JP3262498B2 - 車両スライド扉の凍結解除装置 - Google Patents

車両スライド扉の凍結解除装置

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JP3262498B2
JP3262498B2 JP21670796A JP21670796A JP3262498B2 JP 3262498 B2 JP3262498 B2 JP 3262498B2 JP 21670796 A JP21670796 A JP 21670796A JP 21670796 A JP21670796 A JP 21670796A JP 3262498 B2 JP3262498 B2 JP 3262498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両スライド扉の凍結
解除装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車体に設けたスライド扉に、前側
ッチ装置と、後側ラッチ装置と、前側の外に設けたア
ウターハンドルと、スライド扉の内に設けたインナー
ハンドルと、中継機構と、チャイルドロック手動レバー
と、キーシリンダーと、全開ストッパーとを設けたもの
は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のスライド扉
は、厳寒地域では、車体側に凍り付いて、開扉できない
ことがある。そこで、本発明は、簡易な方法で、凍り付
いた扉を開扉できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、スラ
イド扉2に、閉扉するとフルラッチとなって前記スライ
ド扉2を閉扉状態に保つ後側ラッチ装置4と、正逆転駆
動モーター14及び該正逆転駆動モーター14により軸
17を中心に回動する牽引回動片18とを有する凍結解
除駆動装置11と、回転すると車体1側に固定のストラ
イカ37を押圧することで前記スライド扉2を前記車体
1から開扉方向に移動させる係合体40を有し前記後側
ラッチ装置4とは別個の凍結解除装置12とを設け、前
牽引回動片18と前記係合体40とはワイヤー34で
直接又は間接的に連結して前記牽引回動片18が回転す
ると連動して前記係合体40も回転するようにした車両
スライド扉の凍結解除装置としたものである。また、前
記正逆転駆動モーター14のスイッチはアウターハンド
ル5に設けた車両スライド扉の凍結解除装置としたもの
である。また、前記凍結解除装置12は前記スライド扉
2の後側に設けた車両スライド扉の凍結解除装置とした
ものである。また、スライド扉2に、正逆転駆動モータ
ー14及び該正逆転駆動モーター14により軸17を中
心に回動する牽引回動片18及び後側ラッチ装置4のラ
チェットをラッチより離脱させる下側ラチェット解除レ
バー20とを有する凍結解除駆動装置11と、前記牽引
回動片18が回転すると連動して車体1側に固定のスト
ライカ37を開扉方向に押圧する係合体40を回転させ
る凍結解除装置12とを設け、前記牽引回動片18と前
記係合体40とはワイヤー34で直接又は間接的に連結
し、前記正逆転駆動モーター14で前記牽引回動片18
が回転するとまず前記後側ラッチ装置4のラチェットが
外れついで前記係合体40の回転により前記ストライカ
37を開扉方向に押圧するように構成した車両スライド
扉の凍結解除装置としたものである。また、前記スライ
ド扉2の前記正逆転駆動モーター14は前記車体側の
電源より車体側コネクターA及び扉側コネクターBを介
して通電されるようにした車両スライド扉の凍結解除装
置としたものである。また、スライド扉2に、正逆転駆
動モーター14と、該正逆転駆動モーター14で回転す
る駆動ギヤ15と、該駆動ギヤ15と係合軸17で軸
止した受動ギヤ16と、該受動ギヤ16の前記軸17に
軸止されている略短冊型の牽引回動片18と、該牽引
動片18に対して摺動自在である摺動回動片19と、該
摺動回動片19に設けられ前記受動ギヤ16のクラッチ
凹部26に対して継脱し前記回動片18に対して係合す
るピン25と、後側ラッチ装置4のラチェットをラッチ
より離脱させる下側ラチェット解除レバー20と、前記
スライド扉2に設けたアウターハンドル5かインナーハ
ンドル6を開扉操作すると回動して前記クラッチ凹部2
6に係合している前記ピン25を離脱させる上側復帰レ
バー21と、前記牽引回動片18が回転すると連動して
車体1側に固定のストライカ37を開扉方向に押圧する
係合体40を回転させる凍結解除装置12とを設け、前
牽引回動片18と前記係合体40とはワイヤー34で
