JP3263707B2 - 歩行型自走式芝刈機のトランスミッション - Google Patents

歩行型自走式芝刈機のトランスミッション

Info

Publication number
JP3263707B2
JP3263707B2 JP31759895A JP31759895A JP3263707B2 JP 3263707 B2 JP3263707 B2 JP 3263707B2 JP 31759895 A JP31759895 A JP 31759895A JP 31759895 A JP31759895 A JP 31759895A JP 3263707 B2 JP3263707 B2 JP 3263707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
axle
input shaft
gear
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31759895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09131114A (ja
Inventor
晃二 入倉
浩彦 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP31759895A priority Critical patent/JP3263707B2/ja
Priority to US08/706,796 priority patent/US5778645A/en
Priority to IT96MI002263A priority patent/IT1287118B1/it
Priority to FR9613572A priority patent/FR2740940B1/fr
Publication of JPH09131114A publication Critical patent/JPH09131114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3263707B2 publication Critical patent/JP3263707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/63Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis
    • A01D34/67Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator
    • A01D34/68Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator with motor driven cutters or wheels
    • A01D34/69Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator with motor driven cutters or wheels with motor driven wheels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/63Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis
    • A01D34/67Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator
    • A01D34/68Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator with motor driven cutters or wheels
    • A01D2034/6843Control levers on the handle of the mower
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D2101/00Lawn-mowers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S56/00Harvesters
    • Y10S56/06Clutches and gearing

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は歩行型自走式芝刈機の
トランスミッション、特に小型の芝刈機に適応させてコ
ンパクト化され、また芝刈機の重心位置を低めて安定な
機械走行を得させるように図ってあるトランスミッショ
ン、に関するものである。
【0002】
【発明の背景】歩行型自走式芝刈機は一般に、刈刃収容
区画及びトランスミッション収容区画を含む車両機枠、
該車両機枠上に設置され鉛直下方向きの出力軸を有する
エンジン、上記刈刃収容区画内に配置されエンジンによ
って駆動される刈刃、左右の駆動車輪、及び上記トラン
