JP3014567B2 - 地下構造物 - Google Patents
地下構造物Info
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- underground structure
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/40—Geothermal heat-pumps
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
げられた柱を必要としない構造物に係り、特に、地面か
ら地下に直接掘り下げた地下構造物に関する。
含む階層構造体は、地面に垂直に立てられた複数の柱に
よって支えられている。従って、2階、3階と階層数が
増えると各柱が支えなければならない重量は増大する。
て4階建以上の階層は建築基準法によって禁止されてお
り、また、鉄筋コンクリート建ての建築物も、柱の太
さ、強度について詳細にその最低限の基準を定めてい
る。
層の床面を基準としてそれより上の階層の重量を柱によ
って支えており、地上に建てられた構造物と同様であ
る。
占める割合が増大することは、構造物の有効利用面積が
減少することを意味し、構造物から柱をなくすことがで
きる無柱構造の構造物の開発が要望されていた。
社会問題となっているが、地上に建てられた建築物では
四周が外気に晒らされているため、建築物から膨大なエ
ネルギが無駄に放出されていた。特に、近年の地球の温
暖化によって、夏場の冷房に多大なエネルギが消費さ
れ、現存の発電設備では間に合わない事態も発生してい
る。
技術の課題に鑑みてなされたもので、実質的に、屋根、
床、階層部材等の階層構造体を支える柱を少なくするこ
とができる地下構造物を提供することを目的とする。
形成する周壁部と;すり鉢状の空間の周囲に同一平面高
さとなるように設けられた複数の支持部材と;そして、
複数の支持手段に端部を支えれらた梁と、少くとも周壁
部から所定の間隔を隔てて中央部に配置された階層部を
有する階層構造体と;を含んで構成されている。
部材が、高さ方向に異なる位置にそれぞれ設けられてお
り、また、階層構造体が、複数の階層を形成するように
設けられ、それによって、多層構造の地下構造物が提供
される。
部材と階層構造体の梁とが緊結されていないために、地
震時における階層構造体の保護が図られている免震地下
構造物が提供される。
すり鉢状の空間の周囲に同一平面高さとなるように設け
られている。これら複数の支持部材に、階層構造体は支
えられる。
は、それぞれを支えるため同一平面高さとなるように設
けられた複数の支持部材によって支えられる。従って、
各階層構造体は、相互に独立して支えられており、各支
持部材は、その階層構造体を支えるのに十分な強度を有
していれば足りる。
は、少くとも周壁部から所定の間隔を隔てて設けられ
る。この間隔を大きくとると、太陽光を下の階層にも十
分供給することができる。
とることにより、平面広さ当りの階層数を多くすること
ができる。また、周壁部の水平に対する角度を小さくと
ることにより、太陽光を下の階層に十分供給することも
できる。
いて詳細に説明する。
一実施例の斜視図、平面図及び縦断面図である。
に、すり鉢状の空間を形成する周壁12と、周壁12に
同一平面高さとなるように設けられた複数の支持部材1
4と、そして、複数の支持部材14に支えられた階層構
造体16とを含んで構成されている。
下構造物10の全体的大きさは、地面GLのレベルで直
径約40m、深さが約20mである。
層構造を有しているが、もちろん、これに限られるもの
ではなく1層以上何層でも良い。各層の高さは等しくと
も、あるいは、異なるようにすることもできる。各層に
おける使用の仕方及び区切りの仕方は任意である。
壁12は、地面GLから下方にすり鉢状に堀下げること
によって形成する。周壁12の水平に対する角度は、任
意に選定し得るが、これを大きくすると、平面広さ当り
の階層数を多くすることができ、逆に小さくすると多く
の太陽光を下の階層に供給することもできる。
るような正12角形の他、種々の形状とすることができ
る。図4(a)〜(d)は、その一例で、平面形状が円
形、四角形、楕円形及び概略水滴形状の場合を示してい
る。また、周壁12の垂直断面形状も、図2に示されて
いるようなコンクリート打放し仕上げとした直線的な傾
斜面の他、深くなるほど傾斜が緩くなる円弧状とした
り、段々畑状に樹木、草花を植えるようにすることがで
きる。
とこの梁18上に支えられた階層プレート20とから構
成されている。階層プレート20は、最上階層では、地
下構造物の屋根となり、また、地下1階、地下2階…で
は、それぞれ、地下1階の床面及び地下2階の天井、地
下2階の床面及び地下3階の天井…となる。図示された
実施例では、階層プレート20は、各階層の床面と下の
階層の天井とを兼ねているが、もちろん、別部材とする
こともできる。階層プレート20の外縁と周壁12との
間には、各層とも所定の間隔の空間が形成されている。
この空間の間隔が大きいと、多くの太陽光が下の階層に
供給される。
4の斜視図である。
る水平面14aと梁18が左右に移動して水平面14a
から外れるのを防止する一対の垂直面14b、14bと
を有している。一対の垂直面14b、14bに挟まれた
突当面14cは、梁18の端面が当接するようになって
おり、これにより、梁18、従って、階層構造体16
は、梁18の長手方向に移動するのを阻止されている。
18と支持部材14との間には、免振クッション22が
介在されており、それにより、地震時における階層構造
体16の保護が図られている。
り、周壁12に同一平面高さとなるように且つ等間隔と
なるように固定される。図示された好ましい実施例で
は、周壁12に、支持部材14のための凹所12aを設
けておき、この凹所12aに支持部材14を嵌合し、従
来周知の慣用手段によって両者を固定している。
2に同一平面高さとなるように設けられた複数の支持部
材14に支えられているため、各層において原則的に柱
による支持が必要でない点である。しかしながら、図示
された実施例のように、階層構造体16の直径が大きい
場合には、中央部において、補助的に支持を行うことが