直接又は間接的に連結した車両スライド扉の凍結解除装
置としたものである。また、前記凍結解除装置12に
は、バネ36の弾力に抗して回転する扇型レバー35を
設け、該扇型レバー35を介して前記係合体40は回転
するようにした車両スライド扉の凍結解除装置としたも
のである。また、前記アウターハンドル5か前記インナ
ーハンドル6の開扉操作により前記上側復帰レバー21
が回動して前記クラッチ凹部26から前記ピン25が離
脱すると、前記摺動回動片19及び前記牽引回動片18
は前記扇型レバー35の前記バネ36の弾力により元に
戻るようにした車両スライド扉の凍結解除装置の構成と
したものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車体、2は車体1に設けたスライド扉、3はスライ
ド扉2の前側に設けた前側ラッチ装置、4はスライド扉
2の後側に設けた後側ラッチ装置、5はスライド扉2の
前側の外に設けたアウターハンドル、6はスライド扉
2の内に設けたインナーハンドル、7はスライド扉2
の中間位置に設けた中継機構、8はチャイルドロック手
動レバー、9はキーシリンダー、10は全開ストッパ
ー、Aは車体側コネクター、Bは扉側コネクターであ
り、本発明は後述する凍結解除駆動装置11と凍結解除
装置12を設けたものである。
【0006】前記凍結解除駆動装置11は、図3に示し
たように、金属ベース13に正逆転駆動モーター14
と、該正逆転駆動モーター14で回転する駆動ギヤ15
と、該駆動ギヤ15と係合して該駆動ギヤ15により回
転させられる受動ギヤ16と、該受動ギヤ16の軸17
に長さ方向の中間位置を固定した略長四角状の短冊形の
牽引回動片18と、該牽引回動片18に対して摺動自在
である摺動回動片19と、前記後側ラッチ装置4のラチ
ェットをラッチより離脱させる下側ラチェット解除レバ
ー20と、前記アウターハンドル5またはインナーハン
ドル6に連結される上側復帰レバー21とを取付けてい
る。前記正逆転駆動モーター14に通電させるスイッチ
は、運転席のみでなく、スライド扉2の外のアウター
ハンドル5に取付る。
【0007】前記駆動ギヤ15は小径であり、これに噛
合う前記受動ギヤ16は前記駆動ギヤ15より大径であ
り、前記牽引回動片18は前記受動ギヤ16の軸17に
対して軸止され、前記牽引回動片18の側部に突設した
突片22と摺動回動片19の側部に設けた突片23との
間に引っ張りバネ24を設けて、摺動回動片19は常時
その一端(下端)に設けたピン25が軸17方向に上動
するように付勢される。26は前記受動ギヤ16の外周
に形成したクラッチ凹部で、該クラッチ凹部26に前記
ピン25が係合すると、前記摺動回動片19は前記受動
ギヤ16とともに軸17を中心に回転する。前記ピン2
5は前記牽引回動片18に設けた長孔27内にも係合し
ているから、摺動回動片19が回動するとピン25によ
牽引回動片18も回転する。
【0008】前記摺動回動片19のピン25の反対側
(上端側)には、前記上側復帰レバー21の弧状面28
に当接するコロ29を設ける。前記上側復帰レバー21
は軸30により前記金属ベース13に軸着され、前記摺
動回動片19の上方位置に設けられ、前記アウターハン
ドル5か前記インナーハンドル6を開扉操作すると回動
して、前記コロ29を押してクラッチ凹部26に係合し
ている前記ピン25をクラッチ凹部26から離脱させ
る。前記牽引回動片18の下端側には、前記下側ラチェ
ット解除レバー20の弧状面31に当接するコロ32が
設けられる。前記下側ラチェット解除レバー20は図2
において右端が金属ベース13に軸33で軸着されてい
る。
【0009】前記牽引回動片18のコロ32の反対側
(上端側)にはワイヤー34の一端が結合され、ワイヤ
ー34の他端は凍結解除装置12の扉型レバー35に連
結される。扉型レバー35にはバネ36が取付けられて
おり、扉型レバー35はバネ36の弾力で常時右転する
ように付勢される。前記牽引回動片18はバネ36の弾
力で常時左転するようになる。
【0010】前記凍結解除装置12には、閉扉で車体1
側に固定のストライカ37が前記凍結解除装置12の係
合溝38に係合したとき、段部39が前記ストライカ3
7に当接する係合体40を設ける。また、係合体40に
は、その一部に突起41を形成し、該突起41は上方に
突出させる。42は前記扉型レバー35を前記凍結解除
装置12のボディに軸着する軸で、前記軸42と前記扉
型レバー35は固定であり、前記軸42の他端(ボディ
の内側)には、第一リンク43の基部が固定され、前記
第一リンク43の先端には第二リンク44の基部が軸着
され、前記第二リンク44の先端にコロ45(図8では