スミッション収容区画内に配置されエンジンにより動力
を供給されて左右の駆動車輪を駆動するトランスミッシ
ョンを、備えたものに構成されている。エンジン出力軸
からのトランスミッションへの入力伝動はベルト・プー
リ機構によるのが一般的であり、トランスミッションは
一般に、ミッションケースから上方向きに突出し上端に
入力プーリを装着してある鉛直な入力軸を有する。また
トランスミッションは、ミッションケースから左右に延
出して左右の駆動車輪を駆動する水平な車軸も含む。
【0003】鉛直な入力軸と横向きの車軸とを減速連動
連結するためには、例えば実公平6−47221号公報
(第3,4図参照)に開示されているように傘歯車機構
による場合と、例えば米国特許No.4,117,65
2とかヨーロッパ特許公開公報No.0609185A
1に開示されているようにウォームギヤ機構による場合
とがある。
【0004】このうち傘歯車機構による場合は、鉛直な
入力軸上の小傘歯車と水平な車軸上の大傘歯車とを互い
に噛合せることから入力軸と車軸とを、これらの軸の軸
線同士が互いに直交することとなる配置で設けなければ
ならない。したがって入力軸を車軸方向に延長するとす
れば車軸と干渉することになるから、そのような延長を
行って車軸よりも上方の位置だけでなく下方の位置でも
ミッションケースにより入力軸の支持を行う両持ち支持
構造を採用することはできない。このため入力軸をミッ
ションケースの頂壁にのみ支持させる片持ち支持構造が
採用され、本構造による場合の入力軸の軸受部のスパン
は、ベルトから入力軸に加わるテンションに対抗して入
力軸を安定支持するため、長尺となる。このことは全体
としてみたミッションケースの上下幅が大きくされ、入
力軸上端の入力プーリのレベルがそれだけ高くされるこ
とを意味し、それによってはエンジン出力軸の出力プー
リのレベルも高くされ、エンジンのレベルが高められる
こととなって、芝刈機の重心位置が高くされ安定した機
械走行性が害されることになる。
【0005】これに対しウォームギヤ機構による場合
は、鉛直な入力軸を水平な車軸から前後方向で大きく距
てて配置し、入力軸上のウォームを車軸上のウォームホ
ィールに対し噛合せることから、入力軸を下方向きに延
長することで車軸との干渉は起きず、したがって入力軸
は上下の2箇所でミッションケースに両持ち支持させる
構造が採用されている。しかしこの構造によると入力軸
と車軸間の間隔からして、ミッションケースの前後幅が
大きくなる不具合がある。またウォームギヤ機構は周知
のように、伝動効率が比較的低くすべりによる発熱が比
較的大である難点を有する。
【0006】したがってこの発明の主たる目的とすると
ころは歩行型自走式芝刈機において、入力軸を安定に支
持しつつ上下幅と前後幅を共に圧縮されている、コンパ
クトなトランスミッションを提供するにある。
【0007】付随する目的は、高い伝動効率を維持して
発熱を抑制するように図ってある新規なトランスミッシ
ョンを、提供することにある。
【0008】他の付随する目的は入力軸と車軸間を断接
するためのクラッチを、コンパクトさを犠牲にすること
なく組込んである新規なトランスミッションを、提供す
るにある。
【0009】
【発明の要約】この発明は刈刃収容区画6及びトランス
ミッション収容区画7を含む車両機枠1、該車両機枠1
上に設置され鉛直下方向きの出力軸9を有するエンジン
8、上記刈刃収容区画6内に配置され該エンジン8によ
って駆動される刈刃10、左右の駆動車輪3、及び上記
エンジン8により動力を供給されて該駆動車輪3を駆動
するトランスミッション11を備えた歩行型自走式作業
車におけるトランスミッションに係る。
【0010】この発明に従ったトランスミッションは、
上記トランスミッション収容区画7内に配置されたケー
シング12、該ケーシング12内で回転可能に支持さ
れ、ケーシング12から左右に延出して左右の駆動車輪
3を駆動する水平な車軸18、及びケーシング12内か
ら突出させた上端部に入力プーリ14を装着してある鉛
直な入力軸13を、備える。入力軸13は特に、ケーシ
ング12の頂壁12a及び底壁12bに回転可能に支持
され、車軸18の至近位置で該車軸と交差するように配
置される。そのような入力軸13と車軸18間を連動連
結するためにこの発明は、入力軸13上に設置したハイ
ポイド小歯車27と車軸18上に設置し該小歯車27に
対し噛合せたハイポイド大歯車29とを含むハイポイド
ギヤ伝動機構26を、用いる。
【0011】互いに直交する方向でその間に間隔をおい
て交差し合う2回転軸間を連動連結するためのギヤ伝動
機構として、ハイポイドギヤ伝動機構は一般にウォーム
ギヤ伝動機構と対比し、すべりが少なくて伝動効率が高
く、同伝動効率は2回転軸間の間隔を小さくしその間の
オフセット量を小さくするほど、ハイポイド小歯車とハ
イポイド大歯車間のすべりがますます少なくされてより
高められる。そして鉛直な入力軸と水平な車軸間を連動
連結するのにハイポイドギヤ伝動機構を用いれば、入力
軸を車軸と干渉を生じることなしに交差させ得ることに
なる。この発明はこれらの点に着眼し、鉛直な入力軸1
