JP3262871B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
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Description
ヤ関し、特にウェット性能を悪化させることなく車外騒
音を低減する乗用車用空気入りラジアルタイヤに関す
る。
外騒音規制が益々厳しくなってきている。一方、車両の
高性能化に対応して、乗用車用の空気入りラジアルタイ
ヤでは偏平化が進み、それに伴ってトレッドが広幅化し
ている。しかし、周知の通りタイヤの広幅化は車外騒音
を悪化させるため、上述した騒音規制に対応することが
非常に難しくなっている。
は、その排水性を良好にするため、トレッド面にタイヤ
周方向に延びる複数本の直線状主溝を設けるようにした
ものがある。このようなトレッドパターンを有する空気
入りタイヤでは、タイヤ回転時に主溝と接地面との間に
閉じ込められた空気が振動して気柱共鳴音を発生するた
め、その気柱共鳴音が車外騒音の主たる要因になってい
る。
狭くすれば下げることができるが、主溝幅を狭くする
と、主溝本来の特性である排水性が低下するため、タイ
ヤのウェット性能、特にウェットコーナリング特性の低
下を招くことになる。したがって、このようにタイヤ周
方向に直線状主溝を配置するトレッドパターンを有する
タイヤでは、車外騒音特性とウェット性能との改善は互
いに相反する関係にあり、これらを両立させる方法は見
出されていなかった。
のようにタイヤ周方向に複数本の直線状主溝を配置した
タイヤにおいて、主溝に基づく本来のウェット性能を低
下させることなく、車外騒音を低減可能にする空気入り
ラジアルタイヤを提供することにある。
明は、トレッド面にタイヤ周方向に延びる複数本の直線
状主溝を配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、少
なくとも接地面内に存在する前記直線状主溝の何れか一
つの主溝の溝壁に、横断面では溝底から溝壁の途中まで
突出し、溝の長手方向には主溝と平行に連続的に延びる
凸部を設け、該凸部を設けた主溝の溝幅Wと溝深さDと
の積Sに対する前記凸部の溝底からの高さaと突出幅b
との積Saを、 0.1≦Sa /S≦0.35にし、かつ前記凸部の高さaの主溝の溝深さDに対する
比a/Dを 、0.3<a/D<0.7 にしたことを特徴とするものである。
状主溝を設けたタイヤが接地回転するときに発生する気
柱共鳴音について詳細に検討した結果、主溝断面積を減
少させれば気柱共鳴音を低減できることを知見した。し
かし、主溝幅の減少や主溝深さの減少により主溝断面積
を減少させた場合、ウェット性能等が悪化してしまう。
従って、さらに主溝形状と気柱共鳴音との関係について
検討した結果、主溝断面形状を工夫することにより気柱
共鳴音を効果的に低減し得ることを知見した。
くとも接地面内に1箇所の直線状主溝内の溝壁に横断面
では溝底から溝壁の途中まで突出し、溝の長手方向には
主溝と平行に連続的に延びる凸部を設けると共に、その
断面積を所定範囲内にすることにより主溝内の通気量を
制限することによってタイヤ接地回転時に主溝の排水性
を犠牲にしない範囲で、主溝内空気の振動を小さくする
ようにしたのである。以下、本発明を図面に示す実施例
を参照して説明する。
ジアルタイヤのトレッドパターンである。トレッド表面
には、4本の直線状の主溝1がタイヤ周方向に沿って設
けられ、そのトレッド中央部CLには2本の主溝1の間
にセンターリブ2が形成されている。このセンターリブ
2には左右両側にラグ溝5が設けられている。また、左
右両側のショルダー部には、主溝1と副溝3で区分され
たブロック4が形成され、2列のブロック列が形成され
ている。
ンターリブ2の片側に隣接する主溝1の溝壁には、その
溝方向に沿って溝壁から突出する凸部20が設けられて
いる。この凸部20は、図2に示すように、主溝1の溝
底からの高さaが溝深さDよりも小さく、かつ突出幅b
が溝幅Wよりも小さく形成されている。センターリブ2
には、必要によりラグ溝5を設け、ウェット性能を確保
するようにすることができる。
突出幅bとの積Sa が主溝1の幅Wと溝深さDとの積S
の0.1倍以上、0.35倍以下の大きさになるように
設定されている。また、凸部20の高さaは、主溝1の
溝深さDに対し、0.3<a/D<0.7の範囲にして
ある。このように主溝1の溝幅Wや溝深さDを、従来タ
イヤに使用されている大きさにしながら、溝壁面に対
し、その溝壁から突出する凸部20をSa /S=0.1
〜0.35となるように設けたため、トレッド面の主溝
1の溝幅Wを狭めることなく溝内の通気量を制限するこ
とにより、車外騒音の低減に寄与することができる。
ように、両側の溝壁に沿って設けてもよい。主溝1の両
溝壁に設ける場合は、図3のように、両側の凸部20の
高さa1,a2 と突出幅b1,b2 を同一にしてもよく、或
いは図4のように、両側の凸部20の高さa1,a2 又は
突出幅b1,b2 を互いに異ならせるようにしてもよい。
この凸部20は、直線状の主溝1の長手方向に沿って平
行に連続するように設けられている。上述した本発明
は、特に偏平ラジアルタイヤに適用する場合に効果が顕