省略)が設けられ、前記コロ45は前記係合体40の突
起41に当接する。
【0011】従って、前記正逆転駆動モーター14
電されて前記正逆転駆動モーター14により前記牽引
動片18が図2において右転すると、前記牽引回動片1
8によりワイヤー34を介して前記扉型レバー35を牽
引して回転させ、該扉型レバー35の回転により軸42
を介して第一リンク43を回転させ、第一リンク43の
回転で第二リンク44、コロ45を回動させ、コロ45
(第二リンク44で直接押してもよい)で突起41を押
して係合体40を回転させ、係合体40でストライカ3
7を押して開扉させる。
【0012】
【作用】次に作用を述べる。閉扉すると、前側ラッチ
置3及び後側ラッチ装置4はそれぞれフルラッチされ、
凍結解除装置12の係合溝38にストライカ37は係合
する。また、車体側コネクターAと扉側コネクターBは
接合し、車体側の電源より正逆転駆動モーター14
されて、駆動ギヤ15を介して受動ギヤ16を逆回転
させて図3の状態にする。なお、閉扉であって開扉では
ないから、全開ストッパー10は作用していない。この
閉扉状態で、凍結すると、スライドの周囲のクッシ
ョンゴムは車体の扉枠に凍り付き、アウターハンドル
5を引いて開扉しようとしても開扉できないことがあ
る。そのときは、任意の位置(実施例はアウターハンド
ル5に設けてある)に設けてあるスイッチをオンにする
と、正逆転駆動モーター14に通電して駆動ギヤ15を
正回転させ、駆動ギヤ15により受動ギヤ16を正回転
させ、受動ギヤ16のクラッチ凹部26にピン25が係
合している摺動回動片19を、図3の状態から右転させ
る。摺動回動片19が右転すると、摺動回動片19のピ
ン25は牽引回動片18の長孔27にも係合しているの
牽引回動片18を右転させ、図4の状態になる。する
と、牽引回動片18のコロ32は下側ラチェット解除レ
バー20の弧状面31に当接して、下側ラチェット解除
レバー20を軸33を中心に下動(左転)させ、下側
チェット解除レバー20の下動により後側ラッチ装置4
のラチェットをラッチより離脱させる。
【0013】同時に牽引回動片18に連結したワイヤー
34により凍結解除装置12の扉型レバー35を回転さ
せ、扉型レバー35で軸42を回転させ、軸42に固定
されている第一リンク43を図5で右回転させ、第一リ
ンク43に軸着されている第二リンク44で係合体40
の突起41を押すから、係合体40を左回転させ、係合
体40の段部39でストライカ37を押して、凍り付い
ているスライド扉2の後部を開扉させる。なお、後側
ッチ装置4のラチェットの離脱の方が、係合体40によ
るストライカ37の押しよりも僅かに早い。スライド扉
2の後部が開扉すると、車体側コネクターAと扉側コネ
クターBは外れて離脱してオフになり、正逆転駆動モー
ター14に対する通電は断たれ、受動ギヤ16、摺動回
動片19、回動片18はその場で停止する。しかし、ア
ウターハンドル5かインナーハンドル6を開扉操作する
と、上側復帰レバー21は図4で軸30を中心に左転
し、コロ29を押すので、摺動回動片19は下動し、そ
のピン25はクラッチ凹部26より抜けるから、摺動回
動片19と牽引回動片18は、扉型レバー35のバネ3
6により元に戻る。
【0014】
【発明の効果】前記公知のスライド扉は、厳寒地域で
は、凍り付いて、開扉できないことがある。
【0015】しかるに、本発明は、スライド扉2に、
扉するとフルラッチとなって前記スライド扉2を閉扉状
態に保つ後側ラッチ装置4と、正逆転駆動モーター14
及び該正逆転駆動モーター14により軸17を中心に回
動する牽引回動片18とを有する凍結解除駆動装置11
と、回転すると車体1側に固定のストライカ37を押圧
することで前記スライド扉2を前記車体1から開扉方向
に移動させる係合体40を有し前記後側ラッチ装置4と
は別個の凍結解除装置12とを設け、前記牽引回動片1
8と前記係合体40とはワイヤー34で直接又は間接的
に連結して前記牽引回動片18が回転すると連動して前
記係合体40も回転するようにした車両スライド扉の凍
結解除装置としたものであるから、正逆転駆動モーター
14により牽引回動片18を回動させて車体1側に固定
のストライカ37を開扉方向に押圧する係合体40を回
転させることにより開扉するようにしたので、凍結して
いても簡単に開扉できる特徴を有する。
【0016】また、前記正逆転駆動モーター14のスイ
ッチはアウターハンドル5に設けた車両スライド扉の凍
結解除装置としたものであるから、操作容易である。
【0017】また、前記凍結解除装置12は前記スライ
ド扉2の後側に設けた車両スライド扉の凍結解除装置と
したものであるから、開扉が確実である。