3を水平な車軸18の至近位置で該車軸18と交差させ
た配置で設けて、入力軸13の安定支持のために該入力
軸をケーシング12の頂壁12a及び底壁12bにより
両持ち支持させる構造とし、入力軸13と車軸18間を
ハイポイドギヤ伝動機構26によって連動連結した。
【0012】ケーシング12による入力軸13の両持ち
支持構造を採用したことにより、該入力軸13は上端の
入力プーリ14を介して加わるベルトのテンションに対
抗して安定に支持され、このため従来の傘歯車機構によ
る場合のように入力軸片持ち支持のための軸受部のスパ
ンを大きく設定する必要が無くされる。したがってケー
シング12ないしトランスミッション11の上下幅が圧
縮され、入力プーリ14のレベルが下げられてエンジン
8のレベルも下げられることになり、芝刈機の重心位置
が低められて安定した走行性能が確保される。また従来
のウォームギヤ伝動機構による場合と対比すると、入力
軸13と車軸18とを前後方向で大きく距てて配置する
必要が無くされ、実際に伝動効率を低下させる、そのよ
うな配置を避けて入力軸13を車軸18の至近位置で該
車軸と交差させているから、ケーシング12ないしトラ
ンスミッション11の前後幅が大きく圧縮される。
【0013】したがってこの発明によればトランスミッ
ション11を、上下幅及び前後幅を圧縮したコンパクト
なものとでき、それによって車両機枠1を、トランスミ
ッション収容区画7の容積を小さくした小型のものとで
き、それでありながら芝刈機の安定した走行性能を確保
できることになる。ハイポイドギヤ伝動機構26により
入力軸13と車軸18間での高い伝動効率が保証されロ
ス馬力が少なくされると共に、発熱が抑制されることか
らケーシング12を、低コストで製作できるプラスチッ
ク製のものとすることも可能である。
【0014】芝刈機を引張って後退させるとか大きな旋
回半径で旋回させるときとかは、そのための操作抵抗を
減らすため駆動車輪3が自由に回転できることとするク
ラッチを設けておくのが望ましい。そこでこの発明は、
前記ハイポイド大歯車29を車軸18上に相対回転可能
に設置し、該大歯車29をはさんで入力軸13の反対側
で車軸18上に可動クラッチ金物33を、摺動可能及び
相対回転不能に設置して、該クラッチ金物33の摺動変
位により入り切りされて車軸18に対する動力伝動を入
断するクラッチ32を設けることも、提案するものであ
る。かかるクラッチ32は、入力軸13及びハイポイド
ギヤ伝動機構26に制約されることなく可動クラッチ金
物33を、所望の任意の形状のものに設計して設け得、
かつ、車軸18上で、ハイポイドギヤ伝動機構26のギ
ヤ噛合い部を避けた配置で設置されたものであって、ト
ランスミッションのコンパクトさを犠牲にすることがな
い。
【0015】上記したクラッチ32は、前記大歯車29
に形成した第1の摩擦面29aと前記可動クラッチ金物
33に形成した第2の摩擦面33aとを有する摩擦クラ
ッチに構成するのが、好ましい。この摩擦クラッチ32
は大径のハイポイド大歯車29の歯部反対側の面を利用
して、大面積の摩擦面を有する、車軸18の軸線方向で
コンパクトでありながら大容量であるものに構成でき
る。したがってクラッチ32による高い伝動効率が確保
されると共に、摩擦クラッチは自在に半クラッチ状態と
できることから、芝刈機の発進時に同クラッチ32を半
クラッチ状態を経て係合させることでスムーズな車両発
進を得るとか、芝刈機の走行中に必要に応じ半クラッチ
状態を得て車速を適宜に減速するとかも、行えることに
なる。
【0016】入力軸13と車軸18間のオフセット量を
大きく減らしてハイポイドギヤ伝動機構26の伝動効率
を一層向上させるためには、該入力軸13と車軸18と
の交差部で、これらの両軸13,18のうちの少なくと
も一方の軸に外径縮小部13a,18aを設けるのがよ
い。
【0017】またこの発明は前記入力軸13を、一端部
に前記ハイポイド小歯車27を一体形成してある第1の
軸部13Aとこの第1の軸部とは別形成して該軸部13
Aに対して結合してある第2の軸部13Bとから構成す
ることも、提案するものである。第1の軸部13Aに一
体形成するハイポイド小歯車27は入力軸13に安定支
持されたものとなるから、入力軸上にキー止め等で設け
る別体のハイポイド小歯車と対比して小径のものとで
き、それによってハイポイドギヤ伝動機構26による減
速比を高めることを可能とする。また同小歯車27が安
定支持されることから逆に入力軸13を小径としても差
支えなく、そうすることで入力軸13を車軸18に対し
より近接させてその間のオフセット量を減らし、ハイポ
イドギヤ伝動機構26の伝動効率をより高めることがで
きる。
【0018】この発明の他の特徴と長所は、添付図面を
参照して行う以下の説明から明瞭に理解できる。
【0019】
【実施例】図1,2は、この発明に従ったトランスミッ
ションを装備する歩行型自走式芝刈機を示している。こ
の芝刈機はデッキ状のものに形成された車両機枠1を有
し、該機枠1の前端部には左右1対の遊転自在な前輪2