できる。すなわち、図示された好ましい実施例において
は、地下構造物10は、その中央部にエレベータ施設2
4を有しており(図3参照)、このエレベータ施設24
の周囲に、各層の階層構造体16の中央部付近をそれぞ
れ補助的に支えることができる柱を設置することができ
る。
は、構造物の利用空間が地下にあるため、地上の温度変
化に影響されにくい特徴を有している。従って、地球の
温暖化によって夏場の気温が上昇しても、地下構造物は
それに影響されず、冷房に要するエネルギを減少させる
ことができる。また、冬場の暖房も、地熱によって地下
構造物自体が暖められているため、暖房に要するエネル
ギも減少させることができる。
等に利用することができると共に、地下構造物は周囲の
音から実質的に隔離されるため、病院、図書館、学校等
の公共建築物にも最適である。
を形成する周壁部と、すり鉢状の空間の周囲に同一平面
高さとなるように設けられた複数の支持部材と、そし
て、複数の支持手段に端部を支えれらた梁及び少くとも
周壁部から所定の間隔を隔てて中央部に配置された階層
部を有する階層構造体とを含んで構成されているため、
各階層構造体は各層独立して複数の支持部材に支えられ
る。従って、実質的に、各階層構造体を接続する柱は不
必要となる効果がある。
房に要するエネルギが減少する等、種々の二次的な利点
もある。
である。
他の実施例を示す平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】すり鉢状の空間を形成する周壁部と;すり
鉢状の空間の周囲に同一平面高さとなるように設けられ
た複数の支持部材と;そして、 前記複数の支持手段に端部を支えれらた梁と、少くとも
前記周壁部から所定の間隔を隔てて中央部に配置された
階層部を有する階層構造体と;を含んで構成されてなる
地下構造物。 - 【請求項2】請求項1に記載の地下構造物において、 前記複数の支持部材が、高さ方向に異なる位置にそれぞ
れ設けられており、また、前記階層構造体が、複数の階
層を形成するように設けられていることを特徴とする地
下構造物。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の地下構造物におい
て、さらに、 前記複数の支持部材と前記階層構造体の梁との間に、免
振クッションがそれぞれ介在されていることを特徴とす
る地下構造物。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5165120A JP3014567B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 地下構造物 |
ES94304156T ES2110698T3 (es) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Construccion subterranea. |
AU64647/94A AU677050B2 (en) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Underground construction |
DE69406872T DE69406872T2 (de) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Unterirdisches Bauwerk |
AT94304156T ATE160404T1 (de) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Unterirdisches bauwerk |
EP94304156A EP0641896B1 (en) | 1993-06-10 | 1994-06-09 | Underground construction |
US08/258,660 US5775043A (en) | 1993-06-10 | 1994-06-10 | Underground construction |
US08/814,891 US5832680A (en) | 1993-06-10 | 1997-03-21 | Underground construction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5165120A JP3014567B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 地下構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06346619A JPH06346619A (ja) | 1994-12-20 |
JP3014567B2 true JP3014567B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=15806302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5165120A Expired - Lifetime JP3014567B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 地下構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014567B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3264340B2 (ja) * | 1993-06-10 | 2002-03-11 | 紘 室井 | 地下構造物の冷暖房設備 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP5165120A patent/JP3014567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06346619A (ja) | 1994-12-20 |
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