【0018】また、スライド扉2に、正逆転駆動モータ
ー14及び該正逆転駆動モーター14により軸17を中
心に回動する牽引回動片18及び後側ラッチ装置4のラ
チェットをラッチより離脱させる下側ラチェット解除レ
バー20とを有する凍結解除駆動装置11と、前記牽引
回動片18が回転すると連動して車体1側に固定のスト
ライカ37を開扉方向に押圧する係合体40を回転させ
る凍結解除装置12とを設け、前記牽引回動片18と前
記係合体40とはワイヤー34で直接又は間接的に連結
し、前記正逆転駆動モーター14で前記牽引回動片18
が回転するとまず前記後側ラッチ装置4のラチェットが
外れついで前記係合体40の回転により前記ストライカ
37を開扉方向に押圧するように構成した車両スライド
扉の凍結解除装置としたものであるから、前記係合体4
0の回転で前記ストライカ37を開扉方向に押すので、
簡単に開扉できる。
【0019】また、前記スライド扉2の前記正逆転駆動
モーター14は前記車体側の電源より車体側コネクタ
ーA及び扉側コネクターBを介して通電されるようにし
た車両スライド扉の凍結解除装置としたものであるか
ら、通電容易である。
【0020】また、スライド扉2に、正逆転駆動モータ
ー14と、該正逆転駆動モーター14で回転する駆動ギ
ヤ15と、該駆動ギヤ15と係合軸17で軸止した受
動ギヤ16と、該受動ギヤ16の前記軸17に軸止され
ている略短冊型の牽引回動片18と、該牽引回動片18
に対して摺動自在である摺動回動片19と、該摺動回動
片19に設けられ前記受動ギヤ16のクラッチ凹部26
に対して継脱し前記回動片18に対して係合するピン2
5と、後側ラッチ装置4のラチェットをラッチより離脱
させる下側ラチェット解除レバー20と、前記スライド
扉2に設けたアウターハンドル5かインナーハンドル6
を開扉操作すると回動して前記クラッチ凹部26に係合
している前記ピン25を離脱させる上側復帰レバー21
と、前記牽引回動片18が回転すると連動して車体1側
に固定のストライカ37を開扉方向に押圧する係合体4
0を回転させる凍結解除装置12とを設け、前記牽引
動片18と前記係合体40とはワイヤー34で直接又は
間接的に連結した車両スライド扉の凍結解除装置とした
ものであるから、閉扉のときの事故も防止できる。
【0021】また、前記凍結解除装置12には、バネ3
6の弾力に抗して回転する扇型レバー35を設け、該扇
型レバー35を介して前記係合体40は回転するように
した車両スライド扉の凍結解除装置としたものであるか
ら、係合体40の回転も容易である。
【0022】また、前記アウターハンドル5か前記イン
ナーハンドル6の開扉操作により前記上側復帰レバー2
1が回動して前記クラッチ凹部26から前記ピン25が
離脱すると、前記摺動回動片19及び前記牽引回動片1
8は前記扇型レバー35の前記バネ36の弾力により元
に戻るようにした車両スライド扉の凍結解除装置の構成
としたものであるから、摺動回動片19及び回動片18
の復帰も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライド扉の正面図。
【図2】要部全体の正面図。
【図3】凍結解除駆動装置の作動前の正面図。
【図4】凍結解除駆動装置の作動後の正面図。
【図5】凍結解除装置の作動前の状態図。
【図6】凍結解除装置の作動開始の状態図。
【図7】凍結解除装置の作動終了の状態図。
【図8】凍結解除装置の要部斜視図。
【図9】牽引回動片の正面図。
【図10】摺動回動片の正面図。
【図11】受動ギヤの正面図。
【符号の説明】
1…車体、2…スライド扉、3…前側ラッチ装置、4…
後側ラッチ装置、5…アウターハンドル、6…インナー
ハンドル、7…中継機構、8…チャイルドロック手動レ
バー、9…キーシリンダー、10…全開ストッパー、1
1…凍結解除駆動装置、12…凍結解除装置、13…金
属ベース、14…正逆転駆動モーター、15…駆動ギ
ヤ、16…受動ギヤ、17…受動ギヤの軸、18…牽引
回動片、19…摺動回動片、20…下側ラチェット解除
レバー、21…上側復帰レバー、22…突片、23…突
片、24…バネ、25…ピン、26…クラッチ凹部、2
7…長孔、28…弧状面、29…コロ、30…軸、31
…弧状面、32…コロ、33…軸着、34…ワイヤー、
35…扉型レバー、36…扉型レバーの復帰用のバネ、
37…ストライカ、38…係合溝、39…段部、40…
係合体、41…突起、42…軸、43…第一リンク、4
4…第二リンク、45…コロ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/06 B60J 5/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド扉2に、閉扉するとフルラッチ