著であり、その偏平率として65%以下のラジアルタイ
ヤに適用するのがよい。
V、トレッドパターンを図1にし、かつ主溝の溝幅Wを
10mm、溝深さDを8mmにする点を互いに同一に
し、その主溝の溝幅Wと溝深さDの積S=80mm2 に
対する凸部の高さaと突出幅bの積Sa の比Sa /S
を、それぞれ0,0.1,0.2,0.3,0.4,
0.5及び0.6となるように変えた7種類の乗用車用
空気入りラジアルタイヤを製作した。なお、Sa /S=
0は、凸部を設けない従来タイヤに相当する。
定方法により車外騒音とウェット性能とを測定したとこ
ろ、図5のグラフに示す結果を得た。この図5からSa
/Sを、0.1〜0.35の範囲にすることにより、ウ
ェット性能を維持しながら車外騒音を低減することがで
きることが判る。車外騒音 :JASO C−606に規定されている方法
に準じて、16×7・1/2JJのリムにリム組みし、
226kPa(2.30kgf/cm2 )の空気圧を充
填したテストタイヤを排気量3000ccの車両に装着
し、10kmの区間を60km/hの速度で通過する際
の音圧レベル(dB)を、車両から7.5m、路面から
1.2mの高さに配置したマイクにより測定した。測定
結果は、凸部を設けない従来タイヤの音圧レベルの逆数
を基準(100)とする指数で示した。この指数が大き
いほど車外騒音の低減効果が大きいことを示す。
したタイヤを装着した同一車両を、水深約1mmとなる
ように撒水したアスファルト路面上で操縦安定性試験を
行った時のウェットコーナリング性を5人のテストドラ
イバーによるフィーリングを10点法により測定し、そ
の平均値をもって評価した。点数が6点以上であれば実
用上合格とされている。
方向に延在する複数本の直線状主溝を配置した空気入り
ラジアルタイヤにおいて、少なくとも接地面内にある主
溝の何れか一つの主溝の壁面に一定の大きさの凸部を設
けたので、主溝幅を小さくすることなく溝内の空気移動
量を制約することによってウェット性能を維持しながら
タイヤ接地回転時の気柱共鳴音に起因する車外騒音を低
減することができる。
のトレッドパターンである。
る。
図である。
と主溝の溝幅Wと溝深さDとの積Sとの比Sa /Sと、
車外騒音及びウェット性能との関係を示すグラフであ
る。
の高さ b,b1,b2 凸部の突出幅
Claims (1)
- 【請求項1】 トレッド面にタイヤ周方向に延びる複数
本の直線状主溝を配置した空気入りラジアルタイヤにお
いて、 少なくとも接地面内に存在する前記直線状主溝の何れか
一つの主溝の溝壁に、横断面では溝底から溝壁の途中ま
で突出し、溝の長手方向には主溝と平行に連続的に延び
る凸部を設け、該凸部を設けた主溝の溝幅Wと溝深さD
との積Sに対する前記凸部の溝底からの高さaと突出幅
bとの積Saを、 0.1≦Sa /S≦0.35にし、かつ前記凸部の高さaの主溝の溝深さDに対する
比a/Dを 、0.3<a/D<0.7 にした空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33633592A JP3262871B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33633592A JP3262871B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06179308A JPH06179308A (ja) | 1994-06-28 |
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Family
ID=18298060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33633592A Expired - Fee Related JP3262871B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
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JP5667617B2 (ja) * | 2012-11-20 | 2015-02-12 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP6482395B2 (ja) | 2015-06-15 | 2019-03-13 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
CN110403460B (zh) * | 2018-04-26 | 2022-03-01 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 液体加热容器 |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP33633592A patent/JP3262871B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06179308A (ja) | 1994-06-28 |
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