘り下げて構築する地下構造物の構成要
素に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の建造物は、屋根、床、階層部材を
含む階層構造体は、地面に垂直に立てられた複数の柱に
よって支えられている。従って、２階、３階と階層数が
増えると各柱が支えなければならない重量は増大する。
含む階層構造体は、地面に垂直に立てられた複数の柱に
よって支えられている。従って、２階、３階と階層数が
増えると各柱が支えなければならない重量は増大する。
【０００３】そこで、木造建築物の場合には、原則とし
て４階建以上の階層は建築基準法によって禁止されてお
り、また、鉄筋コンクリート建ての建築物も、柱の太
さ、強度について詳細にその最低限の基準を定めてい
る。
て４階建以上の階層は建築基準法によって禁止されてお
り、また、鉄筋コンクリート建ての建築物も、柱の太
さ、強度について詳細にその最低限の基準を定めてい
る。
【０００４】なお、地下階のある建築物の場合も、最下
層の床面を基準としてそれより上の階層の重量を柱によ
って支えており、地上に建てられた構造物と同様であ
る。
層の床面を基準としてそれより上の階層の重量を柱によ
って支えており、地上に建てられた構造物と同様であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】階層の増大に伴い柱の
占める割合が増大することは、構造物の有効利用面積が
減少することを意味し、構造物から柱をなくすことがで
きる無柱構造の構造物の開発が要望されていた。
占める割合が増大することは、構造物の有効利用面積が
減少することを意味し、構造物から柱をなくすことがで
きる無柱構造の構造物の開発が要望されていた。
【０００６】また、建築物の冷暖房に要するエネルギも
社会問題となっているが、地上に建てられた建築物では
四周が外気に晒らされているため、建築物から膨大なエ
ネルギが無駄に放出されていた。特に、近年の地球の温
暖化によって、夏場の冷房に多大なエネルギが消費さ
れ、現存の発電設備では間に合わない事態も発生してい
る。
社会問題となっているが、地上に建てられた建築物では
四周が外気に晒らされているため、建築物から膨大なエ
ネルギが無駄に放出されていた。特に、近年の地球の温
暖化によって、夏場の冷房に多大なエネルギが消費さ
れ、現存の発電設備では間に合わない事態も発生してい
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の課題に鑑みてなされたもので、実質的に、屋根、
床、階層部材等の階層構造体を支える柱をなくすことが
できる本願出願人の同日出願に係る地下構造物を現実化
することを目的とする。
技術の課題に鑑みてなされたもので、実質的に、屋根、
床、階層部材等の階層構造体を支える柱をなくすことが
できる本願出願人の同日出願に係る地下構造物を現実化
することを目的とする。
【０００８】本発明の第一の態様は、複数の梁と、この
梁に支えられた階層部とを有する階層構造体であって、
各梁は、階層部の端面から所定の長さだけ突出してい
る。
梁に支えられた階層部とを有する階層構造体であって、
各梁は、階層部の端面から所定の長さだけ突出してい
る。
【０００９】本発明の第二の態様は、請求項１に記載の
地下構造物の階層構造体を支える支持部材において、階
層構造体に設けられた複数の梁の各先端部を支える支持
手段と；そして、梁の各先端部が水平方向に移動するの
を妨げる水平移動抑制手段と；を含んで構成されてい
る。
地下構造物の階層構造体を支える支持部材において、階
層構造体に設けられた複数の梁の各先端部を支える支持
手段と；そして、梁の各先端部が水平方向に移動するの
を妨げる水平移動抑制手段と；を含んで構成されてい
る。
【００１０】本発明の第三の態様は、すり鉢状の空間を
形成する周壁部であって、少なくとも１つの同一平面高
さに、上述した支持部材を複数個設けるようにされてい
る。
形成する周壁部であって、少なくとも１つの同一平面高
さに、上述した支持部材を複数個設けるようにされてい
る。
【００１１】
【作用】本発明の第一の態様では、各梁が階層部の端面
から所定の長さだけ突出しているため、すり鉢状の空間
を形成する周壁部に設けられた複数の支持部材に、各梁
の端部を支持させて階層構造体をすり鉢状の空間を跨ぐ
ように設置した時、少くとも周壁部と階層部の端面との
間に、所定間隔の空間が形成される。
から所定の長さだけ突出しているため、すり鉢状の空間
を形成する周壁部に設けられた複数の支持部材に、各梁
の端部を支持させて階層構造体をすり鉢状の空間を跨ぐ