    となって前記スライド扉2を閉扉状態に保つ後側ラッチ
    装置4と、正逆転駆動モーター14及び該正逆転駆動モ
    ーター14により軸17を中心に回動する牽引回動片1
    8とを有する凍結解除駆動装置11と、回転すると車体
    1側に固定のストライカ37を押圧することで前記スラ
    イド扉2を前記車体1から開扉方向に移動させる係合体
    40を有し前記後側ラッチ装置4とは別個の凍結解除装
    置12とを設け、前記牽引回動片18と前記係合体40
    とはワイヤー34で直接又は間接的に連結して前記牽引
    回動片18が回転すると連動して前記係合体40も回転
    するようにした車両スライド扉の凍結解除装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記正逆転駆動モー
    ター14のスイッチはアウターハンドル5に設けた車両
    スライド扉の凍結解除装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記凍結解除装置1
    2は前記スライド扉2の後側に設けた車両スライド扉の
    凍結解除装置。
  4. 【請求項4】 スライド扉2に、正逆転駆動モーター1
    4及び該正逆転駆動モーター14により軸17を中心に
    回動する牽引回動片18及び後側ラッチ装置4のラチェ
    ットをラッチより離脱させる下側ラチェット解除レバー
    20とを有する凍結解除駆動装置11と、前記牽引回動
    片18が回転すると連動して車体1側に固定のストライ
    カ37を開扉方向に押圧する係合体40を回転させる凍
    結解除装置12とを設け、前記牽引回動片18と前記係
    合体40とはワイヤー34で直接又は間接的に連結し、
    前記正逆転駆動モーター14で前記牽引回動片18が回
    転するとまず前記後側ラッチ装置4のラチェットが外れ
    ついで前記係合体40の回転により前記ストライカ37
    を開扉方向に押圧するように構成した車両スライド扉の
    凍結解除装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記スライド扉2の
    前記正逆転駆動モーター14は前記車体側の電源より
    車体側コネクターA及び扉側コネクターBを介して通電
    されるようにした車両スライド扉の凍結解除装置。
  6. 【請求項6】 スライド扉2に、正逆転駆動モーター1
    4と、該正逆転駆動モーター14で回転する駆動ギヤ1
    5と、該駆動ギヤ15と係合軸17で軸止した受動ギ
    ヤ16と、該受動ギヤ16の前記軸17に軸止されてい
    る略短冊型の牽引回動片18と、該牽引回動片18に対
    して摺動自在である摺動回動片19と、該摺動回動片1
    9に設けられ前記受動ギヤ16のクラッチ凹部26に対
    して継脱し前記回動片18に対して係合するピン25
    と、後側ラッチ装置4のラチェットをラッチより離脱さ
    せる下側ラチェット解除レバー20と、前記スライド扉
    2に設けたアウターハンドル5かインナーハンドル6を
    開扉操作すると回動して前記クラッチ凹部26に係合し
    ている前記ピン25を離脱させる上側復帰レバー21
    と、前記牽引回動片18が回転すると連動して車体1側
    に固定のストライカ37を開扉方向に押圧する係合体4
    0を回転させる凍結解除装置12とを設け、前記牽引
    動片18と前記係合体40とはワイヤー34で直接又は
    間接的に連結した車両スライド扉の凍結解除装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記凍結解除装置1
    2には、バネ36の弾力に抗して回転する扇型レバー3
    5を設け、該扇型レバー35を介して前記係合体40は
    回転するようにした車両スライド扉の凍結解除装置。
  8. 【請求項8】 請求項において、前記アウターハンド
    ル5か前記インナーハンドル6の開扉操作により前記上
    側復帰レバー21が回動して前記クラッチ凹部26から
    前記ピン25が離脱すると、前記摺動回動片19及び前
    牽引回動片18は前記扇型レバー35の前記バネ36
    の弾力により元に戻るようにした車両スライド扉の凍結
    解除装置。
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