を、また後端部には駆動車輪としての左右1対の後輪3
を、それぞれ装備させてある。左右の後輪3は、機枠1
に取付けた左右の支軸4に回転自在に支持させてある。
機枠1に取付けて後上方向きに延出させた操縦ハンドル
5を、設けてある。
【0020】機枠1は下端開放のものに形成され、その
内部は内部の仕切り壁部1aによって、前方側の前後幅
大な刈刃収容区画6と後方側の前後幅小なトランスミッ
ション収容区画7とに区画されている。駆動源であるエ
ンジン8は刈刃収容区画6の中心部上方で機枠1上に設
置され、該区画6内に臨ませてある鉛直下方向きの出力
軸9を有する。刈刃収容区画6内には刈刃10が配置さ
れ、この刈刃10は出力軸9の下端に取付けることによ
って、エンジン出力軸9により直接に回転駆動を受ける
ものとされている。
【0021】トランスミッション収容区画7内にはトラ
ンスミッション11が配置され、このトランスミッショ
ン11は図示のように上下のケース半部を接合してなる
ケーシング12を有する。ケーシング12内から上方向
きに突出させた鉛直な入力軸13が設けられ、この入力
軸13は上端に入力プーリ14を装備している。エンジ
ン出力軸9上には刈刃10の上方側で出力プーリ15を
固定設置してあり、プーリ14,15間に、仕切り壁部
1aの透孔17内を通過させたベルト16を巻回して、
出力軸9により入力軸13を回転駆動することとしてあ
る。ケーシング12内から左右に延出させた車軸18を
設けてあって、該車軸18はその両端にピニオン19を
有する。左右の後輪3はその車輪リムの内周面上に内歯
20を有し、ピニオン19を該内歯20に対し噛合せ
て、車軸18により左右の後輪3を減速回転駆動するこ
ととしてある。
【0022】図3−6が第1の実施例に係るトランスミ
ッション11を示している。図3−5に示すように前記
入力軸13は車軸18の前方側で該車軸18に近接位置
させて配置され、ケーシング12の内底面付近まで延び
る長さのものに形成されていて、ケーシング12の頂壁
12aと底壁12bとにそれぞれ、ボールベアリング2
2,23を介して回転自在に支持されている。ボールベ
アリング22,23は、ブッシング又は頂壁12a及び
底壁12bに一体形成したベアリング面等の他の軸受手
段に置換えてもよい。車軸18はケーシング12の上下
のケース半部の接合面に形成した抱持部に、ケーシング
12の左右の内壁面に当てた環状フランジを有する左右
のブッシング24を介して回転自在に支持されている。
ブッシング24も、他の適当な軸受手段に置換すること
ができる。垂直な入力軸13と水平な車軸18は互いに
極力近接させて配置してあり、図例ではこれらの軸1
3,18の交差部で該各軸13,18に外径縮小部13
a,18aを形成して、該両軸13,18間のオフセッ
ト量e(図4,5)を極力小さくしてある。
【0023】入力軸13と車軸18間は、ハイポイドギ
ヤ伝動機構26によって連動連結してある。この伝動機
構26は入力軸13上にキー28止めして設けたハイポ
イド小歯車27、及び車軸18上に1対の止め輪30に
より軸線方向変位を阻止して遊嵌設置したハイポイド大
歯車29を備える。小歯車27はケーシング12内の上
端部で入力軸13上に設置され、図示のように大歯車2
9の上方側歯部に噛合わされている。
【0024】車軸18に対し大歯車29を選択的に結合
するために、クラッチ32を設けてある。このクラッチ
32は図3,4,6に示すように、大歯車29をはさん
で入力軸13の反対側で車軸18上に設置した可動クラ
ッチ部材33を有する。該クラッチ部材33はその内面
に形成した、直径方向で対向配置の1対の軸線方向の溝
穴34に、車軸18に植設したピン35の両端部を臨ま
せることにより、車軸18に対し摺動可能ではあるが相
対回転不能とされている。大歯車29にはその歯部の反
対側の面でコーン状の摩擦面29aを形成してあり、該
摩擦面29aに対し摩擦係合可能なコーン状の摩擦面3
3aを、可動クラッチ部材33に形成してある。車軸1
8上にはさらにスラストベアリング36を摺動可能に設
けてあって、可動クラッチ部材33は前記した1対の止
め輪30のうちの一側の止め輪30に基端を受けさせて
車軸18上に設け該クラッチ部材33に作用させてある
コイルスプリング37によって、両摩擦面29a,33
aの係合が解除される向きに移動付勢され、スラストベ
アリング36に対し接当することとされている。なお車
軸18上には他1個のスラストベアリング38を、一側
のブッシング24に対し接当させその反対方向への変位
を規制して設けてあり、車軸18に加わる軸線方向スラ
ストを該ベアリング38及びブッシング24を介してケ
ーシング12に受けさせることとしてある。
【0025】図4,6に示すようにケーシング12内に
は、可動クラッチ部材33の反対側からスラストベアリ
ング36に対し接当するフォーク部材40を設けてあ
る。このフォーク部材40は板金製のものであって上下
端で、ケーシング12の頂壁12a及び底壁12bにそ
れぞれ、円形外面を有する受け具41,42を介して該
受け具41,42と共に回転変位可能に支承されてい