ように設置した時、少くとも周壁部と階層部の端面との
間に、所定間隔の空間が形成される。
【００１２】この所定間隔の空間により、太陽光は、下
の階層の階層構造体に供給される。また、外気もこの空
間を通って循環する。強制的な、空気循環システムを併
用することも可能である。
の階層の階層構造体に供給される。また、外気もこの空
間を通って循環する。強制的な、空気循環システムを併
用することも可能である。
【００１３】本発明の第二の態様では、支持部材が、階
層構造体に設けられた複数の梁の各先端部を支える支持
手段と、そして、梁の各先端部が水平方向に移動するの
を妨げる水平移動抑制手段とを含んで構成されているた
め、階層構造体の周縁部の複数の箇所を周壁部で支える
ことにより支持している。階層構造体は全周を周壁部で
囲まれているため、梁の各先端部が水平移動抑制手段に
より水平方向に移動しないように抑制することにより、
階層構造体が周壁部から脱落しないようにされる。
層構造体に設けられた複数の梁の各先端部を支える支持
手段と、そして、梁の各先端部が水平方向に移動するの
を妨げる水平移動抑制手段とを含んで構成されているた
め、階層構造体の周縁部の複数の箇所を周壁部で支える
ことにより支持している。階層構造体は全周を周壁部で
囲まれているため、梁の各先端部が水平移動抑制手段に
より水平方向に移動しないように抑制することにより、
階層構造体が周壁部から脱落しないようにされる。
【００１４】本発明の第三の態様では、すり鉢状の空間
を形成する周壁部は、少なくとも１つの同一平面高さ
に、上述した支持部材を複数個設けるようにされている
ため、階層構造体の周縁部の複数の箇所を周壁部で支え
ることにより、階層構造体はほぼ水平に支持される。
を形成する周壁部は、少なくとも１つの同一平面高さ
に、上述した支持部材を複数個設けるようにされている
ため、階層構造体の周縁部の複数の箇所を周壁部で支え
ることにより、階層構造体はほぼ水平に支持される。
【００１５】
【実施例】以下、図面を用いて地下構造物に用いられる
本発明の地下構造物の階層構造体及びそれを支える支持
部材及び複数の支持部材を設置する周壁部について詳細
に説明する。
本発明の地下構造物の階層構造体及びそれを支える支持
部材及び複数の支持部材を設置する周壁部について詳細
に説明する。
【００１６】図１〜図３は、地下構造物の一実施例の斜
視図、平面図及び縦断面図である。
視図、平面図及び縦断面図である。
【００１７】地下構造物１０は、概略的に、すり鉢状の
空間を形成する周壁１２と、周壁１２に同一平面高さと
なるように設けられた複数の支持部材１４と、そして、
複数の支持部材１４に支えられた階層構造体１６とを含
んで構成されている。
空間を形成する周壁１２と、周壁１２に同一平面高さと
なるように設けられた複数の支持部材１４と、そして、
複数の支持部材１４に支えられた階層構造体１６とを含
んで構成されている。
【００１８】図において、ＧＬは地面を表しており、地
下構造物１０の全体的大きさは、地面ＧＬのレベルで直
径約４０ｍ、深さが約２０ｍである。
下構造物１０の全体的大きさは、地面ＧＬのレベルで直
径約４０ｍ、深さが約２０ｍである。
【００１９】図示した実施例では、地下構造物１０は６
層構造を有しているが、もちろん、これに限られるもの
ではなく１層以上何層でも良い。各層の高さは等しくと
も、あるいは、異なるようにすることもできる。各層に
おける使用の仕方及び区切りの仕方は任意である。
層構造を有しているが、もちろん、これに限られるもの
ではなく１層以上何層でも良い。各層の高さは等しくと
も、あるいは、異なるようにすることもできる。各層に
おける使用の仕方及び区切りの仕方は任意である。
【００２０】図３に最も良く図示されているように、周
壁１２は、地面ＧＬから下方にすり鉢状に堀下げること
によって形成する。周壁１２の水平に対する角度は、任
意に選定し得るが、これを大きくすると、平面広さ当り
の階層数を多くすることができ、逆に小さくすると多く
の太陽光を下の階層に供給することもできる。
壁１２は、地面ＧＬから下方にすり鉢状に堀下げること
によって形成する。周壁１２の水平に対する角度は、任
意に選定し得るが、これを大きくすると、平面広さ当り
の階層数を多くすることができ、逆に小さくすると多く
の太陽光を下の階層に供給することもできる。
【００２１】周壁１２の平面形状は、図２に示されてい
るような正１２角形の他、種々の形状とすることができ
る。図４（ａ）〜（ｄ）は、その一例で、平面形状が円
形、四角形、楕円形及び概略水滴形状の場合を示してい
る。また、周壁１２の垂直断面形状も、図２に示されて