る。上方側の受け具41はケーシング12外に突出させ
てあり、その上端には図1に示すクラッチアーム43を
取付けてある。操縦ハンドル5にはクラッチレバー44
を回動可能に付設してあり、クラッチアーム43は該ク
ラッチレバー44に対し、クラッチレバー44が操縦ハ
ンドル5と共に握られると緊張する操作ケーブル45を
介して接続されている。
【0026】以上によりクラッチ32は常時はコイルス
プリング37による可動クラッチ部材33の移動付勢に
よって該クラッチ部材33の摩擦面33aが大歯車29
の摩擦面29aとの摩擦係合を解除されて非係合状態に
あり、図1のクラッチレバー44が操縦ハンドル5と共
に握られ、それにより操作ケーブル45を介しクラッチ
アーム43が回動せしめられフォーク部材40が回動さ
れて、スラストベアリング36が可動クラッチ部材33
向きに摺動され該クラッチ部材33を押して、摩擦面3
3aを摩擦面29aに対し摩擦係合させるとクラッチ係
合する、いわゆるデッドマン・タイプのクラッチに構成
されている。クラッチレバー44の握りを加減して車軸
18上での可動クラッチ部材33の摺動変位量、したが
って摩擦面33aの摩擦面29aに対する押付け力を適
宜に規制することにより、クラッチ32の任意の半クラ
ッチ状態を得ることもできる。
【0027】図1に図示の芝刈機を発進させるときはク
ラッチレバー44を解放した状態でエンジン8を始動
し、クラッチレバー44を徐々に握ることによりクラッ
チ32を半クラッチ状態を経て係合させ、スムーズな車
両発進を得ることができる。入力軸13と車軸18とを
極力近接配置しその間のオフセット量e(図4,5)を
極力小さくし、ウォームギヤ機構よりも元々ずっと伝動
効率の高いハイポイドギヤ伝動機構26を採用したこと
により、該伝動機構26によって入力軸13と車軸18
間の高い伝動効率が与えられ、ロス馬力が少ないと共に
発熱が大きく抑制される伝動が達成される。芝刈機を大
きく旋回させたい場合とか引張って後退させようとする
ときは、クラッチ32を一旦切ることで、事後の操作を
容易に行える。
【0028】図7は第2の実施例を示し、本実施例では
トランスミッション11の入力軸13を、上方側の第1
の軸部13Aと下方側の第2の軸部13Bとに分割形成
している。第1の軸部13Aをケーシング12の上方へ
突出させて上端に入力プーリ14を装着すると共に、該
第1の軸部13Aの下端部にハイポイド小歯車27を一
体形成している。第1の軸部13Aの下端面には穴50
を形成してあり、この穴50に嵌合させるピン部51
を、第2の軸部13Bの上端面に一体形成している。第
1及び第2の軸部13A,13Bは穴50に対するピン
部51の圧力嵌め、同圧力嵌めに加えての溶接又は独立
した溶接、その他の適宜の手段によって互いに結合して
ある。そしてそのように結合してなる入力軸13は、第
1の実施例の場合と全く同様にして、ケーシング12の
頂壁12a及び底壁12bに回転自在に支持させてあ
る。第2の実施例の他の部分は、第1の実施例の対応す
る部分と等しく構成されている。
【0029】図7に示した第2の実施例によるとハイポ
イド小歯車27を第1の軸部13Aに一体形成している
ことから、該小歯車27を第1の実施例におけるよりも
小径のものとでき、ハイポイドギヤ伝動機構26の減速
比を高めることができる。一体形成のハイポイド小歯車
27は入力軸13上での支持が安定するから逆に入力軸
13を、第1の実施例の場合よりも小径として差支えな
い。小径の入力軸13及びハイポイド小歯車27によっ
て入力軸13と車軸18とのオフセット量が小さくされ
るから、ハイポイドギヤ伝動機構26の伝動効率が高め
られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を装備した歩行型自走式芝刈機を
示す模式的な斜視図である。
【図2】図1の芝刈機の一部省略縦断側面図である。
【図3】図1,2に示されているトランスミッションの
縦断正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った横断平面図である。
【図5】図4のV−V線にほぼ沿った断面図である。
【図6】図4のVI−VI線にほぼ沿った断面図である。
【図7】図3に類似の縦断正面図で、第2の実施例を示
している。
【符号の説明】
1 車両機枠 3 後輪(駆動車輪) 6 刈刃収容区画 7 トランスミッション収容区画 8 エンジン 9 出力軸 10 刈刃 11 トランスミッション 12 ケーシング 12a 頂壁 12b 底壁 13 入力軸 13a 外径縮小部 13A 第1の軸部 13B 第2の軸部 14 入力プーリ 18 車軸 18a 外径縮小部 22,23 ボールベアリング 26 ハイポイドギヤ伝動機構 27 小歯車 29 大歯車 29a 摩擦面 32 クラッチ 33 可動クラッチ部材 33a 摩擦面 34 溝穴 35 ピン 36 スラストベアリング 37 コイルスプリング 40 フォーク部材 43 クラッチアーム 44 クラッチレバー 45 操作ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−219816(JP,A) 特開 平6−219293(JP,A) 特開 平6−135249(JP,A) 米国特許4689939(US,A) 米国特許4841794(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/76