いるようなコンクリート打放し仕上げとした直線的な傾
斜面の他、深くなるほど傾斜が緩くなる円弧状とした
り、段々畑状に樹木、草花を植えるようにすることがで
きる。
るような正１２角形の他、種々の形状とすることができ
る。図４（ａ）〜（ｄ）は、その一例で、平面形状が円
形、四角形、楕円形及び概略水滴形状の場合を示してい
る。また、周壁１２の垂直断面形状も、図２に示されて
いるようなコンクリート打放し仕上げとした直線的な傾
斜面の他、深くなるほど傾斜が緩くなる円弧状とした
り、段々畑状に樹木、草花を植えるようにすることがで
きる。
【００２２】階層構造体１６は、放射状に延びる梁１８
とこの梁１８に支えられた階層プレート２０とから構成
されている。階層プレート２０の外縁と周壁１２との間
には、各層とも所定の間隔の空間１３が形成されてい
る。この空間１３の間隔が大きいと、多くの太陽光が下
の階層に供給される。
とこの梁１８に支えられた階層プレート２０とから構成
されている。階層プレート２０の外縁と周壁１２との間
には、各層とも所定の間隔の空間１３が形成されてい
る。この空間１３の間隔が大きいと、多くの太陽光が下
の階層に供給される。
【００２３】図５は、梁１８の端部を支える支持部材１
４の斜視図である。
４の斜視図である。
【００２４】支持部材１４は、梁１８の端部下面を支え
る水平面１４ａと梁１８が左右に移動して水平面１４ａ
から外れるのを防止する一対の垂直面１４ｂ、１４ｂと
を有している。一対の垂直面１４ｂ、１４ｂに挟まれた
突当面１４ｃは、梁１８の端面が当接するようになって
おり、これにより、梁１８、従って、階層構造体１６
は、梁１８の長手方向に移動するのを阻止されている。
る水平面１４ａと梁１８が左右に移動して水平面１４ａ
から外れるのを防止する一対の垂直面１４ｂ、１４ｂと
を有している。一対の垂直面１４ｂ、１４ｂに挟まれた
突当面１４ｃは、梁１８の端面が当接するようになって
おり、これにより、梁１８、従って、階層構造体１６
は、梁１８の長手方向に移動するのを阻止されている。
【００２５】図示された好ましい実施例においては、梁
１８と支持部材１４との間には、免振クッション２２が
介在されており、それにより、地震時における階層構造
体１６の保護が図られている。
１８と支持部材１４との間には、免振クッション２２が
介在されており、それにより、地震時における階層構造
体１６の保護が図られている。
【００２６】なお、支持部材１４は、種々の方法によ
り、周壁１２に同一平面高さとなるように且つ等間隔と
なるように固定される。図示された好ましい実施例で
は、周壁１２に、支持部材１４のための凹所１２ａを設
けておき、この凹所１２ａに支持部材１４を嵌合し、従
来周知の慣用手段によって両者を固定している。
り、周壁１２に同一平面高さとなるように且つ等間隔と
なるように固定される。図示された好ましい実施例で
は、周壁１２に、支持部材１４のための凹所１２ａを設
けておき、この凹所１２ａに支持部材１４を嵌合し、従
来周知の慣用手段によって両者を固定している。
【００２７】地下構造物１０の特徴は、階層構造体１６
が周壁１２に同一平面高さとなるように設けられた複数
の支持部材１４に支えられているため、各層において原
則的に柱による支持が必要でない点である。しかしなが
ら、図示された実施例のように、階層構造体１６の直径
が大きい場合には、中央部において、補助的に支持を行
うことができる。すなわち、図示された好ましい実施例
においては、地下構造物１０は、その中央部にエレベー
タ施設２４を有しており（図３参照）、このエレベータ
施設２４の周囲に、各層の階層構造体１６の中央部付近
をそれぞれ補助的に支えることができる柱を設置するこ
とができる。
が周壁１２に同一平面高さとなるように設けられた複数
の支持部材１４に支えられているため、各層において原
則的に柱による支持が必要でない点である。しかしなが
ら、図示された実施例のように、階層構造体１６の直径
が大きい場合には、中央部において、補助的に支持を行
うことができる。すなわち、図示された好ましい実施例
においては、地下構造物１０は、その中央部にエレベー
タ施設２４を有しており（図３参照）、このエレベータ
施設２４の周囲に、各層の階層構造体１６の中央部付近
をそれぞれ補助的に支えることができる柱を設置するこ
とができる。
【００２８】このようにして構成された地下構造物１０
は、構造物の利用空間が地下にあるため、地上の温度変
化に影響されにくい特徴を有している。従って、地球の
温暖化によって夏場の気温が上昇しても、地下構造物は
それに影響されず、冷房に要するエネルギを減少させる
ことができる。また、冬場の暖房も、地熱によって地下
構造物自体が暖められているため、暖房に要するエネル
ギも減少させることができる。
は、構造物の利用空間が地下にあるため、地上の温度変
化に影響されにくい特徴を有している。従って、地球の
温暖化によって夏場の気温が上昇しても、地下構造物は
それに影響されず、冷房に要するエネルギを減少させる
ことができる。また、冬場の暖房も、地熱によって地下
構造物自体が暖められているため、暖房に要するエネル
ギも減少させることができる。
【００２９】さらに、地表面は、運動場、公園、駐車場
等に利用することができると共に、地下構造物は周囲の
音から実質的に隔離されるため、病院、図書館、学校等
の公共建築物にも最適である。
等に利用することができると共に、地下構造物は周囲の
音から実質的に隔離されるため、病院、図書館、学校等
の公共建築物にも最適である。
【００３０】
【発明の効果】本発明の第一の態様では、各梁が階層部
の端面から所定の長さだけ突出しているため、すり鉢状
の空間を形成する周壁部に設けられた複数の支持部材
に、各梁の端部を支持させて階層構造体をすり鉢状の空
間を跨ぐように設置した時、少くとも周壁部と階層部の
端面との間に、所定間隔の空間が形成され、この所定間
隔の空間を通して太陽光及び外気を下の階層の階層構造
体に供給することができる。これにより、従来、衛生上
の問題等から利用が十分でなかった地下を有効空間とし
て利用可能となる効果がある。又、オゾン層破壊による
有害な紫外線から身体を守ることができる。
の端面から所定の長さだけ突出しているため、すり鉢状
の空間を形成する周壁部に設けられた複数の支持部材
に、各梁の端部を支持させて階層構造体をすり鉢状の空
間を跨ぐように設置した時、少くとも周壁部と階層部の
端面との間に、所定間隔の空間が形成され、この所定間
隔の空間を通して太陽光及び外気を下の階層の階層構造
体に供給することができる。これにより、従来、衛生上
の問題等から利用が十分でなかった地下を有効空間とし
て利用可能となる効果がある。又、オゾン層破壊による
有害な紫外線から身体を守ることができる。
【００３１】本発明の第二の態様では、支持部材が、階
層構造体に設けられた複数の梁の各先端部を支える支持
手段と、そして、梁の各先端部が水平方向に移動するの
を妨げる水平移動抑制手段とを含んで構成されており、
階層構造体の周縁部の複数の箇所を周壁部で支えられて
いるため、階層構造体は周壁部から脱落しないように支
持される効果がある。これにより、地下構造物は、実質
的に、無柱構造となる。 本発明の第三の態様では、す
り鉢状の空間を形成する周壁部は、少なくとも１つの同
一平面高さに、上述した支持部材を複数個設けるように
されているため、階層構造体の周縁部の複数の箇所を周
壁部で支えることにより、階層構造体はほぼ水平に支持
される効果がある。
層構造体に設けられた複数の梁の各先端部を支える支持
手段と、そして、梁の各先端部が水平方向に移動するの
を妨げる水平移動抑制手段とを含んで構成されており、
階層構造体の周縁部の複数の箇所を周壁部で支えられて
いるため、階層構造体は周壁部から脱落しないように支
持される効果がある。これにより、地下構造物は、実質
的に、無柱構造となる。 本発明の第三の態様では、す
り鉢状の空間を形成する周壁部は、少なくとも１つの同
一平面高さに、上述した支持部材を複数個設けるように
されているため、階層構造体の周縁部の複数の箇所を周
壁部で支えることにより、階層構造体はほぼ水平に支持
される効果がある。
【図１】 地下構造物の一実施例の斜視図である。
【図２】 図１の地下構造物の平面図である。
【図３】 図１の地下構造物の縦断面図である。
【図４】 （ａ）〜（ｄ）は、地下構造物の平面形状の
他の実施例を示す平面図である。
他の実施例を示す平面図である。
【図５】 梁の端部を支える支持部材の斜視図である。
１０ 地下構造物 １２ 周壁 １４ 支持部材 １６ 階層構造体 １８ 梁 ２０ 階層プレート ２２ 免振クッション ２４ エレベータ施設
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の梁と、この梁に支えられた階層部
とを有する階層構造体であって、各梁は、前記階層部の
端面から所定の長さだけ突出しており、それにより、す
り鉢状の空間を形成する周壁部に設けられた複数の支持
部材に、前記各梁の端部を支持させて前記階層構造体を
すり鉢状の空間を跨ぐように設置した時、少くとも前記
周壁部と前記階層部の端面との間に、所定間隔の空間が