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈刃収容区画(6)及びトランスミッシ
    ョン収容区画(7)を含む車両機枠(1)、該車両機枠
    上に設置され鉛直下方向きの出力軸(9)を有するエン
    ジン(8)、上記刈刃収容区画内に配置され該エンジン
    によって駆動される刈刃(10)、左右の駆動車輪
    (3)、及び上記エンジンにより動力を供給されて該駆
    動車輪を駆動するトランスミッション(11)を備えた
    歩行型自走式芝刈機において、上記トランスミッション
    が、 上記トランスミッション収容区画(7)内に配置された
    ケーシング(12)、 該ケーシング内で回転可能に支持され、ケーシングから
    左右に延出して上記左右の駆動車輪(3)を駆動する水
    平な車軸(18)、 上記ケーシングの頂壁(12a)及び底壁(12b)に
    回転可能に支持され、ケーシング内から突出させた上端
    部に入力プーリ(14)を装着してある鉛直な入力軸
    (13)であって、上記車軸の至近位置で該車軸と交差
    する入力軸(13)、及び上記した入力軸と車軸間を連
    動連結するためのハイポイドギヤ伝動機構(26)であ
    って、入力軸上に設置された小歯車(27)と車軸上に
    設置され該小歯車に対し噛合せてある大歯車(29)と
    を含むハイポイドギヤ伝動機構(26)、を備えている
    トランスミッション。
  2. 【請求項2】 前記大歯車(29)を前記車軸(18)
    上に相対回転可能に設置し、該大歯車をはさんで前記入
    力軸(13)の反対側で車軸上に摺動可能及び相対回転
    不能に設置した可動クラッチ部材(33)を含む、車軸
    に対する大歯車の選択的結合用のクラッチ(32)を設
    けてある請求項1のトランスミッション。
  3. 【請求項3】 前記クラッチ(32)を、前記大歯車
    (29)に形成した第1の摩擦面(29a)と前記可動
    クラッチ部材(33)に形成した第2の摩擦面(33
    a)とを有する摩擦クラッチに構成してある請求項2の
    トランスミッション。
  4. 【請求項4】 前記した入力軸(13)と車軸(18)
    との交差部で、これらの両軸のうちの少なくとも一方の
    軸に外径縮小部(13a,18a)を設けてある請求項
    1のトランスミッション。
  5. 【請求項5】 前記入力軸(13)を、一端部に前記小
    歯車(27)を一体形成してある第1の軸部(13A)
    とこの第1の軸部とは別形成して該軸部に対し結合して
    ある第2の軸部(13B)とから構成してある請求項1
    のトランスミッション。
JP31759895A 1995-10-11 1995-11-10 歩行型自走式芝刈機のトランスミッション Expired - Fee Related JP3263707B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31759895A JP3263707B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 歩行型自走式芝刈機のトランスミッション
US08/706,796 US5778645A (en) 1995-10-11 1996-09-03 Transmission for self-propelled walking mowers
IT96MI002263A IT1287118B1 (it) 1995-11-10 1996-10-31 Trasmissione per falciatrice a mano semovente
FR9613572A FR2740940B1 (fr) 1995-11-10 1996-11-07 Transmission pour tondeuse a gazon autopropulsee

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31759895A JP3263707B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 歩行型自走式芝刈機のトランスミッション

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09131114A JPH09131114A (ja) 1997-05-20
JP3263707B2 true JP3263707B2 (ja) 2002-03-11

Family

ID=18090007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31759895A Expired - Fee Related JP3263707B2 (ja) 1995-10-11 1995-11-10 歩行型自走式芝刈機のトランスミッション

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5778645A (ja)
JP (1) JP3263707B2 (ja)
FR (1) FR2740940B1 (ja)
IT (1) IT1287118B1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2801951B1 (fr) * 1999-12-07 2002-01-04 France Reducteurs Sa Transmission pour engin autotracte et engin roulant autotracte, en particulier tondeuse a gazon
US6701700B2 (en) * 2000-07-10 2004-03-09 Stephen Timothy Keane Lawnmower-attached edge trimmer apparatus
AUPR099800A0 (en) * 2000-10-24 2000-11-16 Rover Mowers Limited Improvements in self drive assembly for lawn mowers
FR2824376B1 (fr) * 2001-05-04 2003-07-04 Commerciale Et D Engineering S Transmission de vitesse pour tondeuse a gazon automotrice et tondeuse equipee d'une telle transmission
US6848523B2 (en) * 2001-05-23 2005-02-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Walk-behind working machine
US6679036B2 (en) * 2001-10-15 2004-01-20 Shunchi Crankshaft Co., Ltd. Drive gear shaft structure of a self-moving type mower
US7047713B2 (en) * 2004-01-22 2006-05-23 Deere & Company Low profile gearbox housing
US8047938B2 (en) * 2006-02-16 2011-11-01 Kaaz Corporation Transmission device of walking type self-traveling lawn mower
WO2007139469A1 (en) * 2006-05-26 2007-12-06 Leif Persson Power transmission for a lawn mower and a lawn mower provided with such a transmission
EP2099281A4 (en) * 2007-01-12 2011-11-02 Husqvarna Ab ADJUSTABLE DRIVE AXLE FOR A LAWNMOWER, CHASSIS FOR A LAWNMOWER, METHOD FOR MOUNTING A LAWNMOWER AND FOR ADJUSTING THE DRIVE AXLE
CN101554111B (zh) * 2008-04-07 2011-04-20 北京林业大学 沙地步进式割灌木机
CN101611675B (zh) * 2009-07-13 2012-05-02 常州市乾乾工具有限公司 电动独立行走割草机
FR2967738B1 (fr) * 2010-11-22 2012-12-07 France Reducteurs Dispositif de transmission pour engin automoteur et engin automoteur equipe d'une telle transmission
CN102349396A (zh) * 2011-08-30 2012-02-15 福建省晋江市三力机车有限公司 一种自走式割草机的离合传动装置
JP6230642B2 (ja) * 2016-03-17 2017-11-15 本田技研工業株式会社 歩行型芝刈機
CN109808789A (zh) * 2017-11-21 2019-05-28 富泰华工业(深圳)有限公司 轮式移动机器人的防走偏装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4117652A (en) * 1976-09-30 1978-10-03 The J. B. Foote Foundry Co. Transmission for self-propelled, walking lawn mowers