形成されることを特徴とする地下構造物の階層構造体。 - 【請求項２】 請求項１に記載の地下構造物の階層構造
体を支える支持部材において、前記階層構造体に設けら
れた複数の梁の各先端部を支える支持手段と；そして、
前記梁の各先端部が水平方向に移動するのを妨げる水平
移動抑制手段と；を含んで構成されてなる地下構造物の
階層構造体を支える支持部材。 - 【請求項３】 請求項２に記載の地下構造物の階層構造
体を支える支持部材において、前記水平移動抑制手段
が、積層ゴム等を用いた免振クッションから構成されて
なる地下構造物の階層構造体を支える支持部材。 - 【請求項４】 すり鉢状の空間を形成する周壁部であっ
て、少なくとも１つの同一平面高さに、請求項２又は３
に記載の支持部材を複数個設けるようにされた周壁部。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16512193A JP3233246B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 地下構造物の階層構造体及びそれを支える支持部材及び複数の支持部材を設置する周壁部 |
| ES94304156T ES2110698T3 (es) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Construccion subterranea. |
| AT94304156T ATE160404T1 (de) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Unterirdisches bauwerk |
| AU64647/94A AU677050B2 (en) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Underground construction |
| DE69406872T DE69406872T2 (de) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Unterirdisches Bauwerk |
| EP94304156A EP0641896B1 (en) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Underground construction |
| US08/258,660 US5775043A (en) | 1993-06-10 | 1994-06-10 | Underground construction |
| US08/814,891 US5832680A (en) | 1993-06-10 | 1997-03-21 | Underground construction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16512193A JP3233246B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 地下構造物の階層構造体及びそれを支える支持部材及び複数の支持部材を設置する周壁部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06346620A JPH06346620A (ja) | 1994-12-20 |
| JP3233246B2 true JP3233246B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=15806318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16512193A Expired - Lifetime JP3233246B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 地下構造物の階層構造体及びそれを支える支持部材及び複数の支持部材を設置する周壁部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3233246B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP16512193A patent/JP3233246B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06346620A (ja) | 1994-12-20 |
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