FR2520970B1 (fr) * 1982-02-08 1987-01-30 Kuhn Sa Faucheuse rotative avec arbre de transmission perfectionne et procede de realisation de cet arbre
FR2582381B1 (fr) * 1985-05-24 1987-11-13 Cambier Ernest Carter etanche de boitier reducteur
US4689939A (en) * 1985-06-20 1987-09-01 Outboard Marine Corporation Operator presence control for self-propelled implements
JPH0432904Y2 (ja) * 1987-06-10 1992-08-07
JPH0626762Y2 (ja) * 1987-06-10 1994-07-20 株式会社神崎高級工機製作所 歩行型芝刈機の走行装置
JPH0450539A (ja) * 1990-06-18 1992-02-19 Nissan Motor Co Ltd 後輪駆動車用トランスアクスル
KR950009305B1 (ko) * 1992-03-14 1995-08-19 주식회사에스·케이·씨 액상 폴리에스터(polyester polymer) 여과용 드럼필터의 세척장치 및 세척방법
IT229584Y1 (it) * 1993-01-26 1999-01-29 Soldavini Teodoro Gruppo perfezionato di riduzione della trasmissione particolarmente adatto per essere applicato a rasaerba semoventi rotativi

Also Published As

Publication number Publication date
IT1287118B1 (it) 1998-08-04
FR2740940A1 (fr) 1997-05-16
JPH09131114A (ja) 1997-05-20
ITMI962263A1 (it) 1998-05-01
US5778645A (en) 1998-07-14
FR2740940B1 (fr) 2000-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3263707B2 (ja) 歩行型自走式芝刈機のトランスミッション
EP1864564B1 (en) Variable speed transmission twist control apparatuses and methods for self-propelled mowing machine
JPH0717571Y2 (ja) 歩行型芝刈機の走行装置
US8297386B2 (en) Work vehicle
JPH0834251A (ja) 作業車用トランスミッション
JPH0432904Y2 (ja)
US5850758A (en) Transmission for self-propelled walking lawn mowers
US4209964A (en) Two-speed forward and reverse self-propel system for walk-behind mowers
US20020170209A1 (en) Self-propelled, single-stage snow thrower
JP5200041B2 (ja) 歩行型草刈機
WO2002011519A1 (fr) Transmission pour motoculteurs
JPH06296401A (ja) 正逆転作業機
CA2044754A1 (en) Side shifting mechanism for transaxle
JP4382969B2 (ja) クラッチ機構
JP3022214B2 (ja) 動力伝達機構
JP4474793B2 (ja) 走行装置
EP0858731B1 (en) Transmission for self-propelled walking lawn mowers
JP3507446B2 (ja) 作業車両の走行装置
JP4691832B2 (ja) コンバイン
JP2672742B2 (ja) 作業車輌
JP3420358B2 (ja) 正逆転作業機
JPH0618825Y2 (ja) 自走式作業車の走行装置
JP3125315B2 (ja) 草刈機
JPH0465643B2 (ja)
JP3515951B2 (ja) 不整地走行車の変速操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees